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1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 02:39:25.92 ID:9FT+Jscg0 [1/141回(PC)]
前スレ
ttp://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1321370503/
2 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 02:44:39.59 ID:9FT+Jscg0 [2/141回(PC)]

ピヨッピの家。


二階でラブ達はぐっすり眠っている。

一階に百希、青髭、ピヨッピが居た。

ピヨッピはルルッル様宛ての手紙を書いている。


ピヨッピ「プリキュアを連れてきたピヨっと」

青髭「・・・今日敵が動くであろうというのにお手紙で報告をしようとする
    これだからプリキュアの妖精は嫌アオ」
3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 02:51:02.34 ID:9FT+Jscg0 [3/141回(PC)]
ピヨッピ「大丈夫ピヨよ
      このお手紙は速達ピヨ」

青髭「ほう・・・速達ね・・・
    で、どれくらいで届くんだ?」

ピヨッピ「20分で届くピヨよ」

青髭「・・・速いね・・・うん・・・」

ピヨッピ「こうやって窓の外に投げると」


ピヨッピは手紙を紙飛行機に折って窓から飛ばす

すると一羽の鳥がそれを咥えて飛んでいった。


青髭「い、異文化コミュニケーションね」

ピヨッピ「じゃあピヨッピもお休みするピヨ」

青髭「お待ちなさい」

百希「・・・」
4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 02:55:54.90 ID:9FT+Jscg0 [4/141回(PC)]
ピヨッピ「えーピヨッピはもう眠いピヨ」

青髭「敵の情報とか祭壇の場所とか教えろよ!」

ピヨッピ「そんなの寝て起きてからでいいピヨ」

青髭「よろしくありませーん!!」

百希「・・・」

ピヨッピ「敵についてはわからんピヨ
     祭壇は鳥の国の南にある孤島にあるピヨ」

青髭「日蝕はいつ始まるんだよ?」

ピヨッピ「知らんピヨ」

青髭「あー!!お前ってー!!!本当にー!!!
    プリキュア5の妖精なんだからー!!!」
5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 02:59:53.42 ID:9FT+Jscg0 [5/141回(PC)]
ピヨッピ「ピーヒョロロロー・・・ピーヒョロロロー・・・」


青髭「あいつ、いびきまでイラつくぞ」

百希「・・・どうするんだ?」

青髭「そんなん言われてもー
    じゃあ百希と俺だけで単独行動する?」

百希「当てがあるならそれで構わんが
    私には何がなんだか理解できん
    どう動くべきかさっぱりわからん」

青髭「・・・だよねー」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:08:11.03 ID:9FT+Jscg0 [6/141回(PC)]
百希「そもそもルルッルとはなんだ?」

青髭「この国の長老様で予言者らしいよ」

百希「違う
    そいつは誰なんだ?」

青髭「・・・わかんねえけど」

百希「敵の目的もわからん
    時間が巻き戻ると言われてもピンとこん」

青髭「・・・日蝕で欠けた太陽の光が祭壇に降り注ぐとき
    祭壇に捧げられしもの、その時を回帰する・・・
    ま、言葉通りに受け取るならそうだろうね」

百希「・・・こころの大樹やインフィニティーほど価値あるものなのか?」

青髭「ない・・・だろうねー・・・」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:16:40.79 ID:9FT+Jscg0 [7/141回(PC)]
百希「若返りたいなどというつまらん願いなら
    放っておけばいいのではないか?」

青髭「・・・なんかの事象と組み合わさるとやばい気がするんだよねー」

百希「事象と組み合わさる?」

青髭「例えば闇の力の集合体であるジャアクキング
    この末裔として生まれたひかるを祭壇に捧げると
    下手をすればジャアクキング復活・・・」

百希「・・・」

青髭「ま、情報無さ過ぎるんだから考えても仕方ないけど・・・」

百希「・・・」

青髭「下手に敵を探っても警戒されるだけ
    速度では敵わない、逃げられたら終わり」

百希「・・・」

青髭「結局日蝕が起こっている数分の防衛戦だろ」

百希「・・・フンッ」
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:19:48.21 ID:9FT+Jscg0 [8/141回(PC)]
青髭「問題は戦力だよー・・・」

百希「私一人で十分だ」

青髭「お前さっきピヨッピ相手にボコボコにされてただろ!!」

百希「・・・」

青髭「・・・その目をやめなさーい!」

百希「・・・」

青髭「あー、気に入らないから目を逸らす感じ!?
    そんなレディになっちゃいけないよ!いけないんだよー!」
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:27:46.66 ID:9FT+Jscg0 [9/141回(PC)]
百希「貴様の耳では聴こえんのか?」

青髭「・・・?」


耳を澄ます。何も聴こえないと思った矢先、響いたのは鳥の鳴き声だった。

二階で、ラブ達を起こす祈里とせつなの声も聴こえた。


青髭「・・・何事?」

百希「悠長に構えていたのが仇となったな
    どうやら先手を取られた」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:34:54.10 ID:9FT+Jscg0 [10/141回(PC)]
祈里「なんか鳥の声がやべー!!」
せつな「オカリナの音が聴こえる!!」


二階から降りてきた二人の言葉が重なった。


青髭「わかんね!!一人ずつ喋れ!!」

ダーク「スイッチ・オーバー・・・!」バサッ

青髭「あっ!ちょっと待てって!!」


青髭が祈里とせつなに気を取られた間に

百希はプリキュアに姿を変えて窓から飛び出ていた。


青髭「あーもう!!!思い通りになんねえな!!!!!」


青髭もダークを追って窓から飛び出す。


美希「眠いんだけど
    ・・・えー、何?緊迫した感じ?」

祈里「・・・」
せつな「・・・」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:40:12.17 ID:9FT+Jscg0 [11/141回(PC)]
外へ出た青髭はすぐに異常に気づいた。

さえぎる物もない太陽の直下にある鳥の国

当然、日光はそのまま地面へと到達する。

しかし、今は翳っている。

空に視線を移す青髭。


青髭「わー・・・」


おびただしい数の黒い塊が飛んでいた。
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:44:33.57 ID:9FT+Jscg0 [12/141回(PC)]
逆光のため黒く見える塊を注意深く観察する。

怪鳥の群れだった。


青髭「あーあー、あーあー・・・」


怪鳥の群れは片翼しかない黒い塊を順番待ちに啄ばんでいる。


青髭「お前今日良いとこ無しだなダーク!!!」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:49:55.64 ID:9FT+Jscg0 [13/141回(PC)]
ピヨッピの家から赤青黄色の発光が漏れる。


ベリー「ブルーのハートは希望の」

青髭「うるせえええええええええええええええええ!!!!!!!!」

ベリー「見得くらいくらい切らせてよ!!」

青髭「あれ見ろー!!!」


ベリーは眩しそうに手をかざしながら上空を見る。

何が起こっているか理解できるまで少し時間がかかった。


ベリー「ダーーーークーーー!!!!!!!」

パイン「・・・あいつ噛ませっぽくなってきたなー」

パッション「・・・集団行動ができないのね」

青髭「・・・」
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 03:55:38.95 ID:9FT+Jscg0 [14/141回(PC)]
ベリー「こうしちゃいられない!!チェインジ!!!」

青髭「・・・」

Aベリー「待っててねダーク!!
      今助けてあげる!!!」


エンジェル形態へとチェンジし飛び立とうとするベリー。その髪を青髭が掴んだ。

引っ張られ、バランスを崩して地面に落ちるベリー。

勢いを殺しきれず一度宙に浮かび落ちる青髭。


ベリー「・・・・・・」
青髭「・・・・・・」

パッション「はっきり言って、悪いのだけど
       あなたたちのコント、笑えないわ」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:00:51.10 ID:9FT+Jscg0 [15/141回(PC)]
Aベリー「何すんのよ!!?」

青髭「・・・・・・」


青髭は震える指で一方を指す。

路地に怪鳥が入り込んでいた。


Aベリー「パイ」
パイン「・・・」


目前に迫った敵の片付けを頼もうと呼んだ、パインが自分と背中合わせになった。

一路しかない路地、その反対側からも怪鳥がにじり寄っていた。


Aベリー「挟み撃ちってわけね」

青髭「ピーチは?」

パッション「起きなかったわ」

青髭「もうお寝坊さんだなー///
    可愛いなー///」

パッション「・・・」
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:05:19.25 ID:9FT+Jscg0 [16/141回(PC)]
一羽の怪鳥が一歩前へ出た。

様子見として突っ込んでくる気だろうか。


パッション「・・・」


体系の割には小振りの羽を何度か羽ばたかせる。

怪鳥の身体が宙へ浮いた。
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:16:45.83 ID:9FT+Jscg0 [17/141回(PC)]
パッション「(おかしいわ・・・
        ダークのスピードを簡単に凌駕できる飛行能力
        それに加えて目の前にいるのは大群)」

青髭「(なんで様子見なんかする必要ある・・・?
     地形か・・・?)」

パッション「(・・・おそらくこいつらは・・・
        スピードを活かすために、十分なスペースを必要とする
        それができないから警戒している)
       だったら!!」


意を決して突進してくる怪鳥。

その顔面にパッションが蹴りを合わせる。

蹴りがクリーンヒットし、ぶっ飛ばされた怪鳥は仲間を何人か巻き込んで墜落した。


青髭「ひゅ~・・・さっすがー!」

パッション「当然よ」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:22:52.18 ID:9FT+Jscg0 [18/141回(PC)]
怪鳥の群れは更に警戒を強めたのか

それともビビッたのか、固まって動かなくなった。


青髭「・・・と、言うか、オカリナの音って何?」

パッション「オカリナの音よ」

Aベリー「あんた聴こえないの?」

青髭「ごめんね!!伝説の戦士じゃなくてさ!!!」

パイン「そういやこの音、変身するまで聴こえなかったな」
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:29:06.10 ID:9FT+Jscg0 [19/141回(PC)]
パッション「まずオカリナの音が聴こえた」

青髭「うんうん、ダークもそれっぽいこと言ってた」

パッション「その後、鳥が鳴き始めた」

パイン「この声がヤベーぜ
     同じ言葉しか使ってねー」

青髭「・・・じゃ、オカリナの音で操られてる系?」

パッション「でしょうね」

青髭「・・・じゃ、あろうことか伝説の戦士キュアパッションが
    操られている可哀相なか弱き一般市民の顔面蹴り飛ばした系?」


パッションが青髭の腹部を叩く音。


青髭「・・・あってはならん・・・!・・・あってはならん・・・!」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:38:04.49 ID:9FT+Jscg0 [20/141回(PC)]
ピヨッピ「何ピヨ・・・騒々しいピヨなー」


ピヨッピが自宅から出てくる。

怪鳥がプリキュアを取り囲んでいる状況を把握した。


ピヨッピ「何事ピヨー!!!?」

ベリー「はー・・・」


ピヨッピは怪鳥の群れの中にある人物を見つける。


ピヨッピ「ボウさ・・・ピヨ・・・」

パッション「いけない!!耳を塞ぎなさいピヨッピ!!!」
21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:41:56.79 ID:9FT+Jscg0 [21/141回(PC)]
青髭「その音って妖精にも効果あんの!?」

パッション「わからないけど・・・!」

ピヨッピ「ピヨー!!!!」


煙に包まれるピヨッピ。

次の瞬間、煙を吹き飛ばして現れたときは、飛行モードのピヨッピだった。


青髭「げぇ!!」

パッション「耳を塞ぎなさいと言ったのに!!!」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:48:55.98 ID:9FT+Jscg0 [22/141回(PC)]
巨大な鳥が四人に突っ込み、直角にも近い軌道で飛翔する。


パッション「5の妖精とはいつもこんな感じなのかしら?」
青髭「ど、どうだろ」


パッションは青髭を抱えて突進をかわしていた。


パイン「・・・ちょちょちょ!!!」


避けた方向が悪かったパインは怪鳥に囲まれている。


青髭「ベリー?」

Aベリー「あーーーーれーーーー!!!」
ピヨッピ「ピヨー!!!!!」


ベリーはピヨッピの右翼の付け根に引っかかった状態で空へと誘われていた。


青髭「・・・あいつは無視の方向で」

パッション「珍しく気が合うわね」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/17(木) 04:51:11.99 ID:1AeetCzi0 [1/1回(PC)]
久しぶりに見た
24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 04:57:16.42 ID:9FT+Jscg0 [23/141回(PC)]
Aベリー「なんとかして、この状態から抜け出さないと!」


抵抗を試みるベリーが偶然見たのは、啄ばまれているダークの姿。


Aベリー「・・・もしここで自由になったら、ああなっちゃうわけ?」


周辺に目を配る。すでに取り囲まれている。

怪鳥達は目を光らせていた。


Aベリー「ピヨッピ元に戻って!!!
      あんただけが頼りなのよ!!!」

ピヨッピ「ピヨー!!!!!」
25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:03:15.80 ID:9FT+Jscg0 [24/141回(PC)]
パッション「なんで私があなたのお守りをしながら戦わなきゃならないの!!」

青髭「仕方ないでしょ!!俺は手をはなせば死んでしまう赤ちゃんみたいなものだよ!!」

パッション「死ぬ覚悟はある?」

青髭「ない!!!」


足手まといを抱えてしまったパッションは

アカルンを駆使しても防戦一方だった。


パイン「・・・ど、どうすんだよこの状況・・・」
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:08:38.34 ID:9FT+Jscg0 [25/141回(PC)]
パイン「ラブは使えねーし、ベリーはアホだし、パッションはダメ人間の世話してっし
     ダークはアレだし・・・、俺か!?」


迫り来る怪鳥をいなしながら、パインは打開手段を考える。


パイン「オカリナの音が止まらない限りは・・・
     止めに行くべきか・・・」


不意にポシェットが光った。

中からキルンが飛び出てくる。


キルン「キィ!」

パイン「あ、ああ・・・」
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:14:13.13 ID:9FT+Jscg0 [26/141回(PC)]
キルン「キキキキキキキキキキ、キィ!」

パイン「わ、わかんね」

キルン「キィ?」


身振り手振りで何かを伝えようとしているキルンだが

状況が状況なだけにじっと見ている余裕はない。

するとキルンはポシェットにガンガン体当たりを始めた。


パイン「・・・キュアスティックか?」

キルン「キィ!!」


正解と言わんばかりにパインの顔面に飛びつく。


パイン「前が見えねー前が見えねー!!!
     死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:22:50.92 ID:9FT+Jscg0 [27/141回(PC)]
怪鳥は連携しながら突撃してくる。

一匹目を身体を捻らせ避けたタイミングでポシェットからリンクルンを取り出し

二匹目の肩に蹴りを入れたタイミングでキルンを装填する。

怪鳥の肩を足場にスペースに飛び出すタイミングでローラーを回した。


パイン「パインフルートは鈍器じゃねー!!」


陣形を整え、連なり向かってくる怪鳥。

形状が形成される刹那を見切って振り下ろす。

先頭に居た怪鳥の脳天にパインフルートが叩きつけられた。


キルン「キィ・・・」

パイン「・・・ん?ちげーのか?」
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:31:34.55 ID:9FT+Jscg0 [28/141回(PC)]
キルン「キキキキキキキキキキキ、キィ!!」

パイン「・・・技か!?」

キルン「キキキキキキキキキキキキキキ、キィ!!!」

パイン「吹くのか!?」

キルン「キィ!!」


キルンの意図をなんとか理解したパインは、フルートに口をあてる。

オカリナの音を打ち消すように綺麗な音色が響いた。


パッション「パイン?」

青髭「なんか今日のパインきめえ・・・」
30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:39:22.96 ID:9FT+Jscg0 [29/141回(PC)]
一気に怪鳥の動きが鈍った。

同時にピヨッピも我に返る。


ピヨッピ「ピヨ!!?ピヨヨ~ウ?」

Aベリー「正気に戻ったの!?」

ピヨッピ「何を言ってるピヨ?
      ピヨッピは元々正気ピヨよ」

Aベリー「あんたは!!
      いいから、ダークのとこまで飛んで!!!」

ピヨッピ「へーいピヨ・・・ピヨヨウ!!!?」


怪鳥がピヨッピ目掛けて攻撃を仕掛けてきた。


ピヨッピ「あっぶないピヨー!!!」

Aベリー「完全に洗脳が解けたってわけじゃないんだ」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:43:30.21 ID:9FT+Jscg0 [30/141回(PC)]
青髭「お前、ラブとダークどっちがいい?」

パッション「決まりきったことを訊くのね?」

青髭「じゃあ俺がダークのとこ行くから
    ラブはゼッテお前が責任持てよ!!」

パッション「あなたに言われるまでもないわ
       アカルン!」


青髭だけが赤い光に包まれ、その場から消える。

パッションはエンジェル形態にシルエットチェンジし

ピヨッピ宅二階の壁を蹴破り侵入していった。
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:47:00.78 ID:9FT+Jscg0 [31/141回(PC)]
青髭「ダーク!」

ダーク「はなせ!!!」


ダークの背後にワープした青髭が腰元にしがみ付く。

先ほどまでの猛撃に気が動転していたのか、それが青髭だと気づいていなかった。


青髭「落ち着けって!!俺だ!」

ダーク「き、貴様か・・・いやはなせ!!!」

青髭「「いや」って・・・「いやはなせ」って・・・」
33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:53:29.29 ID:9FT+Jscg0 [32/141回(PC)]
青髭はこちらに向かってきているベリーとピヨッピに気づく

腕を振り、止まるよう示唆した。


Aベリー「・・・?」
ピヨッピ「ピヨヨ~ウ?」

青髭「お前は祭壇に行け!!!
    ダークと俺はオカリナの音のする場所へ行くから!!!」
ダーク「・・・」


ベリーは手を振り返した。


Aベリー「ピヨッピ、祭壇のとこまで飛んで」

ピヨッピ「わかったピヨ!」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 05:58:34.45 ID:9FT+Jscg0 [33/141回(PC)]
パイン「いいいいーーー!!!!」


パインはフルートを吹きながら逃走していた。

フルートを吹いている間両手は塞がっている。

これでは戦うことも満足にできない。

しかし吹くことをやめることもできない。


Aパイン「チェイーンジッ!!!」


エンジェルに変身し、地面スレスレの低空飛行。

追われるまま森へと入ってしまった。
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:04:00.48 ID:9FT+Jscg0 [34/141回(PC)]
パッション「起きてラブ」

ラブ「ZZZ...ZZZ...」

パッション「・・・」

ラブ「ZZZ...ZZZ...」

パッション「こんな状況でも動じないなんて
       さすがね・・・」


蹴破ってできた壁の穴から怪鳥が入ってくる。


パッション「アカルン・・・誰も居ない場所へ」


ラブとパッションは赤い光に包まれワープしていった。
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:11:41.29 ID:9FT+Jscg0 [35/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


青髭「てかさー・・・ダークが一番強いんだよー・・・」

ダーク「それがどうした?」

青髭「なんでそのダークさんが一番ピンチなんですか!!ヤダー!!!!」


ダークと青髭は激しい追撃の中にいた。

怪鳥は妖精の飛行モードより遅いものの

それでもダークと同じスピードで、ピタリと後をついてきている。

少しでも減速すれば先ほどと同じ結果になるだろう。


ダーク「やれやれ相性の悪い相手とはいるものだな」

青髭「・・・」

ダーク「パワーなら勝っている」

青髭「負け惜しみー!!!」
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:24:38.00 ID:9FT+Jscg0 [36/141回(PC)]
ダーク「気づいているか?」

青髭「お前が使えない糞プリキュアだったってことなら
    ピヨッピにボコされたとき重々理解したよ!!」

ダーク「太陽が欠けている」

青髭「・・・」


空を見上げる。

既に太陽は月で隠れ始めていた。


青髭「確かここは自転してなかったよな?
    だとすると完全に日蝕するまで・・・あと・・・1時間程度か・・・」

百希「52分だ
    失敗したな」

青髭「・・・大丈夫だ
    祭壇にはベリーを行かせてある」

百希「信用できたものではないがな」

青髭「お前よりは使えるよバカ!!」
38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/17(木) 06:28:12.47 ID:tyoJDfno0 [1/1回(PC)]
半年ぶりくらいな気がするわ
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:34:59.29 ID:9FT+Jscg0 [37/141回(PC)]
青髭「とりあえず追っ手を振り切らないと」

ダーク「・・・」


青髭は前方にある崖を見る。

無数の穴が開いていた。


青髭「鍾乳洞っぽいな
    ダーク、一旦あの中へ逃げ込め」

ダーク「・・・」


ダークと青髭は岩の穴へと進入していった。

それを見た怪鳥は動きを止め、引き返していった。
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:38:05.83 ID:9FT+Jscg0 [38/141回(PC)]
青髭「バカ!!入りすぎだろ!!!」

ダーク「・・・」


ダークは急停止して青髭を振り落とす。

岩でできた壁に叩きつけられる青髭。


青髭「もっと丁寧に扱えバカ!!!」

ダーク「バカバカ言うな!!!」

青髭「・・・」

ダーク「・・・フンッ」

青髭「・・・なにこの子・・・Kawaii///」
41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:43:01.98 ID:9FT+Jscg0 [39/141回(PC)]
青髭「あいつらは狭い空間だと極端に弱体化するんだよ
    この地形なら勝つる!!」

ダーク「なるほど」

青髭「さあどっからでもかかってこい!!!」


静かな洞窟内で青髭の声が反響した。

おそらくここにいるのは自分達だけだろうと、理解できるほどの静けさ。

足音などどこからも聞こえてこない。


青髭「・・・」

ダーク「・・・」

青髭「あの・・・追っ手は?」

ダーク「居ないようだな」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:46:39.61 ID:9FT+Jscg0 [40/141回(PC)]
青髭「ビビらせやがって・・・
    出ようぜダーク!」

ダーク「・・・」


ダークと青髭は出口に向かい真っ直ぐ歩き始めた。



・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


Aパイン「クソッタレー!!!」


パインは未だ逃走を続けていた。


Aパイン「どうすりゃいいんだよー!!!」
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 06:51:55.21 ID:9FT+Jscg0 [41/141回(PC)]
怪鳥「ギャー!!ギャー!!」

Aパイン「素敵///素敵だけど///」


一匹の怪鳥がパインに身体をぶつける。

体勢を崩したパインの身体が地面に当たり、数度地面に叩きつけられた。


Aパイン「やりやがったな!!!」


まだ勢いが死にきっていないが、何とか地に足をつけ踏ん張る。

地面を削ったような2本の線がパインの足へと伸びていた。
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:00:06.83 ID:9FT+Jscg0 [42/141回(PC)]
パインは収縮した身体を一気に伸ばし飛び出す。

身体をぶつけてきた怪鳥を殴り飛ばした。

怪鳥は木に叩きつけられ気を失った。


Aパイン「一匹!!」


追ってきていた怪鳥は一旦動きを止め陣形を組み直し

木々の隙間から空へと飛び上がった。

しばらく円を描くように旋回していたかと思うと

バラバラに色々な角度から降下してきた。


Aパイン「カッコ良過ぎる!!!
      って、おおおわああああああああーーー!!!!!!」
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:08:18.27 ID:9FT+Jscg0 [43/141回(PC)]
それは巨大な弾丸のようなものに思えた。

パインがいくら攻撃をかわしても

怪鳥はその速度で再び上空へと昇り降下してくる。

絶え間なく続く攻撃に、もはやパインの成す術がなくなっていた。


パイン「やべ・・・ッ!!」


一匹の怪鳥の嘴がパインの肩に突き刺さった。

それから、何度か攻撃を貰ったかはわからない。

仰向けに倒れたパインは広がる空を見る。太陽が少し欠けていた。
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:24:05.67 ID:9FT+Jscg0 [44/141回(PC)]
そのとき、そこにいる怪鳥のどれとも違う鳴き声が響き渡った。


Aパイン「・・・」


大きな黒い鳥だった。

黒い鳥は怪鳥の群れを突っ切って列を乱す。

怪鳥は、突如現れた黒い鳥を追うが、スピードが段違いだった。

誰も黒い鳥に近づくことができない。

黒い鳥は数匹の怪鳥を墜落させ、その後、一段と大きな声で鳴いた。

その声に怯えた怪鳥は次々と逃げ帰っていった。


Aパイン「なんだあれ・・・カッケー・・・」
47 : </b>忍法帖【Lv=1,xxxP】<b> [] 投稿日:2011/11/17(木) 07:28:59.16 ID:nLDUsFyaO [1/1回(携帯)]
おっぱい
48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:33:37.49 ID:9FT+Jscg0 [45/141回(PC)]
舞い降りた黒い鳥は人間の姿へと形状を変える。


サク「・・・」

Aパイン「・・・」

サク「どんなのかと思ったら
   なっさけねー羽してやがんな」

Aパイン「・・・」

サク「・・・何か言い残すことはあるか?」

Aパイン「・・・」

サク「・・・」

Aパイン「・・・飛び方教えてくれよ」
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:34:59.84 ID:9FT+Jscg0 [46/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


青髭「・・・」

ダーク「・・・」

青髭「ででででで出口どこだよ!!!!!」

ダーク「うるさい!!!」


ダークと青髭は洞窟内で迷子になっていた。
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:37:19.41 ID:9FT+Jscg0 [47/141回(PC)]
青髭「お前が!!お前が入り込み過ぎるから悪いんだ!!!」

ダーク「過ぎたことを愚痴愚痴と・・・」

青髭「うー!!!」

ダーク「・・・」

青髭「なんとかしなさい!!!」

ダーク「・・・こっちだ」

青髭「根拠あるんだろうな!!!」
51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:40:00.94 ID:9FT+Jscg0 [48/141回(PC)]
ダーク「私は貴様らとは出来が違うのでな」

青髭「うん・・・」

ダーク「風の流れを感じ取れば
     出口を探ることなど容易い」

青髭「よし、こっちだな!」

ダーク「・・・」

青髭「黙るなよ!!」

ダーク「・・・」ツカツカ

青髭「待てよ!!」
52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:43:44.80 ID:9FT+Jscg0 [49/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


ラブ「ええっ!!私が寝てる間にそんなことになってたの!!?」

パッション「ええ」

ラブ「なんで起こしてくれなかったの!?」

パッション「・・・」

ラブ「・・・」

パッション「あなたが起きなかったのよ!!」

ラブ「・・・ごめ・・・そーだったんだ・・・」
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:49:17.67 ID:9FT+Jscg0 [50/141回(PC)]
ラブ「それでみんなは!?」

パッション「ベリーは祭壇に向かうよう言われていたけど
       他はどうしているかわからないわ」

ラブ「そっか、ダーリン大丈夫かな?」

パッション「ヒゲならダークと行動しているはずだから一番安全圏よ」

ラブ「ダークか、だったら大丈夫だね!」

パッション「おそらく一番危ないのはパインね
       まずアカルンでパインと合流しましょう」

ラブ「・・・」

パッション「・・・」

ラブ「あああ、あ、う、うん!そうだね!!」

パッション「嫌なの?」
54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:53:43.31 ID:9FT+Jscg0 [51/141回(PC)]
ラブ「え!?全然イヤじゃないよ!!」

パッション「呆れた・・・
       ケンカをしていて決まりが悪いからと言って
       それはよくないわ」

ラブ「あ・・・うん・・・そだよね・・・」

パッション「尋ねたかったのだけど
       なぜあんな強引な勧誘をしたの?」

ラブ「だ、だーってみんなでやった方が楽しいし・・・」

パッション「ホントにそれだけ?」
55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 07:58:13.67 ID:9FT+Jscg0 [52/141回(PC)]
ラブ「・・・」

パッション「ちゃんと言いなさい」

ラブ「・・・ラビリンスとの戦いが終わってから
   ぶっきー変だもん・・・」

パッション「・・・」

ラブ「ちちち違うよ!!
   変わっちゃったのが嫌なわけじゃないんだよ!!
   なんか距離を取るようになったって言うか・・・」

パッション「・・・」

ラブ「余所余所しいっていうか・・・
   前みたいにしたいんだけどなーって・・・」

パッション「(言うべきかしら・・・)」
56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:04:36.93 ID:9FT+Jscg0 [53/141回(PC)]
ラブ「・・・」

パッション「(でも私の口から伝えていいものかしら・・・
        あのデリカシーが欠片もない
        ヒゲでさえ躊躇っているというのに・・・)」

ラブ「・・・」

パッション「(問題は、ラブがこうなのに
        ぶっきーは今の状況に満足しているということね・・・)」

ラブ「・・・」

パッション「・・・思い切って本人にそれを伝えてみたらどうかしら?」

ラブ「ぅえ?」

パッション「そうね、それが一番いい気がするわ
       今から伝えに行きましょう」

ラブ「ぅえええっ!!!今から!!!?」
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:08:55.87 ID:9FT+Jscg0 [54/141回(PC)]
パッション「そう思っているなら
       回りくどくダンスに誘うよりちゃんと訊くべきよ」

ラブ「そ、そっかなー?」

パッション「私の知っているラブなら思ったことはちゃんと伝えるわ」

ラブ「・・・」

パッション「・・・」

ラブ「そ、そうだよね・・・うん!
   わかったよ!思い切って本人に伝えてみる!」

パッション「さすがラブね!」
58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:15:31.91 ID:9FT+Jscg0 [55/141回(PC)]
パッション「じゃあパインのところへ行――」

ラブ「・・・?」


二人の間を大きな塊が通り過ぎ、強風が巻き起こった。


せつな「なにッ!?」

ラブ「せ、せつな変身が!!」


強制的に変身が解除されている。

通り過ぎた塊を目で追うと、一匹の怪鳥がリンクルンを奪って飛んでいた。
59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:22:18.62 ID:9FT+Jscg0 [56/141回(PC)]
イース「アカルンが・・・スイッチ・オーバー!」

ピーチ「チェインジ!!」


二人が臨戦態勢となる。


イース「ピーチ!乗って!!」


イースがピーチの横で脚を大きく振りかぶる。

ピーチは小さくジャンプし蹴り出された脚の上に着地した。

蹴りの勢いを利用し飛び上がったピーチは、一瞬で怪鳥の目前へと迫る。
60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:27:56.54 ID:9FT+Jscg0 [57/141回(PC)]
ピーチ「アカルンとリンクルンを返して!!」


突き出された拳を、怪鳥はフワリと避けた。

まるで動作から繰り出される空気の流れに乗るようにいとも簡単に。


イース「・・・あの怪鳥・・・他のと違う!」


怪鳥は首をしならせ、ピーチに嘴を叩きつけた。


ピーチ「アッター!!」

イース「ピーチ!!」
61 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:40:38.69 ID:9FT+Jscg0 [58/141回(PC)]
怪鳥「ギャー!!!」


怪鳥が一鳴きしたかと思うと

イースの背後から無数の怪鳥が現れる。


イース「しま・・・!」

ピーチ「せつな!!」


何匹かからは逃れたものの、イースは絡めとられるように

連れ去られてしまった。

怪鳥はピーチを見下ろし一鳴きし飛び去っていった。

ピーチ、キュアエンジェルのシルエットへ変身し上方へ飛び上がる。

視線の先には、鳥の国に来たときに見た古城があった。


Aピーチ「せ、せつな・・・」
62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:44:36.40 ID:9FT+Jscg0 [59/141回(PC)]
Aピーチ「た、助けに行かないと・・・!」

Aピーチ「みんなはどこにいるんだろ・・・」

Aピーチ「ベリーは祭壇にいるって言ってたけど・・・」

Aピーチ「祭壇ってどこ・・・?」

Aピーチ「・・・」

Aピーチ「ううん!行くしかない!!」


覚悟を決めたピーチは古城に向かって羽ばたいていった。
63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:48:25.66 ID:9FT+Jscg0 [60/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・



祭壇。


Aベリー「手薄っていうか、ノーガードね」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ?」


孤島には祭壇しかなかった。

草木が少し生えている程度で他には何もない。
64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 08:53:42.97 ID:9FT+Jscg0 [61/141回(PC)]
ベリーは祭壇から見える鳥の国の古城を眺める。


Aベリー「あのお城って何?」

ピヨッピ「悪い王様が住んでたお城ピヨよ」

Aベリー「ピヨッピ達のような妖精を奴隷として使っていた怪鳥だっけ?」

ピヨッピ「そうピヨ
     今は誰も使ってないピヨ」

Aベリー「なんで?縁起悪いから?」

ピヨッピ「知らんピヨー!」

Aベリー「あ、あっそ・・・」
65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:02:13.87 ID:9FT+Jscg0 [62/141回(PC)]
Aベリー「あたしの仕事は、ここの防衛・・・」


ベリーはその場に座る。

見上げると1/5程度太陽が隠れていた。


Aベリー「・・・くるなら来なさい!!」

Aベリー「でも、できれば来ないで!!」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」

Aベリー「・・・てか、暇ね~・・・
      ピヨッピ、なんか面白い話な~い~?」

ピヨッピ「えーっとー・・・
      一度入ると二度と抜け出せんと言われる砂肝の洞窟の話があるピヨよ」

Aベリー「す、砂肝・・・?」
66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:06:42.01 ID:9FT+Jscg0 [63/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


青髭「風を感じれば出られるんじゃなかったんですか!!!?」

ダーク「・・・チッ、いちいちうるさいやつだな貴様は!!」

青髭「まぁ、ダークさんに風をよむなんて繊細な作業任せたのが間違いだったね
    俺が風をよむよ」


青髭が指先に舐め、湿った指先で風の流れをよむ。


青髭「こっちだ」

ダーク「そっちは今来た道だ」

青髭「///」
67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:10:05.75 ID:9FT+Jscg0 [64/141回(PC)]
青髭「冷静になろう」

ダーク「貴様が言うのか・・・」

青髭「(こいつ驚いたときの顔がムーンライトと全く同じだな)」

ダーク「・・・」

青髭「お前のセンサーってたぶんバッチリじゃん
    それでなんで出れないの?」

ダーク「風の流れが変わるからだ」

青髭「・・・」
68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:17:31.82 ID:9FT+Jscg0 [65/141回(PC)]
青髭「(結構入り口があったもんな・・・
    風が入り乱れてんのかな?)」


ダークは壁の岩に手をあてる。

暗くてわからなかったが隙間のようなものがあることに気づいた。

隙間に指を入れてみる。指先が隙間の向こう側にある岩に当たった。


ダーク「どういう構造だ・・・」


青髭はダークを見習い足元の岩に触れる。

そこにも隙間があった。


青髭「ま・・・マジキチ・・・」
69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:26:53.93 ID:9FT+Jscg0 [66/141回(PC)]
青髭「ここって岩が集まってできてんだね」

ダーク「人工物か?」

青髭「じゃない」

ダーク「・・・こう風通しが良くてはどうにもならんな」

青髭「・・・ハッハッハッ、め、迷路と同じ原理だ
    か、壁に手を当て沿って歩き続ければ脱出は可能だ」

ダーク「それで日蝕までに間に合うのか?」

青髭「シャーラー!!それしか方法がねえんだから口答えするな!!」

ダーク「フンッ・・・それでどっちに歩いてみるんだ?」

青髭「・・・だ、ダークが決めなさい」

ダーク「断る」
70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:31:08.31 ID:9FT+Jscg0 [67/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


サクはパインの身体をまじまじと眺めていた。


Aパイン「おお・・・なんかエロいぞ///」

サク「構造的欠陥だな」

Aパイン「あん?」

サク「その情けない羽とひ弱そうな筋力でどうやって飛んでんのか
    理解できねーな」

Aパイン「お、俺だって知らねーよ」
71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:37:53.40 ID:9FT+Jscg0 [68/141回(PC)]
サク「お前に飛び方教えるとか時間の無駄だっての」

Aパイン「あーあー、そーですかー」

サク「というわけだ、死んでくれ」

Aパイン「死にたくねーよ!」

サク「じゃ変身アイテム渡せ」

Aパイン「・・・」

サク「そういう約束だろ」

Aパイン「いやまだ後生の頼みきいてくれてねーだろ!」

サク「お前が俺みたいに飛ぶのは無理だって教えてやっただろ」

Aパイン「ぐぬぬ・・・!」
72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:41:56.75 ID:9FT+Jscg0 [69/141回(PC)]
サク「いいか、鳥ってのは風に乗って飛ぶんだよ
    こうギューンッ!ってよ~!」

Aパイン「抽象的過ぎてわかんねー」

サク「じゃ、無理だ、才能もねぇ」

Aパイン「ぐぬぬ・・・!」

サク「ギューンッ!!」


サクが腕を広げて走っていく音。


Aパイン「・・・お前よくわかんねー・・・」
73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:46:57.24 ID:9FT+Jscg0 [70/141回(PC)]
サク「俺がただ走ってるだけだと思ってんのかよ」

Aパイン「もしかしてそれがコツなのか!?」

サク「ヒントはいろ~んなとこに散りばめられてるぜ」

Aパイン「おっ!おっ!ギューンッ!!」


パインが腕を広げて走る。


サク「これはただ走ってるだけだけどな」

Aパイン「・・・」


パインが膝をつき地面を叩く音。
74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:52:44.58 ID:9FT+Jscg0 [71/141回(PC)]
Aパイン「お前が祭壇の力狙ってる敵なんだよな?」

サク「なんで?」

Aパイン「ピヨッピが言うに黒い鳥がどーたらこーたら」

サク「おいおい、この鳥の国に黒い鳥なんて腐るほどいるぜ」

Aパイン「マジで?」

サク「三人くらい」

Aパイン「腐るほどいねーじゃねーか!」

サク「ちなみに俺がピヨッピの言う黒い鳥でもあるぜ(キリッ」

Aパイン「・・・」

サク「あー、うぜぇ」

Aパイン「なんでだよ!!
      反応してやらなかったからか!!?」
75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:55:00.84 ID:2MIRW/drO [1/1回(携帯)]
へぇ
76 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 09:57:28.92 ID:9FT+Jscg0 [72/141回(PC)]
Aパイン「お前祭壇の力で何するつもりなんだよ?」

サク「ドリームコレット元に戻すんだよ」

Aパイン「ドリームコレット・・・?
      ああ、なんでも願いを叶えてくれる小箱か」

サク「それそれ」

Aパイン「復活させたあとどうすんだよ?」

サク「・・・」

Aパイン「・・・」


サク「ギューンッ!!」


Aパイン「・・・」
77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:00:36.11 ID:9FT+Jscg0 [73/141回(PC)]
サク「・・・姉さんを生き返らせんだ」

Aパイン「姉さん?」

サク「ハデーニャ姉さん」

Aパイン「・・・」

サク「殺した相手を覚えてもねーのかよ・・・」

Aパイン「・・・マジで知らん」

サク「・・・」

Aパイン「・・・マジだって!!」
78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:05:35.88 ID:9FT+Jscg0 [74/141回(PC)]
Aパイン「プリキュアっていっぱいいるし
      ・・・少なくとも俺達はハデーニャって名前のやつと戦ってねーよ」

サク「・・・プリキュアっていっぱいいるんだ・・・」

Aパイン「ハデーニャ姉さんってどこに所属してたんだよ?」

サク「ナイトメア」

Aパイン「5だ、それ
      俺達はフレッシュだ」

サク「・・・」
79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:12:05.94 ID:9FT+Jscg0 [75/141回(PC)]
サク「そっか、じゃ邪魔すんなよ」

Aパイン「それくらいだったら邪魔する必要もねーよ」

サク「・・・」

Aパイン「・・・」

サク「飛び方教えてやるよ」

Aパイン「あ?」
80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:16:39.27 ID:9FT+Jscg0 [76/141回(PC)]
Aパイン「さっき構造上無理っつっただろ」

サク「ああ、無理だな
   だが飛び方教えるのに構造はカンケーねぇから」

Aパイン「ま、それはそうだけど・・・」

サク「俺の肩につかまれ」


腕を広げて走り出すサク。


Aパイン「ちょ待てって!!」


パインはサクを追いかけ肩につかまる。

煙が二人を包み、少女を連れた黒い鳥が空へ舞い上がっていった。
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:20:30.83 ID:9FT+Jscg0 [77/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


砂肝の洞窟。


ダークと青髭は立ち止まっていた。

前方に見えるのは明かり。だが、太陽の光ではない。


青髭「・・・ダーク、これはどういうことだ?」

ダーク「誰かいるようだな」


ダークはスタスタと明かりの方へ向かって歩いていく。


ダーク「邪魔をするぞ・・・」

?「わーなんじゃなんじゃ!!?」


青髭「大胆ねえ///」
82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:25:19.62 ID:9FT+Jscg0 [78/141回(PC)]
居たのは年老いた妖精だった。

妖精は眼鏡を外しこちらを見る。


青髭「(老眼鏡・・・)」

?「見たところ鳥の国への客人のようじゃのうルッル」

青髭「ルッル・・・
    ルルッル様?」

ルルッル「エスパーか貴様ルッル」

青髭「自己主張が凄いんだよ、お前ら語尾はよぉ・・・」

ダーク「またふざけた生物だな・・・」
83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:31:27.36 ID:9FT+Jscg0 [79/141回(PC)]
ルルッル「大方洞窟探索に入って迷子といったところかのうルッル」

青髭「ピヨッピから手紙貰わなかった?
    これがそのプリキュアなんだけど」


ダークを紹介する青髭。


ルルッル「ほっほっほっ、一目見たときから気づいておったルッル」

青髭「・・・」

ダーク「・・・ムーンライトが連れていた妖精とは違うな」

青髭「君は本当に泣き虫だなぁなんていう妖精あいつくらいだよ」
84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:35:20.72 ID:9FT+Jscg0 [80/141回(PC)]
青髭「事情知ってるなら話早いっしょ
    出口まで案内してくれ」

ルルッル「・・・わかった話そうルッル
      鳥の国の真実を」

青髭「聞いてねえ!!!」

ルルッル「詳しいことはそこにある本を読めばわかルッル」

青髭「話す気もねえだろ!!!」

ルルッル「すまんがお前さん風呂に入ってくれんかルッル」

青髭「意味わかんねー!!!」

ルルッル「臭くて鼻がひん曲がりそうルッル」

青髭「・・・」ピシッ
85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:39:46.59 ID:9FT+Jscg0 [81/141回(PC)]
青髭「ダークゥゥゥー!!
    もうお前だけだよ俺のこと人間扱いしてくれるのは!!」

ダーク「・・・」

青髭「サバークに作られてるから加齢臭は臭わないセンサーなんだろ!!!
    そうなんだろダーク!!!お前だけだよ!!お前だけプライスレス!!!」

ダーク「鼻がひん曲がるなぁ」

青髭「・・・」ピシッ

ルルッル「さぁ風呂ルッル」

青髭「あ、すみません
   あ、俺のサービスシーンとか///」

ルルッル「・・・」

青髭「それが狙いか!!?」

ルルッル「何をゆうとるのかわからんルッル」
86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:45:19.14 ID:vyjuBnuC0 [1/3回(PC)]
まーくん久しぶりに見た
オーズ出てきたやつは最後どうなったんだ?
まーくんが就活するからって言って途中で終わったやつ
87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:49:01.95 ID:9FT+Jscg0 [82/141回(PC)]
壷の形をした風呂に入る青髭。

ルルッルが渡してくれた本を読む。

ダークはその横でお茶を飲んでいた。


青髭「・・・なんだ・・・頭おかしいやつが頑張った話か」

ダーク「ピヨッピはその男を英雄と言っていた」

青髭「どっちでもいーんじゃねーの?
    結果的に妖精は得したわけだし」

ルルッル「英雄じゃったんじゃルッル」

青髭「ああ、それでいいって・・・」

ルルッル「いやぁ英雄じゃったんじゃルッル」

青髭「ルルッル様、ボケきてるよ」

ルルッル「若いのうルッル」

青髭「ルルッル様ご乱心ー」
88 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 10:55:55.28 ID:9FT+Jscg0 [83/141回(PC)]
ルルッル「その時代、鳥の国は外界と連絡を取る手段がのーてのールッル」

青髭「あー、そうだねー、この浮き島じゃーねー」

ルルッル「英雄と呼ばれとる男は鳥の国初の
      外界から帰ってきた怪鳥じゃったルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「英雄じゃったんじゃルッル」

青髭「なるほどなー、だからバカげたクーデターが成功したのか」

ダーク「・・・」
89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:07:08.69 ID:9FT+Jscg0 [84/141回(PC)]
青髭「ちなみに、なんで王様殺しちゃったの?」

ルルッル「未来が怖かったんじゃルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「英雄は外界から帰って来る手段を見つけたんじゃルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「妖精の飛行能力を使えばごく少数は帰って来られるんじゃルッル」

ダーク「ごく少数?」

青髭「確実じゃないのか」

ルルッル「能力足らん妖精では外界にたどり着く前に死んでしまうルッル
      今の鳥の国でも外界へ行って帰ってこられる妖精となると
      四人くらいしかおらんルッル」

青髭「あのピヨ公実は凄いんだな・・・」

ダーク「あのふざけた生物がか?」
90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:10:13.56 ID:vyjuBnuC0 [2/3回(PC)]
支援しよう
91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:11:31.03 ID:9FT+Jscg0 [85/141回(PC)]
ルルッル「なーんせ当時の鳥の国の者は
      世間知らずばかりでのうルッル」

青髭「ま、仕方ねえんじゃねえの?」

ルルッル「英雄もその一人じゃったんじゃルッル
      外界で奴隷制度を知ってしまったせいで
      妖精に利用価値があれば」

青髭「・・・」

ルルッル「そうなってしまうんじゃないかと危惧したルッル」

青髭「否定はできん・・・」

ダーク「・・・」
92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:24:15.34 ID:9FT+Jscg0 [86/141回(PC)]
ルルッル「外界との接触に感銘を受けていた英雄は
      妖精を国民にしようと提案したんじゃルッル」

青髭「おう」

ルルッル「それがどこで間違った内乱となり大勢死んだルッル」

青髭「持ち帰った奴隷資料とかバラまいちゃったんじゃないの?」

ルルッル「詳しいことは知らんルッル」

ダーク「英雄は最後どうなった?」

ルルッル「内乱が自分の咎として悩み続けたが
      周りが嘘で塗り固め、英雄として死んだそうじゃルッル」

青髭「・・・今ある世界を信じればいいのに」

ダーク「貴様、なぜそうも事情に詳しい?
     普通ならピヨッピのように嘘の歴史を知っているものではないのか?」

ルルッル「わしゃ王の末裔に飼われとった妖精じゃからのうルッル」

青髭「なるほど、今回の敵はその王国の復活を目論む王族ってとこか(キリッ」

ルルッル「王の末裔ならおそらく死んでしもうたルッル」

青髭「///」

ダーク「・・・おそらく?」
93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:32:35.79 ID:9FT+Jscg0 [87/141回(PC)]
ルルッル「あれは何十年前のことになるかのうルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「ナイトメアという組織が鳥の国に来たんじゃルッル」

青髭「は?」

ダーク「貴様先ほど外界と交流できんと・・・」

ルルッル「そいつらが言うに鏡の国を経由すれば
      簡単にここへ来られるそうじゃルッル」

ダーク「・・・」

青髭「・・・シャドウじゃないよね・・・
    話的にシャドウが生まれる前の話っぽいし・・・」
94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:39:51.66 ID:9FT+Jscg0 [88/141回(PC)]
――――……


ブラッディ「では祭壇の力は時期が来ないと使えないのか」

ルルッル「そうじゃルッル」

ブラッディ「ちなみにそれは何年後となるのかな?」

ルルッル「数十年後じゃ」

ブラッディ「じゃダメだな」

カワリーノ「ダメですねぇ~
       でも一応!デスパライア様に報告しておかないといけませんね~」

ブラッディ「いや、その必要はなさそうだ」

カワリーノ「なんでです?」

ブラッディ「パルミエ王国のバリアを突破する手段を思いついた」

カワリーノ「本当ですか!?」
95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:45:32.22 ID:9FT+Jscg0 [89/141回(PC)]
ルルッル「諦めて帰ったもんじゃと思っとったんじゃが
      気づくと王の姿は消えておったルッル」

青髭「・・・ナイトメアがさらったのは王だけなの?」

ルルッル「いやぁ、かなりの数を連れ去られてしもうたルッル」

青髭「・・・ハデーニャは?」

ルルッル「おお・・・お主ハデーニャを知っとるのかルッル」

青髭「ああ、一応」

ルルッル「ハデーニャも連れ去られた一人じゃルッル」

青髭「(なんとまぁ・・・)」

ダーク「・・・」
96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 11:53:56.01 ID:9FT+Jscg0 [90/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


Aパイン「気になってんだけどさー
      お前こんなとこで悠長にしてていいわけ?」

サク「俺はここでオカリナを吹いているだけでいいのさ」

Aパイン「やめろ吹くな!!」

サク「お前、そういう口出ししていい立場じゃねぇんだけど」

Aパイン「俺達がハデーニャ殺してねーってわかったんだから
      しかけてくる必要ねーだろ」

サク「でも邪魔しにきたんだろ?」

Aパイン「・・・」

サク「俺はここでオカリナを吹くのがお仕事」

Aパイン「やめろ!!」
97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:04:05.47 ID:9FT+Jscg0 [91/141回(PC)]
サク「伝説の戦士プリキュアってのは悪いのはぜ~んぶ敵なんだろ?」

Aパイン「・・・た、確かにそうだけど・・・」

サク「じゃあ俺にとってもプリキュアってのはぜ~んぶ敵ってことで」

Aパイン「・・・」

サク「・・・」

Aパイン「どーすりゃいいんだよ・・・?」

サク「別にど~もしなくていい
   太陽がもう少し隠れたら俺に変身アイテムを渡して帰れ」

Aパイン「わかった俺から謝ろう!
      ハデーニャの件については悪かった・・・」

サク「・・・」
98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:07:38.74 ID:vyjuBnuC0 [3/3回(PC)]
支援
99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:11:29.68 ID:9FT+Jscg0 [92/141回(PC)]
サク「・・・姉さんは優しかった
   俺を助けてくれた」

Aパイン「・・・」

サク「・・・なんでそれが悪いのと戦うやつらに倒されんだ」

Aパイン「それは知らねーけど・・・」

サク「・・・」

Aパイン「俺達はちゃんとした理由があって戦ってんだ
      ナイトメアに属してたのがそもそもおかしいんだよ」

サク「俺もナイトメアだ」

Aパイン「・・・お前も戦ってたの?」

サク「いや、戦ってない」
100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:18:23.98 ID:9FT+Jscg0 [93/141回(PC)]
サク「俺はナイトメアで生まれてすぐ
   姉さんに連れられてここに来た」

Aパイン「・・・」

サク「・・・」

Aパイン「助けられたって・・・」

サク「おかげでプリキュアと戦わず死なずに済んだ」

Aパイン「・・・」

サク「・・・」

Aパイン「よくわかんねーよ」
101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:21:50.11 ID:9FT+Jscg0 [94/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


Aベリー「暇い~・・・」

ピヨッピ「暇って何ピヨ!!
     ピヨッピはベリーが退屈しないようにいっぱいお話してるピヨ!!」

Aベリー「(あんたの話つまんないのよ・・・)」

ピヨッピ「話を戻すピヨ」

Aベリー「戻さなくていーから」
102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:27:28.13 ID:9FT+Jscg0 [95/141回(PC)]
Aベリー「あ~あ~、みんな何してんだろ
      案外もう、黒い鳥とやらをやっつけちゃったりしちゃったりしてー」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」

Aベリー「ダーク、青髭に酷いことされてないかしら・・・
      心配になってきちゃったな~」

ピヨッピ「なんかでたピヨ!!!」

Aベリー「は!?」


ピヨッピの警告にベリーは身構える。

前方からピーチのピックルン、ピルンが飛んできて顔面に直撃した。


Aベリー「ちょー!!」

ピルン「キィ!!」
103 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:30:30.22 ID:PKaSrw350 [1/3回(PC)]
面白い
104 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:32:15.96 ID:9FT+Jscg0 [96/141回(PC)]
Aベリー「な、なんであんたが一人でここに来んのよ!!!?」

ピルン「キキキキキキキキキキキキキィ!!!!」

Aベリー「ごめん、わかんない!」


ベリーのポシェットからブルンが飛び出す。


Aベリー「え、通訳してくれるのありがとー」


ブルンはピルンから状況を聞く。

そして伝えた内容を、ピルン同様身振り手振りで説明してくれた。


ブルン「キキキキキキキキキキキキキキキキキィ!!!」

Aベリー「・・・意味がない・・・わからない・・・」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」
105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:35:38.17 ID:9FT+Jscg0 [97/141回(PC)]
Aベリー「ピーチがまずいの?」

ピルン「キィ!!」
ブルン「キィ!!」

Aベリー「そうよね
      あんたが一人で来るって、ただ事じゃなさそうね」

ピルン「キィ!!キキキキキキキキキィ!!!」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」

ブルン「キキキキキキキキキキキィ!!!」

Aベリー「わかんないー・・・」
106 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:40:31.41 ID:9FT+Jscg0 [98/141回(PC)]
ピルン「キキキキキキキキキキィ!!!」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」

Aベリー「・・・ん?」

ピルン「キキキキキキィ!!!」

ピヨッピ「ピヨヨーウ」

ピルン「キィ!!」

ピヨッピ「ピヨヨ~ウ」

Aベリー「もしかしてピヨッピ
      ピルンとブルンの言ってることがわかるの?」

ピヨッピ「わかるピヨよ」

Aベリー「わ、わかってんなら教えてよ!!」

ピヨッピ「そうピヨな!
      ピヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨゥ!!!」


ベリーがピヨッピを投げ飛ばす音。


ピヨッピ「ひでーピヨ!!」
107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:45:44.53 ID:9FT+Jscg0 [99/141回(PC)]
ピヨッピ「せつなが捕まって」

Aベリー「せ、せつなが・・・?」

ピヨッピ「ラブが捕まって」

Aベリー「ら、ラブも・・・!?」

ピヨッピ「残り3人は戦場にもいないらしいピヨよ」

Aベリー「何やってんのよ・・・あいつら・・・
      それで捕まってる場所は!?」


ピヨッピは羽を広げ古城を指す。


ピヨッピ「あそこピヨ!!」

Aベリー「ピヨッピ!!乗っけてって!!」

ピヨッピ「でも祭壇の防衛はどうするピヨ!!?」

Aベリー「仲間がピンチなのに最終防衛ラインも糞もない!!」

ピヨッピ「そりゃそーピヨな!」
108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 12:57:52.43 ID:9FT+Jscg0 [100/141回(PC)]
ピヨッピの背に乗りベリーは古城を目指す。


Aベリー「いいピヨッピ!!
      城に着いたらあたしは飛び降りるから
      あんたはパインか、ダークと青髭を探して連れてきて!!」

ピヨッピ「了解ピヨ!!」



・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


ルルッル「ある日ハデーニャはサクを連れて帰ってきたんじゃルッル
      そのときは知らんかったがすでにナイトメアに属していたそうじゃルッル」

青髭「サク?」

ルルッル「黒い鳥じゃルッル」

青髭「って・・・ちょっと待てよ!
    俺達がやってんのナイトメアの残党狩りかよ!?」

ルルッル「・・・」

青髭「5にやらせろよー!!!」
109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:05:12.49 ID:9FT+Jscg0 [101/141回(PC)]
ルルッル「ハデーニャが子供を連れて帰ってきたと
      まぁ冷やかしたもんじゃルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「ハデーニャはそれを嫌って自分のことを姉と呼ばせていたそうじゃがルッル」

ダーク「・・・」

ルルッル「最後の良心というべきか、同じ種のよしみというべきか・・・
      ちゃんと姉をやっとったルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「じゃがのう、サクは少し変でのうルッル」

青髭「変?」

ルルッル「あいつは全ての形態になれるんじゃルッル」

青髭「・・・」

ルルッル「真っ黒な眼球と真っ黒な姿も相まって
      気味悪がられ孤立していったルッル・・・」

青髭「・・・」
110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:10:12.40 ID:9FT+Jscg0 [102/141回(PC)]
青髭「てか、ハデーニャはどうやってここに帰ってきたの?
    鏡の国経由?」

ルルッル「いや、手引きした者が居た」

青髭「誰だ?」

ルルッル「ボウと手紙屋じゃルッル」

青髭「ボウ?」

ダーク「お前が死滅しろと言っていたあの男か」

青髭「・・・胡散臭くなってきた」



・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


Aベリー「凄い数の怪鳥がやられてたけど
      ピーチ達がやったのかな?」

ピルン「キィ///」

Aベリー「てれる意味がわからない・・・」
111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:11:31.27 ID:PKaSrw350 [2/3回(PC)]
支援
112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:14:31.89 ID:9FT+Jscg0 [103/141回(PC)]
Aベリー「・・・オカリナの音は止まってるのに・・・
      ダークと青髭がここにいないのはなんでなんだろ・・・」


ベリーは身を隠しながら王の間を覗き見る。

ガラスでできた球体のようなものが二つあり

その中にラブとせつながとらわれていた。


Aベリー「完璧にやられてるじゃない・・・」


ふと背後に気配を感じベリーは振り向く。


ボウ「・・・」

Aベリー「あんた確か」

ボウ「シッ・・・声を出さないで
   サクに見つかる」

Aベリー「・・・」
113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:27:49.75 ID:9FT+Jscg0 [104/141回(PC)]
Aベリー(サクって誰?)

ボウ(オカリナを吹いていたやつさ、ルルッル様の予言でいう黒い鳥)

Aベリー(そいつがここにいるの?)

ボウ(音が止まり正気に戻った者を集めて探しているが
    おそらくこの城のどこかにいるだろうという情報しかつかめていない)

Aベリー(そうなんだ・・・
      てか、あそこにとらえられてんのあたしの友達なんだけど
      どうにか開放してあげることできない?)

ボウ(昔、鳥の国を支配していた悪い王様は悪趣味で有名なんだ
    とらえた妖精を王の間で鑑賞するためにあの装置がある
    制御についてはこの廊下を真っ直ぐ行ったところにある制御室で行っている)

Aベリー(廊下を真っ直ぐ行ったところの制御室ね)

ボウ(ああ)
114 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:30:53.92 ID:9FT+Jscg0 [105/141回(PC)]
Aベリー(ありがと、行ってくる)

ボウ(気をつけて)

Aベリー(あんたもね)

ボウ「・・・」


背を向け制御室へと走っていくベリー。

音もなくボウの身体が怪鳥の姿へと変わる。

せつなを捕らえた怪鳥がそこに現れた。


ボウ「・・・」
115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:35:12.60 ID:9FT+Jscg0 [106/141回(PC)]
ボウは手の平を上にしてベリーの背中へと向けた。

赤い球体のエネルギーの塊が浮かび上がり

それはレーザーとなってベリーに伸びた。


Aベリー「そんなことだろうと思ってたわよ!!!」


不審さを感じていたベリーは身を翻しレーザーを避ける。


ボウ「疑り深いんだね
   ピンク色の子はこれで終わったのに」

Aベリー「こんなのにひっかかるのピーチぐらいよ!」
116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:40:01.30 ID:9FT+Jscg0 [107/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


太陽の3/5が隠れ、鳥の国は翳り始めていた。


サク「時間だ
    変身アイテムを渡せ
    命だけは助けてやるから」

Aパイン「・・・な、なぁ・・・ねーのかな?
      他の手段・・・」

サク「・・・あるかもしれない」

Aパイン「だったらさ!」

サク「でも、このタイミングは、今逃すと100年先までないんだ」

Aパイン「・・・」
117 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:44:18.36 ID:9FT+Jscg0 [108/141回(PC)]
サク「行かせてくれ」

祈里「・・・」


祈里は変身を解く。

リンクルンをサクに渡した。


サク「・・・」

祈里「・・・」

サク「・・・抵抗してくれれば・・・殺せたのに・・・」


そう言い残して、飛行モードに変身して飛び去っていった。

サクが飛び立った位置にオカリナが落ちていた。

祈里はそれを拾い上げ、トボトボと歩き出した。
118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:50:29.22 ID:9FT+Jscg0 [109/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


青髭が入ってる壷風呂を引き摺りながら

ルルッルの案内に従ってダークは歩いている。


青髭「ヤーダー///もっとお風呂に入っとくのー///」

ダーク「・・・」

ルルッル「いやぁそういうわけにもいかんじゃろルッル
      何せお前さんらは鳥の国を助けに来てくれた
      伝説の戦士プリキュアじゃルッル」

青髭「それが違うんだなー
    ダークと俺は伝説の戦士の方のプリキュアとは違うんだなー」

ダーク「どう違うのだ?」

青髭「社会的マナー違反の戦士お父さんもプリキュア!!的な存在だなー」

ダーク「私もか?」

青髭「ああ、ダークと俺のふたりで、社会的マナー違反プリキュア!!」

ダーク「・・・」
119 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 13:59:59.31 ID:9FT+Jscg0 [110/141回(PC)]
青髭「ダークー、パンツー」

ダーク「・・・」


ダークは青髭に衣服を渡す。

青髭は風呂から上がり、髪をかきあげた。


青髭「完全にイケメンモード」

ルルッル「あー、それじゃ足りんのうルッル
      この羽織を着ていけルッル」


手渡された羽織るを受け取る。


青髭「何これ?」

ルルッル「昔、王の末裔が着とった羽織ルッル
      どうせ着る者もおらんルッル、もってけルッル」

青髭「・・・似合ってるー?ダーク」バサッ

ダーク「知らん」


3人は砂肝の洞窟出口へとたどり着いた。
120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:00:09.50 ID:PKaSrw350 [3/3回(PC)]
可愛い
121 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:11:09.28 ID:9FT+Jscg0 [111/141回(PC)]
太陽はかなり隠れている。


ルルッル「あの城が祭壇から一番近いルッル
      祭壇に居ないとしたらたぶんあそこにおルッル」

青髭「・・・いやぁ~、城が臭いな
    ダーク、結構遠いけど5分でいける?」

ダーク「誰に物を言っている・・・?」

青髭「・・・そんじゃバイバイ、ルルッル」

ルルッル「・・・、大事なものは手放すなとサクに伝えてやってくれルッル」

青髭「・・・大切なものって何さ?」

ルルッル「今ルッル」

青髭「・・・あんたの子供、ナイトメアに連れ去られたの?」

ルルッル「・・・」

青髭「そうか・・・あんたの孫は元気だよ」


ダークにぶら下げられる青髭。

2人は古城へと向かって飛び立っていった。
122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:15:34.66 ID:9FT+Jscg0 [112/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


ラブ「ベリー!!!」

せつな「もっとちゃんと戦ってくれないかしら?」

Aベリー「うるさいのよ外野!!!
      捕まってるくせに!!!」

ボウ「・・・」


ベリーは完全に翻弄されていた。

攻撃が全く当たらない。

フワリフワリと避けられ続ける。
123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:20:19.40 ID:9FT+Jscg0 [113/141回(PC)]
Aベリー「も、なんなのよあれ!!」


ボウが手の平を上に向ける。

照準を絞らせないようベリーは走り始めた。

20発程度のレーザーがベリーに向かって伸びる。


Aベリー「多い多い多い多い!!!!多いのよ!!!!!」


気づくとベリーは壁を走っていた。


ボウ「なんなのと訊きたいのは僕の方だよ・・・」
124 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:23:01.25 ID:SqBjrZ9G0 [1/5回(PC)]
mktnで勝てるのか•••⁉
125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:30:57.93 ID:9FT+Jscg0 [114/141回(PC)]
ベリーは壁を蹴って一気に進路を変える。

自分の方へ向かってきて居ないことに気づき、ボウはその動きを注意深く観察する。

着地後、ベリーソードを召還したベリーは、それを投げつけたきた。

飛んでくるベリーソードを避け、視線を戻す

目を離した隙にベリーは消えていた。


ボウ「・・・囮か」

Aベリー「囮じゃないの今回は!!」


いつの間に回りこんだのか背後からベリーの声がする。

振り向くと、ソードを構えているベリーの姿があった。


Aベリー「プリキュア・エスポワール・ギャボー!!!!」


詠唱中に、赤いレーザーがベリーに突き刺さり爆炎があがった。


せつな「詠唱が長いのよ!!」

ラブ「キャンセルキャンセル!!」
126 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:35:40.68 ID:9FT+Jscg0 [115/141回(PC)]
Aベリー「・・・も、やだ・・・」


フラフラ立ち上がるものの、かなりのダメージを負っていた。


せつな「・・・?」


天井付近にある窓に、何かが止まる音が聞こえせつなは見上げる。

黒い目をした男が立っていた。


サク「遊んでんなー」

ボウ「・・・サク、遅かったね」

Aベリー「え、ええー・・・あのバカ達は何やってんの・・・」
127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:38:31.52 ID:9FT+Jscg0 [116/141回(PC)]
ボウ「それで、何をしていたんだい?」

サク「プリキュアを一人倒してきた」


サクはそう言って床にリンクルンとキルンを投げ捨てる。


キルン「キィ!!」

Aベリー「き、キルン!!パインは!!?」

キルン「キィ・・・」

Aベリー「あんたパインをどうしたのよ!!?」

サク「さ~ね~」


ラブ「ぶっきー!!」

せつな「ダークとヒゲは何をやっているの!!?」
128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:43:16.50 ID:9FT+Jscg0 [117/141回(PC)]
サク「その邪魔者も始末してさっさと祭壇行こうぜ」


サクは怪鳥の形態へと姿を変える。

2羽の怪鳥が音を立てて室内を飛び

獲物を狙うようにベリーの周囲を回り始めた。


Aベリー「ね、ねえ、なんでこんなことす――……」

サク「お前らの話は聞きたくない!!!」

Aベリー「な、な、な、なんでそんなキレてんのよ!!!?」


それが合図となり2匹は、ベリーを啄ばみ始めた。


Aベリー「いいいいやあああああああああああああ!!!!!!!!!」
129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:53:25.50 ID:9FT+Jscg0 [118/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


祈里「悪いやつらなんだから仕方ねーときだってあるだろ」ブツブツ

祈里「じゃ、全員殺さずにどうにかしろって言うのかよ」ブツブツ

祈里「・・・ノーザやクラインやメビウスだって助けられたって言うのかよ」ブツブツ

祈里「・・・」

祈里「俺は悪くねー!!!」
130 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 14:54:45.78 ID:9FT+Jscg0 [119/141回(PC)]
祈里「悪くねー・・・」

祈里「そうだ悪くねー・・・」

祈里「・・・」

祈里「悪くねー・・・」

祈里「・・・」

祈里「・・・」

祈里「・・・」

祈里「悪かったのかなー・・・」
131 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:00:36.31 ID:9FT+Jscg0 [120/141回(PC)]
祈里「そういえばあいつらは全部助けようとするよな」


・・・ピーチ「メビウス!あなたの幸せは何?」・・・
・・・青髭「こいつらはお前らのコピーなんかじゃない!」・・・


祈里「・・・」

祈里「助けるってなんなんだろ・・・」

祈里「俺、わかんねーよ・・・」
132 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:03:28.53 ID:LFJaFSYs0 [1/1回(PC)]
支援
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2272200.jpg
133 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:04:06.06 ID:9FT+Jscg0 [121/141回(PC)]
祈里「・・・」


・・・ラブ「またクローバーやろうよ!」・・・


祈里「・・・」


・・・ラブ「あなたがどこの誰だって私の大切な友達」・・・


祈里「・・・」
134 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:08:47.48 ID:9FT+Jscg0 [122/141回(PC)]
祈里「ダメだ、なんかしねーと・・・」

祈里「あいつの願いの手伝いだっていい・・・」

祈里「なんかしないと」

祈里「何かしないと!」


太陽が隠れ薄暗くなった鳥の国。

祈里は僅かな影に気づき見上げる。


ピヨッピ「ピヨヨ~ウ!!!」


祈里「・・・」
135 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:13:48.34 ID:9FT+Jscg0 [123/141回(PC)]
祈里「ピヨッピーーーーーーー!!!!!!!!!!!」


声を張り上げるが、ピヨッピは聞こえていないのか止まらない。


ピヨッピ「ピヨヨ~ウ!!!」

祈里「バカ!!!気づけバカ!!!!!!」


祈里は自分が持っている、オカリナに気づく。

少し躊躇いはあった。だが大きく息を吸い込んで、オカリナを吹く。


ピヨッピ「ピヨ!!?」


オカリナの音に気づいたピヨッピが

音のした方を見下ろすと

そこに顔を真っ赤にした祈里がいた。
136 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:17:24.36 ID:9FT+Jscg0 [124/141回(PC)]
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


二匹の怪鳥の猛攻に耐えていたベリーだが

すでに緊張の糸は切れ掛かっていた。


Aベリー「(な~んであたしだけこんな頑張ってんだろ・・・)
      ぐおっ!!!」


怪鳥の攻撃を食らう。

吹き飛ばされたベリーは床に突っ伏した。


ラブ「ベリー!!立ってベリー!!」

せつな「戦いなさい!!」

Aベリー「黙ってなさいよ!!!」
137 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:20:38.47 ID:SqBjrZ9G0 [2/5回(PC)]
支援
138 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:24:52.19 ID:9FT+Jscg0 [125/141回(PC)]
野次馬の声に気を取られた。ベリーは横目に赤い光を見る。

身構えたときすでに遅く、無数のレーザーが降り注いでいた。


Aベリー「誰か助けてよー!!!」


叫んだベリーの横に、小汚いオッサンがふってきた。


青髭「アター!!!俺はもっと丁重に扱いなさーい!!!」

Aベリー「青髭!!!」


レーザーがベリーの降りかかることもない。

見るとダークが翼でレーザーを受けていた。


Aベリー「ダーク!!!」

ダーク「やれやれだな・・・」

青髭「悪い王様参上!!!」


ラブ「ダーリィィィーン!!!」
139 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:26:34.39 ID:9FT+Jscg0 [126/141回(PC)]
青髭「もうやめろサク!!!」 (青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編ガンダム)

サク「・・・」

青髭「殺したから殺して、殺したから殺されて
    それで本当に最後は平和になるの?」
140 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:30:08.10 ID:9FT+Jscg0 [127/141回(PC)]
青髭「もうやめろサク!!!」
(青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編ガンダムSEED語録より抜粋)

サク「・・・俺のこと知ってんのか?」

青髭「殺されたから殺して、殺したから殺されて
    それで本当に最後は平和になるの?」
(青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編ガンダムSEED語録より抜粋)

サク「・・・」

青髭「もうやめろサク!!
    お前が本当に欲しかったものはなんなんだ!!!?」
(青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編ガンダムSEED語録より抜粋)

サク「・・・悪ぃが、俺は平和なんて望んでねぇ」

青髭「わかるってばよ・・・」
(青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編NARUTO語録より抜粋)


せつな「・・・」

ラブ「・・・」
141 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:35:01.07 ID:SqBjrZ9G0 [3/5回(PC)]
支援
142 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:36:31.34 ID:9FT+Jscg0 [128/141回(PC)]
青髭「・・・」

Aベリー「な、何がしたかったのよあんた・・・」

青髭「・・・」

ダーク「ここへ来る最中にも同じ言葉を連ねていたな」

青髭「・・・」

Aベリー「え、言う台詞の練習してたの?」

青髭「///」

ダーク「わからんが熱心に繰り返していた」

青髭「///」

Aベリー「何か意味とかあるわけ?」

青髭「//////」
143 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:41:57.47 ID:9FT+Jscg0 [129/141回(PC)]
サク「よくわかんねぇが二人増えたな」

ボウ「人数的には不――……」


黒い閃光がボウの目の前を横切ったかと思うと、サクの姿が消えていた。

ダークがサクの頭を掴み、壁に叩きつける音。


ボウ「はっ・・・!!?」

青髭「やめてよね
    本気でケンカしたらサクがプリキュアに敵うわけないでしょ」
(青髭君の一度は言ってみたい台詞番外編ガンダムSEED語録より抜粋)

Aベリー「よ~し!!
      いつものダークね!!!」

ダーク「・・・」

サク「・・・・・・」
144 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:46:41.64 ID:9FT+Jscg0 [130/141回(PC)]
ダーク「次は貴様だな」


サクから手を離す。力なく落ちていく。

ダークの目が黄色く光る。


ボウ「・・・な、何・・・」


ダークは一度目を閉じ、勢いよく目を見開いた。

空気の壁のようなものが空間を制圧し、ボウは吹き飛ばされ壁に叩きつけられる。


ボウ「つっ・・・!!」


青髭「イェー!!バランスブレイカーイェー!!!」

Aベリー「やっちゃいなさいダーク!!!
      跡形が残らないくらいボコボコにしてやりなさい!!!」


ラブ「い、いーのかなー、これ」

せつな「勝ったわね」
145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:52:01.23 ID:9FT+Jscg0 [131/141回(PC)]
ボウ「・・・くっ・・・!」

サク「なんだ・・・こいつ・・・!」

青髭「降参しなさーい!
    ハデーニャさんと同等か、毛が生えたか、それ以下の怪鳥ごときに
    手に負える相手じゃないから降参しなさーい!」

ダーク「・・・」

青髭「降参しないなら殺すー!
    ルルッル様の許可は取ってあるー!うきょきょきょきょ!!!」

Aベリー「さ、さすがに殺しちゃダメよ・・・」


ラブ「えー、これどっちが悪者かわかんないよ」

せつな「いいえ、今まで随分と好き勝手やられたんですもの
     ここは徹底的にやっておくべきだわ」

ラブ「そ、そっかなー・・・」
146 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 15:55:19.54 ID:9FT+Jscg0 [132/141回(PC)]
Aベリー「てかルルッル様って人に会ったの!!?」

青髭「ああ、会ったよ
    今回の敵はナイトメアの残党だ
    生死については問われない」

Aベリー「ふーん、・・・5でやりなさいよ」

青髭「だよねー」

Aベリー「それであいつらの目的ってなんなの?
      祭壇で何するつもり?」

青髭「お前らの望みはなんだー!!!?
    答えなさーい!!!!」

サク「・・・」
ボウ「・・・」
147 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:00:25.09 ID:9FT+Jscg0 [133/141回(PC)]
Aベリー「(目的は聞いてないんだ・・・)」

サク「ボウ、ここは俺がやる
    お前は祭壇に行け」

ボウ「・・・わかった」


ボウはフラフラと飛び上がる。

その手にはドリームコレットが握られていた。


青髭「・・・あ?ああ・・・あ?
    やめなさーい!!!
    君達ドリームコレットで何をするつもりなんだー!!!?」

Aベリー「ドリームコレット・・・?ドリームコレット!!!?
      ダーク!飛んだほうを徹底的にやっつけて!!!」

ダーク「言われるまでもない!
     私に命令するな!」


ダークはボウ目掛けて前進する。
148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:00:54.11 ID:SqBjrZ9G0 [4/5回(PC)]
しえーん
149 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:06:04.59 ID:9FT+Jscg0 [134/141回(PC)]
ダークは腹部に衝撃を感じ目下を見る。

飛行モードとなったサクが体当たりをかましていた。


ダーク「・・・鬱陶しいやつだな!」

サク「・・・ッ!!」


そのまま自ら壁にぶち当たる。

壁と巨大な鳥に挟まれダークは潰された。


青髭「ベリー!あいつを追って!!」

Aベリー「そうね!今のあいつならあたしでも!!!」


ベリーがボウに向かい飛び上がる音。

レーザーがベリーに突き刺さる音。爆音。


青髭「使えねえ!!!!」


ラブ「べべべべべべ、ベリー!!!!!」
150 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:13:15.54 ID:9FT+Jscg0 [135/141回(PC)]
ダーク「おのれぇ!!!」


壁にめり込んでいたダークは、そこから抜け出すのに少し時間を要していた。

その間に、人間の形態に戻ったサクが、ふらつく足取りで青髭の前に立つ。


サク「・・・」

青髭「・・・きめえなお前、白目が黒目じゃねえか
    ドリームコレットで何するつもりだよ?」

サク「ナイトメアの復活だよ!!!」


サクが青髭を殴り飛ばす音。

人間形態と言えどその力は凄まじく

ただの人間である青髭は数メートルぶっ飛ばされた。


ラブ「ダーリン!!!」

せつな「ぶっwwぶぶぶっwwwwwww」
151 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:23:46.42 ID:9FT+Jscg0 [136/141回(PC)]
青髭「ナイトメアを復活させて!!そのあとは!?」


鼻血を垂らしながら上体を起こした青髭が言葉を続ける。

その横をダークが歩いていた。


サク「そのあと!!?知らねぇよ!!!
    俺は姉さんさえ帰ってくればそれでいいんだ!!」


言い終わった直後、ダークがサクの顔面を蹴り飛ばした。

吹き飛ばされ壁に激突する。


青髭「じゃあ言ってやる!
    お前の姉さんなど空想だろうが!!」

サク「黙れ!!!」


サクの目の前に赤黒い宝石のようなものが突きつけられた。

ダークタクトを構え立っているダーク。
152 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:30:03.34 ID:9FT+Jscg0 [137/141回(PC)]
青髭「ハデーニャは死んで当然だ!!お前だって本当は気づいてんだろ!!!
    ルルッルから聞いた!!お前は生まれた直後に廃棄が決定していた!!!
    ナイトメアってのはそういう組織だろうが!!!」

サク「姉さんは何の関係もないだろ!!!」

青髭「罪滅ぼしくらいの善意に感銘受けられても迷惑なんだよ!!!」


突きつけられていたタクトの先端が光る。

サクにビームが直撃し、爆炎があがった。


ダーク「・・・」

サク「・・・・・・」


Aベリー「な、なにごと・・・?」


ラブ「え、何の話?ダーリンめちゃくちゃ怒ってない?」

せつな「・・・」
153 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:36:42.43 ID:9FT+Jscg0 [138/141回(PC)]
サク「・・・くっ・・・!!」


サクは這い蹲りながらもダークから離れる。

ボロボロの状態で立ち上がる。


青髭「・・・」


サクはポケットから黒い紙を取り出した。


サク「ハァ・・・ハァ・・・!」

青髭「・・・それを使ったらもう、死ぬしかないぞ」

サク「お前の言ってることもわかるよ・・・
    わかるけど、大切なのは俺の気持ちだろ!!」


サクは黒い紙を顔面に押し当てる。


青髭「・・・ダーク、殺せ」

ダーク「・・・」
154 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:41:43.41 ID:9FT+Jscg0 [139/141回(PC)]
サクの身体が巨大化する。

ダークはタクトを構え、変貌途中のサク目掛けて最大出力でビームを撃った。

煙が立ち込める。


Aベリー「・・・あ、あたし達何してたの?」

青髭「・・・別に何も
    悪の組織復活を目論む悪い怪鳥を倒しただけだろ」

Aベリー「と、とてもそんな風には見えなかったんだけど」

青髭「あーもう、うるせーうるせー」
155 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:47:51.89 ID:9FT+Jscg0 [140/141回(PC)]
会話をしているベリーと青髭は

不意に西側の壁に何かがぶつかり亀裂が走る光景を見た。


Aベリー「・・・まだ、終わりじゃないみたいね・・・」

青髭「・・・頼むから死んでくれよ・・・」

サク「・・・」


巨大な怪鳥の、黒い眼球が二人を見下ろしていた。


青髭「・・・」

Aベリー「・・・ダーク?」


ダーク「・・・大丈夫だ、動ける」
156 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:48:16.03 ID:9FT+Jscg0 [141/141回(PC)]
中編おわり
157 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:48:41.38 ID:nUvWUjk10 [1/1回(PC)]
158 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 16:50:17.15 ID:1Xp/3RaF0 [1/1回(PC)]
お疲れ
サクとボウって元ネタあるの?
159 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 17:10:43.08 ID:JV6NSRr+0 [1/1回(PC)]
14時間か、最高記録じゃね
160 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/17(木) 17:14:55.15 ID:SqBjrZ9G0 [5/5回(PC)]

やはり面白いな

終了したスレッドです

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