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1名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/05/06(月)00:26:02 ID:xbp [1/4回]
 今とは違う次元。「魔法」が存在し、人間の他に魔力に依存し生きる「魔族」や「魔物」のいる世界。
 人間は魔法を使いこなし、大陸の8割を統一国家「王国」により安定した時代を迎えた。

 しかし、国の功労者による大魔導士の死に際予言によると、この地に魔王が誕生するという。
 国王は予言を重く見、自らの王子たちに辺境に残る魔族の掃討を命じた。

 国王の息子の一人・第13皇子であるオーマは、最も過酷な北の辺境の魔族討伐を命じられたのであった。

・・・・・・・

●「変則リレー小説」型なりきりです。
議論、雑談はしたらばがありますのでこちらに。
https://jbbs.shitaraba.net/otaku/18132/

○基本的には「みんなでひとつのラノベを書くスレ」です。
「主人公が最終的に魔王になる」というオチだけ決めて、「中性ファンタジーもの」のラノベを書きます。

○参加者はアンカーをつけて「話の続き」を書くことができます。
 アンカーのつかなかったレスは「黒歴史」として処理されます。

○以下の行為は「荒らし」と認定します
・3行にも満たないレス
・即死
・伏線のない大幅な設定変更(伏線を出せば世界観をぶち壊してもOKです。それが醍醐味なスレです)
・その他他の参加者を不快にさせる書き込み、描写、他スレのURL張りつけなどは警告なしでアク禁とします

○他の人がそのアンカーに続けて書くこともできますし、別の独立したストーリーを進める事も可能です。
 また、通常のキャラクターロールも可能です。

○一度出たキャラクターは描写した瞬間から「皆の物」になります。
 どなたがどのように描写してもかまいません。
 そのためキャラクター設定を大事にしたい人はしたらばにあるキャラクターシートを投下することを奨励します。

○基本的にプレイヤーはさまざまなムチャぶり設定を他の人に託す事が出来ます。(トラブル時には主が介入します)
 なので、キャラクターに関して「実は彼らは○○だった!」みたいな事をされたくなければ、キャラクターシートを先に投下する事をお勧めします。

 そこで設定を書いてください。ただし面倒くさそうな設定は「裏設定」扱いしてスルーされるかもしれません。
2 : 334◆</b></b>QC.mQHRWrg<b>[] 投稿日:19/05/06(月)00:26:56 ID:xbp [2/4回]
こちらがこのスレの主人公です

【名前】オーマ・アーベルゼン
【年齢】16
【性別】男性
【容姿】
 標準的よりやや華奢な体格。色白の肌に黒髪の長髪を伝統的な髪の結い方でまとめている。目つきは鋭く、まつげも長い。
 その気になれば女装しても女性に変装しても不自然ではない。だが服の下には耐久力のある健康的な肉体が存在する。
【能力】
≪基礎魔法≫
・宮廷魔導士より初歩の魔法を習わされているが、コントロールに難があり

≪王国流剣術師範≫
・王国騎士団内でトップクラスの剣術の腕を見せる。
 ただし訓練内での話で、実践経験は浅い

≪毒感知≫
・毒に対する感知能力が高く、食物の異変には敏感

【詳細】
「王国」を支配するアーベルゼン一族の第13位皇位継承者。
 生母はすでになく、母方の家族は没落貴族であったため家の力もないため、皇位継承レースからは外れている。
 常に暗殺の危機にさらされていたため他人に対する警戒心が強く、自分ひとりで行動することが多い。
 独り言も多い。
 性格はクールで冷ややか。だが怒ると手が付けられないほどの強い感情に支配される。

【他の人の操作】可能。主人公。
3オーマ◆</b></b>QC.mQHRWrg<b>[] 投稿日:19/05/06(月)00:39:23 ID:xbp [3/4回]
 今とは異なる世界と時間……。

 魔法を使いこなす「人間」が、戦乱の大陸の中覇者となり、「王国」が、この大陸を統一した。
 もはや王国に歯向かう勢力はなく、この大陸の多数派である「人間」は、平和を享受することとなった。

 だが……統一に際し、功労者であった大魔導士は、不吉な予言を王に残し、姿をくらましてしまった。 

「魔王が誕生し、いつしかこの王国の脅威となろう」

 王はこの予言を重く見、自らの子どもたちに、まだ姿の見えぬ「魔王捜索」および「討伐」を命じたのだった。

・・・・・・・・・・・・・・

「……それで、その『魔王』ってどう探せばいいのやら」

【ため息をつく少年が一人】
【彼の名は、アーベルゼン王の13位皇位継承者・オーマ・アーベルゼン】
【さきほど父王の謁見を経て、先の「魔王討伐」を拝命したのだが……】
【まるで雲をつかむような話。また低位の王位継承者のため、部下や使用人などきわめて限られている】
【相談する相手も思いつかず、王城の自室でどうしたものかと物思いにふけるのだった】

//以降、好きに展開を進めてOKです!!
4名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:19/05/06(月)00:54:39 ID:H7Q [1/1回]
//以前のスレで使用していたキャラを流用しても大丈夫なのでしょうか
5 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/05/06(月)00:56:48 ID:xbp [4/4回]
>>4
//そのキャラを創作された本人であれば酉をつけていただければokです
//本人でない場合、許可をとってください。
//なお、したらばのキャラクター登録スレに投下しないと、シェアOKと見なされますのでご注意を!
6 : 名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:19/05/07(火)08:47:39 ID:lej [1/2回]
【名前】ロルチャプ
【年齢】自称10歳
【性別】女
【容姿】
身長30cm 白いフード付きローブを着た水の妖精少女。ピンク髪セミショート。半透明でクリオネ的全体像。衣服も含め全身水でできている。ほのかに発光している。

【能力】
水属性魔法
例:シャワー、水鉄砲、水の盾、小雨
強力な魔法は使用できない。

占い書『ブクブク』
水でできた本。泡の配置や数や状態から知りたい事を占って読み取る。。が、占いが実際に当たるとは限らない。

【詳細】
空を飛べる。乾燥地域には行けない。

【他の人の操作】可能
7 : ロルチャプ[sage] 投稿日:19/05/07(火)08:52:01 ID:lej [2/2回]
>>3

偶然オーマの呟きを聞いた小さな水の妖精ロルチャプが、まるでクリオネのように空中を泳いでチャプチャプ水音とともにオーマの目の前にやって来ると明るく話しかけた。

「魔王を探してるの?私は水の妖精ロルチャプ!あたしがこれからのあなたの行動を占ってあげるね」

言うが早いが、ロルチャプは水の占い書ブクブクをタプンと体から出した。それをピチャッと開いてブクブクっとする大小様々な泡の数と配置から、オーマのこれからを占い読み取った。
ロルチャプの表情が陰り、オーマに結果を伝える。

「占いの結果!だけど・・・これはあまりよくないかも。これからあなたは階段を何段も転げ落ちて頭を激しくぶつけた拍子に記憶喪失になる。だって」
「ごめんね、こんな結果で。でも元気を出して!あたしが励ましてあげるから」

ロルチャプはピュンピュンクルクルとオーマの周りを飛び回るダンスを披露した。励ましているつもり。
8名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/05/07(火)08:54:58 ID:QQC [1/1回]
>>1
このスレの存在そのものに強く反対します
理由は無数にありあげることは難しいですが、
まず前の魔王スレ主なら最初に謝罪をするべき
謝罪もなしにまた同じスレ立てとはどういう神経ですか?頭がおかしいのでは?参加者なめてますか?
なないた全体があなたのことを憎んでますが、自覚はありますか?
魔王スレは最低最悪のスレでなな板全体に迷惑をかけました
許せない絶対に
まず謝罪せよ
魔王スレ主本人ではないなら、悪趣味なことはやめろ
もしそうなら著作権違反であなたは逮捕の可能性もあるはず
逮捕ではなくても道義的に許されることではない
絶対にやめろ
9 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/05/08(水)01:32:48 ID:GNc [1/1回]
>>8
!aku
★アク禁:>>8
10オーマとロルチャプ[] 投稿日:19/05/08(水)01:39:05 ID:g6o [1/2回]
>>8
「ロルチャプ!? ロルチャプじゃないか!!」

突然の妖精の出現に驚くオーマ。
オーマの母方の家に伝わる守護妖精であり、子供の頃の子守代わりの存在でもあった。
だが、青年期になり、母方の守護魔法に守られているというのは王室の権力争いの中で不利に働くというのもあり、
母の死後、ロルチャプを召喚をすることもなかった。

「どうして突然……って、階段から転げて頭をうつ、だって?
 ……相変わらずトンチンカンな占いだなあ」

いわば旧友との再会に、おもわず笑みがこぼれるオーマ。
旧友はかわらず、くるくると周囲を飛び回り、オーマを励ましている。

「……しかし、どうして突然ロルチャプが……?」
11ロルチャプ[] 投稿日:19/05/08(水)04:31:53 ID:6xA [1/1回]
>>10

ロルチャプが正常な召喚状態にあれば守護をうける親族のオーマとロルチャプの間には魔法による絆が結ばれ、ロルチャプの存在を常に身近に感じとれる。
何故なら互いに魔法的繋がりがなければ守るロルチャプ側も守られるオーマ側も互いの居場所さえ分からず守護しようがない。加え、魔力に敏感な魔法の扱つかえるオーマなら尚更より一層ロルチャプを感じ取れるのだ。
オーマももちろんその1人。ロルチャプが現れるまで今まで存在に気付かないのは正常なロルチャプではないことを意味する。

何度もオーマにロルチャプと呼ばれ、突然飛び回ることを止めたロルチャプは一瞬だけ正気に戻ってオーマを見て驚き、苦し気に話しだした。

「オ・・・・オーマなの?、ロルチャプ、、あたし、、もうオーマを守護してないんだよ。あたしが近くに来るまであたしの事に気づかなかったよね」
「魔王の強引な魔力で無理やり召喚されて今は魔王の手先になってしまったのロルチャプは。オーマを殺すためニ・・・キタノ・・・」

そう言い残し再びオーマの回りを飛び回りはじめるロルチャプは魔王の操り人形のロルチャプに戻っていた。

そう、なんとロルチャプは未来に存在する魔王によって強制的に召喚され未来の魔王に操られていたのだ。そして魔王の命令によりオーマを始末するために送り込まれた刺客にされてしまっていた。

偶然ロルチャプはオーマを見つけられたが、偶然ロルチャプがその時その場に居合わせオーマの声に気付くよう未来の魔王が仕組んだのだ。
つまり、オーマは既に魔王に狙われていたのだった!
12オーマ[] 投稿日:19/05/08(水)16:38:09 ID:g6o [2/2回]
>>11
突如苦し気な声をあげるロルチャプに戸惑うオーマ
だがその言葉を聞き、オーマは冷静に判断する。

「すると……ロルチャプ。君の魔力の供給源を手繰れば、
 魔王の居場所がつかめる、というわけだな」

オーマはにやりと笑う。
なぜ、いまだ世に姿を現さぬ「魔王」が、自分のような小さい存在を狙うのか。
そして、その刺客に、か弱く、力のないロルチャプを用いたのか。
その二つは分からない。が……

「好機、かもしれないな。同じ命令をうけた兄上たちは、魔王の存在そのものも確認していない。
 現状、魔王討伐に最も近い情報を持っているのは、この僕一人というわけか」

オーマはそう逡巡すると、部屋から水筒代わりの竹筒に、壺から飲料水を汲み

「ロルチャプ。君の使命を果たさせてやる。僕の命をやろう。
 そのかわり、僕の願いも聞いてくれないか……?
 死ぬ前に、僕は王都の外の世界を見てみたいんだ。
 そしてその旅先で、もっとも美しい瞬間であったら、君は僕の命を奪ってくれ」

そしてロルチャプを手に載せ、

「今君は魔力を使い果たして疲れているようだ。しばらくこの中にお入り。」

 そうして竹筒の中にロルチャプを促す。

(さて……。とりあえず手がかりは見つけたが、問題はこの手がかりをどう使うか。
 魔力探知の魔法はそれほど得意ではないし……
 魔法の師匠に聞いてみるか? あるいは、アイツに……)

 オーマは考え事をしながらも、外出着に着替え、自室から出た。
13エリシカ[] 投稿日:19/05/09(木)15:36:33 ID:C8Q [1/1回]
>>12
「オーマ! あんた何やってるのよ!」

【オーマが自室から出てると、王宮騎士の腕章をつけ正装した女騎士に声をかけられた】
【彼女の名はエリシカ。王族ではないが、さる高貴な大臣の娘であり、この王宮で親族同等の付き合いのある、オーマにとってはいわば幼馴染だ】
【現在は上級近衛兵として配属され、後宮の警備などを任されているのだが】
【燃えるように赤い髪に日に焼けた肌……彼女の立場では過酷な現場など拝命する必要もないが、好んで危険な任地の警備に向かう事が多い】

「あんたも一応王族でしょ? 王様が緊急で巡察に行くって聞いてないの? ついてかなくていいの?」

【周囲も何かあわただしい】
【儀礼用の鎧ではなく実戦の武具をつけた騎士たちが駆け足で中庭に集結している】
【何かあったんだろうか……? 巡察というよりは、出陣にようにも見えるが】

「平服か……でも一応ヨソイキみたいだからまあ、剣でも履いてればカタチにはなるかな。てか、外出でもする気だったの?」

【と、エリシカはよれよれになっていたオーマのエリをただしてくれる】
【エリシカは近々、政略結婚でオーマの兄のいずれかと結婚することになっている】
【年が近い事もあり、昔はエリシカとよく話すことが多かったが、王族と臣下の娘が親しくすることはよくないとされ、
 騎士の任務や訓練の時など、ごく限られた時にしか最近は逢っていない】

『いや、巡察だなんて聞いてない。それに僕は、「魔王の捜索」の命を受けていて、……父さん……王様からも特に呼ばれていないし』
「王族なら自身の判断で王様をお守りするのが役目、でしょ?」

【エリシカはウインクしてオーマに微笑みかける】

【オーマは……】(次の安価の方に行動を託します)
14オーマ[] 投稿日:19/05/10(金)00:23:48 ID:T2h [1/1回]
>>13
【首を振り、エリシカを払うような仕草をして】

「別に……父は僕に守られることを望んでないよ」

【そう呟くと、オーマはエリシカの横を通り抜けて去ろうとする】
【いまは、呼ばれもしない巡察に参じるより、淡々と命令をこなす方がいい】
【それに、父王の顔は、なるべく見たくはない】
15エリシカ[] 投稿日:19/05/11(土)01:38:57 ID:7X8 [1/1回]
>>14
「はあ...相変わらず暗いヤツ」

すれ違った瞬間、エリシカは溜め息をついた
が、そのままオーマを行かせる気など彼女には毛頭なく

「いいから行くのよ!」

彼の袖口をしっかり掴むと、ドスンドスンと力強く前進を始めた
男のオーマがなすすべが無いほどの剛力で引っ張っていくその様は荷車をひく馬、いや、象のようだ
流石は上級近衛兵である

「エリシカ姐さん、丈夫な赤ん坊期待してますよ!」
「王子サマ、今からカカアの尻に敷かれてたら大変ですぜぇ!」
「カカアじゃなくて象の尻だろ?」
「ぎゃははは!」

その様子を目撃した兵士たちは笑いながら二人にエールを送るのだった
16オーマ・エリシカ[] 投稿日:19/05/11(土)17:36:08 ID:0OV [1/1回]
>>15
「待ってくれエリシカ、……兵が見てる」

【兵士たちの嘲笑に顔を赤らめるオーマ】
【ぱっとエリシカの手を払うと、仕方なしと言った体でエリシカと共に中庭の待機所に向かい廊下を歩く】

『……蛮族退治なのよ』
「えっ」
『それも、領主の裏切りも関わってる。領主が蛮族と結んで乱を起こすのを察して、巡察に偽装して王自らが出陣ってわけ。』

【エリシカが先ほどと違い、きりっとした顔で歩きながらオーマに囁く】
【超機密情報のようだ】

「父王自らってのが解せないな。あの人は用心に用心を重ねた亀のような人だ。望んで戦地に赴くとは」
『なんでもその領主、「手にしてはいけない宝具」を入手したって聞いたわ。
……陛下は何としても自身の手で手に入れたいってところかしら。』
「部下や、ぼくら王子にも渡したくないアイテムってことか」

【エリシカそこまで囁くと、急に背筋を伸ばし他人のフリをして先行し中庭に行く】
【オーマと逢っていたことが無かったようにふるまうが、その後手】
【左手をすこしだけ、左右に振る。】

【「気を付けて」。】

【オーマにはそう言っているように感じた】

・・・・・

【王城・中庭・正午過ぎ】
【200ほどの近衛兵が、戦闘用の武具を見につけて集結し、王を待っている】
【その中には……オーマと同じく父の補佐で駆けつけた王族や……】
【宮中に食客として囲われている魔導士、剣士や冒険者その他、有象無象も紛れているかもしれない】
【そんな彼らの中の一人が、オーマを見つけて話しかけてくることもあるだろう】
【オーマは、中庭の端、待機兵たちからやや距離をとって、立って待っている】
17マリアテロメリア[] 投稿日:19/05/12(日)14:05:58 ID:ky6 [1/1回]
>>16
「オーマどん、オーマどん。そんな端っこいないで真ん中きたらどうっスかあ?」

オーマに話しかけてきたのは、深緑のフードに身を包んだグルグルメガネの怪しい輩。
いわいるヒーラーと呼ばれる魔法薬学士見習いの女だ。
年齢不詳で、顔もメガネとフードでよく分からない。
声も田舎訛りが激しいが、こう見えて薬草学のスペシャリストとして、宮中に召集された食客の一人である。

「オーマどん、冴えないけんど王族じゃないすかあ。
もっとグリグリ中ば入って、王子アピールして行くんが宮中政治つうもんじゃなかですかあ?」

どういうわけかこの変人はオーマを気に入っており、何かと話しかけてきたり付届けをしたりする
とはいえ、いきなり「精力剤になる球根」やら「媚薬として使える干しサラマンダーのしっぽ」など送りつけてくるので、怪しいことこの上ない
宮中でも奇人ぶりが有名なため、皆の笑いの種になっている
18 : ルディ◆</b></b>tIYMQ10FC2<b>[] 投稿日:19/05/13(月)01:08:07 ID:Zee [1/2回]
【名前】ルディ・シャナック
【年齢】17
【性別】男
【容姿】金髪碧眼長身の正統派二枚目タイプ。
     全身黒尽くめの格好で、腰の後ろで鍔の無い二本の小太刀を×字にクロスして差している。
【能力】≪変身魔法≫
     直接触れた相手に変身できる魔法。顔や体だけでなく、指紋・声紋・魔力の波長・その時の服装まで完コピできる。
     ただし、記憶や能力まではコピーできない。
【詳細】情報から美術品から命まで、報酬次第で何でも盗む一匹狼の盗賊。
     軽妙な口調と柔らかい物腰で誰の懐の中にもするりと入り込める気さくな性格で、無類の女好き。
     しかし、例え女であってもそれが依頼のターゲットである場合は容赦なく命を奪う非情さも持つ。
【他の人の操作】不可
19ルディ◆</b></b>tIYMQ10FC2<b>[] 投稿日:19/05/13(月)01:11:39 ID:Zee [2/2回]
>>16>>17
三人の間を、突然フード付きのローブを纏った老人が割り込んだ。
ドン、という肩がぶつかる音と共に、マリアの小さな悲鳴が挙がる。

「おっと、これは申し訳ないのぅ。何せ目が悪いもんでのぅ」

老人は一旦足を止めて、そのフードの奥の素顔を彼女に向ける。
それは食客の中でも特に国王の覚えめでたい男、魔導士ビロニエその人の顔であった。
魔法の中でも習得の難しい強制睡眠魔法を得意としていることから“眠りの魔導士”の異名を取るこの男は、
その百戦錬磨の戦歴もあって国王や魔導士達以外からも広く尊敬を集める有名な存在である。
が、最近は齢を重ね過ぎたせいもあるのか、ある悪癖にまつわるもう一つの異名も有名になりつつあった。

(いいねいいねぇ……中々弾力のある尻だ。ひひひ、これも“役得”ってね)

次に悲鳴を挙げたのはエリシカだった。
彼女は早速その異名通りの悪癖の犠牲者となったのだ。
すなわち、“エロジジイ”の“セクハラ”に。

「ふぉっふぉっふぉ。これは良い感触じゃのう。生きてて良かったわい」

真っ赤な顔をしたエリシカの抗議をひょうひょうと躱して、ビロニエはオーマと目を合わせる。
しかし、それは一瞬。直ぐに視線を外して、その場を後にしようと背を向けた。
何故か?
ビロニエはオーマの目を見て、彼が自分にとって危険な存在であると即断したのである。
陰謀渦巻く宮廷を生き抜いてきた者に稀に備わる、ほんの少々の違和感に対する異常な勘の冴え──
彼はそれを持っている可能性がある。ならば、深く関らない方が得策であると──。

(如何に勘が良くてもこの俺──ルディ・シャナックの“変身魔法”はそう簡単に見破れるシロモノじゃないが……
 あの目はほんの些細なことにも警戒する人間の目だ。仕事の前に目をつけられたら厄介なことになるぜ。
 何せ、今回の俺のターゲットは……あの男だからな)

ビロニエは……もとい、ルディ・シャナック(十七歳・盗賊)は、三人を背にして、国王が登場する予定の場所を見やった。
微かだが、口元をニヤリと歪めて。

//初参加です。よろしくお願いします。
20オーマ[] 投稿日:19/05/14(火)01:14:10 ID:vQE [1/1回]
>>17
「テロメリアさん……。別に僕は宮中政治には興味はないよ」

 もともとオーマは王位継承とは無縁と心得ている。
 領主になるつもりもなく、折を見て臣籍に降下し、好きな仕事でもしてみようかとすら思っている。
 もっとも、世間知らずの自分が何ができるかわからないが……
 オーマの母方の家も強い力があるわけでもなく、この薬草使いの女が自分に何を目当てにすり寄ってくるのか、今一つ測りかねている。
 ただ、彼女がつけ届けてくれる薬草が母の病気を回復させたことがあり、恩義は強く感じているところだ。

「それにしても、テロメリアさんも巡察に随伴ですか。何か父王からご命令でも?」

 ヒーラーも随伴する行軍とは、ずいぶん大掛かりだなとオーマは感じていた。
 そこに……

>>19
「ビロニエ導師!?」

 オーマは割り込んできた年長者の顔を見るや、拝礼をする。
 周囲の兵士たちもビロニエの登場に驚き、オーマに習い礼をする。

(ビロニエ師ほどの魔導士が随伴する巡察……に偽装した領主討伐とは……父王は本格的な征伐を考えているのか。
 ビロニエ師の睡眠魔術ならば、たしかに人を損なわずに反乱を鎮圧できる。
 父王が狙う「手にしてはいけない宝具」とはそれほど重要な物なのか。
 いや、今はそれ以上に聞いてみたいことがある……「魔王」についてだ!)

 オーマであってもなかなか目にかかれない高位の導師が、女兵(というかエリシカへのセクハラ)に気さくに話しかけている様子を見、オーマは勇気をだしてビニロエに話しかける。

「第13皇子のオーマです。父王になりかわり、このたびの巡察へのご随伴、ご足労ありがたく思っております……」

 オーマはビニロエの傍に寄り添い、その目をのぞき込むようにして挨拶をする。

「ふと……一つお尋ねしたき事がございまして……」

 と話を続けようとする。
 現段階では、ビロニエが変化の術を使っていることなど疑いなどしていない。
21ルディ◆</b></b>tIYMQ10FC2<b>[] 投稿日:19/05/16(木)21:05:59 ID:sjD [1/1回]
>>20
>「第13皇子のオーマです。父王になりかわり、このたびの巡察へのご随伴、ご足労ありがたく思っております……」
>「ふと……一つお尋ねしたき事がございまして……」

と、横から顔を覗き込んでくるオーマに、ルディは心の中で舌打ちする。
ビロニエという老魔導士がどのような人物であるか、その下調べを済ませているからこそ成りすますことにしたわけだが、
如何に人格を本物に近づけたところで所詮は偽物に過ぎない。
これ以上会話を続ければいつボロが出るか分かったものではない。

「おお……これは失礼致しました。
 このような隅で一兵士のように佇んでおられる貴方様がまさかオーマ殿下とは思いもせず、先ほどは気づきませなんだ」

しかし、耳遠を、ましてや耄碌を装って無視するという手はここでは使えない。
間近に顔を突き合わせているのだ。
情報によればビロニエが国王に召し抱えられたのは三年ほど前のこと。
如何に一目を置かれた存在であっても、相手が国王の息子となれば直に会話する機会もあったと思うのが自然だし、
老齢とはいえ食客としての立場を保証され続けている以上は王族の顔を忘れてしまうほど耄碌しているなど考え難い。

「……して、尋ねたき事とは如何なることでございますかな?
 この巡察……いえ、遠征の裏に隠された陛下の思惑についてならば、この老いぼれも良くは……」

ならば会話に乗った上で、如何にもな口調で適当に受け答えしつつ頃合いを見計らって切り上げるのがベストである。
問題はこのオーマという男が毒にも薬にもならないのらりくらいの回答で果たして満足するかどうかだが……

(……!)

ルディにとって幸運だったのは、そのような算段を講じた正にその時に、周囲の雰囲気が一変した事であった。
おぉ! という歓声がどこからか挙がり、それが瞬く間に中庭全体に伝播したのだ。
結果、ルディは自然にその視線をオーマから歓声の原因へと向けることができ、
会話を打ち切る空気に勝手になってくれた、と内心ほくそ笑んだ。

「ふぉっふぉ、陛下がお出でになられましたな。それでは殿下、私はこれにて……」

そして、好々爺の笑みを浮かべて一礼し、再びオーマに背を向けた。
……だが、それは一瞬の気の緩みだったか、それとも国王の登場で己の目的を改めて意識したせいなのか……
いずれにしても彼は気が付いていなかった。
フードの奥のその目から、それもほんの僅かだが、ビロニエには不釣り合いな“殺気”を垂れ流してしまったことに。
22エリシカ[sage] 投稿日:19/05/17(金)01:58:32 ID:0pi [1/1回]
>>19
(このお爺ちゃん憎めない人なんだけど・・・まったく)

ビロニエのセクハラに困り顔のエリシカ
相手がただの兵士であれば自慢のその腕力で報復に出ているところだが、今度ばかりはそうもいかない
偉大な魔導師であるし、年齢的にも高齢で実力行使は躊躇われるところだ
そして何よりそのひょうきんさが不思議と憎めない

(けど、次やったら引っ張たくかも。いや、引っ張たこう、うん)

>>21
そんなことを考えながら黙ってしばらくオーマとのやり取りを見ていたエリシカだったが

「・・・?」

国王の登場後にビロニエが一瞬見せた雰囲気の変化に、思わず目を見開いた

(え・・・? 今の何・・・?)

見間違いかと目を擦ってもう一度見てみるが、その時にはもう別段おかしなところは無かった
気のせいか・・・
しかし妙な気分が抜けないエリシカは狐につままれたような顔でオーマを見るのだった
23 : 国王[] 投稿日:19/05/18(土)00:45:43 ID:fuO [1/1回]
>>21
>>22

威風堂々の国王が中庭に護衛と共にやってくる。
そしてその傍らには……「本物の」ビロニエが、王のお供として侍っていた!
とはいえビロニエは護衛に守られ、後方にいる。
ビロニエが二人いる事に気づいた者は、現段階ではまだいないようだ。
24オーマ?[] 投稿日:19/05/21(火)15:14:20 ID:zqF [1/2回]
>>21
>>22
>>23
「いえ……父の思惑など、子の私にとって思うべくところもない事。
 それより……」

【オーマが口ごもっていると、国王が登場したようだ】
【場内の空気が張り詰め、兵たちは座し、礼する】
【オーマもビロニエに礼をし、国王の方に振り向く刹那――】

(殺気――!)

【ビロニエの方から発せられたように感じたオーマは、不意に後ろを振り向く】

>>23

≪国王陛下の御なり―!!!≫

【国王・”聖銀王”アーベルゼン一世が遠征用のミスリル装備で現れる】

【オーマはビロニエのいる近くにいたため、隊列からずれ王の通り道の邪魔になっていた】
【国王が殺気を感じキョロキョロしているオーマに通り過ぎながらささやきかける】

『落ち着きのない事だなオーマ……。暗殺者でも探しているのか』

【表情を変えず、そのまま通り過ぎる国王】
【ここ数年、私的な会話など一切ない父の言葉をかけられ、オーマはハッとかる】
【その後、御つきの者たちが王の後をついていく】
【その中には――大魔導士『ビロニエ』(本物)が正装して粛々とついていく姿もある!!!】

(――ビロニエ師!?)

【オーマが疑問に思っていると……】
【王は中庭の中央に立つと、剣を鞘に入れたまま、大地に突きさす】

『このたびは行軍の訓練を兼ねた巡察である。
 行き先は岩窟公・ダルタンの領地・【復活の洞窟】。近衛兵よ、我が王国の威光を示しつつ、速やかなる行軍を命ずる』
≪応!!≫

【兵たちは答えると、あらかじめ下級兵に準備されていたのか、装甲馬車のいななきが場外から聞こえる】
【王は一言宣言すると、足早に場外へ】
【近衛兵はすぐさま場外へ走りだし、馬車に乗り込む】
【エリシカも隊長として白馬にまたがる】

【中には、粛々と、しかしよく訓練された動きでうごめいている】
【食客たちは思い思いに馬車に乗り込んだり、自分で手配した馬や移動手段で兵たちについていく】

【オーマはその騒乱の中……(行動を次の方に託します)】
25 : オーマ・国王[] 投稿日:19/05/21(火)15:14:42 ID:zqF [2/2回]
>>24
//名前欄ミス
26ルディ◆</b></b>tIYMQ10FC2<b>[] 投稿日:19/05/24(金)02:28:39 ID:zxS [1/2回]
>>22>>23>>24
一歩、一歩、堂々とした足取りで“ターゲット”との間合いを詰める大胆不敵な刺客。
フードに隠されたその目からちょろちょろと湧き水のように流れ出る不穏な気配に、
果たして国王に熱狂する者達が気が付くだろうか。

答えは否。
本来であれば近衛兵に対しても真正面からの礼を強いるビロニエの威厳も、国王という権威の前では霞むばかり。
結果として近衛兵達は、ただただ不届き者の存在に気が付ける機会を見逃すばかりである。

「──!?」

しかし、ルディにとって思いもよらぬ事態が、前進を続けるその足と殺気の流出に待ったをかけた。
彼の真ん丸に見開かれたその目に映るは、威風堂々の国王──の背後から護衛と共に付き従う“本物”のビロニエ。

(──馬鹿な! 奴は確かに俺が調合した特製の睡眠薬を飲んだ! 三日は眠りこけるようなシロモノだぞ!
 それがどうして──)

兵達の意識が国王に集中しているせいか、あるいは護衛の人影に上手く隠れているせいか、
いずれにしてもビロニエが二人居るという事実に気付いて騒ぎ出す者は居ないようである……
が、普通に考えればそんな幸運が長く続くはずもない。
その緊張感がルディの頬から一筋の汗を滴らせる。

(まさか……“眠りの魔導士”! もしかしてあの爺さん、己の睡眠さえも自在にコントロールできるのか……!
 くそっ! 奴に化ければ国王に難なく近付けると思ったが……とんだ悪手だった!)

とはいえ、いつまでも黙って突っ立っているわけにはいかない。
バレるのも時間の問題となれば、その前に何かしら手を打つ必要があるのだ。
では皆が油断しているこの状況を利用して、このまま国王に向かって突っ走ってすれ違いざまに首を刎ねるか?
いや……周りは近衛兵や食客でぎっしりと埋め尽くされている。
これでは仮に成功したとしても、今度はルディ自身の命が危ういだろう。場所とタイミングは選ばなければならない。
27 : ルディ◆</b></b>tIYMQ10FC2<b>[] 投稿日:19/05/24(金)02:29:54 ID:zxS [2/2回]
>>26続き
(ならば、しょうがねぇ……もう一つの策で行くか)

国王の号令に「応!」と答え、我先に場外へと走り出す兵達。
ルディはその爆発的喧騒の瞬間を見逃さなかった。
その身を屈ませ、死角の多い人の波間にするりと滑り込ませて──“魔法発動”。
一瞬である。ルディはほんの瞬き程の刹那の間にその姿を“魔導士ビロニエ”という老人から、
“国王の号令に従い場外へと走る近衛兵エレン”といううら若き乙女に文字通り“変身”させていた。

「おわ! こんなところに居たのかエレン! へへ、気が付かなかったぜ!」

たまたま隣で走っていた大男の近衛兵が早速話しかけてくるが、エレンになりきるルディは余裕たっぷりに言い返す。

「悪かったなぁ、チビで! あんたがデカブツ過ぎんだよ!」

“エレン・カズーリャ”。近衛隊所属の女剣士。
小柄でどう見ても十代前半にしか見えない容姿だが、実は二十歳で性格は無類の酒好きの男勝りというをギャップを持つ。
ちなみに本物は昨晩、その酒好きが災いして酒場で酔い潰れていたところをルディに連れ去られ、
街外れの倉庫に監禁されている。誰かが解放しない限りは隊に合流することもできないだろう。

(変身できる体は多い方が良い。特に近衛兵は。──そう思っての行動だったが、やはり間違ってはいなかったな。
 ……しかし、このエレンという女、近衛兵だが階級は低い。果たして不自然なく国王に近づけるだろうか……?)
28エリシカ・オーマ[] 投稿日:19/06/15(土)23:40:35 ID:Swc [1/1回]
>>26
>>27
王の号令があり、よく訓練されている兵たちは機敏に動き出した。
だが、……あのボンボンのオーマだけは、呆然と立ったまま動かない。
エリシカは馬にまたがりながら下級兵に指示を出すと、オーマの元に駆け寄る。

「オーマ、ぼーっとしてないでさっさと動きなさいよッ」
『……妙だ。妙だぞ』
「またいつものそれ? 考えるより、まずは行動!」

と、オーマの背中を叩き、オーマを王の護衛馬車の方面に促す

『エリシカ、聞いてくれ、この中に……』
「第13皇子オーマ殿下。近衛兵曹長エリシカが謹んで要請致します。
 我が王の護衛のため、馬車に乗り込み参陣されたし……!」

本来ならば身分の違いで命令はおろか要請もできる立場ではないが、エリシカがこう発すると、オーマは性格上断れない……。

「私の部下を一人つけるわ。エレン・カズーリャっていう、異名は「妹姉御」。
 あたしだと思って、安心して背中を預けて」

 そういうと、エリシカは伝令にエレンに対しても「命令変更。王の護衛馬車に乗り込め」と伝える。

 しかしそのエレンは――先ほどのビロニエに化けた、ルディが変身している事を、エリシカは知る由もなかった。
29 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/06/16(日)00:02:56 ID:EVL [1/1回]
ここまでのあらすじ


大陸の8割を征服し、人間族王朝として全国統一をはたした「王国」
しかし予言により、いずれ「魔王」が現れ、王国にあだなすという。
第13皇子・オーマは、他の王子と同じく王より「魔王の捜索、並びに討伐」を命じられる。

1【オーマとロルチャプ】
 オーマは自室にこもって思案していると、水の精霊・ロルチャプが出現する。
ロルチャプは幼いころ、母方の守護精霊として子守として親しんできたが、ロルチャプは「魔王によって召喚させられ、オーマを殺すために派遣されてきた」という。
 オーマはその事実に驚きながらも、力の弱いロルチャプを哀れに思うと同時に、ロルチャプの魔力の供給源を手繰れば魔王にたどり着くと考え、竹筒の水筒にロルチャプを匿う。
 そしてロルチャプに「君の使命を果たさせてやる。僕の命をやろう。」と言い、「死ぬ前に外の世界が見たい。その旅先で最も美しい瞬間に出会ったら、僕の命を奪ってくれ」とお願いをする。

2【オーマとエリシカ】
 オーマは魔力探知の魔法の使い手に相談しようと城内へ出たが、騒がしい。
 近衛兵であり、幼馴染の女騎士・エリシカに遭遇し、「王が巡察に模した領主の反乱&蛮族退治」に出かける事を知る。
 オーマは渋るが、エリシカの強引な説得にしぶしぶ参加することに。
 だがどうやらこの巡察は、領主の「手にしてはいけない宝具」をめぐる陰謀が隠されている様子。

3【疑惑の中庭】
 巡察に赴く兵の集合場所には、正規兵以外にも食客が集められていた。
 薬師のマリアテロメリアに絡まれながら王を待っていると、高位の魔導士・ビロニエの姿を見つける。
 オーマは探知魔法、ならびに魔王の存在についてビロニエに尋ねようと近づくが、それは悪党・ルディ・ジャナックの変身魔法で化けた者だった。
 ルディは王の命を狙っている……
 と、王が到着。なんと従者に薬で眠らせたはずの本物のビロニエもいることから、ルディの計画は空振りに終わる

 王は激を飛ばすと、兵たちは馬車に乗り込む。
 その騒乱の中、オーマはビロニエが偽物だったのではないかと疑い、暗殺者が居る事を疑う。
 エリシカは思慮しているオーマを叱咤して王の護衛馬車に促し、部下を一人であるエレンをオーマにつける。
 しかしそのエレンも、騒乱の中ルディが変身した物なのであった。
30オーマ・マリア・ヒース[] 投稿日:19/07/03(水)22:08:09 ID:Bm6 [1/1回]
>>28

オーマはエリシカに強引に促されると、しかたなく王の護衛馬車の一つに乗り込む。

王の乗り込む鋼鉄装甲馬車を取り囲む三台の馬車のうちの一つ「馬車”二の槍”号」。
そこに、オーマをよく知る寡黙で忠実な近衛兵・ヒースの姿があった。

「オーマ殿下、こちらへ。」

オーマは手招きに応じ、馬車に乗り込む。
中は狭く、狭い室内に5人の兵士と、御者の6人体制の馬車になっている。幌がついており、のぞき穴からクロスボウで弓矢攻撃もできる

『おおっ、オーマどぉん? わたくしの脇、あいてるっすよぉ』

なんとこの馬車には先の年齢不詳の女薬師・マリアテロメリアの姿もある
しかたなくオーマは隣に行くと、見慣れない女性兵士も一人……

「……紹介します。”妹姉御”の2つ名を持つ、エリシカ殿の片腕のエレン・カズーリャ上等兵です。」

 あの変身魔法の使い手のルディが化けているエレンも乗り込んでいた!!

 馬車には近衛兵ヒース、薬師マリア、エレン(ルディ)、御者の交代要員であろうフードをした兵士風の男、
 そして……オーマが馬車に乗ることとなる。

『むふふー、オーマどん、巡察地につくまではなるべく体力の消耗を抑えてぐっすり寝るといいデスよぉ
 なんならわたくしの調合した「ハート睡眠薬」を使うといいです。寝ると……アッチのほうもびんびんになっちゃうのが欠点ですが、ひぇっひぇっひぇ』

 と笑う変態女薬師だが、回復することは確かなようだ。オーマは薬を一応受け取ったものの……困惑する。

 何事もなければ、半日もあれば目的地に着くだろう。
 このような状況の中でオーマは……
31オーマ[] 投稿日:19/07/05(金)03:26:28 ID:Z4o [1/1回]
>>30

「マリア殿。マリア殿は、魔王についてなにかご存じではありませんか」

【話をずらすオーマ】
【なりゆきで王の巡察に随伴しているが、そもそもオーマの目的は魔王の捜索と討伐だ】

『むふふ……。ウチ知ってますよぉ。魔王とは……”魔力で覇を唱えしもの”』
「それは、存じてます。僕が聞きたいのは、」
『ヒトが魔力を使うたび、その身体は魔に侵され、寿命を縮めるとも、あるいは、ヒトではなくなると言われておりまする』
「ヒトではなくなる……」
『然り。肌は青く変色し、人を食らう事を欲するようになる。それを魔族と呼びまする』

【改めて魔族について教えられるオーマ】
【この事実自体は、教養があれば誰でも知るところである】

「ヒトと魔族はそもそも同族ということですね。」
『左様。魔王とは、そもそもヒトでありまする。”魔王いずくんぞ種あらんや”
 魔王を探し、倒せとはつまり……「魔力を用いて王にあだなす反逆者を討て」と解釈されてはいかがか?』

【研鑽をつんだ魔道薬師の言葉に、オーマは不思議な説得力を感じ、うなづく】

「たとえばそれは……これから討伐しようとする岩窟公もまた、”魔王”となっていた可能性も……」
『手柄を立てる事ですなぁ。オーマどん。……オーマどんは私らのような下賤の出にもやさしくお声をかけてくださる。
 あんたに期待している食客、貧民、家来も多いのですぞぉ』

【耳元に超接近しささやくマリア】
【巨大な胸がオーマに押し付けられる】
【少し困った顔のオーマ。年齢は不明の女性だが、立ち上る色気と匂いをオーマは感じていた】
32 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/07/05(金)17:13:40 ID:l0I [1/2回]
エリナは自演でスレを無駄に潰すなふざんな
このスレは最低最悪の人間以下の存在のエリナが立てたスレです
参加しないでください
参加した人間も同罪で荒らしです
ゆるせない
33名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/07/05(金)17:22:34 ID:l0I [2/2回]
エリナは自演でレスを増やすな
バレバレなんだよクソが
外典書いてる時に上げてるからバレバレ
エリナ=屑田=外典主=図書館=スチパ公爵
最低のクソ
学園を破壊した恨みは一生忘れないし
魔龍スレを破壊したのもおまえ
一生忘れないし一生恨むからな
34 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/07/06(土)19:07:16 ID:QP8 [1/1回]
>>33
!aku
★アク禁:>>33
35 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/08/15(木)01:34:04 ID:DxK [1/2回]
あげ
36 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/08/15(木)01:36:33 ID:DxK [2/2回]
>>31
その時、オーマの乗っていた馬車は激しく揺れる!
剣を支えるオーマ。
だが馬車は横転! 一体何が起きたのか?
オーマ危機一髪!!
37 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/10/29(火)10:02:06 ID:AHY [1/1回]
このスレはエリナが立てたスレです
参加してはいけません


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