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ニュース速報+
2021-01-21 07:40:07
高校生活という青春時代をともにするだけあって、卒業する頃にはくたびれた状態になる「スクールバッグ」も、時代とともにさまざまな流行の変化がありました。現代ではスクールバッグ以外にリュック派もいたりと多様化やカジュアル化が進んでいますが、まだまだ“スクバ”の流行は存在するみたいです。指定がある学校ならしぶしぶ使うしかないスクールバッグですが、流行アイテムのひとつとして見たときのスクバに対するあこがれは、いつの時代も計り知れないものがあります。
規定のスクールバッグの金額よりはるかに高くても欲してしまうのはなぜなのでしょう。今回はスクールバッグについて、90年代前半のブランドブームから同年代後半の有名校バッグブーム、そしてゼロ年代まで、現代の流行とともに振り返ってみたいと思います。平成の女子高生といえばルーズソックをアイコンにした90年代後半の印象が強いですが、歴史を振り返ると「女子高生ブーム」が生まれたのは1993(平成5)年あたりから。この頃から「コギャル」という呼称はすでに存在していました。必須アイテムであるスクールバッグも、たかがバッグと言えないほど流行スタイルが様変わりしていくのがわかります。「女子高生ブーム」初期ともいえる90年代前半は、バブル期の時代の流れもあり「エスプリ」の大きいトートバッグや「GUESS」の大きいトートバッグが人気。カジュアル派なら「L.L.Bean」のリュックなど、いずれにしてもややブランド志向なのが時代を感じます。
またショップバッグを持つ平成の女子高生の定番のスタイルも、この頃から「ムラサキ・スポーツ」や「バハマパーティ」「ラブラドール・リトリーバー」などの人気ブランドを筆頭に定着していきました。90年代中期から後半にかけては雑誌やストリートが熱を帯び始め、女子高生たちもより「女子高生」であることの価値を意識し始めた時代だったと筆者は感じます。スクールバッグはこのあたりから、有名校のものを持つのが流行したり、ポスカでタギングや落書きを書いたりといった特徴がみられます。女子高生にとってのスクールバッグそれ自体が、自身の「価値や個性」を定めるアイコン的なポジションにまで登り詰めたのです。1997(平成9)年頃から始まったこの「有名校のスクールバッグ」人気はすさまじいものがあり、現代で言うメルカリのようなフリマアプリがない時代にも関わらず、本物のブランドバッグ同様の値段で取引されていたぐらいです。 有名校スクールバッグブームの背景にはファッション誌「東京ストリートニュース」や「POPteen」などの人気読者モデルの存在がひと役買っています。
2000年代に入ると、女子高生ポジションの価値は十分あれど過剰なまでの90年代の「女子高生ブーム」は過ぎ去り、時代の空気は変わりました。00年代初めは、90年代後半の先輩たちの影響を少なからず受けてか、昭和第一高校(文京区本郷)や法政高校(三鷹市)など有名高校のスクールバッグの人気も健在。一方、2003(平成15)年頃からブランド「イーストボーイ」のスクールバッグや都立片倉高校(八王子市)の「ワールドペガサス」の流行など、今までとはまた違った雰囲気になります。それまで少しスレた印象だった制服の着こなしも、「清楚ギャル」という言葉の登場からルーズソックスが紺ハイソに変わり、リボンの付け方から見直しが入りました。以前もアーバンライフメトロのサイトで女子高生の制服の変化について寄稿しましたが(2020年7月26日配信「なぜ女子高生は『制服』を着崩さなくなったのか?」)、平成の終わりが近づくとともに制服はカジュアル化が進んでいきます。以前ほど「制服」「女子高生」というアイコンにとらわれることがなくなり、またそうした考え方自体が古臭くなってきています。スクールバッグのチョイスもまた然(しか)り。街中でよく見掛けるようになった「リュック派」に、カジュアル化の勢いを感じている人もいるかもしれません。
とりわけスクールバッグに関しては、東京の女子高生が「地方都市」の女子高生のそれを志向していると筆者は感じます。90年代に青春時代を過ごした筆者と同世代には定番だった、持ち手のひもを1本外して肩に掛ける「肩はずし持ち」ではなく、斜めがけスタイルの持ち方を今どきよく見掛けるのも、現代ならではの特徴だと思います。
(長文の為以下リンク先で)
アーバンライフメトロ 2020.11.29
https://urbanlife.tokyo/post/47411/