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63 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 00:09:26.60 ID:fhxRd0RQ0 [1/2回(PC)]
BMI毎に被験者を4つのグループに分けて、投薬開始後の体重の増え方と
心疾患リスクや糖尿病リスクとの関係を調べましたという記事。

抗HIV薬を飲み始めると全体的に体重が増えているようだけど、
これは副作用の高脂血症の影響なのかな。

Weight gain on ART may raise risk of heart disease and diabetes
http://www.aidsmap.com/Weight-gain-on-ART-may-raise-risk-of-heart-disease-and-diabetes/page/2895035/

メルボルン開催の第20回国際エイズ会議で今週発表された
D:A:D研究からの調査結果によると、標準体重域にあり、
抗レトロウイルス療法(ART)の開始直後に体重が大幅に増加したHIV患者は、
心疾患や糖尿病に対するリスクが高いかも知れないという。

いくつかの観察研究―抗HIV薬の有害事象に関する
国際的な大規模情報収集(D:A:D)研究を含む―から、
HIV患者は心疾患や、糖尿病のような代謝疾患の割合の高いことが分かった。
しかし、HIV感染そのもの・(感染の)結果起きる炎症性または代謝性の変化・
抗レトロウイルス薬の毒性・その他の要因による
(心疾患や代謝疾患リスクへの)相対的な寄与はまだ十分に分かっていない。
HIV患者の多くはART開始後に体重が増加し、
このことが健康に悪影響を及ぼしている可能性がある。

シドニーのカービィ研究所のアミット・アチャラとその同僚らは
D:A:Dコホートにおける治療開始後の体格指数(BMI)の短期的な変化と、
その後の心疾患リスクや糖尿病リスクの関連を調べた。

コホート全体の5万人近い被験者中、今回の分析は
治療開始時に心疾患の既往歴がなく、治療開始前と開始1年後の
入手可能なBMIデータのある、初めてARTを開始した9321人の患者を含む。
(ART開始後)1年以内に心疾患または糖尿病を発症した患者は除外された。

被験者の4分の3は男性で、平均年齢はおよそ40歳であり
約5%に心疾患の家族歴があった。
ART開始前、6%が低体重(BMIが18.5未満)、64%が標準体重(18.5から24.9)、
23%が過体重(25以上)、6%が肥満(30以上)であった。

後者3グループではCD4 T細胞カウント数の中央値は約270 cells/mm3であった。
しかし低体重グループでは170 cells/mm3しかなく、
疾患がより進行していることを示していた。

全体的に見て3分の1の被験者が習慣的な喫煙者であり―より体重のある患者は
あまり喫煙しないようであったが―、約10%がC型肝炎ウイルスに重複感染していた。
予想通り、過体重・肥満の被験者は高血圧症であることが多いうえ、
糖尿病の既往歴を持つ傾向が強く、(その割合は)低体重患者での1.6%から
肥満(患者)グループでの6.8%に増加していた。

研究者たちは、心筋梗塞または心臓麻痺・脳卒中・心臓突然死、
そして冠動脈バイパス・血管形成のような
関連外科手術を含む複合心疾患エンドポイントについて考察を行った。
糖尿病の評価は診療記録や抗糖尿病薬の使用に基づく。
64 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 00:12:07.51 ID:fhxRd0RQ0 [2/2回(PC)]
概して被験者はART開始後に体重が増え、1年間の平均BMI変化は0.67だった。
体重増加は治療開始時に低体重(BMIが18.5未満)だった患者で最も大きく、
標準体重(18.5から24.9)または過体重(25以上)で開始した患者で中程度、
ART開始時に肥満(30以上)だった患者では比較的変化がなかった。

44,000人年近くの観察で合計97例、
1000人年あたり2.21の割合で心疾患イベントが発生した。
このうち、46例は心臓麻痺、33例は脳卒中、18例は侵略的処置であった。

心疾患イベント率(同様に1000人年あたり)は体重に伴って上昇した。
すなわち低体重グループで1.73、標準体重グループで2.13、
過体重グループで2.41、肥満グループで2.78であった。
人口動態やその他の因子を調整したところ、
標準体重グループではBMIの1単位(kg/m2)の増加は
18%の心疾患のリスク上昇と関連していた。
しかし低体重・過体重・肥満グループではリスクの著しい変化は見られなかった。

次に糖尿病については、治験登録時に
糖尿病に罹患していなかった9193人の被験者の間で合計125の症例、
1000人年あたり2.89の割合で新規イベントが発生した。
心疾患と同様に糖尿病を発現する可能性は体重に伴って上昇したが、
そのリスクはより急激に増加していた。すなわち各々の体重カテゴリーにおいて
1000人年あたり2.04、2.01、4.05、9.97であった。
その他の因子を調整したところ、全ての(体重)カテゴリーにおいて
BMIの1単位(kg/m2)の増加は約10%の糖尿病のリスク上昇と関連していた。

調査結果は、注射による薬物使用歴のある患者や、ART開始から1年後に
HIVウイルス量が検出限界未満(400 copies/ml未満)となった患者を除外した
感度解析でも同様であった。

「ART開始前のBMIが標準または一般的なレベルの患者では、
ART開始後の短期的なBMIの増加が
心疾患のリスク上昇と大きく関連しているかも知れない。
全てのグループでBMIの増加は糖尿病のリスクとも関連があった。」
と研究者たちは結論付けた。

その一方で彼らは次のように付け加えた。
「ART前にBMIの高かった患者では、
BMIの増加で心疾患のリスクはさほど変わらない。」

なお、BMIは腹部肥満や中心性肥満―これらは代謝性異常や心疾患と
最も強く関連している―を反映していないかも知れず、
また今回の研究は体重とは無関係に(心疾患や代謝疾患の)リスクへ
影響を及ぼす食生活や運動に関する情報にはアクセスしていなかった旨
彼らは言及している。

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