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テイラー・ニコルス(Taylor Nichols)医師がある男性患者のタトゥーに気付いたのは、黒人の看護師やアジア系の呼吸器専門家らからなる自身のチームが、挿管の準備をしていた時だった。
「胸に刻まれたかぎ十字が目に飛び込んできた。これまでシャツで隠されていたナチス親衛隊(SS)のタトゥーやその他の印がさらされたのだった」と、ニコルス医師は先月30日にツイートした。
「体に彫られた憎しみのシンボルは、この男性の意見を誇らしげに発表していた。私たちのことをこの男性がどう思うのか、私たちの命を大切に思うかどうか、全員が理解した」
ニコルス医師は何か月も新型ウイルスと闘い、患者が死ぬのを目にし、大切な人にうつさないよう孤立した生活を送ってきた。常に自分自身が感染する恐怖にもさいなまれてきた。そんなニコルス医師は、この時感じた、相反する感情についてつづっている。
「社会は、科学にもわれわれの懇願にも従おうとしないことが証明されたのは残念だ。人々にこのこと(新型ウイルス)を真剣に受け止め、家にとどまり、マスクを着用してほしい、感染の連鎖を断つためにという懇願を」
ニコルス医師によると、男性患者は自分よりも年上でがっしりとしていたが、長年におよぶメタンフェタミンの使用で歯はぼろぼろだった。「死にたくない」と懇願したという。
この男性は11月中旬にサクラメント(Sacramento)近郊の病院に搬送されてきたが、その時点で「既に明らかに息苦しそうで、具合が悪く、落ち着かず、おびえているようだった」と書いている。
ニコルス医師は患者に向かって治療に全力を尽くすと言って安心させたが、逆の立場だったらこの男性患者は自分に対してどのように振る舞っただろうかとも想像したと認めている。
ニコルス医師は「初めて自分がためらっていること、相反する感情をいだいていることに気付いた。大流行で疲弊していた」とし、「そして、もしかしたら自分は大丈夫ではないのかもしれないと気付いた」と一連のツイートを締めくくった。
後日、ニコルス医師はサンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に、患者の体にナチス関連のタトゥーがあるのを見た時のことをこう語っている。「あの瞬間は患者に思いやりを感じていなかった」
ニコルス医師はナチスのタトゥーを入れた患者が亡くなったかどうかは知らないという。だが、命を救うためにできる限りのことはして、次の患者の治療に向かったと語った。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3319460