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パ・リーグが圧倒的な優位となっていたのはおよそ30年前。当時球界を席巻していたのは西武で、1990年の日本シリーズでは巨人を4連勝で破って日本一に輝いている。この前後を振り返ってみると、西武は近鉄に優勝をさらわれた1989年の前後3年間で日本シリーズ3連覇を二度達成。セ・リーグはどの球団がリーグ優勝しても西武には勝てないという状況だった。
この常勝西武を築き上げたのが根本陸夫である。そして根本が駆使したのが大型トレードとドラフトでの裏技だった、1978年に西武の前身であるクラウンライターの監督に就任すると田淵幸一、山崎裕之といった大物をトレードで次々と獲得。更に新人獲得においても秋山幸二をドラフト外ながら破格の条件で獲得、伊東勤は練習生として囲い、社会人に進むと言われていた工藤公康をドラフト6位で指名といった数々の裏技を繰り出して後の主力選手をかき集めてみせたのだ。このような形で獲得した選手は数年後に揃って主力となり、チームを支える存在となっている。
西武に選手獲得で大きく後れをとった巨人が主導で導入されたのがドラフトの逆指名とFA制度である。いずれも1993年オフから導入され、この制度によって巨人は豊富な資金力で他球団の主力選手と有望な新人選手を獲得することが可能になり、2000年代には3度の日本一を成し遂げることになる。この時に主力となっていたのが逆指名制度で獲得した上原浩治や阿部慎之助、FAで獲得した小笠原道大だった。一方のパ・リーグでは根本が西武からダイエーへと移り、巨人と同じやり方でチームを強化。1999年、2003年に日本一に輝いている。
しかし今年の日本シリーズを見ていると、ソフトバンクと巨人では明らかにチームを強化するアプローチが異なっているように見える。巨人が以前のように有望なアマチュア選手と他球団の主力だった選手に頼っている一方で、ソフトバンクは自前で育てた選手たちが中心となっているのだ。
巨人の主力は投手であれば菅野智之、野手であれば坂本勇人、岡本和真、丸佳浩の三人である。菅野は巨人以外であれば入団拒否という姿勢を貫いて一年の浪人を経てプロ入り。いわば根本の裏技に近いものがある。また坂本、岡本は高校球界の有名選手でいずれもドラフト1位での入団。丸は広島からFAで巨人入りしている。
一方のソフトバンクの中心選手を見てみるとアマチュア時代に大物だったのは大ベテランの和田毅と松田宣浩だけ。千賀滉大、石川柊太、甲斐拓也、周東佑京、牧原大成などは育成選手出身で、柳田悠岐、中村晃、栗原陵矢などもドラフトの順位は低くないがそこまで評価が高くなかった選手ではない。ただそんなある意味“無名”だった選手が次々と球界を代表する選手になる環境を持っていることが最大の強みと言えるだろう。
ソフトバンクももちろん大物選手を黙って見過ごしているわけではなく、ドラフトで複数球団が競合した田中正義や高橋純平も獲得している。しかし彼らが故障で伸び悩んだとしても、下位指名や育成から次々と選手が輩出されるという点でチームの編成に余裕が生まれていることは間違いない。今年のドラフトでも野手では一番人気だった佐藤輝明を外した後は、支配下では全員高校生を指名している。
現時点での実力を考えると首を傾げたくなるような順位の選手もいるが、これまでの選手輩出実績を見ると文句を言おうという気にもならない。超一流の完成品を集めて主力にするのではなく、粗削りな原石を超一流に仕上げられるという点ではソフトバンクが頭一つ抜けていることは間違いないだろう。
選手の能力開花のためにハード面を含めて投資してきたソフトバンクと、旧態依然の選手獲得のみに注力してきた巨人の差は非常に大きなものである。巨人も二軍、三軍の施設を充実させようとはしているものの、一朝一夕で追いつけるものではない。球界の盟主に返り咲くための道のりはなかなか険しいものになりそうだ。(文・西尾典文)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae10a36ca902cf5c0f0f27266ab97940445db0a4
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