ログ速トップ
1 : しじみ [sage] 投稿日:2019/12/12(木) 15:21:34.71 ID:reV9xjiP9.net [1/1回]
男であれば友人らと「朝からビンビンだぜ」の類いの話を一度や二度はしたことがあるだろう。師走で忙しい時期に下世話な話で恐縮だが、今回はビンビンと睡眠の深い関係についての科学的なお話なのでお付き合いいただければ幸いである。

 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられる。俗に、「ノンレム睡眠は脳の休息、レム睡眠は体の休息」のためにあるなどと言われるが、これは睡眠の役割を単純化しすぎである。本カラムでもこれまで何度も取り上げてきたように、睡眠とは単に体を横たえて休んでいる静の状態ではなく、記憶の固定、細胞の修復、免疫調節など生体内の各所で固有の活動が活発に、かつ同時並行で行われている。

 大脳皮質が発達した霊長類や人間では深いノンレム睡眠が長いのが特徴で、睡眠中でもとりわけ深いノンレム睡眠中には脳活動が全般的に不活発になり、脳血流量や代謝量も低下する。ノンレム睡眠は深部体温(脳の温度)の低下と連動して出現する、つまり脳のクールダウンが主要な目的の一つと推測されることなどから、「ノンレム睡眠は脳の休息」という表現は、その機能の一部を切り取った形にはなるが間違いではない。

 一方で、「レム睡眠は体の睡眠」というのはレム睡眠の役割の一面のみしか表していない。確かに、レム睡眠中には、鮮明な夢を見るなど脳の活動は覚醒時に近いほど活発でありながら、体の骨格筋(自分の意志で動かせる四肢や体幹の筋肉)は弛緩して寝返りも打てず見かけ上は体が静止した状態になる。

(中略)


そして陰茎勃起はレム睡眠とほぼ同時に始まる。レム睡眠に入ると自律神経の影響で陰茎の深部を通る動脈が拡張して海綿体(陰茎内のスポンジ状の組織)内に血液が流入して陰茎が膨大する。すると静脈が圧迫されて血液は流出しにくくなり、ますます陰茎は勃起し、かつ持続する。さらに尾てい骨の辺りから出て陰部を支配する仙骨(せんこつ)神経が活性化されて海綿体の筋肉が収縮し、陰茎をより堅固にする。このようにしてレム睡眠中に男性のシンボルは屹立し続けるのである。レム睡眠が終了するとこれらと逆の現象が生じて陰茎は速やかに萎縮しはじめる。

 ちなみに男性の名誉のために申し添えると、レム睡眠中の勃起はエロティックな夢を見て生じるのではなく、純粋に生物学的な反応である。逆に言えば、上記のような勃起システムが健常であれば心理的な要因でインポテンツになった方でもレム睡眠中にはちゃんと勃起する。

人と同様に、動物の多くは専用のねぐらを使って眠る。生殖活動も安全なねぐらで行うことが多いだろうから睡眠時間帯に勃起現象が生じやすくなるのは不自然ではない。しかしなぜノンレム睡眠ではなく、レム睡眠中に勃起が集中しているのか、その理由は明らかになっていない。

 レム睡眠とノンレム睡眠のどちらが睡眠の起源であるかについては諸説あるが、レム睡眠には骨格筋を弛緩させて消費エネルギーを節約する役割があるため、厳しい食糧事情の中で自然淘汰を生き抜く戦略の一つとして重要であり、進化論的に最も古い睡眠と目されている。睡眠欲と性欲は生物の原始的な欲求であり、睡眠と生殖は最も古くから存在している行動である。したがって太古から安全なねぐらで休むレム睡眠と生殖のための勃起現象がカップリングして進化したのかもしれない。

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/403964/121100105/02.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/403964/121100105/
2 : ログ速名無し[] 投稿日:2020/01/24 08:09:45
このスレッドを表示するにはこちらで閲覧できます => http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1576131694/l50


おすすめスレッド

PR

みんなが見ているスレッド

PR

スポンサードリンク