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1 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/08/05(月)22:29:37 ID:v65 [1/1回]
【境界線世界へようこそ!】
オーバーテクノロジーから魔術、超能力や宇宙艦隊、大魔王の領地に獣人の集落
神の軍勢など『なんでもあり』の数多の世界
それらすべてが繋がる舞台
ここであなたは先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります

【越境者について】
それぞれの世界に存在する『ゲート』をくぐる事や、はたまた突然の世界の気紛れで神隠しの様に世界を渡る事
それを体験したものを『越境者』と呼びます
『越境者』は『越境』の際に新たな力に目覚めたり、或いは変化を体験する事もあります
また、現状ではどの組織や個人も、越境現象の完全な制御には至っていません

【狭間のスクラップヤードについて】
世界の合間に存在する越境者達の拠点で、宿泊施設や訓練所など一通りの設備が揃っています
多くの越境者はここを拠り所にしていますが、もちろん例外的なものも存在します

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです
◇オリジナルキャラは勿論、各なりきりスレのご自身のキャラも参加する事が可能です
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、R-18、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう

★避難所★
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/#2

★wiki★
https://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1556961902/
2かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/05(月)23:37:13 ID:Hfu [1/1回]
>>997
ロイ「こいつまで俺のことをオヤブン呼びやがる」
げんなりとジジイを睨むロイ

さて どや顔晒しながら取り出した究極のTKG製造マッシーン
これには財布のひもも・・・

ロイ「卵を? 生で? ・・・うぇキッモチワリィ」
ナムサン 卵を生で食べたがる輩何んぞ日本人ぐらいである
なんというカルチャーギャップ 逆効果であったらしい
3クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/05(月)23:52:47 ID:XzM [1/2回]
>>前999

「スッゾコラ!」「ザッケンナコラー!」

 苛烈なるヤクザシャウトと共にトークンと鳥サブレを懐に借金取りたちは去る!!
 半人の真心()が届いた瞬間だ。心あたたまる一幕であろう!

「ほれ、これぢゃ!!」

 もふもふな手乗りうりぼうがちょこんとタェンティースのお手々におさまる。
 何が生活必需品なのかよくわからんままだけど!!

「背中をこのゼンマイで回せばテコテコ小さく歩くギミック付きぢゃ!」

 ゼンマイももちろんセットだ!

「…スッゾ?」

【いちおーもう一回だけ、コレほんとに必需品なの?って聞く借金取りであった】

>>前1000

「ほれ!それじゃあこのブツはお前さんのモノ!今日からお前さんこそダブルぢゃ!!」

 ブツを手に入れたソーマタージ。あるいは手に入れてしまった、か。
 なんかいい話にしようとしているが、わりかしダメ人間の見本のようなアレだからな!わかってるのか!


---
【スプロールのどっか】

「くしょん…くしゃみか。なんか誰かに食い物を集られに来られそうな気がする」

 普段、ソーマタージに多大な女難を押し付けているツケの支払いを予感(自覚無し)したどっかの誰かだったといふ。
 ---

【そしてソーマタージはすぐに次の試練が己を待っていることを自覚するだろう!】
 【→大切にコレクションとして保管するものいいが…ベルトを付けて遊びたい衝動もあろう!ナヤマシーところである!】
4クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/05(月)23:52:55 ID:XzM [2/2回]
>>2

「俺の味方はどうやらお前さんだけだ。ゴールドマン」

 クルトは心底疲れた表情をしていた。
 何故から、ソッコーで二名裏切りかまして、ひょっとして本当に自分がモノの価値がわからないだけか?
 と、ちょーっとだけ不安なり、間違っているのは世界?な感じになりつつあったのだ。ヤクザが救い!

「俺も普段、お前さんに助力していた甲斐があったってもんだな」

 普通に聞けば、スクラップヤードに色々持ち帰ってるクルトの普通の発言。
 ただし、実はドゴジマ絡みで複数人存在する影ドゴジマの一人という恐るべきヤクザ真実がある!
5ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/05(月)23:59:56 ID:GT6 [1/1回]
>>3
「ヒャッホホホヒャッホイ」
新たなる百獣の王の子を迎える猿めいて高々と掲げ、勝利の余韻に浸るソーマタージ。
無論、彼とて無能者ではない。頭の中では既に次の布石に向けて高度な演算処理が行われていた。
「金はテキトーなヤクザや悪者殺して掻っ払って……飯はあれば将校さンから何かくすねるか。大丈夫、まだ余裕あるし俺なら出来る」

「ところでジイさん、延長ベルトないか?」
少し考えた末、ついでに質問。まだ注ぎ込むだけの金はギリギリある。
オモチャは遊んでこそという考えの持ち主だ。名残惜しさを感じないわけでもないが、それはもう丁寧に丁重にガチャガチャ遊ぶ事だろう。

「ところで、俺らなんでここに来たんだっけ」
6 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/06(火)00:04:57 ID:h65 [1/1回]
>>3
「お、おおぉ……これは……!」
「……も、もふふ……もふい……しかも、動く……あぁ……!」

鼻血を垂らしながら恍惚、てのひらの上でてちてち歩くそれを前にうっとり
実に良い買い物をした、既にじいさんに骨抜きにされていると言っても過言ではない。情報収集何処行った

「スッゾスッゾ、もちろんです」

借金取りには二度頷いて応じる
無論、語るまでもなく、断じて生活必需品です
7 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/06(火)00:08:13 ID:USn [1/1回]
>>4
ロイ「そうか それはよかったな」
とやや同情する目

だがこいつが影ドラゴンであると知っていればどうなっていたことやら

ロイ「しかしだ 今日は一体何の用でここまで来たんだ?」
まさかこんなトンチキ空間を演出するためだけにわざわざ皆を連れまわしたのだろうか?
8 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/06(火)00:11:27 ID:Cod [1/1回]
>>5-7

「情報収集に来たんだ。マジメに、な」

 揃いも揃って目的をすっかり忘れて大脱線した面々に
 クルトはジト目を隠そうともせずに、ホクホク顔の二人とオヤブン連れて進んでいくのだった。

 合掌!!

//おちまい!
9α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/10(土)22:10:37 ID:mRx [1/5回]
【デースデスデスデスデス】

「皆さんにオシゴト持ってきたデス!!」

 ちょいやーとジャンプしながらんなこと言ってきたのはα-12。
 皆さまおなじみの愛されトンチキガールである。

【ガスマスクに禁断の中指おっ立てTシャツという見ているだけで頭痛起こしそうな恰好也!】

「デスデス。豊満=サンが持ち帰ったデータを閲覧して我が社もちょっぴり動くことにしたデスデス」

 ホロディスプレイに表示されているのはアンドロイドの骨格。
 それは人工皮膚を被せることで、多数の人間に偽装する特性を有しているという。
 イムカ・グリムナーがその実存の証拠を持ち帰ったことでメガコーポも重い腰を上げる気になったらしい。

【これまでヤクザが何十、何百死のうがお構いなしだったのにソレとは非情に思えるかもしれないだろう】
 【→だが、彼等は根っからの支配者階級であり、被支配者達の小競り合いなど関心すら抱かぬのが当たり前なのだ】

「つまり正義でVなのデス」

 で、なんかそんな大人達の薄暗い思惑とはまーったく関係なさそうなコイツを遣わすあたりに、
 微妙に悪辣というか、感情の矛先を逸らす思惑満載とうかなアレだが。

【当然のようにクリームソーダ注文して食べ始めながらのたまう】
10ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/10(土)22:16:05 ID:uh9 [1/5回]
>>9
「……んへ?」

とはコーラフロートに舌鼓をうち至高に浸っていたラスボス系女子であった
以前この件に関わった墨音は今は別の世界に渡っている様子
ともあれ何やら説明を受ければ承知承知

「なんだか物騒で大変そうっすね」
「……ともかく、お役に立てるならお手伝いさせて貰いますっすよ」

殊勝な心がけに見えるが、荒事の気配を感じ取りそして実際その手の仕事には適任である
そこに潜む裏事情の多くには目を向ける事はなかった
11 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/10(土)22:16:16 ID:BAJ [1/5回]
>>9
ロイ「経緯はどうであれ助かる」
やや渋い顔なれど このたびカノテクが介入したことを好意的にとらえることにしたロイ・ゴールドマンである

ロイ「ただのヤクザ・ウォーだけならいいんだがな この一件が悪化すればどんだけのメガコーポが危険にさらされるか分かったもんじゃない
   お前んとこのバロウズだってニセモノこさえて・・・あいつならどもならんか ところで・・・」

クリームソーダをおいしそうに食べるα-12の肩をグワシと掴み

ロイ「いい加減俺の名を吹聴して回る不逞の輩の尻尾の一つもつかめねぇのか?」
とドスの利いた声で質問してみるテスト 逆の手にはタバスコが握りしめられている

あ これ脅迫や
12α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/10(土)22:32:21 ID:mRx [2/5回]
>>10-11

「ぎ…ギブデスデス」

 ラスボス少女の眼前ではヤクザに脅迫されているガスマスクという奇怪なアウターゾーンが展開。
 ほら、荒事の気配むきむきデスゾ。ラスボス助けてデス。

「んなとこ言われても多忙極まる中の余力でお探しデス。そう簡単に見つかるわけネーデスヨヨヨヨ」

 なお、ポテチ食べながらネット検索して50秒ほどで飽きて、ユーチューバー始めるくらいの労力である。

「あ、ところで人型決戦兵器の上でテロリストと殴り合ったってマジデスか?」

 わりかしスケールデカいね。すごいねレジェントヤクザ。ニュースにもなったよ!

【いつものメンツを見つけたクルトが近づこうとしてUターンしたのはこの辺のタイミングである!】

「デスデス。オシゴトというのは死体で発見されたファストボーン・ヤクザクランのことデス。
 警告したけど黙殺されたソーデスね実際」

 それは実際致し方ない面もある。ヤクザウォーの最中にそんな情報が流れても欺瞞工作としか思われぬのが関の山。
 それでも怪しい挙動があればどうにかなったのだろうが、アンドロイドの偽装技術は短期間でかなり進歩したようだ。

「ぶっちゃけ、我が社としてもランナーと縁の深いクランがソレだと都合悪いんデス。
 つーわけでカチコミかましてほしーデス。手段選んでらんないの一歩手前デス」

 ピポパとシークレットと表示されたホロディスプレイを展開する。

「ニセオヤブンをスレイして速やかに事態を収拾して欲しいデス。
 限界判断が来た時点でC.T.S.S.を含むメガコーポの治安部隊出動デス。
 居合わせたランナーとか何とか一切喝采デストロイデス。キルゼムオールデス」

 いわば汚染を食い止めるための完全排除。それも無慈悲かつ武断的行動が既にメガコーポにて優勢。

「だから、ランナーへの依頼として発行されるα-12からの依頼をランナーとして遂行してほしいデス。
 ランナーズギルドの健在の証としてコレを収拾できれば部隊出動は水際で止められるデス」
13かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/10(土)22:38:04 ID:BAJ [2/5回]
>>12
1.ガスマスクを外します
2.タバスコのキャップを外します
3.α-12のお口の上でタバスコを高速上下させます

たっぷり召し上がれ!!

ロイ「さ~て憂さ晴らしも済んだところでだ・・・」
空になったタバスコの瓶をポイと捨てる

ロイ「あ~ぁまずいなぁ 俺がカチコミかけたらまた色々とないことないこと書かれちまう
   仕方ねぇか もう命運は決まっちまった 自分が取り換え子であることを認めたくない気持ちは分からんでもない」

ランナーとして依頼を受けるのはいい
だがそれを面白おかしく書きやがるふぁっきんめーんがいることが問題なのだ

ロイ「さて・・・やるか あぁあと他のヤクザランのオヤブンが贋作かどうかは確認取れたのか?」
と出立前にそれだけ質問するのであった
14 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/10(土)22:41:28 ID:uh9 [2/5回]
>>12
「仲良しっすね」

のほほーんとそのヤクザとガスマスクの牧歌的風景を眺めるお目々は優しげであった
そんでもってからに?

「あー……」
「ニセモノロボット、ウワサは聴いてますっす」

事実、越境者としても他人事ではないと言えた
現時点でそれらが越境能力を有しているかの判別は少なくともユノには出来ないが、ランナーや傭兵として雇われる事の多い越境者の立場の上のものがそれに変わられてしまっていては
手の出しようもなく、静かに刈り取られる事になってしまうであろう、身分や地位の確立し辛い越境者は特に

「……ん、分かりやすくて助かりますっすね」

ユノとしてはしかし、今正にその戦闘を振るえる事に多くの関心が寄せられている事に一切の疑念は皆無であるのは見て取れるのだが
15イベント;オーガ和平会談[] 投稿日:19/08/10(土)22:56:15 ID:mRx [3/5回]
>>13-14

「ひどッ!?おめめ節穴ラスボスデス!!」

 これにてトンチキガールのおしおき運命は決まった!
 調査やる気ゼロだったからね。しかたないね。

「アバババババババッ!!」

 当然ながら目を白黒させてえらい事になった!
 なんたる暴虐、これではデリカシーゼロの時代錯誤短足野郎と呼ばれても致し方ありますまい!

【タラコくちびるになったα-12が回復するまでしばらくおまちください】

「ヤクザが素直に検査受けてくれる人種と思うデスか。皆さんの情報提供が最新かつ最有益情報って有様デス」

 はっきり言って調査は遅々として進んでいない。だからこそ武断的措置が優勢ともなる。
 なにしろ、この件。扱いをしくじると現代の魔女狩りに繋がる厄ネタ中の厄ネタだった。

「たぶん、今回、何も知らない同業者(ヤクザやランナー)とも刃交えることになるデスよ。
 ニセオヤブンぶっ倒して、真実さらけ出せれば万事OKデスが、難易度高いミッションになるデス。よろしくデス」

 前金にしては多い(※暗黒メガコーポからのヤミ依頼ゆえ)クレッドスティックをテーブルに流しながらα-12は告げるのだった。

 -------------

【ファストボーン・ヤクザクラン事務所!】

「ザッケンナコラーッ!!」「スッゾコラーッ!!」

 マトモに作戦を立てる猶予もないから即断で行くと、イムカからのありがたーい助言のもと、
 時速893キロの超絶改造トラックで正面門をぶち破って突入した越境者達!

【なぜそんな助言を受け入れたかというと、慣れてしまったのか頭がアレだったのか、ハッパでも吸ったのかは知らん】

 当然ながらヤクザ達はチャカガンを向けて噴煙の中を一斉射撃!ミッションスタート!

「わうわうわう!(お嬢の作戦はいつも派手で大変よろしい!)」

 銃弾が雨あられ降り注ぐトラックの残骸で身を伏せながらガハハと笑う柴犬である。どっかの時点でついてきた。

【当然であるがヤクザ流儀を無視してのテッポダマ突入である。これでオヤブンが偽物であることが証明できなかった場合、
 背中にナイフの気配を常に感じながらな日常がスタートすることになるだろう。ゆえに難易度が高いのだ】
16かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:07:17 ID:BAJ [3/5回]
>>15
ロイ「や~れやれ たまには健康診断ぐれぇ受けろってんだ」
前金を懐に収めて仕事に取り掛かるわけだが

~それからどうした~
ロイ「知ってた」
兵は拙速を尊ぶだったか イムカの口癖の1つの様なものだ
いつものようにトラックで正面からダイナミック★おじゃましますである

ロイ「シャッコラー!ダッテメッコラー!チャースイテッコゴララー!」

もうこの場はヤクザで通すことにしたロイは 覚えたてのスラングを高らかに叫ぶ
一斉射撃であるならば そこには必ず弾が飛んでこない間ってやつがある・・・ハズ

その間隙を狙って突撃を仕掛けんとする

なお このような開き直りをやらかしてしまうからこそ いつまでたってもヤクザ呼ばわりが収まらないのである
17 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:10:31 ID:uh9 [3/5回]
>>15
「尚且つ分かりやすいのがいいっすね」

とはウルリックに賛同しての頷きと共に
銃弾の嵐を前に、拳の結界にて鉛の塊を叩き落とし払いのけ掴み取り投げ返しながら突き進むユノ!
事実、彼女からすれば仮にオヤブンが偽物であろうとなかろうと問題は皆無なのだ
もし万一にも背後を気にするような生活が始まれば、それはそれで好機と捉えるのがラスボスロードなのであるが故に
ともあれその侵攻は確実に進み、到達が叶えばヤクザ達に向けてその拳を暴力の化身めいて振るう事であろう
18ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/10(土)23:20:04 ID:mRx [4/5回]
>>16-17

「わうわう(あの程度の銃弾など苦にもならぬか)」

 ラスボスなユノはかなり出鱈目(あくまで一般兵基準では)な方法で銃弾を捌き、
 越境者経験から対銃にも熟達しつつあるロイは間隙を狙って吶喊。

「「「「「グワーッ!!」」」」」

 拳が唸ればドカーンとぶっ飛ばしばされて地面に転がるレッサーヤクザ達。
 この辺のレベルにどうこうされるほど越境者はヤワではない。

「ズイブンと派手にやらかすが、流石にコレは仁義にもとるんじゃねえか?ドゴジマさんよ!」
「ドーモ、ラスボス=サン。フロッグライダーです」『ゲコゲコ』

 赤毛のグレーターヤクザ(挙動を見るにサイバネ者か!)はロイに向かうや、
 赤く光る鞭(鉄すら寸断するヒートウィップ!扱いが難しい武器だが強力だ!)を振るい、

 カエルに乗ったニンジャはピョンと跳ねるや、騎乗のニンジャは牽制のスリケンを投擲!
 そしてカエルはその粘着質かつぶっとい舌を伸ばし、ユノの服を剥がしにかか――もとい痛打を浴びせようとする!
19かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:28:41 ID:BAJ [4/5回]
>>18
下っ端なんぞにやられるわけもなく奥へ奥へと進もうとしたところである

ロイ「かもな・・・だがやらねばならんことがあるわけだ!!」
グレーターヤクザの言葉に反論するつもりはない これは仁義を弁えぬ外道の所業である

振るわれるヒートウィップの一撃を鎧の右腕でガード 鎧に鞭が巻き付くが
そんな熱量でどうにかなる蒼銀ではない

サーベルを抜き チェーンデスマッチの装いを見せつつある中 ロイは切っ先をグレーターヤクザに向けて今一度の突撃を慣行する
20 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:32:49 ID:uh9 [4/5回]
>>18
「!?」
「……ラスボス、雲手抱月!!」

手裏剣の多くを、銃弾にするよりも更に技術を要するアーツにて防ぐ!
それは雲のように嫋やかなる所作にて手を揺らがせ、しかしその全挙動がユノへと迫る危機を払い除ける正に泳ぐ雲海と言えた
だが、それを持ってしてもしかし!

「っ、……!」

ニンジャレベルのワザマエを持ってすれば牽制にしても充分!
肩や頬を引き裂き赤い軌跡を描く刃!更にんでもって!

「……、こ、のっ!!」

服にへばりつく粘性の舌!これをケンカキックめいて受け止め靴の裏にて防ぐ!
そのまま踏み付け、両手で掴み、ラスボス膂力を持ってぶん投げようと一本背負いフォームに入る!
21ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/10(土)23:43:57 ID:mRx [5/5回]
>>19

「ヒュッ!?やっぱヤりやがる!!」

 このグレーターヤクザであるが、ロイもヤクザ会議の折に顔だけなら見覚えもあることだろう。
 ファストボーンヤクザクランの若き新鋭にして若頭。次代の組長すら視界に捉えている程の逸材という。

【常識外れのマテリアルを用い鎧腕に舌を巻きつつも、捉えたままのウィップを引いてロイの挙動を僅かに阻害】

 僅かな妨害だが、それで十分。身を伏せてそのままサーベルを避け、地面を回転するように挙動。
 そのまま動作を攻撃に転用した回転蹴り。メイアルーアジコンパッソが放たれる!
 重サイバネ脚部を用いた蹴り!パワーアシストによるその威力は砲弾にも等しい!

>>20

 フロッグライダー。フザケたネーミングとは裏腹に昨今はランキングにも顔を出すようになった叩き上げのランナーである。
 元々ニンジャとしての身体能力に加えて、愛馬ならぬ愛カエルをどっかで見つけてからその実力は高まる一方だった。

≪ゲコーッ!!≫

 カエルは舌を踏んづけられてある種の背徳的な何かを感じているようだがそれはそれとして、
 踏まれたままの姿勢で一本背負いを決められるが、それはユノからしてもあまりにも容易…容易に過ぎる!

「イヤーッ!!」

 カエルが投げられた状態でも騎乗状態であることに固執せず、
 そのまま身体の上下位置を入れ替えた状態でカエルから跳ぶと、
 すぐさまに聖なるニンジャ戦鎚を構える!

「神王よ!我がイクサをご照覧あれ!」

 一片の穢れ無く見事な装飾が施された戦鎚がユノの頭蓋を無慈悲に砕かんと襲い掛かる。

 ---------
>>19-20

【少数精鋭かつランナーと縁深いという前評判に違わず、粒ぞろいの戦力を保持していると見える】

「わうわう(中々にヤクザと言えどもあなどれんものよ……?なんだ?)」

 ウルリックは鼻を鳴らす。遠方より縄が焼ける臭いがしたのだ。
22かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:52:33 ID:BAJ [5/5回]
>>21
切っ先はすんでのところで躱されてしまう
そして攻撃の隙を狙った砲弾が如き回し蹴り

大きく跳躍してその一撃を飛び越える
そのままサーベルの切っ先を下にして 体重を乗せた付き下ろしを仕掛けんとする

そしてウルリックが感じた違和感をこの男も察知する

ロイ「スナイパー!!」
叫ぶ この一件の影に いや様々な場面で妨害行動を仕掛けてきた火縄銃の狙撃手
恐らくは何か確信を突いたのだろう 奴の目的は殺害なのか 妨害なのか

おまけに姿を見たわけじゃない 奴が火縄を燃やせばこちらは警戒しなければならないのだ

狙撃手の警戒をしたがために 精彩を欠く一撃となってしまったが 果たして?
23 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/10(土)23:58:19 ID:uh9 [5/5回]
>>21
「……!!」

出来る、との判断に相違ない機動を見せるニンジャ
ユノはカエルをほっぽり出して上空を睥睨、ニンジャ鎚を振りかぶるそれに対して次なる行動を取らなければならない
ぐ、と身を屈め両脚に全エネルギーを殺到集中!ごもりと腿の筋肉が隆起し平時の倍近い質量にまで膨れ上がる!
直後解放!ロケットめいた初速で大地を蹴り跳び宙にて上下反転!飛び上がり対空蹴り、昇龍脚!!
これぞラスボスアーツがひとつ、

「……ラスボス・夜墜仰月七星腿ッッ!!!!」

宙空にて交差!刹那空間の時が制止したような錯覚!そのままやがて着地!
ユノはふらりよろけながらも、鎚にて潰された半面から溢れる血を手のひらで強引に払い落とす!

「すな、狙撃……!?」

ロイの叫びに反応、しかし片目では目視が厳しく距離感も掴めずだ!更に付け足せばニンジャの状態がまだ確認が取れておらずに不明!
24ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/11(日)00:07:31 ID:JdG [1/2回]
>>22

「ッ!!」

 回し蹴りが回避されるも、次の反撃にもどうにか対応。
 ヒートウィップの基部でギリギリのタイミングでこれを防ぐ。

【動力部が貫かれ、熱電振動機能が停止。ヒートウィップはただの鞭と成り果てた】

 が、スナイパーを警戒したロイの挙動は実際精彩を欠く。
 狙いは不明。あるいは火縄の臭い=狙撃の危機とさせる手口もまた狙撃手の手管かもしれなかった。が、

「――気に入らねえ!」

 若頭はそのまま、ロイの腹部に蹴りを見舞おうとする。
 しかし、今回は内臓破裂を狙ったような威力ではなく、むしろ狙撃不可能位置に無理矢理に押しやるような蹴りで――

【ただし、若干の謎の手心が加わっているにせよ重サイバネによる蹴りであることには変わりない】

>>23

「イィイイイヤアアアアッ!!」

 ベチャリとカエルがブザマに地面とキスするオゾマシー音は別として、
 空中ではニンジャ戦鎚とユノの蹴りが激突!

【巻き起こるスーパーソニックウェーブが正門の屋根瓦を破砕しながら吹き飛ばしていく!!】

「ヌウウッ!!」

 メンポが半分割れ、頬から血を流すフロッグライダーは仰向けのカエルに着地。ゲコった悲鳴と共に衝撃を打ち消す。
 その瞬間!

【シュパァーッ!と遥か遠くのビルから火縄銃独特の煙と音。そしてラスボスとニンジャの激突に比するほどの衝撃波と伴った弾丸が、
 正門の屋根瓦を時を逆回ししたかのように先程の逆回しで粉々に吹き飛ばしながらユノに迫った!】

「どうやら随分と恨みを買っている様子!が、容赦せぬ!」

 そして、若頭とは異なりクレーバーなニンジャはこの状況を最大限に利用する腹だ。優先されるのが美学か合理かの違いであろう。
25 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/11(日)00:18:24 ID:Owl [1/4回]
>>24
ロイ「ウグッ!!」
今度の一撃は防がれた おかげで鞭の機能をそぐことに成功する
だが空中にいる隙を狙われ蹴りをもらう羽目になった

オーガの皮鎧によってある程度のダメージは吸収できたが 元がサイバネのソレである
内臓から伝わる衝撃 脂汗がにじむ だがこの場所は 祖駅ができない位置?

ロイ「チッ・・・礼は言わねぇぞ」
立ち上がり サーベルを構えなおす 鞭の熱はない 狙撃も心配がない
その動きは十全と言って差し支えない

サイバネ部分を躱し 肉体を切りつい剣とする動きで グレーターヤクザの息の根をとめんとサーベルを振るう
26 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/11(日)00:23:25 ID:gQC [1/3回]
>>24
「……!!」

ユノの視界の中、高速にて既に眼前に迫るその弾丸がイヤにスローに見えていた
否、それだけではない、全ての時の流れがゆるやかに、おだやかに、まるで引潮に凪いだ藍の海肌のように
いま生まれ落ちたばかりの吐息の湯気さえも支配するような錯覚、これはユノの脳が100%の死を察知したが為に起こした現象
まばたきひとつのこのか細い狭間の中でユノはあがかねばならない、100%を99%にする為に、全霊で

「、」

多くのアーツは間に合わない、拳よりも速く針よりも細く機会よりも精密な所作が必要だ
恐らくは最初速を誇るラスボス・寸穿掌ですら余りにも遅い
ならば、

「わ、ぁぁぁああアァァァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

咆哮!そして牙閉門!
腕の振りが間に合わぬ、ならば頼れるのは頭部のみ!
音波の衝撃と空圧にて弾速を、その牙にて噛み止める事が可能になるまでに抑え込む!
しかしインパクト自体は無論存在し、

「!!!!」

前歯の破片と共に後方に倒れ、後頭部を打ち血を噴き出す事までをもは防げずにいた!
27 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/11(日)00:30:03 ID:JdG [2/2回]
>>2

「わうわうわう(余計な横槍を――娘っ子、しばしの我慢だぞ)」

 狙撃位置を睨むやウルリックはヤクザ本部から離れ駆けていく。
 狙撃手に対するカウンターアタックのためだ。獣の嗅覚にて追い詰めるつもりだろう。

【この行動だけでも二射目を行うか速やかに撤収するかを狙撃手に選択を強いる効果がある!】

「今だ!!死ね、ラスボス=サン!死ね!」

 死ラ死ワードを繰り出しながら、狙撃を防いだ直後のユノの有様を好機と見做し、
 一直線に飛んでニンジャ戦鎚を振り上げるフロッグライダー。

【ニンジャ戦鎚はその実体に代わって今や白熱する隆盛の如き姿を取ってラスボスを未熟なままに抹消せんと襲い掛かる】

 ダメージを受けたユノのニューロンにもその戦鎚。そして戦鎚に祝福を与えたメンポを被った偉大なる存在が見えることだろう!
 なお、これは彼女の脳みそがアレしたわけではないとしておく!

>>25

「ハッ!?礼なんざいらねえ!全部こっちの都合だからな」

 サイバネ者は生身狙いの攻撃に対して熟達…それ以上に生身に狙いを誘導させる術すらある。
 両腕のサイバネアームによるマワシウケでサーベルを防ぎ、両手の掌打を繰り出し距離を取った。

「折角、ドゴジマのオヤブンを殺ってソンケイを高める機会なんだ。訳わかんねえのに水差されてたまっかよ!」

 ロイに向けて獰猛に笑みを向ける若頭をズンと踏み込むやジャケットの肩口に手をかける。
 ヴァっと腕を振り上げるや一瞬にして逞しい上半身を覆っていた服を全て脱ぎ捨てた。

【背中に背負う火に包まれた蜂という見事なイレズミが顕わとなった】

 野心である。若々しく瑞々しい野心がロイとのタイマンを望んでいるのであった。

//では遅いので今日はここまでーん、次回につづーくノシ
28かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/11(日)22:35:11 ID:Owl [2/4回]
アキレス「ねぇオッサン」
ロイ「なんだ?」

アキレス「俺は仕事するなら海がいいって言ったよね」
ロイ「いったな だから探してきたんじゃないか 海での仕事を」

不機嫌そうなアキレスに対し 涼しい顔のロイ

アキレス「あぁ確かに海での仕事さ だけどさ」
指さした先 円形の窓の外は暗かった

アキレス「誰が深海での作業って言ったのさ!!!!」

そう ここは深海にあるサルベージ作業者の為の前線基地である
幻想と科学がまじりあうとある世界に置いて 科学力と魔法の複合技術により 深海での作業は現代よりも容易となり
結果 沈んだ船の財宝を探すサルベージがかなり一般的な仕事となっているのだ

一行は年齢学術不問で給金のいいこの仕事を請け負い 今は基地の中で非番を楽しんでいるわけだが

ロイ「地上から物資を運んでくる輸送艇がクラーケンに追い払われて物資が滞りがちでなぁ
   特に生成食品はすでにからっけつ 三食パンとチーズとサラミ あとビタミンサプリメントときたもんだ
   今日にも臨時のが来るらしいんだが・・・」

アキレス「あ~もう!! 体が野菜を欲している!!」
とまぁこんな海底基地にいるお仲間はほかに誰がいるだろうか?
29クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/11(日)22:42:12 ID:trS [1/4回]
>>28

「魚を生で食べればビタミンはどうにかなる」

 サプリでは味気ないからな、とグロテスクな深海魚を求めて、
 ハープーンガン片手にメタルマックススタイルで時々深海に出ては何か取ってくるクルト。

【こういう時、全環境対応のサイボーグは有利だ。もっとも背中のスクリューパックが故障したら沈むのみなのでわりかしハイリスクだが】
 【→ベティを頭を丸いアレで囲っちまえば海でも行動できるのかしら?何気にデタラメ生物だし】

 今日も今日とてボシューンと、ハープーンが飛ぶ。
 しかして、ロイとかアキレスとか、生魚食う習慣あるのだろうか?
30タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/11(日)22:48:56 ID:gQC [2/3回]
>>28
「こーほー、いやぁしかしこーほー……」

越境者として長く過ごす中でも深海は貴重な経験ですね、と真っ黒な耐圧耐水スーツに身を包んだ半人は呟いた
空気の音がアレでアレで、胸の所の四角い謎のボックスにはぴこぴこランプが点灯している

「……お野菜、ジャガイモが育つのでは?」
「宇宙の基地でも育つらしいじゃないですか、あれ」

何やら映画か何かの知識を人差し指を立てて披露するベイダー、いや半人
実際ギャグにしか見えないこんな出で立ちで、しかしキチンとサルベージをこなすのだから色々とアレだ
31クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/11(日)22:59:30 ID:trS [2/4回]
>>30

(物凄く電撃に弱そうだ)

 なんとなくそんなことを思ってしまう。旧い映画は好みだ(どっかのトンチキのようなクソ映画趣味とは違う)
 実際、お手々から電撃出せない理由についてのそういう説もあるとかなんとか。

【なお、どう見てもクルトと同じくスクリュー壊れたら沈むしか無さげタイプな気がする。職業ミスマッチ!!】
32 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/11(日)22:59:39 ID:Owl [3/4回]
>>29
【―――ギィ!!】
ベティちゃんであるが まさしくその通り・・・とはいかないもので
さすがに水圧の関係で特注の潜水服を着込まないとお外では活動できなかった
なお その潜水服はロイが作ってくれたので今はクルトと一緒にお外へご飯の調達をしているわけだが

ハープーンガンが何かを捕らえた サメだ
サメの肝油はビタミンを豊富に含んでいるため有用だ 身の方はお察しであるが

>>30
ロイ【そういう長期滞在用なら水栽培な施設もあるんだが これはそこまで長期で滞在することを目的としちゃいないからな
   一応もやし生成キットがあるから全くの0じゃないんだが 次に収穫できるのは明後日だ】

と 通信からロイの声が飛ぶ

ロイ「そろそろ交代要員が来るから帰投してくれ 出せる飯はパンとチーズとサラミだけだがな」


>>全員対象
とまぁ色々あって もうすぐ輸送艇が来る時間帯・・・とその時である

ロイ【あ~・・・またクラーケンが出たらしい 輸送艇が追い払われるとまた一週間は生成食品無しで暮らすことになる
   酸素はまほう的なアレでどうにかなるんだがな】

アキレス【野郎オブクラッシャー!!】

ロイ【アキレスがご立腹だ クラーケンを追い払いにちょっと出てくれないか?】
なお戦闘はダイジェストになります
33タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/11(日)23:08:05 ID:gQC [3/3回]
>>31-32
尚、スクリューが壊れたら頑張って泳ぐ
もしくは赤刃の破壊エネルギーを推進力にするのだ、カンペキ

「もやし……豆苗とか、しいたけキットも次は用意しましょう」
「コピー、帰投します」

通信機のロイと他愛のない日常的な会話が出来る程に仕事に馴染んでも来た頃と言えようか
宇宙空間でもだが、こう言った特殊な環境への適応力は好奇心の手伝いもあり高い

「……パンとチーズだけで充分です、サラミは皆様で……」

んでもって帰投、それで?

「く、クラーケン……?」
「……まぁ、その……大きさにもよりますが……」

なんとか、と真っ黒スーツのヘルメットだけを外した半人は頬を掻いて言葉を濁す
事実、触腕系(メイカータイプ)の異能者との戦闘は得意とする所だがホンモノ相手となると勝手が違う
取り敢えずしかしこうして何もしないわけにもいくまい、真っ黒半人はマントを翻し出撃である
34 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/11(日)23:18:21 ID:trS [3/4回]
>>33

「………」

 ジョーシキ枠のクルトはそんな力技は出来ません。きたない流石半人きたない。

「上手くいけばクラーケン料理になるか?」

 と、クルトは何かクラーケンを食材カウント。半人と組めば勝算もあろうと踏んでいた。

>>32

「サメ肉…やりようによっては食えないこともないか」

 ハープーンで捕らえたサメに対して、ナイフを構えてベティと共に突入。
 しばらく格闘した後に、基地にサメを持ち帰るのに成功しますた。

「やったなベティ。さて…ロイ、アキレス、収容の準備を頼む」

【サバイバリティ豊富なクルトは場合によってはマズいのも承知で食う事は可能】
 【→舌が腐っているわけではないので、多少の覚悟と諦念は必要であるが】

 ---------

「サメ肉をカマボコにするにも卵白が欲しいからな」

 なおつくるのはロイに一任する。たぶん作れるんだろ、カマボコってな具合。
 正直、アキレスのご立腹を理由に海でクラーケンはちょっと難易度高いが――

「ベティ…お前さんのペットがおかんむりだ。仕方ないからもうひと働きするか」

 と、苦笑いで言ったもんだ。なんか表現がおかしいのはご愛敬。実際、どっちが世話焼いているがワカラン時あるし!

「了解した。場合によっては義手を使う」

 というわけで、ダー〇半人と共にミッション開始。
35かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/11(日)23:30:39 ID:Owl [4/4回]
//キーボード不調続行厳しいので中断スマヌ
36 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/11(日)23:32:15 ID:trS [4/4回]
>>35

//ありゃま了解でありーます
37かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/12(月)22:22:47 ID:VXI [1/4回]
>>33
ロイ「そうか? お前がそれでいいんなら・・・」

と 現在物資が不足気味でこういった善意にもすがる必要があるほどである
しかし慢性的な野菜不足 どこぞの性別詐称がここにいたら発狂しかねない環境かもしれない

ロイ「アキレスが水中銃持ってすでに出撃しちまった 援護を頼む
   あと水中でマントは何か役に立つのか?」

>>34
ロイ「かまぼこか・・・確か薬品添加物を使えばどうにかなったハズ・・・」
といろいろやった挙句 晩酌に蒲鉾が付くことになったらしい

―――ギィ♪
ベティちゃんも大喜びだ

だがアキレスが先駆けしていった事実を聞けば

―――ギィ・・・
何やってんだと言わんばかりにハサミを振り上げるベティちゃん

ロイ「まぁなんだ 俺らならどうにかなるだろ」

>>全員対象
ここに潜水艇を鯨と勘違いしてちょっかい出しに行ったクラーケンがいたという過程をすっ飛ばし
全員でぼて繰り回して食材にしたという結果だけが残る!!

なおアキレスは普段のヘタレっぷりが嘘のように獅子奮迅の活躍をしたという 食い物の恨みは恐ろしい

モブ配達員「助かった 配達が遅れたお詫びに物資に色を付けておいたよ すぐに搬入作業に移るよ」
アキレス「俺たちが手伝えば効率も上がるかな? よしやろう」

とアキレスの独断で基地に搬入まで手伝う羽目になったようだが
38クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/12(月)22:32:43 ID:Be7 [1/3回]
>>37

「給与分は働いた。そちらは任せる」

 クルトは自分にはやることがあると搬入作業は辞退。
 もっはらフルボッコにしたクラーケンの方にかかりきりである。

【このランナー、モンスターハンター的なところがありこうやって獲物から色々と剥ぐのだ。まとまったマネーになるし】

「やはりクラーケンの足だな。特大だが大味というわけでもなく珍味とされる」

 アイスクラーケンのナイフとベティのハサミをうまく使ってジョキジョキ。
 歯と墨袋も加工素材として確保しておきたいところだ。

【決してEATコマンドで美味すぎる!がしたいだけのサバイバルシュミレーターな属性ではない!】
39 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/12(月)22:33:50 ID:0MG [1/3回]
>>37
「本来なら、食べずに済ませる所なのでしょうけど……」

しかしそれには、そうするには余りにも半人は有機的に寄り過ぎているのだ
食事に楽しみを見出す事は、何も不思議な事では決してない
尚ルシオラがここに居たとすれば、魂が抜けた様にちーんと真っ白になっている事でしょうまる

「お任せ下さい」
「……え?いや、役に立たないんですか……?」

逆に聞き返すその顔は、なんか光堕ちしそうな時に語り掛ければ助けてくれそうな真っ黒ヘルメットに覆われるのだ。こーほー

だってんです!

「え、えぇ、分かりました……こーほー」

アキレスの豹変ぶりに若干ビクビクしながらも、お手伝いするベイダー半人
40かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/12(月)22:48:23 ID:VXI [2/4回]
>>38
ロイ「特に他意はないんだが・・・イカの口周辺はトンビと言ってな 一夜干しにすると珍味なんだぞぅ」
と 特に意味はないアドバイスがロイからもたらされる

―――ギィ!!ギィ!!
もちろん特に深い意味はない言葉にベティちゃんが興奮してクルトに口周りを切り取るよう命令しているのも特に意味はないのだ
仕事人クルト君はきっと嘴周辺は加工するためにしょくようにすることはないだろうきっと

なお嘴周辺のお肉も墨袋も一級品であることを明記しておこう

>>39
ロイ「いや 海の中は専門外なんだが・・・役に立つのか?」
と 聞き返されて もしかして間違っているのは自分の報なのだろうかと心配になるロイであった

なおタコではなくイカなのでだってんですではない(無慈悲

潜水艇は魚雷発射管にワイヤーを取りつけ 中から魚雷型の輸送コンテナを取り出す
なんでも魚雷型にすることで潜水艇のスペースを無駄にすることなく運べるんだとか

アキレスとタェンティースは発射管にワイヤーを通し ウインチでコンテナを引っ張る作業に勤しむことだろう

>>全員対象
とまぁ色々あって物資の代金も負けてくれたのでほっくほく顔のアキレスである

コンテナを開ければ冷蔵設備によって守られた野菜やらがこんにちは
他にも酒やら甘味やらもたくさん用意してくれたらしい
これにはアキレスも狂喜乱舞である なおヌカ・・・ナントカはない(断言

アキレス「サブウ○イサンド作ろうぜサブウ○イサンド」
普段肉と酒を愛するアキレスとはまるで装いが違う
41タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/12(月)22:57:37 ID:0MG [2/3回]
>>40
「……立つんでしょう、役に……!」

結局ゴリ押し!マントのないベイダーなどベイダーではない!
だってんです;;
さてさて、取り敢えずウインチを頑張って引っ張る様はまるで漁師めいている
そんでもってからに?

「……いいですね、タピオカとかあります?」

今更タピオカミルクティにどハマりしているらしい半人、結構無茶な希望を胸に支給品を覗き込む
42クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/12(月)23:00:51 ID:Be7 [2/3回]
>>40

(ナンデ山国のレンジャーがそんなことに詳しいのだろうな?)

 トクシュブタイの神秘にクルトは首を傾げるばかりであった。
 実際、そのあたりを食用にするつもりはなかったので、ここはベティのリクエストもあり、
 ジョキジョキと切り分けて基地に持ち帰ることになるであろう。

【もちろん、そのような変わった食い物は全てロイにマルナゲすることにする!】

 ~~~~~~~

「野菜不足が過ぎてイロイロとおかしくなっているな」

 そんなに栄養が心配ならと最終手段のエネルギーグリスはどうかと勧めたこともあったが、
 コレになんかトラウマな(一時期食への関心がイムカになった)アキレスがどんな反応したかは知らない。

【クラーケンの墨はボトルに閉まって厳重に封をする。口周辺の肉はロイにくれてやった】

「ロイ、タェンティース、搬入した食材にネギはあったはずだな」

 クラーケンノ足とネギを煮込んだ〝クラーケンの煮つけ田舎風〟をメイク中。
 サバイバーなクルトでありますが、上手に焼けましたーしか出来ないわけでもない。割とワイルド嗜好だけど。

>>41

「タピオカを飲むなら体型には気を付けたほうがいいな」

 タピオカミルクティ…すなわち高カロリーの塊である!
 ただでさえ、先程の搬入作業での女子力(物理)なパワフルな様子からスモトリとか称されるのに、
 体型までスモトリになったらいよいよ以ってスモトリなのだ!

【スモトリワード大杉でスモトリの法則が乱れる】
43かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/12(月)23:15:07 ID:VXI [3/4回]
>>41
ロイ「・・・そうか すまなかった」
ベイダーティースの圧力に負けて謝罪に追い込まれるロイであったとさ

さて 期待に胸膨らませて物資をみやるタェンティースであるが
女史たち垂涎の的であるあの丸い物質はコンテナの中のどこを探してもない

ロイ「タピオカってあれだろ? でんぷんの塊だろ? だったら作れるぞ」
だがここで思わぬ天の助け

キャッサバの根ではないのでタピオカと呼べるかは微妙だが
後日でんぷんを丸めて作ったなんちゃってタピオカのミルクティを用意してあげるロイがいたという・・・

ちなみにアキレスは生の玉ねぎをリンゴでも食べるかのように頬張っていた

>>42
ロイの海産物系知識は越境者になってから得た知識である
その前から詳しかった? そんなログは持っていない

―――ギィギィ♪
トンビの一夜干しをそうぞうして 嬉しそうなベティちゃん クルトにありがとーと言わんばかりにハサミを振り上げるのであった

その日のうちに人口太陽ランプで干物を作るロイの姿が発見されたという

なおクルトがさしだしたグリスには まるで十字架を見た吸血鬼が如き拒否反応を見せたアキレスがいたという

ロイ「墨もパスタに絡めるとうまいんだぞぅ」
ここでイカスミボトルを見たロイが不思議な呪文を唱える

―――ギィ?
ベティちゃんも 食べるのか? と頓珍漢なことを聞いてしまう

―――ギィ♪
クルトの作る煮付けを今か今かと待ちきれない様子で見守るベティちゃん
アキレスは生の玉ねぎをまるでリンゴのように齧っていた

嘗てWW2のころ 極度の生野菜不足だった海軍兵士は 香りの強い野菜を生でうまそうに食べていたという記述があるらしい
それと全く同じ現象になってしまっていた
44タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/12(月)23:27:17 ID:0MG [3/3回]
>>42-43
「ネギくらいなら……あぁ、ありました」
「……え?た、タピオカってカロリーあるんですか……!?」

なんと半人、多くの消費者と同じくしてタピオカの暴力的カロリーに対して未知であった。なんたる無謀!

「……やっぱりないかぁ……え?」
「でんぷん……そ、そうなんですか?タピオカの実とかなのかとてっきり……」
「アキレス様、流石に薄切りにするか火を通した方が…」

なんだかんだ、後日でんぷんの塊をなんとなーく納得いかない様子でずぞぞっと飲む半人がいましたとさ
尚アキレスの様子には苦笑、口臭的な問題としても加熱した方がとの提案
なんなら即席でサラダくらい作り渡すであろう、真っ赤なトマトとオニオンスライス入りだ
45 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/12(月)23:30:49 ID:Be7 [3/3回]
>>43

「墨はマネーか素材に代える」

 ここはメシ優先なヤツとビズ優先なヤツに思考の差が露骨に出るところであった!
 彼の元上司ほど極端ではないにしろ実用主義者なのだ。

【クラーケンの煮つけの香りを漂わせながら】

「一体何がアイツ(アキレス)をあそこまで駆り立てるんだ?」

 野菜限定ゾンビ状態となったアキレスの様相にあきれるばかりである。
 割と本気で戦場に放り込んだらどうなってしまうのだろうか?

「ほら、出来たぞ」

【クラーケンの煮付け田舎風…ネギと煮込んだクラーケンが生み出す素朴な味わいはあなたに故郷を思い出させます(謎のレビュー】

「…なんだ?」

 意外とマトモなファンタジーメシをつくりながら何かロイとかそのへんの視線を感じつつ。

>>44

「あ~~~~…」

 なんとも無謀なご様子に何も言えなくなってしまいました。
 脳裏ではまん丸になった半人がコロンコロン転がっているかなりシツレイな想像したりしたり。

「…食事つくれたんだな」

 意外なモノを見る目でタェンティースを見つめるクルト。何か汁物しか作れないキャラと勝手に思ってました!!
46 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/12(月)23:40:51 ID:VXI [4/4回]
>>44-45
香りが強い野菜を生で食べることが大事なのであり アキレスは生玉ねぎを一個食べてしまった

―――ギィ・・・
これにはベティちゃんもドン引きしたという

こうして物資不足から解き放たれたその日の夕食は 生野菜のサラダなど 生成食品をふんだんに使ったものになったという

ロイ「もっしゃもっしゃ 食いながら聞いてくれ この辺の海域には昔沈没した軍艦が沈んでいる可能性が高いんだ
   国はその船に積まれた戦闘記録を欲しているらしい 明日からは今まで調査していない場所を重点的に探ってみよう
   具体的にはこのポイントだな 今日みたいな適正生物が出てくるとも限らん 警戒はしておいてくれよ」

と 明日の飯の種の心配をしながら 深海での一幕は過ぎていくのであった・・・

//これにて〆
47ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/14(水)22:12:38 ID:ngD [1/5回]
//ヤクザ転載

>>2

「わうわうわう(余計な横槍を――娘っ子、しばしの我慢だぞ)」

 狙撃位置を睨むやウルリックはヤクザ本部から離れ駆けていく。
 狙撃手に対するカウンターアタックのためだ。獣の嗅覚にて追い詰めるつもりだろう。

【この行動だけでも二射目を行うか速やかに撤収するかを狙撃手に選択を強いる効果がある!】

「今だ!!死ね、ラスボス=サン!死ね!」

 死ラ死ワードを繰り出しながら、狙撃を防いだ直後のユノの有様を好機と見做し、
 一直線に飛んでニンジャ戦鎚を振り上げるフロッグライダー。

【ニンジャ戦鎚はその実体に代わって今や白熱する隆盛の如き姿を取ってラスボスを未熟なままに抹消せんと襲い掛かる】

 ダメージを受けたユノのニューロンにもその戦鎚。そして戦鎚に祝福を与えたメンポを被った偉大なる存在が見えることだろう!
 なお、これは彼女の脳みそがアレしたわけではないとしておく!

>>25

「ハッ!?礼なんざいらねえ!全部こっちの都合だからな」

 サイバネ者は生身狙いの攻撃に対して熟達…それ以上に生身に狙いを誘導させる術すらある。
 両腕のサイバネアームによるマワシウケでサーベルを防ぎ、両手の掌打を繰り出し距離を取った。

「折角、ドゴジマのオヤブンを殺ってソンケイを高める機会なんだ。訳わかんねえのに水差されてたまっかよ!」

 ロイに向けて獰猛に笑みを向ける若頭をズンと踏み込むやジャケットの肩口に手をかける。
 ヴァっと腕を振り上げるや一瞬にして逞しい上半身を覆っていた服を全て脱ぎ捨てた。

【背中に背負う火に包まれた蜂という見事なイレズミが顕わとなった】

 野心である。若々しく瑞々しい野心がロイとのタイマンを望んでいるのであった。
48かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/14(水)22:18:50 ID:Xc0 [1/5回]
>>47
ロイ「ヘッ そうかよ」
面白い と言わんばかりに口の端を上げる
そしてヤクザ同士の作法に準じ シャツの肩を掴むや ヴァッと腕を振り上げシャツを鎧ごと脱ぎ捨てる
その背には上り龍の入れ墨!! なんかもうトレードマークになっているので外すに外せないタトゥーシール!!

ロイ「吐いた唾飲むんじゃねぇぞ!! 蜂の一刺しで龍を仕留めてみやがれ!!」
なんか随分とヤクザが板についてきているとか そういったものは頭の隅にも残っておらず
ハルバートや他の装備も残っていない サーベル一本のみで切りかかるのであった
49ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/14(水)22:29:22 ID:ngD [2/5回]
>>48

「応さッ!」

 ロイの前進に相対するように若頭も接近!
 その気勢に応えるように両腕のサイバネアームが圧搾空気を噴出する。
 こちらはヒートウィップの類はもはやなし。しかし強化サイバネそのものが凶器そのものなのだ。

「イヤーッ!!」

 鋼鉄製の腕をコンパクトあるいはミニマムに振るう若頭。
 細かい拳を連続して放つ。牽制でもあり、またサイバネによりこれでも威力と重さは十分。
 ウェットvsサイバネであることを十分に活かした連続突きだ。
50ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/14(水)22:30:36 ID:a6v [1/5回]
>>47
ユノはその光景を、空を仰ぎ地に背をつけたまま見上げていた
彼の背後には後光めいた輝きに降臨せし如来

「……ぷっ!!!」

思い切りに空気を吸い込み、反吐を吐き捨てるが如くにして超加速に吹き付けるは砕かれた前歯の一部!
フロッグライダーの顔面目掛けて射出した、ラスボス見習い唯一の遠距離武器である!
不和を持つはずのそれだが、彼女の一部たる破片は鋭く宙を引き裂き向かう!
命中を狙ってはいるがかと言って打点を稼ぐのではない、ただ瞬時……刹那、刹那だけでいい!
時を必要としていた、起き上がり迎撃態勢を整えるまでの時を!
51 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/14(水)22:38:35 ID:Xc0 [2/5回]
>>49
自分はウェットであり 相手はサイバネ 自分はフル装備であっても秘境と世有れる謂れはない
そのはずだった だがロイはサーベルのみで相対した

それがこの若く野望に満ちた若人への礼儀だと思ったからだ

ロイ「ぬぅぅぅぅぅ!!!!」
速射砲が如き拳を時に躱し 時にサーベルで受けながら 反撃の糸口を探るロイ
幾度目かの攻防の その瞬間

ロイ「ぅぅぅううあああっrrrらぁ!!!」
拳が伸びる瞬間を狙い 手首に切っ先を突き立てんとする
サイバネとて部品の集合体 どこかで部品がゆがむなりすれば なめらかな動きはできないはず
ピンポイントでどこの部品とは言わない どこかの機構がゆがんでくれればと願っての攻撃 はたして?
52ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/14(水)22:53:00 ID:ngD [3/5回]
>>50

「ぬ!?小技を!」

 ビシッ!と顔に当たる歯。大きな動きで避ける必要なしと前進するフロッグライダーであったが、
 僅か、ほんの僅かなひるみはそれでも生じてしまう。

【反射的なモノであり、強力な肺活量から生み出された歯の衝撃力が予想より強力だったこともある】

 が、ラスボス見習いの思惑は為った。刹那の時を稼ぎ出すことに成功したのだ。

「ィィイイイヤアアアーーーーッ!!」

 しかして、刹那は刹那。相手の勢いついた前進も、攻撃動作もそのまま。
 流星の如きニンジャ鎚が振り下ろされる間際に稼いだ時――それは瞬く間に使い果たされるものだ!

【ユノの頭蓋を粉と砕かんとニンジャ奇跡力と共に鉄槌が迫る!!】

>>51

「チィーッ!」

 ズジリとサイバネの手首に切っ先が穿たれる。
 生身でありながら舌を巻く程の反射神経と決断…いや、あるいは経験則も、か?

【ロイの狙い通り、いくつかの配線が断裂。むろんバイパスを繋ぐ機能はあれど性能低下は免れぬ!】

「だがよぉ!引くわけにゃいかねぇ!」

 オヤブンを殺りにきた漢(テッポダマは流儀無視行為であるがヤクザとしてはある種の美学も否定できない)を
 身体を張って止めるのは子として当然の役割。なおかつ漢越えの好機とあらば、傷を負えど心丹は滾るばかりだ。

【損傷した手首を無理やりに曲げてサーベルをがっちり挟み込んでロック!
 当然、ドゴジマの龍とあろうものが、エモノに固執するはずもなし。すぐさま違う手を敢行すると読む】

「そのまえに捻じ込むッ!!」

 残ったサイバネアームの各所が展開。内部構造のストライク・パイルが肘口から大きく伸びて出現する。

「サドン・インパクトォ!」

 腕を押し込むと同時にストライク・パイルが杭打ちの要領で拳打と共に圧搾空気衝撃が解き放たれた!!
53ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:01:37 ID:a6v [2/5回]
>>52
「ら、す……」

ユノの輪郭が朧げに揺らぎ、陽炎の様に現実味の無い存在として視認出来る頃
既に彼女はニンジャの鎚の進路に立ち入っていた
放射エネルギーが貪婪なる迸りとなり、臨終の戦慄を奏でる青き羽撃(はばた)きを宿す猛禽めいてマントを揺るがした!
沈黙と無辺の内に膨れ上がったラスボスエネルギーが右手の先端に集中!集中!殺到集中!

「ぼ、す……」

これは詠唱なのであろうか、否、まるで関係のない彼女からすれば聖句めいた技の名
彼女の感情の羅列だ、一切に意味はありはしないが時にそれは重要なファクターとなる
そう、この妙なる刹那においては他ならぬ!!

「……絶ッッッッッッッ華ァァァァァァァァァ!!!!!」

鎚を迎撃すべく解き放つは最接近戦用絶命魔闘技、ラスボス・絶華(ラストフラワー)!
体内を突き進む浸透性のエネルギー、それは爆裂性へと性質を変異させ起爆!
対象を食い荒らし、貫通し花弁を開華させる、正に絶命奥義!
奇跡に対する純然たる暴力!ラスボスのパワ!!!
54 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:08:07 ID:Xc0 [3/5回]
>>52
狙い通りに切っ先が埋まる
だがサイバネでは痛みで動きをどうにかできるわけでなし
更に自分のバトルスタイルは手を替え品を変える変幻自在であることはある程度周知の事実であることも知られていることだろう

ナラバどうするか 答えは闘志である
掌に収束させる闘志の奔流 相手は空気の衝撃波を放とうとしているらしい
そこに熱衝撃波をぶつけるか? 否

相手が考えの虚を突く つまり ヤッパに執着して見せるのだ

ロイ「剛剣・・・!」
掌の闘志をサーベルに収束 サーベルは赤く燃え上がる
そんな灼熱の剣をもってサイバネを その空気衝撃波を放つ機構ごと溶断しようと 腕に力を込めたのだ
55ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/14(水)23:17:45 ID:ngD [4/5回]
>>53

「ヌゥウウウウウウッ!!」

 解き放たれたラスボスエネルギーと流星のニンジャ戦鎚が白光を放ちながら、
 互いのパワに食らいつき、のた打ち回り、圧し潰さんと拮抗し合う!

【ニンジャ戦鎚が罅割れ、実像を毀損した流星が撓む!!】

「グググ…ッ!!」

 そしてなおも迫る怒涛のラスボスエネルギー!
 遂には流れは一方的となり、濁流となって流星を押し流した!!

「グワーーーーーーーッ!!」「ゲコーーーーーーーッ!!」

 地面を破砕し、その破片すら天高く巻き上げる衝撃波が放たれ、
 フロッグライダーとカエルは文字通りに吹っ飛ばされて、空に消えていった!!

【勝利…見ればロイの方も決着がつきつつあるらしい】

>>54

「んなっ!?」

 その通りに虚を突かれた。最短最速最大威力で放った拳であったが、
 アクションとしては既に突き刺さったサーベルで攻撃するロイのほうが早かった!!

【ヒートするサーベルがそのままに手首から肘、肩口を切断!片腕サイバネを完全破壊!】
 【そしてバランスを崩した姿勢のまま放たれたサドン・インパクトはロイに命中することなく、轟音と共に天井に大穴を開ける無意味な破壊と成り果てた!】

「ッーーー!!」

 若頭はそのままに転倒する。戦闘中に片腕を失ったことは大きい。
 サイバネであることも災いする。バランスが滅茶苦茶だ。そしてその隙をロイが見過ごすはずがないだろう。

「チッ…負けかぁ!――オヤジに面目も立たねえ。あー勝ちたかったなクソっ!」

 若頭はそのまま大の字なって寝ころんだ。殺れよ、ということらしい。

 
56ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:28:03 ID:a6v [3/5回]
>>55
しばし、呼吸ひとつふたつ分の合間
ラスボスの華を解き放った体勢のまま意識を手放していた
五指を揃えぬ貫手、そして指先から浸透させ開花させるラスボス・エネルギー
間違いなく大技であった、間違いなく奥義のひとつであった
故にそれだけに反動も、そしてエネルギーの消費も多大であり
ぐらりと揺れるその体は倒れるのを防ぐだけで必死とならざるを得ない

「……うぅ、ロイ、は……?」

ぼやける視界にてもうひとつの戦いのあった方面を見やる
戦闘中は一切、そんな余裕などなかった故に
57かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:32:36 ID:Xc0 [4/5回]
>>55
ロイ「・・・ッ!!」
勝った 紙一重ながら勝った あの衝撃波を喰らっていればどうなっていたかは分からないが
とりあえずその未来はなくなった

冒険者のロイとしてはこの若人を生かしておきたかった
だがヤクザとしての自分だったら?

親を守れなかった子分に生きる資格などあろうか? 

自分のところに引きぬく? 此度の一件 仁義なき行いをしたのは自分であり そんな男に引き抜かれたいか?



ロイ「名を聞かせたまへ」
サーベルを突きつける 名を聞けばその首を落とすだろう

そのあとは 当初の目的を果たすのみ

>>56
ロイ「これ食って寝てろ 俺は仕事に戻る」
といって スプロールで販売されている忍者のおまんじゅーをポイと投げて渡す
58ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/14(水)23:41:52 ID:ngD [5/5回]
>>56-57

「わうわう(すまぬ、逃がした)」

 このタイミングで狙撃手を追っていたウルリックが戻ってきた。
 どうにも危険と見るや速やかに撤収されたらしい。引き際が良すぎるきらいもあったが。
 ボロボロのユノを見やって、しっぽを振ると、エナジードリンク(ダルマアーマーがVサインしているロゴ)を落とす。

【ユノへの回復アイテムだ!副作用はない。たぶん!】

「わうわう(やめとけ)」

 そして、邸内に入ると躊躇なく名を口にしようとした若頭とロイを見て言う。

「わうん(戦士の道にしてもヤクザに本来は正しい事なのだろうが、今回ばかりは事情がやや歪んでおる)」

 今回の一件の根幹、本来護るべき親は〝何〟だ?という事柄を踏まえてウルリックはロイに言葉した。

【それでもどうするはかロイの自由意志だ】

 -----------

【クミチョ室】

 越境者達がフスマを大きく開ければ、中にはヤクザスーツを身に着けて正座するオヤブンが待ち構えていた。

「…いやさ、ドゴジマよぉ。命を拾ってくれたアンタが殺りにくるたぁ思わなかったが…どういう了見だ?」

 顎をさすりながらオヤブンは言ったものだ。ヤクザ会議の時となんら変わらぬ様相に言葉。
 もし、前事情を知らなければどう見極めたものであろうか。

【初見のユノにしてもどうか?これが無機質に人間の皮をかぶったアンドロイドというのは】
59ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:51:34 ID:a6v [4/5回]
>>57-58
「……どーも、っす」

ロイからのまんじゅーをほぼノールックで受け取りながら早速ろくに噛みもせずに飲み込んだ
ウルリックからのドリンクもしかりでなんなら瓶ごと嚥下だ、前歯は既に生え揃っている
今必要としているのは食ではない、エネルギーの補給なのだから
しかしてともあれ、非義の蛮行の十字架を背負い込むのはロイよりも己のような立場なき人間であるべきだと信じている
故にここは眠るわけにはいかない、もう意識を沈めるわけにはいかない

「……お邪魔しまーすっす」

頭を下げて上げるユノ
そして、そう、彼女はこの直後には決断的に駆け出し貫手にて顔面を狙う
万一の場合、情報に誤りがあった場合、彼が彼のまま死を迎えてしまった場合
それらの多くの可能性に対してユノはさしたる意識を持ち合わせていない
故にアンブッシュはしめやかに
ただ仮に、ロイやウルリックからの何かしらのアクションがあれば無論止まるではあろうが
60 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:52:10 ID:Xc0 [5/5回]
>>58
ロイ「・・・・・」
ウルリックの言葉 この場合どうすべきか
考えること数瞬

ロイ「知らずに逝くのも酷な話か・・・? 魔ぁいい ちょっと来い」
といって若頭を担いでクミチョ室へ

~それからどうした~

ロイ「俺だってこんなことしたかぁないや だがやらねばならぬ理由がある」
ズカズカと踏み入り その腕を取る

ロイ「アンタ 腕は生身か?」
と確認をとってから

ロイ「フン!!」
そしてためらうことなく サーベルで腕の半ばから切断するだろう

アンドロイドであるならば そこには機械の断面図が見えることだろう

拙いムーブだったら修正をお願いすることにする
61 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/08/14(水)23:55:59 ID:a6v [5/5回]
//すみません眠気故にこの辺で…ありがとうでした、お疲れ様ですっノシ
62 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/15(木)00:09:11 ID:Of7 [1/2回]
>>59-60

「オ、オヤジッ!!」

 若頭から見れば既に殺られる覚悟を決めたオヤブンのソレ。
 何故、先程ロイが己を始末しなかったのか。疑念と共に情けなさが増すばかりだ。

【しかしそのような逡巡などお構いなしにロイがオヤブンの腕をまずは切断!】

「!?」

 現れたのは…精巧な皮と僅かな肉、偽装血液と共に露わとなる機械骨格。
 サイバネ化…とは異なる。思想が違う。人間に機械を被せたのではなく、機械が人間を着ている。
 そのアトモスフィアの異なりはソンケイを高めたヤクザならば一目瞭然であった。

「予想外だった。これほどの短絡と愚かは」

 ロイが腕を着ると同時にオヤブンは無表情にかつ無機質な声となり、
 放たれていたはずのソンケイは異様な雰囲気に取って代わった。

「メガコーポによる襲撃とそこからの流言飛語。相互不安と相互疑心が我々の力。だが、これでは、な」

 暗黒メガコーポ群による武断的鎮圧――ではなくドゴジマの龍の伝説に組み込まれてしまえば、
 今回の一件の毛色は大幅に異なるモノとなってしまう。これがイムカのアドバイスが拙速を最優先した理由でもあった。

「だが、貴様等は今も自分が自分だと断言d――」

 悪あがきに疑心を植え付けんとした口上も次の瞬間に放たれたユノの抜き手が頭部を完全破砕したことにより収束した――

 -------------
63 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/08/15(木)00:09:17 ID:Of7 [2/2回]


【ランナーズギルド】

「まあ、謎は残ったがひと先ずの破局は回避か。ご苦労だったな」

 指でコムリンクを凄まじい勢いで叩きながらイムカは言ったものだ。
 なにやってんの?本人曰く、筆が捗るらしいが企業秘密である。

「オヤジがデク人形に成り代わられていたって…ドゴジマの――いや、叔父貴!今回の恩は決して忘れねえ」

 なんかファストボーンヤクザクランからすげえソンケイを注がれるようになったし。

「デスデス。ラスボス=サン、我が社の栄養ドリンクキいたデスか?さっそくアンケートをば」

 とんちきガスマスクはなんか企業努力豊富で、

「わうわう」

【くわっ、とウルリックは欠伸をする。まだ暗躍する何者かの一端にふれたばかり。
 それでも、今回の一件はその計画を頓挫させたという大きな第一歩となるのだった】

//おちまい
64ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)22:35:38 ID:NMt [1/4回]
【よくあるファンタジー世界 とある小国の修道院兼神学校】

「こちらが今回の俺らの雇い主。シスター・クウィンランだ」
蝋燭の光と天窓の光の差し込む一室。不遜に腰に手を当てたソーマタージは、上等な修道服に身を包んだ一人の只人の老婆を指し示す。
寝惚け眼を助長するかの様に穏やかな朝焼けに包まれる執務室。この施設の長シスター・クウィンランの依頼を受け、一行はここにいる。

「依頼は、ここに潜り込んだ野良吸血鬼の特定、迅速な暗殺……。そうだったな、院長。いや校長?」
傭兵特有の油断無き鋭い眼を向けるソーマタージ。臆する様子は微塵も見せず、クウィンランは重々しく頷いた。
何かと混乱の絶えぬこの世に於いて、そこそこ悪くない役職に就きながらこの歳まで生き延びてきただけはある。その肝は、並大抵の人を超えている。


「───ここは森の奥の聖域。修道服は厚く長袖で頭まで覆い、生徒であるシスター達は教義と校則に則り、施設の外には殆ど向かいません。
 遺憾ですが、陽の光を避けるにはうってつけでしょう」
皺の寄った眼を閉じたまま、重々しい口調でクウィンランは自らの推測を語った。
聖属性や浄化のイメージから、聖職者の溜まり場は邪なる者には避けられがちという考えがあるやもしれぬが、それは余程魔に近いものが殆ど。
居心地良くはなくとも、人に近ければ耐える事は十分に可能。下級には下級なりの利点があるのだ。少なくともこの世界では。

「それと……この件はどうかご内密に済ませていただきたいのです」
「どマイナーな宗教だが、聖職者のお家から吸血鬼が出たとなりゃ問題だ。醜聞、叱責、物見遊山、排斥、不信……少なくとも良い事は一つもない」
深く頭を下げるクウィンランを見て、ソーマタージは肩を竦めて付け足す。切った張ったの大立ち回りではなく、静かに済ませてほしいと。故の暗殺依頼なのだ。
「皆さんには、ここの臨時職員としての位置を用意しました。それとなく情報を集め、一刻も早く解決していただきたいのです」
「以上だ。何か質問は?」
65タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/15(木)22:43:43 ID:Dyv [1/4回]
>>64
「お察しいたします」

とは頷きながらの半人である
実際、依頼の内容を聞いてこれがニアだとか自称ラスボスの彼女だとかでなくて良かったと内心安堵しているところ
この赤刃は魔なるモノにも効果を発揮出来るし、臨時職員と言う事ならばある程度の知識を強引に無機的に記憶出来るのだ

「……あーっと……まず、見分けるコツだとか、弱点……」
「変装魔法の解除方法……などなど、一般に言われているもので結構ですのでご教示願えますか?」

吸血鬼
おおよそどの世界においても敵に回してしまえば厄介な種族であるに相違はない
しかも、世界の掟によって様々な特性や恩恵を受けていたりと、所謂強さのブレ幅が大きくもまたあった
故にこの世界での基準点がどの位置にあるのか、また情報が知れ渡っているのかを知る必要がある
66 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)22:45:46 ID:rHh [1/3回]
>>64
ジョージ「魔狩人 ジョージ・ド・ウィッカム ヴァンパイアハントの勅命 しかと受け取りました」
仕立てのいいスーツに身を包んだ英国紳士はそう言って依頼を受諾した

ジョージ「火のない所に煙は立たぬもの 討伐依頼を出したということは 何か痕跡を見つけたということでよろしいでしょうか?
     その痕跡について お聞かせ願いたい もしかしたらそこから 大本を追跡できるやもしれません」

このような闇を狩る仕事は魔狩人の本領である セバスチャンに要してもらった魔狩人としての装備が入ったスーツケースを持ち 早速仕事に取り掛かろうとする
67ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:00:43 ID:NMt [2/4回]
>>65
「幸か不幸か、この世界の連中は“よくある”ヤツらしい。つまりニンニクが嫌いで、流水の上を渡れなくて、陽の光を病的に嫌う」
タェンティースの質問にはソーマタージが代わりに答える。異なる世界の存在など知らないクウィンランが言うよりも分かりやすいと踏んで。
詰まる所、物語によく語られるステレオタイプな吸血鬼だ。特に面白味はない。

「強いて言うなら、血を吸った相手をグール……つまりは隷属に変える。
 ただそれも、自我のろくすっぽ無い単純な木偶人形にするようなもんだ。怪しい奴がいたらそれだろ」

>>66
「ええ……。今月に入ってから、シスターがもう四名、行方不明となっています」
目を閉じて悲壮な表情を伏せ、クウィンランが言う。
背後の棚から出した本を開いて見せる。生徒の名簿だが、チラホラと特徴的な印。行方不明になった者の名だ。
年度始めから月に二~四人のペースでいなくなっている。
「混乱を避けるための隠蔽も……、そろそろ難しくなってきました。それに……このまま手をこまねいている訳にはいきません」

「被害に遭ったシスターは……、寮住まいという事以外に共通点はありません。
 私は専門外なので分かり兼ねますが……、夜中の内に一人一人……、卑劣な手を用いて攫っていっているのでしょう」
「意外かもしれないが、魔物ハンターなんて俺の知り合いにはそうそういない。珍しくお前の出番だ、楽しんでやれ」
68 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:01:13 ID:NMt [3/4回]
>>全員
「それと…言い忘れていましたが一つ条件が」
思い出したようにクウィンランが口を開く。ソーマタージは一度奥に引っ込み、ズルズルと箱を引きずって戻ってくる。
なんとなく嫌な予感がしたなら、それは正解だ。特にジョージ。

「この施設は男人禁制……。依頼しておいて何ですが、貴方方にもそれを守っていただきたいのです……。特にそちらの方」
「越境者は、金さえ積まれれば何でもやる。盗み、脅し、殺し、女装……」
ソーマタージはツッコミ疲れたように深く息を吐き、変装用のカツラと化粧セットを投げ渡した。
「初めてだろうから三十分だけ待ってやる。終わったら寮の入り口まで来い。それと、俺様の事はここではキャシーとお呼び」


それからどうした。

「すっげーブスだな?」
施設横の寮。入口側の柱に寄りかかり、クウィンランと共に待っていたソーマタージは、開口一番ジョージを見て真顔でのたまう。
職員に支給される黒いロングスカートに三角巾、胸に詰め物をしたその姿は、カツラも合わさり遠目から見ればあからさまな女装程度には見えるだろう。
その顔は、チークやら口紅やらアイシャドウやらで女用の化粧はしっかりと施されていた。ツッコミは受け付けない鋭い瞳も添えて。


「行くぞ、まずは掃除だ。 うら若き多感な時期の少女の花園に押し入り、部屋を漁る。これほど楽しい事はそうそうない」
『ノックを忘れるなよ』と付け足してから、ソーマタージは寮の扉を開け、準備はいいか目線で尋ねる。
時刻は午前中。生徒はほぼ全員神学校の方に出払っている。時期が時期なので休んでいる者も当然いるが。

「手分けしていこう。俺は四階に行く。必要そうなら院長センセを呼べ。その代わり二階と三階はお前らな」
69タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:11:05 ID:Dyv [2/4回]
>>67
「成る程、成る程……」

一般的な伝承にある通りとならば、赤刃で対応出来そうだと踏んだ
逆配置のルーンを宿したその剣は、多くの命有るモノや或いは無いモノにまでよく効力を発揮した

そんでもって?

「……」

職員着姿の半人は頭を抱え、取り敢えずソーマとジョージと目を合わせる事が出来なかった
彼等の新たなる門出に栄光あれ、願わくば祝福も

「わ、分かりましたキャシー様」
「……あまり、出会う人々を驚かせないようにお願いしますね……?」

そうして取り敢えずジョージと手分けして、半人も行動開始である
二階か、ジョージの選択次第では三階の部屋をノックしてから片っ端から探る事だろう
その際、位置的に陽射しの入り込まない部屋があれば一層注意を払っての探索となる
70かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:15:57 ID:rHh [2/3回]
>>67
ジョージ「・・・わかりました 後は私の方で調べてみましょう」
行方知れずとなった修道女達に哀悼の意を捧げる
ここからはプロの仕事だ 卑劣なる吸血鬼の化けの皮を剥いでやろうと意気込んで

ジョージ「・・・ん?」
男人禁制と言われて 意味が分からない と聞き返す

ジョージ「んん?」
なんか引きずってきたソーマタージに目を白黒させる

ジョージ「!??!!!?!!?!??!!?!?」
かつらを投げ渡され声にならない悲鳴をあげるジョージであった

~それからどうした~
ロングの金髪かつらをかぶり 修道服に胸パッド付きの肌着を装着
顔も院長先生に手伝ってもらって薄化粧を施している

だが隠せていない 広い肩幅とムチムチの腕 一言で言えば ガタイの良さが隠れていない

ジョージ「ジ・・・ジェリーとおよびください」
顔をぴくぴくとひきつらせた笑顔で彩るジェリー
どうしてこうなった と背中が物語っていた・・・背筋でファスナー壊れそうだけど

ジェリー「掃除・・・分かりました ところで被害者の部屋はどこになりましょう?」
と この時間を使って被害者の部屋を探り 痕跡を探ってみようとする

魔狩人としてどんな辱めを受けようとも 仕事に対する姿勢は一人前である
71ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:30:46 ID:NMt [4/4回]
>>69
KNOCK!KNOCK!
返事は無い。部屋に入れば、至って普通な敬虔な信徒の部屋だ。おかしいところもない。
これが基本的な反応。当然だ、多くのシスターは何も知らず生きているのだから。

KNOCK!KNOCK!
「ひぇっ!?入ってます!入ってますから!」
上ずった声が中から帰ってくる。支給される名簿を見れば、体調不良という通達で休んでいる生徒。
「掃除なら私がやりますから!入らないでください!」

KNOCK!KNOCK!
「はい……」
数秒間を空け、のっそりと顔を出すシスター。名簿を見れば以下略。
ボサボサの髪の下、くまのできた陰気な目がタェンティースを見つめる。
ブスッとした顔が、濁った瞳が、警戒を隠そうともせずに彼女を見つめた。
「……なんか用ですか?」

KNOCK!KNOCK!
「───はい」
数秒間を空け、顔を出すシスター。名簿を見れば以下略。
陶器の様に白い肌と、冷徹な印象すら与える無表情が、タェンティースを見つめる。
一切に興味を示さないかの様な瞳が、冷たくタェンティースを見据えた。
「何の御用でしょうか───」

尚、そのどれもが部屋自体におかしいところはない。多少汚れてたりする程度で。
微弱な魔力の残滓は感じるやもしれぬが、元々ファンタジーな世界、邪な気配すら混ざり合って隠れている。
【判定:直感→彼女らの中に、手掛かりに繋がる人物がいる。気付けるか、気付けないか】

>>70
「聞いたろ、院長センセ。“ジェリーに口づけ”してやんな」
「こちらになります……」
ジョージの言葉を受け、クウィンランが二階を案内する。直近での行方不明者の部屋へ。
部屋にはおかしいところは無い。読みかけの本が開いたままベッドの上に置かれ、手紙を書こうとしていたのかインクとペンが机に乗る。
【判定:観察眼→無理矢理連れていった様子はない】

「何か、気付いた事はありますか……?」
クウィンランも、冷静な態度を崩しこそしないが、気が気でないのかその質問には幾許かの焦燥の気配が混ざる。
少し調べれば分かるだろうが、『この部屋には』何も無い。死の気配どころか、争った形跡さえも。


その頃ソーマタージは、オークションで売れそうな小物類や下着を選んでいた。彼はしたたかだった。
72かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:47:24 ID:rHh [3/3回]
>>71
ジェリー「ふむ・・・」
女装していることも忘れ 大股歩きで部屋に入り 辺りをつぶさに調べ上げ

ジェリー「まず一つ 被害者は別の場所でころされたということ
     もう一つは争ったり 操った後がないということ 個々から分かることはこれだけです」

ジェリー「ヴァンパイアは恐らくこの修道院の中にいてもおかしくない誰かに化けているのでしょう
     それが修道女か 教員か はたまた別の何かかは分かりませんが その化けたヴァンパイアに呼び出され
     疑うこともなくついていって・・・ということになります」

ジェリー「ならば調べるべきは場所ではなく人 具体的にどこで殺害をしたのかがわかれば別ですが
     それを調べているうちにヴァンパイアに感づかれて逃げられる方が早いでしょう
     ・・・いえ 聞き込みをしても感づかれやすいことは変わらないか・・・」

ジョージ「一端掃除を開始しつつ ミス・タェンティースの報告を待ちましょうか」
といって偽装の為の掃除を開始するのであった
なお下着泥のソーマタージにはげんこつを落としたという
73 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:49:15 ID:Dyv [3/4回]
>>71
「ふむ……?」

空き部屋、成る程特に訝しげな部分はないように思えた
故に軽く仕事をこなして、一応魔力の探知などを行い退室
問題となるのは幾つかのシスター達の部屋

「っと、失礼しました、お掃除にと思ったのですが……えーっと……体調不良との事ですが、お加減はいかがですか?」
「何かお飲み物でもお持ちいたしますか?」


「……お掃除にあがりました」
「お休み届けが出ていましたでしょうか、寝不足ですか?それともお加減が優れない?」
「どちらにせよ、少しお邪魔しても?」


「……お掃除にあがりました」
「お休み届けが出ていましたでしょうか、少しお邪魔しても?」

どれらにしても、部屋に立ち入る許可を得ようとする半人
拒絶されたとしても、濁った瞳の彼女に対しては特に喰い下がる事であろう
元来病気などなく正常であれば、その現象は起こるものではないのだから
74 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/15(木)23:59:13 ID:Dyv [4/4回]
//すみません眠気故に落ちたらごめんなさい…!
75 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/16(金)00:06:08 ID:g1N [1/1回]
>>72
「なるほど……」
そもそも身内が消えた部屋に立ち入る事すら憚られるものだ。こういう時、多少強引でも調べてくれる存在はありがたい。
知り合いに呼ばれてノコノコついていって、被害に遭う。ソーマタージ風に言えばそんなところか。
神妙な顔で納得するクウィンラン。安堵は無くとも、彼らなら解決に導いてくれるとの安心はある。

ジョージの推測は概ね正しい。もしも魔力の乱れを感じる事が叶うなら、部屋ではなく廊下の中程で微かなそれを感じる筈だ。
吸血鬼か、或いはそれ以外の誰かが、被害者を誘き寄せて生き血を啜っている。恐ろしい事態に、クウィンランの背中を冷たいものが伝う。

>>73
「だだだ大丈夫です!とにかく、寝てれば治りますから!ハイ!」
一周回って怪しいまでに、躍起になって拒絶するシスター。その声に混ざる焦りは、何かを隠そうとするかの様。

「……寝不足なんで寝たいんですけど」
濁った眼を閉じ、苛立たしげにシスターは舌打ちを漏らす。それでも素直にドアを開けて招くのは、教育の良さか。
不良、という雰囲気ではない。単純にダウナーな気配。事実、部屋の中にあるおかしいものと言えば、ポーションの空瓶ぐらい。
「……あなたも女なら分かるでしょ?暑いししんどいしサイアク……」

「───はい。アリアンナ、ドアを開けます───」
最後の一人に関しても、素直にドアを開ける。彼女の薄暗い部屋にも、一目見て分かるおかしいところは何もない。
───閉められたカーテンは、暑さをしのぐための抵抗か、それとも。


>>全員
「おや、終わったか。お疲れサンボ」
寮の外に出れば、ソーマタージは煙草を吸って待っていた。
……唐草模様の膨らんだ風呂敷を軒下に突っ込み、足で押し込んで隠しながら。

「つまり、犯人は怪しまれない立ち位置にいると」
ゲンコツの痕をさすりながら、ソーマタージは『Hmm.』と考え込む。
普段の態度で違いを見分ける事は、見知った仲でもなければ極めて難しい。ましてや自分達は今日初めて来たのだから。
思ったより長引きそうだ。深く息を吐き、ソーマタージは手帳に何かを記した。

「分かった、ご苦労。 次行くぞ、食堂の手伝いだ」
まだまだ情報を集める必要がある。最後に一度寮の方を振り向き、ソーマタージは厳しい顔で一行を伴って歩き出した。長い白髪をなびかせる女装姿のまま。
「ああそれと……やっぱすっげーブスだな?」

//今回はここまで
76かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/16(金)23:08:17 ID:hFn [1/3回]
【深海ビジネス】
ここは火の光届かぬ深海に建てられたサルベージの前線基地
個々の他にもたくさんの基地が 海の底に沈んだお宝を頂戴せんと立てられている

一行はくらい海の底で一隻の軍艦を発見する 船底を上に向け 横っ腹には大きな穴が開いている
禿頭的な船首の飾りと ネームプレ―トを参照すれば

アキレス「華麗なるアン女王号 これだ 昔の海戦で沈んだ軍艦
     これの戦闘記録を国が欲しているらしい 目的以外のブツは一緒に国へうっぱらってもよし
     贔屓の商家がいればそこに持って行ってよしだそうだ あぁご禁制リストのブツがあれば別の話らしいけど」

潜水服に身を包んだアキレスが手首に括り付けられた時計をみやる
大分時間が過ぎていた

ロイ【あー あー こちら前線基地 飯の準備はできているからそろそろ戻って来い】
と ロイの通信も入る 

よくテックが使えるなって? ドデカイボタンを押せば特定の通信機とつながるだけの超アナクロ通信機だからテック音痴でもギリ使える代物である

―――ギィ!!
ちなベティちゃんは海の底でも謎石遊びに仕える石を探していた
77クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/16(金)23:17:52 ID:QeS [1/4回]
>>76

「ヘタな案件になって騙して悪いが~の類は避けたいところだな」

 アキレスに倣って腕のインジケーターを見る。
 深海環境で当然ながら気にせねばならぬのは酸素残量だ。

【機械化された義体とて脳という有機物がある以上、当然ながら酸素を必要とする】
 【→酸素が尽きればどうなるか?生身とさして変わらぬ冴えない結末だけだ】

「大分サイバネアイを使いこなせるようにはなったか?
 低光量視野に高解像度解析―まあお前さんは殆ど生身だし、そっちの感覚は忘れんようにな」

 超解像度や並列化をトコトン求めるなら電脳化などが必要となる。脳という処理装置の限界を拡張するという意味で。

【そして、機械化の追及は同時に決定的な何かを手放すということでもある】
 【で、ロイから通信が入るなり――】

「お、どうやらボタンは頑丈なようだ。てっきり爆発するのも覚悟したがな」

 老兵はシニカルにからかいながらも、そろそろ戻るぞと深海石ころ探しのベティちゃんを呼ぶ。
 しかし、ベティちゃん用深海スーツってオーダーメイドなのかしら?
78 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/16(金)23:18:33 ID:JUG [1/2回]
>>76
でーんでっでっでーでっででーでっででー
独特の呼吸音、そして赤く長くて振るたびにブォンと心地良い低音が響く専用ライト
どう見ても設計者の悪ノリの塊たる潜水服に身を包んだ半人は、こーほーこーほー交えながら通信を行う

「国相手の商売ですかこーほー」
「わたしは、商人様相手にツテはありませんがこーほー……」

事実、半人としては余りそちらの面で役に立てる場面は無いように思えた
故に現場での作業をその分行うつもりだ、様々な感覚器官や機能をフル稼働させ調査に当たるであろう

「皆さま、酸素の残量は大丈夫ですかこーほー?」

尚、半人の酸素は無駄にでっかいスーツの機能で生成されている為に余裕があった
79クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/16(金)23:24:26 ID:QeS [2/4回]
>>70

「こっちは完全にオーダーメイドというかファンボーイの作としか思えん」

 世界中に根強いファンいるからね暗黒卿。
 しかし、ネオンライトまでそっちメイドって実にキアイが入っている!!!

「ああ、帰還分には十分だ。しかしツテか。お前さんの追っかけ(借金取り)あたりはどうなんだ?」

【脳裏に過るヤクザスラング!ザッケンナコラー】
80かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/16(金)23:33:13 ID:hFn [2/3回]
>>77
アキレス「依頼人が国と言うか政府だからね そういうのやったら信用問題なんじゃない?」
と アキレスは楽観視している 最も政府が脅威度を見誤っている危険性はある

アキレス「うん サイバネアイにしてよかったと思ってるよ 暗い場所でもばっちり夜目が効くんだもん」

と鮮やかな青だった目はサイバネに変換した今 くすんだ青に様変わりしている
だがヘタレのアキレスは脳みそまでサイバネにする勇気はないようだ

良くも悪くもヘタレであるがゆえに その辺に手を出す自摸値はなかったらしい

ロイ【あぁ やっぱりシンプルな道具は頑丈でいい】
―――ギィ!!
軽口の応酬を開始するロイ 呼ばれたベティちゃんは石探しを中断してアキレス・・・ではなくクルトの背中に上る

―――ギィギィ!!
今日は巡り合わせが悪かったとクルトに愚痴る いい石は見つからなかったようだ

ちなベティちゃんの潜水服はロイが潜水服の補修材を利用して一晩で作ってくれたらしい

>>78
アキレス「そろそろ拙いかなぁ」
実際今から船内活動ができるほどの酸素残量はなかったらしい ロイの通信が入らなくても戻ることになっていただろう

アキレス「所で・・・その真っ黒潜水服はお気に入り?」
闇よに溶ける黒騎士タェンに苦笑しながら聞いてみるテスト

アキレス「俺だって商家のツテなんかないさ オッサンはどう?」
ロイ【無いこたぁないが・・・実際に値段を聞いてみてからだな】

とのことである

アキレス「とりあえず戻ろうよ ティースタンもそろそろタピオカが切れてくることじゃない?」

>>全員対象
前線基地に戻ってきた一行 減圧室に入り徐々に周囲の水と体にかかった圧を抜いていく これだけでもかなり時間のかかる手間であった

そんな減圧を終えて潜水服を脱げば基地内部とはいえ自由の身

ロイ「おかえり 飯の準備しておくからシャワー浴びてらっしゃい」
なお ロイは海の中での作業と言う意味では役立たずであり ここではもっぱら基地内部の雑用係として働いていた
81タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/16(金)23:44:08 ID:JUG [2/2回]
>>79
「ほらほら、伸び縮みもするんですよこのライト」

びしゅう!と謎効果音付きで真紅の光が伸びたり消えたり
緑色のライトと触れ合うとバチバチ言いながら放電します

「安心しました。……うーん、借金取りの皆さまにはキチンとしたお金の方がいいかなと……」

わざわざ金に換える手間のかかるアイテムを寄越すと言うのも失礼な話と言えよう
しかして、普段キチンと返済出来ているかは微妙な所ではあるが

>>80
「分かりました、アキレスさま」
「……割と、着心地が良いですね。それに何故か、とても強くなった気がします」

どうやらお気に入りらしい
ダルマアーマーといいこれといい、半人の趣味はポンコツであった

「なるほど、それもそうですね」
「えぇ、酸素はともかくタピオカの補給が必要です」

ジョーク粧してくすりと笑いながらの帰路となるでしょう
そんでもって?

「ふぅ、ただいま戻りました」
「……気に入ってはいますけれど、矢張り生身が一番ですね」

完全なる生身とは言えやしないが、それでもダースな潜水服よりはそれの方がずっといい
シャワーを済ませ一心地、お持ち帰りした数多のお宝の鑑定なんかの様子が気になる模様
82 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/16(金)23:44:34 ID:QeS [3/4回]
>>80

「むしろ政府だから信用しにくいんだけどな」

 国家理性とやらにかかれば騙して悪いが~など日常茶飯事。
 ある意味で信用という正義を信じられているアキレスの楽観はうらやましくもある。

(いや、この場合は俺が悲観的すぎるだけかもな)

 よいしょっと背中にベティを張り付ける。石が見つからないという。
 そういえば、サーボスカルがこの前、石(クルトには違いはわからん)を
 まるでス〇夫くんのようなオーラを放ちながらにベティに見せつけていたが。

【マスコットたちだけに通じる何かだ。人間様にはよくワカンネー類である】

 -----------
【減圧中】

 サイボーグ用の血液ならばかなり融通は効くのだろうが、
 それでもそれは無理をしていい理由にはならない。不要のリスクを避けるならばこういうメゾットは大切だ。

「ふう..…ようやっと自由だな」

 息苦しい深海スーツをラックにかけてようやく解放。
 雑用係がメシの準備をしている間にシャワーを浴びることにする。

【なお当然省略だ!ナイスミドルのシャワーシーンの需要は若々しい乙女のソレと比べて遥かに少ねえ】

 【→前回の補給で食料不足は改善されたろうし、クラーケンの足とかまだ残っていたかな?】
83クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/16(金)23:49:31 ID:QeS [4/4回]
>>81

 借金減っているのだろうか?無利息のはずだが?→定期メンテとか何とか完全バックアップで何かと減らない。

(うーむ)

 クルトの脳裏に過るはタェンティースとの協力で幾つも取得しているらしきパテント。
 それにダルマアーマーは家庭用お手伝いロボとして結構ヒットしているし、
 半人印のグミチョコ(?!)などという商品も展開していたような――

【なんか借金にかこつけて色々と悪い大人にご利用されているよーな気がしないでもないが】
 【→でも半人は別に苦に思ってなさげだし、面白いので黙ったおくことにする】

「いったいどんなコダワリだ…」

 ちなみにライトセーb・・・げふん、ネオンに凝り加減に関しては嘆息を禁じ得ない!
84かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/16(金)23:59:22 ID:hFn [3/3回]
探索組が戻ってきて暫くして 白色の照明がオレンジ色に変わる
潜水艦など外界と切り離された空間で時間の概念を忘れないようにするための措置 つまり今外界は夜ということになる

ロイ「そろそろ日の光が恋しいなぁ まぁサルベージも佳境だ もうすぐ基地を畳んでお天道様の元に戻れれるぞ」

>>81
シャワーを浴びたタェンティース達に飲み物が支給される アキレスはコーラ ベティちゃんはオレンジジュース
そしてタェンティースはタピオカミルクティーである

でんぷん100%で構成されたタピオカはあまいあまーいシロップに漬けられており カロリーは聞いたら悲鳴を上げること請け合いな一杯

ロイ「おかえり 持ち帰った代物は後で鑑定しておくよ だがまぁ当時のことを知ることができる資料だ そう悪い値はつくまい」

>>82
―――ギィギィ!!
だからこそ スーパーレアが眠っている可能性があるこういったレア地域で採掘を頑張っているのに!!
と熱弁するようにクルトの背中をハサミでポコポコ叩く

サーボスカルの自慢する逸品はそれだけの価値があるらしい 知らんけど

アキレス「政府だと逆に信用できないのかー まぁ最低限警戒しておこうかね?」

オサーンのシャワーシーンという誰得映像が流れた後 一日お疲れなクルトにはビールが進呈された
なおアキレスはコーラ タェンティースはタピオカミルクティーである

瓶のビールのラベルには赤い★が捺印されていた 高級品!!

クラーケンは冷蔵庫に入り切らないからするめにしておいたぞ ツマミ!!

>>全員対象
ロイ「今日は金曜ということで海軍方式に従いカレーにした 辛さは選べるから好きなのを選んでくれ」

アキレス「うわーい俺辛口―」
―――ギィ!!(甘口と言いたいらしい)

とまぁ一日の疲れをいやす食事の時間 アキレスのラジオからは深海だというのに例のラジオ番組がやかましく流れていた
85 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/17(土)00:10:22 ID:joA [1/4回]
>>83-84
尚、ダルマアーマーグッズに関しては半人に著作権はないし、グミチョコもしかり
デッカーとしての立場で偶にイムカが出てるデッカー24時なんかにも顔出ししているが知名度で言えば雲泥の差と言えよう
実際借金が減っているようには思えないが、かと言って緊急を要する場面でもないのもまた事実だしなんとも微妙なのだ

「日光も、月と星も……そうですね、視界に捉えると言う事は大切です」

無機的な記憶を辿ればほぼリアルに等しいそれをいつでも眺められるが矢張り否だ
人はそれだけでは生きて行く事は出来ない、実際の体験こそが生きると言う事に尽きる

「ふふふ、いい値がつくといいなー」

ずごごーっとタピオカミルクティを飲みながら
あれって上手く音を立てずに飲むコツとかあるんでしょうか?

「カレー……では、私も甘口を……」

ベティちゃんに続き控え目に手を挙げる半人
流石にちょっと恥ずかしいのか、ともあれ辛いのはニガテなのだから仕方ない
86 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/17(土)00:13:41 ID:uTN [1/1回]
>>84-85

「いやまったく、補給様様だな」

 生き延びるためならばヘドが出そうなものでも口にできる根っからの傭兵であれど、
 それは美味いメシがいらないのかといえばさにあらず。

【食事に一切の興味を示さなくなるようなアレ(アレだ)になった覚えはないのだ】

「お前さん、海軍じゃなかったはずだが?」

 ロイの微妙なミーハー加減に苦笑いもしたものだ。
 思いっきり内陸国家出身のはずなのになんともはやだ。

【が、カレーには一切の罪はないので咀嚼!なお中辛だ】

 ちなみにカノッサ・テクノロジー社のカレーはリンゴにハチミツにヨーグルトに。
 いろんなものを入れまくったおかげで超マイルドな甘口というかギリギリカレー?といえなくもない何かだ。

【ベティちゃんとタェンティースのリクエスト甘口もその類かな?ボブはいぶかしんだ】
87 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/17(土)00:21:36 ID:ilp [1/5回]
>>全員対象
タェンティースとベティはそのまま
クルトは香辛料を少し足し アキレスとロイはたんまりとぶち込んで

基地の中にカレーのいい匂いが充満する

アキレス「そういえばオッサン もやしは?」
ロイ「あれの収穫は明日だ」

そんな他愛のない話をしながら食事を勧め 終わったあとは寝るまでゆったりと時間が過ぎていくことだろう・・・・・

//〆
88かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/17(土)22:44:04 ID:ilp [2/5回]
【深海ビジネス】
さて 前回目的の沈没船を発見し 日を改めてサルベージを開始しようと
今日も今日とて潜水服に身を包んだ一行は華麗なるアン女王号に向かったわけだが・・・

アキレス「まって  誰かいる」
そこには蠢く複数の影

ロイ【盗掘者・・・いやそれはない こんな 過酷な場所おいそれとこれる場所じゃない
   前線基地を構築すればバレバレだし ここは陸から一日で来れる場所じゃない】

注意深く見れば 妙に身軽・・・潜水服すらつけてない連中が何かを探しているようだ

アキレス「こんな特殊な環境じゃお得意の囮もできそうにないなぁ・・・でも指咥えてみてるわけじゃないだろう?」
と一行に問いかける
89タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/17(土)22:50:35 ID:joA [2/4回]
>>88
「……俊敏ですねこーほー」

黒潜水服の半人ベイダーは、マスクの下の瞳を細めて先客の様子を探っていた
成る程人間に似たしかし非なるもの、水中生活に適応したマーマン、マーフォーク、マーロック……
いずれにせよ敵対するとなれば地の利は向こうにあり、苦戦は必至と言えよう

「コンタクト、コミニケーションは……無理そう、でしょうか」

片手に赤ライトバー、もう片腕には赤刃を引き抜き警戒を強めたまま一同に尋ねる
90クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/17(土)22:50:40 ID:eJW [1/4回]
>>88

「ディープワンだのインスマスの類じゃあないだろうな」

 流石に正気度ゼロで直葬はご勘弁願いたいところのクルトである。
 しかし武器制限はキツい。全環境対応のアサルトカービンといえども海中OKではない。
 使えるものといえばハープーンガンと照明弾。スマートリンクですらない。

【何より人間である以上、水中戦闘適性は当然ながら期待できるわけもなく】

「交渉の余地があるかどうかも分からんな。別にバッティングしたところで好んで戦闘に移行したいわけじゃあないが…」

 相手の容貌がもう少し正確にわからないかとサイバネアイのモードを切り替えながら思案。
91かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/17(土)22:59:54 ID:ilp [3/5回]
>>89-90
とまぁ最初からヤる気満点なのもどうかということでコミュニケーション取れれば取る方向でいたのだが
タェンティースの赤ライト[検閲]バーに気付きこちらに顔を向けた盗掘者の顔は・・・

アキレス「クルトが変なことを言うから本当になったんじゃないか」
―――ギィ!!

非難がましい声のアキレスと 特に意味はないがハサミを振り上げるベティちゃん

彼等は ありていに言ってインスマス顔であった 

そんなインスマス顔の連中はこちらを指して何かを叫ぶ
そして銛を片手にこちらに襲い掛かってくるではないか

ロイ【映像からしてあいつら船の中で何かを探していやがった 目的のブツを破壊しちまえばこの騒動は終わるかもだな
   余裕があれば突破 ブツを探して見てくれ】

アキレス「簡単に言ってくれちゃって!!」
92クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/17(土)23:07:49 ID:eJW [2/4回]
>>91

「フラグなんぞしったことじゃあない」

 葉巻を吸う仕草を取ろうとしてメットが邪魔なので止めた。
 おそるべきは習慣のクセって奴だ。

【そして銛を手に襲い掛かってくるインスマス共!】

「くそ、こちらは自由機動というわけにはいかんぞ!?」

 極端に戦術選択肢が限られている環境だ。
 だがしかし、環境のせいにしてやられるほどマヌケな話もない。

【突きが繰り出されるところを義手で銛を掴むと、エラないしは脇にナイフを突き入れようとする】
93 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/17(土)23:10:34 ID:joA [3/4回]
>>90-91
「……成る程、敵ですねこーほー」

彼等のその泳軌跡そのものが殺戮性を雄弁に語っていた
未知との遭遇のコミニケーションは確実に不発に終わったと断じていいだろう、ならば

「せ、えぇぇっっ!!!」

半人はフォースの力を使える訳ではないし、赤いライトが武器になる訳でもない
故に迫る魚人の銛撃を寸前にて回避、カウンター気味に叩き込む赤刃での斬撃!
召喚した虚空の六の刃は水中においても可憐に踊り、深海のか細い光を反射して煌めく

「突破は……しかし、確かに……!」
「……船内へ向かいましょうこーほー!」

突破は困難、だが拓けた深海の平地ならば敵は360度様々な軌道からの攻撃を可能としている
船内に入り込めば少なくとも、その手の幾つかを封じる事が叶うのだ
94かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/17(土)23:20:57 ID:ilp [4/5回]
アキレス「ちくせう!! こんな事ならスピアガンじゃなくてAPS水中銃を持ってくるんだった!!」
まさか深海で戦闘になるとは思ってなかったアキレス君 基地内部に連発式水中銃があるのに持ってこなかったわが身を呪うのであった

>>92
銛をキャッチし その隙にナイフをエラに突き立てるクルト
汚いモヤを漂わせながらバタつくインスマス顔は直に動かなくなった
とりあえず他の武装インスマスが殺到するまでのわずかな間隙

アキレス「クルト!! スピアガン使う!?」
圧縮空気で銛を飛ばすスピアガンを差し出しながら問うアキレス
なお基地に戻れば協力な連発式水中銃を持ってくることも可能である

>>93
ガキンと銛の先端と刀がぶつかり合い 小さな火花が瞬いた
返す刀はインスマスの顔を深くえぐり銛を落としてもがくインスマス顔

アキレス「おーけい!! でも俺の援護はあまり期待しないでね 潜水服を傷つけられたら一巻の終わりだよ」
とバタバタとタェンティースの後をついていくアキレスとベティ

いくらかのインスマス顔は船内に入っていってしまったが どうにか破壊された横穴から船内に入り込むことに成功する
が 船内は深海の中で会ってもなお暗闇に包まれている 明かりが少なければその分アンブッシュの危険性が高まることだろう
95タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/17(土)23:28:03 ID:joA [4/4回]
>>94
「分かりました!」

アキレスの言葉に頷き、彼とベティ、クルトへお気を付けてと添える
成る程微かなかすり傷でも致命となり得るのだ、危機的状況と言えよう
六の刃を深海に踊らせ近寄る敵個体があれば斬り裂き、たどり着く船内

「……」

赤ライトバーをひょいっと投げ、安全確認と視界確保とそれと囮の全てを熟させる
仮にこれで引っかかり出て来るようならば、踏み込みながらの赤刃でと刺突をお見舞いせんと構えているのだ
96クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/17(土)23:29:50 ID:eJW [3/4回]
>>94-95

「いや、連中の目的が気になる。追撃されても厄介だ。前進しよう」

 アイスクラーケンの牙で造られた透明の刃を引き抜くと、
 クルトはアキレスからスピアガンを受け取り前進を促す。

【タェンティースの言う通り、追撃を受ければ360度立体機動の敵と相対となる。流石に分が悪い】

 ~~~~~

「各自、低光量視野に。他にモードがあるなら切り替えろ」

 幸いといっては何だが、アキレスもクルトもサイバネ持ち。
 タェンティースも機械的部位のモードを活用すれば適応できると思われる。

【もちろん、完全な視野を得ることは出来ないだろうが、不利状態の緩和は期待できるはず】

「今回ばかりはステルスも役立たずだ。正攻法…警戒して前進で行くしかないな」

 クルト自身の得手はほぼ封殺されている恰好。だが、それならそれでランナーの本分に拠った立ち回りをするまで。

【タェンティースに対するカバーに入りながら船内を移動】
97かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/17(土)23:44:28 ID:ilp [5/5回]
>>95-96
アキレスとクルトは抵光量視野モードを起動
タェンティースは?

とにかくこれで暗闇における不利はなくなった

タェンティースが赤いライトを前方に投げる
と 瓦礫の影からインスマス顔が二体 アンブッシュで銛を突き出す がその行動は囮に引っかかっただけ
この個体は確定で倒すことができる

そしてインスマスの追撃をかわし 時に撃退しながら中を進むと 船長室だろうか?一室から何か大きな装置を2人がかりで運ぶインスマス顔を見つける
護衛役のインスマスがこちらに気づき 迎撃を開始 装置を運ぶインスマスは離脱を図っている

ロイ【恐らく魔法式の羅針盤だろう 何かの拍子に魔法が変異して外なる存在を呼び寄せる何かに変わっちまった
   それは今回のターゲットには含まれていない 元が無事なら高額なんだがな・・・破壊しちまおう】
98 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/08/17(土)23:57:34 ID:eJW [4/4回]
>>97

「!!」

 あからさまなアンブッシュに対してカウンターで即座にスピアガンを射出。
 圧縮空気にってブシュンと小気味よく撃ちだされたスピアは狙い違わずインスマスの喉を貫いた。

「やはりというべきか。完全に敵と見做されているな」

【そして前進を続ける――】

 ―――

【船長室――】

「さらにヘタなモノが目覚めたらその波動だけで精神が侵されかねんな」

 ロイの方針に全面的同意である。彼は科学サイドではぶっちゃけ無能であるが、
 この手の超常現象に対する嗅覚は参考にすべきところだ。

「逃がすな。行け、ベティ!」

 スピアガンを斉射しながら、運搬役への狭い道を開きつつ、ベティを押し出さんとするクルト。
 ベティに倒すことは期待しないが、二人がかりで運搬している連中に対するハラス行為は期待したいところだ。
99 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/18(日)00:00:11 ID:tqd [1/1回]
>>96-97
「……一応、これでなんとか……」

ベイダーマスクに搭載されていたらしい赤外線カメラを起動、無駄に高機能!
尚、半人自身も一応ある程度の機能を有してはいるが赤外線カメラに頼った方がいい、と判断させる程度の装備である

「……!!」

赤刃が走り、一体の頭部を貫き止める
トラップの効果は抜群と言えた

さて、船長室までに幾つかの戦闘を終えれば

「こーほー……あ、あれは……!?」
「……分かりました、逃がしませんこーほー!」

虚空の刃を踊らせ、運び手に向けて水を裂き進ませる!
護衛には月光と赤刃の二刀で相対、水中と言うハンデの中で可能な限りの斬撃を放つ!
100 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/18(日)00:12:48 ID:oRL [1/1回]
>>97-98
―――ギィ!!
クルトの牽制射を援護にベティがアキレスの背からパージされて独自行動を開始する

クルトとタェンティースを食い止めんとする護衛であるが 足元を進むベティにまで対応できなかった
その間クルトとタェンティースは護衛と相対する といってもクルトとアキレスの射撃で思うように動けない中

タェンティースの刀に切り刻まれ あっけなく絶命する護衛

―――ギィ!!
その間ベティちゃんは 装置を運ぶインスマスの足元でハサミを振りあげ あわよくば足を切り砕かんとちょっかいを出してインスマスを足止め
3人が追い付けば 後はワンサイドゲームであった

~戦闘終了~
アキレス「お手柄だぞベティ」
―――ギィギィ♪

タェンティースの刀で羅針盤をぶっ壊せば 目的がなくなったインスマスドモはどこへかと撤退していく
かくしてこの世界は外なる神の手を逃れたのであった

船内に突入したついでにターゲットである 戦闘記録が入った宝箱を回収する

ロイ【お疲れさん 潜水艇には通信を入れておいたから 明日にでも基地を畳んで地上に変えれるぞ】
アキレス「や~っとおわったよ あぁ太陽の下でBBQな気分」

てなわけで今日は終了 オツカレサマドスエ
101イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/20(火)22:46:28 ID:ZyY [1/4回]
【終焉の遠未来――超弩級兵員輸送艦:ヴァリンの揺籠】

 超時空要塞マク〇スもビックリの数多の人工を内包した巨大艦であるが、
 かの歌でアイドルで△カンケイでデカルチャーなのとちょーっと違うのは――

【この艦にはアイドルなどという惰弱なる概念は一切存在しない!】
 【→あるのは上官の命令を遵守するための訓練であり、人権など概念そのものが消失して久しい過酷な糞兵隊さん生活のみだ!】

 ------------

【士官専用区画】

 広大な船内においても人口過多な環境にあって、兵卒達はすし詰め状態もいいところでありプライベート空間など欠片も存在しない。
 だが、士官となれば多少は状況が異なり、それなりのスペースを確保できるというもの。
 中隊長クラスともなれば、専用の料理人すら入れられるほどだ。ぶっちゃけ圧倒的格差社会である。

「まあ、越境者はそれなりに優遇される立場にある。くつろぐといいさ」

 さて、一応はこの世界ではキャリアコースから綺麗に転がり落ちて閑職にトバされたとはいえ、
 いちおーは家格と階級ともに高く、実績ガッツリなイムカはそれなりの権限がある(腫れ物扱いともいう)

【専門料理人など当然居ないが、それでも彼女の保護下にいればそうそう粗略な扱いはされないというもので――】

「…食わないのか?小食も過ぎると身体に悪いぞ」

 高級な調度品、純銀製のフォークとナイフ。そして、シミや欠け一つない皿にちょこんと乗った透明の長方形体。

【エネルギーグリス!…栄養満点、無味無臭、食べ過ぎると味覚がアレになる副作用あり!】
102タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/20(火)22:54:49 ID:gJX [1/4回]
>>101
「これは、その、あれですか」
「どの兵士の方にも同じメニューが振る舞われているのですか……?」

実際問題半人は本来は食事をほとんど必要としていない
しかしながら、その中に芽生えた有機的な思考……『ニア』たるそれは全くの真逆であり
精神の安定の為の食事を、むしろ好む傾向にあったのだ
とは言えこのメニューには流石に苦笑、パクッとひとくち……タイドメイカーがいい勝負をする食感

「……厨房とかお借り出来ませんか、最近タピオカ意外にも、カレーにも凝ってるんですわたし」

スモトリ一直線な組み合わせであるが、そもそも栄養補給としてのそれではない為実は太る事がほとんどないのだ
103イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/20(火)23:07:07 ID:ZyY [2/4回]
>>102

「いや、兵の諸君の多くはコープススターチだ。あれはあれで栄養だけはある」

 コーンスターチじゃあありません。コープススターチです。
 食料生産工場にて過酷な重労働を担う臣民が身を捧げて(時に文字通り)生産する糧食だ。

【ナムサン!戦争しか残らなかった世界のかくも過酷かつ酷薄なる食料事情だ!】

「が、こちらの方が栄養価は高い。士官の重責を担っているゆえな」

 無表情にパクパクと食べているイムカ。かんっぜんに栄養摂取と割り切ってやがる感じ。
 というより、単純に食べることに興味がないのだろう。

「厨房は構わんが、表向き材料などロクに無いぞ。スパイスだのはもちろんコメも」

 冷蔵庫になる肉は異星人のかなり意味不明なアレであることも多い。
 なお、とっても蟲感ただようため、肉と言い張っていいかビミョーな線。

【しかして、いちおーイムカはそれとなくヒントは云った。表向き、と】
 【→大量の兵員を動かす巨大艦である。人種も様々。そして人が多ければ、サイドビジネスを始める不逞の輩だって出てくるものだ】
104 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/20(火)23:13:34 ID:tXM [1/1回]
そんな巨大艦の中で規律を乱す不逞なる物資として忌み嫌われ 一部の連中から愛されているものがある
見た目はエネルギーグリス だがその実態はゼリー状の高品質な密造酒だというのだ
悪辣なサイドビジネスの闇は直ぐそこにまで広がっている

密造酒ゼリー 一体誰が供給しているのだろう・・・?

//寝る前に1レスだけノシ
105タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/20(火)23:19:00 ID:gJX [2/4回]
>>103-104
「成る程……それは残念です」
「……所で、少し見て来るだけは見て来ますね」

コープススターチとは、半人自身は確か未体験であったはずだがウワサ程度に聞き及んでいたらしく苦笑
そんな半人、メゲズに一応厨房へと向かう
その手荷物の中には件の密造酒ゼリー、様々な縁あればこそのアイテムと言えよう
詰まる所物々交換だ、カレーの材料と上質なこれとの
とは言え料理人の中でも、話の通じそうな相手を選ばねばならぬではあろうが

「あー、イムカさまのお知り合いのコックさんの方とかいらっしゃいませんか?」

お部屋から出る前に振り返り、確認してからお出掛けだ
106イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/20(火)23:28:25 ID:ZyY [3/4回]
>>105

「………」

 料理人は様々だ。単一技能奉仕者(サーヴァイダー)が大多数を占め、
 自我を破壊され機械に接続されたそれらは、黙々と料理という単純作業を続けている。

【他には一応は料理資格者や単純に当番な連中も混じっている】
 【人間冒涜的な代物を使用するくらいなら全自動にしては?と思うかもしれない。
  が、イムカの世界の科学は半ば宗教染みているため、厳格なる戒律の名の下にこうなってしまっている】

「んっ?アンタ、ロードコミッサーの客人かい?」

 そんな中、半人を見上げるように近づいてきたのは小人めいた亜人。
 ロットリング(別世界ではハーフリング/ホビットとも)と呼ばれる亜人類である。

【いまや純粋な人類ではないが、発祥起源は人類とされており、異星人ではないためギリギリ存在を容認されている種族だ】

「ん~?グリスが足りんかったかい?なら、多めに出してやるけど」

 グツグツに煮立った鍋から粘質の液体をすくって型に注ごうとする。

【ナムサン!エネルギーグリスおかわりと誤解されている!!】
107タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/20(火)23:35:45 ID:gJX [3/4回]
>>106
「……うーん」

しまったなと内心
成る程確かに、単純作業と化した料理という名の製造ならばそこに人手を多く割くのは愚策と言えよう
ともあれ、完全に自動化されていないのは重畳と言えた、なぜならば

「あ、どうも、タェンティースと申します」

頭を下げる半人、一応と言うべきか無論厨房施設に立ち入る際はキチンと髪などが抜けぬように纏めてある
そして慌ててロッドリングの彼を制止し、

「そ、そうでなく!そうでなく!その、少しお話が……!」

と言うよりアレって鍋で煮込むモノなのだなぁとかの感想も出るがそれは後だ
早速本題、懐からウワサのゼリーをチラリと覗かせ物々交換の申し出である
108イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/20(火)23:46:48 ID:ZyY [4/4回]
>>107

「タェンティースってのか。よろしくな」

 背丈こそ少年染みているが、顔付きは結構な年齢であり、ある意味でアンバランスめいていた。
 が、何故かエネルギーグリスを誇示固辞する半人に一瞬怪訝な表情になったが、
 ウワサのゼリーをチラ見せされてすぐさま得心が言ったようだ。

「ん?ああ、お客さんだったかい。んじゃソレは寄越しな」

 そう言うと、手招きしつつ、掌をタェンティースに向ける。

「で、何が欲しいんだい?タバコか。酒ってわけじゃあない。
 支給品のクソ銃(粒子銃は優れた生産性と安定した威力を持つが、想像もつかぬ異星人や反逆者の相手はやや心もとない)より
 イイもん欲しいならブツを卸してもやれるぜ?」

 なお、明らかに軍律を大きく逸脱した発言であり、公式に発見されれば銃殺は免れないレベルである。
 それをイムカがこの通り黙認しているっぽいのはまあ、いろいろとあるのだろう。
109タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/20(火)23:50:27 ID:gJX [4/4回]
>>108
「いえ、それが……もしかしたら、それらよりもずっと貴重なものかもしれないんですが……」

動物性の、それも合成ではない豚のお肉
更に芋や玉葱などといった根菜、それにキノコまで!
なんたる錚々たる顔ぶれか、これは半人はポークキノコカレーを作るつもりだ!
尚スパイスは小瓶に入れて持ち歩いている。凝り性だからね

「あと、厨房の一角をお借りできればと……如何でしょう」
110イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/21(水)00:03:43 ID:zWo [1/2回]
>>109

「まじか…ちぃっと待ってろ。超貴重品だからな」

 言うなり厨房の奥の奥へ引っ込みなにやらごそごそ探ったロッドリングは、
 しばらくして、両手に袋を抱えながら、慎重に半人じそれを渡す。

「ご禁制のブツだ。高い高くないってもう宝石のようなシロモノよ」

 タェンティースが袋を見れば…ナムサン!超絶違法指定物である白く輝く宝石の如きブツ!すなわちコメが!!

「サーヴァイダーの電源が切っておくぜ。コイツラ、技術局に通じてやがるからログに残されると厄介だ」

 なんでお米一つでこんなに緊張感もたなきゃならんのか。これが遠未来の過酷な現実なのだ!!

「おう、好きに使ってくれ。火力もバッチリだ」

 核熱コンロにかかれば、お肉も一瞬で蒸発するゾ。火加減は要注意だ!
111タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/21(水)00:13:39 ID:eTN [1/2回]
>>110
「……心から感謝いたします」

色々なアレがあってアレで、白いブツの取引は無事終わる
てな訳でお料理開始だ、なぁにカレーも汁物に入る故に得意だぞ
核熱をコンロにまで扱うその大胆さに苦笑ながらも、慎重に慎重に尚且つ大胆に鍋でスパイスを炒める作業
既に匂いがカレーである、グリスばっかり煮ている宇宙戦艦の厨房に換気扇はあるのだろうか?
ともあれそうしたならばたっぷりの玉ねぎと、ニンニクをひとかけ
飴色になるまでじっくり炒めたのならば先のスパイスと混ぜ合わせて野菜達とキノコとお肉をどばどば!
トマト缶と水で伸ばした頃にはお隣の鍋で炊き上がる白飯!銀シャリ!嗚呼白宝玉が如きおいしいご飯!

「ふふふ……完成です!」

半人風ポークキノコカレー、今日はこれで決まり!
なんならお世話になったロッドリングさんにもお裾分けするだろう、味は実際ふつー基準でそこそこ美味しい。と言うより不味く作れるはずもない
さぁイムカにも食べさせてあげよう、食に対する彼女の姿勢を知っているにも関わらず小走りでカレーを持ってくのだ
112イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/21(水)00:26:11 ID:zWo [2/2回]
>>111

 超パワフルな換気扇ももちろん配備。何かの拍子に吸い込まれたらヤバイので要注意だ。時折、戦死者が出る!
 なにわともある、旧世界の遺失技術であるカレーが完成だ!!

「なんだこりゃ。口ン中の味が複雑すぎてよくわかんねぇ!が、うめえ!」

 ハイヴワールド(過密惑星)育ちのロッドリングhが生まれてこの方食ったことのない物に
 えらく感動して両ほほを膨らませながらモグモグと。感動で少し泣いているほどだ!

【食の力はかくも偉大なのか!!】

 ~~~~~

【上級士官のお部屋】

「ふむ、カレーか」

 タェンティースが小走りに持っていた物質に言葉少なく言うイムカ。
 これでも、越境を続けていくうちにムダ知識(料理)をそれなりに覚えてしまっているのだ!

「いただきます」

 そう言うと、モグモグと食べるイムカ。無表情、相変わらず味はよく分かっていない。舌がダメになっておる。

「…食わせがいの無い女に持ってきても気の利いた言葉なぞでないぞ」

 そのまま、淡々と食べる。お皿はしっかりと空になった。お米一粒も残っていない。

「ごちそうさまでした」

 しかして、食に興味も無ければ味も解らないなりに半人に対する感謝をどうするべきかと
 実は結構頭を捻らせた結果、普段は使わない食前と食後の言葉を口にするのだ。相変わらず分かりにくい表現とも言う。

【そのまま黙ってしまったイムカであったが、耳がちょっとだけ赤くなっていたとか】

//ちゃんちゃん
113 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/21(水)00:37:55 ID:eTN [2/2回]
>>112
「ふふ、宜しければ少しですが、これも置いておきますね」

スパイス類を提供する半人、古き良き時代からの賄賂の定番(誤用)だ

そんでもって?

「……」

ジーッと、半人は嬉しそうにニヤけながらそのイムカの食事の様を見ていた
誰かのために作ったモノがその誰かに食べられているのだ、これ以上の至福はあるまい

「言葉は不要です、大丈夫です」

お皿を片付けるその時も、内心の露呈たる微笑みは隠す事が出来ずにいたのでしたとさ

//お疲れ様です、したらばに書き込めずこちらに!ありがとうございましたー!
114かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)22:12:07 ID:2WS [1/4回]
詳細は>>101

終焉の遠未来における兵員輸送艦にどこぞの将校と一緒に乗り込んだ一行であるが

どんなに規律に満ち満ちた場所であっても 淀みと言うのは必ずあり
そこには軍隊が忌み嫌う物が生まれていくのだ・・・

ロイ「すまんなぁ手伝ってもらっちゃって」
そう言って軍隊が忌み嫌う物 規律を破る物を作り続けているのはロイ・ゴールドマン
これで元は兵役についているというのだから始末が悪い

ロイ「最近はエネルギーグリスに似せた酒ゼリーも人気で品薄になっちまっていてなぁ
   だからと言って信頼の置けない輩を雇うわけにもいかん ちゃんと給金は出すからしっかり頼むぜ」

つまり一行は酒造り もっと言えば 密造酒づくりを手伝わされるわけだ

ロイ「というわけだ まずはそっちの仕様積み蒸留器を洗っておいてくれ 俺はもろみの調合にはいる」

さて 手伝いに来てくれたのはどんな人だろうか?
115アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)22:23:25 ID:7GC [1/3回]
>>114
「ふむ…バレ様ものなら逃げ場がないな」

フード付き襤褸マントを目深に確りと着込んで
宙に漂う顔の見えない照る照る坊主の様な存在が
無数の黒い粒子によって形成された触手をウネウネさせながら蒸留器を洗っている。

「ミズイムカにも迷惑がかかるんじゃないのか…?」

唐突に世界に降って湧いたので詳細知らずの群生体。
乞われるがまま言われるがまま動いてはいるが…
116かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)22:31:00 ID:2WS [2/4回]
>>115
ロイ「・・・蒸留器呪われたりしてねぇよな?」
手伝いに来てくれたのが 以前呪物を探していたアインであることから
ちょっとだけ心配になってきたロイであった

なお蒸留器はどこをどう見てもドラム缶だったので洗うのもそこまで苦ではなかっただろう

ロイ「だからリスクを必要以上にしょい込まない様気をつけているのさ
   具体的には作った酒は直ぐに手放したり 値段を吊り上げて他の連中の顰蹙を買わないようにしたりな」

下手に設けて告げ口されても面白くない なのでロイの儲けはそこまで多くはない
なお流通の関係で値段が吊り上がるのは仕方がないものとする

ロイ「ちゃんと洗えたか? よしよし それじゃ早速蒸留だ」
ということでドラム缶にもろみをぶち込んで日に掻ける

ロイ「報酬はマネークレジットか酒の現物支給 どっちがいいよ?」
117アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)22:41:09 ID:7GC [2/3回]
>>116
「失礼な、何だったら今からでも無理に呪う方向で細工をしても我々は一向にかまわんぞ」

憤慨する群生体は計八本の手足をウネらせ淡々と抗議する。
変な踊りを踊ってみたり、藁人形に五寸杭を打ってみたりと民間呪術しか出来ないし効果もきっとなかろうが。

「分かるような分からんような…やはりこういう事は向かないようだ」

パスタの系譜に含まれている中では割とまとも且つ知的な群生体。
しかし戦闘系に適性が偏っているのは仕方がない、そういう生まれなのだから。

「うーむ…肉はないのか?肉は?」

余程のことがない限りアルコール類で酔う事のない群生体。
酒の有難味はあまり感じないのでクレジット一択なのだが…
118かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)22:56:10 ID:2WS [3/4回]
>>117
ロイ「はいはい 今度一緒に呪いの剣探しに行ってやるから」
と簡単に謝罪してドラム缶に銅管を接続 後は湯気を銅管で冷やして集めれば蒸留酒の出来上がり

ロイ「肉か だったら酒をもっていきな ここは金での売買より物々交換の方が主流だ
   特にエネルギーグリスの様な配給品以外の いわゆるヤミ物資ってやつはな」

この船で一般的に手に入るのはあまりおいしいとは言えない者ばかり

自分たちが食べてうまいと思えるものは違法に持ち込まれ 違法に取引されるものだけだ

ロイ「俺の酒は評価が高いらしくてな いくつか持っていけばうまい肉とも交換してくれるだろう」

やがて銅管から雫が垂れる 最初のメチルが含まれる部分を捨て 飲める酒の部分を回収する

ロイ「次はできた酒にこの粉末を入れてくれ これで酒がゼリー状になる それをエネルギーグリスの陽気に充填すれば
   ロイ印の密造酒ゼリーの完成だ」
119アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)23:05:30 ID:7GC [3/3回]
>>118
「喋る魔剣とかでも良いのだが」

物珍しい刀剣ならオッケーらしい。
刀剣には浪漫を感じるとか感じないとか。

「物々交換か…ん?此処は比較的文明が進んだ場所ではないのか?」

戦時中だったり復興途中の敗戦国か何かかと訝しむ群生体。
何とも窮屈な話ではないか、職場状況の改善を然るべきところに打診すべきと思わないでもない。

「ほうほう、ヤバめの白い粉を密造酒に…これはアウトロー感が増すな」

誤解しかない物言いをしつつ言われた通りの作業をこなす群生体。
最後に仕上げに『おいしくな~れ萌え萌えキュン』とか言いながら奇妙な動きを。
呪詛かな?
120 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/21(水)23:24:42 ID:2WS [4/4回]
>>119
ロイ「やめとけやめとけ どうせ鬱陶しくなってしまいにゃしゃべるなって命令することになると思うぞ」
おててふりふり忠告をする

ロイ「あぁ スプロールなんて目じゃないぐらいぐらいのハイテクっぷりだな
   だが色々と限界で 軍隊もガッチガチの規律で縛らないと運用できんのだとよ
   普通に手に入るのはエネルギーグリスか コープススターチ(コーンスターチに非ず)ぐらいなもん
   食ってうまいと思うようなブツはみんな規制品よ」

やれやれと肩をすくめる 行ってしまえばエブリディ戦時中なわけだ

ロイ「そうそう ヤクを仕込んでみんな俺のお酒の虜 ってな 粘性剤だからヤクなのも間違っちゃいないしな
   で その最後の呪詛はどんな効果が出るんだ?」

といっても中身はエルフ女なのでそれなりの効果はあるのでしょうきっと

ロイ「とりあえずこんなもんかな ほれ 酒もってけ んでDエリアの厨房にいるホビットに酒を渡して肉がほしいといえば都合漬けてくれんだろ
   これで仕事は終わり ご苦労さん」

といって今日のお仕事はここでお開きになった

//sime
121イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/23(金)21:46:35 ID:EU3 [1/2回]
【終焉の遠未来――超弩級兵員輸送艦:ヴァリンの揺籠】

 ヴゥウウウウーーーーーッ!!

 超巨大輸送艦の日常は概ねにして単調だ。
 幾多の惑星よりかき集められた兵力を〝使える兵士〟に精錬すべく、
 徹底的に命令順守と自己犠牲心、上官に対する畏敬と恐怖を覚えこませる。

【訓練の度に多くの…時には懲罰的に死者が出るが、それは無限に等しい人的資源からすればささやかなことだ】

 だが、この日は様子が違った。突然に館内に響き渡るアラート。
 数十光年を飛ぶ短距離ワープ(この世界ではワープは必須かつ極めて危険なテクノロジーだ)とも違う。
 あわただしく動く館内。越境者達のところにもイムカがやってきた。

「遭遇戦だ。異星人…例の緑な連中の言うところの殺り艦に遭遇した」

 しかし、状況とは裏腹にイムカは平静そのものな立ち振る舞いだ。

「つまり、大したことではない。皇帝陛下の恩寵うけし輸送艦と、野蛮なオーク共とじゃあ問題にもならん」

【台詞と同時に艦が爆発音と共に思いっきり揺れた。兵員区画層が爆裂して早速10000人程即死!被害極めて軽微!】
122タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/23(金)21:55:15 ID:ezu [1/4回]
>>121
「わわっ!?」
「……、だ、大丈夫とは、信じますけど……!」

事実、船と呼ぶには余りにも巨大過ぎる塊に同乗している半人からすればこれが沈むとは今一つリアリティに欠けている
それでも地震めいて揺れる振動には壁に手をやり体を支えるし、果たして次に爆発するのが何処かも想像が出来はしない

「……武器って、その、大砲とかこの船積んでるんですか……?」

当然軍艦であろうこれに対して、どうにも間の抜けた質問であろう
それでも半人は確かにそう言えば、その手の話をまるで聞いていなかったし気にもしていなかったなと今更ながら
123 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)21:57:11 ID:0lX [1/5回]
>>121
ロイ「なんだよ今仕事中だったのに」
エプロンを脱ぎながらやってきた時代錯誤マンことロイ・ゴールドマン
何の仕事かって? 大きな声では言えないような仕事だよ!!

ロイ「それで遭遇したのはいいがどう戦うんだ? 俺らの時代のように船を横付けして白兵戦でもやらかすのか?」
最近仕事が忙しくてお手入れを怠っているあごひげを撫でながら質問する
124 : アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)21:58:29 ID:qe4 [1/5回]
>>121
「…命の価値が軽すぎやしないか」

暗黒謎物質の群生体。
今日もフラフラユラユラ宙を漂っていたが、その声はこの惨状を嘆いているに違いなかった。

「で、如何なっているんだ。艦の横っ腹に穴開けられて其処から乗り込まれているのか?」

此の場で言おうものなら宇宙空間に放り出されかねないので口には出さないし、
きっと不敬に当たるだろうが、とんだ恩寵もあったものだと思わないでもない。
この場合イムカの引きである可能性も否定しないが…どっちにせよ恩寵は疑わしい。

「やれやれ、パスタ味を感じるな…」
125イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/23(金)22:11:12 ID:EU3 [2/2回]
>>122-124

「私の世界ではこんなものだよ…まったく」

 アインの言葉に端的に答えるイムカ。
 この過酷な宇宙において圧倒的な消耗にも耐える無尽蔵の資源が一つだけある。人の生命である。

 反撃の装備は当然ある。レーザープラズマミサイルなんでもござれ。
 光学兵器群など技術司祭たちが24時間フル稼働で燃料を注ぎ込み稼働させている。
 ――必要な時以外は止めればいいんじゃね?それは教義に反するのだ!!

「シールドはどうした。反撃は!?」

 イムカは途端に不機嫌になるとヴォクスキャスター(通信機)を繋げる。

≪これは惑星ヴァール領主にして、不壊なる盾。惨劇の顕主にしてヴァリアント戦役の――≫
「御託は良いから応えろ」
≪それは私の行動ルーチンには入っておりません≫

 この時点で通信機を床に叩きつける。教義により脳みそを90%以上機械に置換した技術司祭どもは融通が全く利かないのだ!

「では、そこの処断カウントダウンな下士官も含めての事だが、反撃に付き合ってもらえるか」

 無表情ながら微妙な雰囲気で言うイムカ。
 彼女曰く、時間経過と共に勝てる戦闘ではあるが、それなりに被害は拡大するだろうと踏んだ。
 超絶人命軽視の世界なので、人間の生命より弾丸一発を優先しかねぬため、無頓着に死なせるだろうと。

「強化機動装甲を纏ってブースター任せに宙間戦闘に…むっ…」

 改めてメンツを見る。タェンティースは無問題。しかし…人間性なアインとハイテク無能伍長。

「………」

【だいじょぶ?】
126タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/23(金)22:20:13 ID:ezu [2/4回]
>>125
「あっ、惨劇の……」
「宙間戦闘ですか、久し振りですね」

諸々を察して苦笑、とは言え成る程人命に関わる事柄故に事態は早期の終結が好ましい
かつて星の海を渡る海賊として、黒旗の元に戦いを繰り広げていた頃
半人の主観時間からするとほんの数ヶ月前の出来事だが随分と懐かしい

「……な、何でしたら、わたしだけで……?」

チラリとメンバーを見遣り、実際キケンであろうそれに対して若干の腐心もありおずおずと申し出る
127 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)22:24:07 ID:0lX [2/5回]
A.だいじょぶくな

さて早速無能の烙印を押されてしまった伍長である
このままフェードアウトか? と思われたその時である

突然の越境反応 突然現れたその男は

ジョージ「えぇっと・・・皆さんおそろいで何があったので?」
戦闘シチュでは久々の登場 英国紳士ジョージ・ド・ウィッカムである

なおこいつパワーアーマー適性を持っているという中世の人間らしからぬハイテク適正持ちなのだ

ジョージ「よくわかりませんがお力になれるのであれば 喜んで力を貸しましょう」
ロイ「・・・・・・。」

落ち込んでいる落第伍長を背に参戦である
128 : アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)22:24:24 ID:qe4 [2/5回]
>>125
「パスタェ…原点を同じとする宗教だったりしないか、大丈夫か?」

融通の利かなささが酷い。
こんな教義は滅んでしまえ、そう思わない方がおかしくないだろうか?

「何故無言になる……?いいからブースターだけ引っこ抜いてコッチにくれ」

起動装甲なんて要らねえっす。
推進力さえ確保できりゃあ宇宙空間だって飛んでみせるぜな暗黒なぞ物質。
なんちゃってジェット新当流のお披露目と行こうとか考えている。
129名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/08/23(金)22:43:54 ID:zdS [1/1回]
>>126-128

「不安を禁じ得ないが出るぞ。帝国兵務局による政治将校権限により指揮系統は問題ない。
 そしてよく来てくれたジョージ。多数の人命がかかった戦闘直前だ。君なら理由はそれでよかろう。そして伍長はお留守番だ。ステイ!」

 軍隊において勝手に出撃などアナザーガ〇ダムじゃああるまいし厳に慎まれるべきところだが、
 ここは階級と立場をフル活用するので問題なしだ。背中が煤けている伍長はお留守番!(大切なことなので二度

【なんか問題なさそうなので出撃である!!】

 ヘヴィマシンガンからミサイル、レーザー。強力だがテクノロジー的に暴発可能性16.6%なプラズマ兵器まで、
 ロボット系武装で考えられるものなら何でも出していいぞ!アインは装甲無しの負荷を配慮してブースターは控えめに!

【アインには控えめにヴァンガード・オーバード・ブーストを背中に背負ってもらう】

 ------------

【宇宙空間】

「「「イクサタイムだぜ!グァアアッッグ!!」」」

 宇宙空間に出た越境者達が見たのは宇宙空間を疾駆するオークどもが駆るヘリ群だ。

【宇宙ヘリ…間違いでも誤植でもない。もう一度いうlヘリである。
 宇宙空間で装甲むき出しかつ火器過重載のヘリに、生身で酸素ボンベから伸びたチューブを口に咥えるパイロットオーク。
 帝国が誇る超巨大輸送艦に対してヘリコプタロケットをスポスポと吐き出してはブチ当てて所々を炎上させはじめている!】

 なお、この世界の宇宙には空気があるのかと言えば、そんなワケがない。
 宇宙空間が死の世界であることは共通だ。

「連中、宇宙空間には空気が無いということ〝だけ〟は知っていてな。
 ああして、チューブ咥えとlけば大丈夫だと思い込んでいるのだ」

 そして、オークとは思い込みがとてもとても強い種族であり、思い込むあまりにああやってああなるのだ。

「動く不条理共と延々と戦争しているのだ。察してくれ」
130タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:00:16 ID:ezu [3/4回]
>>129
「こーほー……お待たせいたしましたこーほー……行きます!」

さてはて、以前の潜水服と同じデザインの黒塗りの宇宙服
マントを翻し、ビームセイバーを手にいざ出陣!
謎のテーマは勇ましく、ふわありとまるで宙を飛ぶが如くに舞い上がる!

「……成る程、これは恐ろしい相手と言えます……ねっ!!」

ロケットとすれ違いざま、真紅のビームセイバーの刃を持ってして斬り払い一閃!
脚底部ブースターを単発起爆、戦闘機動を保ったままアイン及びジョージとタクティカルパートナーシップ隊形を保ったままに攻撃開始!
前方よりロケット弾、腕を振るって腰を捻り質量移動に伴う姿勢制御!回避と同時にそれを蹴り飛ばしダッシュ!速度を殺してはならない!
猛然とヘリの一機へ向かい、有効距離にて機体固定用ワイヤ射出!巻き取り機構により再加速を行いながらビームセイバーを振るう!
131 : アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:00:32 ID:qe4 [3/5回]
>>129
でんどんでんどんでんどんでんどん てってれーてってれーててててー

宇宙船の甲板に仁王立ちしている時に流れるBGMを
腰に括り付けたデバイスでセルフで流し(聞こえるかは不明)
風無くたなびく顔半分まで覆い隠すは赤い長マフラー。
背中に背負ったジェットパックは短時間で魔改造、今も黒い粒子が一部せせこましく纏わりついている。

「……委細承知」

手足に近未来的なプロテクターを付け右手に一振りの太刀。
左手には苦無らしき形状の刃物。

そして何故か宇宙空間で水着である!

「夏だし流行りだし?ゆにばあああすっ!!」

一機の宇宙ヘリ目掛けジグザグに飛んでいく。
すれ違いざまに太刀でズンバラリだ、問題ない!
132 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:02:17 ID:0lX [3/5回]
>>129
ロイ「お酒こさえて待ってるから さっさと終わらせて祝杯といこうぜ」
脱ぎ捨てたエプロンを今一度纏って仕事場に戻る落第伍長であった

そして全身を装甲重視のずんぐりむっくり外骨格で覆ったハイテク紳士が出撃する

両肩に搭載された重カノン砲 
左手にはカートリッジ式連発ソリッドシューター
右腕に大型シールド
腰部の二連長距離ミサイル

なんといつものインファイターぶりが嘘のようにちゅう距離支援装備マシマシで出撃である

~宇宙空間~
ジョージ「・・・・・宇宙って空気ないんですか!?」
驚愕に見開かれる目 そういえばこいつも近代の出でした

ジョージ「えぇっと・・・よくわかりませんが 援護します」
網膜投影ディスプレイに表示されるレティクルやら何やらを睨み

ジョージ「これでも喰らえ!!」
接近戦を仕掛ける2人を援護するように 2人を狙う輩に狙いを定め 肩の重カノン砲が火を噴いた
133イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/23(金)23:14:34 ID:B7Z [1/3回]
>>130

「クタバリヤガレッ!」

 グリーンコプタの角度を巧みに前傾に向けると、
 タェンティースをネギトロにせんと高速回転するプロペラブレイドがビームセイバーと接触!

【バチーッ!とソニックウェーブが振りまかれ、互いの装甲やシャーシに傷を入れる!】
 【ただの不条理ヘリと侮るなかれ。ビームとぶつかるプロペラは強力なエネルギーフィールドを帯びている】

 程度の差こそあれ、原理は半人が持つ赤刃と同じテクノロジーのプロペラなのだ!

「グァアアッグ!」

 そしてオープントップの利点!パイロットは片手にスラッガ(大口径ハンドガン)を抜くと、
 刃を激突させているタェンティースに向けて発砲!!

>>131-132

 先行したタェンティースとオークの激突を見ればわかる通り、
 オークは不条理オンボロヘリに見えてその実、超未来世界に相応しいテクノロジーを持つ事が分かるだろう。油断できぬ!

「グアアアアッ!?」

 ジョージの重カノンの直撃で吹き飛ぶオークが一体。だが、数が多い。
 イムカや越境者のみならず、帝国の迎撃機もようやく出始めているが、対応が遅い。(出撃を渋った節あり)

 巨大輸送艦と殺り艦が大口径レーザーや光子魚雷吐き出して宇宙に輝く一条の光を無分別のばら撒く中の戦闘だ。

「ゲェェェェヘヘヘヘッ!」

 ガキンと、アインの刃も半人と同様にプロペラブレードで受け止められる。
 遠未来でもオークはオーク。近接戦闘戦は大得意なのは変わらないようだ!

「「「くたばりやがれ!!」」」

 ヘリ編隊は加速しいったん距離を置くと、ジョージとアインに向けて、二連装ビックシュータによる超速連射で弾丸をばら撒き始める!
 オークゆえ、射撃の狙いはドヘタ糞だが、何しろ弾幕は圧倒的な濃密さ!

【ダッカダッカダッカの精神!要するに数うちゃ当たるをそのまま実践だ!!】

 
134アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:23:44 ID:qe4 [4/5回]
>>133
「ふむ」

ゴッ ガッ バシュッ

背中のブースターはアインの身体を直線的な動きだが高速で移動させている。
避けるだけなら問題はない、ただし此方から相手に近づくことも出来ない。
まあ、それでいい。アインの本体が今回は囮だ。

主役は遠隔操作で黒一色の世界を飛び回る苦無。

アインに気を取られている間に苦無が相手の眉間を貫かんと突貫していく戦法である。
小さいし黒いしソコソコの速度で動くしで結構活躍するのではと。
135 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:28:41 ID:0lX [4/5回]
>>133
攻撃が飛んでくる 大型シールドの内側に身を隠す
弾幕がシールドを 装甲を削っていく感覚

なれど英国紳士は動じない 圧倒的な弾幕の中で冷静さを見失わずソリッドシューターを発砲
形成炸薬の榴弾にて反撃とする

更にアインに気を取られている鴨井知れない相手を探し出し 腰部のミサイルランチャーにて狙撃を試みても見る
136タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:33:20 ID:ezu [4/4回]
>>133
「っ……!!」
「……出来るッッ!!……こーほー」

眼前にてコプターの尾が急激な引き起こし、激突するエネルギーの衝撃。巧みと言えた!
オークの殺意が空気なき宙間を走り伝わる、半人は胸部姿勢制御用スラスターをフルスロットルで起爆!
猛獣の唸り声と共に不自然なまでの速度で後退、直後Vmaxオン!
設計安全限界値を優に超える速度で上昇、半転し旋回降下!
ワイヤがローターエネルギーフィールドによって微塵に切断された!しかして半人自身は既にヘリ背面にて姿勢制御を行なって久しい!
突撃と同時にビームセイバー刺突、叶えば振り払うようにして機体を斬り裂くであろう!
137イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/23(金)23:37:49 ID:B7Z [2/3回]
>>134

 スコン!

「?」

 タマにも刃にも当たっていないのに勝手におっ死ぬヤツが出てきている。オーク達も疑問顔だ。
 彼等には見えていない。真っ黒なクナイが四方八方に飛び回っており、宇宙速度によりソレとの接触は正に命とりだと。
 気付けば頭からクナイを生やして絶命、あるいはバランスを崩している間に(>>135)ミサイル直撃するするオークが続出!

【危険なブービートラップだ!】

「ちこまかし動きやがって!インゲン性星人が!」

 オークは悪態をつきながら、とっておきを狙っている。
 それはヘリの下部についた、何かフクザツで暴発寸前ガン…すなわちプラズマガンだ。
 太陽のようにマヴい光を放つウェポン。破壊力は圧倒的であり直撃して生き延びられる生物は多くない。

【眼球にハードワイヤード(直接接続)した照準機がアインの動きを捉えて――】

>>135

「「「ガハハハハハハッ」」」

 ドカドカ感が気に入られたのか、オークがドンドンとジョージに殺到しては撃ち落とされていく。
 もちろん、弾丸をシャワーのように降らされるジョージの負担と削られていくアーマーポイントは馬鹿に出来ないだろう。

【それでも迎撃を続け、さらにアインと共闘してのミサイルの戦果も相当なものだ】

 なお、ビックシューターより吐き出された流れ弾の殆どは輸送艦のシールドに接触と共に消滅!
 だが、僅かなシールド波長の隙間に入り込んだ一弾が装甲亀裂すらも通り抜けて直線。

【その天文学的な確率による現象はまさに奇跡の御業といえよう】

 そして弾丸はどっかの密造酒業者のヤミ醸造所を直撃!発火のちBOMBし規律は正された。皇帝陛下の祝福あれ!!

「んじゃ、これなら死ぬだろうがぁ!グアアアアアァアッグ!!」

 異常興奮した一体のオークヘリが機体を爆走させて、ジョージに迫る…というか突っ込んでくる!特攻だ!!!
 パイロットのオークとくれば、全身にマイトを巻いて火をつけ始めて、威力アップを狙う!圧倒的無情死生観!!

「アアアダブ!」

 ブッダの逆読みという冒涜的チャントを唱えながらジョージに機体ごと突っ込んだ!!
138イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/23(金)23:43:12 ID:B7Z [3/3回]
>>136

「グァアアアアッ――アアッ?」

 叫んでコプタを突っ込ませていたオークだったが、
 ソイツの目にはタェンティースが突然に消えたようにした見えなかったろう。

【だが、実際には小回りの利いた高速移動を彼女が行っており――】

 気付けばビームセイバーがヘリのエンジンを貫き、そのまま袈裟斬りに機体を切り裂いた!!

「GUUAAAAAAAA!?」

 ヘリは制御不能となりキリモミ回転でグルグルと無秩序に爆走し、
 そして、宇宙艦は放った極太のレーザー(ようするにゲロビだ)にジュっと焼かれて消滅!無残!!

「「「あの真っ黒ヘルメットをブチぎってヘリに飾ってやるぜ!!」」」」

 タェンティースの見事なイクサぶりに俄然興奮したオーク編隊は、
 予備タマ満載のロケットランチャを彼女に向けてスポスポと次々に吐き出す!超オーバーキル火力!!

【火力で圧し潰す腹だ!狙いは糞だが、再三の通り、数うちゃ当たる!そして、数は十分すぎるくらいに投入されている!】
139かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:53:10 ID:0lX [5/5回]
>>137
天文学的な確率の果て 蒸留所に到達し爆裂する流れ弾

ロイ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

これにはロイも絶叫するしかない

ロイ「大事な第二蒸留所がああああああああああああ!!!!」
第一は? もちろん無事である 我ら親愛なる御身の名に一点の曇りなしである

そんなどうでもいい話題はいいとして 特攻してくるオークヘリ 腹マイトどころか全身マイトも決めて準備万端

なれど今宵のジョージはどえれぇクールであった

宇宙空間に飛び立つ前教えてもらった重力と言う概念
先ほどまで砲撃の度に反動を抑制するスラスター噴射

それを一切カットしたうえでのキャノン ソリッドシューターミサイルの全弾発射である

これにより突っ込んでくるヘリへの攻撃と 反動による逃走
2つを同時進行させる荒業に出たのだ 果たして効果のほどや如何に?
140 : アイン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/23(金)23:59:46 ID:qe4 [5/5回]
>>137
「面白い」

囮に徹していた本体であるが正直活躍したいなー位の気概はある。
宇宙空間で水着だぞ?自己顕示欲は否定しようもなかろう!

「我々のぎゃらくしー剣技とくと御覧じろ!!」

プラズマガンの挙動を察し、逃げるどころか真っ向勝負を挑むぎゃらくしー水着剣豪。
右手に携えた太刀の先端を左手に添えての構えは牙突の構え。
その刀身にバチバチと青い火花散る。

「なんかすごいヤーーーーーーーツ!!」

ノリと勢いだけで突き進んだ先にあるのは大体グダグダ。
勢い良く突き出された剣先から虹色の光線が放たれるのは最早剣技関係ない。
だが、魔力光線としては破格の威力であるのは間違いない
あえてプラズマガンと真っ向勝負を挑んだだけの事はあっただろう。

因みにそれを放ちつつ影の薄いメインウェポン『呪刃クロカミキリ』による防御を展開。
黒く輝く粒子は殺傷性に乏しいがエネルギー撹乱に優れビームや魔法を防ぐ盾として十分に機能する。
ちゃっかり相打ち若しくは打ち負けても負けない気概にあふれているぞ!!
141 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/24(土)00:02:10 ID:bpd [1/4回]
>>138
「こー、ほー……!!」

通常であれば血流が乱れに乱れ、視界のレッドアウトが巻き起こる程の戦闘機動
しかして半人はひとではない、血ともオイルともつかぬ体を流れる液体は無機的な逆流防止弁によって正常に機能しているのだ

「ん……、数が……!こーほー」

このような宙間乱戦に於いて、撃破した敵をのんびり見ている暇など一切皆無である
ロケットの群れを目視、プラズマの炸裂を残し半人は急加速にてそれに突っ込む
弾幕密集地点よりも少しでも前に、速く、速く……ただ速く!
ロケットのひとつとすれ違い、それを蹴飛ばす!ビリヤードめいて他のロケット弾にぶつけ合い爆発のブレイクショットを狙ったのだ!ヘリを巻き込めれば更に重畳!
攻撃機動維持!バレルロールと内側にヘリを見遣るカタチでビームセイバーにて斬り行かんと!
142 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/24(土)00:15:27 ID:YtX [1/2回]
>>139

「アアアダブ!!」

 大コーフンの果てにノーフューチャーな特攻をカマしたオークヘリであったが、
 ジョージの「倍返しだぁあ!」と叫びたくなるような全力射撃にモロにブチあたり、
 特大にきたねえ花火となって爆発四散!!

【反動を利用し後方に退避していたジョージは爆裂範囲の外であった。慧眼!!】
 【なお、悪は世の常として根絶されなかったが、それは実にどうでもいい(まぢでな!話題なのでOKだ】

>>140

「ファイアアアアアアッ!!」

 ガチョンとデカイボタンをぶったけば、マブい光を放つプラズマは射出――
 ここであからさまに射撃より早いギャラクシーな光線が射出寸前のメガブラスタをスパーンと真っ二つに!!

「ンッ?」

 直後、16.6%の暴発確率は100%に跳ね上がり、光球が機体を飲む込みカタチで爆裂!!
 ヘリとハイロットオークは瞬時に分子分解されて消滅し、そのキョーレツなエネルギー余波は当然アインにも襲い掛かった。
 散ってもなお、圧倒的威力(ユニコーンなガンダムのマグナム放電のようなもん)はアインの粒子を激突し、放電を次々にばら撒くのだった。

>>141

「ンガッ!!?」

 蹴り飛ばされたロケットは悲劇的な結末にいたった。
 ピンボールのように刎ねて別のロケットにぶつかり、それがビリヤード的なアレになって大バクハツ!!
 幾つかのヘリはそれに呑み込まれ、他のヘリも機動バランスを著しくアレして、暴走する!!

【そして無秩序な機動を見逃す半人ではない。接近すれば後はワンサイドゲームと成り果てるだろう】
143 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/24(土)00:15:31 ID:YtX [2/2回]
【全員対象】

 こうして戦闘が続く中、ついには超弩級輸送艦ヴァリンの揺り籠のレーザーカノンが
 グリーンスキンの殺り艦のシールドを貫通、大破に追い込み爆発消滅させた!!

【もちろんのことだが越境者達が多数のオークの目を引き撃退したこともあって、
 死するべき運命の兵士の多くが今宵はその運命を回避することに成功した!】

「よし、敵母艦の撃沈を確認。あとは消化試合だ。戻ろう。推進剤がだいぶ危ないだろう」

 戦果は十分。というよりこれ以上欲張れば無駄な反感を買いかねない。

【実際、それだけの功が越境者達にはある】

「帰還し、伍長の…うむ、とっておきをいただくとしようか」

 高級士官たるものが密造酒と言うのは憚られ、言葉を濁しながら皆にそう告げるイムカであったとさ。

//おちまい
144かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:06:13 ID:3Gx [1/3回]
【終焉の遠未来――超弩級兵員輸送艦:ヴァリンの揺籠】
ロイ「全く 丹精込めて作った第二蒸留所が・・・いったいなんだっていきなり爆発なんぞしやがったんだ」

ぶちぶちと文句を言いながら壊れた廃材を片づけているのは この輸送艦内部に置いて著しい規律の乱れを引き起こすもの
建前上誰もが彼の存在を卑下し 一部ののん兵衛には本音ではほめたたえてくれる存在 宇宙外戦闘では役立たずの権化

速い話がロイ・ゴールドマンである

ロイ「しかしお前も難儀なところに越境しちまったな」
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」

そう言って 先日例のミニマムゲートからうにょーん ぽんと越境してきたナマモノにもろみ醸造に使たライ麦の残りカスを分け与える

ロイ「手伝ってもらって助かったよ さぁさっさと蒸留所を治しちまわないとな」
とまぁこんな感じだが 他に誰がいるだろうか?
145四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:15:30 ID:bpd [2/4回]
>>144
「大変じゃーん、困っちゃうよね、まーお互い様ってやつー?」

なんて言いながらももふろうを足先でツンツンしているのは忍者ガールであった
半人らのように前線に出る訳ではなく、というかむしろこの場にいる事すら認識されていないような忍び具合
それもそのはず、もふろうと一緒にミニマムゲートで先程うにょーんぽんしたばかりなのだ
とは言え縁は縁、悲劇の爆発を遂げた蒸溜所の諸々のお手伝いなうなのだ

「……お代は、噂のそのゼリーでいいからね?」
146かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:25:04 ID:3Gx [2/3回]
>>145
もふろうは四五六の足ツンツンにもめげず ふやけたライ麦をもしょもしょ食べていた

ロイ「しかしお前さんがもふろうゲートえ越境してきたのにはびっくりしたがな
   まぁいいさ そっちの瓶に入っているのは増粘剤を入れる前の酒なんだが イムカに持って行ってくれ
   戦闘の後なのに酒が無いのは辛いものだ」

そう言って段ボールを指し示す ジャムの様な広い口の瓶に琥珀色の液体が入っていた
どうやら忍者を運び屋に使いたいらしいです

ロイ「コーンウィスキーだ と言うかお前さん報酬に酒をねだるほど酒突きだったか?」
147四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:33:01 ID:bpd [3/4回]
>>146
「私もビックリ、肩外れたかと思ったよー」

実際、忍びの彼女の体は非常に柔らかい
肩関節なども外れたと紛うばかりの柔軟性を誇り、もふろうゲートもうにょーんと来れたのだ

「はいはーい、任されたーっと」
「……ん?いや、好きじゃないよ、ふつーだよ」

お使いならばお手の物、七八の若さはハイテクに対しても適性を有しこの様な世界の複雑なマップなども使いこなせるのだ
お出掛け前に振り返りニマリと笑みを浮かべる

「そりゃあ、んふふ……色々役に立つ訳でしょ?」

要するにこの世界……と言うかこの船での商売の初期資金として使う気満々らしい
148かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:41:51 ID:3Gx [3/3回]
>>147
ロイ「むしろ外してないのが驚きだよ」
瓦礫をどかし 金属はスクラップに混ぜて捨ててもらうとしてだ
貯蔵庫の中に破損を免れた酒ゼリーが見つかった

柔軟性のあるグリス容器に入っていたのが幸いしたらしい これは四五六の報酬の文に回すとしよう

ロイ「あぁ そういえばそうだったな んで? 恐らく同業者(ヤミ物資の供給源)になるであろう忍者様は
   一体どんなブツを扱うんで?」

と聞いてみるテスト まぁ酒を造ることはないだろうから商売敵にはならんでしょう

ちなもふろうはライ麦を食べ終えて暇になったので お尻というか尻尾?をぷりぷりふりながら四五六に近づく
遊んでほしいらしい
149四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/08/24(土)23:49:28 ID:bpd [4/4回]
>>148
「私の持ってるのは甘味だよ、ほらいつもの羊羹とかお砂糖とかー……」

コキコキと肩を回しながら
実際七八の個人越境貿易の主力はお菓子類などの嗜好品がメインである
そうして、この世界ではありふれた……しかし他の世界からすればオーパーツ一歩手前なギリギリのアイテム
それらを手に入れ換金するという訳だ、越境の女神の目をかい潜る事の出来る品物を見極めなければならないがこれがまた意外と性に合っているらしい

「こりゃこりゃ、私これからお仕事なんだよー」
「あっちのこわーいおじさんに遊んで貰いなさい?」

もふろうをふにっと方向転換させてロイの方へと向けて、お尻をぺちんと叩く
150かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/25(日)00:01:09 ID:bBK [1/4回]
>>149
ロイ「あぁなるほどな それだったら俺ともシェアも被らんだろうし
   若き兵士諸君にもありがたいものになるだろう」

そして規律がまた破られてしまうのだ
この世界において悪辣千万な2人ともいえよう

ロイ「俺もまだ仕事中なんだがなぁ・・・」
おしりをぷりぷりやってきたナマモノの ちまっこい前足をつまんで立たせてふらふらダンス

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
ロイ「さっさと飼い主に引きわあしたいところなんだが まだ戻ってきてないんだもんなぁ
   あぁそれじゃ運びの仕事は頼んだ 報酬のゼリーは今掘り出した箱の中のを持って行ってくれ」

とまぁ 戦闘終了直後なシチュはこれにて終わり オツカレサマドスエ
151 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/08/25(日)00:07:44 ID:B2E [1/5回]
>>150
「はいはーいっ、行ってきまーっす」

そうして手を振り元気よく出発
絶え間ない戦争のこの世界に於いても、我道を歩むそんなふたりの商売は続く

//お疲れ様でしたですっ!
152イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/25(日)22:39:21 ID:h3u [1/5回]
【ヒノモトの国…ニンジャの里にて――】

「銭が無いな」

 唐突にそんなことを言ったのはイムカ・グリムナー。
 銀河帝国の上級政治将校にして、現在はただのニンジャフリークンのおのぼりさんである。が、

【解説しよう。基本的にニンジャの里でずーっとニンジャーやっています】
 【→襲撃を撃退した恩義のおかげかご厚意で宿賃はタダだが収入はゼロです】

 でまあ、宿泊費とは別になんやかんや購入しているうちに銭が無くなってきたのだ!
 これはよくない。健全なレジャー…もといニンジャ生活を送るためには先立つモノが不可欠なのだ!

「………」

 巾着を漁る。銭がいちまいだけコロンと落ちた。これはとてもとても拙い。

「稼ぎに行くか」

 つーわけでこれまでレジャー気分100%で色々麻痺していたイムカも、
 とりあえずは人里に降りてみることにします。ついてくるヤツはいるかな?

【じょーけん!誰も彼もカネがねー】
153タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/25(日)22:49:51 ID:B2E [2/5回]
>>152
ちゃりーん
がま口を逆さに振ってみればかなしい小銭の鳴り響く音
基本ビンボーな半人だが、今はまさに絶好調と言えよう!

「……そうしましょう」

オトモします、とついていくのだ
何よりアレだ、このままではシャッキントリの皆様に郷で作った糠漬けでガマンして貰う事になってしまう
154かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/25(日)22:52:03 ID:bBK [2/4回]
>>152
ロイ「だから計画性はちゃんと持て言うたんや」
ブチブチとまるでオカンが如き小言を抜かすアゴヒゲオサーンなロイ

ロイ「で? 人里降りて何をするつもりなんだ? 俺の故郷よろしく飲み比べで男どもよい潰すのか?」

とは言うが ずっと忍者たちのお手伝いでお駄賃もらっていなかったので こいつはこいつでお金がなかったりする
だが違うのはこいつはローテクな世界であればあるほどスキルが輝くということである
155イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/25(日)22:58:59 ID:h3u [2/5回]
>>153-154

「………」

 んで、だ。イムカは良き仲間達をなんかじーっと向けて思案した後に思うところあったのか、

「ふむ、ところで私から一つ行動指針だ」

 腕を組んで何やら一人で頷きつつ、

「私は私の個人的欲求によって今回はニンジャ…ではなく、なんだ。
 何故か常に我々に振るかかるのようなトラブルの類は避けたいのだ」

 全力でニンジャーを楽しんでいるおのぼりさんモードはイムカは、
 常に自分は奥ゆかしいが今回は特に奥ゆかしく過ごしたいという欲求があった。戦争しか知らぬ人生だったから仕方ない。

「よって、妙な何かに関わったり渦中に飛び込んだりなどは厳に慎むようにしよう」

 指を一本立ててズビシとそんなことを言う。

(何しろ、伍長にしろタェンティースにしろ何というか平時に乱を起こす妙な星の下にあるからな)

 しょうがない連中だと、イムカは内心にうーむと考えてしまうのだ。

「というわけで、方針も決まったところで賭場に行くぞ」

 そして、レジャー気分に侵された人間の思考なんぞこんなもんである。

【ピコーン!】
156タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/25(日)23:07:51 ID:B2E [3/5回]
>>154-155
「成る程、成る程……」
「まぁ……えぇ、そうですね、厳に慎んで参りましょう」

じぃぃーっと責めるような……とは言え一方的に言える立場ではないのは自覚している
そんな訳でまぁ頬を掻きながら、レッツ賭場なのだ

「……なんでしょう、今……?」

何かが立ってはためいたような音がした気がして振り返る
157 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/25(日)23:09:18 ID:bBK [3/4回]
>>155
ロイ「あのさぁ トラブルの元を避けたいんならトラブルが起きる確率の高い賭場に行くのはやめた方がいいと思うんだ」
と 人にヒデェ物言いしながらこの行動である


ロイ「いい加減頭パープリンはやめろ まっとうに稼げ 口入れ屋(今で言う人材派遣会社)で仕事斡旋してもらえよ
   それか番傘作るとか楊枝削るとかしろ」

なんか嫌な音もしたことだし そういうトラブルの元になりそうな場所に生きたくないロイ・ゴールドマン
真っ当?な意見するところであるが 果たして?
158イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/25(日)23:20:07 ID:h3u [3/5回]
>>156-157

「何というみみっちい発想――益荒男の雄々しさの欠片もない。そういうところだぞ伍長。さて、気を取り直して行くぞ、タェンティース」

 え?何で堅実で真っ当なこと言ってんのに思いっきりディスられてんの?なモノスゲー理不尽さであるが、
 世の中って大抵理不尽だし上官殿なので全くもって無問題である!!!

 マヂメなロイちゃんと、うっかりタェンティースを引き連れて、黄門様ならぬ将校様ご一行はGOGOGOだ!

【ナムサン!!!】

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【賭場!!!】

「よござんすか?よござんすね」

 モンモンを入れたヤクザモン達が運営する賭場には与太者やら浪人やらが集まって、
 中の人間やら家屋の貧乏くささをただよわせながらもそれなりに盛況。

【しかして、そんな中に華に溢れた女性、しかも身なりと顔立ち良好なのがやってきたのだ。
 周りの男衆はイイトコ見せようと、何か勝手に張り金増やしている】

「………」

 そして何も悪くないはずの金男くんは嫉妬な目線を注がれちょります。彼はなにも悪くないのに!(訴え

【さてさて、典型的な丁半博打である。ツボにサイコロ入れてやるゲームだ】

「丁」

 そして常に賭け札オールインなイムカ(テッポウで始めているのにこのクソ度胸)である。耳がいいし、勘にも冴える。

【さて、他のおふたがたの丁半博打適性は如何に?】
159かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/25(日)23:32:23 ID:bBK [4/4回]
>>158
ロイ「いやどういうところだよ」
ディスられた挙句首根っこつかまれて賭場へGOGOGOする羽目になったロイ君であった まる

~それからどうした~
ロイ「ハァ・・・」
野郎どもの嫉妬の視線に晒されながら博打に参加する もう幾度目の溜息だろうか

勝てば周囲の嫉妬が鋭さを増し 負ければ純粋に懐が痛い

嗚呼 なんという楽しくない博打だろうか? 博打と言うのはもっと静かで 救われていて(ry

さて適性や如何に このレスの時間の最後が偶数なら勝ちが込み 奇数なら負けが込んでいるということにしよう

さぁ 果たして?
160 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/25(日)23:35:45 ID:B2E [4/5回]
>>158
「……これは、そのー……」
「え、何がよござんすなのですか?」

さてはてうっかり枠でやって来た半人、取り敢えずイムカとロイに倣って座っているが困った事にルールを知らない!
取り敢えず素人考えでハッタハッタしていく訳だが、そもそもの運の振りが微妙なラインであるが故に
その適性自体良くもなく悪くもなく……しかし何故かマイナスにはならないと言った具合であろうか

「で、では私もチョーで……?」
161イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/25(日)23:50:30 ID:h3u [4/5回]
>>159

 ただでさえファキングな気分なテッポウ博打な上に煩くて救われてもいないロイを
 性悪で名高い博打の女神様も弄ぶことを選んだのか負けまくりである。

【心なしか顔つきまで、孤独なグ〇メっぽくなってきた気がする!!】

「また負けたのか。仕様がないな伍長は」

 やれやれと無表情にドヤ顔という高度なアレをしながら、
 イムカはロイの賭け札がゼロになる度に回してやっている。

【なぜなら、こちらはかなりのぜっこーちょーだったからだ!!】

>>160

「ツボの中が奇数か偶数かだけ当てればいいゲームだ。ついでに確率論的には胴元に掛け金は集約されていく」

 身も蓋もないことをぶっちゃけながらもタェンティースに端的にルールを言いながら進行。
 大勝ちはしないまでも小銭をしっかりと稼いでいく堅実なスタイル!
 堅実さは博打にはあまり向いていないというが、大負けしないのでこれはこれでOKだ!

「いやいや、綺麗処が二人もいて今日の賭場は華があるねぇ」

【ある意味でカワイイな半人の賭け方にむしろ周囲が賑わっている格好だ】

 --------
162イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/25(日)23:50:42 ID:h3u [5/5回]


>>159-160

 さてさて、イムカはそれなりに勝ち勝ち勝ち負けみたいなペースでそれなりに勝っているし、
 ロイは大負け、タェンティースはせっせと小銭みたいな感じで、特にヤバい勝ち方をしているわけでもない。

【いくらトラブル吸引機のイムカでも勝ちすぎるヤバさは解っている】

 しかし、実は周りのヤクザモンたちの様子が少しおかしくなってきた。
 勝ちすぎてケチがついたのではなく、問題は将校にしろ半人にしろ華がありすぎたことだ。
 カタに嵌めてモノにしようという邪な考えが生まれても不思議ではない。

【だからか、雇われ用心棒とでも思われたロイへの視線が剣呑なソレから明確な殺気に代わっていくようで――】

「よござんすか?よござんすね?」

 そして賽が振られてツボに入れられたのだが――

【ガラゴロ…と、微細ではあるが先程とは音が違う。イカサマだ!そして――】

「……おい、音が変わったようだな?」

 そのことを真っ向から指摘するイムカ。もっとも連中からすれば見破られようと何だろうと攫う口実があればどうでもよかったのだろう。
 レジャーやら賭け事は兎も角として、この手の〝闘争〟の段となれば半人にもおおよその状況に移行はかぎ取れるものと思われる。

「あ゛?なにアヤつけて――」

【同時にロイの背後ではドスダガーが抜かれて、彼を背後から刺そうと――】
163タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/25(日)23:57:50 ID:B2E [5/5回]
>>161-162
奇妙な札の賭けに対して半人は微妙な勝ち負けを繰り返していて、内容自体に華があるとは到底言える状態ではない
賭場の空気に半人は呑まれてはいたのは紛れもない事実である

「……あの、今の……」

しかして壺に込められた賽の音色の機微に触れられぬ道理など皆無であり
そして何よりも、それ以上に

「音が……、……ッッ!!!」

決断的に右腕を振るいイムエトを射出!
魔力粘土は飛散し、騒動の担い手達の動き、或いは視界を著しく阻害する事であろう!
何よりもそう、その闘気を見逃す程にまで半人は鈍くはないのだ
164 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/26(月)00:00:26 ID:7Qx [1/2回]
>>162
負けが込んで財布は痛いし 殺気から殺気・・・もとい 先程から殺気を感じるし
今宵何十回目かの溜息をもらす そしてイムカが壺の中の音を聞き分けたのと同じく

ロイ「ハァ・・・」
この男の耳は小さな鯉口を切る音を捕らえ 手元にある残り少ない木札を掴むや

ロイ「フン!!」
振り向きざまにドスの腹を叩いてそらす

ロイ「確かに負けは込んじゃいるが まだ命までは駆けてないんだが」
と とても面倒くさそうに胴元へ意見する
165イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/26(月)00:13:09 ID:uOs [1/2回]
>>163

「グワッ!?」

 既に〝賭場にアヤつけたお嬢さんがたを奥の部屋に案内する係〟の大男は、
 タェンティースに手を伸ばす寸前だったところを、突然に粘土に視界を封じられて機先を制された!

「ヤクザはヤクザだな!タェンティース、一般人に傷をつけさせるなよ」

 幾ら冷徹を常とするイムカであろうと、一緒になってガヤガヤした気のいい阿呆な与太者連中を
 巻き込みで害したり害されたりというのは寝覚めが悪いってものだ。

>>164

 ロイがドスを巧みに叩いて逸らしたころには、
 イムカが壺師の腕を握って…というか潤沢なパワに任せて握りつぶしている最中だった。

【出てきた賽は当然ながら仕掛け賽であり、壺に落とした後でも賽の目を操作できるヤツだ】

「伍長、どうやら下種の類は遠慮は不要のようだな」

 言うなり、イムカはロイの溜め息を聞いてから何やら考え、ハッとひらめく。

「君の気持ちは解る。襲い来る火の粉は払わねばならぬにせよ、何故。〝君にばかり〟このようなトラブルが」

 やれやれなイムカであった。さあ、上官殿からの深い同情の念に感謝と共に咽び泣くのだ!

 ----------
>>163-164

 そこからは正に、ザ・時代劇といった有様となった。
 たかが、小さい宿場町のヤクザ一門とエターナルチャンピオンな越境者。自力が月とスッポンである。
 斬った張ったをやって賭場のヤクザを全滅させたのち、

「禍根は断たねばならん」

 と、ヤクザ一家のところに押し込んで、仕事人のテーマと共におおあばれ。

「おたすけー!おたすけー!」

【この辺になると、もうヤケクソで時代劇ムーヴしていいのよ?】

 KABOOOOOOONNNNN!!

 そして、今は炎上爆発するヤクザ一家の根城を夜景に映えるお祭り気分で見ながら、

「えーっとなんだ。ろ、路銀は稼げたぞ。ちょっと色々と予定が狂ったが、終わりよければすべてよし…ではダメか?」

 おそるおそると半人と伍長のほうに顔を向けるイムカ。心なしか引きつっているのはご勘弁願いたい。
166タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/26(月)00:22:38 ID:EVP [1/1回]
>>165
「無論です、制圧いたします」

半人は実に効率的な殺人技能を有しており、どの程度の手傷ならば致死に及ぶのかを知っている
即ちその逆も然りであり、被害の拡大を防ぐ目的も手伝いヤクザ相手に徒手空拳で立ち向かうのであった

「……うーん、どうにもやっぱり、こうした方が性に合ってるのでしょうか……」

さてはてそうして、半人のムーブとしては仕事人よりもどちらかと言うと水戸のご老公なバトルテーマを流しての戦闘ののちである
半人的にもアレだ、この事態を招く原因の一端を担っているのは否定出来ない為にモーマンタイなのだ
結局得たたんまりなマネーの内、半人の取り分の多くがシャッキントリさん達に手渡される事になるでしょう
167 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/26(月)00:24:00 ID:7Qx [2/2回]
>>165
ロイ「・・・・・そうだな」
そろそろ三桁の大台に乗りそうな溜息をもう一つ
どやどやとなだれ込んでくるヤクザの皆様に対し 先ほどのヤクザから快く(強弁)貸していただいたドスダガーを握り

なんか色々な事を諦めたような顔でもろ肌脱ぎ・・・その背の上り龍を晒す

ロイ「グラ歳使ってサマ働こうたぁふてぇ野郎だ バレた以上どうなるか分かってんだろうな!!」

【それから実に堂々とした時代劇ムーブで切った張ったがありまして】

ロイ「・・・・・・・・・・次は楊枝削ろうな」
長い沈黙の後 そう言うにとどめた
168 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/08/26(月)00:32:27 ID:uOs [2/2回]
>>166-167

「どうしてこうなる」

 この期に及んで自覚症状まるでなしのまま二人に目線をあびつつクソデカな溜め息をかますイムカでありましたとさ。

//めでたしめでたし
169α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/27(火)22:46:51 ID:iIS [1/4回]

 スクラップヤードにて――

【げぇむの時間】

「デスデスデスデス」

 何故か今どきブラウン管テレビにゲーム機ぶっさして、
 コントローラーを握りしめてげぇむやっているのはα-12。

【カノッサ・テクノロジー社のクローントルーパーにしてユーチューバーである!!】

 見ればゲーム機と録画機器がバッチリと繋がっており、
 スプロールの科学力とディープメイカーをフルで生かしてゆっくり実況をしていた。が――

≪グワーッ!≫

 画面の中でキャラが死んでいる。α-12はむきーっとコントローラーを投げつけた!

「なんたる糞キャラデス!!」

 ポッポーと頭からケムリを出す。ある意味平和というか無駄に糞やかましいというか。

「DPSかと思いきや何かタンクっぽいムーヴになるし、体力なんか無駄にあるけどHP消費技が多いという、
 パラメーターがやたらちぐはぐで見てらんねーデス!!」
170アラズ[sage] 投稿日:19/08/27(火)22:53:45 ID:qJh [1/3回]
>>169
「……ん?、んげ、何してんだこんなとこで……」

露骨に嫌そーな表情を浮かべるのはニアのクローンたるアラズであった
越境から遠去かって久しいが完全なる解離とは無論叶わず、時たまこうして攫われて来ているのだ
最も、今日はスクラップヤードというその中でも当たりの引きを見せた訳だが

「……?、??……」
「あぁ、アレか、これが何時も配信してるやつ?」

ゲーム用語には眉間にしわを寄せて、しかしトゥエルブが動画配信をしているのは知っているらしい
興味深そうに覗き込むその所作は、割と不用心でいて隙がある
171 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/27(火)22:53:52 ID:4mJ [1/3回]
>>169
「確認だけど、クソゲーにかこつけて俺様の事言ってるんじゃないよな?」
ソファーにふんぞり返り、瓶ビール片手に片方の眉を訝しげに吊り上げるソーマタージ。α-12の言う事に何かと身に覚えがあるので、シラーっとした目で確認。
今日は珍しくオフ。アロハシャツのボタンの上にブルーライト軽減サングラスを引っ掛けると、のっそりと立ち上がる。

「貸してみろ。遊び方が悪いよ遊び方が」
濁った目で見下ろし、片手を伸ばしてコントローラーを渡すように催促。
たまには、子供の遊びに付き合うのも悪くない。ここのところ何かとサツバツとしていたので、却ってありがたいぐらいだ。

「大丈夫だって、俺っちこう見えて現行の零式もファーさんHARDも歴王戦もこなせるぐらいには上手いから」
172α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/27(火)23:05:03 ID:iIS [2/4回]
>>170

「おろろデス。イレギュラーが出てきたデス。ここであったが100年目デス」

 解説しよう!優秀な戦闘工業商品であるクローンであることにアイデンティティありありなα-12にとって、
 アラズはとてもとても気にくわないアレなのだ!!

「あ、ゲームに忙しくて相手しにくいデス。おのーれ!姑息デスデス!」

 何か勝手に対抗意識高めて、そばにあったと思うブレードをアラズにくらわせんと、
 余ったディープメイカーを伸ばしてブンブン。まあ、子供のムキに近いので殺気ゼロだ。

【ブレードではなく大根を掴んでいたが、とりあえずアラズにぶんぶん】

「イレギュラーはげぇむとかするデスか?」

 コントローラーがちゃがちゃしながら問う。

>>171

「そーんなわけないデスデス。又=サンは優良キャラクターデスよ?
 あ、装甲モードになって防御力あがっのにHPがスリップ下がってくデス!なにコレデス!」

 画面の中のキャラクタにぶつくさ言いながら、やってみるデス?とコントローラー渡してみる。
 スプロールで流行りのゲーミングコントローラー。ボタンが44もあるガチ(ヘンタイ)仕様だ!

【ブラウン管テレビの中ではどっかで見たようなガスマスクを付けた白髪で白いコート着たキャラがいる】
173ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/27(火)23:11:41 ID:4mJ [2/3回]
>>172
「そりゃそうだよ元気消費してあの棘生やしてんだから。しかも痛いんだゾ???」
ゲームの話か。と思い出したように付け足しいざゲームの世界へ 世界へ……
「ボタンが多すぎるんだよ!!普通の人間向けの持ってこい!!」

気を取り直してプレー再開。ガチャガチャと一通り動かして操作を確認してからいざ戦いへ。
ゲーマーの意地、もしも要求した通りのコントローラーが無いならば、爆弾解除班じみた神妙な表情と精密なボタン捌きで頑張るだろう。

「……これやっぱ肖像権侵害してね?」
色々と思うところはあるが、気にせずプレイ。ヒットアンドアウェイを多用したダークなソウルな感じで。
174 : アラズ[sage] 投稿日:19/08/27(火)23:20:02 ID:qJh [2/3回]
>>172-173
「やっぱこうなるよなぁ、クソ……って、おい舐めてんのかてめぇ」

なんとなーく展開が読めていたのか、半歩身を引いて戦闘態勢……と思いきやぶんぶんされる大根に肩を落とす
しかし戦わずに済むのならばそれでいい、そう思える事自体が戦闘兵器としての欠陥と言えるがアラズの真意であった

「……んや、出来ねぇな」
「あぁ、でもニアのヤツがやってた記憶があるから……それを引っ張り出せば」

ソーマの華麗なるプレイにほへーっと口を半開きにしながらの応答
割とのめり込む体質なのか、キャラクターの動きのワンテンポ後に同じ方向に体が揺れる!ピンチになるとビクッと震える!
175α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/27(火)23:27:54 ID:iIS [3/4回]
>>173

「デスデス。なんてワガママな又=サンでしょデス」

 やたらムカつく仕草でヤレヤレしながら、ごく普通のコントローラーを持ってくるα-12。
 さて、肖像権侵害みたいな事を言われたががが

「うーん、確かになーんか見たようなキャラがいたりするデスよねー」

 北〇の拳みたいなやたら濃い絵をしたパッケージをひっくり返すα-12。
 メーカー:インペリアル・エンジニアリンク。どっかで聞いたようなナンデ車両屋がゲーム?とかまあ色々。

>>174

「イレギュラーのヘボい地雷プレイが見たい!デス」

 つーわけで無理矢理にコントローラーに握らされ、協力プレイが実現だ。
 そしてα-12は何か勝手に操作キャラクタ選びやがった!

【ニンジャーな恰好をしたスレンダーな体型の忍たまっぽいキャラ。何故かガスマスクを付けている】

「小技たくさんもっているキャラデス。キャラパワ任せにゴーゴゴーじゃなくてテクニカル重点デス」

 わざわざ操作難易度が高いのをチョイスするところに、α-12の姑息…もとい狡猾なるアレであったアレ。

 -------------

>>173-174

 さてさて、ブラウン管の中ではドット絵でキャラクタが動きまくっている。
 カエルの敵ザコがアラズのキャラクタに大量に迫って舌をベローンと伸ばしてきたり、
 何故かソーマタージのキャラに集中砲火がやたら向いたりする!キャラバランス的にはタンクじゃないのにも関わらずだ!

【ちなみにザコ的の攻撃を一発食らうとHPが2/3ほど持っていかれるバランス!】
176アラズ[sage] 投稿日:19/08/27(火)23:35:41 ID:qJh [3/3回]
>>175
「はぁ?いやいや、別にやりたい訳じゃ……」
「……まぁ、いいけど……」

こんな物言いの割に押しに弱いアラズ
その辺はニアや半人らとは逆の性格であると言えよう
どちらかと言えばエキセントリックな部類ではなく、常識枠の範囲内なのだ

「どっかで見たようなのだなこれ」
「ん……え、これどーすんの?うわぁなんだカエル!?」

相変わらずキャラクターの方向に動き、攻撃を食らうと痛てと言ってしまう体!
実際地雷だ、雑魚にリンチされて命辛々逃げ回るマスクニンジャ!

「どーすんのどーすんの、必殺技とか……!?おいソーマ助けろよぉ!」

しかし何やら没入感が凄い、なんなら若干涙目だ
177ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/27(火)23:39:13 ID:4mJ [3/3回]
>>175
「なんかところじゃねーだろ、ガッツリそうだろ」
これとかこれとかこれ。なんて逐一指差し確認。
ニョキッと覗き込んだパッケージには、なんかどっかで聞いたことあるようなないような社名。名前からしてゲーム会社には見えないが果たして?
「帝国(インペリアル)?なんかムショーに嫌な予感がしてきたぞ」

「だから俺はDPS志望だっつってんだろーが!」
口汚く罵りながらボタンをカチャカチャスティックをグリグリ。ゲームと運転中は人が変わるタイプ。
理不尽に過ぎるゲームバランスが、怒りをガリガリと引っ掻き駆り立てる!血走った眼は最早画面の向こうの謎の会社にまで殺意が向いている事を語る!

「攻撃が痛すぎるんだよ!こんなゲームやるならバッファローの下痢を耳に入れる方がまだマシだ!」
老人と子供と暴走族の行き交う車道をスリップ車を用いて全速力で駆け抜けるが如き苦行!片手が懐から謎の袋を取り出し、傍のコーヒーテーブルの上に白粉を器用にブチ撒ける。
SNUFF!SNUFF!遥かに良い。深く息を吐いてからプレー再開。集中力がブーストされる。
「製作者はストレステストを作りたかったと見える」
178α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/27(火)23:52:47 ID:iIS [4/4回]
>>176

「ぷくくくくくデス」

 慌てふためくアラズの様子に接続している録画機器では、
 ニュービーの面白プレイをお楽しみくださいデスと何ともシツレイなテロップが流れている!

(いやーそれにしてもいるんデスねー。コントローラーと一緒に身体がぐねんぐねんするのって)

>>177

「ギャアアアア!!反社会的行為炸裂デス!!!!????」

 ソーマタージときたら何と、よりもによってヤクをキメながらゲーム実況という狂気!!
 えらいこっちゃ!!

【さっそくテロップとコメント欄で流れる「通報しますた!」の山!ナムアミダブツ!】

「デスデス!」

【ソーマタージの脳天を大根でゴン!】

 --------
>>176-177

 とまあ、何やらトラブルは色々とあったにせよ、
 ゲーマー(と書いて暇人)的なアレなのかソーマタージが地雷なアラスを引っ張ってステージ進む進む。
 クソのようなゲームバランスとジャンプしたらブロックが出てきて谷底におっこちるみたいな自作マ〇オめいたいやらしさを経てボスキャラクタだ!

≪マイネエエエムイズ!ぽんシスター(姉)!≫

 何か雄々しく筋肉ゴリマッチョな上に機械と人間がくっついて背中に〝もふ革命〟という旗を背負った
 製作者のセンスが疑われるキャラクタが出てきて、特大範囲&隙がめっちゃ少ない攻撃を始める!なおオワタ式だ!!

【そろそろ製作者にクレームの電話を入れてもいいかもしれない】

 さらにいやらしいことに。

≪げへへへ。隙だらけでヤンス≫

 強化外装をつけたえりんこスパゲッティという妙なオジャマキャラが時々背後から出てきては、
 ガード崩しのケリを仕掛けてくるという徹底したストレステスト!

【そろそろ製作者にクレーm(ry】

 駄菓子菓子!真のゲーマーであれば見破れるやもしれぬ!このボス、強いことは強いが…パリィ使ったら割と勝てる薪の王仕様であると!

【真のゲーマーの嗅覚とビギナーズラックが問われる!】
179アラズ[sage] 投稿日:19/08/28(水)00:06:29 ID:Vlk [1/2回]
>>177-178
「か、体が、鍛えられそうだなこれ……」

時折ビキーンシャキーンと硬直する体
コントローラーが無線でよかった、有線であれば何度本体をバグらせていた事であろうか
実際ピンチになるところでピンチになり、ギリギリのタイミングでソーマに助けられるという如何にも実況映えするプレイと言えた
んでもってぽんシスター戦!

「……いやムリだろこれ」

超範囲の攻撃を食らい消滅するニンジャ……否、変り身のジツだ!
死にそうになるたびに脱出出来るこの技だけは磨いて来たらしく、スキル振りもマックスである事間違いなし
しかしてガードすらも崩される中、アラズの選択肢とは……?

「あ、さっき拾ったこれだ!」

爆竹……ではなく、もふもふのナマモノのぬいぐるみを投擲!さっき偶々迷い込んだ変な小道で拾ったのだ!
180 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/28(水)00:08:06 ID:TRf [1/2回]
>>178
「ファックユー!ファックユー【※BEEP※】【※BEEP※】【※BEEP※】」
通報もなんのその、むしろこちらが人道への罪として通報したいぐらいだと逆ギレF爆弾追加投下!
若干だがキマッてきた、ごくごく軽度な極彩色の世界。新型の義体は、以前よりかはアルコールや薬物の影響を受けやすいのだ。
画面を飛び出すコメントタイガーを撃ち殺そうと、腰のホルスターから切り詰めたショットガンを取り出そうとして、ブン殴られ断念。
「金も払わねーで他人のプレイ越しに世界を知った気になってる腰抜け共!」

「ロックスターのオンラインゲームで情操教育を終えたのか?
 他人への嫌がらせが楽しいなんて小学生のうちに卒業しときやがれ!」
アラズをどうにかキャリーしつつ、気の狂ったような難度のゲームに罵声を繰り返す。
終わると同時に通報の電話を掛けようと、電話に手を伸ばしながらのプレイ。どうにか辿り着いたボスは……

「?」
顎に手を当てて考える。異様な隙の少なさ、お邪魔ギミック、人は何かを隠そうとするとき必死になる。
攻撃のタイミングが無い?───否、否!隙は作るものだ!

「お前ヘイト取れよな!」
アラズにお邪魔キャラの相手という簡単な指示を飛ばし、狙うはパリィ!追加のエナジードリンクを喉に流し込み、いざ決戦へ挑む!
彼女がトチればまたやり直しとなるだろうが、そこはそれ、『コンティニューしてでもクリアする』というハイクの通りだ。
181α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/28(水)00:19:04 ID:ROI [1/2回]
>>179-180

 狂ったゲームバランスと突然音ゲーが始まったりするよくわからんセンスを潜り抜けてのラスボス戦!

≪もふもふ!≫

 ジャスト回避だけは妙に上手いアラズが寄り道で手に入れたぬいぐるみを投擲。
 これをするとボスキャラは何故かそっちに目線をやり、ものっそい攻撃が大振りになる!

【そこにヤク中アル中ゲーマーという色々とアレ過ぎるソーマタージの慧眼が冴える!】

 画面の中のキャラがHP消費して腕を思いっきり硬くして手を振るモーション。
 ドゥーンと短くも印象的なと共に攻撃が弾かれて、カタナがボスにぶっ刺された!

【HPバーがゼロになり、ボスは消滅(消える間際に背中のジッパー開けてちっちゃいのがぬいぐるみ拾って逃げてった。細かくも無駄な演出!)】

「やった!ゲームクリアデス!それでは最後までご視聴ありがとうございましたデス。
 みなさんぜひ、ちゃんねる登録と「良い」を!!」

 画面でテロップがダーっと流れるなか、スタンバってた電話機が取られて、

≪こちら製作者だ。クリアおめでとう。意見を聞こう≫

 ゴルゴばりに短く、そして偉そうに問う電話である。

(なんであんなクソゲつくって、こんなに自信マンマンなんでしょデス。理解できないデス)
182ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/28(水)00:30:17 ID:TRf [2/2回]
>>181
アラズのアシストが加わりモーション変化。この程度ならパリィは実際容易!
特徴的な音と共に、怒りを代弁するかの如きカタナがねじ込まれた!

「無駄な演出しやがって」
妙なところで細かい演出に舌打ち。もっと他にやるべきところはあるだろうに。
妙に手慣れたα-12の動きをシラーっとした目で眺め、スラックスから引き抜いたのは一丁の拳銃。
ナムサン!待ったがかからなければ、テレビとハードごとソフトを撃ち抜きかねない!


そして電話だが、
「もしもしインペリアル・エンジニアリングかい。今からブチ殺しに行くぜ。 α-12デス…」
返す言葉はこちらも簡素。念のためアラズ達が言いたい事がないか目線で問いかけ、何もなければ返事も待たずに切るだろう。
他人の名を騙った堂々たる宣戦布告!革手袋に覆われた手がぬうっと伸ばされ、α-12の肩を掴んで引きずっていこうとする。

「元を正せば、お前がこんなゲーム発掘してきたのが悪い」
183 : アラズ[sage] 投稿日:19/08/28(水)00:31:23 ID:Vlk [2/2回]
>>181
「……一生分疲れた……」

ぐでーんと倒れ臥すアラズ、のめり込み過ぎるのも考えものである
尚、電話に関してはほぼノーコメントであった
何せ他のゲームと比べるにも実体験がないのだから仕方ない

『……私、声当てよっかー?』

格安でね、と変わりに何処からか湧いて出て来た忍者ガールが答えるのでしたとさ

//すみませんがこの辺で!ありがとうなのでしたですよっ
184 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/28(水)00:36:14 ID:ROI [2/2回]
>>182-183

「ああ、貴重なブラウン管テレビが!?」

 待ったかける前にバキューンと拳銃が放たれてブラウン管テレビは決断的にオタッシャした!!
 んでもって、クレームのお電話だ!!

【そして騙りかましてクレームするという男らしさの欠片もない姑息ムーヴ!】

「ぎゃあああああ!なにかましやがるデスか!絶対酷い目に合うデス!!はーなーせーデース!
 あ、あと、今度、相方お願いするデス。忍たま=サン。ぐげぇ!はなせーデス!!」

 ずーるずる引きずられていくハタ迷惑なトンチキであったとさ。めでたしめでたし。

 
185魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)21:58:06 ID:zBK [1/5回]
ヒトの感情がエネルギーとなる世界。
その世界では感情エネルギーを制御する術を魔法と呼称している。
魔法への適性は女性の方が高く、それ故世界は女性優位である。
稀に生まれる適性の高い男性は勇者と冠され将来を有望視された。

ヒトの栄と共に魔法技術は栄えて幾千年。
時に魔法は戦争にも利用され、果ては魔物と称される兵器を作り出し世に放ってしまう。
放たれた魔物もまた滅びる事無く、ヒトの脅威としてあり続けている。

ログレス王国。

未来のエリート魔法使いを育む為に設立された全寮制の広大な国立学園アヴァロンを
中央都市に構えたその国は一人の女王によって統治されている。

殆どの建物が青と白で彩られた都市には彼女の肖像画が至る所に掲げられている。
白を基調とした金縁で彩られた煌びやかな王衣よりも目立つのはその瞳。
左目が金、右目が銀の色をした魔力宿る煌めくオッドアイ。
町が煌びやかだし住人も覇気があるから気にならないけれど、
町全体が黒色で軍人が往来で睨み利かせてる所だったら確実に恐怖政治真っただ中なご時勢である。

越境者らはソーサラーと呼ばれ特殊な魔法使いか魔道具使いという事で世界に受け入れられている。
故に魔法が科学で強化されている系世界なこの地で新なアイテムを入手したり何かしらの強化を画策する輩も居る訳で。

アイン「という訳で魔剣が欲しいのだが、越境者エモン…実に語呂が悪いな」

フード付き襤褸マントを目深に確りと着込んで宙に漂う顔の見えない照る照る坊主の様な存在が
王国の街中で普通ではない刀剣コレクターの血を静かに滾らせていた。
186タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:10:55 ID:TsC [1/4回]
>>185
「魔剣ですか、いいですね」

刀剣に関してはこちらも興味ありげな半人、ふむふむと頷きながらの応答である
事実魔力を有する故に、ソーサラーとしての呼び名に嘘偽りは皆無なのだ
最も、元来の在り様を見ればゴーレムと言った表現の方が余程正しくはあるが

「……とは言え、どうやって?」

流石にその辺で売っているもので満足する様な望みではないだろうなと予測しつつ
となると特殊な入手法を探す所から開始せねばならぬ
187マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:14:29 ID:0sn [1/5回]
>>185
『丁度いい、私ももっとすごい武器が欲しかったところだ。馬鹿げた提案を考える頭ごと消し払えるようなのを』
腕を組んで少しばかり見上げ、呆れ八割の皮肉を投げかけるのは青い中華服の人物、マンジュシャゲ。
何らかの呪術的な赤い紋様を施された白面の奥は、さぞかし呆れたような顔をしている事だろう。
ノイズ混じりのボイスチェンジャー越しの中性的なものとは言え、その声音から察するのはあまりにも容易。
『第一、過度の力は身を滅ぼすものだ』

『魔剣だの宝剣だのが、何故貴重か分かるか?絶対数が少ないからだ』
ちょっとしたエンチャントを施された物ならまだしも、何らかの逸話すら持っているような武器となると、そんな一朝一夕で見つかるものでもあるまい。
伝説とは、犯し難く貴重だからこそ伝説足り得るのだ。余所者がそう手に入れられるとは到底思えない。
勿論、この考えはあくまでマンジュシャゲの経験と知識に基づくもの。彼女の求める物の度合いか、或いはこの世界の状況にもよるだろうが。

『身の丈を弁えろ、という事だな。そもそもアテが無いだろう』
188α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)22:21:14 ID:MHw [1/6回]
>>185-187

「デスデス。今度のげぇむ配信は魔剣Xにするデス」

 何かワケワカランことを言いながらタェンティースにトーテムポールめいて、
 顔を彼女の頭上にヌタっと乗せているα-12。この世界でも早くも数々のトンチキをやらかしている愛されガールだ。

「ところで前から思っていたデスけど…」

 ふと、マンジュシャゲ…性格には彼女のお面を見ながら、次に自分のガスマスクを指さす。

「ひょっとして、キャラ被っている!?」

 ウェイとポーズをキメながらワケワカランことを言い始めた!

【なお、コレとキャラ被り疑惑された側の感想とか知らないゾ】
189魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:29:37 ID:zBK [2/5回]
>>186>>187>>188
アイン
「げぇむ配信はちょっと気になるな…いや、今は三次元の魔剣の話だ。
 肯定否定あれど気になるのは入手手段、大丈夫だ、そこは抜かりない。
 ……あー…偶々だ、偶然にもチョッとしたアレやコレやで出来た知り合いを呼んでいる。
 なんと情報屋さんだ。渡りにモーターボートの勢いだな、いや偶然の出来事だが」

ふよんふよんと左右に揺れながらアインが喋る。

アイン「と言う訳で紹介しよう、情報屋のAさんことアリトルアさんだ」
A「どもー」

フランクな感じでひょこりと路地裏から出てきたのは猫耳パーカー着用のJKっぽい金目銀目の少女だ。

アイン「なんと彼女は今日秘密裏に開かれる闇オークションの情報を握っている、凄いな?格好いいな?」
A「ふふーん」

褒める事を強要するかのような物言いのアイン。
先ほどからやや言動に違和感を感じる気がしないでも?

>>188
アイン「大丈夫だ、お前ほどの個性はそうそうないぞ、うん」

くろーんとるーぱーって何?と首を傾げずにはいられないその存在感。
真似しようにもできやしない。
真似しようとした挙句パスタまみれの企業は別方向でクローントルーパー(笑)量産中だ。
190タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:36:16 ID:TsC [2/4回]
>>187-189
「ではトゥエルブ、今日はだだかぶりなメンバーですね」

なんなら半人とも素顔の意味で被っている(半人=白肌のニアなのだ)故にくすりと笑みを浮かべつつ
尚マンジュシャゲに対してのフォローは無い

「……エーさん、どうも……タェンティースと申します」

初対面の相手に対しての堅苦しい態度は、しかし嫌味だとかそう言ったネガティブな要素をなるべくに排除している
それは半人がコミュ障なりに磨いた努力の賜物であり、誇るべき点のひとつだ

「闇オークションですか」
「……高価そうではありますが、軍資金のアテは……?」

因みに半人はほぼ無一文だ、なんなら借金生活だしマイナスだ
191 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)22:36:47 ID:MHw [2/6回]
>>189

「デスデスデス、この溢れ出る女子力はどうやら中々に模倣困難らしいデス」

 手前勝手なことをほざきながらポーズをキメているα-12。
 皮肉とかまーったく通じないのだから実に素直、もといイイ空気かハッパ吸ったアレであるアレ。

「闇オークション・・・ってちょっとまったコールデス」

 シュタっとお手々を上げてはい質問、α-12ちゃん。

「先立つマネーあるデスか?α-12達を呼んでいる時点でお察しな気もするデスが?」

【真っ当にオークション勝ち抜く気ねーな?的なご質問。このメンツで金策かあるいか?と想定である】
192マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:40:04 ID:0sn [2/5回]
>>188
『次ふざけた事を言ったら殴るぞ』
一刀両断!お面を着けてる時の彼女はお固いタイプ、威圧的にアイレンズを光らせ、短く切って捨てた。無慈悲!

『……こんなのがいると分かってたら、私ももっと別の格好を考えていた』
それはそれとして気にはしていたらしい。出番少ないとはいえ、後発で被ってしまっていい気分はしないのだ。そういうものなのだ。

>>189
『オークション?それだけの金があったとは驚きだな?』
どうせ金なんて持っていないと分かっている。ポケットに手を突っ込み、細い射干玉の目の様なアイレンズが、情報屋を睨みつけるかの様に向いた。
何か奇妙な感覚。そんなものを抱くほど彼女と親しいわけではないが、虫の知らせとも言うべき直感が騒ぎ立てる。
顎先に手袋で覆われた指を当て、僅かな逡巡。やがて深く息を吐くと、アイレンズを光らせた。

『白状しろ』
冬の夜の様に暗く、重い鋭い口調。戦士としての有無を言わさぬ威圧感で正直になるよう脅しかけている!正体も分からぬまま!
193 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)22:43:23 ID:MHw [3/6回]
>>190>>192

「デスデスデス」

 キュムキュムと半人に頭を乗っけているα-12。なんとツッコミ役がいない。ナムサンなのだ。

「デスーん」

 しかして、まあ一刀両断されたらのけ反っておうふするってもので。
 仮面つけているときのマンジュシャゲは実に切っ先スルドいのである。

【なお、中華面とコンバットなガスマスクでは実際属性ぜんぜんちゃうのでご安心だ!】
194魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:50:31 ID:zBK [3/5回]
>>190
A「はい、どもども、タッティーね?ヨロヨロー♪」

タェンティースの挨拶に軽く応じるAさん。
くっそノリが軽い。

>>192
A「んふー?何を?」

可愛らしく首を小さく傾げる情報屋。
戦士の威圧を一般人がいなす事など出来よう筈もなく、であれば?

A「アインと私はズッ友の誓いを桃園で誓い合った中なのでー、これと言って裏は無いっスよん?」

>>190>>191>>192
アイン「金の用意?闇オークションだぞ?違法だぞ?馬鹿正直に金を出す奴が何処に居る?」

犯罪者に人権はないとかレベルの理論だった。
尚、此処は法治国家のど真ん中である、念の為。
195マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)22:59:28 ID:0sn [3/5回]
>>194
『………』
白面の奥で眉をひそめ、最後に一度小さく鼻を鳴らして顔を逸らす。
そういう事を言う人ほど怪しいものだ。オマケに、いくら裏に関わる人種といえど、脅しに何の反応を見せないのも怪しい。
頭の中で、情報屋の女を警戒リストの上位に叩き込む。考え過ぎだとしてもだ。

『物を知らないようだから教えてやるが、違法でも合法でも強盗は犯罪だ』
法治国家のほの字も無い言い草をピシャリと断ち切り、『大体、』と指をピンと立てる。
こんな頭の悪いタイプのバイオレンスな事言うタイプだったか?と思いはしたが、そもそも彼女の事はろくすっぽ知らない。
他人に操られていてくれと思うのは、恐らく人生でこれが最初で最後だろう。

『警備も護衛もいるに決まっている、普通のオークションと違って、牢屋に入れられる程度で終わるとも思えない。
 分かりやすく言ってやればリスクが高すぎる。それとも、それを補って余りある程の対価が有ると?』
196 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)23:03:23 ID:MHw [4/6回]
>>194

「うわぁデス…」

 悪人に人権は無い!というアレすぐる論法にα-12もドン引きであるが、
 C.T.S.S.的にはそんなの日常茶飯事なのでつまりは無問題だ!

「で、プランはどーするデス?タイーホされて前科者はノーセンキューデス」

 それとも奪取プラン構築も依頼料の内かとご質問。
 こんなんだがいちおーはクローントルーパーなのだ。非合法手段なんのその。

(なーんか胡散臭い情報屋デスねー。そのつもりで心構えとかキメといたほーがいいかもデス)

【ジトーんとテンション高めな自称情報屋を見ている】
197タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:05:42 ID:TsC [3/4回]
>>192-194
キュムキュムされながらも、まぁまぁとマンジュシャゲを宥めつつさり気なくマスクをズラそうとしているぞ!悪ノリ!

「えぇ、よろしくお願いいたします……」

軽いノリのエーさんに微笑みと共に
ともあれ襲撃作戦であるとの説明を受ければふむむと唸り

「……と、なれば万一の場合、闇組織と警察機関の両方を敵に回す可能性もありますね」
「わたしもマスクを用意した方が正解でしょうか」

実行に対しての反論はないようだ
198α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)23:10:42 ID:MHw [5/6回]
>>195

「デスデス。なんたるジョーシキ人反応、おそるべしデス」

 言いながらコムリンクで動画を見せ見せ。
 内容は――ババンと表示されるスプロールデッカー24時。

 --------

『今日は協力者として、この前ヤク中ゲーム配信キメて社会奉仕活動強要なソーm…Sさんとご同道だ』

 バックには炎上するビルと、「ご慈悲を―」と叫ぶ人身+臓器売買な鬼畜共。
 なお、命乞いの一瞬後には苦し紛れの銃撃をかます模様。

『Sさん、一罰百戒だ。なるべくゴアに頼むぞ』

 --------

「コレでも法治側ってんだからアレデス。ジョーシキを維持するのは大変デス」

【法の正義()】

>>197

「マスク用意ならα-12の予備のガスマスクあるデスよ!」

 なんたるありがた迷惑。被るハンパない上にアホになるマスクとささやかれているアレだ。

「他にもドクロに標識ついたマスクに、心臓を模したマスクにデスデス」

 α-12のマスクコレクションはどれもビビットというかハイセンスというかアレだアレ。
199 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:17:40 ID:0sn [4/5回]
>>198
『オマエ達といると、自分がどこまでも正しいと思ってしまう。
 悪い兆候だ、正しい者などいないのに』
人は皆罪を背負い、そして晴れる事などない。常識人でも強靭でも。どこまでもシニカルでブルタルで悪趣味な現実が転がっているだけだ。
皮肉を飛ばしながらコムリンクを覗き込む。見慣れた男の姿に、もういいとばかりに手のひらを向けた。

──────────────────
「さ~てどこからもぎ取っちゃおっかな~。 あとTな」
画面の中のTさんは手をワキワキさせながらにじり寄るのであった。
「悪い奴は好きだぜェ。殺しても誰も文句言わねーもんなァ!」
──────────────────

『少なくともそいつよりは正しい』
ナムアミダブツ!
200魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:18:40 ID:zBK [4/5回]
>>195
アイン
「うむ、我々も犯罪行為に手を染めるということは重々承知している。
 だが欲しい。頼む譲ってくれと言って譲ってもらえなければとる手段は一つだ」

頭の悪いバイオレンスが加速している。

アイン
「コレクターとそうでないモノの間では一振りの刀剣に見出す価値は雲泥の差があるだろう。
 故に労働の対価としては此方を進呈しようと思う」

暗黒なぞ物質群生体がコート下から取り出したのは一枚の金貨。
ログレス王国女王陛下の横顔がデザインされたソレは一枚で一週間高級ホテルで贅沢三昧が可能な価値を持つ。

>>196
アイン
「競り落とされた刀剣の所持者が帰るところを狙って追いはぎ…も考えた。
 しかしなんだ、オークションそのものをぶっ潰して商品丸ごと根こそぎ掻っ攫っていくのも浪漫があると思う」

発想が何処かの蜘蛛をシンボルに添えた集団じみている。

A「ひゅー、ふひゅー…んー……」

口笛を吹いて誤魔化す気でいたらしいが口笛が吹けなくて渋い顔をしている情報屋。

>>197
アイン
「闇組織は構わないが治安組織に手を出すのは厳禁だ。
 最悪の場合、四の五の言わずに全部放り出して逃げるのも吝かではない」

なにかこう、微妙に発言全体を見ると妙に整合性が取れていないというか、
周囲を顧みない作戦なのか慎重に行きたいのかどっちつかずといった具合に聞こえるやも。
201α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/29(木)23:24:25 ID:MHw [6/6回]
>>200

(状況的に極めてお脳にアレなのはわかったデスね)

 ふむーっと考える。この場合は懸念ばかり考えても埒が明かないって奴だ。
 依頼は依頼あり、あやしーところはトッポめいて先っぽまで詰まっているが、
 状況を動かして、そこから筋道を立ててみることにしようと考えた。

【治安機構には手を出すな程度の分別は残っているなら、どうしようもない程でもないと踏む】

「デスー。よっし、オールオッケーデス。ここは出たとこ勝負でドン!の精神デス!」

 グリーンスキンめいた事をほざきながらも異論は無いようでGOGOGO!だ!
202 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:26:44 ID:TsC [4/4回]
>>198-200
「ガスマスクですかぁ……」

折角だし最近ハマってる黒いベイダーなアレもいいなぁなんて考えてはいた
もしくは久々のダルマアーマーも悪くはない。半人のセンスもなかなかにアレであった

「……分かりました、手を出していいのはあくまでも組織側のみ、と……」

半人は半人でまた別の意味で正義と悪の自己解釈を有している
善こそが正義であるとの認識に対して懐疑的であるのは、越境者というそれらから乖離した存在であるが故であろう
ともあれ成る程、目的としてはなんならオークションを潰す事そのものであるような気がしてともあれ頷いた
ドクロに標識の付いたマスクを借りて準備完了!いざ出発!
203 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:27:19 ID:0sn [5/5回]
>>197
『やめ給え。この面は魔眼の制御装置でもある、外していい事はない。
 やめなさい、越境者の私にそんなジョークは…通じはしない。……やめなさい……やめんか!』
お面をベタベタ触られてもあくまで冷静に。自分が自分でいるためのものだ、忌避感は強いが、取り乱したりする事はない。
触っているのは敵でも、下賎な存在でもなく、確固たる縁の無い時空のはぐれ者という同胞であるのだから。
……やりすぎるとフツーに怒ってゲンコツキメるが。 彼女は自分の正義に殉じているが、何されても怒らない聖人ではないのだ。

>>200
『頼むから罪を悔いて首を括ってくれ』
頭の悪くなるような言い草に頭痛を感じながら、差し出された金貨を手に取り眺める。
この世界で生きていくにあたっての知識としては知っている、中々上等な物だ。
鉄火場に飛び込むには些か不足だとソーマタージならゴネるだろうが、彼女はそんな事は言わない。

『どこで手に入れた?』
───代わりに尋ねるのは、こんなものをどこで拾ったのか。
これもソーマタージならば、本物である事を確認出来次第、金に変わりはないと見て見ぬ振りをしていただろう。しかし彼女は違う。
矢の様に鋭い視線がじっとアインを捉え、やがて息を吐いて視線を逸らした。

『……極力殺しは無しだ。少なくとも、私に殺しを強要するな』
204 : 魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/08/29(木)23:40:34 ID:zBK [5/5回]
>>201>>202
アイン「うん、すまないな、我儘に付き合ってやってくれ」

α-12ですら考え込む程には無茶っぽい作戦とも言えぬ強盗である。
労いの言葉は今日一番、非常に感情と思いがこもっていた。

>>203
アイン
「残念ながら我々は窒息死しない。
 結合が強固な時に首を刈られたら四散する可能性は大いにあるが」

暗黒なぞ物質群生体は極めて真面目である。
パスタの系譜の中では群を抜いて。
後の奴は駄目だ、宗教家なんか目も当てられない。

アイン
「入手先か…しまった考えていなかったちょっと待て……
 よし、カジノで一山当てた事としようと我々の中で結論が出た。
 だからそう言う事にしておいてくれ、な?」

マンジュシャゲに近寄りこっそりと。
取り繕う事を辞めました感が酷い。

アイン
「そうだな、お尻ぺんぺん位で勘弁してやるのが人情だろう。
 最終的に簀巻きにして転がしておけば尚良しだ」

---

かくして一行は胡散臭いがアイン曰くズッ友な情報屋Aによって
闇オークション会場である波止場の倉庫へと導かれるのである。

察しとお約束が良い面々であれば何となくアインが抱えた事情も見えてくるだろうか?
流石にトンチキすぎて無理だろうか?
まあなんやかんやありそうなので其処ら辺を踏まえた上で立ち回ると良いやも知れぬ。

と言う訳で土日辺りにジックリできればいいなと思いながらキリのいいところで一旦閉幕である。

//お疲れさまでした
205かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/31(土)22:25:43 ID:yKd [1/4回]
【幻想と科学の行き交う戦乱の世界】
幻想の中に科学が息づく近代風の世界 飛行機の出現 連発式機関銃と 毒ガスと 塹壕と最新鋭兵器戦車
世界は戦乱の只中にあった 些細な切っ掛けにより各国がたまりにたまった鬱憤をぶつけ合った結果である

そんなものは この世界に戸籍を持たぬ越境者にはどうでもいいこと・・・といえればよかったのだがそうもいかない

ロイ「ハァ・・・実に困ったねぇ」
とある都市の止まり木同盟の宿でため息をついている暇もないのは あごひげ短足のロイ・ゴールドマン

ロイ「何が問題って 俺たちが身を寄せているこの町が属する国の敵国が 絶賛この町に侵攻中
   逃げるための荷造り中だが 敵が来る方が早いと来たもんだ」

窓の外 遠くに見える騎兵の皆様 更に後方には重苦しい音を立てて戦車まで導入して着てやがる

ロイ「町の住人もすったもんだの大騒ぎ 我先に逃げ出そうと町は大混乱 一体この状況で敵に拿捕されたらどんなことになるだろうなぁ」
と一行に向き直り

ロイ「一応この町の守備兵共も抵抗しているらしいが この町はもうだめだろう
   だが逃げる時間ぐらいは稼ごうと思うんだが 意義が無ければ一緒に来るか?」

と問いかけた
206鬼久墨音[sage] 投稿日:19/08/31(土)22:32:16 ID:qq9 [1/4回]
>>205
「……問題はない」

言いながらも既に戦闘モードにシフトしている鬼久墨音
戦争の為の存在であった彼女は、無垢なる民草に対して戦の火が迫るこの事態に苦虫を噛み潰したような顔を浮かべている
数日の滞在の中でしかし、守る為の戦闘を実行する事に一切の躊躇はない程度の恩義は感じているのだ

「しかし随分な戦力だな、足を止めるにも限界があるぞ」
207α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/31(土)22:35:09 ID:pBc [1/4回]
>>205

「デスデス」

 トゲ付きの肩パットに釘バット。カラフルな七色のモヒカンヘアなカツラ。
 皆が着のみ着のままお逃げになって、タウンは世紀末火事場略奪ヒャッハーアイランド!

【種もみなどの小道具もバッチリキメて完璧なルックだ!後は世紀末な救世主にエンカウントしないことを祈ろう!!】

「えっ?デス?」

 そして、ここに来てやっとコスプレに忙しくてスルーしていたロイのお言葉が端的に入ってきた!
 ドーモ、とんちき女子力満点トルーパーことα-12デス。

【コイツに異議を問いかけることそのものが不毛極まりないことだと言えるであろう!!】

「えーデス。コナン・ザ・バーバーバリアンめいた金男=サンみたく蛮勇精神皆無なジョーシキ的おにゃのこデスので、
 あっしはヒャッハー略奪タイムまでドロンさせていただこうと思うでヤンスですデス」

 緑地にうずまきぐるぐる模様な風呂敷を背負って健闘を祈るとシュタっと――

【ナムアミダブツ!!】
208かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/31(土)22:45:36 ID:yKd [2/4回]
>>206-207
α-12の口の中にタバスコの瓶をねじ込むところまでカット

ロイ「仕方あるまい 散々いやがらせして逃げるだけさ」
ということでα-12を引きずり戦場に向かうのであった

~それからどうした~
ロイ「この時代は空冷式とやらが登場する前だから 機関銃事態がものすごく重たくて運びづらいものだ
   よって向こうに見える菱形戦車が来るまでは連発銃はよくてα-12のサブマシンガンぐらいなものなのが救いだな」

主に戦場1を参考にするよろし

そして一行は街の入口の近くに陣取る

ロイ「いいか 騎兵たちの死角を突いて先陣の騎兵に混乱を呼び込む あとは歩兵とかを適当にいなしつつ時間を稼いで逃げる
   戦車には一応収束手りゅう弾を用意しているが 無理に戦うことはないぞ」

と言うが早いか 敵の騎兵が破壊された門を破り街になだれ込もうとしている
209鬼久墨音[sage] 投稿日:19/08/31(土)22:55:52 ID:qq9 [2/4回]
>>207-208
「……」

救いと言うにはしかし、トゥエルブの銃以外の此方の兵装を今一度確認してみる
剣、斧、ブレード、松葉杖等々……なんならそれでも負けている気がしないでもない

「あ、あぁ、手榴弾があるのか、有難いな」
「分かった、適当に暴れて無理なく撤退と言うやつか」

事実、墨音のワイヤーでの高機動戦闘はその手の戦法を実行するに優れている
故に遭遇初戦は間違いなく、墨音に取って都合のいい位置からの強襲となるであろう
騎兵隊の隊列内に手榴弾を投擲、更に近接を行い松葉杖で一閃、即座に離脱の一撃離脱を試みるであろう
210α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/31(土)22:58:32 ID:pBc [2/4回]
>>208

「はーなーせーデースー!強制参加なんで聞いてないデスーッ!」

 たらこクチビルになりつつ、ずーるずると首根っこ引っ掴まれて強制連行!
 アナヤ!これがいたいけな少女に行っていい所業であろうか!おそるべきはヤクザの手練手管である!(風評被害)

「デリカシーゼロのあごひげ短足男~~~~~~~~デスデス~~~!」

 せめてもの抵抗は少女の悲痛な叫び、もしくはエテ勝手な悪口であったそうな。

 ~~~~~~~~~

「(>>209)モンドムヨーでα-12のようなカワイイなレディを戦場に断たせるってこれは鬼畜の所業デスデス」

 道中も墨音に愚痴を言ったもんだ。なお、その前のヒャッハーコスプレの経緯は記憶野からポイ捨てした。
 都合のいい記憶力もまた女子力なのだ!

「馬と戦車の並列仕様って、どこの遠未来デスか」

 運用ドクトリンが正に文化がちがーうそのものでげんなりしているα-12である。
 半包囲状態に近くて、敵さんは絶賛進行中。侵略の濁流の呑まれれば越境者とてどうにもならない。

「いやがらせ重点デスね?んじゃちょっとだけイタズラ設置してくるデス」

 とはいえ、α-12がやるのは単純なもの。予測侵攻ルート状に両端を杭で固定したロープを幾つか設置するくらいだ。
 まあ、ヒャッハーモードで注意散漫な騎兵がズッコけるのを期待ってとこか。
 下手に隊列組んでいてくれれば二次被害も期待したいところで。
211かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/31(土)23:17:04 ID:yKd [3/4回]
>>209-210
デリカシーゼロのあごひげ短足男
「はっはっは こらこらそんなに褒めてもタバスコぐらいしか出せんぞ」

そう言ってヒャッハースタイルのα-12を引きずる男を モブ越境者は胡乱な目で見ていたという

・・・・・・・・・・


ロイ「まだその辺運用の仕方が試行錯誤なんだろきっと」

先んじてα-12が動いた 進路予想ルートにロープを設置して回る

そしてその1つに騎兵隊が突っ込んだ
戦闘を進む数騎が足を捕られ転倒落馬 後続もいくばくかが巻き込まれ 落馬を逃れた輩もその場に停止を余儀なくされる

そこに飛来する手りゅう弾(明記してなかったが 柄付きのアレ)が飛来 逃げることもかなわず騎馬隊の只中で炸裂
騎馬隊が瞬く間に半壊である
だが未だ遠方の歩兵がこちらに気づき 銃撃を開始した

歩兵が持つはボルトアクション 突撃銃に比べれば連射速度は雲泥の差 だが数が揃えば侮れぬ弾幕となる

ロイ「さぁて遅延戦闘だ 少し下がって歩兵共を引き込み 建物に隠れながらの遅延戦闘だ」
といっていったん街の中心地へと下がることになる

そして戦場は市街地戦へと移行した

建物の影に隠れてあたりを探っていると 分隊に分かれた敵兵が数人 銃剣そ装着したライフル銃を手に 索敵を行っているのが見えるだろう
212 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/08/31(土)23:27:47 ID:qq9 [3/4回]
>>210-211
「……うん、大問題だな……」

とはトゥエルブの愚痴を聞きながらの反応
実際墨音はまだギリギリ常識人の枠に留まっていられているのだ、越境者に染まり切っては多分まだない

さてはてそして?

「……分かった、逃げながら戦う」
「泥臭いな、得意な分野だ」

松葉杖を盾代わりに、飛来する銃弾を弾きながら墨音
黒い霧の様に市街地に身を沈め、分隊の様子を一方的に見詰める
やがて機を突くが如し、建物上部から閃光弾を投下!
続き墨音自身も飛来し松葉杖で殴打!殴打、殴打!
213 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/31(土)23:31:31 ID:pBc [3/4回]
>>211


「デースデスデスデスデス。お尻ぺんぺーんデス」

 見事に引っ掛かった騎兵連中が続く墨音の攻撃でBOMBする姿をプギャー!しながら、
 ボルトアクションライフルを向けられればオットットと脇道に飛び込んで回避行動。

「市街戦…これはつまりどさくさ紛れにヒャッハーチャンスデス?」

 再び緑地にぐるぐるうずまき風呂敷をヨイショっと。

 ~~~~~~

【どっかの家】

「をを、ビスケットの袋を発見デス。もちろん、α-12のモノデス」

 絶賛、市街地戦実施中。戦利品を風呂敷の放り込みながらも、階下に敵の分隊を視認!

【どさくさ紛れの略奪行為!なお、金品は手つかずでオヤツばっかり。しょせんはお子ちゃまである】

「デースデスデスデス」

 しっかりと中身を沸騰させておいたやかんを持ってきて、

「オイヤー!デス!」

 決断的に熱湯をバシャーっと!!ゲリラ!
214かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/08/31(土)23:42:05 ID:yKd [4/4回]
>>211-212
辺りからは絶え間なく銃撃が聞こえてくる
守備隊との戦闘は続いているらしいが すでに街の中に敵兵が浸透しているのだ
彼等の生存はあまり期待できそうにない

敵兵の恰好はどこぞの短足の様な前時代的鎧甲冑ではない つまりは今の戦闘服にかなり近い
そんな状態でのアンブッシュ お湯が降り注げばそりゃもう混乱するのは必須
更にドデカイ爆音と閃光によりすっかり前後不覚となった敵兵は 降りてくるロイと墨音の奇襲により完全無力化

片や串刺し 片や滅多打ち どちらがマシかは誰にもわからず

だが閃光弾による爆音は辺りに展開中の敵兵の注意を引いた

墨音とロイは曲がり角から飛び出してきた敵兵数人と予期せぬ白兵戦となり 敵兵はスコップや棍棒にて殴りかかてくるし
少し離れた場所からα-12の蛮行を見ていた敵兵は 半自動小銃にてα-12を屠らんと引き金を引いた
215鬼久墨音[sage] 投稿日:19/08/31(土)23:47:40 ID:qq9 [4/4回]
>>214
「……ふっ!!」

円匙術を防ぐ松葉杖、ある意味で奇妙な光景ではある
それでも墨音の振るう松葉杖は単なるそれではなく、戦う狼の牙なのだ
シャークスキンめいた微細な突起がスコップを削り、同時にスタンパネル起動!
バチィ!と短い放電と直後に襲う殴打撃二連!
そうして墨音は既にワイヤーを射出し、高速でその場より高所へと移動を開始し俯瞰的に一帯を隻眼で見据えている!
216α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/08/31(土)23:52:45 ID:pBc [4/4回]
>>214

「デスデスデース」

 横っ飛びで避けつつズビシとポーズをキメる世紀末ヒャッハークローントルーパー(属性過多)
 そしておもむろに敵兵達の銃を指さしてから、

「そちら、ロートル。そして!こちとら超ハイテククローントルーパーデス!」

 ジャキンを両手+ディープメイカーの4本の触手で計6本の腕に、
 それぞれサブマシンガンを保持させている!そう全自動フルオートスマートリンク付きのブツをだ!!

「瞬間火力なら負けてねーデスよ!おりゃー!!」

 ギギギギギギギギギッ!とサプレッサー一体型のサブマシンガンから、猛烈な勢いで弾丸がバラまかれる!

「周辺、敵さん浸透中デス!圧力強まってくるデスよ」

 そして、意外と状況を見てるα-12。トンチキでどうしようもねーが、これでもエリート部隊のエースオブエースなのだ。

>>215

「キャラメル!」

 墨音が高所出れば、キャラメル(略奪品!じゃあく!)一つぽいっちょと投げてよこすだろう。
 鉄火場ゆえに甘味は滋養になるし、染み入るものだ。
217かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)00:07:35 ID:GQM [1/6回]
>>215-216
スタンパネルによる電撃で埋まれた隙をついて強かに打ちのめす墨音
ロイは白兵戦特化として後れを取ることもなく 難なく撃破

そしてα-12はこの時代からすれば超科学ともいえる銃撃にいともたやすく数を減らし たった1人が這う這うの体で逃げ出すにとどまる

高所に移動した墨音とα-12が見たもの それは到着した菱形戦車の砲撃により壊滅した守備隊姿だった
バリケードを破壊し 踏みつぶし街の中に浸透する戦車 歩兵もまたどんどんと街の中に入り込んでいく
そろそろ個人がどうにかできる時間はおしまい ということだろう

ロイ「おい 戦況はどうなっている!?」
と 1人地面で走るロイが2人に声をかけた
218α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/01(日)00:13:56 ID:6tm [1/1回]
>>217

「ビクトリーデス!」

 一網打尽にすれば勝利のVサインをキメつつ、これまたヒャッハーSTYLEで墨音に遅れて高所へと。
 ハイテク双眼鏡から各所を覗いて拙い状態になりつつあることを把握。

「戦車が絶賛浸透中、敵主力が市街に突入。こりゃ時間切れって奴デスね。サクサクむしゃむしゃ」

 もしかしたならばこのメンバーがリスクしょい込んで相当な無茶をすれば、
 多少はまだ時間稼ぎ出来るかもしれないが、当然のことながらリスクとリターンがまるで見合っていないものとなろう。

【ビスケット頬張りながらの報告というアレ加減がご容赦をば!飢えた兵は戦えないのだ!】

「金男=サン!そっちは、止まり木連中の荷造り脱出その他モロモロはもうOKデス?」
219 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/01(日)00:15:58 ID:2jN [1/4回]
>>216-217
「んっ……!?あぁ、助かる!」

トゥエルブより投げ渡されるキャラメルを受け取り、包み紙諸共口に放り込み咀嚼
事実戦場に立つ時間はまだ短いが、平時とは比べものにならぬ精神とカロリーを消耗しているのだ

「戦車に歩兵の波。無理だな、引き際だと思う!」

守備隊はよく戦ったと心より思う
彼等の本懐を紛う事なき武勇がなければ、民の撤退はままならぬ事であっただろう
220 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)00:24:54 ID:GQM [2/6回]
>>218-219
ロイ「おーけい 潮時だな」
α-12の懸念通り 無茶をすれば後いくばくか敵を押しとどめることもできよう

ロイ「よっし宿まで退避 その後街を脱出だ」
だがいつも無茶をする必要はない もっと命を張る場所はほかにある筈だ・・・どっかの将校様のところとかね!!

そして宿に戻る一行 女子供は先に逃げ出し 残る男衆がかさばる荷物をどうにか持ち出せないか格闘していたが

ロイ「捨て置け!! 命があればどうにかなる!!」
鶴の一声で男衆ともに離脱 ほどなくして敵兵が踏み込んできて一切合切を略奪していった

一行や守備隊は確かに敵を押しとどめることに成功した

だがすべてを救い切れたわけではない
逃げ遅れた人々もいるし 越境者側も少なくない被害をこうむった

ロイ「はぁやだやだ 戦争なんてするもんじゃないな」
だが助かった命もまたあった と言うのは紛れもない事実である

合流したその他モブ越境者と共に 次なる身の寄せ先を目指す中に ロイ達の姿があった

//〆
221かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)22:37:23 ID:GQM [3/6回]
【近代の乱世に包まれた世界】
事の発端は上記

ここは街と街の境目にある いわゆる難民キャンプと呼ばれるアレ
侵略を受けた街から何とか生き延び 今は国の政府を頼りに向かう最中

日は落ち夜の帳が下りる 人々は申し合わせたように休む準備をする

ロイ「さて この国は果たして敵国を押し返すことができるだろうか?
   何とも言えないねぇ情報が少なすぎて」

この男は医療の心得があるために医者として立ち振る舞い人々に簡単な治療を施していた
仕事はいくらでもある 動ける人間は何かしらの仕事をしなければならない

ロイ「そんで今後の方針なんだが ちょっと聞いてくれるか?」
と 寝る前 ロイは同行者を集めた
222鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/01(日)22:45:41 ID:2jN [2/4回]
>>221
「まぁ……どうだろうな、戦術と兵器の過渡期だ……」

なんとも分からんな、と医療の助手を務めていた墨音は片手で小瓶の蓋を器用に締めながら溜息
事実情報も無いし、そもそもこの世界に培われた従来の兵法の通じぬ新時代を迎えつつある
意欲的に新兵器を導入しているように伺えた敵国の攻撃を前に、その表情はやや重い

「……なるようにしかならんな、ままならない」
「ん、なんだ?」

聞こう、と松葉杖を抱えるようにして簡素なイスに腰掛ける
223かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)22:58:41 ID:GQM [4/6回]
>>222
ロイ「あぁ このまま幻想が死か否かの瀬戸際だ だがどうにも幻想が盛り返しているらしき情報が合ってな」

持ちだせた薬の類は十分ではない 道中で薬草とかは採取しているが 遅かれ早かれ薬は尽きることになるだろう

ロイ「エルフ連中が弾丸をとめる障壁魔法を開発したとも聞くし ドワーフ連中が弾丸に負けない鎧を開発したとも聞く
   このまま幻想と科学 泥沼の頂上決戦となるのかどうか・・・まぁそれはいい」

木のボウルを2つ持ってきたロイ 中身は根菜のシチューだった 味付けは塩のみ 肉は無し それと保存用の硬い硬いパン

ロイ「正直情勢が読めないんだ どこに身を寄せればいいのかが分からん
   身を寄せた先が負ければ俺たちもヤバイ まぁ俺たちなら逃げ出せるんだが 鉄火場になれてない越境者も多い
   逃げ続けるのも大変なのはお前さんもよく知っているだろう?」

ロイ「ダカラ最悪 どこかの勢力に肩入れして居場所を守る必要もあるんじゃないかと思うんだ
   まぁいくつかある手段の一つとして考えておいてくれ このまま逃げ続けて流浪の民決め込むのも選択肢としては間違ってないしな」

鬼久の傍らにシチューの入ったボウルを置いて そう説明した
224鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/01(日)23:09:11 ID:2jN [3/4回]
>>223
「成る程な」
「負け戦は得意なつもりだが……そうではない者の方が多いのも分かる」

チタン製のマルチサバイバルスプーン、これは越境の女神の目を逃れる事が多い便利なアイテムだ
それを咥えてぴこぴこ上下させ、ふぅむと唸る

「私としては科学兵器に魔法が勝てるという見込みが分からん」
「……と言うのも、ロイの前で言うのもなんだがな?」

近代兵器に対抗する魔法や鎧と言ったそれらが今ひとつまだ実感出来る事がないようだ
最も生きる伝説めいたヤクザたるドラゴンを前にしてはなんだが

「うーん……根無し生活もまぁ、私は問題はないが……」
「戦車や騎兵相手にいつまで、ってのもあるなぁ……」

しかして矢張り頭をよぎるのは多くの不慣れな越境者の存在である
225かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)23:20:13 ID:GQM [5/6回]
>>224
ロイ「いや 俺もそう思っている」

ジャガイモを頬張り シチューをすする

ロイ「その辺どうなるか全くわからんからな 科学1人勝ち 幻想1人勝ち
   科学先行なれどオカルトという形で幻想が残る場合
   幻想先行なれど錬金術という形で科学が残る場合 本当に色々だ」

ロイ「今すぐ選択しなきゃいけないわけじゃない 最初逃げ回ってからでもいいし
   後で逃げ回ってもいい 大事なのは生き残ることだ」

パンを浸し ふやかしてから口の中に放り込む

ロイ「モグモグ・・・なんにせよ今はこの集団についていってこの国の力がどの程度か見極めよう
   それには食わねばならん 腹が減っては何とやらだ」

そう言ってこっそりとリュックの中に手を突っ込んで 取り出したチーズをスライス

ロイ「食うだろ?」
226鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/01(日)23:31:38 ID:2jN [4/4回]
>>225
「……全員がロイだと言うのなら、話は別だろうが」
「ありがとう、頂くよ」

そうではあるまいと苦笑、チーズを受け取る
腹が減ってはと言うやつだ

「あぁ、錬金術……成る程な、確かに」

事実墨音も越境者となってから、錬金術の存在を初めて目の当たりにしたのだ
オカルトに関しては彼女の生まれ世界がそうである為に基本は同じ

「ん、そうだな」
「しばらくはなるようにしかならないか」
「……流れる木の葉、転がる石……ってやつだろう」

もしゃ、とパンを齧る。美味しい
227かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/01(日)23:37:00 ID:GQM [6/6回]
>>226
ロイ「ハハ やめてくんな 全員俺だったら 誰がテックを操るんだよ」
愉快そうに笑い シチューを飲み干す

ロイ「そのチーズは炙るとまたうまいんだがな 臭いでバレて集られるから勘弁してくれな
   さて 俺は食器を片づけておくから 先に寝ててくれ おやすみ」

といってボウルをもってテントを後にする 外は満点の星空だった

//sime
228ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/03(火)22:54:24 ID:UXd [1/4回]
【荒廃世界:ウェイストランド】

「ヒャッハーッ!!」

 時は正に世紀末!!放射能の影響なのか何なのか?
 トゲ付きのカタパッドにモヒカンしている連中はドイツもコイツも食糧不足の割に筋骨隆々。
 今日も人生エンジョイで弱いモノいぢめに精を出す!!

「アバーッ!!」「をを、とんだ!」「ナイッショ!!」

 ゴルフクラブをフルスイングするレイダー!ボールは地面に埋められたアワレなオモチャであり、
 頭部…シツレイ、ボールを失ったピンはナイッショを讃えるように赤い噴水演出だ。なんたる非道か!

「やっぱゴルフってのは腰が決めてよ!腰が」「こうグイっと前にシメるようにな」

 泣き叫ぶ難民たちを尻目にレイダーたちのゴルフ談義は続く。
 健全なるスポーツ精神こそが健全健康なる肉体を養うのだ!!

「よっしゃ!次のボールを持ってこい!」「アイエエエ!タスケテー!」

 泣き叫ぶ難民はズボっと地面に埋められて頭部だけが地上に出ている格好だ。

【ああ、このまままた、犠牲者が生まれてしまうのか!この世に救いはないのか!】
229 : アラズ[sage] 投稿日:19/09/03(火)22:59:21 ID:LK7 [1/4回]
>>228
アビインフェルノ地獄にもブッダは救いの手を差し伸べる事はない、きっと寝ているのだろう
アワレな犠牲者の悲鳴が断末魔に変わる刹那……

「」
「」
「……まぁ、なんっつーの……?」

おお、そうだ越境者、越境者がいたではないか!

「……やめなよ」

トンチキな頭痛を堪えながら、取り敢えずゴルフクラブを触腕で抑えるのだ
230ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/03(火)23:06:40 ID:UXd [2/4回]
>>227

「ああ、何だコイツは?」「げっ?ミュータントだぜコイツは!俺は詳しいんだ」

 詳しいレイダーはアラズの生やしたディープメイカーからミュータントであると断定する。
 実際、突然変異めいたバケモノはこの世界では脅威なれども決して珍しくも無い。

「がはは、ミュータント野郎が相手ってんなら人間様の純潔と純粋のために駆除しねえとな!やれえ!」

 次のゲーム用にとっておいたタンクを詳しいレイダーはおもむろに背負い、
 先端がシュボっと火が付いているノズルをアラズの方に向ける!!サングラスもかける。アナヤ、これはまさしく――!!

「汚物はしょ――」

【モヒカンに火炎放射器!これほど相性のいい組み合わせがあろうか!今まさに渾身の引き金が引かれんとせん】

 -------

「わうわう」

 背後では柴犬がここほれワンワンめいて埋められた難民を救助! 
231アラズ[sage] 投稿日:19/09/03(火)23:23:41 ID:LK7 [2/4回]
>>230
「ミュータントって言うなし、一応生体兵器なんだぞこれでもよ」

ダウナーに肩をがっくしと落としながらアラズ
突然変異種ではないのだ、デザインされた異形の異能!
それを持ってして体を宙に舞わせば、超性能消毒マシーンを構えるモヒカンを見下ろし……

「……ったく!」

後頭部目掛け両膝蹴り一閃!
そうしたならば6の触腕を展開し周囲を這わせ薙ぎ払わんと!
ウルリックの行動を見遣ればしかし無反応、むしろ敢えて暴れる事で注意を惹きつける目的だ!
232ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/03(火)23:32:51 ID:UXd [3/4回]
>>231

「グワーッ!!」

 火炎放射器を構えていた詳しいレイダーは頭部にしたたかに蹴りを受けて姿勢を崩す!
 が、思った以上に首が鍛えられていたのは、意識を刈り取った感触無し!

【レイダー達はfalloutよろしくカニバr…ミスティックパワーにより強靭な肉体を養っているのだ!
 そこいらの慢性的栄養失調な連中とはワケが違う!】

「このやろ!拳法家かよ!英雄様気取りかあ!?」「死ね死ね死ね死ね!」

 棍棒やらチェーンやらを取り出しぶん回し、アラズに攻撃を仕掛けてくるモヒカンども!
 雑多で粗末な武器と侮るなかれ!伝説の剣だろうが只の石だろうが、頭部を砕けば結果は同じなのだ!

「ウン!?まだクラクラしやがる!」

 その間にも火炎放射器を持った詳しいレイダーは徐々に意識をはっきりさせる!復活数秒前!

 ---------

「バウワウ」

 その間、柴犬はロープで縛られた難民たちを解放し、そーっと抜け出すよう誘導!グッドラック!

 
233アラズ[sage] 投稿日:19/09/03(火)23:40:29 ID:LK7 [3/4回]
>>232
「やっべ……!」

硬い
それが膝に伝わる感触を持ってしての率直な見解であった
そしてそれは実際のところ正解であり、直後の危機的な状況を意味している

「いよっ!!」
「……い、しょぉっ!!」

6本の触腕で大地や、もしくはモヒカン達を強かに叩きその反動にて飛翔!
火炎放射器モヒカンの腕にその内の一本を絡ませ、不完全な意識の合間にその銃口を他モヒカン共に向けてトリガーを引きしぼらんと!
不完全かつ大雑把なオリジナルのそれ(タイドメイカー)とは異なり、繊細な操作も可能としているのがアッパーバージョン(ディープメイカー)なのだ!
相変わらず動きが派手、尚且つ挑発めいた如何にもな外連味を効かせている!
234ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/03(火)23:53:12 ID:UXd [4/4回]
>>233

「汚物は消毒だーっ!!」「アバババババーッ!」

 アラズにコントロールを奪われた火炎放射器が火を吹いて、
 ディープメイカーによりダメージを受けていた他モヒカンに対して無慈悲なるトドメを刺す!!

【なんで台詞を叫んだ?様式美である!!】

「ああ!ブラザーたちが!なんてことをしやがる!鬼、悪魔、エイリアン!」

 黒焦げファイアパンチとなった仲間達の凄惨なる死!を前に詳しいレイダーをギギギと悔しむ!
 タンクが空になった火炎放射器を地面に叩きつけると、

「おぼえてやがれー!」

 と、これまたお決まりの台詞と共に逃亡するのだった!

「わうわうわう(暴漢より囚われた弱者を救出する。誠にシリアスな状況であったな)」

 コトを終えて戻ってきたウルリックは端的に告げて、アラズに豆缶を寄越すのであったとさ。

//ショートショートな戦闘状況はこれにて終了!おちまい!
235 : アラズ[sage] 投稿日:19/09/03(火)23:58:55 ID:LK7 [4/4回]
>>234
「なんで叫ぶんだっての……」

その疑問はトーゼンである
何せ先ほどからアラズ、彼女は数少ない常識人枠なのだ
故にツッコミが間に合わな過ぎるこの戦闘、努めてクレバーにせざるを得なかった

「……くそ、頭いてぇ……」

頭痛薬持ってねぇか?とウルリックに尋ねる
豆缶を受け取り、全くもって不条理かつ奇妙な戦闘の様子を忘却すべく苦心するのでありましたとさ……

//ありがとうなのでした、お疲れ様ですっ!
236α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/07(土)22:36:59 ID:QiK [1/4回]
【デースデスデスデス???】

「デスーん」

 越境というのは時に時空間を越えると云われる。
 かといって実際にそこで何かやらかすと歴史が変わるかといえばそう単純でもないらしい。
 しかし、まったく影響がないわけでもないそうな。今回はそんな一幕である。

 ------------

【デスーん】

「えっと、というわけでやってきましたデス。金男=サンの故郷デス。相変わらずの山々…デスけど」

 何度か訪れて勝手知ったるという風だが、なーんか違和感を覚えているα-12である。
 どこかイマイチ寂れているというかピリピリしているというか、
 建物の様式もなーんかちょっと洗練味に欠けるというか――

「目抜き通りの市の活気ってこんなイマイチっぽかったデショーかデス。もそっとワイコラしていたよーな?」

 なーんか違和感が付きまとうのである。カノッサ的なリサーチかましてちょっとは勉強していたはずなのに。

「辺境にやってきちまったんデショーか?でもなーんか文化レベル後退してね?デス」

//金属の王国(?)からスタット
237かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/07(土)22:41:05 ID:Nfv [1/3回]
>>236
ロイ「そりゃオメェここは・・・」
と α-12に泣き付かれたので一緒にミスリルを購入しに来て挙げた現地民ロイは
自信満々にここがどこらへんかを応えようとして 硬直 数秒後

ロイ「あれ どこだここ」
自国のトクシュブタイとして国土の地図は隅々まで頭の中に叩き込んでいる
どこに飛ばされようと現在位置がわかる程度には記憶も定かである

だが どこか見たことがあるよーな地形であることまでは分かるのだが そこから先が分からない

まぁシンプルな話 現在位置が分からないのだ

ロイ「っかしーなーどこだろうここ」
と頭をひねりながらあたりを見回すのであった
238α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/07(土)22:56:32 ID:QiK [2/4回]
>>237

 ロイの違和感も当然である。建物の様式が見たことがあるようなないよーなモノ。
 そして何よりもなまじ中途半端に記憶と合致するところもあるためか、
 ある意味で、α-12以上に?マークな違和感に苛まれたことであろう。

【しかして、ここは何処かは別として都市の臭いというべきものは分かるだろう。
 独特の気配…絶賛戦時中の国家特有のビリビリした雰囲気だ】

 が、同時に何かしら諦念と焦燥感を含んだそれは、栄光ある金属の王国にやや似つかわしくなくもある。

【それでも、である。周囲ではなく、巨大な建物に目をやれば嫌でも理解することになろう】
 【→ここはロイの勝手知ったる首都である。しかし、とんでもなく寂れてしまっているため察するのに時間を要することであろう!】

「ビリってるワリには何か衛兵さんもあんまし見かけねーデスし、ぶっちゃけヤバくないデス?」

 スプロール暮らしなα-12は何となくレッドエリアっぽい空気というか、
 行政機関が麻痺しているよーな気配を感じ取ったりする。

【四肢の一部を失った負傷兵達が『私は前回の戦役で勇猛に戦いました』と木の板を首に下げて地面に座っている。それが列を為している】

「ちょっと酒場なりギルドなり情報収取できそなところいってみねーデスか?」
239かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/07(土)23:02:33 ID:Nfv [2/3回]
>>238
あっちこっちきょろきょろして ある一点に視界が向いたとき
ロイは無言で両手を頭の後ろで組んだ 絶句しているともいう

ロイ「白金宮だ・・・王族の住まう場所だ・・・つまりここ・・・首都か?」
信じられない と言わんばかりに頭を抱えることしばし

まるで戦時中かと言わんばかりの空気にやっと気づいたらしい
列をなす負傷兵 少ない衛兵さんもそうだ

ロイ「・・・だとしたらどのあたりだ? あの戦乱か? それともあっちか? いやいやそれとも・・・あ あぁ考えるより聞くのが一番だ
   だが・・・金使えるかな?」

ロイのいた時代は貨幣の価値やらが国をまたいでだいたい統一されている者なのだが それが使えるかどうか不明なのだ
まぁ貨幣はそれ自体に多少なりとも価値があるから何とかなるだろうと楽観視しながら酒場に向かうだろう
240α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/07(土)23:14:36 ID:QiK [3/4回]
>>239

【酒場!】

 ドワーフ住まう王国にあって酒場は常に戦場だ!
 酒を浴びるように飲み、酒に強いと豪語する頑固なドワーフたちが互いに競ってゲロを吐く。
 んでもって感極まって時には殴り合ったのち、腕を組んでバカ笑いと共に唄を歌う。はずなのだが――

「デスーん。ナニコレデス」

 どよーんと思い空気。しかめっ面のドワーフたちはあからさまに不味そうに酒を飲んでいる。
 ハッキリいってシケた雰囲気という言葉がピッタリだ。

【中には兵士らしき者もいる。が、その目の色が示すのはヤケッパチの心境のソレ】

「ああ、兄ちゃん見ない顔だな。あ、いい肩鎧を着てやがる。ならエリートさんか?…ここにまだいるたぁ見上げた酔狂だ。おい!」

 酔っぱらったドワーフがテーブルに銭をジャラリと落とす。何かカンチガイしているらしいがロイに奢りらしい。

【テーブルに銅貨が無造作に置かれる。が、それはロイが見た事の無い硬貨だ。思いっきり質が悪い。混ぜ物どれくらいだ?】

「なんかモノスゲーやな予感してきたデスよ?」

 首都で、エリート兵が居るのが珍しい+居ること事態が酒を奢ってもらえる程の歓心を得られる状況?

【首都にトクシュブタイが居ない=最前線という公式が成り立っていない?】
241かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/07(土)23:20:55 ID:Nfv [3/3回]
>>240
ロイ「あ・・・あ あぁまぁそんなところだ」
エリートと聞かれてあいまいに肯定しているが 硬貨の質に目を白黒させる

ロイ(ここは曲がりなりにもドワーフの国だぞ? 何故こんなクズ銭が出回る?
   それになぜトクシュブタイがいない 普段外で警備している赤紋はともかく
   都市警邏隊の黒紋と王宮親衛隊の青紋がいないのか?)

としばし思案した後

ロイ「あぁ えと ずっと転戦してて首都にかえってきたのは久方ぶりなんだ
   こっちの様子はどうなってるんだ?」

と当たり障りのない嘘でごまかしつつ 近況を探ることにしたのだ
242α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/07(土)23:34:52 ID:QiK [4/4回]
>>241

「ああ?連絡行ってねぇのか?まあ今の我らが王国じゃあ無理もねえ。辺境で踏ん張ってたクチか?」

 よっばらったドワーフが赤い顔で勝手に状況を組み立てている。勘違いしてくれているのはありがたいが。

「デスデス。α-12も冒険者のフリして状況聞いてみるデス」

 と、ロイに耳打ち。

【んでもって、状況を確認だ!!】

 王国歴XXXX年、大神;腹太鼓の神器を喰らった一匹のゴブリンはオークを越える巨体を手に入れる。
 その稀有なるゴブリンは自らの部族を率い、黒火峠を南下し金属の王国への侵略を開始した。

【黒火峠のゴブリン大将の大進撃(グァーグ!)と呼ばれる戦役の始まりである】

 王国の城塞都市をいくつか破壊し、祀られていた鉱石神の石像をあろうことか
 ゴブリン大将自身の姿をかたどった、あまりにオソマツな石像へと彫り直させるという悪行!
 
【これに激怒したドワーフたちはゴブリンの血でこの償いをさせるべく大挙し戦いを挑んだ!】

「で、まあ、辺境伯が幾つも動いたんだが双方にどエライ死者が出ちまった。
 それが拙い。俺たちゃそりゃつええが、緑ども相手に数の削り合いは滅法不利だ」

 グリーンスキンの無限に等しい物量に対して、金属の王国は兵一人一人の生命の価格が極めて高い。
 これは現代でも解決しえぬ王国に付いて回る泣きどころだ。そしてこの所詮で辺境伯は近衛や精兵を多く失い反撃の望みを失った。

「で、まあ、そうなりゃ恥を忍んで救援を求めにこっち(中央)に使者やってきたのよ。負けず嫌いのドワーフが健気によお。だが、それをだな!」

 ここで兵士は激昂した!

【金属の王国にとって最大の不運だったのは、当時の国王が後に王国の在り様すら一片させるい程の人物であったことである。
 その人物はキングダムの玉座に腰を下ろした王のうち、おそらくは史上最も無能にして未熟な人物であった】

 辺境伯の使者が白金宮に到着すると王は直ちに行動を起こす。
 ただし、救援を送るのではなく、なんと宮廷に全機能を西の都市に移し、可能な限り脅威から遠ざかったのだ!!!!

「…ナムアミダブツ!デス」

 α-12も思わず頭を抱えるぶっ飛んだ状況である!!!!
243 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/08(日)20:06:21 ID:Gwq [1/1回]
>>242
α-12にも聞いてもらって 赤ら顔ドワーフの話に付き合い

ロイ(あいつかぁぁぁぁぁぁぁああああああああ・・・!)
整理が終わったころには顔が引きつっていた

この国に燦々と輝く汚点 誰に話しても恥ずかしい 王政が崩壊し議員制が導入された張本人
その男の誕生以来 同じ名を持つ王国民はおらず 当時同じ名前の者もこぞって改名した

超絶クソッタレ暗君が暗君っぷりをいかんなく発揮した時代に飛んでしまったのだ

ロイ「い・・・色々と教えてくれてありがとう 俺はちょっと風に当たってくる・・・」
とひきつった笑みのまま席を立ちα-12を連れて酒場の外に

ロイ「・・・どうしよう」
と見もふたもない相談を始めるのであった
244イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/09(月)22:07:06 ID:Ubi [1/2回]
【にちじょ】

「月月火水木金金の精神だ。ガンバロ」

 スプロールにおけるデッカー権限委託企業なインペリアル・エンジニアリンク社。
 よーするに終焉の遠未来の出向機関なワケで、その価値観そのまんまな事をほざいているのはイムカ。

【駄菓子菓子、サラリマンのカロウシが常態化したスプロールにおいては、
 この程度の労働環境などチャメシ・インシデントなのだ!!】

「というわけで、肖像権からいろいろガン無視で作ってみたゲームは見事大失敗に終わった。
 世の中、高難易度ゲームを求めているかと思ったらそうでもないらしい。以上。働け!」

 号令と共にデッカー班の皆さまは即座にビークルに駆け込み現場に急行。
 平均継続労働時間58時間突破の美しさよ!

 さて、色々あってこんな糞ブラック・・・シツレイ。越境者にも門徒を開いているアルバイト先にやってきた、
 キアイの入っている野郎(あるいはただのバカ)はいるか――?

//コレでも社会的保障がアレすぎる越境者の安定稼ぎ先のひとつであることは変わらない!払いもいいぞ!
245タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/09(月)22:13:31 ID:5xP [1/4回]
>>244
「月月月月月月月……」
「トーフを置いて、たんぽぽを乗せて、ボタンを押して、トーフを置いて、たんぽぽを乗せて、ボタンを押して……月月月月月月月」

さて、ぶっ通し労働120時間を記録した半人は正に模範的と言えようか
問題としては有機的な部分は10時間目にして寝て、あとは無機的にういんがしょんういんがしょんと単純作業を繰り返しているだけではあるが

「……ん、あれ?どーも、こんにちはトーフを置いて」

しかしそれでも見知った顔との再会にはちゃっかり再出する有機部分、ひじょーに便利な使い分けなのだった
尚その作業内容は実際のところちょっとアレな訳だ
246 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/09(月)22:14:19 ID:2qV [1/4回]
>>244
「道徳の時間をバカにしてたガキの未来がこれだ」
ヒーンと泣く間も与えられず、いつもの刀とエナジードリンクのみを持ってビークルに乗せられるソーマタージ。
労働基準法も人権意識もやたら高い意識すらもない極限環境。適合するのは微生物でも不可能だろう。

元を正せば怒りに身を任せてカチコミに向かったのが悪手中の悪手だったのだが、過去は気にしない主義だ、
勝手にハッチを少しだけ開け、飲み干したドリンクの瓶を捨てる。何のかんの言いながらこのイカれた時代に割と適合出来ている感性の持ち主なのだ。


「今日の仕事はなんだ。出来れば得物を振り回さないタイプのがいーな」
247イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/09(月)22:26:00 ID:Ubi [2/2回]
>>245-246

「タェンティース、そろそろ起きろ。その仕事は3時間前に終わった」

 実際にはトーフ・タンポポではなく、ラインで運ばれてくるビークルに、
 パーツはガチャコと嵌める超絶単純作業(そのクセ精密性とパワがいる)だったのだが、
 まあ、感覚的にトーフタンポポでも問題なし。

「ソーマタージは糞ゲー云々と発狂する前に、ゲーム実況中にヤク中かましたということで、
 社会奉仕活動(強制)の労役時間がまだ過ぎていないからな。一応、お給料はでるぞ」

 イムカの声と共にキャバーン!とタェンティースとソーマタージに口座振り込み!

【半人については次の瞬間にザッケンナコラーな人達が半分持ってっちゃいます。去り際におむすびとお茶くれた】
 【ソーマタージに至っては、奉仕活動ゆえか労働に見合わぬ糞安いマネーが入り、今飲んでいるエナジードリンク代が引かれてなんとマイナス!】

 ナムアミダブツ!これが越境者を取り巻く世知辛い現実だ!
 エターナルチャンピオンとて資本主義の闇からな逃れられぬッ!!

「よし、それでは次は我が社のイベントのヘルパーだ。会場に行くぞ」

 相も変わらず無駄に活動的な超絶ワーカーホリックなイムカである。
248ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/09(月)22:35:40 ID:2qV [2/4回]
>>247
「大麻か何か吸いながらアニメ実況するヤツいるんだし、合法だと思ってた」
肩を竦めて口座を確認。これでは楽しい事に一銭たりとも使えないではないか。むしろ働くごとにカネが減る悪魔めいたシステム!
罰(エタ-ナルパニッシュメント)だ。と苦々しく呟くと、コートのポケットにまだ入っていた最後のドリンクを呷る。かき氷シロップを虫除けスプレーと炭酸水で割った様な味がした。

「イベント?売れるような商品なんかあったのか?」
訝しむ態度を隠そうともせず、束の間の一服を終えて渋々追従。
彼女も相当に働いているはずなのに疲労の様子が見えないのは、果たして感受性人間性に問題があるのか、それとも身体機能の差なのか。
「前者であってほしいな」

「ヘルパーったって何すンだよ?俺っちが人の仕事手伝えるように見えるか?」
事実ではあるし自覚もしているがロクでもない事をサラッと確認。
なんとなーく嫌な予感だけがする、地獄のドライブめいた心境だ。
249 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/09(月)22:38:09 ID:5xP [2/4回]
>>247
「はっ!?そ、そうでしたか、おかしいですね……」
「次はキュウリをカッパに与えるお仕事だと勘違いしておりました」

頭を抱えて軽く横に振った
ともあれ混沌の単純仕事はどうやら片付いたらしい、お給料をシャッキントリの皆様と仲良く分け合って手を振り別れる
尚今回の半人からの彼等へのお土産は鳩型のサブレーであった。一人一枚!

「ホールの?あ、ソーマ様もご一緒なんですね」

助かります、と荒事に長けた彼の同行を喜ぶ
その時点でアレだ、イムカの持ってくるお仕事の内容の諸々を察していると言っても過言ではない
250イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/09(月)23:20:11 ID:TI0 [1/1回]
>>248

「そんなわけあるか」

 ズビシとソーマタージにチョップ。クスリ、ダメ、ゼッタイ。
 まあ、スプロールでは薬物はものすげーカジュアルだけど一応はデッカーだからね。仕方ないね。

「働けどカネは減る一方か。半永久的労働機関の誕生だな」

 イムカはイムカで本人なりにジョークで場を和ませようとするが、センスが糞のためご覧の有様である。

【ちなみにイムカに疲労が見えないのはたぶん前者も後者もひっくるめた全部な!】

>>249

「まったく、完全に途中から全自動モードだったろ」

 ジトーっとワリと便利な機能な半人を見るイムカ。
 しかし、有機的意識の所在はともかくとして、こなしてくれれば文句無し。精神論など知らん。

「あと、だ。毎度毎度私は荒事持ってくると勘違いしてもらっては困る。
 今回のオシゴトは実際に平和なものだ。今日は一度もしめやかに即死!とか爆発四散!とは縁のない一日になるはずだ」

 エスパーめいて半人の心境を察知しつつも、ビークルに乗れ乗れと誘導。

>>248-249

【んでもって】

 カチグミ専用ランウェイを時速490キロとか大分頭の悪い速度で駆け抜けて会場に到着!!
 なお、途中で無謀にもヨタモノが改造バギーで強盗襲撃をしかけ、悪名高いイムカを見た瞬間に心底後悔したとかいうエピソードを挟んだ。
 それもバギーに越境者、のちにグレネードが投げ込まれ、すぐに後悔する必要のない身分に慣れたので結果オーライだ!

【いっぱい死んでいっぱいBOMBるのがエンタテイメントの正しい在り方だ!】

「というわけでモーターデザイン展の会場だ。我が社も出展している。ほら、着替えるんだ。TPOをわきまえろ」

 日常茶飯事な惨事をすぐさま忘れたイムカはシュっとしたビジネススーツ(全身オーダーメイド。エリート!!)に着こなしながら言う。
 今回の越境者達の労働(既に勤労時間は数十時間越え)は出展ヘルパーである!

【TPO!場をわきまえた恰好hが大切!それぞれに支給されたカバンを開けて着替えるべし!】
 【半人→身体のラインバッチリなレオタード!ペルパーというよりどう見てもキャンペーンガールだ!】
 【又ジ→デカイ着ぐるみが入っていた。ちょっとディズn…げふん、ネズミーなキャラクター。正確に表現したらえらい事になる!】
251タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/09(月)23:30:57 ID:5xP [3/4回]
>>250
「あ、バレました?」

バレないとでも思っていたのだろうか、しかし叱責がないのを見て安堵
実際その手の仕事に関しては変に判断を挟むよりも早い、しかも内容毎の微調整は事前に有機的に判断して行えるのだ
『ニア』の表向きのコンセプトが戦場毎に順応する兵器であるのを、ベルト作業のアルバイトで立証すると言うのもなんともアレな話ではあるが
そして戦闘と、悲運な被害者の話は華麗にスルーだ。いちいち構っていたら尺が足りない!何故こんなにも荒事が巻き起こると言う!(疑いの眼差し)

「はーい」
「……お待たせしました、わたしもスーツの方がよかったのでは……?」

ささっと着替えて存外にもフツーな反応を示す半人
スラリと伸びた白い手足、顔付きもまぁそれだけ見ればそれなりではある
体格としてはフツーにフツーだが、まぁ悪くはないと言うことを示しておこう

「……バトルスーツとほとんど変わらないですし、これでヘルパーって何をすれば……?」

そう、半人が生まれた時から愛用しているレオタード状の紺色のバトルスーツ
それとほぼ同じな衣装の為、抵抗は少ないし人前に出る事にそこまでの違和感も覚えない!残念な半面半人的には重畳と言えようか!
252 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/09(月)23:33:58 ID:2qV [3/4回]
>>250
「お前に壊滅した人間性以外の弱点があるとすれば、ギャグセンスだな」
チョップされた部位の痛みを紛らわそうと摩りながらボヤく。
ジョーカーの方がもっと面白みのある事を言えただろう。シツレイな考えの対価は、ヨタモノの車への凸という形で早々に支払われた。


それからどうした。

「あの野郎の奥歯を飲み込んじまったよ。ウェー」
「着替えてくる、覗くなよ、………?」
全身の血のりやらオイルやら煤やらを払い落とし、懐から取り出した紙袋を小脇にトイレに向かおうとするソーマタージ。
犯罪者ではあるが、話し合いに赴く事もある。然るべきタイミングた着るべき服ぐらいは分かっている。
と思っていたが、どうやら既に用意されていたらしい。用意のいい事だ。

カバンを開けて中身を確認───閉じる!辺りを見渡す!
「───ああ、クソ───」
「お前ンところ、一回十割の非で訴えられた方がいいぞ。法務部が育ってないから超えちゃいけないラインでスタート切るんだよ」

逃げ出すか?先に殺される。これを着るか?世界が世界だ、無いとは思うが後が怖い。
着替えるべく閉じこもったトイレの一室。ウンウンと腕を組んで考え、やがてソーマタージは厳かな顔で懐からスプレー缶を取り出す───

「───Let's hope this time we can get this band back together again!」
トイレから現れたのは…ゴウランガ!元の色使いが分からないほどに、雑多なカラーで汚された着ぐるみ!
色彩の狂った迷彩模様を思わせる、極彩色の体表。背中と胸元には誤魔化すためのインペリアル・エンジニアリンク社の社章!
シルエット以外の全てをかけ離れさせ、難を逃れようというのだ!何たるドタンバ・タクティクスか!

「キャンギャと着ぐるみって全体的におかしくねーか?」
豊満なビジネススーツウーマン、あからさまなキャンペーンガール、グラフィティと言えば何でも許されると思ってそうなネズミー。
着ぐるみの中で、ソーマタージは現状を鑑みて頭痛を覚えた。自我を責め立てる慢性的なものではない、もっとアレなものを。
253名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/09/09(月)23:45:54 ID:iMH [1/1回]
>>251

「こう、ビークルに腰かけて愛想でも振りまいていればよかろう」

 イムカの指示はこれまた極めて雑だ!
 あんまりこのテの機微には頓着なさげ。必要性ゆえの行動と理解とはまた別の話なのだろう。

「君の場合は…まあ、カッコイイポーズでもキメておけばいいんじゃないかな?」

 ほんっとに雑いイムカの指示である! が、それでもガワは良好な半人である。
 明らかにビークルよりそっち目的なカメラ小僧たちが現れだす。ついでにマスコミも!

【半人のキャンギャルテクニックによってSNSやらなんやらの評判が大きく変わる!ガンバロ!】

>>252

「うむ?何かおかしくなったがまあまあありだ」

 と、変色したアレなソーマタージにイムカは頷く。あまり気にしていないよーなアレだ。
 そして同時に――

「………」

 夢の国からやってきた黒服のヤベエ奴等(超絶サイバネボディに軍隊にビックリなウェポンをお持ち)はそそくさと去っていった。
 誰も気づかぬし評価もされないが、まさしくファインプレーである!!!!

「こういうゆるきゃら?も大切らしいぞ。よくわからんが」

 もしかしなくても、このクソッタレ采配は理解する気ゼロの軍人様がハンパな必要性に迫られたアレだアレ!
 まあ、とにもかくにも催しに着ぐるみキャラは不可欠!ガンバロ!

【立て札もってにこやかに案内しつつ愛想を振りまく!ソーマタージに与えられたミッションは過酷であった】
 【なお、クソガキがケツに蹴りを入れてきやがる。いるよねこういうクソガキって(直訳!)ゴアはダメよ!子供は不死属性なのだから!】
254タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/09(月)23:54:11 ID:5xP [4/4回]
>>253
「あ、ソーマ様のそれ知ってます、ピOチューですよねピカOューもごごっ!?」

ギリギリ違うけれど危険度としては似たようなネズミのアレを口走り、さっき別れたはずのシャッキントリの方々に素早く口を塞がれる

「カッコイイポーズですかぁ……うーん……」

浮かび上がるのは全身を使って太陽への賛美を示すバンザイなポーズとか、忍者がリンピョウトーシャ言いながら両手をごにょごにょやるアレだとか
しかしてどれもイマヒトツ映えには欠けるなぁと思案、この手の所作は案外難しいのだ

「……そうだ、これを持ち上げてアピールしつつ、カッコよく決めればどうでしょうか」

言いながらもビークルに歩み寄り持ち上げ、ラストシューティングめいたスタイルにて片手で掲げる!
成る程目立つ!これならば新型のビークルの下側までバッチリ見れるね!
255 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/09(月)23:59:47 ID:2qV [4/4回]
>>253
かくして平和は守られた。それがいいか悪いかは別として。
必要らしいからよく分からないけどとりあえず入れてみたという、如何にもなアレに溜め息を零す。どの世界でもこういう手合いはいるものだ。
「次からは別の手も考えておけ」

そして楽しいお仕事の時間だが、そこは存外上手くいったと言えよう。
元々何かと芝居掛かった動きをする男なのだ。求められてる愛想かどうかはまだしも、着ぐるみらしいおどけた動きと案内は問題無くこなす。……そこだけは。


「あいたっ……、クソガキ、あっち行ってろ」
こういうガキもどこにでもいる。シッシッと手で払いのけるが、効果は彼も期待していない。
最初の一発は静かに耐える。しかし二発目が叩き込まれた瞬間、彼は動いた。カタルシスの瞬間へ! ろくに溜まってないじゃんとかは言っちゃいけない。

グリンと180度回転する首!あり得ぬ方向へ曲がり頭を鷲掴みにしようとする腕!ギギ、ギと視線を合わせようとしゃがむその頭、ハハッと笑いそうな口に切れ目が走る。
神妙なる体躯の操作により、着ぐるみの中で回転、オマケに引き抜いたドスで口を開いたのだ!余裕のあるスペースとサイボーグの身体能力、先天的センスが成せる技!
斬り裂いた肌から溢れる血を忙しなく着ぐるみの内部に塗りたくり、極々微細な電流を流す。やがて切れ目は大きく裂けた口と化し───

「───GoooOOooAaaaaaaAAAAAaaHhh HhhHHHHH!!!!!!!」
地獄の金属を引き裂いたかの様な、甲高く恐ろしい叫び!中世の拷問棺桶めいて、鉛色の牙が無数に生えた口腔が、ガキの頭を丸齧りにしようと獲物を狙う蛇の如き俊敏さで襲いかかる!
───無論、寸止めだが。 こういった手合いは大体不死属性だ。そもそもこんな場で騒ぎを起こしたらそれこそイムカに殺されかねない。(偏見)
なのでここは大人らしく、精神に著しいダメージを与えるだけに止めようとしているのだ。彼は狂っては──その様に振舞って──はいるが、打算までは捨ててはいないのだ。
256 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/10(火)00:02:05 ID:5iZ [1/1回]
>>254
「次ピカ○チュー言うたらしばくゾ」
口を押さえられる半人に苦い顔を浮かべ、もう少し塗りたくる事を決意するのであった。
そもそもピ○チュー単色だろ!と気付いたのは、三層にまで色を塗り終えてから。
257 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/10(火)00:06:15 ID:aUK [1/1回]
>>254

「「「「ンガーッ…」」」」

 カメラ小僧の多くは余りにパワフルな光景に文字通り開いたクチがふさがらない状態となり、
 何かシツレイシマシタとそそくさと去ってしまった!スモトリ!

「すごいぞ!」「あれがパワ!」

 しかしてマスコミは大いに注目。超軽量ビークルを持ち上げるフィジカルガールという、
 微妙に何処を狙っているのか分からない方向性の記事をこしらえる!

「ふむふむふむ」

 イムカはSNSの様子をじーっと見て、ビークル注目5%、ポンコツ注目95%の現実を確認!

「………」

 頭を抱えてため息をつきつつ、タェンティースをハリセンでペチペチ。制裁!

>>255

 意外や意外。着ぐるみ案内役は結構サマになっていたソーマタージ君。変なトコで多才である。
 まあ、おどけたムーヴはそれなりに及第点だったであろう。

【しかして、おガキサマに対する堪忍袋の温まり方は瞬間湯沸かし器めいている!】

 ゴスゴスおケツを蹴っていたガキも次の瞬間に着ぐるみが見せた、
 どこぞのピエロなペニーワイズもビックリなムーヴにはびっくり仰天!

「アイエエエエエエエエエエッ!?」

 しめやかに失禁しつつ脱兎!なんたる溜飲の下がる光景か。

「………」

 それを見ていたイムカは…まあ、実害なければよしというかむしろOKだ、とサムズアップかますのだった。

【越境者…それは世界を旅する者――んで今はこうやってとんちきバイトに精を出すだった。現実…これも現実!】

//ではではこれにーて!
258ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:05:53 ID:h6w [1/5回]
【前回までのあらすじ】
吸血鬼狩りを依頼された一行は、男子禁制の修道院へと潜入する。

「次は料理だ。もうお昼の時間だ、聖母マリアも皿までがっつきたくなるくらいに作れ」
時刻はお昼。厨房の一角、空いた木箱の上に腰かけ、ソーマタージは紫煙を吐き出す。
ロングスカートにも関わらず、不遜に組んだ足を時折組み替えながら。
「氷の微笑ごっこ」


「料理ぐらいは出来るだろ。俺は様子を見てくる」
鍋、釜、その他諸々。ガスコンロなどの機器こそないが、材料も設備も十分に整っている。
鍋に水を張っただけで仕事の九割を終えた気になったソーマタージは、立ち上がりのそのそと厨房の外を伺う。
丁度お昼の時間。料理が出来上がる頃には、シスター達は疲れを労いながら食堂に来るだろう。

「予算を抑えるために清貧を尊ぶところだ、ありがたい事にな。メニューはいつも一種類、何かを仕込むのにこれ以上のものはない。
 ……料理出来るよな?今になって不安になってきたぞ」
希望者は別の物が出されるが、あれこれと考える必要はない。ただ量さえあれば。
……問題があるとすれば、ここには英国人がいるという事か。

「おっとそうだ、何を使ってもいいがこれを使え。たっぷり」
ニンニクを投げ渡し、ソーマタージは腕を組んで食堂の中を伺った。
この世界の吸血鬼とその眷属のグールはありがちな種類、ニンニクを嫌う。つまり料理を避ける者に可能性があるという事。
……もっとも、人とよく会う年頃の女子でニンニクが好きな人というのもあまり思いつかないが。
【判定:調理→女子力もとい生活力が試される!!】
259かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:15:15 ID:4En [1/5回]
>>258
女子力? あるわけねぇだろ

ジョージ「料理・・・ですか」
タラリと垂れる冷や汗一つ ブルジョアはキッチンには立たない
座っていれば飯が向こうからやってくる環境で育った男だ

昨今の越境者生活でそんなブルジョア生活には変化している者の 今まで包丁なんて握ったことはない

未知との遭遇だぞジョージ改めジェリー がんばれジェリー!!


~それからどうした~
ジョージ「で・・・できました」

こうしておててを番増高だらけにして作り出したものは 不揃いで不格好なカット根菜のごった煮シチュー 味付けは塩のみ
親の仇が如く煮込みまくったので具材の旨みはほとんど流れ出てしまった上に エキスが出まくった煮汁は一度捨ててしまっているので旨みがほとんどなお

まぁよくあるイギリス飯である

ジョージ「ど…どうぞ・・・」
おずおずと差し出したが体のいいおんなのメシマズスープ 果たして!!!?
260 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:16:30 ID:IJf [1/4回]
>>258
「……一種類、ですか」
「正直、それでは私はうーん……パスタでも作りましょうか?丁度バジルもありましたし」

バジル、松の実、チーズ、オリーブ油、そしてニンニク
これらをミックスして粉々に刻み合わせ、ソースを作りあとは麺を茹でるだけ
お手軽簡単、美味しくニンニクも使われながらも香草や実の香りでガーリック臭も緩和されている
スパゲティジェノベーゼだ、珍しく汁物ではない
ソーマタージの張ってくれた鍋の水もキチンと使い切れるし、ニンニクという大前提も果たせている
疑問形であるのは、同行者の料理提案内容を尋ねる形でもあるが故である
無論許可がおりれば作り始めるし、同行者の提案がベターとあらばそちらの手伝いを始めるだろう
261 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:35:42 ID:4En [2/5回]
×番増高
○絆創膏
262ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:39:25 ID:h6w [2/5回]
>>259
「ガキの頃、おままごとでこういうのやったっけな。雑草千切ってきて水に浸すの」
苦々しい顔を隠そうともしないソーマタージ。冷静に考えれば、彼は英国人である前に貴族。料理の心得があるはずもない。
イディオットめ。と言ってやりたくもなったが、そこは自分の采配ミスか。眉間を摘んで考え込む。

「───オー、料理とは野菜を乱暴に茹でたりうまあじを捨てるコトとチガイマース。スカム野郎め!」
わざわざ自分の分をよそってから、嫌味ったらしく卓袱台返しするだけに済ませた。鍋丸ごとひっくり返すと危ないし仕事進まないしね。

>>260
対するこちらは、お手軽だがそれ故にハズレのないパスタ。
ノルマであるニンニクだけでなく調味料もモリモリ。出す料理としては申し分ないだろう。
というより、これでいいと思っている。ドラマの外国人は大体スパゲッティだけだったし。


>>全員
『神よ…』『ウェー…』『うん…うん…』
ソーマタージの有無を言わせぬ雰囲気により、変更を申し出なかった者には容赦なく盛られていくスープとパスタ。
お通夜めいた重々しい雰囲気は、食となった命への感謝とは最も遠い位相に位置するもの。なまじ味覚があるが故にキツい。
「宿題だジェリー。材料を三つ以上使って、尚且つ火を使う料理を何か一つ覚えてこい」
263ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:39:38 ID:h6w [3/5回]
>>全員
「さて、事前に告知しておいたので吸血鬼どもはこれを避ける事が出来る。俺らに狙われてるとは夢にも思わずにな」
自分たちの分の賄いを口に運びながら、ソーマタージはリストアップした紙をめくる。
記されているのは、今日の料理を食べなかった者達。それなりにはいるが、その中でも怪しい者を選んだ。
掃除という名目で見て回ったタェンティースには、知っている顔もあるだろう。

「まずアイツだ。シスター・ボーンナム」
口の中の物を飲み込んでから、コッソリと食堂の方を指差すソーマタージ。同年代と比べると少しふくよかな体型の、三つ編みに眼鏡の少女だ。
席の近くの人と話すでもなく、挙動不審気味に食事にありつく。

「二人目はシスター・キリエ。性格キツそう」
水で口の中を洗い流し、コッソリと食堂の方を指差すソーマタージ。ボサボサの髪と不機嫌そうな顔の少女だ。
陰気な気配と目の下のくまは、聖職に携わろうとする人とは到底思えそうにない。

「三人目はシスター・デ・サンナ。成績はそう悪くないらしい」
コッソリと食堂の方を指差すソーマタージ。陶器の様に白い肌と、人形じみた無表情の少女。
凍てつきそうなまでに冷たい気配は、自分含む全てに興味が無いかの様。

「最後はアレだ。シスター・ゴメシア」
ゲンナリした顔で食堂の方を指差すソーマタージ。岩の様にゴツゴツした輪郭、荒れた肌、大きい鼻、毛の生えたホクロ。細い目。非常に男らし……特徴的な顔のブ……少女だ。
近くの席の生徒と談笑に花を咲かせるその目は、まるで値踏みしているかの様な、嫌な気配を見る者によっては感じるかもしれない。


「俺は一番最後が怪しいと思う。お前らは?
ソーマタージの性格だ。理由は言わずとも分かるだろう。
ゴホン、と咳払いを零し、真面目な顔で彼は続ける。
「……いいか、早いうちにカタを付けるぞ。今夜から張り込みだ。
 吸血鬼は甘い相手じゃない、万全を期して、全員で見張る」

「だが、こんな美女と変なのとチンチクリンが夜毎に張ってるなんて聾唖でも分かる。そうなれば、敵はさっさと逃げ果せるだろう。
 チャンスは限られている。誰を見張るか、よく考えて決めろ。……俺は一番最後のが怪しいと思う。見ててムカついてくるし」
264かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:52:09 ID:4En [3/5回]
>>262
ジェリー「食えないわけじゃないのに・・・」
と 調味料をぶっこんでモグモグとふつうに食べ進めるジェリー さすがはイギリス舌 ということだろう

なお宿題に関して彼は 魚と芋と油を使ったフィッシュアンドチップスを覚えてきたという
ガチガチに固めた衣で火加減もいい加減にグダグダになるまで揚げまくるという
天啓的イギリス飯をこさえてくるジョージ・・・おっとジェリーであった

~それからどうした~
さて 容疑者を紹介されて果たして誰だろうと思案顔
するとソーマタージの頭上 ほわんほわんほわーんと雲形吹き出しが現れ

そこからミニマムサイズのアキレスが参上

あきれす「はいはい はーい!! ボーンナム!! ボーンナムが怪しいと思います
     だってボーンナムだよボーンナム!! 犯人デスって宣言しているようじゃん!! ねぇ ねえってば!!」

などと喚いた後 吹き出しが縮小するにあたって姿を見せなくなった

ジェリー「シスターゴメリアは確かに怪しいですが・・・私はシスター・デ・サンナが怪しいと思います
     あの白い肌が気になります 吸血鬼はアンデッドであるが故 血色が非常に悪いですからね」

と あきれすをまるっと無視してジェリーは続けた
265 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/11(水)22:54:39 ID:IJf [2/4回]
>>262
「……野菜のお味が染み出したスープは、捨てる事なくそのままの方がよろしいかと……」

ジョージのスープをひとくち啜って苦笑、成る程鍛えられる訳だ(シツレイ!)
尚半人の料理スキルはフツーに高い、と言うか料理本やサイトをそのまま無機的に記憶し取り出す事が出来るのだ
更に有機的な部分としてもそのような作業が嫌いではない、大体いつもは汁物になるという欠点も有してはいるが

そんでもって?

「ん、美味しく出来た……」
「……ふ、ぅむ、吸血鬼は一体……なんですよね?」

ソーマタージが最後のシスターを、となると一人どうしても見張りが足りない
ともあれならば容疑者として怪しさが上位のものから潰していく他にはないだろう

「……わたしもシスター・デ・サン「ボーンナム!ボーンナム!」……ではわたしはシスター・ボーンナムさまを……」

言いかけてミニマムアキレスの幻影に引っ張られたのか趣旨変えである
266ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:09:51 ID:h6w [4/5回]
>>264>>265
「料理の破壊者めぇっ」
ワナワナと震えてから怒るという今時珍しいタイプのキレ芸を披露するソーマタージであったとか。

それからどうした。

「こういうのは俺の役目だと思ってたんだが」
手掴みで吹き出しを小さく圧縮しようとしながら、二人の意見を吟味する。
本来なら全員で一人を見張るのがいいのだろうが、分散してしまった。少し考えた後、手のひらを合わせて口を開く。

「……分かった。じゃあ一人一人見て行くとしよう。俺はあのブスを、ジェシーはデ・サンタ、タェンティースはボーンナムだ」
「ただし、今夜は手出しは無しだ。確固たる証拠を固めて全員で押し入る。その方が勝算もある」
【判定:スニーキング→バレずに見張れるだけのものがあるか】


「もしも逸る気持ちを抑えきれなくなった時は、或いはバレて大声も出せなくなった時は……貴重品で本当は死ぬほど渡したくないんだが、これを渡しておく」
取り出したのは、真珠を思わせる丸い物体。ちょうど耳の穴にフィットする程度のサイズだ。
『こうやってつけんだよ』と解説も終われば、ソーマタージは自分の耳から引き抜いた。

「リンクパールだ。エーテル界を通して装着者に声を……要するに無線機みたいなものだ。
 だが逐一報告していては気付かれるかもしれない。なので、もし火急の用がある時はこれを壊せ。マナの乱れがノイズとなって、俺らだけに届く」
機械が不得手なドワーフでも使えるよう用意したものだが、こういったファンタジー世界でもよりファンタジー濃度の高いところでしか使えなかった代物。
貴重な品ではあるが、道具とは使うべき時に使って始めたその価値がある。
「簡単だろ?これを耳に突っ込んで、いざって時は壊して俺らを呼ぶ。そのいざって時が無いのを祈ってるが」

かくして半月の最中、静まり返った夜中の寮にて作戦は始まる。各々の潜入スキルに身を任せ、それぞれ選んだ人物を張り込むのだ。
「胃が痛くなってきた」
267かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:21:45 ID:4En [4/5回]
>>266
アキレス「ぬわー」
あわれ ソーマタージに吹き出しを潰されるあきれすであった

~それからどうした~
夜と言うのは魔狩人の世界である
そこで動く術は心得ている

とも立てずにデサンタのことを見張る

もしものことを考えてリンクパールも装着し準備万端

後は相手がボロを出すのを待つのみであるが・・・他の皆は巧くやっているだろうか?
それだけが心残りである
268 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:22:56 ID:IJf [3/4回]
>>266
「分かりました」
「……そうですね、今夜はなるべく証拠を抑えて……吸血鬼と戦うならば夜は避けたい所です」

とは半人の知る限り、昼夜であれば前者の方がまだニガテとしている同種の多さからである
最も、この世界のそれがそうとは限らないが可能性のひとつとして不安の種は取り除いておくに限る
真珠めいた球粒を受け取り頷き、耳に嵌め込み準備も完了
いざスニーキングミッション開始である

「……」

半人のそれは得意とはしてはいないが、矢張り知識として優れたものがあった
無機的に呼吸や心音、発熱などを制御しひととしての活動を極限まで止める
更に言うなれば仲間達の中で優れた隠匿術の使い手の(老兵やドラゴンヤクザ、忍びと言った)モノを目の当たりにしてもいるのだ
一朝一夕に身につく程度のモノでは決してないと断定出来よう、最も吸血鬼の鋭利な感覚を欺けるかは別として
269ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:37:42 ID:h6w [5/5回]
>>267
夜の更ける頃、静かに開けられるドア。幽鬼めいた足取りで現れたのは、寝間着姿のシスター・デ・サンタ。
手に持つのはランタン。しかしその光量は絞られ、殆ど手元と一部しか照らさない程。

ひたり、ひたりと静かに暗闇の廊下を歩くシスター。その目は何も見ていないかの様な朧なもの。
───ソーマタージは彼女を『何にも興味が無いかの様』と称した。そもそもその認識が誤りだとしたら?“興味を持つ事も出来ない状況”だとしたら?
時折振り返り、人がいないかを確かめる。その動きは、まるで昆虫めいて無機質な気配───

問い掛け(リドル)への思考時間は然程与えられず、シスターは適当な部屋の前で立ち止まり、二度戸を軽く叩いた。
───無論、ここまでに何もなければの話だが。 僅かなものとはいえ光は光だ。オマケに、対象は辺りを確かめながら歩き回る。
【判定:スニーキングスキル(中~高)→バレずに追跡出来るだけのものがあるか】

>>268
草木も眠るウシミツ・アワー。死んだかの様に静謐に紛れる者を感知出来る者など、そうはいない。
それは、この寮においても例外では無い。吸血鬼が気付いているかは不明だが、日中の活動とアレな食事で疲れたシスター達は、終ぞ気付かない事だろう。

『………………・・………・………・・・・』
シスター・ボーンナムの部屋の前では、奇妙な声が聞こえる。何かを囁いている不明瞭な声が。
ドアの隙間から覗くのは、ランタンの微細な灯り。起きて、何かをしている。

『…………フフ、フ………』
押し殺しくぐもった笑いは、まるで地獄の囚人を嘲るかの様な不吉な気配を思わせるもの。
【判定:聴力(高)→紙に何かを書いているかの様な、性急に擦れる音に気付けるか】
270かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:48:55 ID:4En [5/5回]
>>269
確かにジョージにはステルスに関する技能があった
だがそれはあくまでもサブ的要因であり ありていに言ってレベルは高くなかった

ゆえに遅かれ早かれ気付かれてしまうだろう
ダカラこそジェリーは行動を起こした

煌々と炊いたランタンをもって角を曲がって姿を現したのだ

ジェリー「お疲れ様です 夜の見回りですか?」
と いかにも同じ目的でであるいてますと言わんばかりに微笑みかけてみたが 果たして?
271 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/11(水)23:52:14 ID:IJf [4/4回]
>>269
「……(起きている?……明日の朝も早いと言うのに)」

常ならばシスターとは日の出よりも先に目覚めるモノである
若さという武器で無理矢理に睡眠時間を抑える事は出来るであろうが、しかしそれでも限界はあるはずだ
食堂での挙動の不審さを想起、果たしてそれはどのような……いわゆるボッチ的な?ものではなかったか?

「ん……(書き物?日記、手紙……?)」

この世界の文字形態をよく学んでおくべきだった、と半人
仮にそうであらば、筆音である程度の文章内容を把握するという離れ業も叶ったのだ
それも無論、無機的に強化された五感を持ってして成せる技と言えよう
272 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/12(木)00:03:30 ID:zg0 [1/1回]
>>270
『───ええ。───夜の』
ゆっくりと、単語一つ一つを口に出すようにして言葉を紡ぐシスター。
ガラス玉めいたその瞳はジョージの顔を見て、ランタンを見る。その間一切の表情の変化を浮かべずに。

『───SSSHHHYYYッ』
蛇が威嚇するかの様な鋭い音!先程までの言葉と動きの緩慢さからは想像も付かぬ俊敏さで、シスターが動く!
アンダースローに振るわれた手から放たれるのは、彼女の持っていたランタン。ジョージの持つ物を破壊し、光を奪うべく宙を切る。
同時に、シスターは四足歩行の動物じみて床を履い、猛烈な速度で離れた。この場は一旦距離を取り、今夜中に確実に殺すために。

即ちこれこそ彼女の正体。ジョージの推測は概ね正しかったと言えよう。
───違うところがあるとすれば、彼女は眷属に過ぎなかったというところだが。

>>271
『臆………!………・・・…………』
カリカリ、サリサリと硬い材質の物が紙を擦る音は引っ切り無しに続く。
微かに漏れる声は高揚を孕んだもの。まるで仕事がもうすぐ終わるかのような……

筆音で文面まで感じ取れるだけの才があるならば、部屋の中で描かれているものが朧げながらでも感知出来るかもしれない。
まっすぐ引かれる線。微かな曲線、もう一度引かれる線。曲線。楕円じみた円。曲線……。
食堂での彼女の身じろぎ。俯き加減で周りの会話に馴染めた様子のない黙々としたそれは、友達のいない所謂オタクめいて───

『───臆、耽美───!この上腕二頭筋…三角筋……私やっぱイイかも……!』
誰にでも秘密というものはあるものだ。遠くでカラスが『アホー』と鳴いた。


//今回はここまで
273魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/14(土)22:22:11 ID:V4k [1/4回]
前回のあらすじ

アインが魔剣を欲しがっている。
胡散臭いJK情報屋『A』から非合法の闇オークションと会場である波止場の倉庫の存在が齎される。

お金ないから襲撃して魔剣かっぱらおうぜ?
尚、仲間に支払う依頼料は潤沢の模様。

なんやかんやありそうなので其処ら辺を踏まえた上で立ち回ると良いやも知れぬ。

---

アイン
「と言う訳で波止場の倉庫前だ。現在、我々は物陰から倉庫の様子を伺っている訳だが…
 倉庫前に見張りらしき野郎が三人ほどうろついている」

A
「んー?男のヒトかー、珍しいね?」

アイン
「この世界は女性優位だからな。正直戦っても大体は女のほうが強い。
 必然、アンダーグラウンドの勢力図も女性に偏る訳だが」

そんな状況だ。さて越境者らはどう動く?
274イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/14(土)22:27:10 ID:lsB [1/5回]
>>273

「早々に警戒されるとアレデスし…デスーん♪」

 ピコーンと何か頭に電球マーク出現させたのはα-12。
 このクッソアヤシー作戦にノリ任せで参加したっぽいトンチキトルーパーである。

「ここはやっぱりα-12の溢れんばかりの女子力でモブ男×3などあっさり誘惑。
 しかるのち暗がりでフルボッコ排除というカンペキすぎる作戦でGOしかないデスね!」

 ガスマスクにラヴ一休と描かれたTシャツにホットパンツという、
 見るモノが頭を抱えて正気を鑑みそうな恰好のα-12はそうのたまうと、

【ナムサン!勝手に納得して早速堂々と見張りの前に姿を現さんとするではないか!】
275 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/14(土)22:27:38 ID:lsB [2/5回]
>>274
//しょっぱなからお名前ミス太郎である!!!
276ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/14(土)22:30:46 ID:wpm [1/3回]
>>273
ロイ「依頼金で買うことは出来んかったんか」
その物騒な内容に閉口するアゴヒゲのおっさん

ロイ「まぁいいや トゥエルブが上手く誘惑してくれるらしいから
   それに期待しよう」
とやる気は少しすくないが まぁなんとかなるでしょうきっと
277 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/14(土)22:31:37 ID:PHW [1/3回]
>>273
「……正面突破は……そうですね……」

通信の手段の有無が不明ではあるが、恐らくその手の魔法も存在するだろう
故に刹那に無力化する必要があり、どうしたものかと考える

「わたしが囮役でそれとなく出ますので、その間に皆様が裏から回って一気にってちょっとトゥエルブ」
「……じゃあ、任せましたよ……?」

トンチキなトラブル作戦を前に苦笑、とはいえ始まったものは仕方ない
ならばと影に身を潜めたまま速やかに機動し、見張りを黙らせるべく峰打ちの刃を振るうであろう
278魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/14(土)22:47:51 ID:V4k [2/4回]
>>276
おそらくであるが払えた筈である。
この世界での相場が如何ほどのモノか知らないが、実用に耐えるものであるなら確実に。

…ではこの依頼とは何なのか?

>>274>>277
い「なんかヤベーのが来たぞ」
ろ「とりあえずぶちのめすか」
は「よしやって―げふっ!?」

い「どうs―ほげ!?」
ろ「あふんっ!?」

おお何たることか。
α-12が野郎どもの前に立った瞬間、彼らはその姿に釘付けとなって終いには耐えきれず昏倒した。

単純にα-12がヤバい奴なので目に入ってしまい、まんまとタェンティースにやられただけなのだが。
それにしてもやっぱりこの世界の野郎は駄目だ。弱っちい。例外も居るには居るらしいが、大体こんなのばっかだ。

>>274>>276>>277
アイン「と言う訳であっさり見張りが倒れた」
A「このまま正面から堂々と客として入れる可能性すら見えてきたねえ」

さて、どうしたものか。
裏口からこっそりと?正面から堂々と?
尚、貸倉庫は二階建て。
その裏口は搬入用の貨物エレベーターもあるものとする。
279α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/14(土)22:55:17 ID:lsB [3/5回]
>>278

「デスデス。α-12のびぼーに目が釘付けになっちゃったデスね。我ながらなんと罪造りな!」

 イエーイとポーズをキメて何か寝言を言っていますが成功したのだからオールオッケーだ!

【ナミアミダブツ!グッダグダのプランがなんか成功したのでとっても頭に乗ってます!!】
 【まあ、実際どっかの殺人鬼ゲームで鬼役で出てきそうなサイコに見えても不思議じゃねーんですけどNE☆彡】

「Vサインデス。ではα-12は堂々とお客様してみるデス。ちょっと衣替えデス。瞬着!!」

 手を前に掲げてポーズすると、胡乱な恰好が分解されて、
 すぐさま戦闘舞踏服(ウォードレス)が瞬着される。その間コンマ数秒にも満たないので、
 サービスカットは全く以って期待薄だ!!

「デスデス。戦闘舞踏服は見た目は真っ黒ドレスデスからね。これならTPOもオッケーデス」

 布状ゴーグルを外してひっさびさに素顔になる。
 タェンティースを少し幼くしたような顔つき。これでもやっぱり系譜に連なるクローンなのだ。

「では、ちょー上流階級的ムーヴでα-12は潜入ゴーゴゴーデス」

 ズンタカターズンタカター。
280タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/14(土)22:58:33 ID:PHW [2/3回]
>>278
「……なんでしょう、余りにも……」

手応えのなさを前に苦い顔
根本として半人の武力は、武力とぶつかる為に存在しているのだ
故に余りにも余りにもな相手を嬲る事など全くもって本意ではない

「はの方なんて台詞すらなく……あぁ、なんでもありません」
「……正面突破……うーん、なるべくならギリギリまで隠密に行きたいとは思いますけど……」

トゥエルブと違って無論ドレスなど所有していない
単なるシャツにジーンズではその手を取る事は不可能であろう

「……もし別れて行く事が不可能でなければ、わたしは裏から潜入を試みたいなと……」

そうでなければトゥエルブの護衛と言う役柄で、倒れるいろは男達の衣服を拝借して行く事であろう
281 : ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/14(土)23:01:32 ID:wpm [2/3回]
>>278
ロイ「成功しちゃったよ」
何て感動的な光景だろう
つか依頼する金がある(ry

さてこれで堂々と入れるようになったので 自分も正面から堂々と入りましょう
なんか黒スーツに着替えたわけだが これがまぁよく似合っている
似合いすぎてヤクザに間違われるかもしれないぐらいに

さて オークション会場に現れたヤクザもどきに場の反応は?
282α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/14(土)23:15:01 ID:lsB [4/5回]
>>280-281

「デスデスデス」

 入場の間際、コムリンクを操作して何やらカキコミsだ。

【彼の名はロイ=金男。米系四世ともロシア系クォーターとも噂されるが真偽は謎の包まれているデス】
 【しかしそう、彼こそがかのドゴジマドラゴンに他ならないのデス!!】
【今宵はアヤシー依頼の下、伝説のYAKUZAとうっかりタェンティースと一緒に修羅場に乗り込むデス】

 α-12は逆恨みをしていた。何かドゴジマな噂流しているヤツ捕まえろと馬車馬のように働かされる日々(5分で飽きてポテチ齧ったり。過酷!)
 そこで何か怪しいメールで〝ドラゴン伝説のネタ提供したらお小遣いやる 謎の政治将校より〟ってのが届いた。

【そして、ロイを売ることにした。なんたる深慮遠謀か!】

「ポンコツ=サン。近々副収入入りそうです。おいしーケーキ屋さん知っているデス。一緒にゴーデスよ」

 なんと麗しく仲睦まじい光景であろう。これに比べれば多少の犠牲など問題にもならぬであろう(しみじみ
283魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/14(土)23:18:00 ID:V4k [3/4回]
>>279>>280>>281
幸か不幸か数名の正面から堂々と行った方が説得力ありすぎる面々に便乗した方が潜入に問題がなかろうという事になった。

正面入り口から入った一階は積み上げられたコンテナによって通路が決められていた。
コンテナの向こう側ではスタッフらが忙しなく動いているようで…

兎も角、誘導スタッフによって二階に案内され、区切られたブースの一つに通される。
区切られたブースや薄暗い照明は客同士の素性を明かさないための配慮だろう。
結果、それは新顔の越境者らも不審に思われることなく場につく事への助けにもなっている。

さて、搬入用エレベーターを三方から見下ろし囲むように設計された会場では、既に幾つかの商品が紹介された後のようだった。

A「参加者証明にもなるパンフは流石に一冊しか入手できなかったんだー」
アイン「既に競り落とされているのはページ順なら骨董品や絵画か……まっとうなものっぽいが?」
A「全部呪いの品だけどねー」
アイン「プレゼントフォー・ユーが殺意に満ちているな」

なお、今はビスクドールのようなものが台車で運ばれてきたばかりだ。
その途中で運搬者が何もない場所ですっころんだり、
定位置に台車を止めようとした瞬間に何処からともなくタライが降ってその頭を直撃、運搬者は昏倒した。

アイン「……さて、狙いの魔剣はこの後登場らしいぞ?」
284タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/14(土)23:24:34 ID:PHW [3/3回]
>>283
「……じゅるり」
「……、だ、ダメですダメです、今はお仕事の途中ですから……!」

ほわんほわんと色取り取りなケーキが浮かび、しかしかぶり(0w0)ノシを振って即否定
今はマジメなお仕事中なのだ、故に

「あとで詳しく話しましょうね」

行く気自体は満々なのだ

「え、えーっと?」
「……魔剣が出たらこう……強奪でいいんですよね?」

心の準備も済ませねばならぬ
何せ呪いの品であるし、周囲のガードの様子も確認している
恐らくは先程下した雑魚ばかりな訳では決してないであろう
再度プランの確認と、攻撃の為の下調べを素早く開始する
285 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/14(土)23:26:24 ID:lsB [5/5回]
>>263

「呪いの品を競り落とすって随分と酔狂な話デスね。何かのステータスになりえるデスかそれ?」

 この世界の文化はいまだによく分からんところが多いのでなんとなーく呟くα-12である。
 男装した半人はやり手の護衛って感じだし、強面のヤクザはいわずもがな。
 なんだかんだで〝こういう所にやってきそうな連中〟の図式が成立したよーな感がある。

【さしずめα-12は世間知らずの悪趣味なご令嬢役ってところか?】

 -------------

「運ばれているのも呪いめいているデスね。まーいまとこはギャグの範疇デスけど…ん?狙いの魔剣だいじょぶデスか?」

 呪いの品々ばかりのオークションとなると、件の魔剣とてソレ系の代物ではないか?と思ってしまう。
 時に剣の呪いとはかの悪名高いストームブリンカーめいてシャレにならないのがあったりもするし。

「デスーん?」

【おい、依頼者だいじょびなの?とアインとA氏をじとーんと見るα-12である】
286 : ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/14(土)23:28:05 ID:wpm [3/3回]
>>282
なお後日タバスコ片手にトゥエルブを追いかけ回すドゴジマドラゴンがいたそうな

>>283
ロイ「なんかもう普通に踏み込めば普通に奪取できそうな気がしてきた」
なんか従業員の不幸っぷりを見てため息
さてどう出るか まずは成り行きを見守ろう
287魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/14(土)23:54:55 ID:V4k [4/4回]
>>284>>286
アイン「そうだな、それで問題ない」

会場をシッチャカメッチャカにし、近隣の誰かが通報してくれたら満点である。
魔剣をかっぱらったらソソクサとその場を去ってしまうのが一番ベターである。

ロイの言う通りそんなに肩肘張らなくても楽勝の予感?

>>285
A「実力で勝てない男が女を負かす為に使用するのが多いかなあ?」

女尊男卑の魔法世界では力のない野郎は此処まで卑屈になってしまうのだ!
まあ今さっきのようなレベルの出来事が頻繁に起きるとしたらコンディションは落ちるだろう。
つまりこのオークション、鬱憤が溜まった野郎向けだと推測される。
参加者の殆どはおそらく男だろう。
こういった場ですら男を叩きのめそうとする酔狂な女も居るだろうが…

アイン「どうだろうな?パンフには格好いい感じのキャッチコピーが乗っていたからな」

それで衝動的に欲しくなったのだという。
中身についてはその世界の常識っぽい曰くが書かれていたらしく、よく分からなかったらしい。

>>284>>285>>286
「さてさて、皆様お待ちかね!いよいよ今宵の目玉の登場です!」

なんやかんやとやり取りをしているうちに人形も競り落とされた様子。
いよいよ搬入用エレベーターから目的の品が運ばれてくる。
スピーカーから司会進行役の声が聞こえるが、少し興奮している様子。
それほどの品である、と言う事なのだろう。

「かの魔大戦にて猛威を振るった剣の公爵が携えし七つの魔剣が一振り、魔装剣デュランダーナです!」

会場の一点がスポットライトによって照らされる。
昏倒した奴に代わって新たに現れた運搬者がその両手で抱えていたものを掲げる。

…それはどう見たって白い布で包まれた豊かな銀の髪を有する褐色肌の赤子だった。

アイン「思ってたのと違う」
288ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/15(日)00:03:43 ID:UD7 [1/1回]
>>287
ロイ「・・・・・・・・・。」
さて やって参りました本日の目玉
魔剣とやらが姿を表し

ロイ「・・・・・・・・・。」
そのままAとやらを睨む

思てたのと違うと言いたいのはこっちの方だ と言わんばかりに
289 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/15(日)00:04:20 ID:FCi [1/1回]
>>287

「デスデス?」

 アインの様子にα-12はやっぱり怪訝な視線を向けるばかりだ。
 理由がふっわふわというか、ずのう指数が3段階くらい低下してないか?な人間性を見やりつつ、

【キョーリョク者たるA氏をじろーんと。そらもー食い入るくらいにじろーんと】

 そして現れたる件の魔剣は――なんと赤子が出現!これにα-12の慧眼が光る!

「どーやら、赤んぼが剣に見える頭がアレな連中だったよーデスね。
 依頼の剣は夢まぼろしデス。よって依頼達成不可能な不履行!解散!デス!」

 席を立ってそそくさ帰ろうとするα-12。変なおクスリがガンキマリしたのかしら?と云わんばかりにUターン!

(このまま勢い任せに帰宅デス!剣を冠する赤子ってドー考えても厄ネタデス!)

 んでもって、意外とモノを考えていたりもする。
290 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/15(日)00:12:19 ID:flu [1/1回]
>>287
「……」
「……え、えーっと……?」

睥睨するロイ、解散しようとするトゥエルブ
成る程確実な厄介ネタである事は理解出来た、しかしこれは予測の遥か彼方であったことも事実である

「作戦決行ならば、攫ってまいりますが……だ、大丈夫なのかな……?」

既に準備は整っている
故に半人は割とアサルトな思考でもってこの場にいるのだ
取り敢えず許可が下りれば突撃を開始するだろう
291 : 魔法少女世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/15(日)00:26:16 ID:iz7 [1/1回]
>>288>>289>>290
A「アイン!」
アイン「!…承知した、アレがそうなんだなアリトルア!!」
A「間違いない、あの子がそう!」

ロイとα-12の視線よりもAの注意は掲げられた赤子に向いていた。
更にはアインに指示を飛ばし、赤子の奪取を命じている。

アイン「タェンティース、作戦は変わらずだ!我々は魔剣を奪取する!!」

描写し忘れていたが、流石に潜入時まで不可思議テルテルでは居られなかったアインは既にヒトガタモード。
ちょっと前に手に入れたブースターが腰に付随しており短時間飛行可!
飛び降りるようにして赤子へと接近していく。

と、同時に搬入用エレベーターがガコンと開く。
このタイミングで次の商品登場、の訳がない。

「やーっと見つけました、魔装剣ッ!!」
「…」

出てきたのは頭にファーストフード店『モクドナルド』の紙袋を被り、
パッツパツの黒スーツ着用の40口径の二丁拳銃を携えた正体不明のデカい女。
その横には無言で突っ立つテレビモニターをそのまま被った様な背中から羽生やした女の子。

ガシャコン、と両名自らの得物を構えると無作為に辺りへ発砲を開始した。
当然、会場は大騒ぎとなる。
客は右往左往に逃げ回り、スタッフも混乱、赤子を抱えた運搬者は動くに動けない!!

//阿鼻叫喚の中、次回に続く お疲れさまでした
292 : 名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:19/09/15(日)05:45:15 ID:twe [1/1回]
つす
293イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/16(月)22:42:08 ID:jZ6 [1/4回]
【かるぅく】

 ――あるクエストの後日談的な代物(フライング気味的な)

 最新のドゴジマ情報!

 闇深い違法オークションに義憤と漢気、義理とニンジョーの下カチコミを掛けたドラゴン!
 斬った張った吸ったもんだの末にまた一つ、伝説をつくっちまったデス。

【――デス?】

 ナムサン!今回の覆面ライターはとてもトンチキだったため、正体丸わかりのバレッバレだったのだ。

 -------
 -----

【スプロール屋台街にて!!】

「すいぶんと派手にやっているな。ドゴジマのおやぶんは」

 無表情にニヤニヤするという矛盾に満ちたエリート的表情をしながら、
 平坦な声音なのに実に楽しそうと解る雰囲気でおうどんすすりんぐしているのはイムカ・グリムナー。
 銀河帝国上級政治将校にして、スプロールでは治安維持権限委託企業のデッカーである。

【うどんは味も素っ気も具も無い。出汁に栄養溶かしこみまくっているならこれでOKって奴だ】
294ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/16(月)22:50:52 ID:GmR [1/4回]
>>293
ロイ「あぁ そうだな」
とある屋台に仏頂面したアゴヒゲの男あり 短足がチャームポイントのロイ・ゴールドマンである

ロイ「からかいに来たのなら後にしてくれないか ちょっと忙しいのだ」
目の前の座席にくくりつけられたどこぞのトンチキ
屋台の商品は・・・ナムサン 熱々おでんである

ロイ「きっと執筆活動で忙しかったんだろうからな~ちょっと労いを込めてご馳走してやろうと思っているのだ」
グツグツと湯気をたてているおでんはとっても熱そうだぞ
そして鍋底から出汁をすって茶色くなった大根を取り出すや否や トンチキの口に押し込むのであった
295 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/16(月)23:00:57 ID:jZ6 [2/4回]
>>294

「勿論、からかいに来たのだがな。私の数少ない趣味だ。大目に見ろ」

 というものの、ニンジャだの何だの思いっきり趣味満喫していっぽいイムカが、
 今更無趣味気取ったところでアレな気がするがアレな。

「実際、文体に癖(デスとか)があるが、内容自体は結構読ませるぞ。
 オークションの支配人とオヤブンが例の決闘フォーム(一瞬で脱げる服に背中のモンモン)のシーンとか」

 無駄に才能がある奴が無駄に才能を発揮したレポートは実際に活劇的でタノシイな代物になっており、
 スプロールアクセスランキングでもウナギライジングなのだ!!

「デスデス!ほら、このとーり超ゆーめーだしカッコイイな感じデス!だからご勘弁をー!!」

 じたばたじたばたと、ふん縛られた座席からの脱出を図らんとするα-12。
 実に手前勝手な事をほざいておられます。

「ちなみに執筆料として謎のパトロンからかなーりお小遣い貰えたデス。太っ腹デス」

 そしてこんなアホな事業にガチでマネーを投じている謎の存在が居る!それがロイが追っかけているクロマクに他ならない!!

「もぐもぐもぐ」

 それとはまったく関係ないがイムカはおうどんを咀嚼!
 
296ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/16(月)23:11:14 ID:GmR [2/4回]
ロイ「ちょっと黙ってろ」
じたばた騒ぐトゥエルブのお口に鍋底大根を突っ込む

ロイ「趣味が少ないぶん深海のごとく深いんだからトータルで見て一般人並みだろ
   テメェがテメェの爆発オチを人に擦り付けなきゃ もっと穏やかなスプロール人生歩めたはずなんだがなぁ」

さて そろそろ大根ショックも収まったころでしょうから 次に取り出したるはジュワっとお出汁を吸ったがんもどき

ロイ「さぁ 謎のパトロンとは誰かキリキリ吐いてもらおうか 楽になった方が身のためだぞ」

と がんも片手に脅しの体制
297イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/16(月)23:26:14 ID:jZ6 [3/4回]
>>296

「アバーッ!!」

 グワーッ!より一段階アレなシャウトを放ちながら、α-12のお口は無残にもほかほか大根が突っ込まれた。
 なんたるおそるべき拷問か!鬼、悪魔、エイリアン!

【嗚呼、これがいたいけな少女にやる所業であろうか!なんたる悪辣!!】

「擦りつけた覚えはない。君が私と行動したビズの大半が爆発オチになってしまって勝手に悪名を拡大させているだけだろう。
 私としても、君の派手な振る舞いには中々に苦労させられている気がする」

 なお、ロイが居ないと爆発オチにならないかというとそういうわけでもないがソレはソレだ。
 まあ、ようするにいつものイムカである。

【とまあ、相も変らぬ自覚症状ゼロなイムカはさておき】

「デ、デスゥ~;;えーっと、謎のパトロンについてはワカンネーデスよ?いや、まぢで」

 と、ロイに知りうる情報を素直に吐いて媚びを売るモードのα-12である。

「連絡も入金もペーパーカンパニーやら第三者やら介しまくってやたらと本格的デス。
 だから誰に入金されたかもまーったくワカンネーデスよ???」

 とまあ、ガチ目に白状するα-12である。ちゃんと調べなかったんかカノッサは=α-12の個人的なアルバイトデス!

【ナムサン!クロマクは〝無駄に(強調)〟本格的というかなんというか。
 なんでそんな組織だった上級士官みたいな思考っぽいヤツがこんなアホな真似を!】

「たいへんだなぁ伍長は」

 イムカは〆のおにぎりを暢気にもぐもぐ!
298ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/16(月)23:33:29 ID:GmR [3/4回]
>>297
いたいけな少女()に凄惨なる拷問をするドゴジマドラゴン
ソンケイに満ち溢れた男もまた1人のヤクザであった

ロイ「嘘をつくならもっとましな嘘をつくんだな」
アワレ お汁たっぷり吸い込んだがんもがトゥエルブのお口のなかにダイレクトシュートされた

ロイ「天下のカノテクがそんなちゃちな隠蔽見破れんわけ無いだろ つまりはお前が悪い さっさと調べあげてこい」

そしてイムカの方を見て

ロイ「お前からも聞き出してやってくれ こういう尋問はお得意だろ?」

と 当の黒幕に援護を求めるのであった
299イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/16(月)23:42:04 ID:jZ6 [4/4回]
>>298

「カノテク調査班をα-12のアルバイトの実態調査で動かせるわけねーデス?
 ぷらいばしぃとビジネスは分けて考えるものデス。ショーシキデスよ?」

 糞ったわけのトンチキがヤレヤレ顔で正論っぽい何かをほざくのですっげえムカつくがそれはそれ。 
 次の瞬間にはがんもどきがダイレクトシュートされて「サヨナラ!」爆発四散した。

【ナムアミダブツ!!】

「尋問な、開始する。ふむふむ、犯人は男性で陰キャでトラブル吸引機で、
 生まれも育ちも悪くて素行不良で実行能力皆無。今はキャリアコースに順風満帆に乗っているそうだ。以上」

 白目剥いて気絶しているα-12から聞き取りを行った(マテ)イムカは素早く告げる。

【なんたる面の皮の厚さか!!!】
300 : ロイスマホ[sage] 投稿日:19/09/16(月)23:47:25 ID:GmR [4/4回]
>>299
実に適当なイムカの尋問に対し あっつあつのハンペンがイムカの口にぶちこまれる・・・
が 無駄に頑丈なので実質ノーダメだろうきっと

ロイ「くそう いつか尻尾をつかんでやる」
と決意を新たにするロイ・ゴールドマンであった

といったところで今日は〆
301かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/17(火)22:45:31 ID:DUN [1/4回]
【狭間のスクラップヤード】
ロイ「今度はどこに行ってきたんだ?」
今日も平和なスクラップヤード そこに現れたご存じミニマムゲート
うにょーん ポンと出てきておててプルプルさせているナマモノこそ今日の主役

こうしてもふろうの旅は終わった 暖かな我が家へと戻ってきたのだ

と言ったかどうかは不明だが 毛並みぼっさぼさの埃まみれな体のもふろうは体をふるふるっと振るわせる

ロイ「約一週間の旅路か 一回り縮んでいるところを見るに 飯もままならぬ場所とみた」
と ロイの分析なんぞ聞きもせず我が家をてちてち歩き回るもふろう

さて そんなゲッソリボロボロ(?)のもふろうにかまってあげる優しき人はいるだろうか?
302タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/17(火)22:53:09 ID:8qR [1/4回]
>>301
「も、ふ、ろー!!!」

いた
それも飛びっきりに面倒臭いのがいた
ずざぁっとダイビングハグをかましてそのまま頬擦り、すんかすんかと匂いを嗅いでいる半人

「……大丈夫でしたか?可哀想にこんなに汚れてやつれて……」
「あぁ、ロイさま、すみませんちょっとこの子を連れてシャワーに行ってまいります」
「よーしよし、この後ご飯にしましょうねー?」

そのまま抱きかかえて撫でこ撫でこ、シャワールームへ直行なのだ
しばしあって?

「……お待たせしました、さぁご飯にしましょう」
「えーっと……あ、ろ、ロイさま、何かその、ステキな食べ物があると嬉しいのですが……」

もふろうのご飯タイムだが、しかしスクラップヤードの食材事情を無論知っている
故に若干遠慮がちに食材をねだるのでありました
303かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:02:36 ID:DUN [2/4回]
>>302
滑り込んでくるタェンティースに成す術なく拉致られるもふろう おててプルプルさせていた
そして匂いを嗅ぐがシャンプーの臭いは消えて久しく 獣臭さと粉塵の臭いが鼻を突いた
撫でてみる ボサボサの手触りが帰ってきた

まぁそんなのはタェンティース渾身のシャワー=ジツできれいさっぱり何でしょうけどね!!

ロイ「いや 尋ねんでも好きに食わせたったらええやん」
遠慮がちなタェンティースに突っ込みが入る

女子供が飢えるどころか食べ残しを豚さんたちに供給している程度には食べ物は潤沢にあり
そもそももふろうが腹いっぱい食べたところで食費なんぞ高が知れていた

ロイ「普段の飯でいいならカット野菜と魚肉ソーセージのサラダか
   きらろうにさせるならパウンドケーキ類がいくつかあったはずだ
   そういえばそろそろサツマイモを買ってきて蒸かしているから それもいいぞ」

さぁ タェンティースが望むものが手に入るとするが もふろうの今日の気分を見事引き当てることができるだろうか?
304タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:14:56 ID:8qR [2/4回]
>>303
「♪~」

尚、ドライヤーまでバッチリ決めてツヤツヤモチモチ!
半人自身もさっぱりしたのでご機嫌倍増だ!

「ほっ……」
「ありがとうございます、ではそうですね……」

もふろうを持ったまま見つめ合ってしばし逡巡
つぶらなおめめをじっと見つめる。まんまるだなぁ

「時期物で参りましょう、おいもさんをいただきます」

結果はサツマイモ!
越境先でも芋類くらいは食べていたかもしれないが、蒸したそれの甘味と粘り気は格別といえよう
更にいきなり重い物を与えるにも胃がビックリしてもよろしくない、先ずは消化に優しいお芋に決めたのだ
305かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:25:35 ID:DUN [3/4回]
>>304
もふろう は さっぱりした !

見つめ合うことしばし
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
おててプルプルさせるもふろう まるでごはん はやくと言わんばかり

ロイ「ほれ」
と セイロを開けて 湯気立ち上る中手を突っ込んで おいもさんを取りだし二つに割って地面に置く

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
喜び勇んでやって北もふろう おいもさんを齧り・・・

あかろう「ぶ・・・ぶ・・・」
熱かったらしい 真っ赤なあかろうにフォームチェンジしてあたりを歩き回る

ロイ「よっぽどおなかすいてたのかねぇ」
熱々なのにも関わらず齧りついたもふろうを見てつぶやいた

あかろうはあたりを歩き回っている
306タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:32:04 ID:8qR [3/4回]
>>305
「ありがとうございます、美味しそう……」
「あ、あぁっ!?これは大変……!」

あかろうにチェンジすれば大慌て、深めのスープ皿を取り出して冷蔵庫のミルクを注ぐ
おいもさんを細かく賽の目にカットして沈めれば、ちょうどいいぬるめのおいもさんミルクの完成だ!

「ほーら、これならヤケドしませんよー?」

おいでおいでとお皿をことりと近くに置いて手招き
307かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:44:26 ID:DUN [4/4回]
>>306
暫く歩き回ったあかろう
用意されたお芋さんミルクに突芸 こきゅこきゅもにゅもにゅとちょうどいい温度のそれを頂き
すっかり空になったスープ皿

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・・・・・Zzz・・・」
おなか一杯になったのだろう 口の周りをミルクでびしょびしょにしながらおやすみモードに入るもふろう

ロイ「片づけやっとくから寝床につれていってやんな」
と スープ皿をもってシンクに持っていくロイであった

//そいではノシ
308 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/17(火)23:47:41 ID:8qR [4/4回]
>>307
「んふふふ……あぁ、もう、お口の周りが……」

すやぁと寝息を立てるもふろうの口周りをハンカチで拭きつつもご満悦そうな半人
表情は先程から緩みっぱなしだ、軟体生物が如くに

「え、あ、す、すみません、助かります」
「……ではお言葉に甘えて、失礼しますね」

そうして抱きかかえたもふろうをお持ち帰りなのであった、久々によく眠れそうなそんな夜

//ありがとうございました、お疲れ様ですよっ
309クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/18(水)22:31:14 ID:PQh [1/6回]
【にちじょ!】

 ウェイストランド――

 大破壊だの大熱波だの原因不明の何かによって超高度文明が崩壊した世界。
 一部の者はレイダーに身をやつし、人間性をかなぐり捨てた略奪を行い、
 またある者は、新たな秩序を構築せんと足掻き続ける。

「そしてある者は、ヌカコーラを求めて四六時中徘徊する。というのはまあいい」

 サイバネアイとの同期・接続機能付きの双眼鏡を構えながらそのような事を言うのはクルト・カントール。
 越境者にしてランナー。年齢を重ねた肉体機能をサイバネにより補う老兵である。

【彼がスコープで覗き込む先に在るのはこの世界にたっぷり存在するヌカコーラ工場跡】

 さっきからドカーン!と爆発は起こるは、その度にレイダーの手やら足やらが宙に飛ぶわ、
 何か黒煙の隙間に時々、我らがt政治将校様の姿が見え隠れするは――

「よし、すぐに離れるぞ。しばらくはあちらの方角には近づいてはならない」

 あっさりとそのように結論付けるクルト。傭兵を長年やって生き残るコツは何よりも立ち回り重点なのだ。

【この取り様によってはハクジョーとも思える判断を愉快な同行者たちはどう見る!】
 【→義憤により今すぐ助けに行こうムーヴしてもいいのよ?】
310ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)22:41:38 ID:TOV [1/5回]
>>309
「世は並べて事もなし」
景観に紛れるためのサンドベージュのボロマントに身を包み、双眼鏡で爆発を眺めるソーマタージ。
荒地に咲く花も、各々の信条も、正義も、全てはどうでもいい。この終わった世界では馬鹿げたジョークにしかなるまい。
「And I think to myself,what a wonderful world」

「最悪なタイプのジョークだ。野郎ども逃げるぞ」
そのブロンドヘアーを、将校的な何かを見て取ると同時、バサバサと焚き火に砂を蹴りかけて揉み消し、痕跡を極力排除しようとするソーマタージ。
どう考えてもロクな目に遭わないのに、自分から突っ込む者がいるだろうか?いやいない。

「そもそも俺ファンタ派なんだよ」
選択は迅速なる逃走!問題は早く逃げれるだけのアシがあるか?
311 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)22:44:29 ID:OU3 [1/5回]
>>309
ジョージ「え あの」
アキレス「よし逃げよう」
―――ギィ!!

珍しい組み合わせ 真面目くさった英国紳士ジョージ・ド・ウィッカムと
危険察知能力が全力で警鐘を鳴らしているアキレス
ついでにベティ

ジョージ「あそこにいるのはミス・g」
アキレス「あっちに行っちゃだめだ 俺の第六感もそう告げている」
―――ギィギィ!!

義憤によって助太刀しようとするジョージの首根っこを掴み逃走重点なアキレス
ついでにベティ

ジョージ「ヌカk」
アキレス「ベティ黙らせろ」
―――ギィ!!
ジョージ「ムガムガ」

なおももがくジョージの顔にしがみつくベティ さながらフェイスハガーである

【どうにかこうにか逃走重点】

>>310
アキレス「コカラオ(チョコレート飲料 スペインの国民的飲料)はうんまいぞソーマ!!」

特に意味のあるレスではない
312クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/18(水)22:54:40 ID:PQh [2/6回]
>>310-311

「よし、逃げるのは当然としてだが、問題がいくつかある。改めて状況を整理する」

 クーラーボックスから取り出したファンタ・ミソスープ味(※文明末期特有の迷走)を
 ソーマタージに投げてよこしながらサイバネによるAR(拡張現実)にて情報同期だ。

【それぞれの視界に地図が現れる】

「もともと、今回、俺達が受けている依頼は運び屋…つまりはアキレスの役柄に近いモノだ」

 地面にドカンと積まれた厳重ケース入りの大荷物。
 四人+一匹で分担して運んでいるが、大体総重量300kg近いため、一人頭でもかなりの量だ。

【そして、サイバネにより筋力強化されているクルトやソーマタージでも、
 デカくてかさばる荷物を背中に背負うというのは、楽勝とは程遠いのは当然である。
 小さくて重いモノならそれこそ別かもだが、デカくて重いとなれば、だ】

「本来は俺達はこのままヌカコーラ工場を掠める形で最短ルートを行く…はずだったのだが」

 進んでいたら絶賛惨劇発生中だったとのことだ。おっ、無人機械がいくつか目覚めて工場に殺到し始めたゾ。

【順調に物事が大げさにスケールアップ中】

「別ルートで行く必要がある。何より今回のブツは新鮮さが第一。コンテナの冷凍機能には限りがあるからな」

 ここまでは良いか?と目配せ。

【直接かかわっていないのに間接的に既に被害を被っている面々である】
313かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:00:32 ID:OU3 [2/5回]
>>312
アキレス「ベティ ジョージの目だけ見えるように移動」
―――ギィ!!
ジョージ「ムガモガ」

アキレスの言葉にちょっとだけ移動のベティ ジョージは視界が確保できた

そしてアキレスはサイバネアイで ジョージはタブレット型携帯端末でクルトの説明を確認

アキレス「別ルートに関しちゃ仕方ないんじゃない? さすがに最短ルートでもあの中を進むとなったら
     どうしてもコンテナに一撃二撃喰らうことは確定だし それで冷凍機能壊れたらそれこそ大損ジャン」

とクルトの言葉に同意する ジョージはムガモガ言ってた

アキレス「となるとだ どのルートがよさそうなん?」
ジョージはムガモガ言ってた
314 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:04:32 ID:TOV [2/5回]
>>312
「ノー…そう言うのではなく…」
ラベルを見るなり一口も口に含まずひっくり返す。シュワシュワとした水が大地を潤し、乾く。
芳醇なるミソスープの臭いを漂わせ、ソーマタージは切ない顔で水を飲んだ


「やれやれ、死体でも運ばされてるのか?俺らは」
いやに重い荷物に寄りかかり、視界の片隅に展開される地図を確認。
最短経路は依然変わりなくヌカコーラ工場を示す。こんなの機械だって予測出来まい。
ため息をこぼして考え込み、一度工場の方を向いた。何もしてないのに事態が大きくなっている。

「多少長引いても、カネを減らされてでもいいから、別ルートをいこう」
万全の状態でも何かと疲れる惨劇なのだ。重い荷物を背負って通りかかるなど、車椅子でスターリングラードに飛び込むに等しい。
あとはルートさえ見つかればいいのだが。何かいい案を求め、三人と一匹の方へと順繰りに視線を向ける。
「ドローンでも持ってればな。ゴースト部隊みたいに」
315タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:08:55 ID:gG7 [1/1回]
>>312
「い、イムカさま!敵が、敵が多過ぎてもう……!!」
「また来た!また来ましたよほら、なんか飛んでます!」

どかーん!どかーん!
爆風に見え隠れする影がもうひとつ、半人はどうやらイムカ側に着いていたらしくこの惨劇に見事に巻き込まれていた模様
当人としては全く興味のないヌカコーラの為に今日も命を張るのだ、がんばれ半人負けるな半人!

//1レスだけお邪魔しますっ…!
316クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/18(水)23:11:58 ID:PQh [3/6回]
>>313-314

「…他はどれも丘や川を越える必要があったり、ミュータントやカルトの出没地帯だったりするぞ。
 ああ、廃メトロの入口があるが、闇が発生が観測されているヤバイところだ」

 ナムサン!超過酷ルートしかねえ!!

【荷物の量と重さゆえに、スプロールのような軽快な足必須とはまた別種のキャリアービズである】

「まあ、なるべく襲撃可能性が低い自然との闘いなルートを選ぶしかないか。
 俺達ならレイダーやミュータントはどうにかなるかもしれんが、今回は万一にも荷物が傷つくのは避けなくてはならん」

 ちなみにソーマタージは死体でも運んでいるのか?とジョークを言ったが実際は全くの真逆である!!

【今回、越境者達が運んでいるお荷物は人類の未来を切り開くためには極めて重要なブツなのだ!!】

 一行はあるコロニーを目指している。ある程度のテクノロジーの維持に成功した稀有なコロニーだ。
 しかし、激減した人工に変わりはなく、また、外の血を入れるにも余りにも過酷な世界だ。

【そして近親交配を重ねれば当然ながら遺伝子の多様性は失われ、そこに未来はない】

 遺伝子…そう、今回、越境者達が運んでいるデカいコンテナにはたっぷり入っているのだ。
 生殖に必要な遺伝子タップリのブツが大量タンクめいて。

「こぼすと酷いからな。マニアックなプレイどころじゃあない。勿論、重要極まりない物資であることは間違いない」

 これは嗤ってはならない切実な問題である。が、それはそれとしてコンテナ破れて中身のブツぶっかけなんてのは断固避けねばならぬ。
317 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/18(水)23:13:56 ID:PQh [4/6回]
>>315

「戦場こそ故郷だろう。なあに、ここまでくればいっそ楽しくなってくるってものだ」

 こっちはこっちで実に戦場がよく似合っている将校様であった。

≪00011111010101≫

【そして、サーボスカルはいつものとおりヤレヤレするのだった】
318かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:18:16 ID:OU3 [3/5回]
>>316
アキレス「クルト はっきり聞くが アレを相手にするのと 別ルート どっちが楽だと思う?」
と指さした先 幸薄き半人と政治将校が機械達と仲良く戯れている図である

アキレス「しょうがないさ スプロールの運び屋だってそう 想定されたルートが使えないなんてチャメシ・インシデントなのだ」
といってタンクの一端を担ごうとする

アキレス「ここで額突き合わせていてもブツが痛むだけだし さっさと行こうぜ どこぞの政治将校も拙攻は云々言ってるじゃん」
ジョージはムガモガ言ってた
319 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:22:32 ID:TOV [3/5回]
>>316
「だ、そーだ。こぼしたバカは責任持ってその場でシゴいて補充しろ」
野卑た冗談を飛ばし、肩を竦めて荷物を伺う。こんなものに人類の未来が託されているとは。
自分にとってはどうでもいい事この上ない話だが、仕事は仕事だ。まったくもって難儀なものだが。

「うーむ、どうせならもっと作業効率を上げてくれればいいのにな。通り雨感覚で終わるのを待てる」
双眼鏡で改めて惨劇の只中を確認。何やら一人増えてる気がするがまあ大丈夫だろう。
この分だと、矢張り迂回するしかなさそうだ。ルートを確認して一番マトモそうなのを吟味。

「自然が一番だ。少なくとも、銃弾が飛んで来る事はそうそう無いから」
クルトの提案に素直に賛成。アボミネーションの可能性があるとしても、レイダーの襲撃よりはマシだろう。
320クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/18(水)23:32:15 ID:PQh [5/6回]
>>318-319

「よし、それでは行くぞ」

 背中に過剰とも思えるほどの荷物を抱えてクルトも行動を再開する。
 もちろん、背中に爆発音のミュージック(つまりはドラブルからの逃亡に他ならぬ!)を残して、だ!!

【お荷物の重さ!!:ソーマタージ>クルト>ジョージ>>>アキレス>ベティとする!!!!】

 ----------

【道中1!ほど狭い渓谷】

 アキレスなら能力込みでギリギリひとっ跳び出来そうな程度の谷。
 しかし底は深く、落下すればサイボーグとて素早くジャンクに転生できそうなトコロ。

「梯子をかけるぞ」

 ポータブル梯子がスイッチを入れると30メートルほど伸びてゆき、
 倒すと簡易的な橋が完成した。便利な未来ガジェットだ。

「強度は十分だが、バランスを取りづらいからな。慎重に行こう」

 ミッション!カ〇ジの鉄骨渡りめいて落ちたら星になる橋を渡ろう。

【各人の大荷物を背負った上でのバランス感覚が問われる!】
321 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:41:26 ID:OU3 [4/5回]
>>320
アキレス「と言ったところで賛成4 黙秘1で迂回に決定 いやぁ民主主義っていいねぇ!」
ジョージ「・・・s・・・仕方ありませんね」

といい笑顔のアキレスとグヌヌ顔のジョージであった

~それからどうした~
アキレス「おっさき」
―――ギィ!!

渓谷 下は目もくらむばかりの奈落
なれどこういった場面はアキレスの独壇場である

バランスを取りづらい場所を全速力で駆け抜けることは スプロールにおいてはいつものことであり
それを達成できる程度には場数もスキルも積んでいる

そんなカイ○の鉄骨渡りをひょいひょい・・・とは重量物の関係上いかないが 簡単にわたっていくアキレス 突風吹いても何の苑である

そしてベティちゃんもたくさん脚があるので安定感は二足歩行の人間の比ではない
こちらも難なくクリア

ジョージ「うわっとっとっと・・・とっとっとぉ・・・!」
大してジョージはおっかなびっくり最後尾での出発である
体幹こそきたえちゃいるが こういった高所での移動はあまり経験が無い

恐怖心がバランス感覚を崩しているのだ
どうにかこうにか進んでいくジョージであった
322 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:41:41 ID:TOV [4/5回]
>>320
「ネーなんか俺っちのだけ妙に重くない?」
他人と自分の違いには敏感な男であったとか。
ともあれ炎の匂い染み付いてむせる工場を後にし、いざ遺伝子を繋ぐ旅へ。
「まだデスストは発売されてねーだろーが」


そんでもって。

「そんな便利なもんいつの間に拾ってたんだ?」
ちょっと本気を出せば跳べなくはないかもしれないが、それはエネルギーが十分にある万全の手ぶらな時。こんな状況では不可能。
伸びる梯子はありがたかった。スニークスキルもある男だ、鉄骨渡りも特に問題は無い。無いのだが、

「安心しろ。死ぬときは一緒だ」
彼は重い。最新の義体は特殊な合金とか人工筋肉とかその他諸々で見た目に反して重い。おまけに荷物もある。
ギッッシギッッシと不安な音を奏でながら渡る羽目となるだろう。梯子の耐久性に全てがかかっている。
落ちるとしたら、それはバランスを崩した時ではなく梯子が耐えられなかった時か。
323クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/18(水)23:47:05 ID:PQh [6/6回]
>>331-332

【どうにかこの超デンジャーな橋を渡れる算段もついており、アキレスが早くも2/3を踏波したその時!!!】

 サイバネアイを持つ、クルト、アキレス、ソーマタージの視界に着信。
 無視を決め込むべきだが、どういうわけか強制的に通話状態になる!!

≪おっ?つながったデス!では今から〝バッ〇マンn&ロビン Mrフリーズの逆襲〟の上映始まりデス!!≫

 ナムサン!謎の声(ナゾだぞ。いいね?)と共に突然にサイバネ者達の視界の端っこで
 シアターチャンネルめいて映画が始まる!さらに視神経をなんかされたのか大音量の音声付きだ!!

【なんかソーマタージの重量のせいか、梯子がギッシギシいっている!】

 【バットステータス:駄さk(げふん・・・ワケわからんハッキング受けつつ梯子をわたりまショウ!】

 ちなみにサイバネではないジョージとベティちゃんからすれば、急に三人が何か挙動不審になったように見えることだろう!!
324かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:51:46 ID:OU3 [5/5回]
>>323
アキレス「んげっ!?」
―――ギィ?

謎の声に唸るアキレス ベティはどうしたのかと言わんばかりにハサミを振り上げる
ジョージはそれどころではなかった

アキレス「あぁクソッ なんでそんなにホモホモしいんだ!! ワケワカメのアイスジョークは何の意味があるんだ
     なんでバットマンがバットマンのままテレビ出てんだ あぁもう!!」
―――ギィ!!ギィ!!

極軽度のサイバネしか入れてないのに大音量の音声込で流れてくる糞映画に集中力をそがれるアキレス
ベティちゃんは落ち着けと言わんばかりにハサミを振り上げる

ジョージはそれどころではなかった

アキレス「あぁもう あぁもうなんだ 何がしたいんだこのバットマンは!!」
全力でツッコミを入れながらもどうにか渡ろうとするアキレス

ジョージはそれどころではなかった
325 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/18(水)23:59:07 ID:TOV [5/5回]
>>323
「オイ、ハッキングだ。ハイテクレイダーがいるらしい」
ザリザリと横殴りのノイズの走る視界。舌打ちを漏らして周囲を警戒。
こんな思いをするくらいならハイテクレイダーであってほしかった。

「クソ映画キチめ!」
口汚く罵る声すら聞こえない、大音量の音声!これはヒジョーにマズイ。
バランスをどうにか取りなおすが、この映像と音は容赦無く集中を乱していく。舌打ちを漏らしてこめかみの部分を指で押さえ、聴覚シャットダウン。致し方ない。

風も、声も、耳鳴りすらも聞こえない世界。視界の端に図々しく映り込む映像に何事かを怒鳴った気がするが、矢張り聞こえない。
梯子が嫌な音を立てていたのは覚えている。この状況から逃れるべく、彼は力強く足早に一歩を踏み出した。挙動不審。
326 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/09/19(木)00:03:20 ID:tdZ [1/3回]
>>324-325

「ぬうううおおおおおッ!」

 叫びをあげて己を奮起させねばならぬほどの地獄絵図。
 正確には地獄級のアレを上映されながら歩を進めねばならぬ過酷さ。

【クルトの内奥で正気と狂気がせめぎ合う!その時!!】

 斑の視界の中で恐怖を押し殺しながらどうにか進んでいるジョージの姿。

【先達もまた後発に学ぶべきところありと自覚する瞬間である!この恐怖(映画)を克服せねばと意識に活が入った】

 こーしてジョージは彼のあずかり知らぬところでクルトを救った!実にいい話である!!

 ----------

 ソーマタージが奇跡的に渡り終えて聴覚を回復させたとき、
 とーぜんながら、息も絶え絶えの連中が出迎えることになったそうな。

【これもまた過酷きわまるジャーニーのいちエピソード(側面)であった】

//ではここまでーん!ノシ
327かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:08:06 ID:uc6 [1/3回]
【狭間のスクラップヤード】
アキレス「おっさーん もってきたよー!!」
ロイ「よーし五番倉庫に搬入してくれー!!」

なにやら騒がい狭間のスクラップヤード
フォークリフトを操作するアキレスはロイの指示でパレットに積まれた段ボール箱を倉庫の中に搬入していく
記載には・・・薄力粉と書かれていた

ジョージ「こっちはどこに?」
ロイ「七番冷蔵庫だ ちゃっちゃと頼むぞ」

ジョージが運んでいるのはフルーツ類だ

ギガース「・・・・・・。」
ロイ「それはそっちの冷暗所だ バグスター 害獣対策は頼んだぞ」
―――ギギッ!!

ギガースは砂糖の大袋を運んでいる バグスターも任せとけーと言わんばかりに前足を振り上げた

一体何が始まるのか 今月末に控えた一大イベント ハロウィンに向けた菓子作りに使う物資を運び込んでいるのだ
そんな泡だたしい狭間のスクラップヤード 居合わせた者はどういった感想を抱くだろうか?
328鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:15:54 ID:x5s [1/3回]
>>327
「……なんだろうな、正直……」
「私の住んでいた世界にもあったんだよ、ハロウィン、カボチャのケーキをよく食べた」
「……ただ、最後まで結局……何のための祭りなのかが今一つハッキリしなくてなぁ」

ぽりぽりと、残された方の手で頬を掻きながらの鬼久墨音
軽量物の運搬やらチェックの作業をお手伝いだ、その合間を縫って小首を傾げるのである
事実、墨音の元いた世界は現代基準の日本と同じ文化文明を誇っていた
故に冬にはクリスマスの後に門松を飾り、秋口にはシルバーウィークと神輿を担いでハロウィンを迎えるのである

「……ま、よく分からないけど食べ物に感謝すると認識してはいたけれどな」

結局はお菓子は楽しみにしているのには変わりはない、彼女は甘党なのだ
329かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:27:11 ID:uc6 [2/3回]
>>328
アキレス「別にいいんじゃない 子供たちがおかしを無制限でねだれる場所ってことでさ」

小麦粉の搬入を終えたアキレスが汗をぬぐいながらやってきた
秋の涼しい空の下でも 動けばそれなりに汗をかく

アキレス「特に越境者は辛いもんさ 特に子供にはさ だからこういう日ぐらいは何も考えずに笑顔になれるようにしたいってさ オッサンが」
ロイ「じゃーかしい!!さぼってねぇでギガース手伝え!!」
アキレス「あの砂糖重いから運びたくないよぉ」

と去っていくアキレスと後退するようにロイがやってきた 帳簿をチェックしていく

ロイ「結局去年はお菓子の家もナントカのチョコレート工場も確保できなかったからな
   襲撃に製鋼すればもっとコストが安くなったのに…ブツブツ」

帳簿とにらめっこしながらぶっこうなことを言っているぞ 聞こえちゃったかな?

ロイ「お前さんももらう側に移っていいんだぞ お祭りは楽しんだもの勝ちだ 俺はこっちの方が楽しいからやってるだけだしな
   あぁフルーツ缶が届いたら二番倉庫に持っていくように指示してくれ」
330α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/19(木)23:31:48 ID:tdZ [2/3回]
>>327

「デスデス(もっちゃもっちゃ)」

 そして甘味あるところにα-12あり。
 さっそく、ジョージの運ぶフルツに突入してもっちゃもっちゃを食べたり食べたり、

「わうわうわう(滋養たっぷりである!)」

 主役なカボチャをそのとっても丈夫な顎パワでバリバリ齧って食べているワンコロがいたり、

「わうん(次は砂糖を舐めねば)」

 テッテケテーっとわんころは走り、

「甘い物食べてたら舌休めしたくなったデス。おちゃ!」

 ふんぞり返ってお茶をリクエストするどーしよーもねえトンチキもいたりする。

【イベントシーズンにはかくもこのような連中が蠢動する!これもまた風物詩である!!!】

>>328

「わうわう(食べ物に)」
「大感謝デス!」

 柴犬とガスマスクがなんかポーズキメている。
 間違いなく食べ物(つまみぐい)に全力で感謝しているゾ!この連中は!
331 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:41:16 ID:x5s [2/3回]
>>329-330
「……まぁ、そう……な、ふふふ……」
「辛い身分か、言われればそうだが……」

墨音自身、越境者として日が浅く渡った回数自体も多くはない
だけれども時折故郷の世界へのゲートも開き、帰郷を果たす事もある身としてはそれが出来ぬ悲劇は想像するしかなかった

「ん……いい事じゃないか。優しいんだな」

やって来たロイへ頷きながら
バカにしている様子はない、真面目に真正面からそういう事が素直に言えるのだ

「……いや、優しいか?うーん、判断に困る」
「ん?何を言う、こう見えてもうそんな歳ではないさ、作るのも……まぁ、教えるくらいなら出来なくはない」

しかし襲撃だのなんだのの内容を聞けば若干改まるのも事実
そんでもって貰う側は辞退、提供側に着くらしい
最も、その中で少し分けて貰ったりくらいはするけれどもそれはそれ
フルーツ缶の行方を求め、指示に従おうとする矢先に

「フルーツ缶と、カボチャ……あと上白糖」
「お茶もか?……食べた分はしっかり働いて返すんだぞ」

アレな窃盗団の犯行をメモメモ!
332かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:47:44 ID:uc6 [3/3回]
>>330
さて フルツ置き場に潜入したα-12
もちろんそこには大量のフルーツが鎮座している

が お茶をねだるα-12の横手から突然の殺気

?虫「きぇぉおおおおおおおお!!!!」

マスクに覆われた顔
すでに抜身の仕込み杖
紺の着流し身にまとい
α-12に切りかかる男

α-12が把握しているかは不明だが 鈴虫がビズで外出でカノテクにいなかった
どこに行ったのか? ここにいた

雇われツジギリストが襲い掛かってきた コマンド?

ついでにカボチャを齧るウルリックにも追撃部隊が現れる

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
なんかまんまるウリ坊がウルリックに突撃・・・突撃? なんかテチテチ歩いてきた
張り付けられたテープには 【警備主任】

と書かれている コマンド?

>>331
ロイ「ヘンッ やめてくんなけつが痒くならぁ」
照れ隠しなのか 顔が赤いぞ

ロイ「アイツらなら大丈夫だ ちゃんと対策は取っている」
フルーツ倉庫では何かどったんばったん聞こえるし 狼にナマモノが歩いて行ってるし 実に完璧だね!!

ロイ「大丈夫だ お菓子の家は糞魔女が子供たちを釣るためのエサなんだから ちょっとぐらい(ちょっととは言ってない)もらっても問題はないだろ
   あぁそれとだ 警備隊が壊滅したときのことを考えて後詰めを頼みたいんだが 大丈夫か?」
と トンチキとトンチキを見てそうtなお見込んだ
333鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/19(木)23:55:13 ID:x5s [3/3回]
>>332
「……それは大変だ、やめておくよ」

ふふ、と短く笑みをこぼしてこれ以上は口を噤む
気付く範囲で、男の見栄だとか甲斐性を立てるくらいの事は出来るつもりなのだ

「お菓子の家……まぁ、そうだけれどもな?……ってそうか、童話の中だけではなく実際にあるんだよなこの場合……」

今一つ矢張り現実基準で思考してしまう癖が抜けない
お菓子の家も悪い魔女も実在するのだ、数多の世界の中には必ず

「……まぁ、そう、な……」
「任せてくれ、問題はない」

シュリダートにスタングレネード、更には必殺のラストフラワーのカードリッジなどを素早く確認して力強く頷いた
戦う準備はいつでも整っているのだ、問題はない
334α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/19(木)23:55:45 ID:tdZ [3/3回]
>>332

「なんでカノッサのエージェントがこんなトコで警備員やってるデスかーーーッ!」

 つまみ食いにやってきた自分の所業を思いっきり棚に上げて鈴虫にキレるα-12。
 ぶっとい凍ったマグロを握りしめてツジギリストをの仕込み杖とマグロが激突する!!

【コマンド:まぐろ】

「ワトソン=サン!いたいけな婦女子の危機デスよ!じぇんとるめんとしてオタスケゴーゴーデス」

 すっげえ手前勝手な援護要請までする始末。
 マグロぶん回してツジギリをやりあう婦女子という奇妙奇天烈構図であるが、まあ、紳士がんばれや。

 -----------

「わうわう(こっちも甘いぞ!)」

 尻尾をふりふりすると、てちてちと突撃する警備主任の鼻先に
 茹でられて甘い湯気を出すトウモロコシがコロリンコと落ちる!すわっ!?これは買収!

【コマンド:ワイロ!】

「わうわうわう」

 まーうまく行こうが行くまいが砂糖をザバーっと舐めてテッテケテーと逃走するのみよ。

 ----------

>>331

「わうわうわう」

 んでもって、犯行記録メモメモしていた墨音方面にやりたい放題なわんころがテッテケテーっと!
335鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/20(金)00:08:11 ID:CZw [1/6回]
>>334
「……こら、全く……!」

しゅりんと尻尾が蛇のように速やかに床を這い、ウルリックのもふもふ尾っぽを掴みびろーんと持ち上げの刑に処するべく襲い掛かる!
336かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/20(金)00:09:42 ID:bYF [1/5回]
>>333
ロイ「だいたいなぁ ドワーフにエルフだって世界によっちゃおとぎ話にしか登場しないんだぞ
   それが実在しているんだ お菓子の家ぐらいあったっておかしくないだろ」

この男にも流れているドワーフの血 なんでもDNA鑑定とやらを受けた際 自分は純粋な人間と66%ほどしか類似してないらしい
つまり分類上ロイは人と猿以上にかけ離れた存在なのだろか

そしてロイとの会話の途中 テッテケテーと歩く不届きものが目に入るだろう
さぁ 後詰め警備員が必要とされているぞ もともとの警備主任はどうしたかって?

>>334
?虫「ッハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
実に楽しそうに切りかかる警備員

ガキーンとマグロと仕込み杖がぶつかり合う マグロが少量切り裂かれてぼとぼとと落ちる
大トロがおっこちた!!

そして外部に援軍を頼むα-12 だがその言葉は空しくこだました・・・

ジョージ「ふぅ・・・今日もいい仕事だ」
お外 どこからともなく出現したテーブルとイス ジョージのカップに注がれる紅茶 テーブルにはお菓子やサンドイッチ
そう アフタヌーンティーのお時間である

英国人のティータイムは何者においても優先される それがたとえ乙女()のピンチですら

ジョージ「あぁ・・・いい天気だ このような空の下で飲む紅茶は実においしい」
よく晴れた秋空を仰ぎ 目を細めるジョージ α-12の悲鳴は 聞こえていなかった

そしてウルリックであるが ぼとりと出てきた茹でトウモロコシをカジカジと齧り

きらろう「ぶ・・・ぶ・・・」
美味しかったらしい おめめをキラキラさせながら もっと とウルリックを追いかけるナマモノ
ワイロのお代わりを要求してきたぞ とんだ汚職警備官である

だがそこに現れる・・・であろう後詰め警備員にワイロが通じるかな?
337 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/20(金)00:14:08 ID:8fp [1/3回]
>>335-336

「だーっ!糞の役にもたたねえデスーッ!!」

 頼みの援軍は来ず!よってハロウィンの準備に何故か大量の大トロを生産するという
 かなーりワケのワカラン構図がここに完成した!!

【大トロをハロウィンにどう使うかは知らんぞ!まぢで!】

 さてさてそんでもってんでもって、

「わうーん(ええい!放すである!)」

 わりとあっさりと持ち上げの刑に処されましたウルリック。
 コイツにいっつも逃げられているロイがダメダメなのか相性の問題なのかは議論の余地があろう!

【とまーこんな感じで窃盗団には天誅がくだったわけだ!】

//ではではおいどんはこれにーてである!!
338 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/09/20(金)00:23:04 ID:CZw [2/6回]
>>336-337
「……成る程、確かに」

言われてみればロイは亜人だし、ウルリックは喋る犬だし、α-12は生体兵器だ
諸々身近過ぎて気がついていなかったなと苦笑、そういう自分にだって鼠の尻尾が生えているではないか
まぁ、今はこうして窃盗団のわんこをぶらーんとさせるくらいの役に立っているのだから良しとしよう

「まぁ……なんだ、問題はない」

何やら納得した様子でうむうむと頷きながら満足そうに
一足早いカボチャ支度の中での一幕

//同じくここで失礼します!ありがとうでしたっ
339かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/20(金)22:55:34 ID:bYF [2/5回]
【?????】
一行はうっそうと茂る森の中で目を覚ます
人の手の加わってない 古い森だ 木々が生い茂っていて薄暗い

ロイ「さて 一体どこに転移しちまったんだか まぁ森の中だし 遠出用の物資も多少持ち込めた
   何なら次のランダムジャンプまで適当にサバイバルして過ごすのも手か とりあえず近くに川でもないか探してみるか」

と ロイは一緒に転移してきた越境者に声をかけた
340ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:01:32 ID:CZw [3/6回]
>>339
「」

ルシオラは久々の越境に放心していた
何せつい先程まで七八等とスクラップヤードのお部屋でマリオなカートなゲームで盛り上がっていた所なのだ
消え行く途中、揺らぐ視界の中で見た満面の笑みで手を振る七八のいぢわるな所作が焼き付いて離れない

「……あぁ、カミサマ……」
「いるならどうか、七八のオヤツを抜きにして下さい……」

天を仰ぎ、鬱蒼とした木々に遮られた空を想い、つぅと涙の一雫……嗚呼、現実逃避、ツッコミ待ち
341かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:10:55 ID:bYF [3/5回]
>>340
~そのころのスクラップヤード~
アキレス「あ~ぁ ルッシーったらご愁傷さま さて誰か誘ってもう一勝負といこうぜ」
越境の神に連れ去られたルシオラを見送り そう四五六に提案するアキレス

―――ギィ♪
ちなベティちゃんはアキレスのおやつを失敬していた

~場面転換終わり~
ロイ「さぁ休んでいる暇はないぞルシデルマン 出撃だ」
と どこぞの爆撃王みたいな物言いでルシオラの首根っこつかんで無理やり立たせて移動を開始する

そしてしばし移動すると 開けた場所に出る が一行の目を引くのはその中央に置かれた建造物

壁はクッキーでできていた
ドーナツの飾り ウェハースのバルコニー テーブルとイスはケーキ チョコレートで塗装され 窓は飴細工 

それはおとぎ話に出てくるお菓子の家だった

ロイ「・・・・・確かに探しちゃいたが 本当にあるとは思わなんだ」
思わぬ遭遇に呆けた声のロイ それを見つけたルシオラの反応は?
342ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/20(金)23:16:35 ID:8fp [2/3回]
>>340-341

「わうわう(流石にこの量は胸やけ必至であるな)」

 ロイの雑嚢から取り出した干し肉をクッチャクッチャを噛みながら、
 なんともドデカいお菓子の家を見たもんだ。別段、甘党というわけではなくむしろ野生舌なのでげんなりである。

「わうん(釣られたモノを鍋に入れて食ってしまう魔女でもいるかもしれぬな)」

 言いながら、ロイの雑嚢なら取り出した水筒をごくごくと飲んで喉を潤す。

「わうん(現状を嘆いても仕方あるまい。戦士たるもの。いかなる事態にも泰然とせねばならぬ)」

 ルシオラを励ましながら、ロイの雑嚢から取り出したショートブレッドをパクパクする。

【戦士はいかなる状況にも動じない!褒めていいのよ?】
343 : ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:17:43 ID:CZw [4/6回]
>>341
「あとアキレスのお気に入りの服に虫食いを……」

呪詛めいてブツブツ唱えながらもずーるずーる引き摺られるルシオラ
ややあって諦観も入って歩き始めるのでありましたとさ

「ルシデルマンって誰ですか……もう……」

ドゴジマのドラゴンの話は聞いているし、たまには揶揄ってみようかなとも思わなくはない
ただやっぱりちょっとコワイので少なくとも今は無理だろう、他に誰かがいるときにしよう

「ん……なぁんか、甘い匂いが……?」
「……わ、わ、わあぁぁ……!お、お菓子で、これ……ねぇねぇ!これお菓子で出来てますよ!?」

とてててって駆け寄りテンション高めに女子を発揮しお目々キラキラ!
凄い凄いと手を合わせて嬉々としてはしゃいでいるし、なんなら少し食べてみようともしているぞ
344かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:24:17 ID:bYF [4/5回]
>>342-343
ロイ の こうげき !
ロイ の こうげき !!
ロイ の こうげき !!!

とまぁウルリックとロイが楽しそうに戯れている中
まるで誘蛾灯に引き寄せられる羽虫が如くお菓子の家に突撃するルシオラ

今写真撮っておけば インスタ映え待ったなしやぞ!!

そしてルシオラがお菓子を食べようとした 次の瞬間である

魔女?「イ~ッヒッヒ!! 間抜けがガキが引っかかっt」
ドアが開き いかにも魔女!って感じの老婆が笑みを浮かべながら出てきて 硬直

確かにルシオラは子供・・・と言えなくもないが
そのすぐそばに明らかに子供じゃないロイと 魔女だからこそただの柴犬じゃないと見抜いてしまったウルリックがいるのだ

ロイ「・・・・・。」
ウルリックの攻撃の手をとめて硬直するロイ


コマンド?
345ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:32:25 ID:CZw [5/6回]
>>342
>>344
「ふたりともー、早く食べましょうよー!」

遊んでないで、と手招きひとつ
ウルリックの忠告を聞いちゃいない!戦士たるもの!

「いっただっきまー……、あ、ど、どうもー……」

満面の笑みにおっきなお口、あーんとお菓子のおうちに齧り付こうとした矢先!
住民に出逢って気まずそうに会釈、そりゃそうだよね

「……す、ステキなお家ですね!思わず見惚れちゃいました!」

精一杯に誤魔化しのスマイル、おだて言葉!このピンチを脱するべく慌てて誤魔化すのだ
346ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/20(金)23:38:06 ID:8fp [3/3回]
>>344-345

「わうわうわう」

 ひょいひょいひょいと激おこヤクザの攻撃を避けつつも、
 柴犬は何とも童話そのものな声を聞いて、わうん?と顔を巡らす。

「………」

 ロイと一緒に硬直。ついでにロイの雑嚢からクッキーをひょいぱく。もぐもぐ。

【ウルリックは考えた。戦士らしく振舞うにはどう動くべきか?と】

 そしてウルリックの脳裏に電流、奔る。ちょっとした戯れを思い出したのだ。

 ------------
「老師、あるばいとに興味はないか」「わうん!(お嬢の嗜好は訳が分からぬ!)」
 ------------

「わうわう(小僧(ルシオラの何かを尊重してそう呼んでいる)この家が所望なのだな?)」

 と、ふーらふら釣られたのち、じゃあくなばーさんとご挨拶のルシオラを一瞥し、

「わうん!(聞けい!邪なる魔女よ!)」

 可能な限りドスを聞かせた念話だ。そして――

「わうわうわう!(ここなヤクザによるヤクザ的レジェンド地上げの始まりである!
 ここで生命を取られたくなければ即座に土地と家の権利を明け渡し、着の身着のまま惨めに遁走するのだ!)」

 ナムサン!なんたる一片の慈悲なきジアゲ交渉か!
 だが、これも日々のデカいシノギによって伝説を築かんとするロイ(!?)にとってはチャメシインシデントなのだ!
347かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:48:13 ID:bYF [5/5回]
>>345-346
誤魔化しスマイル重点で窮地を脱しようとするルシオラであったが

魔女「コホン うまそうなガキが釣れたy」
咳払い一つ 原作ムーブを継続しようとして

ウルリックの恫喝がそれをさえぎった
正直なところここからかるぅく戦闘を挟もうかと考えていたのだが 

魔女「ひ・・・ヒィィィィィィィィィ!!?」
なんか相手は完全武装のヤクザだし 柴犬のテレパシーもものすごいし
魔女はすっかり肝を潰した こんなのにあらかっては命がいくつあっても足りない

出直しだ どこか違う森に引っ越して力を蓄えよう 生きていればチャンスもまたやってくるさ

魔女は魔法の箒を召喚するや またがりお空へラナウェイ こうして戦闘は回避された
そして家主のいなくなったお菓子の家と

ロイ「烈破掌!
   烈破掌!!
   烈破掌!!!
   烈破掌!!!!
   烈破掌!!!!!」

ブチ切れロイがウルリックに向けて闘志の炎をまき散らしている光景だけが残った
348ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/20(金)23:57:56 ID:CZw [6/6回]
>>346-347
「あぁっ!?お、おばーさんっ!?」
「……えーっと、ひ、引越しの途中だったのかな……?」

出逢って2秒で飛び去ってしまった魔女のばーさん
ルシオラの思考回路はこの場面に対して適切な処理を行う事が出来はしない
ややあってテキトーに結論付けて完了だ、これでいい、これがいい

「……でもどうしましょうこのお家」
「ハロウィン用に持ち帰りたいけど……」

流石に家一軒分のお菓子だ、どれだけの重量があるのかも分からない
そもそも保存は効くのか?虫害対策は完璧か?あと根本として食べて大丈夫なのだろうか?
手近な部分をぽきっと折ってひとくち試してみようとしつつ小首を傾げるのである
349ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/21(土)00:00:45 ID:kXZ [1/2回]
>>347-348

 ひょいひょいひょいひょいひょい。

 クッソむかつくムーヴでブチ切れロイの攻撃をヒラリヒラリと回避する柴犬。
 これぞスクラップヤードの住人がそれこそ〝いつものこと〟と
 日常的なモノと認識しちまうくらいに繰り返されてきた激烈にして不毛なるバトルなのだ!

【さてさてんでもって?】

「わうん(童話では大層美味らしいが、細工菓子というのは安いバタークリームを使っていたりと不味いことも多いと聞く)」

 思いっきり俗世に染まり切ってしまっている守護動物さんはそのようなことを言うと、
 
【味見だ!と、クッキーで出来たポストをバリバリもしゃもしゃ】

「わうん(小僧、持ってかれられぬなら戦士としての道はひとつ。ここで食うのだ!!)」

【ナムサン!野生的暴食提案!どこぞのトンポンコンビならばまんまるくなくること必至であったろう!!】

 言いながらも尻尾を振ってコムリンクをポトリと落とす。これはヤクザの伝説をどっかの黒幕に知らせるアルバイトだ!
 念動で何やらテキストを一括でカキコミするとラブリーな肉球を送信ボタンにペトんと伸ばさんと――
350かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)00:07:48 ID:7qK [1/7回]
>>348-349
いつもの先頭はいつもの結果で終わった(ロイ体力切れからのノーコンテスト)
ぜーはーと倒れ込んでいるロイを尻目にお菓子を齧ってみるルシオラとウルリックであるが

これがまた存外にうまい おまけに魔法でも使っているのか 保存性もばっちりだ
おまけに第六感で近々ここにゲートが開くことも(なぜか)確信済み

嗚呼これでハロウィンがぐっと楽になるぞ

そしてウルリックがコムリンクの送信ボタンをにくきうでペタンと押す・・・・・

押す・・・・・・・・・

なぜか動かない!! 画面がフリーズしてやがる!!
あ ロイが最後の力を振り絞ってコムリンクの端っこに触れている 壊滅的機械音痴が発動した

コムリンクはブルースクリーンを発動してオタッシャした こうして悪は滅んだのだ

ロイ「ふっふっふ・・・いつまでもやられてばかりだと思うなよ・・・ガクッ」
そして最後の力をも使ったロイは気絶した ナムアミダブツ

//〆
351 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/09/21(土)00:13:32 ID:kXZ [2/2回]
>>350

「わうわう!(おのれ、拙者がコレ手に入れるのは中々難儀なのだぞ)」

 一瞬でコムリンクをオタッシャさせたアホタレを罵倒しつつ、
 しっぽがチリチリ・・・越境のヨカン!!

「わうん(越境する前に食えるだけ食うのだ。小僧、ファイトだぞ!)」

 とてつもなく食い意地の張ったムーヴに何故かルシオラまで勘定しつつ、
 大急ぎであれやれこれやらどれやらなんやら齧り始めるウルリックでありましたとさ。

//オツカレサマドスエ1
352 : ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)00:33:48 ID:Im4 [1/7回]
>>349-351
「え、な、なんでそんなに食べちゃうんですか!?」
「ハロウィン用にカタチは残しておいた方が……あ!そのクッキー僕が目を付けて置いたところですよ!ダメですってもうじゃあこっち食べます!」

ウルリックのムーブに巻き込まれ……否、能動的にお菓子の家を齧りながらの抗議!
しかし一部の人外共と違ってその許容量は平凡だ、家一軒をまるっと食べる心配は皆無だろう
そんなこんなのルシオラの久々の越境は、お腹いっぱい甘味を食べる旅に終わり体重計に乗り絶望を味わうのでしたとさ

//お疲れ様でした!
353ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)21:48:49 ID:kqN [1/6回]
イー「おなかすきました」
ロー「ぐーぐーです、おねーさま」
ハー「ぺこぺこぐーぐーです」

「……エンゲル係数が跳ね上がりますね」

ホワイトネスには特殊な培養器によって培養される兵器として生み出される人工生命体が存在する。
外世界からの拾得物である培養器は改良不可能であった筈だが、
最近、何やかんやした挙句、新型生物兵器を生み出すための試運転が行われた。

結果生まれたのは、幼女三体である。
当然、生物兵器としてのスペックは満たされていない。
下手に廃棄も出来ない為、こうして育てることとなったのだが…

「ウイングです。圧倒的に保育士が足りていませんヘルプ」

という上記の映像込みで依頼が越境者らに何らかの形で届けられた。
なにすりゃいいかアバウト過ぎる依頼だが危険性は少なかろう、その割に報酬は高めだ。
354タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)21:58:36 ID:Im4 [2/7回]
>>353
「お任せ下さい!」

でんでん太鼓とおしゃぶりを両手に立ち上がる半人
こう見えてその手のカワイイなアレに弱いのだ、故に多分もっと適任なイリーだとかニアだとかを押し退けてのエントリーとなった!
保育士の経験?んなもんない!である

「大丈夫です、お任せ下さい」
「こんな事もあろうかと、子育て関係の本を記録して……ありました、ひよこくらぶ」

下準備も万全だ!いざ幼稚園へ乗り込む!
355かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)21:58:59 ID:7qK [2/7回]
そんな修羅場に足を踏み入れた男が2人

ロイ「出生率の低い祖国では子供は地域で育てる者だからな もちろん俺も育児には多少の覚えがある」
だが顔が怖いのが唯一の欠点 ロイ・ゴールドマン

ロイ「だが今日に限っては強力な助っ人を連れてきている」
そう言ってロイが小脇に抱えている助っ人とは

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
おててプルプルさせているナマモノ まんまるウリ坊のもふろうである
プリチーな見た目はおお子様たちのハートを射止めることができるだろうか?
356ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:09:41 ID:kqN [2/6回]
>>354>>355
ウイング「と、言う訳で今日は先生をいっぱい呼んでいます」
イロハ共「「「おおー」」」
ウイング「イルム先生とゴールドマン先生です」
イロハ共「「「こんにちはー!!!」」」
ウイング「……他、一匹。差し入れですか?」

ロイの思惑とは裏腹にもふろうが食料と勘違いされている!

ウイング
「で、依頼を出しておいてなんですが何をすればいいのでしょうか。
 そういった情報は生成当初に入力されていません。暗中模索の状態です」

イー「ごはん!」
ロー「眠い!」
ハー「暇ぁ!!」
ウイング「自由過ぎる。生体兵器としての自覚が皆無!」

自身だって生まれてからそんなに経っていない生体兵器が頭を抱えた。
ベースは一緒だが中身が違いすぎて処理に困っている様子。
357タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:16:02 ID:Im4 [3/7回]
>>355-356
「はーいこんにちはー」

園児達の挨拶には満面の笑みでのお返しだ
切った張ったの生活が多い半人としてはこういったひと時は実に和む

「……お腹が空いている子がいるのでしたら、まずはご飯でしょうか?」
「お腹がいっぱいになれば、お昼寝もしたくなるでしょうし……」

とは人間の子供の扱いとしては常套手段と言えよう
要するに食べさせて寝かせとけ作戦である

「……食べちゃダメですからね?」

尚、もふろうに関してはガッチリガードなのであった
358かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:17:21 ID:7qK [3/7回]
>>356
ロイ「はいこんちゃー」
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」

とあいさつに応じるロイ
もふろうはおててプルプルさせていた

ロイ「食えるもんなら食ってみな」
もふろうのもちぷるぼでーはすべての攻撃を吸収し
異常耐性はすべての状態変化を無効化する

全越境者の中で最も防御力に優れたナマモノこそもふろうなのだ!!
なお攻撃力

ロイ「ほ~ら行って来い」
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」

もふろう出撃 イロハ共よ こいつで遊ぶがいい

ロイ「さて では俺は飯の準備だ」
割烹着着用 臨戦態勢

手早く作れる焼き飯を作成しようとする
359 : ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:25:13 ID:kqN [3/6回]
>>357>>358
ウイング「成程、先ずはご飯……」

タェンティースの的確な指示に頷くウイング。
そしてグルルゥ、と獣の唸り声に似た腹の音がウイングから発せられる。

ウイング「…めーし、めーし」
イー「めーし!めーし!」
ロー「ぐぅ……ZZZ」
ハー「ふやー!!」

ロイの背後で皿とスプーンを上下させながら待つ二名。
一名欲求に従って意識を手放す。
結果もふろうへと飛びかかったのはハーの一名だった。

……依頼を完全にぶん投げて園児側に回ったのが居ますね?
やっぱりベース一緒の自由人ですわ。
360タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:33:16 ID:Im4 [4/7回]
>>358-359
「あ、な、た、は、こ、ち、ら!」

速攻で裏切ったウイングの耳を引っ張りお料理側に連行(確定描写)!
尚半人は半人でもふろうとハーのカワイイ×カワイイの絡みをバッチリ録画しようとしていたりする
なぁに、ロイのアシスタントはキチンとするので問題はあるまい
361かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:34:34 ID:7qK [4/7回]
>>356
ロイ「オイ ガキが一匹増えたぞ」
中華鍋を振りながら愚痴をこぼす

ロイ「えぇいクソ 1人分しか作ってないぞ」
飯をよそって差し出すが 2人分には届かない

ロイ「だが次も焼き飯・・・う~ん 卵でごまかすか」
と言って次に作るのはチキンライス

そして続いて半熟卵を作るや宙に放り投げ
チキンライスの上にペショリと着地 チキンライスはオムライスに進化した!!

なお園児1人にとびかかられたもふろうはおててプルプルさせていた
タェンティース渾身のトリミングによりふわふわモフモフでもちぷるぼでーで最高のクッションとなりうる逸品
しかも動くとなればもういうことなしだろう
362ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:40:34 ID:kqN [4/6回]
>>360
ウイング「依頼主なのに…」

当然サボっていい理由にはならないのだが、ウイングは行けると思ったようだ。
しかし抵抗せず引きずられていく。

>>361
イー「めーし!めーし!」
ロー「Zzz………いい匂い」

増えたガキは一瞬のうちにタェンティースが処理してくれた。
しかし飯の匂いに寝てたのが起きたのでプラマイゼロ!!

ハー「ふひゃあああああ!!!」

もふろうの触り心地にご満悦らしいハー。
手足でガッチリホールドすると自らも共々周囲を転がり始めた。
無駄に体力が有り余っているのかもしれない。
363かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:56:44 ID:7qK [5/7回]
>>362
ロイ「・・・・・」
増えた 嗚呼飯地獄 あ そろそろコメが足りなくなってきた

ロイ「よかろう 俺への挑戦状と見た」
ゆらりとロイの闘志に火が付いた

ロイ「コメが無いなら小麦を食べればいいじゃない!!」
小麦粉を取り出し 作るは甘くないクレープ
そこにツナやら野菜やらを巻いて巻いてランチクレープの完成である

ロイ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
全自動クレープ焼きマシーンと化したロイであった

ちなもふろうは目を回していた

ロイ「1人でも請け負ってくれるもふろう マジ感謝 後でおやつを与えてあげよう」
364 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)22:58:14 ID:Im4 [5/7回]
>>361-362
「全くもう、ほら、お手伝いですよ」

プンスコな半人、無論訳がある
先生役のふたりが帰った後、面倒を見るのはウイングの役目となるのであろう
つまりはお世話の仕方を覚えて貰いたいとの意図もあるのだ、園児達の為にも矢張り

「……もふろう、潰さないで下さいね……?」

ハーの愛情溢れるゴロンチョを前に苦笑ながらも
子供の体重くらいで潰れる事がないのは知っているが、不安も付きまとうのは仕方ない
365ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:05:06 ID:kqN [5/6回]
>>363>>364
ハー「あああああ…あ………」

転がっていたハーが急に静止して、もふろうを解放した。

ハー「………おなかすいた」
ウイング「お手伝いも大事ですが、やはり腹が減っては戦は出来ぬというやつで」

駄目だった。
そもそもこの培養集団、腹ペコを薬で抑制している連中である。
であるからして、みな眠かろうが遊びたかろうが、最終的には食欲に帰結する。

ウイングとイロハ共「「「ごはん!!!」」」

ホワイトネスエネルギー問題は未だ解決の糸口すら掴めていない…
366かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:20:46 ID:7qK [6/7回]
>>365
ハーに介抱されたもふろうはしばしおててプルプルさせていたが

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
おなかすいた とハラペコ共に混ざる

ロイ「えぇい役に立たん」
大量のご飯を炊飯器にぶち込む 早炊きモードでできるまであと20分

ロイ「タェンティースはおかずを中心に頼む!! 俺はメインを作成する!!」
クレープやきーのガレットやきーの ご飯が炊けたら焼き飯つくりーの

保育士のはずだった だが今やっているのはお昼時の飯屋であった
367 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:28:20 ID:Im4 [6/7回]
>>365-366
「お、おかずですね!」

分かりました、と大慌てで三角巾を被り調理開始
結局食欲に負けてしまったウイングも追加されているので量も大切だ、しかし根本は食べ易さを重視すべき

「……ミネストローネです、ぬるめにしてありますのでこれを飲んでいて下さい」

お野菜とベーコンをトマトスープで煮込んだらお手軽ミネストローネの完成だ、これで尺を稼ぐ合間に次の調理!
メインをロイが担ってくれるのだから副菜重視となるのだ

「味噌汁と、あとコーンポタージュとビシソワーズを作りました……!」

作られるわ作られるわ、副菜と言う名の汁物達
368ホワイトネス幼稚園◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:38:52 ID:kqN [6/6回]
>>366>>367
ウイング「ヘルプを申請した甲斐がありました。んぐんぐ…英断」
イロハ共「「「うまうま…」」」

保育園と言うよりはロイの思うように飯屋状態。
タェンティースもそこに加わりウイングは仕事を放棄。

この事態にホワイトネスも一つの解を出した。
「アイツラには取りあえず飯食わせておけ」と。
驚くべき事にそれで問題行動の八割が軽減され、
生物兵器としての教育もスムーズに進むようになったという。

ホワイトネス幼稚園は開園一週間もしない内に食堂へと変貌し、
イロハ達第二世代培養少女だけでなく既にロールアウトした第一世代培養少女らも利用する場となった。

尚、エネルギー問題の解決が急務中の急務になったのは言うまでもない、完ッ!!

//という話だったのさ お疲れさまでしたー
369 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:48:24 ID:7qK [7/7回]
>>368
ロイ「ちくしょう 保育士なんてもうこりごりだ」
汁物ばかり作るタェンティースと 食い気MAXの培養少女どもに挟まれて四苦八苦のロイであったとさ

ちなもふろうはおなか一杯になってスヤァしていた
370 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/21(土)23:54:57 ID:Im4 [7/7回]
>>368-369
「どうしましたロイさま!次はおうどんを茹でました!」

汁物一丁更に追加!
お腹いっぱいというよりたっぽたぽになりそうなメニューなのでしたとさ

//お疲れ様でしたですよっ!
371かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:08:23 ID:93y [1/5回]
【狭間のスクラップヤード】
秋である

読書の秋芸術の秋食欲の秋 そして何よりも

ロイ「運動の秋じゃあああああ!!!! アテンション!!」
と参加者をまとめ上げる鬼軍曹・・・じゃない 鬼伍長と化したロイ・ゴールドマン

ロイ「最近戦闘もあまりなくてたるんでいるであろう諸君の為に 俺とボロウズの合作アスレチックを作ってやったぞ
   今日はこれを使って思う存分運動してもらおうか」

ということらしい 果たして参加者は?
372ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:13:36 ID:vB7 [1/5回]
>>371
「え?僕はどっちかって言うと読書の方が……いや、だからべつに運動は普段からしてるって嫌だあぁぁ……!」

七八によりずーるずーると引き摺られ、強制参加のルシオラである
ユノは折角のアスレチックを壊してしまいそうなので見学だ、七八はこの手の遊びは割と嫌いではない

「……まぁ、軽く運動するくらいなら……」

なんだかんだでジャージに着替え、準備万全になれば意を決するルシオラ
なぁにアスレチックだ、そうハードなものではあるまい(フラグ)
373かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:23:53 ID:93y [2/5回]
>>372
ロイ「お前さんはこの間しっかりとカロリーを摂取したからなぁ さぞかし脂肪もついたことだろう
   それを筋肉に変えてやろうというのだ 喜べ 戦士としてまた一歩前進するぞ」

実に嬉しそうなロイ 一人前の男()にしてやろうというロイのやさしさが身に染みるね

ロイ「というわけでこいつをつけてスタートだ ほら行った行った!!」
と言って四五六とルシオラの両手首足首に各100gの重りをつけてのスタートだ
正直大した負担ではない 平時ではね

さて目の前には縄梯子が垂れている それを昇れば一本橋がお出ましである

だが一本橋と言ってもその幅はそこそこ広く よっぽどバランス感覚が乏しくなければ落ちることはまずないだろう

アキレス「よーし 狙え!! 撃て!!」
―――ギィ!!
―――ギギッ!!

アキレスと愉快な仲間たちの操るバラエティーご用達バレーボール発射装置の妨害つきであるが
落ちてもクッションがあるのでケガの心配はなし ただし梯子上りをまたやる羽目になるが
374イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)22:35:52 ID:baV [1/6回]
>>372-373

「………」

 そーんなアスレチックの現場を何かテクテクやってきた政治将校殿。
 無表情に何か怪訝な顔をした後――

「伍長、提案なのだが――」

 察しの言い方はお分かりだろうが、この上官殿が訓練に手を加えるというのが、
 何を意味するかだいたい検討が着くと思う。つまり、致死性がマシマシになる!!!

【絶賛、アスレチック体験中のルシオラからすればアレだアレ!】

「スタッフ、準備を」

 早速バレーb-ル発射装置の玉を炸薬付き鉄球に代える手配が!!!
375ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:36:45 ID:vB7 [2/5回]
>>373
「うっ……!」

図星である
体重計に乗って愕然としたのは記憶に新しい、故に反論も出来ずに鬼軍曹に従うのであった
さてはてそして?

『へっへーん、よゆーよゆー、当ててみなよー』

縄梯子を余裕綽々に登り切り、一本橋を倒立して渡る七八
言うだけあって見事な曲芸である、忍びとしての本領発揮だ
さてはて一方

「痛い!痛い、痛い!やめっ……わぁっ!?……あぅ、ま、また登らないと……!」

落とされては登り落とされては登り、ようやく息も絶え絶えでクリアするルシオラ
七八は待ちくたびれてスマホいじってた
376 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)22:44:25 ID:baV [2/6回]
>>375

「七八もいるなら難易度が低すぎるな。この先に落とし穴を仕込むならこんな構造でどうだろうか?」

 無表情かつ一片の悪意なく淡々と呟くイムカ。
 落とし穴の中には高速回転する刃付きグラインダー。
 触れれば最後、人間など一瞬でネギトロと化す!!

【忍者の優れた聴覚・視覚ならばおぞましき提案がなされていることも聞き取れるであろう!!!】
 【スマホいぢる余裕状況が一瞬にして死地のヨカーン!ナムサン!!!】
377かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:48:36 ID:93y [3/5回]
>>374
ロイ「ダメ」
政治将校の提案を速攻で却下する下士官の屑である

そしてスタッフによってバレーボールが鉄球に変えられたわけだが

―――ギィ!?
―――ギギッ・・・!

ナムサン 射撃クルーが鉄球を持ち上げられないのだ よってバレーボールの供給が続いた
そしてロイはスタッフをハリセンでしばき倒していた

ロイ「イムカが関わると無駄に大げさになるので おとなしく見ているか 何なら参加してください
   四五六はともかくルシオラがお亡くなりになりますので」

と提案するが 果たして?

>>375
―――ギィ!!
ベティちゃんのおめめがキラーンと輝き 油断・・・しているかもしれない四五六に向けてバレーボールを射出するのであった

続いて現れたのは 雲梯である 頭上にある梯子をぶら下がりながら渡るアレ

だが向かう先にはなにやらでかい扇風機

ロイ「よし 作動開始!!」
ボロウズ「・・・・・・・」

ボロウズがスイッチを押すと扇風機が回転 強制逆風雲梯だ!! なおおっこちても下はクッション 一本橋は免除されるぞ

ちなみに体力が失われれば 冒頭で装着された たった100gの重りがまるで鉛のように重く感じられてくるぞ!!

>>376
そして四五六をに対する異常難易度にしようとするイムカに対し ロイはハリセンスマッシュで対抗していた
378ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/22(日)22:56:57 ID:vB7 [3/5回]
>>374-376

『痛い!って、もーこらベティ!……あとイムカ!やめてよもう!れ、レクリエーションなんだからさっ!』

ベティちゃんのボールが後頭部にヒット!スマホを危うく落としそうになるも堪える!
そして七八からの冷や汗をかきながら必死の訴え!聴こえていなくても諸々を察知する本能を有しているのだ
ルシオラ?必死すぎてなんにも気付いていない!

『もー、ギロチンとか揺れて来ないよねこれ……?』

雲梯も難なく……とは言え汗が滲み初めてはいるが七八はクリア
膝を抑えて息を整えるもまだ余裕か

「ひー、ひぃー、と、止めてぇー……!」

ルシオラはぶらんぶらーんと風に煽られ揺れて二度落ちて、手足の重りに肩を落としながらもなんとかクリア
倒れて死に掛けてゼーゼー呼吸しているのは言うまでもない
379 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)22:57:53 ID:baV [3/6回]
>>377

「ダメとはなんだ。わがままをいう子供をあやしているような物言いで」

 上官侮辱罪だとロイの顎鬚をグイグイっと。
 そしてハリセンでしばかれたスタッフ達は強制撤収!無情!!

「訓練というのは死を越える試練あってこそ強い兵士が養われるものだが…」

 解せぬ…とロイを見やるイムカ。完璧に文化がちがーうというか、
 アスレチックと糞ったれ兵隊さんガチ演習の区別がついていないっぽ。

「ガンバレ、ベティ。君なら出来る」
≪0000111110101≫

 そして何故かベティに鉄球を乗せようとするイムカ。
 さらに鉄球の上ではサーボスカルがマニュピレイターに扇子を持って無責任な応援中。ユウジョウ!!

「扇風機を火炎放射器に変更なら難易度も低く――」

 そして、凝りずにちょっとマイルド(イムカ視点)にした提案を――
380イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)23:02:11 ID:baV [4/6回]
>>378

「む?訓練ではなくレクリエーションときたか。そういうのは早く言った方がいい」

 誤解が解けた!(あるいは最初からなんか間違っていた)

【んで、フラフラするルシオラの様子を見て――】

「スティムパックは必要か?」

 無針注射器を示すイムカ。薬医的に疲れがポイと取れるぞ!
 まあ、慣れていない場合、効きすぎて一晩か二晩は眠らなくてよくなっちまうが。

「睡眠時間を他の事に充てられるな。実際WINWIN」

【レクリエーションに薬物持ち込むのナンデ!?全ては効率重視ゆえだ!】
381かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/22(日)23:15:16 ID:93y [4/5回]
>>378
―――ギィ★
大成功 と言わんばかりにハサミを振り上げるベティ 楽しげである
イムカの方はロイが文字通り体を張って抑え込んでいるぞ

ロイ「予算の都合上再現できなかった ギロチンはともかくサンドバッグをぶらぶらさせようと思ったんだがな
   次の仕掛けで宇尾さんを使い過ぎた」

なお次の仕掛けとは ベルトコンベアだといっても速度は遅い それこそ歩いてもクリアできるほど

だが天井が異常に低く 四足歩行しなければ通り抜けられないだろう

その先は短い廊下 だが三枚の壁に阻まれている

ロイ「その壁を持ち上げて先に進め 元ネタのSAAS○KEでは30㎏40㎏50㎏だったが
   大オマケで10㎏15㎏20㎏にしておいた さぁ頑張れ」

なんと 疑似S○SUKEだ!! がんばってください

>>379-380
ロイ「ヤメロォ!! ここまで復元するのにどれだけ苦労したと思ってんだ!!」
髭を引っ張るイムカに全力抵抗

以前から切られたり毟られたりと 散々な目に合っているのだ

ロイ「訓練とは言うがレクリエーションの側面が強いんだ だからそこまでやる必要はないんだ 分かれ」

ロイ「いいからおとなしくしててくださいってば!!」
イムカに向けてハリセンすまっしょが繰り出された!!

ちなベティちゃんは鉄球に潰されて平たくなっていた

応援? ぺらっぺらなベティちゃんには聞こえていません
382ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/22(日)23:22:48 ID:vB7 [4/5回]
>>380
「す、スティム……え?これ、使って大丈夫なやつですよね……?」

訝しみながらも手に取りプシュっと一発、ファイト一発
効果の程はさてはて?もう少し下に結果として現れる

『もー、イムカもベティもー……』
『……んげ、何これ……四つん這いになれって?私に?』
「あ、まーいっ!!!」

体勢を低く低く取って超速ダッシュ!忍びの技能のひとつと言えよう!問題点はある意味四つん這いよりも滑稽なその様子にあるのだが!

『ふー、そろそろしんどい……』
『……げ、重量挙げかぁ……流石に疲れ……え?きゃぁっ!?』

泣きが入りかけた七八、そんな彼女を吹き飛ばして猛進するルシオラ!
スティムパックが効き過ぎてなんだかよく分からない事になっちゃっているぞ!
そのまま三枚の壁を突き破り(!?)突破!七八は目を白黒させてその様子をぼーぜんと見ている
383イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)23:29:26 ID:baV [5/6回]
>>381-382

「意外とこだわりがあったのだな」

 無感情に言うイムカ。確かにロイの顎ひげはかなりぞんざいな扱いだ!

「ふんッ!!」

 そしてハリセンスマッッシュは真剣白刃取り!

【ちなみにイムカが現れてから急激にロイの体力消耗が跳ね上がっている気がするがヒミツだ!】
【→正しく下士官…つまり中間管理職に相応しい境遇と言えよう(鬼畜的断言】

≪000111110101≫

 ちなみにサーボスカルはペラペラんになったベティを回収して、
 お水の入ったお盆に投入したぞ。

【サーボスカルはベティを増えるワカメな何かと勘違いしているのだろうか?だがそれは狂気に陥ったプログラム(ry】

「伍長。見ろ、あの美しい光景を」

 ロイに示すはスティムパックをキメて(不自然なまでに)元気になったルシオラの姿。
 イムカはそれを温かい目で見守る。なんと活気あふれる姿か!!

「七八、遅れているぞ。ガンバレ。皆、応援しているぞ」

 そして七八には何か不穏ワードな応援をするイムカであった。

 ------
【賽印流茶屋2号店】

「ガンバレ、ニンジャマスター!」「おお、何と可憐な!」「フォフォッフォー!」

 普段Tシャツで顔の下半分を覆っているディピカルニンジャフリーク達がところてんを片手に応援中!

【ギャグ補正で境界線を横断した実況生中継!!】
384 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/22(日)23:38:12 ID:93y [5/5回]
>>382-383
ロイ「これでもちったぁドワーフの血が流れていてねぇ・・・!」
つまり髭にはある種のアイデンティティがあるのだ

それよりも大事なことは

ロイ「オイ!! なんかルシオラがとんでもないことになってんぞ!! 何やってんだアホタレ!!」

ハリセンを両手持ちにして全体重をかけてイムカとのつばぜり合い そんな耐久力ハリセンにねぇだろって?
イッツァ ギャグ空間 美しい光景と言われてアホタレで返す下士官の屑

ロイ「しかし重量を軽くした関係で壁を合成樹脂で作ったのが災いしたか 本来の重量なら鉄板を仕込んだのに」
壁を突き破ったルシオラにはそんな物言いを返すのであった

そして最後 高さ10mのゴールまで垂らされた一本の縄 それを昇ればアスレチックは終了である
さすがの四五六も 腕の重りが効いてくるころかもしれない

ルシオラ? まぁ平気じゃないが平気だろうきっとメイビー

弟子たちの声援を浴びた忍者マスターVSお薬ルッシー

ファイ!!

あ ベティちゃんはお水の中で復活しました イッツぁギャグ空間
385ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/22(日)23:47:53 ID:vB7 [5/5回]
>>383-384
『皆って、ちょっと中継してるでしょ!?』
『こらー!肖像権の……あぁもう、投げ銭寄越せ!応援するくらいなら!』

なんとも口の悪いマスターもいたものだ
ともあれ応援のおかげ(?)でコースに復帰、破壊された壁は楽々突破!やったね!

「んがー!んがー!」

ロープを腕だけで昇るルシオラ!信じられない握力と腕力である!

『あれ反則でしょ!?ドーピングだよどう見ても!』
『……あぁもう!本気出しちゃる!』

ロープを前にしかし七八、壁に向かって駆け出しジャンプ!
そのまま重力の尽きぬ内に垂直に駆け上り、落ちそうになれば再びジャンプ!もう片方の壁に着地!ダッシュ!
三角飛びの奥義だ、ワォシノビワンダフル!
んがんが言ってるルシオラとほぼ同時に最上部へ到着!体が登り切ったのはコンマの差で七八が先着!ギリギリで忍びの面目を保ったと言えようか!
386イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/22(日)23:52:21 ID:baV [6/6回]
>>304

「神聖なる科学は薬利的にも人間効率を著しく高めたのだ。中世期には無い発想だな」

 ロイのプンスコぶりを単なる文化的ギャップで片付けてしまうイムカってほんとイムカ。

【ギリギリギリと白刃取り継続中。はたから見たらどうみてもおバカなやりとりであろう】

≪0001111010101≫

 サーボスカルはといえば、復活したベティちゃんの上でやれやれポーズをとるのだった。

「デスーん」

 その背後では、『悪い子のα-12は現在、おしおき奉仕活動中デス』という看板の傍らで、
 ゴール寸前の連中のために、キンキンに冷えたレモネードの生産を強いられていた。

「何やったんだ?」

【なんかやったんでしょうNE!(いつものこと)】


>>385

「問題ない。閲覧数に応じた収入も賭け金の胴元としてもバッチリだ」

 なお、全部イムカのニンジャサークルの収入源になる仕組みの模様!きたない大人きたない。
 賽印流茶屋のギャランティといい、微妙に七八自身への収入がしょっぱいぞ賽印流サークル!

「デスーん」

 なお出口側では『悪い子のα-12は現在、おしおき奉仕活動中デス』という看板の傍らで、
 ゴールした面々に提供する冷え冷えレモネード製造が行わていた。

【なんかやったんでしょうNE!(いつものこと)】
387かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/23(月)00:05:49 ID:m2P [1/2回]
>>385-386
アキレス「両者ほぼ同時の為 ビデオ判定に入りまーす」
片やお薬パワーで腕力に物言わせたルッシー
片や忍者としてのスキルをいかんなく発揮した四五六

アキレス「ビデオ判定の結果 鼻差で四五六タンの勝利となりましたー」
今頃茶屋では大歓声が起きていることでしょう

ロイ「おつかれー 手首足首の重しを外して降りてらっしゃい
   レモネードは無料で配ってるからたくさん飲んでくれ クエン酸は体にいいそうだ」

ハリセンつばぜり合いはノーコンテストとなった ボロウズはルシオラが明けた壁の穴を鉄板でふさいでいた

ロイ「よし 次はアキレスとジョージ さっさとスタート位置につけ!!」
アキレス「おれもやんの!?」

聞かされてなかったアキレス 狼狽である

ジョージ「さぁ頑張りましょうアキレス君」
アキレス「うっそだろおめぇ・・・」

片や元気いっぱい 片やげんなりとスタートする

ロイ「イムカ あいつらはレクリエーションではなく訓練だ 言いたいことは分かるな?」
と ロイはイムカに悪魔のささやき

ロイ「ルシオラと四五六 バレーボール発射 やってみないか」
こちらにも悪魔のささやき
388ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/09/23(月)00:10:29 ID:VsC [1/1回]
>>386-387
『もー、ちーっとも私に入って来ないんだよなー……』

アレな半人と違ってこの忍者はお金にがめつい
故にブーたれブーたれ文句垂れ、まぁともあれギリギリの勝利を収めれば一息

『うひー、疲れたぁ……あぁ、レモネード貰うねお疲れ様ー』

重りを外してまるで手足が羽毛のような錯覚
トゥエルブのお手製レモネードをくいっと!疲労によく効く!

『え?ボールやっていいの?やるやるー』

さてはてボール役には当然乗り気だ!
一方ルシオラは?

「ふしゅー、ふしゅー、コロス……!」

バレーボールがひしゃげる程の握力で握り、発射装置ではなく直で投げ付ける気満々なドーピングルッシーなのでしたとさ
389 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/23(月)00:16:36 ID:65k [1/1回]
>>387

「よし、スタッフ集合だ」

 指を鳴らして、先ほど撤収を強いられたスタッフを再集結。
 さらにα-12は密かにユーチューバー的なデスデス実況ちゃんねるの準備!

【悪魔のささやきに全面的に協力!】

 ネギトログラインダーに人食いズワイガニトラップ、銃弾は全部実弾なのは当然として、
 電流鉄格子に、幻覚誘発光るタケノコに、他には――

【ソッコーで準備されていく殺人的トラップ(一部胡乱なものが混じる)】

「そして私はヤルキを誘発させることも忘れないぞ。見ろ!」

 ゴールに用意されているのは、激レア発色スプレー缶(生産企業が何かでオタッシャして入手困難)と、
 オレンジのチェレンコフ…もとい神聖なる輝きを放つヌカコーラビクトリー!!

「先にゴールした者のみにブツを進呈する!!」

 競争心を煽り能力を引き出すのも上官としての務めなのである!!!

>>388

「デスデス、ひとつまみのお塩が隠し味デス」

 なんだかんだで疲労回復に適したモノ用意している。オシオキのためトンチキ挟めなかったともいう。

【とまあ、それはそれとして、ルシオラの様子を見ながらなイムカは七八の側で】

「んんっ?何か間違えたか?」

 と、北斗神拳次兄のパチモンのようなセリフで首を傾げるのだったとさ。

//ではおいどんはこれにーてノシ
390 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/23(月)00:24:55 ID:m2P [2/2回]
>>388-389
アキレス「いやだああああああ死にたくなぁぁぁぁぁぃ!!!!」
ジョージ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

こうして 一発即アウトのオワタ式アスレチックと化した戦場に
2人の男の雄叫びがこだましたという・・・

あ ルシオラはちゃんとデトックス受けてくださいね

//sime
391かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/25(水)22:36:19 ID:ErZ [1/4回]
【ウェイストランド】
この世界において運び屋ってのは人によりありがたがれ 人により疎まれ 人によっては大好き(意味深)な職業である
居留地同士のつながりが希薄になって久しいこの地の数少ないネットワークってやつなのだが

レイダー「ヒャッハー!! 運び屋だぁ殺せ!!」
レイダー「きっと物資をたんまり持ってんだぜ!! 俺たちが有効活用してやるよ」

とまぁ運び屋が大好き(意味深)な輩の熱烈な歓迎を受けるに至ったのだ

アキレス「ちなみに今日運んでいるのはお手紙なので碌な物資はありません でも聞いちゃくれないんだろうな」

そんな歓迎の中でアキレスは達観したようにつぶやくのであった

アキレス「そしてこちらは徒歩 相手はバギー 足で叶うわけがありません
     目的地まで近ければデモンレッグで逃げるんだけどね まだ目的地は遠いのです
     お言うことで迎撃を擦ることになりました 皆さま用意はいいですか?」
392 : α-12{ディープメイカー ver.α}[sage] 投稿日:19/09/25(水)22:42:18 ID:zsg [1/4回]
>>391

「おらおら!大人しく物資を出すデスよ!」

 七色モヒカン(カツラ)にトゲ付き肩パット。
 さらにはガスマスクという何処をどう見てもレイダーその12辺りな何かは、
 テンプレ的脅し文句を滑らかに告げて、哀れな運び屋からの略奪にいそしもうとする!!

「デースデス!今夜はぐつぐつ煮立ったお鍋デスよ~」

 アキレスの手紙以外の物資であるサソリさんを高らかに持ち上げて宣言!
 何たる邪悪!!しかし、これは救世主のいない世紀末なウェイストランドにあってはチャメシインシデントなのだ!!

「ヒャッハー!!デス」

【レイダーからしたらナチュラルに交じっているコイツ何?である。が、まあ外見レイダーだ。案外ナカーマと思ってくれる可能性も微レ存】
 【アキレスからしたら、いわずもがなである。皆さま準備どころじゃねートンチキ登場也!!】
393アラズ[sage] 投稿日:19/09/25(水)22:48:07 ID:r80 [1/3回]
>>391-392
「おーけーおーけー、準備万端」

任せとけ、とディープメイカーで引っ張っていた携帯型速射砲(?)を構えるアラズ
無論携帯型とは言えビックでラージなガンである、触腕のサポートを得て構え……

「……巻き込んだらまぁ、骨くらい拾ってやるよ」

ファイアファイア、ファイア
弾丸ありったけをなんか目立つレイダーの辺りにテキトーに狙いを定めてまたファイア!
砲弾が切れればぽいっちょ、身軽になっていつもの戦闘モードを取るのでした
近付く輩は触腕で殴る!薙ぎ払う、叩き潰す!
394かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/25(水)22:56:39 ID:ErZ [2/4回]
>>393
レイダー「ヒャ・・・え 誰こいつ?」
レイダー「いや 知らねぇつかなんだセンスのかけらもねぇ七色モヒカン」
レイダー「ちょっとついてこないでください仲間だとうわさされると恥ずかしいんで」

なんかさっきまでテンション高く蛮族していた連中がドン引きしている図

―――ギィ!!ギィ!!
アキレス「なにレイダーならやっつけちゃってもやむなし迎撃せよって痛い痛い頭叩かないでよ」

ちなベティちゃんは日ごろの恨みといきり立っていた

>>393
そしてドン引きレイダーたちをアラズの速射砲がお出迎えである
もちろんレイダー12にも砲弾が飛んできますが気にしないであげてください

レイダー「クソが!! やられっ放しじゃレイダーの名が廃る!!」
と 気合の入ったレイダーその1が斧を振りかざし ディープメイカーを切り裂き接近を試みるぞ
395α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/25(水)23:09:38 ID:zsg [2/4回]
>>393->>394

「デスーん」

 レイダー達の余りの塩対応に即座に頭ポッポー状態となるα-12.。
 ナカーマでなければすなわち敵!レイダーとレイダーはもとより互いを相食むサツバツ関係よ!!

「って!なにやらかしてるデスか!イレギュラー!!」

 そんな中でアラズはファイアするわ、ベティちゃんは囃し立てるわで、
 この世界のブッダは確実に寝ていると確信できるマッポーっぷりであった。

【ビッグなガンから吐き出されるタマは何かダンシングな動きでひょいひょい避けるレイダー12】
 【反撃か何かしらんが、ベティちゃんにビビットピンクのカラースプレーをどさくさ紛れにプシュー】

「ええい、レイダーども!全部おまいらのせいデス!今確定デス!」

 なんか頭からポッポーしながらキレると、

「ヘタレ=サン!トス!」

 アキレスに向かってジャンプすると、そのまま三角飛びの要領で上空高く跳躍!
 バレーボールのアタックの如く、肩につけていたトゲ付き肩パットをレイダー集団に向けて叩きつけんとす!
396アラズ[sage] 投稿日:19/09/25(水)23:14:07 ID:r80 [2/3回]
>>394-395
「……惜しい!」

何人かのレイダーはもしかしたら巻き込めたかもしれない速射砲撃
しかしそれでも元気溌剌なトゥエルブの姿を確認すれば、苦笑と共に肩を竦める

「るせー、そこまで言うならたまには勝ってる所見せてみやがれってんだよ!」

触腕は斧の破壊力の前にはあっさりと両断されるであろう
ぬめる体液を撒き散らしながら縮む姿は何しろゴアだ、そして反撃とばかりに左右から迫る更なる触腕!
残りの触腕も鎌首を擡げ、レイダー達を威嚇牽制!隙やウカツを見せれば襲い掛かるだろう!
397かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/25(水)23:26:11 ID:ErZ [3/4回]
>>395-396
―――ギィ!!ギィ!!
いいぞーやれやれーとアラズをはやし立てるベティちゃん 日頃の恨みが真髄だた

レイダー「え でもそんな恥ずかしい恰好してる方が悪いんzへぶぅ!?」
レイダー「ギャー」

とげとげ肩パッドの直撃を受けたレイダーは悲鳴を上げて逃げ惑う
そこにアラズのディープメイカーの殴打で目を回して昏倒
実にいいコンビネーションと言えるだろう

―――ギィ!!ギィ!!
アキレス「ダカラ痛いよベティ」

そしてピンクベティちゃんは憤慨したようにハサミを振り上げていた

レイダー「チクショウ こんなイカレだらけの場にいられるか!! 理性的な俺は逃げるぞ」
レイダー「まってくれ 俺をこんな狂人だらけの場に残さないでくれ!!」

こうしてレイダーたちは口々に一行をディスりながら逃走していった

アキレス「・・・で? お前は一体何がしたかったんだ?」
と 素でα-12に質問するアキレスと

―――ギィ!!
怒りのクラブハンマーを繰り出すベティちゃんがいた

アキレス「あぁ あとアラズのアリガトね なんか戦闘らしくない戦闘になっちゃったけど」
398α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/25(水)23:36:28 ID:zsg [3/4回]
>>396-397

「ふっふっふ、ビクトリーデス!」

 勝利のVサイン!レイダーに対してなのか、ピンクベティちゃんに対してなのか、
 あるいはその両方なのか。大いに謎である!!

「って、イレギュラーのせいで女子力あふるるα-12まで変人扱いデス!
 謝罪と賠償を要求デスデス!」

 しかして、お天気のようにコロコロと転がる機嫌。
 アラズを見るや否や両手を振り上げてポッポーと。
 なお、銃撃かまされた事はもう忘れている。奇人変人扱いに巻き込まれた()方が問題だ!!

【さてさて、んでんでアキレスが何やら質問するので】

「何がしたかったかってレイダーごっこ一択デス」

 これまたクラブはんまぁでホッペをムギュっとされながら実に身も蓋もないことを平然と言いやがるおこちゃま。
 えっ?そんなこともわかんないの?って非常識人を見るような怪訝な目でアキレスを見やる。

【なんで真っ当な事を言っている方がそのような憂き目に?だが、これも世紀末な(ry】
399アラズ[sage] 投稿日:19/09/25(水)23:41:02 ID:r80 [3/3回]
>>397-398
「……無駄に死んだり殺されたりするより、ずっといい」

け、と肩を竦めて笑いながら
少なくともアラズは生と死に対して大きな拘りを有してはいないが、それでも遥かに生に赴きを置く
多くを殺している中で、いつその順番が巡ってくるかも分からないのだから当然と言えよう
彼女に対してのなんらかの加護は、他より効力が少ないのだから

「女子力あるやつはひゃっはーしたりしねぇぞ多分、バギーもNG」

先程のトゥエルブのコスプレひゃっはーをいつのまにか写真に収めていたのかチラリと見せながら
400 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/25(水)23:48:37 ID:ErZ [4/4回]
>>398-399
―――ギィ!!
アキレス「はいはい 塗料落とすからこっちおいで」
α-12のほっぺたをつまむベティを引きはがすアキレスであった

アキレス「そういうことしてるから女子力が上がらないんじゃないの?」
と正論かましてみるテスト

アキレス「まぁいいや α-12がバギー持ってきてくれたからそれ乗ってさっさと郵便運んじゃおうぜ」

―――ギィ!!
アキレスに塗料落としで全身を拭かれながら ベティちゃんはα-12への怒りをたぎらせるのであった

ウェイストランドの居留地を結ぶ運び屋の仕事はまだまだ続く

//ではかるぅくノシ
401 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/25(水)23:55:35 ID:zsg [4/4回]
>>399

「ん~レイダーに扮しても全身からあふれんばかりの女子力デス」

 どややぁとポーズキメるα-12。やっぱり何かアレなのであるこのシリーズ。

【そして、この何かアレな遺伝子はアラズにも確実に継がれている!!!】

「イレギュラーも七色モヒカンの写真をパシャしてやりデス~。
 女子力皆無なイレギュラーならさぞや滑稽なインス〇映えするはず!!」

 悪意100万ぱーせんとでゾンビーのごとくずももももっとモヒカンカツラを手にせまーる。

【再度強調する。アレすぎるアレがアレな遺伝子はアラズの中にも脈々と(ry】

 ---------

「心外極まる」「ただのバグ」「というより恥部」

【同シリーズの姉妹からのα-12に対する心暖まるご意見はこちらです!】

>>400

「デスデス。ヘタレ=サンにはこのあふるる女子力がワカラナイのデスねー」

 やれやれポーズなα-12。実にくっそむかつくムーヴである。
 それはそれとして、出発となったれレッツゴーと前方を指さして号令する元気印なのだったとさ。

//おつーんである!!ノシ
402イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/26(木)22:32:32 ID:Qp9 [1/5回]
【もるすぁ!!】

 賽印流茶屋――

 解説しよう!賽印流茶屋とはスプロールのいちニンジャサークルが、
 何かやたらフリークを拗らせた政治将校がバックとなってオープンした、
 スプロールには珍しき純和風のニンジャ茶屋なのだ!

【今シーズンの人気のドリンクはアイス抹茶ラテタピオカだ!――純和風?】

 店員は皆、Tシャツで顔の下半分を覆い隠した極まったティピカルニンジャオタクばかりであり、
 若者からも〝こいつら完全にイっちゃってる〟とクールに評価されて客入りも上々だ!!

 ------------

【店内!!】

「ひのふのみのよの」
≪0001111010101≫

 無表情に電子トークンを集計器にジャラジャラと放り込むイムカと
 律儀に売り上げと出費の計算をガチャゴチョやっている忠実なるサーボスカル。

≪00011111010101≫

 狂気に陥ったサーボスカルのプログラムであるが、いったいナンデこんなことやっているんだろ?と思わなくも無いのか、
 なんかモノスゲーびみょーはオーラを振りまいたいる。

「ふむ、上々だな。ニンジャサークル運営資金もバッチリだ」

 そしてんなドローンの様子は何処吹く風か、イムカは無表情に得意げという何とも難易度の高いホクホク顔をしていた。

//さて、そんなびみょい現場におとずれたるは?
403四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/09/26(木)22:38:02 ID:YOV [1/4回]
>>402
「儲けてるね、いい感じにね」

抹茶ラテタピオカを頂きながらやっほーとやって来る七八
諸々イっちゃってるアレに関してはもうスルーだ、ニンジャとはニンジャであり忍者ではない(尊厳のための断言)

「……少しくらいほら、マージンくれてもよくない?ほら、賽印の名前も出てるしさ、ほら」

すすすと擦り寄り下心丸出し……
ってよりどストレートに真正面から言えるのは七八の性格の強みである
404イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/26(木)22:48:09 ID:Qp9 [2/5回]
>>403

≪000111101010101≫

 自分がこのようなアレな集計をしているのは七八が悪いと何か結論したのか、
 サーボスカルは何かズズイと彼女に近づく。顔が近い距離って奴だ。

【そしてサーボスカルは名の通り、ボティは人間の頭蓋骨である、超ドアップだと中々にコワイ!】

「タピオカは原価がクソ安い割に売れるからいいな。何か変なのまでやってきてるが」

 店側に目をやれば、

「デスーん」

 超カロリーの塊である抹茶ラテタピオカをガブのみしたガスマスクが何かまんまるくなってゴロゴロ転がっていた。
 まあ、日常なのであるが、よく考えたら食った分だけ丸くなるってどんなマンガ体質だと思わなくもなし。

「マージンなら渡しているだろう?君のところに送ったはずだが」

 七八へのマージン…ニンジャペナントにニンジャ木刀にニンジャ木人に――しかも使い勝手と感想のレポートよろしくと来た。

【ナムサン!これではマージンという名のモニター商品の押し付けである!!】
405四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/09/26(木)22:59:50 ID:YOV [2/4回]
>>404
「おっかしーな、私も被害者側じゃないどっちかっていうと?」

なんとなーくサーボスカルの主張内容に気付いたらしい
随分近い距離のそれを押し退けながら苦笑だ、ぐいっと

「……まぁ、カロリーの塊らしいしねあれ……」


『あれー』

そんなトゥエルブのお隣、同じようにゴロンゴロン転がるまんまる半人
次の出番の頃には戻っているし、何らかの非科学的なパワが影響しているのでしょうきっと

「……現物支給!ノー!マネー!イエス!」
「大体なんなのニンジャ木人って、何に使えばいいの!」

そもそも何処かニンジャか、とぷんすこであった
ただペナントに関してはレアさが気に入ったらしく、どうやって使うものかは知らぬが取ってあったりする模様
406イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/26(木)23:13:00 ID:Qp9 [3/5回]
>>405

「このシリーズども…」

 店内のスペースを覆いに圧迫するとんぽんコンビをカメラ越しにジト目で見るイムカ。
 マクスウェル研究所とやらが目指した果てがコレとは研究員たちはさぞや本望だろう(謎

【ナムサン!!!】

「ニンジャといえば木人だろう。カラテの鍛錬に使えるじゃないか。ほら、私の記念写真にも」

 額縁に飾られているのはマップタツになった木人(鉄より硬いバイオ赤樫製)とニンジャ装束でチョップの残心をするイムカ。

「動画で視たければ賽印流ちゃんねるを見ることだ。結構アクセス数稼げたぞ」

【また勝手に名前を使っている&思いっきり歪んだ喧伝が為されている!!!】

「現物支給はダメなのか?」

 次に七八に押し付け…もとい送ろうとしたニンジャ招き猫を指さしながら
407四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/09/26(木)23:18:33 ID:YOV [3/4回]
>>406
『だーもー!何やってんだアホ共ー!』
『……ほんっと悪い、騒がせた!』

身内のアレを清算する為に奔走するアラズ
大玉転がしの要領でふたりを回収して連れて行くのでありましたとさ。ナムサン

「……あのね、私のカラテはフツーの空手なわけよ」
「無限に手裏剣を生み出したり、ナイルの川の水を飲めなくしたりは出来ないの、オーケー?」

がっくしと肩を落としながら
まぁその辺のニンジャフリークな部分に関してイムカに突っ込むのは有用とは言えないだろう
忍者ならばともかく、ニンジャに関しての知識は明らかに彼女の方が上なのだから

「いりません!ニンジャ招いてニンジャ沢山来ちゃったら困るでしょ!」
408イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/26(木)23:37:30 ID:Qp9 [4/5回]
>>407

「ニンジャがたくさん来るだと…」

 回収されていくまんまる大玉どもを尻目にイムカは七八の言葉を聞いて何か妄想タイム。
 ほわんほわーんと、大量のニンジャが押しかけてくる光景を夢想。

「ふむ、夢のようだな」

【何か優雅な所作で頷きながら実にアホな事を考えているイムカ】

≪000111110101001≫

 いっぽうサーボスカルは七八の頭にヌタっと着地!
 マスターの病気(ひでえ)が酷くなったぞどうしてくれる的なアレだ!

「まあ、落ち着け七八。では君が希望するマージンについて――」

 ここで契約だか権利だかについてメガコーポ地域社則など、
 スプロール特有のかなりワケのワカランあれやれコレやらで雁字搦めなシロモノを説明。
 正直、ちんぷんかんぷんというか、メガコーポに癒着している連中ほど得をする糞体制というか。

【さらにはサークル活動らしく次から次へと採算度外視のニンジャグッズを生産したりするもんだからそもカネが無い!】
 【活動資金≠収入なのだ!超絶自転車操業!】

「というわけで、君への駄賃だ」

 マージンというより子供のお小遣い的な額がキャバーンと七八の口座にIN!
 ついでに固有財産としてニンジャ招き猫の所有権利が与えられた。

【そして、どうあっても押し付けられる招き猫!!】
409四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/09/26(木)23:44:06 ID:YOV [4/4回]
>>408
「地獄絵図でしょう、どう見ても……!」

ほわんほわーんな妄想の中にツッコミを入れるその所作は鋭かった
尚サーボスカルには良品の機械オイルを与えて黙らせる事にする。忍者に取ってこの手の取引アイテムは欠かせないものなのだ

「ぐぬぬ……その効果音でこれだけかぁ……まぁありがと」
「……って結局これ貰ってるし!……まぁ実家に帰った時にでも飾るよ……」

七八の実家、兄である一二三が頭領を務める賽印流の総本山だ
忍者屋敷にニンジャを集めてしまえば色々問題もあろうが、まぁ一二三はニンジャ寄りであるが故に大丈夫大丈夫との判断
410 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/09/26(木)23:51:32 ID:Qp9 [5/5回]
>>409

「ふむ、まあまたモニター感想を聞かせてくれ」
≪00011110101≫

 というわけで、賽印流茶屋における実りある交渉は終わった。
 ちなみにサーボスカルは賄賂によりあっさり大人しくなった。



 なお、この日の夜、七八のねぐらを舞台としたニンジャ組織同士による熱い戦いが勃発し、
 周囲800mm四方が戦場となるエライことになったという。

「おかしいな。福を呼び込むべく〝私〟が丹精こめた招き猫だったのだが」

【どってんぱらりのふう】

//ではこれにて!おつかりんこーである!!
411α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/28(土)22:10:32 ID:ijV [1/5回]

 ――とあるファンタジー世界

【前回までのあらすじ!!!】

 ランダム越境にて、金男=サンの故郷なお国にやってきた女子力マックスなα-12デス。
 しかし、何やら様子がおかしい感じで調べてみると、どうやら過去の世界らしいデス。

【しかも時代と来たら、思いっきり国が傾いていたころのガチ暗黒時代デス。コイツはヤベー】


 -------------

【王族ご一行見学会デス】

 豪奢なる馬車の群れが街道を移動している。首都を見捨て、脅威から一歩でも離れようとする群れ。
 この国は峻厳なる山々が連なっており、街道を占有する群れはあらゆる意味で様々な悪影響をもたらしているだろうが、
 それはやんごとなき身分の者達からは知った事ではない。

「王よ!首都を捨てた挙句がこれでは――」

 何やら近衛らしき偉丈夫が一際豪奢な馬車に向かって叫んでいる。
 するとガチャリと馬車のドアが開いて、その偉丈夫の片目を突き刺す刃が見えた。

「鉱石神に王権を委ねられし余に、ドワーフの如き蛮族と轡を並べよと申すか」
「御意!」

 そのままスターン!と馬車のドアが閉じた。

 -----------

「うわぁ…デス」

 集音マイク付き単眼鏡からその様子を覗いていたα-12はどん引きして息を漏らした。
 そりゃそーだ。ぶっ刺す方もアレだがぶっ刺される方も片目失いながら御意とか言っているし、

「封建社会の完成とは少数のサディストと多数のマゾヒストでうんぬんかんぬんでしたっけデス?
 よく粉微塵に滅びなかったデスね。このお国デスデス」

 じとーんと越境してしまった場所がシグルっている現実にゲッソリしたもんだ。

【ランダム越境だから、ここから何時抜け出せるかもわからん】
412かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/28(土)22:19:03 ID:lqT [1/5回]
>>411
ロイ「凄いなぁ この辺のはドワーフの歌にすらほとんど出てこないからなぁ
   普通の学校じゃ触り程度しか教えて無いもん 俺も軍学校行ってようやっと事の詳細を知ったんだから」

まさに頭痛がしてくるアレっぷりである

ロイ「それでこの後どうなって議員制が発足したんだっけなぁ・・・授業で習ったはずなんだが・・・」

//その辺はもう決めてる? 決まってなかったらこっちで設定します

ロイ「まぁなんだ 国難に晒され続けた結果が得たのが逆境への強さだ
   さて しかしどうするよ? あまり介入して歴史買えちゃいましたで俺生まれてきませんでしたになるのは御免だぜ」

この手のタイムパラドクスは越境仲間から色々と聞いている 最もそういう世界 が1つ増えるだけかもしれないが
413α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/28(土)22:31:06 ID:ijV [2/5回]
>>412

//とーぜん、議会制までの経緯などノープランDA!

「伝承好きなドワーフの皆さんが言い伝えるのも苦痛な時代ってことデスかね。
 まあ、目的はどんだけ統治機構がヤバいかの見聞なので目的はOKデス」

 言ってからα-12はメモメモしまくった羊皮紙を取り出す。
 本来、薄くて質のいい紙を生産する技術もあったはずだが、
 今や、紙を手に入れるのもかなり難しいのが現実だ。

「状況は分かったデス。王様の逃亡行脚に虎の子のトクシュブタイもがっちり捕まっているデス。
 中央の迎撃戦力が縛られてるんだから、そりゃ反撃も糞もねーデスね」

 もっかい、街道を見る。途中、荷を崩して路を塞いだとして、キャラバンが首を吊るされているのが見えた。
 大量のスパイ容疑が書き加えられている。どうにも猜疑心も随分と育っているようだ。

「身分不定のα-12達が中央に近づくのは危険デスね。首に縄かけられかねねーデス。
 それに金男=サンの言うようにタイムパラパラだか何だか考えると、介入も得策じゃねーデスし」

 とりあえず、あの王様は歴史の天誅に任せるってことでOK?と確認するα-12。
414かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/28(土)22:46:09 ID:lqT [2/5回]
>>413
ロイ「そうだな いくら俺がトクシュブタイだからって時代が違い過ぎるしなぁ
   いやしかしまぁなんだ 俺が習った歴史もだいぶんマイルドに脚色されてたんだなぁ」

瞬く間にキャラバンが奇妙な果実にされていくトクシュブタイの練度に呆れればいいのか関心すればいいやらだ

ロイ「ちなみになぁ この後12の貴族が白金宮を占拠して中央の利権を剥奪 いわゆるクーデターだな
   その後トクシュブタイの離反者と王室との内戦を経て議会制発足ってのが流れだ
   内戦と言っても王室の支持者はゼロだったし決着は早かったらしい」

折りたたみ式の望遠鏡を格納

ロイ「不幸中の幸いと言っていいのか 若き跡継ぎは早期に確保 教育のおかげで立派な跡継ぎになったんだが
   政はそのまま議会制を継続 今に至るって感じ だがまぁなんだ 完璧な政治体制なんてないけどな」

ロイ「さて 目的は果たしたしどうするよ? ランダムジャンプが無い当たり 世界は俺たちに何かを期待しているとみていいかもしれんが
   具体的に何をしてほしいのか 世界も依頼書ぐらい出せってんだよな」
415α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/28(土)22:56:17 ID:ijV [3/5回]
>>414

「当たり前デス。完璧な政治体制なんて過去から未来まで見た事ネーデスし」

 現代でも貴族の腐敗などさまざまな病根は残り根絶には至らず。
 人間の手である以上、中々にそういうモノからは逃れられないということだ。

「まっ、やってる方も完璧に目が昏いか死んでいるかの二択デスし、そのうち大噴火するフラグばっちりデス」

 反逆が野火の如く広がる火種は既に十分に充填済みといったところか。
 ロイの証言を羊皮紙に付き足していくα-12。

「跡継ぎさん、めっちゃ苦労したっぽいデスね。議会制になるとは言っても王の血筋って規範やら何やら抑え込んだんデスから」

 このクソッタレ暗黒時代を立て直したとしたら相当な名君もしくは、
 議会制に移行させた面々が極めて有能だったかのどちらか。あるいは両方。

【次世代はこの暗黒時代の尻ぬぐいに終始する治世となっただろうが。その才覚が発展に向けられていればと考えると惜しい気もした】

「依頼書なんて分かりやすい指針はねーデスよ。
 とりあえず、α-12達は生きているデス。生きているなら糧いるデス。とりあえず地方都市まで行って仕事探すデス。
 …国がコレだと冒険者ギルドも期待薄デスし、最悪傭兵デスかね。ウェー」
416かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/28(土)23:10:46 ID:lqT [3/5回]
>>415
ロイ「ちなみになぁ 暗君はその後処刑されることだけは免除されたが 首都郊外のあばら家でクッソ極貧生活を強いられて そのままあばら家で死んだそうだ
   暗君死後不審火で全焼したから残っちゃいないがな」

いやー不審火って怖いねー

ロイ「別の世界ではこういうのを鳶が鷹を生むっていうんだっけか?
   確かに尻拭いに奔走した君主だったがクソッタレ暗君の元で育ってたらどうなってたか分からんからな
   歴史なんてどうなるか分かったもんじゃねぇ」

その間に荷物をてきぱきと収納し バックパックを背負った

ロイ「まぁ傭兵暮らしだろうな 報酬はあまり期待できないが 仕方あるめぇ生きるためだ
   あぁそうだ どこかの時点で隣の同盟国から援軍が着てトクシュブタイの離反者や貴族の私兵とでゴブリンは倒されるはずだ
   そこまで生きればゴール・・・かもな」
417α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/28(土)23:21:19 ID:ijV [4/5回]
>>416

「…金男=サンのトコに影とかヤベー組織が出来たのってもしかして?デスデス」

 かしこいα-12はそれ以上は言わないでおくことにした。
 歴史の深淵ってのは、安易に触れていいものではないのだ!

 -----------

【そっからしばし時が過ぎて――】

 地方城塞都市!!

「ゴブリン共が壁越えようとで穴掘ってやがった!発破かけっからついてこい!」

 ドワーフを差し置いて穴掘りだと?といたくプライドを傷つけられたらしい傭兵頭は、
 鉱石が詰まった袋を手にキアイの入った野郎はいるかと呼びかける。

【報酬が鉱石?今や吐き気がするほど低品質な硬貨で生命を賭けさせるなどドワーフのプライドが許さないのだ】

「ハイハーイデス!みんなのアイドルα-12にオマカセデス!」

 周囲の目が一点に向けられる。戦役に舞い降りたスカタン。人騒がせトンチキマスクなど早くも色んな異名で呼ばれるようになった。
 働きはいいし、元気もあって大変よろしいと評判。つまみ食いとアホな言動が大いにマイナスポイントとか。

【α-12は早くも結構名が売れ始めました。金男=サンはどうよ?(自由!)】
418かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/28(土)23:30:56 ID:lqT [4/5回]
>>417
ロイ「スマン 闇の発足については俺も知らんのだ まぁ想像にお任せってことで」
ということで移動移動

【それからどうした】

ロイ「偵察から帰ってきた 今敵主力は・・・」
この男も獅子奮迅の活躍をして見せていた

時に善戦で見方を鼓舞し 時に重傷者を治療し 時に炊き出しで士気を高める

まさにこの国のトクシュブタイそのもの どこに行ってもエースであれの面目躍如である

なおこいつトクシュブタイじゃね? と半ば確信めいた疑惑を持たれるも
そろそろこの世界の本家トクシュブタイにも離反者が出るころ(だったはず)なので

早期に国父を見捨てたウチの1人 具体的にどこの誰かって?
本人も言いづらいだろうし黙っとこ

みたいななぁなぁの精神でごかまし重点であった

ロイ「α-12 俺も行くからちょっと待ってろ」
なおα-12に突っ込みを入れられる貴重な存在としてそっち方面ではとっても重宝されている
419α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/28(土)23:47:06 ID:ijV [5/5回]
>>418

「しゃ!ロイの旦那も一緒か。今は糞な状況だが踏ん張るぞ!絶対に夜は明ける!その前にやられてたまるかってんだ!」

 傭兵頭が斧を振り上げると、周囲の傭兵も気勢をあげた。
 厳しい風土に鍛え上げられた気質は暗黒時代でも早々には風化しなかったらしい。

【この夜が何をさしているかは言わずもがな、だろう】

 狭い地下は独特のすえた臭いが充満している。
 穴はそれなりの広さがあったが、所詮はゴブリンの仕事。ドワーフが拵えるそれとは比較にもならないオソマツさだ。

「デカい火力は厳禁デスね。皆さん、注意デスヨー」

 ガスマスクに備わった抵光量視野を起動。ゴブリンは真っ暗闇を全く問題にしないし、
 ドワーフも暗がりの視界は人間を遥かに上回るが、α-12はそこをテクノロジーで補うかたちだ。

『GAABBB!』

 そして暗がりから襲い掛かるゴブリンの槍を寸でで避ける。
 槍先は糞などの汚物で汚染されており、毒消しの流通もままならぬ治世においてはさらに脅威度が増している。

『GAABBGAB!』

 ワっとゴブリン達が大量に現れる。狭い地下穴でも小柄なこの連中には特に問題にならない。
 が、それは背が低いドワーフ連中も同様。α-12はボウガンを持ち出して援護に徹する腹だ。(弾薬が極めて貴重で銃はあまり使いたくない)

【すぐさま、鋼と鉄がぶつかる金属音飛びかう戦場が現出する】
420かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/28(土)23:56:41 ID:lqT [5/5回]
>>419
ロイ「よぉぉぉぉぉっしやるぞぉぉぉぉぉぉ!!」
その中にトクシュブタイの掛け声が混ざる

これでこそ金属の民 これでこそ金属の国である どうだ見晒せと心の中で啖呵を切ったのは
自分の時代にて生まれたあのおぞましき死の宗教に対してである

【そして洞窟内部】
夜目の訓練は受けているし 金属の民故に坑道は我が家も同じ
アンブッシュを決めるためだろう 薄くなった壁を破壊して 中で奇襲のタイミングを図っていたゴブリンに逆奇襲を仕掛ける

ロイ「俺たちに坑道戦を仕掛けるたぁいい度胸だ!! テメェらとは場数の質と量が違うんだよ!!」
なおもゴブリンを屠り続ける 一切合切を根切りにするために
421 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/29(日)00:08:13 ID:was [1/1回]
>>420

『GAAABBBBBB!!!??』

 奇襲を仕掛けるはずが逆に奇襲を喰らって狼狽するゴブリン。
 このロイの値千金の逆撃でほぼ勝敗は決したと言っていい。

【早々に士気と統制を失ったゴブリン達は瞬く間に屠られる】
 【→初撃が重要なのだ、こちらの生命の数には限りがあり、相手はあっという間に増殖する種族となればなおのこと】

「デスデス!完勝デス」

 α-12はビクトリーとVサイン。本当の事を言えば、このような戦いが連日連夜続き、疲弊は確実に積み重なる。
 疲労を精神で覆い隠しているのが実情といっていいだろう。が、このノーテンキさも何かこういう場では重要らしいとか。

「よっしゃ、さっそくボカーンして埋めて帰るデスよー」

 とにもかくにも、いそいそとα-12は発破の準備に入るのだった。

【こうして、傭兵暮らしがスタートしたわけだ】

//ではではコノヘンデーである!ノシ
422ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:22:04 ID:gzF [1/6回]
【前回までのあらすじ】
男子禁制の修道院兼女学園に潜む吸血鬼を始末してほしいと依頼された一行。
それぞれ怪しい人物に張り込んでいたところ、ジョージの選んだ少女、シスター・デ・サンナが高速四足歩行し───


『───KUAAAAAッッ』
悍ましき叫びを口から漏らし、シャカシャカと廊下を這うシスター。その様子には年相応の少女ならではの恥じらいも、人間らしさも無い。
開ききった瞳孔がギョロリと動き回り、廊下に潜む何者かの気配──スニーキングに勤しむタェンティースのそれ──に気付くが、姿までは見て取れない。
恐らく彼女からすれば、夜闇が形を持って高速で通過したように見えただろうか?

「YO。退屈だったから資料を確認してたんだが、面白い事書いてるゼ」
各々の耳朶に届く声。リンクパールを通じて届けられる、何が起きてるかは知らないソーマタージの軽いもの。
「アリアンナ・デ・サンナ。南部ホウゾーン出身。成績は悪くない。教養もあるし、そして何より積極性も協調性も優しさもある。
 分かるか?あの氷の女は、少なくともこの査定が書かれたつい半年前までは、明るくいい子だったらしい。不思議だよな」
423かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:27:47 ID:jQC [1/4回]
>>755
ジェリー「待て!!・・・クソ 逃がしたか」
タェンティースの傍を通過してどこかに逃げていったシスター・デ・サンナ
追いかけようとしたが 足に絡まるスカートのせいでうまく走れない

ジェリー「いまそのシスター・デ・サンナと接触しましたが逃げられました・・・四足歩行で
     彼女が吸血k・・・いや あれはただの眷属でしょう しかし我々のことがばれた可能性があります
     一刻も早く追撃しましょう」

と進言する

ジェリー「具体的にいつ頃からこうなったのかが分からないのが痛いですね
     時期がもう少しはっきりしていれば敵のおおよその戦力が推測できたのに・・・」

スカートの端をつまんで走る シスター・デ・サンナを追いかけるために
424 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:34:16 ID:S33 [1/3回]
>>422-423
「……疑ってしまったお詫びです……」
「せめてこれを……同好の志士……」

シスター・ボーンナムのお部屋の前にコトリ、懐から取り出したトクシュブタイの1/6精密フィギュアを置いた
はち切れんばかりの筋肉美、黒光りする皮膚とのギャップを見せて煌めく白い歯で微笑む、正に半人の嗜好の至高の逸品である

「……んへっ!?え、あ……!」
「い、居ましたか!?な、成る程!分かりました!」

さて、そんなアホをやってる内に事態は転がりストーリーは突き進む
高速で傍を通り抜ける夜を見遣り、魔力探知の視界にて追跡開始
通常の視界よりも遥かに物事を捉える事が出来る、こんな夜にはもってこいと言えようか
425ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:51:35 ID:gzF [2/6回]
>>423
「話を聞く限り、相当下等な眷属だな。成る程、この世界のグールは“そう”なのか」
フム、と興味深そうな声が返る。世界によってその性質は違うという事か。
続くジョージ……ジェリーの言葉への返答は、簡素なものだった。

「多分、吸血鬼一体の眷属一体ってところだろうな。少なくとも人型のは。
 何人も様子がおかしくなれば、流石に隠し通しにくくなる。それに大所帯だと食い扶持に困るだろう」

>>424
「居たらしいぞ。何してたんだ?」
タェンティースに届けられる声。この場にソーマタージが居たらものすごいシラーッとした目を向けていた事だろう。
ともあれ、追跡開始。こういった時便利なのは魔力探知、次いで暗視能力。それらよりもっともっと役立つものは、暗視能力持ちの魔力探知。
悍まし色の魔力の残滓を残し、シスター──今や自我なき死の隷下は闇の中へと紛れる。

尚、シスター・ボーンナムの趣味はもう少し不健全な方向性だが、贈り物はありがたく受け入れられる事だろう。多分この騒動で一番得をした人物となる。
426ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:52:06 ID:gzF [3/6回]
>>全員対象
恐らくはタェンティースがジョー……ジェリーと合流する頃。魔力を追って辿り着く先は、とある一室だった。
明かりはなく、分厚いカーテンは星と月の光も遮る暗い空間。夜目が効くなら薄っすらと見えるだろうか、棚には何冊もの分厚い本、本、何らかの魔術的な品々。
机の上にはボンヤリと鈍い光を放つ魔法陣。実験に使うような機材。
魔術に長けるシスターがその能力を伸ばし活かすための練習室───錬成の間だ。

一般的な教室よりも大きなそこは、様々な棚や大きな机が障害物となり、大きさに反し自由に駆け回る事は難しい。
そして何より、そこは魔力に満ちてしまっている。フラスコから漏れるもの、遅くまで研鑽に励んだ残滓、人の残した気配──眷属の持つそれと混ざり合っているのだ。


「俺様も後から向かう。そっちは任せたぞ」
ソーマタージからの通信が途切れる。瞬間、室内の獰猛な気配が動く!
フラスコが、試験管が落ちて砕ける音。獣じみた気配が高速で二人に迫る。───音の鳴ったのとは反対側から!

敵は自我も知能も無いが、馬鹿ではない。ノスフェラトゥとしての本能か、人の名残か、その場にあるものを利用しているのだ。
獣じみた雰囲気、下等なものという先入観な騙されれば、待つのは無惨な最期のみ!
古びたナイフを思わせる鋭い爪の生えた両腕が、二人のうなじを削ぎ飛ばそうと闇の中を斬り裂き迫る───
427タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:57:19 ID:S33 [2/3回]
>>425-426
「何も?していませんが?ちゃんとしっかり、見張っていましたよ?」

半人は隠し事がヘタだった
まぁそれはどうでもいい、今この場面においては少なくともきっと
さてはて、夜の修羅の庭に入り込むふたり
地の利は此方にはない、そして敵に対する知識的な先入観の少ない半人は警戒を働かせたままにいれた

「……!!」

それが幸いし、反応し、奇襲を躱す事が叶う!
反撃に咄嗟、捻った体での裏拳を放つ事もまたしかり!
428かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)22:59:35 ID:jQC [2/4回]
>>426
ドタバタと慣れぬ修道服で相手を追いかけて
たどり着いた先は錬金術師を学ぶための部屋だろうか?

薬品や錬成の時に発する魔力が感知を阻害し
うず高い本棚が視界を遮る

なるほど 隠れるには最適な場所である

と備品が割れる音 それと時を同じくして背後より迫る獣の気配
だがジョー・・・ジェリーは前に進み出た

ミス・タェンティースが背後より迫る獣を何とかしてくれる という信頼をもとに 挟み討ちにされる危険性を考えて

後方の攻撃をよけ 前方を警戒したのだ
429ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:22:04 ID:gzF [4/6回]
>>427-428
『ギャッッ!!』
裏拳一閃!大凡人らしからぬ悲鳴を挙げ、シスターの身体がミシリと軋み、吹き飛ぶ!棚に背中から叩きつけられ、仕舞われていた物が散乱する!
機械の身体と、矮小なる邪な眷属。単純な膂力の差は比べるまでもない。端正な顔を恐ろしく歪ませ、呻きを漏らして身体を起こした。

『───WOOOOOOOOッ!!』
甲高い叫び!薬品に濡れた身体を機敏に動かし、シスターはタェンティースに向かう。
人の身なら避けて通っていたであろう障害物も、獣じみたセンスと人の頃の記憶、眷属の力が加われば、寧ろ地の利と化す。
ジグザグに、まるでピンボールめいて室内を跳ね回るシスター。人より夜の闇が効力を発揮しないとしても、その動きの全てを追うのはそれなり以上の動体視力を求められる。


『SSSYAAAAAA!!』
そして強撃。引き絞った弓矢の一撃を思わせる、タェンティースの頭上右からの貫手。
単純な膂力では敵わずとも、鋭い爪と眷属の力があれば、人体を溶けたアイスを掬うスプーンの如く抉り飛ばす事は容易。
怒りに燃える形相を隠しもせず、今決着を付けるための一撃が放たれた。───片手だけで。

瞬間、ミサイルめいた猛烈な速度で飛び出す物体有り!根元から千切り落とされ、床を履いタェンティースの背後を狙っていた片腕だ!
本体の攻撃は謂わばプラフ。鋭い爪はこちらにもある、心臓を胸骨ごと背後から貫き殺す。もう一人の奇妙な推定女は後からでも殺せる。
獰猛にして狡猾なる算段。邪悪な挟撃が斜め上と、斜め下から襲い掛かる。
───誤算があるとすれば、そのもう一人の人物が、腕利きの魔狩人だったという事か。

暗い室内。針の先を思わせる点の攻撃は高速。そこいらの只人には手に余り過ぎる条件。
真正面から相対するジェリーに迫るのは、そんな攻撃だ。凌ぎきれなければその鳩尾を貫通し、背後の人物も貫通殺するだろう。
西部の早撃ち対決じみて、青白い貫手が闇の中空気を裂き迫る!
430タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:30:01 ID:S33 [3/3回]
>>428-429
「っ……!」

既にヒトではないそれの、しかしヒトであった残滓を感じ取ってしまい顔は歪む
よくない傾向と言えた、半人は余りにも有機的な存在に過ぎる
戦う為に戦う者達の、戦士達のいのちの与奪には一切の感慨を抱く事はない
だが今顔を殴り抜いた彼女はなんだ?純なる神の一信徒に過ぎなかったはずだ、祈りを捧げ洗濯物を干し讃美歌を歌い葡萄酒を作る
そんな生活を送るだけのはずだった存在だ、それが歪められた……何に?誰に?

「チッ……!!」

片手での刺突!側頭部を抉り頭蓋を微かに削り……しかし致命傷ではない!
ならば体は動く、引き抜いた月光での交差する反撃は放たれる!クロスカウンター!
背後?それを気にする程に野暮ではないだろう、熟達の魔狩人たる彼に背を預けているのだから!
431かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:33:46 ID:jQC [3/4回]
>>429
やはり挟撃 腕を分離して本体と腕とで挟み討ち
痛覚の無いグールにとっては常套手段の一つと言えよう

実際自分もよくやられた 嗚呼 飽きるほどに経験した攻撃だ

迫るグールの腕に対し その推定女はラインダンスめいて足を大きく振り上げる 下着が見えることなどお構いなしに

そして飛翔する腕を 強かに踏みしめたのだ
硬い革靴の底が腕を地面に縫い付け 二度三度と踏み躙る

ジェリー「陳腐極まりないな」
さて 背後のミス・タェンティースは巧くやっただろうか?
432ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:48:51 ID:gzF [5/6回]
>>430-431
『ガッ……!』
凶悪なる貫手と交差する一撃。鋭い切っ先はシスターの胸を貫き、背後から飛び出す。
特定の木の杭で心臓を貫く、有り触れた滅殺手段だが、幸いにしてそこまで面倒な事はしなくて良かったらしい。

丁度同じタイミングで迎撃される搦め手。ただでさえ魔狩人の力で、硬い靴底で踏み締められれば骨は砕け縫い止められる。
完全に破壊するには足らず、ピクピクと動くのが感じられるかもしれないが、この場ではその程度でも十分に過ぎた。


爆ぜる気配。粉の詰まった袋が破れたかの様な。
貫かれたシスターの身体が、急速に色を喪っていく。苦痛に歪めた顔も、修道服も、その白くきめ細やかな肌も。
やがては灰と化し、ボロボロと崩れて霧散する。ジェリーの足の下で崩壊して積もる。既に死んでいたその亡骸は、今ようやく完全に解放されたのだ。
433 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:48:59 ID:gzF [6/6回]
>>全員対象
「終わったらしいな。こっちもだ」
ガラガラと足で乱暴に戸を開けて現れる人物。片手にランタンを、片手に何者かの髪を掴んだソーマタージだ。
ロングスカートのままズカズカと中に踏み入り、戦闘の後を眺めて鼻を鳴らす。放り投げる様にして二人の眼前に転がした人物は───

「こいつが、今回の下手人だ。適当に選んだ人間を眷属にし、適当に選んだ人間を誘き出させ、襲ってた」
動けなくなるほどに叩きのめされ、手足を貫かれて拘束された、食堂にいたブ……食堂にいたシスター・ゴメシアその人だった。
岩の様にゴツゴツとした顔を歪ませるのは苦痛か、屈辱か、絶望か。ランタンを机の上に置き、ソーマタージは二人に向き直った。

「ここまで見てきたシスターは、みんな悍ましい血の臭いがしなかった。
 俺はブスの側を通る時は息を止める癖があるから、その時点でこいつだと気付いていた。合流されたら対処が面倒だったが、上手い具合に別れて助かったゼ」


「完了報告ついでに最強の大会をしよう。こいつのタマを交互に蹴って、シスタークウィンランが来るまでに一番デカい悲鳴を出させたヤツが優勝」
修道服に身を包んで言う事ではないセリフをあっけらかんと投げかけ、ソーマタージは煙草を咥えた。
やるもやらないも二人次第だが、彼は一人遊びでもそれなりに楽しめるタイプである。
434かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/09/29(日)23:58:11 ID:jQC [4/4回]
>>432-433
ジェリー「フゥゥゥゥゥゥゥ・・・」
細く息を吐く 靴を通して腕が灰になるのを感じる
眷族は倒した 後は逃げられる前に本体を倒さねば

と思っていたが どうやらミスター・ソーマタージがその本体を捕縛したらしい
そしてゲームのお誘いに関しては

ジェリー「いえ やめておきます 獲物で遊んではいけない 手痛いしっぺ返しが待っているから
     だからこそ可及的速やかに滅することをお勧めします」

と言って腰の小物入れから銀のリベットが縫い付けられたグローブを取り出して拳に装着
誰かが止めねば銀の殴打によってシスター・ギメシアを滅さんとするだろう
435 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/30(月)00:03:15 ID:Fzq [1/4回]
>>431-433
「……」

被害者たる彼女へ、軽くこうべを垂れる程度の祈りを捧げる半人
教会という空気がそれをさせるのか?否、違う、半人がただ純然たるきもちからそれをしたかっただけだ
最も、神の信徒たる者達からすれば無作法もあったものではない祈りの所作ではあるが

「……成る程、適当に……適当に……?」

ソーマタージと合流、半人は歯を軋ませて憤怒を噛み締めていた
恐らくは最もこの場においてそれが似つかわしくない性格をしているにも関わらず、

「……では、わたしが一番手で……後、腕を切り落としましょう、次は足の爪、指、足首……退屈はしないはずです」
「……それはその後で……ね、ジョージさま……」

事実半人は、人型の生命体の致死に至る手傷の知識を有している
即ち逆も然りなのだ、どこまでで止めれば死ぬ事がないかを知っている
神の御前に於いて、単なる報復の業……しかし実に有機的な思考にて半人は赤刃を引き抜いた
436 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/09/30(月)00:12:20 ID:Mn7 [1/1回]
>>434-435
「そうかいミスター。たまにはもっとバカになった方がいいぞ。
 殺すのはちょっと待て、依頼人に報告してからだ。正体を見せつけてやってな」
本心から言うのだからタチが悪い。ともかく、今すぐ殺すのは待ったをかける。
人一人──少なくとも書類や見た目での話だが──を消すのだ。信用を得られなければ、後々面倒そうだ。
「俺たちは慈善事業大好きクラブじゃなく、成果を見せる傭兵だ。そこだけは頼むぞ」

「ああ、適当だ。目に付いた人間を選ぶ、一々占いだの何だので決めるかよ、そんな役」
タェンティースの言葉はアッサリと肯定。似た様な感性を持つからか、その言葉はいつもの誤魔化しや冗談の気配もない、淡々としたもの。
しかし彼女の纏う気配、言葉に何か薄ら寒いものを感じ、ギョッとした目を向けるが。
「いや……そんなグロいの考えてなかったけど……。掃除大変だし。 お前そんなキャラだったか…?」


やがて報告を受けて駆けつけたクウィンランが見たものは、詳細は伏せるとして仕事の出来に納得するだけのものだった。
少なくとも、この地で人がいなくなる事件は収まる事だろう。また新たな悪意が忍び寄るその時まで。
行方不明になった者の家族、友人はその帰りを待ち続けるのだろうか。それを考えるのは、自分の仕事ではない。

「ちゃんと作法に則ってやれよ。タダでさえ破茶滅茶な組み合わせなんだ」
クウィンランからの最後の依頼か、或いはそれ以外か。
積まれた土と切り倒し加工した木で作った粗末な十字架による、簡素な墓の前で、ソーマタージはシャベルを担いで空を仰いだ。


〈ソーマタージ記 世界線Y1-41 スクラントン式空間座標L-4.4.2.100〉
〈今日は吸血鬼を倒しました。同行者二人が眷属相手に何かやってる中やっつけました。〉
〈人を見た目で判断するのは良くないと言いますが、外見はやっぱり整えるべきだと思いました。〉
〈あと当分はもふろう食べようとするのやめようと思います。〉
〈追記:今にして思えばもっとカッコいい決め台詞にしとけばよかったかも。〉
〈「チェックメイトだ」「塵に還れ」「世に悪の栄えた事無し」「アスタラビスタ」「これで一人減りましたね」「お前らにとってのデモンだ」〉
〈↑このページは空間座標X軸が45以上離れた世界に出たら焼却処分する事↑〉

//おちまい
437イムカ・グリムナー{最善への希求[sage] 投稿日:19/09/30(月)22:48:50 ID:Ydv [1/4回]
【ある日のなんか――】

「ヌカ・コーラ工場跡が見つかった!ブツを回収しにいくぞ」

 イムカ・グリムナーの第一声がコレである。
 これはとってもアレな兆候であることは言うまでもない。

【このヌカ中さん。ニンジャかヌカコーラが絡むと判断力とかモロモロがお察し状態となる】

「なぁに。既にほぼ死んでいる遺跡だ。さしてトラブルもなくコーラを回収できるだろう」

 うんうんと頷きながら、同行人を得ようとする。
 なお、断ってもだいたい首根っこ引っ掴まれてずーるずるされる。

【なんたる横暴!しかしこれは過酷なる終焉の遠未来においてはチャメシ・インシデントなのだ!!】

 ちなみにこの向こう見ず極まりない行動のおかげで、どっかの老兵やら又=サンやら運び屋が苦労するのだがソレは別の話である。


//ではでは依然のシチュの流用的なアレ
438タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/30(月)22:52:45 ID:Fzq [2/4回]
>>437
「アッハイ」

対して、半人の返答はこれであった
諸々の様々を察し、完全武装での出撃を余儀なくされるこは明白だ
ずーるずーるされながらも月光、それと赤刃のチェックは入念に

さてはてそして?

「しかし、古いものとなるとコーラ自体が痛んだりしている可能性も……?」

あれって賞味期限とかどうなってるんでしょう?
出撃前のほんの僅かなひと時、ふと思い立って尋ねる
439イムカ・グリムナー{最善への希求[sage] 投稿日:19/09/30(月)23:07:46 ID:Ydv [2/4回]
>>438

「知らないのか?ヌカコーラは常温環境下においても200~300年は品質が保証されている。
 核エネルギーなのだから当たり前の理屈だがな」

 非常に頭の悪い論法がさも当然のように展開されているが、
 実際、ヌカコーラものすげーミステリアスな耐久性あるというかワケワカランね。

【凄いね、核】

「まあ、それでも荒っぽく扱って瓶が割れてはかなわん。慎重に平和裏にこなすとしよう…ナンデ完全武装なのだ?」

 ピコーン☆彡(フラグ

 --------
 ------

【ウェイストランド――ヌカコーラ工場跡!!!】

「ブッタの手先どもだ!!殺せぇ!!」

 越境者達がヌカコーラの盗掘にいそしんでいた時、この近辺を根城にしていたアンタイブッダ・レイダーに発見されてしまった。
 彼等はイムカとタェンティースの髪色を見た瞬間、彼女たちをブッダの回し者と断定!
 こうして包囲した後、惨たらしく殺すべく半ば自棄じみた攻勢に打って出たというわけだ!!

「連中、ドラッグを大量に投与しているな。痛みに酷く鈍いようだ」

 イムカの粒子短銃が火を吹き、鉄パイプを振りかぶったレイダーの片腕が吹き飛ぶが、
 さしてひるんだ様子もなく、ベタベタと歩を進めて襲い掛かってくる!コワイ!!

「「「「アアアダブ!!」」」」

 まるでゾンビの群れのように襲い掛かるレイダー達!
 さらに遠方を見れば、ブラックメタル(デスメタルを否定し、そのルーツであるスラッシュメタルへの回帰したヘヴィメタル※早口)を
 大音量で景気よく流しながら迫る大量のバギーがこちらに集結しつつある!!

【その全てがブッダの回し者たる越境者達を殺すために集結しているのだ!!!】

「何故、私がこんなアホ共の相手を…タェンティース、前々から思っていたが、何か妙な宿業だの因果律吸引だの施されてた覚えはないか?」

 あまりにも理不尽なトラブルが続く〝半人を〟とても心配するイムカである。上官としても友人としても!
440タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/30(月)23:16:39 ID:Fzq [3/4回]
>>439
「……また、ひとつ勉強になりました……」

また不要な知識(断言)がひとつ増えた
やったね半人、ずーるずーるされる内に装具の確認完了!バッチリだ!

そして工場跡

「やっぱりこうなりますよね!」

嘆きながらも月光を薙ぎ払う半人
流石のドラッグの高揚も、上半身と下半身を別れさせてしまえばそこまでの有用さは発揮出来ないだろう
しかしまぁ来るわ来るわお代わり来るわ
数で押されて消耗も苛烈だ、そんな中でのイムカの心配

「わたしのそれは、多分そこまでじゃ……」
「……いえ、申し訳ありません、もしかしたらそうかも……」

言いかけて、しかし無自覚なイムカの意思を尊重するように苦笑混じりに
441α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/30(月)23:28:16 ID:Ydv [3/4回]
>>440

 実のところ経緯こそアホそのものであるが、人海戦術というのは何時だって脅威だ。
 さらにこちらが重機関銃などのヘヴィウェポンや戦車といったビークルを所持していないならなおの事。

【強固極まるパワーアーマーであろうと大量に過ぎる人体にのしかかられれば実際潰れるってコトワザもある】

 こうなると多量のレイダーというより、狂奔する制御不能のレギオン。
 雑多な牙を生やした肉の大津波と呼ぶべき様相となる。

「「「「「「「アアアアアダブ!!」」」」」」」

 ブッダの逆読みという冒涜極まるチャントを叫びながらレイダーが殺到する。
 タェンティースが上下物別れさせた同朋を踏み潰し、なおも殺到する!!

【当然、腹マイト(導火線にファイアしたダイナマイトを身体に括りつけた特攻野郎)も複数存在しており、ヒジョーに危険だ!!】

「タェンティース、動き続けるぞ。止まればあっという間に餌食だ」
≪0001111010101≫

 上空のサーボスカルとアクセスし、俯瞰視点で状況を確認するイムカのムーヴは
 常に周囲の遮蔽物や僅かな地形の凹凸。狂人集団の流れを認識しながら動いていくというものだ。

【そして僅かな間隙があれば、深呼吸したり、チューブの水を口に含むといった長期戦に応じた所作を取る】

 同じように半人にも多数の肉の津波が押し寄せる。この状況下でイムカとはタイプの異なる彼女のムーヴは?
442 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/09/30(月)23:32:33 ID:Ydv [4/4回]
>>441

//お名前ミス!
443タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/09/30(月)23:56:18 ID:Fzq [4/4回]
>>441
半人の戦法、戦術も手伝い数の処理には苦心するものだ
しかしそれを大雑把に薙ぎ払うなどとは、それは半人の忌み嫌う行為でもあるのだが

「わ、分かりました!」

応じ、ともあれ同じように簡単なエネルギーの補給をチョコレートバーや羊羹で済ませた
このような場面に巻き込まれたのも一度や二度ではない、故に熟達の反応!それはそれで微妙にアレだが!

//すみません遅れました…!そして申しわけありませんこの辺で落ち…!ありがとうなのでしたです、またよろしくです!
444イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/01(火)22:55:50 ID:CMy [1/3回]
>>443

「機動防御戦で行くぞ。散発的な突撃などどうとでもあしらえるからな」

 ただバラバラと突っ込んでくるレイダーなど問題にもならない。
 ともすれば死体をそのままバリケード替わりに出来たりもする。

【対集団で怖いのは正に怒涛の津波となってそのまま飲み込まれてしまうことだ】

『タェンティース。この地点、ヘヴィウェポン持ちが集合しつつある。少し距離があるが行けるか?』

 サーボスカルを中継した電脳通信。網膜ディスプレイに解析済みの諸情報が投影。
 今、大集団を捌けている頼りない構造物群もロケットランチャーなどを撃ち込まれればアッサリご破算だ。

【イムカがオーダーした地点はなるほど距離があり、少なくない狂人の群れを突破せねばならない】

「荒野からシンカンセンで逃亡する卑劣なブッダに死を!」

 雑多な大口径ピストルの群れがバンバンと火を吹き、中々に厄介な壁を形成している。

【機動防御とは攻撃発起点の活動前にそれを叩く戦術だ。時間を掛ければ猛烈なる重爆が待っている】
445タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/01(火)23:05:36 ID:XtK [1/3回]
>>444
「お任せ下さい!」

現に、この手の鉄火場修羅場において半人の有用性は決して低くはないものであった
ヘルメスの靴でのダッシュ機能は存分に機動力を発揮させ、銃弾をも斬り捨てる剣技は冴え後光が如くに背負う六の虚刀は血を吸い踊る

「コピー、排除に向かいます」

ヘビィピストルの弾丸を避け、逸らし、いなし、防ぎ……或いは掠め!猛進のすれ違いに剣撃を煌めかせ突き進む半人!
目標地点までを真っ直ぐに、ただ単純に!そうして指をタクトめいて舞わせれば虚空の刃達は散開!集結しつつある火力兵を串刺しにせんと!
446イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/01(火)23:18:02 ID:CMy [2/3回]
>>445

「ななな!?」「ブッダの金剛兵が来た!」「スモトリ死すべし!!」

 瞬く間に肉の壁を突破したタェンティースに重火器レイダー達は慌ててロケットランチャーとヘヴィマシンガンを向ける。
 どちらの火器も統一されたタイミングで撃ち込まれれば悲惨な被害をもたらしたことは自明である。

【が、しかし迫るタェンティースに対してロケットランチャーはオーバーキルかつあまりにも取り回しが悪い】

 さして狙いも定められずに撃たれるそれは凶悪な火力を内包しているという以外に何の意味のない物と成り果て、
 ただただタェンティースとすれ違い、噴煙の痕跡を無意味に残すのみ。

【むしろ警戒すべきはヘヴィマシンガンの方であろう。圧倒的な速度で撃たれるソレは耐歩兵火器として脅威に値する】

 忽ち重金属弾の嵐が迫るタェンティースを引き裂かんと群れを成して迫っていく。

『ロケットは無駄撃ちさせたな。多少の余裕は出来た。既に最悪のケースは避けられているが、ここは潰しておいた方がいいだろう』

 既に機先を制しているため、実のところ敵に撃たせた時点で目的は半分は達している。
 再び統制を回復させ、タマを込めて、目前まで迫った半人の圧力に耐えながら、統制射撃を敢行する?
 狂人の群れのそこまでの指揮と士気は存在しない。

【ここで安全策でいったん引いてもいいし、強引に戦果拡大を狙ってもいい場面だ】
447タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/01(火)23:27:53 ID:XtK [2/3回]
>>446
「……力士様程、重くはないです!!」

何処言ってもスモトリ呼ばわりナンデ!?と半人
しかし実際その出力と重量はアレなのだ、仕方ないね
傍を通過して行く死の飛翔物、黒煙がたなびき直後に背後から轟音衝撃そして熱波

「っ、あれは……!?」
「……アレも、出来れば……!!」

左腕を振るいイムエトを射出、ヘヴィマシンガン持ちに向けて飛翔させる
当たれば粘り着くそれは刹那でも意識を奪い、叶えばそれで充分!
弾幕が軽減されればその微かな時の中に強引に割り込み斬撃を放つだろう!
そうでなければ周囲を旋回、弾丸を消耗させこの場よりの撤収を選択する!
448イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/01(火)23:38:55 ID:CMy [3/3回]
>>447

「ぬなぁ?」

 ベチャア!とへばりつくドロが銃火器を包み込む。
 愚かな事にそのまま強引に銃撃を試みようとしたレイダーであったが――

【銃口に大量かつ極めて粘性の高いドロが詰まっているのである。
 それはガス圧噴射で吹き散らせる許容量を越えていた。ゆえに――】

 CRAM!暴発し重機関銃レイダーは上半身を喪失するゴア死!
 そのまま切り込まれ、ヘヴィウェポンチームは半壊状態となる。
 なにより、ロケット発射管が次々に切り刻まれて何の役にも立たなくなったのだ!!

【ゆえに残る追撃はヤケクソ染みたピストルの散発的な射撃のみ。速やかなる後退が可能であろう】

『よし、いい戦果だ。後は適当にいなしておけば勝手に数を減らすところか。
 時間ばかりかかるが、消化試合に持ち込める公算が立った。どうにかこれ以上の問題なくヌカコーラを回収できそうだ』

 ピコーン☆彡

【イムカの実に余計な一言に、何かが立ったような気がするなら、半人は人を信じる心を養うべきであろう】
449タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/01(火)23:46:17 ID:XtK [3/3回]
>>448
「イムカさま!喋らないで!……あぁっ……!」

撤収時に何か諸々を察したのだろう、遮るように叫びしかし時すでに時間切れ
ピストルの射撃よりも遥かにキケンなそれは怖気となり、多分確実に来るべき近未来の様相を告げる

「……新手が来ます!準備を……!」

影も形も気配すらない新手の存在を鋭敏に、そして確実に感知する半人!
正しくはしていないのだが、それでもしている!しているのだ感知!
イムカの元へと辿り着く頃には既に、両手のブレードの血や脂を落とし切って次なるイクサに備えていた!
450イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/02(水)00:02:44 ID:WXa [1/2回]
>>449

「む、凄いな。まだサーボスカルすら何も感知していないというのに」

 戻っていたタェンティースの様子にイムカも再び粒子短銃にパワーセルを叩き込む。
 半人の直感と呼ぶべきものをイムカは重視したのだ。なんと理解ある上官であろうか。

【なお、直感というか確信というかの大本についてはなーんも理解していない。なんたる都合のいい天然か】

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 そして次の瞬間!地面が揺れ、狂乱せしレイダー達の歩すら止まる!そして―――

「GYAAAAAAAAA!!」「アバーッ!!」

 次々に昇る断末魔の叫び。見よ、地響きと共に地面に次々に亀裂が入るや否や、
 レイダー達がそこから生えた鈍色の腕に引き摺り込まれていくではないか!

【亀裂より瞬く間におびただしい血が噴出する!引き摺り込まれたレイダー達の命運は非を見るより明らかだ】

 ドンドンドン!と地面が割れて骸骨の如き様相のロボットが出現する!
 手には人間など瞬時に原始分解するガウスライフルを持ち、無機質なる視線は全ての有機体をターゲットとしている!

【そして、おお見よ!ロボット達の額に刻印された栄光あるヌカ社の社印を!!】

「ふむ、どうやらヌカ社のロボット達が目覚めたようだな。まさが休眠状態だったとは。工場跡地でやや騒がしくやりすぎたな」

 ロボットたちの装備…ガウスライフルは先程までのレイダーの雑多な火器とは文字通りケタが違う。
 工場を警備しないといけないので、ドロボー対策に最低限の自衛装備は必要なのだ。仕方ない。

【眼前では早速レイダー達に無慈悲な一斉射撃が慣行。緑色に輝くドロドロのスラグが瞬く間に量産されていく】

「…タェンティース。本当にブラックボックスとかに厄介な因果律がどうとかみたいなの仕込まれていないのか?」

 自分の何かを盛大に棚に置いて、肩ポンするイムカだった。
451タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/02(水)00:10:57 ID:Y28 [1/1回]
>>450
「」

ヌカの番人の目覚めに卒倒しそうになるのをなんとか堪える
しかし実際危機的レベルはぐんぐん上昇、応戦するにもギリギリなラインに程近い

「あの、コーラ、諦めません?あ、諦めませんよね……はい……」
「……なんでしょう、わたし自身、少し自信がなくなってまいりました……」

問い掛けて愚問だったと知るのは直後、嗚呼この地獄の戦場に終焉はあろうか?
イムカの肩ポンにはアレだ、もしかして自身のそれも少し関係しているのかなんて思わなくもなくなってきてしまったそんな薄幸なのでありましたとさ
452 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/02(水)00:24:10 ID:WXa [2/2回]
>>451

「私は敗北主義に染まった覚えはない。ヌカコーラは断固回収する」

 政治将校に必要なのはこの頑健なる決意である。
 誰が右往左往する将校についていくというのか。

【目的がヌカであることはこの際視界より消す!】

「ガンバルゾー」

 無表情に冒涜的チャントを唱えつつ、半人を更なる地獄にいざなう上官殿であったとさ。

//では今日はここまーででーんノシ
453α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/03(木)22:50:59 ID:qUA [1/4回]
【すばやく!】

「デスデスデス」

 珍しく厨房に立っているα-12である。実はこのトンチキこう見えてお料理できる。
 ただし、おこちゃまなアレの宿命でお片付けがめっちゃ下手。

【あっという間にあっちがベチャベチャ、こっちがゴチャゴチャな惨状になるが勿論後片付けなどしない】

「今日のテーマはコレデス!」

 ドン!と、ディープメイカーを非常食に出来ないか委員会というテロップが出た。
 テロップ?現在、ようつべライヴ放送中だ!!

「ハッキリ言って、素の状態だとあんまりおいしくないデス。
 ナマコみたいな感じだから、酢の物には出来ないこともないデスけど」

【まーたアホなこと始めましたよこのガスマスク】
454ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/03(木)22:57:47 ID:BgQ [1/3回]
>>453
「ムリじゃないってんですかねぇ」

バッサリ一刀両断、開幕からアレなニアは空気が読めないな
しかして事実、ニア自身もジョシュア仕込みのお料理スキルはかなりのものであり、汁物に偏る半人のような弱点もない

「……ニアのはすぐ揮発しちゃうってんですけどぉ、それはなかなか消えないってんですね?」

因みににタイドメイカーはニアの呼吸によって取り込まれた空気中の水分、塵、埃などを
強化改造された肺にて諸々組み合わせ構成物質とし、ぬめりギラつく操作神経体液をコーティングさせて発生させている
要するに塵とニアの人工異能体液である
455α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/03(木)23:08:28 ID:qUA [2/4回]
>>454

「α-12達のはナノマシンの集合体デスから。ある程度の持続力は機あるデス」

 ナノマシンという名称であるが、分子レベルの機能集合体となれば細胞学にも踏み込んでいる。
 ナノスケールまで行くと生物とそれ以外という区別すら、さして意味あるものになるのやらだ。

【しかして小難しい話はともかく、よーするにコレが食えるか食えないかだ!】

「今回は比較のためにたこたこ=サンから快くタイドメイカーのご提供をいただいたデス。
 ナノマシンスプレーぶっかけてちょっぴり長持ちさせたデス(カメラ目線」

【快くご提供=いきなりちょーだいデスと突撃してずんばらりん☆彡】

「まずタコ焼きにしてみたデス。小麦粉は大奮発してオーガニックデスよ!」

 ディープタコ焼きとタイドタコ焼きが出てくる。触手イメージ的に定番のチョイスだ。

「いただきますデス」

【ディープメイカー…ある程度はタコな歯ごたえが愉しめるが、味が無いのでイマイチ!ソースで誤魔化せ】

「うーむデス。どです?たこたこ=サン。次はこっちデス」

 しぶーい顔のα-12は次にタイドたこ焼きをぱくり。
456ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/03(木)23:17:52 ID:BgQ [2/3回]
>>455
「ナノマシンのもあるってんですけど、それもやっぱり消えちゃうってんですっ」
「うーん、ニアのは知っての通り、ふつーに美味しくないってんですよぉ……?」

マウトフトゥーロ、と呼ばれるそれは実際お肌にいいらしいが連続生成が不可能なのだ
ともあれ提供したふつーのタイドメイカーはコーティングされてギラつく絵はなんとも冒涜的で精神を抉る
さて取り敢えずまずはたこ焼き!いただきまーすとひとくち

「……まぁ、トゥエルブの方は無しじゃないってんですね」
「ニアのは……う、……ひっさびさに食べましたけどぉ……」

不味い。埃まみれのミズクラゲとのその形容は伊達じゃない
間違いなく異物である、たこ焼きなのに回りの小麦焼きだけを食べた方が絶対美味しい
457α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/03(木)23:29:32 ID:qUA [3/4回]
>>456

「見た目からもうアレデス。もぐもぐ…なんか粘着質の埃を口に入れたような気分デス。ゲロリデス」

 ウェーっとしたまま、すぐにお茶をゴクゴクして口をゆすぐα-12。
 味も大概だが食感がアレなのだ!食感が!(大事なことなので二度。

「どちゃくそ悶絶するようなマズさとはまたベクトルが違うから逆にリアクションに困るデス」

【八つ当たり気味にニアのほっぺを両手でむぎゅっと挟み込みながら】

「タコ焼きはダメデスね。ちょっと素材に味を含ませるデス。重層的にゴーデス」

 -----------

【ニンジャの必須食】

「というわけで、お次はスシデス!甘酢やら酢橘やらでめっちゃ味付けしたので誤魔化しまくりデス」

 ディープメイカースシ!何か赤黒い色合いがとっても不気味。僅かに動いているし。

「うーむ。見た目じゃああまりたこたこ=サンに負けず劣らずアレデスね。いざ…」

 実食!口に含む。もともと味がないディープメイカーであるが、甘酢と柑橘が染みて噛むとシュワっと出る。

「デスデス。ホンモノのタコとは違うデスけど、まあ誤魔化しはOKデス。でも硬すぎデス。
 でも、手間がかかる割には…デスねー」

 これならホンモノのタコスシ食べたいになる…って程度の出来。食い千切るのが地味に大変。

「では次に――」

【さて?スシネタとなれば、まさに素材の色やら雰囲気やらオーラやらが白日の下にさらされるアレだ。
 いちおー味は甘酢と酢橘に思いっきり漬け込んだが、はたしてどうだ!?】

「可能であれば、忍たま=サンの口に放り込むデス。ニンジャなだけに!」
458 : ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/03(木)23:39:46 ID:BgQ [3/3回]
>>457
「まぁ、ガマンすればなんとか食べられなくはないってのがぁ……何するってんですよぉ」

もみゅーん、とお餅めいて縮むほっぺた
半人もそうだがこのシリーズの頬はやわらかい!多分設計上必要な要素なのだろう
尚実際タイドメイカーはニアの初期の活動時の主食であり、グルメが育った今となってはあれだがそうする事で食糧を不要とする為の開発目的もあったらしい

スシ!

「……まぁ、まぁ……ナノマシンって基本不味くないってんですね?」
「これは……流石にアレでしたので、軍艦にしてみましたってんですけど……」

モザイクのかかるスシは食べたくはない
一応漬けたそれを細切れにして軍艦巻にしてはみたが、そもそもがアレな為にアレだ
七八?ニンジャ危機回避能力をフルに発揮し、故郷の世界に逃げた
因みにタイド軍艦巻きはニアですら食べるのをたじろいでいて、口にすれば海苔の風味に酸味と前述の不快な味と埃っぽさと生臭さが圧倒的な不協和音を奏でることだろう。問題は味だけじゃない
459α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/03(木)23:53:56 ID:qUA [4/4回]
>>450

「な、ん、で!味を重ねたら逆にマズくなっているデスか!」

 タコ焼きの時よりひどくなっているマズさに今度はホッペをむにゅーんと引っ張る!こう、むにゅーんと!
 アレか?焼かなかったからダメなのか?それとも海苔と酢飯との相性が最悪なのか!?

「こうも食い合わせが悪いとはオドロキモモノキデス!でも、α-12はへこたれないデス!」

 コック帽をかぶり直してキアイを入れるα-12。ガスマスクにコック帽。すげえ組み合わせである。
 なお、アシスタントのニアにも当然コック帽を強制だ!先ずはカタチから入らなきゃいけないからね。

 ----------
【酢の物】

「まず、お互いに見た目が超絶マイナスポイントなのは明らかなので、スライスは必須デス。
 組み合わせでマズくなるケースもあるのでシンプルにまとめてみたデス」

 さて、検証の結果、ディープメイカーは結構味を含みやすいということは解った。
 問題は無暗な歯ごたえだが、薄切りスライスでそれを解決!α-12の(無駄に)鋭敏な才覚が光る。

「いただきますデス」

 ディープメイカーの酢の物。コリコリとした弾力で巣の味も染みている。
 ちょっとだけ粘着質なところも、薄くスライスしたら案外にアクセント。

「デスデス。割とイケるデス。なんかオツマミ感覚デス。でも、手間かかる割にお腹は膨れ無さそうデス」

 トコトン調味料を使い倒さないといけないところが本末転倒めいている。

【それでも味という一点は光明を見出した!進歩的!!】

「さて?お次は…デス」

 タイドメイカーもちゃんとスライスすれば見てくれ解決するかな?
 ウゴウゴと蠢かれたらご破産なので祈るような心地だ!そしてシンプルな酢の物ならマシになるかどうか?!
460かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/03(木)23:56:39 ID:SJg [1/1回]
なんか画面の後ろの方で短足顎髭マッチョなオサーンが割烹着で厨房を片づけていますが気にしないであげてください

なんか軽く映っただけでも目が腐るとか無言の低評価とかウホッとか とにかく大盛況であるので気にしないであげてください
461 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/04(金)00:02:53 ID:6m9 [1/2回]
>>460

「ゲロリデス!華やかな女子力満開カワイイイなチャンネルにはいらぬ要素デス!」

 派手にディスりながら速攻でリアルタイムモザイク処理に奮闘するα-12。
 なお、カワイイがどうとか寝言を言っているが生粋のお笑いトンチキちゃんねる以外の何物でもない。

「貴様のちゃんねるには典雅さが欠けている。私のような」

 ついでに何か政治将校が寝言2号な事を言っているが、
 こっちはこっちでデッカー24時を見る限り、方向性はお察しであった。

【越境者:せいべつ おんなの圧倒的女子力枯渇不足絶滅具合は改善の目処は一向に立っていない!!!】
462ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/04(金)00:04:53 ID:76o [1/1回]
>>459
「痛い痛い、知らないってんですよぉ!」

むにょーんと伸びる、むにょーんと
実際味を誤魔化そうとしても主張が強過ぎるのだタイドメイカー、かといって薄味だとそもそもがマズイからダメ……あれ?詰んでない?
コック帽を被り溜息重点、いい未来が見えて来ない、助けてマッチョの割烹着!

すのもの!

「……タコとナマコの合いの子ってんですね、感じ的に」

素材として以外と悪くなさげな触腕だ、ナノマシンの恩恵は矢張り大きいのだろう
さて、タイド酢の物は取り敢えずまたモザイク必須な見てくれをしているぞ
それだけで全力で食欲を奪い、食べればどちゅるんと弾けて矢張り酢の酸味が埃臭さと生臭さとで口の中でケイオスのコスモをバビロンする事でしょう
尚、ニアは頑張って一口食べて口を抑えて裏に行って吐いた
463 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/04(金)00:09:27 ID:n42 [1/1回]
α-12に賭け事挑んで負けた割烹着は速攻のディスり&モザイクにも一切めげることなく 黙々と厨房を片づけていた
さすがに野蛮人がスマ○ラでは勝機が皆無だったそうな

助けて? その願いは私の力を超えている・・・

//ノシ
464 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/04(金)00:12:35 ID:6m9 [2/2回]
>>462

「なんで味付けに手間をかければかけるほどひどくなるデスか!!」

 魂の叫び!結構お料理に自信があったアレが爆発四散である!!
 どんどんグロ画像染みている何かをパクリ…ゲロリ!!

【クラシックとボートの画像に切り替えて一時中断!!!】

「ハァー…うぷ、け、結局、タイドメイカーは生が一番マシという恐るべき結果デス。
 手をかければかけるだけ加速度的にゲロリデス。何か見てくれも酷くなる一方デスし」

 なんという恐るべき結果であろうか!ゲロマズな素の状態がそれでもマシだったとは!

「そ、それでは以上となりますです。シチョーシャの方は高評価とちゃんねる登録をお願いデスデス。うぷ…」

 オゲーっとやらかしたところで番組終了。
 今後とも、あるふぁ12番星ちゃんねるをよろしくデス!

//ちゃんちゃん
465イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)22:11:24 ID:ZGj [1/6回]
【前回までのあらすじ!!】

https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1556961902/907-

 神話世界エリュシオンにおいて、またもやトラブル吸引機をかました越境者達(〝達〟なのだ。いいね?)
 すったもんだと盛大に七転八倒をやらかし、戦争真っただ中に成り果てた大陸にて、
 大侵略進行中な太陽教国の軍隊に対して意趣返しを敢行する。

 周辺の民の尊厳を破壊するべく太陽教により一帯から徴発された糧食を、野営地を強襲して強奪するのだ。

 越境者の実力ならば、敵を打倒するのは難しくない。
 だが、食糧確保となれば単純な力圧しでは問題外、そこで人間の敗残兵と共同。
 さらに狂気に満ちた非人間族集団を巻き込んでの戦闘行動を相成ったのだ。

「私の仲間は皆、厄介事の星の下に生まれたらしい。苦労が絶えないな」

 以上、公正なるあらすじ終わり!(帝国督戦局検閲済

 ---------

 ■太陽教の野営地(絶賛炎上中)

 天幕に次々と火がかけられ炎上する野営地。
 混乱状態に包まれた教国軍にダメ押しするように非人間族の略奪団までもが襲来し、
 まさにカオスが現出したカタチとなる。

【そして、このような状況で越境者達は食糧を運ぶ敗残兵の残党(レジスタンス)を支援し、食糧庫と輸送ルートを死守し続けねばならないのだ!】

「えっほえっほえっほ」

 木の板を並べて粗末なバリケードを構築した敗残兵たちは次々とリレーで食料を外部に運んでいく。
 その動きはあまりにじれったく遅々としたもので、太陽教の連中が混乱状態の真っただ中とはいえ支援なくば容易に崩されることは必至。

「分かってはいたが、やはり素人に毛が生えたような連中ではこんなものか」

 想像しうる最低ラインそのものな進行の遅さを覚えながらも、イムカは粒子短銃をぶっぱなし攻め寄せる兵達を牽制。
 僅かずつ、僅かずつではあるが、敵は混乱から立ち直りつつある。別方向から非人間族たちに攻め立てられている状況で
 それなのだから、太陽教侵略軍の練度の高さをうかがわせる事柄だ。

【防衛戦のような状態のため、撃って出ることが出来ず実力を十分に発揮できないという状態ならスタート!】
466かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:19:50 ID:CX5 [1/4回]
>>465
ロイ「せやな」

上記に関する端的な感想

~それからどうした~
ロイ「さぁ~急げよぉ~敵は待っちゃくれないぞ~」
バジャーっとバリケードやら食糧庫やらに水をぶっかけながらレジスタンスを鼓舞する
死なば諸共で火矢を射掛けられることを心配してのことである

ロイ「うっしこんなもんだろう 後はただひたすら迎え撃つのみだ やるか!!」
サーベルやらスクラマサクス ハンマーにブルームーン そしてハルバートと敵から奪った武器を地面に突き立てる

ロイ「我が総身をもってこの場を死守せん 我等敬愛せしプラチナムが“制域”何人たりとも通しはせん!!」
大きく宣言し 向かってくる兵を迎え撃つ覚悟と準備は万端 さぁ後は戦うのみである
467 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:21:20 ID:1IZ [1/3回]
>>465
「根刮ぎいただくが、欲張り過ぎるな!焦ればそれだけ死ぬ確率が上がるぞ小僧共!」
バリケードの中、両手を打ち合わせて忙しなく動き回りながら、雑兵達に声を張り上げるソーマタージ。
矢張りというか遅過ぎる。殆ど素人なのだから仕方がないが。
「Hurry Up! 今なら間に合う♪
 世話がやけるぜ このヤロウ♪
 誰かにとられたって 知らないぜ♪」


兵士の落とした弓を拝借して矢を数度放ち、また刀に持ち変える。切っ先を突き出す。
威嚇と牽制として気兼ねなく使える飛び道具が欲しい。この時ばっかりは、自分の装備を呪った。

「蜂の巣を突いちまったな」
面倒な事になった。一人でボヤくと、遮蔽物から敵の方向を覗き込んだ。
阿呆な国策にも従い成果を発揮する連中だ。一筋縄ではいかない。
468 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:24:37 ID:9CJ [1/4回]
>>465
「……全く、余計な物のない状況ではな」

常ならば不要な物は捨て置くべきだ、いのちの方が比重が大きい
しかしこの食糧調達に於いてそもそもそれは少ないだろう、何せそもそもが兵糧なのだから

「少しくらいは……まぁ、支援になる……だろうな……?」

ふぅむと唸りながら、ともあれマルチサイロから射出される閃光弾数発!
宙空にて炸裂し、轟音と真昼の陽光よりも尚も尚も眩い煌めきを生み出しては消える
必要とあらばワイヤでの高機動の一撃離脱を試みるが、まだ混乱の火が燻る今は少なくともその時ではないように思えた
469 : パッパルデッレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:26:16 ID:DuT [1/4回]
>>465
稲穂色な板状の地面に着きそうな程長い大量の髪と
小麦肌で燃えるような赤い瞳を持つヒトの容をしたモノが
イムカの横で兵に向けて、どー見ても水鉄砲的何かを構え黒い液体を放っていた。
ちな黒体は背負ったタンクに満載である。

「なわばりばとる帰りの私は如何にも優秀なシューターです。
 ゲソだけに…いや私はタコですらないが」

べべべべっ!と射出される墨のようなもの。
遊んでんじゃねーぞと思われるだろうが、この液体、
パッパルデッレがいつぞや吐き出した事がある溶解液である。
肉は勿論、質の悪い鋼も目じゃないぜ!
470イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)22:39:09 ID:ZGj [2/6回]
>>466-469

「アレは…」

 炎上し混乱の坩堝にある太陽教の駐屯地。
 ロイの宣言を聞くや、それを挑発と受け取った兵卒達が殺到する。

【取り回しに優れたグラディウスとスモールシールド。そして丈夫な革鎧】

 全て画一化され、規格化され、一定水準の質を保った武具。

【指揮を失った雑多な兵達がロイに斬りかかる一方で、ジリジリと半包囲の陣形を取りつつある兵卒群もいる】

「ギャアアアッ!!」

 ロイに迫る雑兵は横手からふしぎ生物なパパルデッレの溶解液を浴びて混乱する。
 盾や鎧がシュワシュワとおぞましい煙と音を立てて腐食していくからだ。

「太陽よ!神敵を浄化する光を!!なっ!?」

 そして、前方の混乱の間隙を突くように太陽教の術師が何か呪文を放ったがそれは消えていた。
 同時に墨音の閃光弾が光を発さぬままにボトボトと落ちる。これは――

【互いに目くらましの牽制を仕掛けようとしたのだろう。神の奇跡とテックの力が妙な法則を起こしたのか互いを相殺したのだ】

 これがソーマタージが俯瞰視点で見た一連の動きだ。
 ただの雑魚としてやられに来る連中がいる一方、狡猾に機を伺う者達もいる。
 ロイを包囲し、遠巻きに見ている連中は攻めあぐねているのではない。指揮系統を回復させつつあるゆえの動きだ。

【この状況では、敵も仕えるリソース、指揮統制下に復帰させられる兵は限られているのだろう。奇襲の狙い通りではあるが】

 【→騎馬にまたがった敵の一部が越境者の真正面の位置から離脱。即席の兵糧輸送路の出口付近に向かった】
 【→敵陣の奥で魔術師部隊と思わしき連中は、墨音の介入で閃光の奇跡の動揺を抑え込み掌中に魔力を収斂させていく】
 【→前面に出ているロイとパッパルデッレには狂乱する雑兵が次々に襲い掛かっているが…敵指揮はコレを捨て駒とし、越境者の行動を制限する腹だ】

【全ての状況が敵が急速に指揮系統を回復させつつあり、乏しい手持ちのカードを有機的に動かし始めた事を示唆している】
471鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:48:25 ID:9CJ [2/4回]
>>470
「ん、やられたか……」

閃光弾の炸裂に備えていたがそれは起こらず
過去にも似た経験があった、それは異能力との衝突による沈黙ではあったが
故に墨音の動揺は多分、敵術師のそれよりも軽微に済んだ事であろう
ならばと次なる手を用意する動きは素早い、対異能グレネード装填!
果たしてこの世界の魔法に効力を発揮するものだろうか?それはぶっつけ本番にしかならない
ただしもしも作用するなら、効果を発揮するのなら
その爆発衝撃はほんの僅かな術への介入を果たし……しかしてそれは魔法の精度や制御を掻き乱すには充分と言えよう

「……騎馬の音がするな、それが本命か?」

不味いなと舌打ち、術師の行動を意識しつつも周囲の様相を探る……現時点、足留めという敵の術中にあると言えよう
472 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:50:36 ID:CX5 [2/4回]
>>470
なるほど 敵も無能ではない
無能を捨て駒にして士気と秩序を回復させ 改めて圧殺するつもりだろう
だがロイは動かない 雑兵を切り捨てながら梃子でも動かない

そも制域は移動はほぼできない防衛の陣 故に騎兵は自分には対処できない

ゆえにロイは動かず 敵を可能な限り押しとどめることにした

切り殺した敵から武器を奪い地面に突き立て 鈍らとなった武器は捨てるに任せ
押し寄せる雑兵を切り捨てていた
473 : パッパルデッレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:52:33 ID:DuT [2/4回]
>>470
「やってる事がヴィランな私。一応守護神目指してます、無理かな?」

戦場に動きがあるのは何となーくな感覚で察するが、
経験に乏しい不可思議生命体が思いつくような事は何もなく。

「あーはん?暗黒謎物質群生体同士の戦いと置き換えるとアッチの動きが活性化?
 これは戦術的に勝っても戦略的に負けちゃうやつなのでは?人間性を捧げよ?」

言いながら眼前の敵を撃って撃って撃ちまくる。
液体も有限、撃ち尽くしてしまえば後は自らの髪で何かを掴んでは投げ掴んでは投げの戦法に切り替える。
474ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)22:53:00 ID:1IZ [2/3回]
>>470
「メモを取る暇もありゃしねー」
未だ混沌の支配する戦場ではあるが、敵はそれを脱しつつある。
勇み足で襲いかかり融かされたのは、ただ功を焦っただけではあるまい。目眩しを企むのは自分達だけではない。
指揮が回復しつつある。それは頭上の立方体の意志だけではない、長引き過ぎたのだろう。

「───」
正面を離れる騎馬の動きを捉えると同時、ソーマタージは草むらに潜む蛇の影の如くしめやかに、素早く自陣を動く。
クルトを始めとする本職には及ばぬスニーキングスキルとしても、人並み以上にはある。おまけにこの混乱だ。アンブッシュを仕掛けるには好機と踏んだのだ。


「大軍とは、囮にこそ使うべきだ。よく分かってるようじゃあないか……」
酸素供給機が静かに顔の半分を覆う。呟きは戦場の音に掻き消される。
刀の柄に手を掛けた近接高速戦闘の構えは、遮蔽物や死体の陰に隠れながら猟犬めいて騎馬隊の後を追いかける。
ルートを見るに、向かう先は輸送路といったところか。挟み撃ちには出来ずとも、不意を突くには十分だろう。

背後より収穫の鎌めいた一撃で馬の脚を纏めて断ち、素早く引き摺り下ろす。殺す。
頭の中でシミュレートを繰り返しながら、ソーマタージは後を追う───
475イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)23:05:25 ID:ZGj [3/6回]
>>471-473

「グワーッ!」
「ッ!?ディスペル持ちがいるか」

 墨音が放った爆発そのものは前に展開する重盾部隊(ラージシールド持ち)が負傷し弾き飛ばされながら身を挺して阻止。
 この状況下で魔術部隊がどれだけ貴重な戦力か充分に理解しているだろう。早々に攻撃が届くものではない。

【術介入にて、術師の約半数の魔力が散ってしまった。が、全てではない】

「グワーッ!」「くそ、なんだコイツは!?」

 ロイとパッパルデッレに殺到する雑兵は早速、己の軽率を後悔し、藁のようにやられていくが、
 この混乱そのものは敵全体に伝播していないところを見ると、正に想定範囲内の損害(コラテラル・ダメージ)だった。

【しかし、そう見えるのはおそらくは越境者側視点で、太陽教からすればこの犠牲を指揮下に組み込めていればと忸怩たる思いであったろう】

「よし、攻勢に出るぞッ!」

 太陽教側も機会を伺い、そして攻勢に転する。
 先ず、墨音の妨害を凌いだ魔術師部隊が掌中の魔力を稲妻とし、それを伸ばして雷の槍を生成する。
 太陽の力=すなわち怒れる神の御業たる雷撃である。

【雷の槍が槍投げの如く次々にバリケートの遥か上を貫くように投げられる。目的はいまだ食料が残る食糧庫】

「「「行けェええええ!!」」」

 同時に、だ。稲光に輝くラージシールド(魔術付与を受けているのは明白!)を構えて、
 集団となり越境者とバリケードに向かって鉄の一塊なって殺到する重装兵達!

【連携技:ラッシュが発動:突進++、広範囲攻撃、防御無視】

「火矢を撃て!狙いは定めなくていい!」

【さらに突進に合わせて狙いの甘い火矢を広範囲に撃つ。これは越境者側の行動リソースを飽和させる意図で撃たれたものだろう】


476イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)23:11:12 ID:ZGj [4/6回]
>>474

「よし!突撃準備!」

 ソーマタージが追いかけていたのは正解だった。
 敵はバリケードの末端…もっとも荷運びの作業で停滞点となるだろう外界との接続口に狙いを定めていた。

「拙いな」

 そこではイムカが歩兵と狂乱する亜人種たち(見境なくこちらにも襲い掛かってきた)を銃撃していたが、
 騎馬の姿を見るや銃を持つ手に思わず力が入る。

【騎馬と鎧の突進力をマトモに食らえば、このような粗末なバリケードなど崩壊必至。そして多勢に無勢が過ぎてイムカの手にも余る】

(頼んだぞ、本当に)

【騎馬隊は兜の面頬を降ろすや、ランスを構え騎馬突進に出んとする。槍衾も機関銃も無い状況でその威力は圧倒的だ】
 【→騎馬突撃…突進+++、直線攻撃、防御無視、防御破壊】
477パッパルデッレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:17:36 ID:DuT [3/4回]
>>475
「おろろ、伸びきった戦線を一度縮めるべき?ゴムパッチンも辞さない」

敵の火勢に現状のままでは一たまりもないと不可思議生物。
兵士の一人を髪で掴み上げ盾として使うがコレでは防戦一方。

「戦いに策はつきもの、おちものゲーのように積んでも消えないニクいヤツ」

さあ如何したものか。
このまま対策を講じられなければ一貫の終わりだ。
しかしこれといって劇的大逆転間違いなしの妙案など浮かびようもない!
478 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:17:47 ID:CX5 [3/4回]
>>475
ロイ「来るか・・・!!」
前哨戦は終わりをつげ 本日のメインイベントのご到来である

ロイ「フン!!」
まずは伸びる雷の槍に対し 敵から奪い地に突き立てた剣を多数 上空に放り投げる
雷は電気を通しやすい金属に集まる性質がある事を利用し 放り投げた剣を避雷針に使えないかと考えたのだ

そして続いて迫りくる火矢とラッシュ 己の中に滾る闘志の炎を限界まで収束 圧縮

ロイ「烈破・・・絶ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええッッッ掌おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
限界まで圧縮した闘志の濁流 己が放てる最大の面攻撃を火矢とラッシュに浴びせる

どちらも一片に片づけられなくていい 己に降り注ぐ火矢を蹴散らし ラッシュを一瞬でも押しとどめられればいい
リソースの飽和さえ押さえられれば切れるカードも生まれてくるだろう

そして自分の攻撃の範囲外の火矢はテントとバリケードに降り注ぐだろう
だが事前にテントとバリケードには水を浴びせている

無論延焼を防ぎ儀切れるとは思わない これも遅延できれば御の字だ

リソース飽和を妨害することに特化した行動 果たして効果のほどは?
479 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:22:41 ID:9CJ [3/4回]
>>475
「タフなのがいるな」

重装という意味でも、精神という意味でも、だ
成る程全くもって優れた練度の軍勢と言えよう、軍属であった墨音は先程から焼け付くような肌の痛みの原因を改めて思い知る

「……っ、全く……大問題だ、くそっ……!!」
「食糧庫はもうダメだ!逃げろ、撤収!急げ!!」

墨音は防衛陣より恐らくは最も内側に位置している越境戦力である
故に食糧庫にて作業を行うレジスタンスへその裁きの雷撃を叫び報せる事は役目としているであろう

「……無理にバリケードを維持しようとしなくていい、すぐに壊される!」
「離れ過ぎるなよ、来るぞ!!」

タフガイ(重装兵)達のチャージを前に墨音は押し留めるには余りにも脆弱だ!
突進から見てワイヤを横に伸ばし遁走……否!低い、これは即席のワイヤトラップ!
松葉より切り離したワイヤで即席の罠を作り出して敵の足を取らんと仕掛けた、本人は後退しつつ残りのグレネードを投げるがたったの2発!
480ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:24:47 ID:1IZ [3/3回]
>>476
(((敵の数は……流石に荷が勝るか)))
鎧を纏った相手は面倒だ。高周波ブレードと言えど、修正力の影響が無いとは言い切れない。
それが常と言えど、戦場で得物を喪う事はあまりしたくない。考えた末、ソーマタージは酸素供給機から蒸気を噴き出しながら走った。速く、迅く。

《Execution》
ヴン、と低い音。血泥を踏みしめ跳ねる音。それら全てを置き去るかの様に、ソーマタージは猛烈な速度で駆ける!
迸る紫電、舞い散るスチームで手が熱を帯びるのを感じながら、カマイタチめいて振るう!
《───EXCITE》


轟ッ!!大凡武器を抜いたとは思えぬ音を立てて、横一文字に振るわれる赫き一閃!
高速、高熱、高威力を以って、走り抜けながら纏めて馬達の後脚二本を根刮ぎ切断せしめんと、地に向けて奔る流星めいた刃が駆け抜ける!

いくら強力な技でも、その“起こり”を封じられれば何も出来まい。殺すのは幾らでも出来る、まずは動きを止める事を選んだのだ。
間に合うかどうかは知らない。出来る限りのベストは尽くしたのだ。
481イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)23:38:02 ID:ZGj [5/6回]
>>477-479

 タスタスタス!とむしろ小気味よいと思わせる音と共に
 パッパルデッレが盾とした兵士に火矢が突き刺さり、その肉と脂肪によるものかあっという間に盾は火に包まれる。

【伸びきった戦線を一度縮めるべき…実際それが正解であり、それが出来ないジレンマが現在の状況であった】

 その間にもロイは矢面に立ち、おそらくは最も多くの行動リソースをここで吐き出した。
 雷の槍へ、ラッシュへ、火矢へ。

 雷の槍のうち、数本はロイの目論見通りに短剣に阻まれた。
 が、それによってラッシュと火矢への対応は一手遅れる。

【この遅れを埋めたのは墨音の支援だ。爆発は防がれ、ワイヤーは構えられた盾と威力に千切られるも、その行動に遅延を生んだ!】

 そこにロイの全力の烈破絶掌が放たれ、ラッシュの勢いは完全に殺された。
 闘志の熱衝撃波を放ち続けるロイと、衝力の大半を殺されながらもジリジリとロイとの距離を縮めていくラッシュ。
 このまま最至近まで到れば、力を放つのを強いられるロイを手槍で貫く公算だ。

【熱衝撃波を止めて均衡を崩せばラッシュに呑まれ、このまま踏ん張っても早々に圧し負ける…ジレンマのカタチとなった】
 【→パッパルデッレと墨音の介入如何で結末を覆せる局面でもある】

 そして、懸命の反撃の結果、食料輸送路のバリケードはどうにか持ちこたえられた。
 濡れた木盾に火矢は幾本も突き刺さるが、炎上は免れた。

【が、食糧庫はそうもいかなかった。僅かな本数であれどロイの防域を突破した雷の槍が突き刺さり、そして火矢が降り注ぐ…炎上が始まる】

「ああ、食糧庫が!?」

 運び出したのは全体の6~7割。レジスタンスとしては出来得る限り欲しいという欲がある。
 まだ、少しなら運び出せるのではないか?越境者達もまだイケるのではいう欲が。だが、

「あ、ああ!!」

【ここは正に墨音の号令が値千金であった。早々に見切りをつけて損切りさせる方向にレジスタンスを誘導できたのだ】
 【これが無ければ余計な犠牲と運び出しの遅延を招いていたのは明白】

【達成度…100%→70%。 許容範囲】
482イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/05(土)23:46:28 ID:ZGj [6/6回]
>>480

「調子が悪いな」

 ソーマタージの懸念は正に正鵠であった。
 実際、イムカの粒子短銃も出力が安定せず通常射撃以外のモード切替が出来ない状態にあった。
 世界修正力によって、テックの恩恵は少なからず影響を受けている。

「よし、とつげ――なっ!!」

 ガクン!と騎馬の脚が切断されて、騎士たちはバランスを崩して地面に倒れる。
 この中には馬の身体をつぶされて死んだものも当然居た。

「な、何が…」

 その混乱の中で騎馬隊たちは見ることとなった。
 白髪の悪鬼と呼ぶべきおぞましき存在にしか見えなかったろう。

「ソーマタージ!」

 直後のイムカの叫び。周囲に凶乱せし非人間族たちが殺到してきた。
 エルフにドワーフ…元々、太陽教を混乱させるために呼んだ連中だが、こちらにも見境なく牙を剥く。

【地面に倒れた騎士たちに殺到し、ズタズタに引き裂いていく。首を掲げ、その新鮮な血をゴクゴクと啜っている】
 【→戦いを継続するために、血で渇きをいやしているのではない。ただただ破壊衝動と狂乱ゆえの行動だ】

【ソーマタージにも襲い掛かってくるそれをイムカは牽制射撃】
 【→このタイミングで食糧庫の炎上を観測。撤収の時は近いのだろう】

【ここで選択に迫られることになる。後退し、迫る非人間族をバリケードに頼り迎え撃つか、リスク承知で踏ん張りレジスタンスへの脅威を遠ざけるか】
483鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:52:10 ID:9CJ [4/4回]
>>481
「……優秀だな、全く……!」

矢張り敵への賞賛が口を滑り出るのを禁じ得ない
一騎一騎ごとが……成る程これが宗教軍と言うものか、信仰の為の闘争力を少なくとも墨音は余り知ってはいなかった
それでも今は抗うべきなのだ、兵数差を覆す腹積もりで挑まねばならないのだ

「ロイッ、持ち堪えてくれよッッッ!!!」

既にグレネードは尽きた、ワイヤもトラップに使用した為残りは片方の松葉に搭載されているのみ
それでも飛ぶように駆け抜け重装兵の横手より突撃、松葉先端より絶凍のガスを噴射し即座にカートリッジ交換、再発射!
ラストフラワーのギミックを持ってして暴れ、反撃の手が届かぬ内に……即ち、己に目が向けば即座に……退却!
今の墨音は象の大群に挑む羽虫なのだ、ならば蜂なりの戦い方をすべきであろう!
484 : パッパルデッレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:52:35 ID:DuT [4/4回]
>>481
「…は?」

食糧庫が!という叫びは大食い不思議生物の耳に何よりも優先的に齎された。
戦場で相手の兵糧を狙うのは定石。何もおかしい事はない。
やられてしまった方はたまったものではないし、実際レジスタンスも大いに落胆しているだろう。

「は?」

しかし戦場だとかそういうのを完全に切り離して怒りに燃える存在一匹。

「はあああああああああああああ!?」

怒り心頭、怒髪天を衝く、文字通り。
炎のように逆立った髪が揺らめいている。
眼前の敵が邪魔で食べ物を粗末に扱った連中に拳が届かない。

「邪魔ァッ!!!」

逆立ち肥大化した髪が拳を模り凄まじいチカラを籠めて振りおろされる。
単純に地面を穿つだけでなく、チカラが爆発的なエネルギーの奔流となって周囲に拡散する。
最早爆撃のそれと違わぬ現象を複数の巨大な拳が執行する。
485 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/05(土)23:57:56 ID:CX5 [4/4回]
>>481
体力を闘志の炉にぶち込み続けるじり貧の範囲攻撃
だが戦場の空気が変わった レジスタンスたちが撤退に入ったことを戦場慣れした空気で感じ取る

ならば次は犠牲者を抑えながらの撤退となる 眼前に迫るラッシュから逃げなければならない
故にここでも多数のリソースを吐き出すことにする

闘志の濁流をやめて大きく一歩後退 替えの効かないハルバートをひっつかみスクラマサクスを納刀
そして空高く剣を投げ付けたあと

ロイ「月閃歩行!!」
小さな跳躍大きな飛翔 空を蹴り空を舞う兵士が1人

ラッシュを飛び越え目を付けた先 それは敵の指揮官
ハルバートを構え一気呵成に突撃す

一足飛びに指揮官を狙われれば 集団は少なからず動揺するはず
それを味方が撤退する時間稼ぎとする

ロイが出した決断はこれである

空高く投げ付けた剣は 先ほどの雷の槍を警戒しての行動
そして突撃もまた半ばブラフである

自分は鉄砲玉になった覚えはない
指揮官が狼狽し行動が遅れるのならば一当てぐらいはするだろう

だが対空防御が十全であるならば ギリギリまで接近してから空へと逃げる腹積もり
そしてその時は 敵指揮官に浴びせてやるつもりだ

ありったけ とびっきり 最高の 

『勝利の』

笑みを
486ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)00:01:53 ID:Fdu [1/2回]
>>482
「顔上げろホラ。“消えておしまい!この嫌なしみ!”」
銃撃戦でも何でも、上を取る事は非常に有利に働く。それは今回も同じだ。
逆光に影となったその顔。見下ろす二つの赤い光。血脂の付着したままの切っ先でも、刺し貫く事は出来る。
面頬の隙間から刺し殺そうと、杭打ち機めいた無慈悲な刺突が───止まる!

「ウワ、バッドタイミング」
慌てて数歩下がり、押し寄せるケオスに抗わず、ただ受け流す。人集りから少し離れたところへ吐き出されれば、コートの埃を払って様子を伺った。
中々愉快な事になっているが、その牙がこちらに向くなら話は別だ。燃え盛る倉庫を確認、牽制射撃を有り難く一瞥すると、さっさと撤収の準備に入る!
「バーカ、レイシスト野郎ー」


仮にここが彼の居た世界、彼の利となる土地ならば、この場にいる全員敵味方問わずを相手取る事も出来ただろう。だがそれはあり得ない。
多勢に無勢とはまさにこの事だ。補給もままならぬこの状況で暴れ回るなど、死期を早めるのみ。
刀身を拭って鞘に収めた刀を片手で保持。背中を向けて一目散に駆ける。邪魔なものを飛び越え蹴り壊し走る。
───その最中、地面を抉らんばかりの急停止!迫る一体に向け振り返りざまの居合!結果も確かめずに回転を殺さず踵を返し走る!

「これ疲れるんだよ。金払うから死んだフリしててくれ!」
古くより使われる戦法だ。隊伍を追い越し追いかけて来る者を一体一体仕留め、逃げる。昔はよくやったものだ
非人間部族に追い立てられ、たまに斬り捨てようとしながら向かうのはバリケード。レジスタンスにとっては厄介かもしれないが、こちらも厄介なのだ。
「たーっけてー。ポッパーイ」
487イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/06(日)00:09:31 ID:sEW [1/3回]
>>483-485

「「「太陽神よ!我等に邪悪を遮る盾を与えたまえ!プロテクション!」」」

 凡百の氷結魔術とは比べ物にもならぬ冷気を構える墨音と、
 そもそもが常識の枠組みの外にあるような不思議生物の憤怒。

【尋常ならざる反撃を踏んだ指揮官は魔術師部隊の集団魔術〝併せ〟で対抗せんとする】

 本来、ロイが一歩引いた瞬間にラッシュが濁流のように襲い掛かり、
 彼の次なる行動を許さぬままに飲み込む手はずであった。が、それはもはや叶わぬ!

【墨音のラストフラワーにより奇跡により生み出された光の壁が氷結し、
 怒れるパッパルデッレの多量の拳によって重歩兵隊が吹き飛ばされ、半数近くが戦闘不能(全滅判定)となった!】

 そしてこの間隙を逃すロイにあらず。彼は切り札を用いて指揮官に向かって突撃。

「ッ!!やはり、英傑の類と見たぞ!」

 稲妻走る太陽の剣を鞘より引き抜き、それはロイのハルバートと衝突!これを弾く!

「パルシ・ファルザ!!」

 稲妻が炎のように揺らめき、ロイの首筋に高速に二連突きが撃たれた。

【が、結果はどうなるにせよ、部下は当然ながら指揮官を護る位置を取り、結果、追撃は遅れることとなろう】

 墨音とパッパルデッレはロイの突撃の隙を捻じ込みつつ、敵の先鋒を戦闘不能に追い込んだ。
 そして二人の支援を受けたロイの働きでバリケードへの攻勢は止まる。

【食糧は万全とはいかなくても、大半はもう輸送路半ば~出口まで到達しつつある】
【ここまでであろう。撤収の刻である】
488 : パッパルデッレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)00:18:23 ID:7Um [1/1回]
>>487
「バーカ、バーカ!食べ物を粗末にするやつは長生きできないぞ、ぶぁあああああかっ!!」

恐らく引きどころなぞ未だ自重できぬ毛玉にはないだろうが、
流石に誰かが首根っこ掴んで制御してくれるでしょうして欲しいお願いして下さい。

ジタバタしながら悪態をついて撤退となる。
489イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/06(日)00:19:02 ID:sEW [2/3回]
>>486

 ソーマタージが選んだのは速やかなる撤収。
 殺戮行動に身を任せるのではなく、クレバーな選択と言えよう。

【挑発も交えつつ、さらに追いすがる敵に奇襲めいて一回転斬りをすれば、胴の上下を泣き別れさせた死体が地面に転がるのみ】

 それを数回繰り返し、非人間族の数を少なからず減らしていく。
 実際、彼が疲れるという剣刃は生身の人間には困難な類。サイボーグゆえ無理な姿勢でも威力を充分に放てる類の技であろう。

【そんなこんなでバリケードに到達】

「誰ポパイだ誰が。私はか弱い女であんな逞しい上腕二頭筋はしていない」

 ソーマタージがバリケードに到達するや否や、乗り越えようとした狂乱エルフの頭部を掴み、そのまま握りつぶすイムカ。
 遠未来の籠手によるパワーアシストの恩恵である。変な誤解はしないように。

「乗り越えようとして身体を晒す阿呆をつぶす作業だ。ソーマタージ、よくやってくれたな。まあ、戦い方にはもう少し典雅さが欲しいが」

 彼の奮闘をほめつつ、バリケード破壊しようとしたドワーフの頭部にトンファーを叩き込み、
 陥没した頭部の口にグレネードをつめて、非人間族に放り込む。グロ死体の山いっちょあがり。

【上記は果たして典雅さのある戦いかた?疑問に思う前に乗り越えようとする奴たおさなきゃ!ガンバロ!】
490 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)00:20:33 ID:xEx [1/4回]
>>487
ハルバートを防御し 返す刀で二連突きを仕掛ける敵指揮官

だがそんな事態は存在しない

そもロイは敵が迎撃態勢を取った時点で攻撃を諦める手はずだったのだ
故に指揮官の剣とハルバートはぶつかり合う前にロイは空高く上昇 指揮官の剣は空を薙ぐにとどまるだろう

ロイ「だぁぁぁ~れがテメェなんぞに構ってやるかってんだばぁぁぁ~か!!獣人と遊んでろ!!」
勝利の笑みを浮かべながら罵倒を決め込み 一行とは別方向に飛び去るロイ

空から輸送体のことは見えた もうできることは何もない
逃げの一手これに尽きる
491 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/06(日)00:22:45 ID:ydM [1/1回]
>>487
「私は邪悪か!!」

詠唱にツッコミを入れつつも、ともあれパッパルデッレの攻撃の浸透とロイの飛翔を確認
墨音は素早くその場を離れ一目散に……否、パッパルデッレに向けてワイヤ射出!ぐるぐる巻きにしてからバリケードへ!

「……間に合うぞ、追撃は振り切れるはずだ、騎馬隊も足を止めている!」

ソーマがイムカと仲良く合流しているのが見えた、彼が無事と言う事は騎兵隊はそうでないのだろう
レジスタンスのしんがりの隊へと激を告げていざ遁走!
492 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)00:29:17 ID:Fdu [2/2回]
>>489
「これぞ幕末トランスフォームでござるな」
走り、斬る。走る、斬る。無限ベルトスクロールアクションめいた悪夢光景。
溢れる臓物と迸る血が、屍が、怒りと憎悪の道を舗装していく。これぞマッポーの一側面か。

「混沌の本質とは平等だ。お前も、お前も、お前も、何も分からず死ねばいいさ」


「ウルトラC!」
飛び込み前転突入!ろくすっぽ受け身も取れず転がりながら、リンゴめいて握り潰されるエルフに閉口!
血に塗れた全身を拭いもせず、肩を怒らせて同じくバリケードまで向かえば、乗り越えようとするエルフの腹を蹴り飛ばし爆発の仲間入りとする。ヤクザキック!
「今のは、芸術点高いと思うがね」

「信じてくれ、お前と出会うまではこんなに虐殺しなくても良かったんだ」
刀で突き、鞘で突き、拳で、足で、手近なガラクタや武器で、迫り来る敵をとにかく押し留めようともがく!もがく!
まるでゾンビパニックだ。悪質さではそれよりも酷いかもしれない。舌打ちを漏らし、今はただひたすら目の前を打つ!刺す!逃げる手筈が整うまで、例えそれが永劫を必要とするとしても!
「罠を仕掛けときたい、三日程かけて。頑張ってくれるか?」
493 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/06(日)00:35:00 ID:sEW [3/3回]
【全員対象】

「してやられたな」

 ロイの挑発による憤激を抑え込み、部下達に統制の回復を示唆する指揮官。
 敗北は敗北として飲み込み、これ以上の被害を抑えねばならない。

「残りの非人間族を叩く。この怒りはそちらに叩きつけるとしよう」

【激昂して我を失うのはともすれば強烈な誘惑ですらあったにせよ、だ】

 ---------

 反対にごはんの粗末な扱いに激高して頭ポッポー状態のパッパルデッレが居るが、
 そこは墨音がパッパルデッレをワイヤーで簀巻きという絵面的には結構ヤバい光景つくりながら逃走。

 ロイも追い付けば、懸念であった敵の騎馬隊はソーマタージの働きで見事に阻止。
 こちらにまで牙を剥いた非人間族は…イムカの〝典雅ある戦い方〟もあって何とかなっていた。
 これに合流した面々も加われば、結果はもう見えたも同然であった。

「皆、よくやってくれたな。撤収だ」

 こうして、食料の大半は無事に運びだされ、困窮する村々は救われることになろう。
 太陽教は曲りなりにも称賛に値する戦いぶりを示した越境者達やレジスタンスよりも、
 むしろ蛮行を繰り広げた非人間族に大いにその復讐の矛先を剥け、結果的にレジスタンスに時間的猶予を生んだ。

【ロイと墨音が引きこんだ非人間族だったがヘイトコントロールに一役買った形となった】

 ------------

【宴】

 回収した大量の食糧を用い、今日この日だけはと宴会が繰り広げられた。
 温かな肉にスープ、酒の類が越境者達の腹を満たし、疲労をぬぐう。

【ちょっと食いすぎなメンバーもいるだろうが、多少は自制するだろ。いや、してくれ、あるいは阻止する】

「イヤガラセには十分だったな。目的の常夜の国まではまだあるが、中々に大変な旅路になりそうだ」

 戦乱蔓延る大陸にあって、このまま平穏無事に目的地にたどり着けるか?
 展望を見据えて、嘆息をつくイムカであった。

//おちまい
494α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/06(日)22:51:58 ID:E2w [1/3回]
【とあるファンタジー世界】

 金属の王国にて――

 モールモース100の勇者というドワーフに謡われる伝説がある。

 金属の王国の歴史の中でも昏き時代と名高いかの愚王の治世にあって、
 様々な要因によって王国は諸外国から狙われることはなかった。(侵略国の殆どがそれどころではなかった)

 しかして、黒火峠のゴブリン大将による大進撃を乗り切れたのは、とある地方城塞都市の働きが大きかったという。
 その都市の名はモールモース。昏き時代にあって名も無き英雄・英傑が集い、数多のグリーンスキンと対峙したのだ。

【かの城塞都市の英雄的戦いと大いなる犠牲なくば、歴史は大きく違っていたと言われている】

 -----------

【城塞都市モールモース:酒場にて】

「デスデス。何かだんだん顔ぶれ増えてきたデス。世の中アホが多いんでしょうかデス」

 グリーンスキンの大軍に半包囲されているような情勢下にあって、
 頼りないまでに細い小さな補給路を通って、傭兵/冒険者たちが集ってきていた。

【よく見れば、どっかで見たようなトレンチコート(栄光あるエンブレムは剥ぎ取られている)を着た者もちらほら】

 この街の情勢は厳しい。それでも古代ドワーフが築いた堅固な城塞と鉄の意思がグリーンスキンを跳ね返している。
 交代で酒場(殆ど補給所と化しているが)に入れば、拙いエールに干し肉と芳しくない補給事情にあっても、
 内部の喧噪と熱気…活気と置き換えてもいいそれは、首都の諦念に満ちたそれとは真逆であった。

「何か厨房に割烹着増えて来たしデス。目に毒のグロ画像デス」

 なお、補給事情は芳しくないが、何故か粗末な干し肉は滋養タップリのスープになってたりして、
 だんだんと食料事情は改善されてきているというワケの分からなさであった。

//歴史の立会人的スタット
495かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)23:00:53 ID:xEx [2/4回]
>>494
ロイ「こんな国の こんな時代だ 阿呆以外に誰がいるってんだ」
ちらほらと見受けられるどっかで見たようなトレンチコートを羽織った男がここにも1人

なおトレンチコート達は皆どこの部隊かは言わないことが暗黙の了解みたいなサムシングになっているので
見覚えのない奴がいても 自分の知らない部署の誰か 役に立てばそれでよし ということになっている

ということでロイも彼等の知らない部隊の誰かとなって 一緒にトクシュブタイ的活動にいそしんでいた

まぁ彼等と同じく 今割烹着を着込んでいるわけだがね!!!!

ロイ「ドワーフの歌にも語られない背景はこうなっていたのか 知りたかったことも 知りたくなかったことも 何もかも新鮮だよ」

なおトクシュブタイが割烹着を着込んだ時 粗末な兵糧食は滋味深いごちそうに姿を変えるのだ!!
ほめたたえてもいいのよ?
496α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/06(日)23:14:31 ID:E2w [2/3回]
>>495

 実際に暗黙の了解というのは合点のいくところである。
 相手が愚王とはいえ、王室に対する忠誠をかなぐり捨てたという点で既に名誉は無し。
 この時代のトクシュブタイ離反者の多くが代々の名誉と忠誠を引き換えに故郷と己に忠を尽くすと決意したのだ。

【だからこそエンブレムは剥ぎ取られた。エリートに非ず。名も知れぬ名誉無き兵士として参陣したのだ】
 【もっとも、後世に謡われる通り、彼等の名誉は回復し、伝説へと昇華される】

「まあ、美味いメシを食べられるのはいいデスけど…うーん」

 肩を並べて戦えば連帯感も沸くってもので、ロイも古式のトクシュブタイ戦闘術に触れられる機会が出来たりもしたであろう。

(あーんまり、深入りはしない方がいいんデスけどね)

 越境の女神のイタズラか、何故か旧き時代に飛ばされた越境者達。
 このモールモースに来訪したのも根無し草が入り込むには丁度良かったという面も大きかったのは確かだが、

 ※モールモースと知って入城したのではなく、ここに入ってからモールモースという都市だと知った。

【城塞都市モールモース:ここは陥落する運命にある。だからこそ何処かの段階で離脱するつもりだったのだが】

(やっべぇ…α-12も気が進まなくなってきたデスよ。でも心中するつもりもねーデスし、うーん)

 かのトラブル吸引機なら戦略レベルで何か思案したかもしれないが、 
 α-12はとどのつまりはクローンユニットであり兵士である。そんなところまで思案は出てこない。
497かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)23:24:44 ID:xEx [3/4回]
>>496
ロイ「な~に考え込んでんだ? 似合わねぇ」
ざっくりとα-12をディスるロイ

ロイ「・・・あぁ 確かにここは陥落する その時はたくさんが死ぬことだろう
   いくらドワーフの歌が正確だからって 一介の兵士がどこで何をしていたかなんてまでは語らないからなぁ」

顎を撫でながら思案顔

ロイ「まぁ なんだ お前のことはそれなりに信頼している どんな修羅場でもうまくやるだろ
   だから元気出せ お前が死んだら誰がCEOの秘書を務めるんだ? まぁいい これ食えよ」

これが下げてから上げるってやつですね 分かります
そう言って取り出したのはカルメ焼き 砂糖水とふくらし粉で作る簡単おやつである
498α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/06(日)23:35:59 ID:E2w [3/3回]
>>497

「デスデス。かしこいα-12はいつもたくさん考えているデスよ!」

 実際シツレイなロイの顎ひげを思いっきり引っ張るα-12。
 相も変わらず自慢のひげは過酷なる運命との対峙を強いられている。

【ナムサン!】

「むっちゃむっちゃ、美味いのがまた腹立つデス」

 なんかプリプリしながらロイを見る。
 過去に彼が犠牲が出ることにも慣れたくは無いが慣れてしまったと言ったことがある。
 α-12はその時はよく分からないと思ったし、実際、今もよく分かっていない。

「中央から離反者が出ているということは、歴史は歴史通りに動いてるってことデショーけど、実際どうなることやらデス」

 そんな会話をしていると、傭兵大将のドワーフがノシノシと入ってくる。

「おう、ロイの旦那にちみっこ!ちょいと頼みてえがあるんだがな!」

 ミスリルの手斧を担いたこのドワーフは鋼の壁のフルーフという名で歴史の名を遺す。
 名称不明も少なくないモールモース100の勇者にあって存在が確定している者の一人だ。

【この男の都市陥落時における武勇と壮絶な最期は様々な唄や絵画となった】
499かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/06(日)23:47:47 ID:xEx [4/4回]
>>498
ロイ「や~め~ろ~よ~いい加減生えそろえるの大変なんだぞ!!」
自慢の髭を守るべく防御態勢をとっている 嗚呼プチプチっと嫌な音が響く

ロイ「まぁなんだ 歴史が変わっちまう可能性は何時如何なる時も考えられるが
   歴史を変えたくないからって座して死を待つほど人間出来ちゃいない 
   死にたくないなら戦うしかないじゃない その辺は割り切ろうぜ」

とまぁそんな感じでやり取りしていると

ロイ「やぁフルーフさん 頼みたいことってのはなんだい?」
にこやかに挨拶をする まずは話を聞くとしよう
500α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/07(月)00:00:49 ID:dj9 [1/2回]
>>499

「だーれーがーちみっこデスかー!」

 女子力の欠片もない呼び方にポッポーと怒って両手ブンブンするα-12。
 しかし片手で頭を掴まれて持ちあげられてのソレなので全く意味が無い。

【なお、α-12曰く自分がガチでこの傭兵大将と闘っても10回に8回は負けるっぽいとか】

「おうよ!あのいくら頭をカチ割ってもキリがねえ緑どもの事なんだがよ」

 α-12の愉快な反撃を半ばスルーしながら話に分かるロイにさっさと本題を告げる。

「緑どもの端っこのほうなんだがよ。動きが妙だぜ。
 最初は妙な悪だくみ企んでいるのかとも思ったがよ。そんな雰囲気でもねえ」

 正直、戦力はマトモになるつつあるが、ジリ貧であることに変わりはないという現状。
 些細な兆候も見逃したくないというところだろう。

「で、だ。探ってきてくれねえか?ちみっことお前さんなら、ここを抜けて向こうに行けると踏んでる。
 ちぃと、やべえ道程になるが任せてえんだ」

 生半可な斥候を行かせても、死体となってグリーンスキンの気色悪い飾りつけにされるのがオチなのだろう。
 だからこそ、機動力に優れ、少数でも生還できるだろう越境者達に白羽の矢が立った。

(金男=サン?)

 α-12は展開を知っているかとロイに目で問うたが、モールモースの戦いは現実と虚構が混在している上に、
 暗黒時代とその後の混乱期もあって、記録も散逸している有様であった。

//次で〆!
501かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/07(月)00:08:48 ID:3kI [1/1回]
>>500
実際ロイもこの男の力量に舌を巻いた
何故トクシュブタイ入りしなかったのか不思議なぐらいである
最も全てにおいて完璧を是とするトクシュブタイ 腕っぷし以外がてんでダメって可能性も否定できないが

ロイ「妙・・・ですか なるほど そこで偵察を・・・と」
と思案顔 なおα-12のアイコンタクトであるが小さく肩をすくめるのみ
暗黒期と混乱期のダブルパンチ おまけにこのモールモースが陥落したこともあり

この辺の出来事はドワーフの歌にも 国の戦闘記録にもほとんど情報が無いのだ

ロイ「・・・行きましょう 何かあってからじゃ事だ」
そしてロイは快諾した この歴史の中で語られぬ部分に興味がないといえばウソであったが
音に聞こえたフルーフの役に立ってあげたい という気持ちが強かった

ロイ「で? お前はどうするの?」
ついでにα-12にも聞いてみる
502 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/07(月)00:14:30 ID:dj9 [2/2回]
>>501

「デスー…行きますデスよ。α-12の女子力を轟かせるデス!」

 なんで斥候の任が女子力を轟かせることになるのだ?って感じだったが、
 そこはまあ、いつものトンチキである。もう周囲も慣れたもんだ。

「よっし、じゃあ出立は明日の夜明けだ。霊薬とか準備させっからよ。頼んだぜ」

 こうして、歴史上の出来事に少しずつ介入していく越境者達であった。

//いじょ!
503イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/08(火)23:01:05 ID:9MA [1/4回]
【前回までのあらすじ!!】

 ヌカ社の工場跡にヌカコーラを発掘にいったら事態がちょっと大げさになった。

 以上!!!

 -------------

【イムカさんの独白】

 まあ、レイダーに襲われるわ、ヌカ社の警備ロボットが一斉に目覚めるは、
 なんとも矢継ぎ早に苦労が耐えないわけだが、これも全てはヌカコーラ発掘のため。仕方あるまい。

 それにしても、タェンティースは何というか、あまりツイていないのだろうな。うむ。

 -------------

【そして現在の状況!!】

 あれからまあ、ロボットと戦ったりなんだったりちょっと紆余曲折ありました。んで今はというと――

「タェンティース!!振り落とされるなよ!!」

 ハンドルを握るイムカは同じくビークルに乗っているだろう半人に声をかける。
 そのビークルは車体に似合わぬジェットエンジンを積んだ実に頭の悪いシロモノで、
 元はレイダーのブツだったのを、持ち主死亡により永遠にレンタルすることにした。

【荷台に満載しているのは様々な色のヤバイ光を放つ瓶!麗しのヌカコーラシリーズだ】

 そして現在、彼等は追われている!すぐ背後では核熱爆風が粉塵を巻き上げながら正に壁となって迫っているのだ!

【ブロウアウト!不思議で素晴らしい核テクノロジーの御業!巻き込まれればもちろん死!!!】

 さらに周囲には包囲追撃によりこちらを追い続けている〝旧連邦軍の自立型飛行クローン群が1000体以上〟!!
 貫通レーザーを次々に撃ち、資本主義の犬たる越境者達を抹殺せんと群がっているのだ!

【色々あったのだ。色々あって遂に一帯を吹っ飛ばす核衝撃波+世界崩壊前の軍用ドローン群の覚醒に至ったのだ!!】

「うーむ、ヌカコーラを取りにきただけだったのだが…」

 イムカは世の不条理に溜め息をつく。
504タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/08(火)23:08:56 ID:dwf [1/3回]
>>503
「えぇっ、もちろんです……!」

必死の半人、小脇に抱えるのはイクサの途中に斬られた己の左腕である
序でに半面が焼け落ちて頭蓋が露出しているし、腹部にも風通しの良い穴が空いているではないか

「……なんでしょうね、多分ほら……」
「……」
「……それだけ、価値があるって事ですね」

ヌカコーラには、と無理矢理話を結論に持ち込まんとしているぞ!
505イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/08(火)23:20:51 ID:9MA [2/4回]
>>504

「当たり前だな。だが、背に腹は代えられん」

 イムカはブリキ缶を取り出すと、超レアなブルーに光るヌカコーラと、
 アルミニウム粉と砂糖と不思議なモノを混ぜる。あとはダストテープで密封だ。

【ダストテープは何にでも使えるのだ。文明の利器!

「よし、ヌカコーラがどれだけ素晴らしい飲料か示す証拠のひとつだ。必要なら使え。すごく貴重(なヌカコーラを使った)だぞ」

【タェンティースはお手製のヌカグレネードを手に入れた】

 この間にも吹きすさぶ爆風は迫り続けており、
 さらに蜂の群れの如き飛行ドローン群が越境者達に迫る!

【クローン群はその名の通り正に群体!一匹一匹ぷちぷち潰しても埒はあかない】

 途端、タェンティースの周囲に光の粒子が発生し始める。
 これは連邦ドローンの旧世界遺失兵器たるクラヴ・ウェポン!

【照準座標をセットし、一定空間の重力を操作。そのまま恐るべき重力で一気に対象を圧し潰すという悪夢兵器だ!】
 【座標セットから重力場発生まで僅かにタイムラグがあるのは付け入る隙か!】
506タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/08(火)23:26:44 ID:dwf [2/3回]
>>505
「助かります……!」

片腕がこの状態である、必殺のストラーヤが撃てぬ事が歯痒い
グレネードを受け取れば片っ端から投げる投げる!実際半人にヌカコーラ愛はないのだ、即ち情けも躊躇も全くないぞ!

「……ちっ……!」

赤刃を引き抜き構え、魔力を流し破壊的エネルギーと融合……チャージ・バスター・ショット!
しかし無論遠距離戦を得意としてはおらず、その破壊力と範囲性はあれど命中率は大雑把に過ぎて厳しい
成る程踊らせる虚空の刃の方が余程ドローン達に対しては精密的な有効打となり得るか
507イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/08(火)23:43:37 ID:9MA [3/4回]
>>506

「本当に何の遠慮もなく投げるな君は」

 イムカは貴重な貴重なヌカコーラを正に断腸の思いで消費を決断したというのに
 なんと思い切りの良い事でしょうまったく。

【ヌカグレネードが投擲される。ヌカ社自慢のヌカコーラの中でもさらにレアなブツを使った逸品である】

 その効果は正に劇的。タェンティースの視界で爆発するや否や、
 周囲空間に対して次元爆縮を起こし、一定空間に在る存在を全て吸い込み圧縮!
 のちに質量崩壊を起こして、キノコ雲を立ち上らせる核重力爆発を起こすのだ!!!一気に300体以上が死!

【注)清涼飲料水です】

 そして、クラヴウェポンをくらう前に半人は赤刃のエネルギーフィールドを転用した射出攻撃。
 しかし、これはある程度は散らせるがやはり正確性に乏しい。

【生き残ったドローンたちはビークルのエンジンやタイヤに狙いを絞ってレーザー射撃をし始めた】
 【(頭の悪いほどに)パワフルな車に乗り慣れているイムカは巧みなハンドル捌きで回避】

 なお、右にいったり左にいったり、揺れまくったりと、内臓が鍛えられてきゃゲロゲロ必至の最悪環境が半人を襲う!!!

「むう…投げるべきか、飲むべきか」

 そして、残り少ないヌカコーラクァンタムにイムカは大いに悩む!!重点するがヌカグレネードは正に断腸の思いなのだ!!

『ぶ…ぶ…』

 んでもって何故かこの最悪のタイミングでイムカの膝に小さな小さなミニマムゲートがおーぷん。
 どっかで聞いたような声がてちてち足音と共に鳴っているぞ。やっべぇ。

【賭け金に己等の生命の他に不思議生物の安否が上乗せされた瞬間である】
【タェンティースの行動指針は単純明快。迷える政治将校に決断を迫るスピートをかますことだ!】
508 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/08(火)23:53:44 ID:9MA [4/4回]
>>507
//スピートってナニ?スピーチねスピーチ
509タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/08(火)23:54:10 ID:dwf [3/3回]
>>507
「」

もうもうと立ち昇るキノコ雲を見て絶句
よくあんなの飲むなぁと改めて思い知るのでありました

「っ、イムカさま……、このままでは……!」

半人は無機的なサポートもありげろげろ状態を回避している
これが果たしてニアだとか七八……どちらも乗り物がニガテだ……だとすればお花畑の優しい映像と環境音楽だけが流れることになっていたであろう

「っ、……ん?」
「……イムカ!ごめん!」

自壊覚悟で片腕でストラーヤを撃つべきか?
逡巡は刹那に掻き消され、思いっ切り呼び捨てとタメ口でクァンタムを引ったくって(確定)グレネード化!
キレイな美しいビューティフルなカンベキフォームで投擲!ど真ん中を穿つストレート!
510イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/09(水)00:06:20 ID:WqW [1/1回]
>>509

「な、何をする!!」

 突然にクァンタムひったくり、とんでもない勢いでグレネード化する!ハヤイ!

【製法どこで知った!見様見真似hかはたまたニアの導きか!?】

 この時のタェンティースの動きは正に神速と呼べるものであった。
 ひったくり、グレネード化、ビューティフォーフォームによる投擲までマッハな。

【ドッカーン!と次々にヌカグレネードが炸裂!しかも完璧に敵の密集点/攻撃発起点を読み切った最大効率にて】

「………」

 イムカは悼ましい犠牲(ヌカコーラ)に敬礼を示し、その膝の上でもふろうはプルプル震えていた。

「ところで君は今、思いっきりキャラが変わってなかったか?」

 ハンドルを再び握りながら、なんかジト目で半人を見る!トーゼンの疑問ッッ!!!!
511 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/09(水)00:13:38 ID:NHz [1/6回]
>>510
「……ふぅっ……」
「よかった、もふろう、無事でしたね」

先ずはそれである、というかそれに尽きる
まぁ結果としてこうしてあの危機から皆(除ヌカコーラ)無事にいていられるのだ、重畳と言えよう

「……へ?き、気のせいでは?……あ、もしくはバグかな……?」

苦笑、どうやら自覚はあるらしい
そんなこんなでジト目から逃れるべく隅っこに移動、縮こまって苦々しく笑い続けるのでしたとさ

//この辺ですみません、ありがとうでしたっ!
512四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/09(水)22:37:34 ID:NHz [2/6回]
「……あれ、マジか、久々の我が家じゃん」

さて、突然の越境はいつもの事で、今回のそれは竹林の中に到るものであった
周囲全てを竹に覆われたそこはどうやら、七八の家だという

「丁度いいや、そろそろ一度帰りたかったし……来るでしょ?」
「……あ、そことか落とし穴とかあるから気を付けてね」

オモテナシするよー、とジョーク粧して竹藪の中をするするずんずん進んで行く七八
道中いくつかの落とし穴や、振り子罠、捕獲網などのトラップが仕掛けられているが、なぁにこの程度
越境者のツワモノならば問題はないでしょう
513かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/09(水)22:47:06 ID:fYV [1/4回]
>>512
アキレス「よっ・・・ほっ・・・は・・・」
―――ギィ!!
そんな隠れた罠を危険察知能力を駆使してひょいひょいと回避していくアキレス
なおベティちゃんはふつうにアイルいていても問題ないぐらい背が低かった

だが結果として罠はすべて作動していく 何故かと言うと

ギガース「・・・・?」
ずしーんずしーんと 無人の野を行くが如く進んでいく巨人ギガース
ベティとは別の意味で規格外すぎて罠も全て踏み砕いていく

さて そんな凸凹コンビを釣れた四五六はどうもてなすのだろうか?
514ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/10/09(水)22:50:35 ID:Ftu [1/5回]
【ばうわう】

「わうん」

 忍犬その1。

「ばうん」

 ニンジャドッグその2。

「わうわう」

 なんか紛れ込んだ柴犬。

【ニンジャ屋敷といえば忍犬!これはもはや定説!なんか紛れ込んでるけど!!】
515四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:00:43 ID:NHz [3/6回]
>>513
「……直すの大変なんだよ、それー……」

ギガースの様子に苦笑、まぁともあれ竹林を30分程進めば塀が見えて来る
大きな門をくぐれば……ギガースは文字通り潜る格好になるか……更にお庭、その奥にお屋敷と言った作りだ

「ただいまー、お客さんだよー」
「……迎えが来るから、ちょっと待っててね、私着替えて来るから」

お屋敷に立ち入れば叫び、七八はそのまま奥へ
ややあって、長黒髪の麗しい三十路前後の女性が静かにやって来た

『……ようこそいらっしゃいました』
『私は紅葉、四五六の侍女を任せれております』

どうぞ、と玄関の外に促されるであろう

『……其方の殿方様は、多分……廊下を、通れませんので……』

ご無礼を承知で、と苦笑ながら庭を進み縁側から客間へとご案内
庭園は緑に溢れ、池には鯉が見事に泳ぐ……鹿威しが鳴っている
こちらですと客間に通されれば流石にギガースも入れるサイズ
座椅子も通常のものと巨大なものも用意されており、一応は寛げる体勢は整っているか
卓袱台にはお茶が整っていて、お煎餅もバッチリ完備

「……お待たせー、入れた?」
「サンキュー紅葉、夕飯よろしくー」

和服に着替えた七八、問い掛けるのはギガースの背丈の事だろう
紅葉は雅たる所作で一礼、部屋を後にする
516四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:02:19 ID:NHz [4/6回]
>>514
「……はいはいシレッと紛れない……」

こっちおいでー、と七八
骨付きのビーフジャーキーで誘導!狡猾な忍者トラップだ!
517ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/10/09(水)23:07:00 ID:Ftu [2/5回]
>>516

「わうわう!(おにく!)」

 テッテケテーっとあっさり着いていく神出鬼没な柴犬。
 いちおーは神サマ的な属性もあるからね。仕方ないね。

「わうん(しかしてニンジャの屋敷にしては雅よな。大抵は実用性一辺倒だろうに)」

 風情がある…というか何というか。
 案外、この世界のニンジャはこれが普通なのかなと思うウルリック。

「わうん(で、どこにネギトログラインダーや人食いズワイガニトラップがあるのだ?)」

 ナムサン!所詮、このわんころのニンジャ知識の大元はあのニンジャフリーク政治将校なのだ!!
518かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:08:39 ID:fYV [2/4回]
>>515
アキレス「アッハイ オジャマシマス」
なんか厳かな雰囲気のお屋敷と 侍女を名乗る女性にアキレス君 すっかり借りてきた猫状態
おっかなびっくり屋敷の中を歩く

ちなギガースは庭からのダイナミック★お邪魔しますな!!

んでまぁ通された場所はまぁお高そうなお屋敷で ギガースもくつろげる場所だからすごいところ

アキレス「・・・・・・・・大丈夫? 家間違えてない?」
普段の四五六の様子からはかけ離れたおぜうさまっぷりに困惑がぬぐえないアキレスと

ギガース「・・・・・・・・・」
―――ギィ!!
早速おせんべを齧っているギガースとベティちゃんがいた
519ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/10/09(水)23:16:31 ID:Ftu [3/5回]
>>518

「わうわう(なんという小市民根性。大和男子(やまとおのこ)たるもの。もっと泰然とするのだ)」

 やれやれな様子の柴犬だが、当たり前のように骨付き肉を齧ってるあたり、
 泰然とか通り越して単に図々しいだけとは思ってはいけない。

【なお、アキレスが大和男子かどうかは知らぬ。知らぬのだ】

「ばうん(拙者もせんべいが欲しいぞ)」

 ベティとギガースが次に取ろうとしたおせんべが次々にふよんと浮かんで超自然的にふわふわと。

「あーん」

 口をがばちょと開けているウルリックのお口に向かってふよふよGOGOGO。
520 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:17:33 ID:NHz [5/6回]
>>517-518
「にししー、こう見えてお嬢様ですからね私ー?」

アキレスの問い掛けに、ウルリックをジャーキーであやしながらニンマリスマイル
事実お屋敷は雅さに比重が大きく傾き、忍者という点がほとんど見受けられぬ様になっている

「……あってどうすんの、いてどーすんのそんなの……」
「見ての通り、忍者ってより土地持ちみたいなもんだからねー……」

ウルリックの、延いてはイムカの期待する様なニンジャ要素は今のところない!ザンネン!

「……あ、プレステやる?それともスイッチ?」

リモコンを弄れば飾ってあった掛け軸がゲーム画面を映したりもするけれど、至ってフツーのお屋敷なのだ
よくよく見ればこの客間、照明が全部LEDだったり金魚鉢には電動フィルターが入ってたり本棚に電子書籍リーダーが置いてあって序でにwi-fiが使えたりとなんか微妙に文明的!
尚、おせんべはオイシイ
521かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:26:03 ID:fYV [3/4回]
>>519
アキレス「ふーんだ ガリシア人に大和男子とか言われても知らんし」
やれやれワンコに口を尖らせ講義するスペイン人がいた

そしてベティとギガースのおせんべを横取りする不届きもの

ギガース「!」
―――ギィ!!

ギガースもベティも横取りするなとご立腹 ベティちゃんは早速ウルリックの尻尾をぶん回そうと追いかけ始めたぞ
ちなギガースは諦めて頭陀袋からワンハンドレットコンソメを取り出して食べ始めた

>>520
アキレス「嘗て ここまでおぜうさまらしくないおぜうさまがいただろうか いや いない(反語)」
にんまりスマイルに対し痛烈なディスりをかますアキレス

だが純和風なのは終わりをつげ 出てきたのはフツーのお屋敷

アキレス「スイッチしようぜ イカ? ス○ブ○? マ○カ? また完膚なきまでにぶちのめしてやるよ」
と己のスイッチ取り出して獰猛な笑み 一閃所望するつもりらしい

―――ギィ!!
ちなベティちゃんは庭の石を勝手に謎石遊びのために物色しだし

ギガース「・・・・・」
お外に出たギガースは勝手に瞑想を開始した
522ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/10/09(水)23:32:19 ID:Ftu [4/5回]
>>521

「ばりばりもしゃもしゃ(ふむ、いいおせんべだ!)」

 両頬をぷっくり膨らませながら、バリバリとせんべいを咀嚼!!
 デケデケとベティちゃんと追いかけあって、時折クラヴはんまぁがふわふわ尻尾をぶるるんと震わせる。

【ポテコロンと新聞紙に包まれたホカホカの石焼き芋が出てきたりする。
 コイツの尻尾の保温状態がどうなっているのかは謎である。何せ守護動物(トーテム)だし】

>>520

「わうわう(思いのほかテックが進んでいるのだな)」

 なるほど、バリバリの戦国時代なアレというより、
 トコロザワピラーでマルノウチスゴイタカイビルなそっちのイメジでいくべきかと軌道修正。

【なお、軌道が明後日の方向にすっ飛びつつある自覚は無し!】

「わうわうわう(ニンジャの娘っ子が妙に商才がある一端が分かった気もするな)」

 なんというかストイックなだけでは雅な屋敷、引いてはゆとりある生活空間などおぼつかぬ。
 生家がこれならば、養われた価値観にも得心が行くというものだ。

「わうん!(拙者はこの屋敷の犬と戯れるとする。ここも拙者のナワバリとするのだ)」

 ウルリックはというと早速、おやぶんとなるべく犬たちのところにびょーん、
523四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:44:00 ID:NHz [6/6回]
>>521-522
「……ぶつよ?」

とはアキレスにジト目を向けながら
実際和装は見てくれだけならば似合っているが、中身の時点で台無しである

「よーし、イカちゃんで勝負だー!」

尚、自信満々で挑む七八の腕は相変わらず微妙である
弱くもなく強くもない、早い話がネタにならない感じのアレだ。負け越し重点
さて、ギガースの瞑想の周囲、キラキラツヤツヤな石ころが大量に発券できるであろう。やったねベティちゃん!

『わふわふ(えー、だるい)』
『わっふわっふ(寝てたい、食べて寝てたい)』
『わふーん(君も一緒にお昼寝しようよ)』

ぴょーんとやって来たウルリックを前に、お屋敷の忍犬達はだらーんとのんびりムード!やる気がない!
524かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/09(水)23:51:24 ID:fYV [4/4回]
>>522-523
アキレス「俺に勝てたら好きなだけぶっていいぞ」
にんまり笑顔 ちなアキレスのゲームテクは越境者の中でも上位に食い込む
たんまり勝ち越してにんまり笑顔は崩れないだろう

そしてキラキラツヤツヤな石ころゾーンにやってきたベティちゃんであるが

―――ギィ!!
ただきれいなだけでは意味がない 必要なのは実用性なのだ
故に鑑定する目は厳しく きれいな石ころは山と積まれてみんな不合格品である

なおウルリックから石焼きいもを拝借した後はずっと石ころ選別に没頭するのであった

アキレス「はっはっはー 四五六タン敗れたり―」
などと勝利宣言のアキレス

ちなギガースは瞑想していた
525 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/10/09(水)23:53:30 ID:Ftu [5/5回]
>>523

「わうううん(野生のやの字も残っておらぬ!!)」

 目をまん丸くしたのち、げぇむ中の七八のところにやってきて、
 もふもふ尻尾をペチペチして威嚇!!

【なお、ふんわり柔らかい尻尾をふりふりされて威嚇になっているのかは知らない】

「わうんわうん(娘っ子のところの忍犬はどいつもこいつも怠惰極まるぞ。どうなっている」

 忍犬は?不可思議な大回転したりとか口にクナイ加えたりとか、
 クマーを戦ったりとかとっても豪傑な忍犬はどこいった!?
526 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/10(木)00:03:03 ID:PDR [1/1回]
>>524-525
「ぐぬぬー……むきー、勝てないー!!」

ムキになってばたんばたん、和服でやるもんだから折角の着付けも乱れてしまう
はぁと溜息、しっぽふりふりなカワイイなウルリックの喉を撫でようと腕を伸ばした

「くそー、今度またリベンジを……」
「……ん?あぁ、やる時はやる子なんだけどねー、誰に似たのか食っちゃ寝してばっかなんだよ」

困った困った、と七八。まぁ飼い主に似たのだろう
さてベティちゃん、なんと目の前に膨大な数の石ころが!
見事な枯山水だ、大きい!ここならばきっと雅かつ実用性にも富んだステキ石が見つかる!……かもしれない?

「ん?あ、紅葉からだ。ご飯出来たって、食べよ食べよー」

ややあって七八のスマホにメッセージ、さぁ晩御飯の時間だ
そんなこんなの賽印のお屋敷の訪問記は始まるのでありましたとさ

//今夜はこの辺で…!ありがとうでした、またよろしくですー!
527かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/11(金)22:38:45 ID:7Ok [1/4回]
【フォールンニャンパイア】
さて なんだか登場するのは久々な気がする猫たちの楽園フォールンニャンパイア
たまに立ち寄る越境者たちは貴重な労働力としてこき使われる運命にある

アキレス「次の子かもーん」
冬毛に生え変わる猫ちゃんたちの毛を梳ってあげたり

ロイ「まだ暖房ははやかねぇか?」
炬燵とかストーブとかを出したりである

さぁ 猫の奴隷たちよ 猫ちゃんたちのために働くがいい!!
528鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/11(金)22:45:36 ID:AmF [1/4回]
>>527
「……犬派なんだよなぁ、私……」

言いながらもなんだかんだ、隷従して働く鬼久墨音
事実彼女は働き者なのだ、体のハンディさえなければもっと、とは常々

「ん、ブラッシングは向こうのおにーさんにしてもらえ」
「……にぼし?あぁ、さっき向こうに飛んでったぞ」
「……いや、この尻尾はオモチャじゃ……痛い痛い!引っ張るな!引っ掻くな!……だ、誰かっ!!」

それだとしてもいい遊び相手になっていつの間にか猫に塗れてヘルプコール!
流石にこの猫の王国初日にこの仕事量はキビシイ!抱え込み過ぎだ!
529かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/11(金)22:54:21 ID:7Ok [2/4回]
>>528
犬? 知らんなぁそんな生き物

そんなこんなでねこまみれ鬼久がヘルプコールを出すが

ロイ「ほれ あそこにいじり甲斐のある尻尾があるじゃろ? GO!!」
なんと ロイが率先して鬼久に仕事を押し付けテイルではないか 猫が好きになってもらいたい老婆心というやつだきっと

アキレス「ちょま・・・・一匹づつ・・・!」
こっちはこっちで順番待ちに痺れを切らした猫たちに襲われていますが 気にしないであげてください

~それからどうした~
アキレス「もうやだ 仕事したくない」
猫ちゃんたちは遊び疲れておねむの時間

結果的に解放されたアキレスや鬼久も休憩タイムとしゃれこむことにした

ロイ「はいおつかれ 楽しかったか?」
と 牛乳を持ってきてあげたロイ ちなみに十八年物ではない
530鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/11(金)22:57:32 ID:AmF [2/4回]
>>529
「きゅうぅ……」

こってりみっちり扱かれてぐるぐるお目々
尻尾も力なくぐったりとしているぞ、ロイが近付けば忌々しそうにぺちぺち叩く!抗議!

「くそ、戦っている方がマシだな全く……」
「……しかし、なんだ……何というか、尻尾の辺が微妙に居心地悪いな……何となく……」

礼を告げながらミルクを頂き、苦笑混じりにジョークめかして
尻尾の本来の主の感覚を共有しているのか、ふぅむと小首を傾げて摩ってみる
531かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/11(金)23:08:44 ID:7Ok [3/4回]
>>530
ロイ「なんだよー文句あるなら声に出してみろよー」

抗議活動する尻尾に意地の悪い笑みを見せる
形状的に猫が練らしそうだからね しかたないね

ロイ「さぁてな 昔嫌なことでもあったんじゃないか? 猫に集られたりとか
   猫が楽しそうで何よりじゃないか なぁオイ」

と尻尾の風車をいじりながらこれまたいい笑顔

ロイ「もう少しの辛抱だ 夜になったらこいつらみんな戦場で戦い その時にもっとゆっくり休みな」
煮干しを追いかけ鬼久を踏んづけていった猫を目で追いかけながらの物言いである
532鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/11(金)23:27:45 ID:AmF [3/4回]
>>531
「ち、違うんだ、勝手に尻尾が……!」

墨音としては勝手に暴れる尻尾に対する対処は難しい
ただただロイに平謝りしかないのであった
ハンドスピナーめいてくるりくるくる、尾羽風車は回る回る……ヤソの鼠人の象徴

「んぎゃっ!?」
「……せんじょ、あ、あぁ、戦場って、物騒なものだな以外と……」

後頭部をべしーん!と猫に踏み台にされて苦笑
怒る気になれないのはなんだかんだ嫌いではないのだろう
533かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/11(金)23:36:38 ID:7Ok [4/4回]
>>532
ロイ「はっはっはー やんのかこらエーこらエー」
鬼久の平謝りを他所に尻尾と仁義なき戦いを繰り広げるロイなのであった

ロイ「ん? 物騒・・・まぁ物騒なのか? まぁいいや今夜あたり見学にでも行ってみるか?」

~それからどうした~
夜 空には子供の落書きが如きお月様

はらっぱのお昼寝権をかけた黒猫軍と 白茶トラ連合軍の戦いが 今宵も開催した

あちらでにゃあにゃあ こちらでにゃあにゃあ 向こうであそこでどこそこでにゃあにゃあと

気の抜けた威嚇合戦が繰り広げられている図
物騒という言葉を辞書で引きたくなるほど喉中光景が広がっていた

ロイ「・・・参加するか?」
と鬼久・・・というか尻尾に提案してみるテスト
534鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/11(金)23:57:28 ID:AmF [4/4回]
>>533
「……おかしいな、何と戦ってるんだ……?」

とは尻尾とロイの様子を見てである
どうにも今のところ少なくとも墨音には、理解出来ぬ間柄の模様

さてはてそして?

「……、」
「……なんだろうか、その……」

揺らいだ
否、参加の是非ではない
導入で犬派と宣ったその宣言がである、威嚇合戦は実に可愛い
なお尻尾は終始不機嫌そうに揺れていた、ロイが近寄ればぺちぺち!である!
535 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)00:01:25 ID:9wV [1/6回]
>>534
ロイ「はっはっはっはっはー」
揺らぐ鬼久を尻目に 尻尾との第二ラウンドを開始するロイ

こうしてフォールンニャンパイアの戦場は続くのであった

//sime
536α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/12(土)21:59:24 ID:qZ9 [1/5回]
【前回までのあらすじ!!!】

 ある時、ランダム越境に巻き込まれた女子力満点ガールのα-12とその愉快な仲間達。
 金男=サンの故郷の金属の王国に降り立ったと思ったらなーんか様子が違うデス。

 調べてみるとなんと、金男=サンの日頃のアレがナニしたせいでかなり過去な時代にトバされたと判明。
 しかも、歴史の名を残すシグルイ入った超絶暗君の治世で、全国一律、魔境カケガワ状態だったデス。

 折悪くも暗黒時代のそれもゴブリンの大進撃真っただ中の時代。
 中央に近づくほど冤罪で処刑されかねない確率マッハな時代な上に路銀もないので、
 しかたなーく傭兵やるハメになったデス。しかも歴史流れでは陥落確定してる都市で!

 ---------

「で、α-12達は傭兵大将からのお頼みで今から敵が妙な動きしているトコに斥候に出向くデス。
 思いっきり敵の勢力圏を突っ切るカタチで、デス。まったく、α-12以外は誰も彼も日頃の行い悪すぎデス」

 やれやれとどんな星の下にあればこうなるのやら(もち己は例外。女子力的に考えて!)とガスマスク頭をフリフリしますデス。

【完璧なる客観的かつ公平なるあらすじオワリ!!】
537かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)22:09:38 ID:9wV [2/6回]
>>536
1おもむろにα-12のガスマスクを外します
2全力でデコピンします
3α-12にガスマスクを装着します

ロイ「街の景観はともかく 山の形なんぞそうそう変わるもんじゃねぇ
   だいたいの地形は分かるぞ 大丈夫だ」

先ほどの行動なんぞなかったかのように 地図(ロイの時代の物)とコンパスを用いて最適ルートを割り出し進んでいく
なお荷物持ちは彼の仕事であるが故 巨大なバックパックを背負っている

ロイ「まぁなんだ あの音に聞こえたフルーフの役に立てるんだ 仕事は大変だがいっちょ気張っていくぞ」
そう言って道なき道を進んでいこうとする
538α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/12(土)22:22:50 ID:qZ9 [2/5回]
>>537

「いーだーいーデスー」

 漫画チックに膨れたおでこを押さえて涙目なα-12。
 表情がコロコロ変わるガスマスクはどういう造りなのやらである。

【スゴイね。スプロールのテックノロジー!】

 道なき道に進む中で遭遇するのは汚らわしいゼリー状の菌塊だ。
 それはオークやゴブリンなどの死骸から生じるという。
 それは大地に菌糸を生やし栄養を蓄えやがては新たな世代グリーンスキンを誕生させる。

「まったく以って不条理な連中デス。異種族の女を孕み袋して増えたり、
 こんな風に自然発生的に生えたり、どんだけ繁殖プロセス持ってるデスか」

 グリーンスキンが一晩経てば群れが出来上がりなどと言われたりする由縁である。
 まあ、今は焼いたりするヒマも余裕もないのだが。

「デスデス」

 愚痴を言いながらもα-12も軽快な動きでロイにひょこひょこついていく。
 体力はロイと比べればイマイチなα-12だが、身体の使い方を知っているのか疲れない身のこなしでそれを補っている。

「でも、一、二回はグリーンスキンとも接触しそうデスね。ルートがふさがっている箇所が幾つかデス」

 当然、その中にも薄い厚いの違いはあるわけだが。

【クルトや七八みたいな斥候スキル特化ならそれでもステルスで突っ切れそうだが、
 生憎とα-12にはそのようなスキルは無い(前線で戦う遊撃戦闘タイプなのでスキル構成上当然である)】
539かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)22:31:41 ID:9wV [3/6回]
>>538
涙ぼろーんなα-12をまるっと無視 なんという塩対応であろうか
菌の塊は最初投資の炎で焼いていたが あまりにも遭遇するので結局放置するしかなかった

ロイ「あいつらもなぁ 生えるんなら借り腹すんじゃねぇよって言いたいところだ」

ゴブリン討伐を受けると大抵見つかる借り腹されて発狂したりこと切れている女たち
時折夢に出るのだ まったく忌々しいことこの上ない
と接敵の可能性を問われて

ロイ「接敵しない道が無いわけじゃない 最も危険すぎて道としてはカウントされないような所だがな
   一か八かで通るのもアリだが 今はまだそのリスクをしょい込むような時期じゃない
   お前さんが行ってみたいというのなら行ってもいいがな 踏破率は精鋭トクシュブタイで7割ほどだ」

今一度地図を確認し

ロイ「・・・う~ん 多分こっち行けばそんなに数を相手にしなくてもいいと思うんだが・・・ゴブリンはいろいろと常識が通用しないときもあるからなぁ」
と色々苦慮しながらルートを決めていく
540α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/12(土)22:50:55 ID:qZ9 [3/5回]
>>539

「生物としてはめっちゃつおいって事デスね。グリーンスキン…超絶はた迷惑デスけど。ウェー」

 そんな事を言いながらもロイに提案されたルートは超絶くそったれのアレであり、

「絶対にノウ!デス」

 両手でペケポンつくりながら、結局そんなに数を~なルートへ。

 ----------
 --------
 ------

「デスデス」

 顔を木の影からひょっこり出す。
 視線の先には人間から剥ぎ取った皮と骨で拵えた粗末な軍旗を地面にぶっ刺しているゴブリン群。
 数はそれほど多くないが、あくまでそれはゴブリンと見た場合だ。

【お誂え向きに銅鑼なんて持っているゴブリンも居れば小奇麗な角笛(由緒正しい金属の王国の品)を持っているゴブリンもいる】
 【→もっとも、伝統的かつ貴重な角笛は汚れやら体液やらで穢されており、純粋性はもはやそこにない】

「銅鑼も問題デスけど、角笛は見るところマジックアイテムデス。吹かれればイッパツで大群大殺到デス」

 所謂、連絡役めいたゴブリンは二匹とも、かなり奥まった位置。
 サブマシンガンを目いっぱい伸ばして撃っても、有効打を与えられるかかなりあやしい。

(暗殺スキルなんて無いデスデス)

 ある程度の気配消しは出来る&重装ではないので近づくことは出来るか近接戦範囲に行く前には気付かれる。
 どーしたものかと、ロイの方に目配せ。これでも、もっとも安全なルートを選定した状態なのだ。
541かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)23:07:17 ID:9wV [4/6回]
>>540
ロイ「言うと思った こっちだ」
絶対にノゥ!と全力拒否の為ルートを確定

ロイ「よかった 俺も聞いただけで実際に通ったことないんだよね さっきのルート」
何か聞こえた気もしますが 気にしないであげてください

【アイキャッチ!】

ロイ「クッソ・・・あの角笛 この辺の砦が救援を呼びかけるときの角笛だ
   ひとたび吹けば王国内のどこにいても王都まで届くといわれている
   最も あれは辱められてその機能をゆがめられているがな」

さて 辺りを見回して

ロイ「あれが見えるか?」
と 角笛持ったゴブリンの頭上 切り立った崖に生える木 あそこからなら銃撃も届きそうだし
何なら飛び降りればダイナミック★エンゲージも可能だ

ロイ「こっちにあの崖にアクセスできる場所があるんだ まぁ崖昇りする必要があるんだがな」
と場所を離れて向かった先は切り立った崖 手を賭けられるような亀裂もほとんど見受けられない

ロイ「俺もピッケルとか使えば昇れるだろうが音でばれそうでな だがお前さんなら昇れるんじゃないか?
   タイミングを合わせ 俺とお前で二方向から敵を奇襲する できるか?」
542α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/12(土)23:18:58 ID:qZ9 [4/5回]
>>541

「女子力にかけてバッチオッケーデス」

 言うなり、崖登りを始めるα-12。
 音もなくというオーダーにより特殊戦装備こそ使えないが彼女にはディープメイカーがある。
 後ろ腰から四本の触手を生やして、両手では成し得ないペースで昇っていく。

【そのままどうにか気付かれずに木の上まで到達するとハンドサイン、いつでもオッケー――】

 しかし、ツイていない状況というのは歴戦の戦士とて否応なく存在する。

「GOOBB?」

 たまたま、であった。それ以外にはない。
 偶然、このタイミングで一匹のゴブリンが空を仰いだ。理由は分からない。なんとなく以上ではないからだ。
 ミスは無かった。ミスが無い事と最善の成果を出せることとは別問題という不条理である。

(やっべデス!!)

 本来、ロイと呼吸とタイミングを合わせて適切な強襲をするはずがこれでオジャン。
 咄嗟にサブマシンガンを火を吹いて、どうにか穢されし角笛を破壊する。咄嗟にα-12が出来たのはここまでだ。

「GOOOBBBBB!!」

【ゴブリンが一斉に声を上げる。感情は様々だろう。憎しみ、臆病、嫌悪、肉欲、殺戮欲】

 敵の奥にいるゴブリンがばちを強く握り、銅鑼に向かって振りかぶる!!!
543かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)23:29:42 ID:9wV [5/6回]
>>542
隠れてα-12を待つ・・・・・うまく配置についたらしい
では早速奇襲を仕掛け・・・

ロイ「α-12の女子力が足りないせいだ・・・!」
頭上にいるα-12を痛烈にディスりながら飛び出す その手にハルバートを握るや

ロイ「んなろぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!」
逆手に握り 全力で投擲 狙いはもちろん銅鑼持ちのゴブリンだ

その攻撃の成否如何にかかわらず サーベル抜いてゴブリン群に突撃を慣行する
544α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/12(土)23:45:12 ID:qZ9 [5/5回]
>>543

「GABBBBBB!?」

 銅鑼が鳴らされる寸前。バチは空を切った。
 否、そのゴブリンのバチを持っていたはずの腕がごっそり失われていたのだ。

【投擲というのはもとより人間の肉体構造からも理にかなった攻撃法である。
 それを貴重極まりないハルバートでやらざるを得なかったのは墳飯モノであったろうが】

「「「「GABBBBB!!」」」」

 当然ながら奇襲効果がほぼゼロの状態でゴブリン部隊との戦闘が開始される。

【大進撃の最中というだけあってか、ゴブリン達の武器の質は野良とは比較にならない】
 【→略奪された金属の王国の装備が元になっているのが多い。当然、マトモに手入れされておらず劣化しているが、それでも、だ】

「GABBBBB!!」

 突っ込むロイを牽制するようにゴブリン・ボウガンナーがボルトを一斉に射出。
 そしてゴブリン歩兵たちは木板を革と鉄で補強した盾を一斉に構えた。

【盾も元々は描かれていた意匠が剥ぎ取られ、ゴブリンのつたないマークが上塗りされている】
545かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/12(土)23:56:14 ID:9wV [6/6回]
>>544
ロイ「クソが!!」
数の関係上逃亡することもできない 中々に絶望感漂う戦いとなってしまった

ロイ「出し惜しみしてる暇じゃねぇか!! 月閃歩行!!」

どうせ盾の壁を形成されては個人の武がどれだけ優れていようと効果は薄い
それこそどこぞのラスボス少女並みの膂力が無ければ突破は不可能

ならばいっそ縦の中に飛び込んでしまった方が活路が見いだせる
小さく跳躍大きく飛翔 縦の壁を飛び越えボルトを飛び越え一直線に弓兵に殺到
サーベルにて鱠切りにせんとする
546α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/13(日)00:05:58 ID:0J9 [1/3回]
>>545

「だー!数が多すぎデス!!――デス!?」

 射撃戦を繰り広げるα-12であったが、真っ当に布陣が展開されてしまった状況。
 力圧しはかなりのリスクを伴う状況で、現状は射撃に徹していたが――?

【何やら少し様子がおかしい】

 接近すればこっちにものと、クロスボウガンナー達を膾斬りで屠り去るロイ。
 しかし、敵陣奥とならば、360度包囲下に身を置いたも同然だ。

【ゴブリン兵達が素早く包囲できるのも戦訓…大進撃にてイクサ慣れしているということだろう】

 前方より次々にゴブリンが襲い掛かる。金属の王国製の短剣は良質の鋼による鋭い刃と、
 ゴブリンの用いる糞などによる汚らわしい毒も相まって危険度の高い武器だ。

【前方からですらコレだ。背後にも同質量の害意が迫っているとすれば危険――】

 しかし、ロイの背後からはゴブリンは襲ってこない。
 それどころか、視界の端に千切り飛ばされるよう肉塊をばら撒くゴブリンが映る。

【何かが…この時、ロイの背後に居た。映る影からロイより遥かに高い背丈の何か】
 【バサバサと着物の裾が翻るような音が鳴り、その度に多量のゴブリンの肉片がばら撒かれる】
547かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)00:17:14 ID:tUq [1/10回]
>>546
さすが戦慣れしている相手 包囲を浮けるだろうが 金属王国には少数で多数を相手にする絶対防御の陣 “制域”があるのだ
機動力を犠牲にして全方位を相手取るその戦法を取ろうとして 背後に尋常じゃない圧力を感じる

絹擦れの音と共にゴブリンを屠る偉丈夫 そして背後から来ないゴブリン
敵か 味方か こんなところに味方なんて居るわけg

ロイ「ッ・・・!」
可能性があるとすれば もし自分の思い描くその者であるならば 助けてくれる道理はあるかも知れない
だが 少なくてもこの時代の『彼女』と面識はない

ロイ「ッ・・・!!」
短い至高の末 ロイはその『彼女』に背中を預けることにした
ただ前方に迫るゴブリンを 屠り続けた
548α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/13(日)00:34:19 ID:0J9 [2/3回]
>>547

「デスデスデス!?」

 展開がヨクワカンネーって困惑そのまんまだが、
 とにもかくにもきちんと牽制射をし続けて、ロイ〝達〟に処理不能な
 ごぶりn一斉攻撃が成立しないよう阻止し続けるあるα-12。

【そうして長かったのか短かったのか、ほどなくゴブリンは全滅する】

「―――!!」

 瞬間、背後に居た者は180度向きを変えて刃をロイの方に向ける。
 もっとも、彼の身体に届く寸前で、その刃は――鋼より遥かに重いアダマンタイトのカタナはピタリと止まったが。

「――ニンゲン、ここに…何者かや?」

 強い警戒心と薄っすらとした敵意でこちらを見る…否、彼女の両目はふさがっている。

【人間離れした体躯に灰色の肌。明らかに人間にあらず。しかして顔立ちと所作そのものは美しく、また洗練されている
 それは人里では珍しき人喰い鬼(実際には何でも食う。人間〝も〟に過ぎない)たるオーガの雌】

 ロイの前提知識があれば、この出会いの整合性そのものは十分だ。
 この大進撃の発端は〝オーガの大神:腹太鼓の秘法をゴブリンが用いた〟ことで始まっている。

 何らかのカタチでこの大進撃はオーガに因果があるはずなのだ。

【注)その経緯は諸説あり、当時オーガとゴブリンが結託していたという説も根強く、ドワーフ達もオーガに対し憎悪を滾らせたという】

 【→ロイは『彼女』を知っているだろう。が、向こうは当然知らない。そして、初邂逅がここになると間違いなくパラドクスが起こる】
  【→『彼女』は両の目が見えない】
549かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)00:54:27 ID:tUq [2/10回]
>>548
背中を合わせるようにしてゴブリンを屠り続け そして戦闘は終わる
その瞬間こちらに迫る刀大きく前進(この場合刃から遠ざかる形)そして反転

やはり彼女だ のちに金属の王国と会合を開く 一部族を率いるタイラント
だが彼女との初邂逅はここではない もっと後の 別の国でだ

ロイ(さてどうするか・・・?)
下手な対応は時間軸をゆがめる 取り合ずはこちらも強い警戒心を漂わせておく
この国とオーガ氏族は犬猿の仲であるが故 フレンドリーな接し方はできない

ロイ「随分と口の達者なオーガだな それも雌がこんなところまで出張るとはあた珍しい
   オーガなんぞに答える義理はないが・・・まぁいい ゴブリンの動向を探るためだよ」

やや失礼に当たる言い回しだが この国に住まう者としてフレンドリーな態度はできない

ロイ「貴様こそゴブリン相手になんのつもりだ 飯ならその辺の岩でも齧ればよかろう」
550 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/13(日)01:01:39 ID:0J9 [3/3回]
>>549

「え?なにそのキャラデス?」

 ロイのつくった口調にプークスクスなα-12。駄菓子菓子、何が功するかは分からない。

「……何から不思議な生物を連れて探り?…面妖でありんす」

【ナムサン!α-12、不思議生物認定。背中から思いっきり触手生やしているからね。仕方ないね】

「ゴブリンの動向…それはこちらも同様。わっちはゴブリンと敵対しております」

 この当時、オーガとゴブリンが敵対。どうやらこれまた歴史の別側面に触れることになりそうであった。

//ではここまで!
551 : おんも[sage] 投稿日:19/10/13(日)21:02:11 ID:fHF [1/8回]
//したらばが重いっ…!こんばんはっ!
552 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)21:32:03 ID:tUq [3/10回]
//つながりませんこんばん
553 : おんも[sage] 投稿日:19/10/13(日)21:34:51 ID:fHF [2/8回]
//落ちてますねどうもですっ、昨日は結局停電と断水しててんやわんやでしたっ!
554 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)21:44:10 ID:tUq [4/10回]
//断水までしましたか・・・お疲れ様です
こっちは大した被害もなく終わりました
もう大丈夫なんですか?
555 : おんも[sage] 投稿日:19/10/13(日)21:59:34 ID:fHF [3/8回]
//すっかり回復!ですね、何事もなくよかったです!
電車は諸々遅れたりはしてますが、ほぼ日常!な感じですっ
556 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:10:53 ID:tUq [5/10回]
//それはよかった
今日はどうします?
557 : おんも[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:19:38 ID:fHF [4/8回]
//スローペースにはなりますがもしよろしければっ
558 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:19:52 ID:tUq [6/10回]
//リクエスト
559 : おんも[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:22:17 ID:fHF [5/8回]
//いつもすみませんっ!では日常≧非日常で…!
560かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:41:55 ID:tUq [7/10回]
【ウェイストランド】

そこは核戦争や内乱等で無政府状態となって日の浅い世界 
そんな世界において居留地同士のつながりと言うのは希薄なものだ
安全なシェルターを一歩出れば 放射能が降り注ぎ レイダーやミュータントが闊歩する

時折トレーダーなんて物好きが訪れることもあるが 物資があまりない居留地なんかは見向きもされないのが現実

だが そんな世界に小さく か細いつながりができつつある
人々の思いをカバンに詰めて 危険な荒野を踏破する

もう連絡すらできないと思っていた 別居留地の誰かと 紙切れでつなぐ 彼等をウェイストランド人はこう呼んだ

ポストマン

アキレス「なんか大事になっちまったねぇ」
呑気に言い放つのはポストマンその人であるアキレスだった

たまたま無政府状態以前に亡くなった郵便配達員のカバンを拾ったことでこの商売を思いついたわけだが
大当たりっぷりにやや困惑気味である

未だ無政府状態以前に生きていた人も多かったのも 大当たりの要因の一つだろう

アキレス「まぁいいか 喜んでくれてるみたいだし そろそろ次の居留地が見えてきたよ」
と同行人に声をかけた
561 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/13(日)22:45:18 ID:fHF [6/8回]
>>560
「うー、ここあんまり好きじゃないんだよねー……」

事実、越境先としては当たり外れで言えば外れにカテゴライズされる事が多いだろう
七八は顔を顰めさせながらも、しかしポストマンの仕事には従事している

「……なーんかまぁ……稼げるしー?」

口先ではそう言うものの、内心ではこの荒れ果てた大地でのひとびとから受ける感謝が新鮮に過ぎたという事に尽きる
彼女はそういった感情の波濤に弱い、本人は否定してはいるものの
562かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)23:01:18 ID:tUq [8/10回]
>>560
隙間産業大当たりで稼げるとは言っても ぶっちゃけスカベンジャーの方が稼ぎはいい
事実 ロイやタェンティース イムカやクルトなど 鉄火場にて大暴れできるような輩にとって
稼ぎだけを見れば見向きもしない程度である(無論 彼等も頼まれればやるような善性を持っているだろうが)

アキレスも四五六もそれ単体では決して暴れまわれるようなスキルも性格もない
よってトレーダーかこんな隙間産業で稼ぐしかないのだ

んでたまたま郵便局員のカバンを手に入れたからこういうことになったわけだ

―――ギィ!!
ちなみにベティちゃん的にはこの荒野っぷりが高評価で当たりよりの世界らしい

~んで 居留地~

郵便局のカバンを下げた2人を 居留地の人々はもろ手を挙げて歓迎した
早速カバンを開けて人々に手紙を配るわけだが

アキレス「ちょっと・・・ちょっと押さないで・・・すみませーん キャシーさんはいらっしゃいますかー
     西のキャスパーさんからのお手紙です キャシーさんいらっしゃいますかー?」

住所なんて便利なシステムなんてなくなって久しい 名前を読み上げ 誰からの手紙であるかを叫んで伝える
さて 今日のご飯を頂くために働くがいい
563四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/13(日)23:13:32 ID:fHF [7/8回]
>>562
「ベティは何、ここ好きなの……?」

まぁサソリだもんね、と彼女の故郷を未知である七八は呟いた
尚、仮に無報酬であったとしても、恐らくはこの仕事を成す事であろう……渋々嫌々を演じながら

「……えーっと、トニー、さん、かな?」
「ヘンリクさんからですよー、トニーさーん」

さてはて実際の場となれば、普段のスクラップヤードでのぐーたらがウソのように真面目な働きぶりである
手紙を渡し、感謝を貰い、安銭を稼ぐ……それだけだというのに、この無法地帯でのほんのひと時の事柄だというのに

「……エリアスさーん、お孫さんからですよー」
564かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)23:29:17 ID:tUq [9/10回]
>>563
―――ギィ?
四五六の言葉に ここきらいなの? と言わんばかりにクエスチョンマークを出すベティちゃんであった

手紙だって粗末なものだ 便箋やらはがきなんて便利なものはない
ノートの切れ端を折りたたんで誰宛へと走り書きしたようなものが大半である

四五六の言葉に枯れた老婆が人の壁をかき分け 手紙をひったくる様に受け取りその場で読み
涙を流して蹲った

大破壊後 ずっと音信不通だった孫と連絡が取れたそうだ 

元気にしている 結婚して妻が妊娠したと書かれている

アキレス「あ~・・・ばあさん大丈bおちょちょちょちょちょちょちょ・・・!」
老婆を起こしてあげようとしたアキレスは 感謝の言葉と共に熱烈なハグを頂く羽目になったそうな

そして一通り仕事が終わる 居留地の人は金を出し合い報酬のほかに宿と飯を用意してくれた

アキレス「こういうただ飯ただ宿もついてくるところが郵便のいいところの1つだともうなぁ なーベティ」
―――ギィ!!
宿の外 壊れたポストに次々と投函されていく紙切れを見ていると 頼りにされていることを否応にも感じるだろう

アキレス「明日は北の居留地にむかうとしよう つか 他にも郵便配達してくれる人がいると助かるんだけどね」
実際 郵便配達は2人のキャパを超えつつある状態であるのが現状で会った
565四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/13(日)23:43:28 ID:fHF [8/8回]
>>564
「……物騒なのがね?」

環境そのものではないよ、と知らせるように甲羅を撫でつつ
ナチュラルに言葉を理解しているような感じだが、まぁその辺はアレだ

「、……」

老婆とのやりとりの合間、七八はただ俯き気恥ずかしそうに
……それでいて、誇らしげに幼く微笑みを浮かべたままただ静かにすべてを受け入れていた

「んー……?うんー……」

心ここにあらず、放心状態と言った具合にソファに仰向けにゴロリな七八
しかしその脳裏に宿るは矢張り先の光景、人々の顔である

「……まぁ、そうだよねー」
「ロイとか、イムカ、ソーマ……タェンとかも来てくれると、いいんだけどー……」

ムリか、とは導入にあった理由につき
無論頼めば手伝ってはくれるだろう、だが彼等の戦力はこの世界にもっと直接的に役に立つ事が出来るのだ

「……ルシオラとか?……うーん、すぐ倒れちゃいそう……」
566かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/13(日)23:49:30 ID:tUq [10/10回]
>>565
アキレス「ついででいいからって頼んでみようか ルッシー? よし絶対おしつけよう」
と意地の悪い笑み 暖かい飯を頂いた後はラジオを少し聞いて眠りに落ちることだろう

そして北の居留地を目指す2人 と 越境者同氏は引かれあうものなのか 知り合いと遭遇することになった・・・のだが

アキレス「・・・どうしよっか?」
と四五六に苦笑を見せる

ギガース「・・・・・?」
状況が見える巨漢の剣豪はただ首をかしげるのみであった

//sime
567 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/14(月)00:01:57 ID:rVv [1/5回]
>>566
「あははー、むしろ足引っ張られそうじゃないー?」

とはルシオラに対してである
さてはて、そんなこんなの夜は明け、また次の朝がやって来る

「お、おぉ……」
「……あ、あのさ、お給金出すからさ、用心棒やってくれない?」

事実彼がいれば百人力であろう、文字通り
おねがーい、と手を合わせてともあれ、旅はまだ続く

//ありがとうでした!お疲れ様でしたっ!
568四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/14(月)22:39:24 ID:rVv [2/5回]
「……ごちそーさまでしたっと」

七八宅、即ち賽印流の忍びの、四五六本家のあるファンタジー世界に越境して来た一同
彼女の実家は見てくれは立派な和風邸宅であり、しかし所々にゲーム機やらスマホやら微妙に現代風味が混じるなんとも奇妙な場所であった
夕食のカルボナーラを頂き、ご満悦な様子の七八

「さて、この後少ししたらみんなの訓練の時間なんだけど……」
「折角だし、何か教えて欲しいって紅葉が言ってたんだよねー」

お願い出来ない?と七八
尚紅葉とは四五六家に使える侍女であり、無論忍びである
569ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/14(月)22:50:57 ID:nnW [1/4回]
>>568
「ハイ、ごっそさん。 まさか米と豆腐以外の食い物が出るとはな」
無愛想無遠慮無神経な食後のアイサツを終え、その場でゴロリと横になるソーマタージ。Tシャツの胸にラメ加工で書かれた『常識が通じない』の文字が威圧的に光る。
思えば、実際に和風な世界の屋敷に寝るのはあまり経験した事がなかった。学生の頃の修学旅行以来か。
オマケに、文明の利器もそこそこ揃ってるときた。神という存在はあやふやなものだが、もしいるのならゆっくり休めという思し召しなのだろう。
「お、侍道2に塊魂か……迷うな」

「ソーマタージ、食後三十分は運動しないように医者に言われてるのよね。精神科医に」
ゴロゴロリと手持ちの電子端末とゲーム機を弄りながら、顔も向けずに素っ気なく返す。
全くもって悪びれない態度!傲岸不遜とはこれこの有様!
しかし何か落ち着かないか、キョロキョロと挙動不審気味に辺りを見渡し、次第に苛立ちすら混ざり、溜め息と共に立ち上がる。

「……何を教えるんだよ。房中術か?」
飯食った後に運動かよ。とウンザリしたような口振りだが、了承したらしい。
ポリポリと後頭部を掻きながら、手頃な道具を探して濁った瞳を辺りに向けた。

「木剣ないか。竹刀でもいいや。柳生一族じゃねーんだ、訓練で不具とか箔も付かねー」
「俺様天才型だから他人に教えるなんてガラじゃないンだけど、特別に今思いついた適当な何か指南してやるよ」
570四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:05:12 ID:rVv [3/5回]
>>569
「あとでゼoダのRTAでもやる?」

BoWも夢島もあるよー、とチャカポコ引っ張り出してはコレクションを見せながら
結構な量のゲームである、レトロから最新まで

「……あはは、サンキュ、そう言ってくれると思ってた」
「木刀も竹刀もあるよ、なんなら模造刀とか刃引きしてあるのもあるしー」

好きなの使ってよ、と物置からどちゃっと大量に持って来て見せる
紅葉(家に来た時に挨拶済み)も遅れてやって来て頭を下げた

『申し訳ありません、我儘を聞いていただき……』

彼女は二十歳程に見えるが、七八曰く「私が物心ついた時から変わってない」そうな

『……では、実戦形式でよろしいですか?』
『武勇を七八様からお伺いして、稽古を希望している者が何人もおりまして……』

ゾロゾロと、甚平姿の忍び達が続き頭を下げる

【……では、一番手……宜しくお願い申し上げます!】

木刀を構え、鋭く駆け寄る忍びの男!
成る程彼は優れた使い手ではあるが、歴戦の越境者からすれば確定で色々と好きに出来る程度でしかない!
571ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:16:33 ID:nnW [2/4回]
>>570
「いや、木剣でいい……なんか多くね?お前ン家って赤軍の溜まり場?」
適当に手に取った一本。確かめるかのように鎬に沿って手を滑らせ、手首のスナップで数回転。
重さ、重心、硬さ。十分だ。───そこまでやって漸く、ドチャッと置かれた品々に何とも言えない顔。

「あーそういう堅苦しいの抜きにしよう、後でしゃぶってくれればそれでいい。 冗談だ。手でいいよ。
 これはマジな話、どうせ暇だしな。やらないと話進まないだろうし」
RTAよりかは気を紛らわせそうだ。一度虚空を睨むかのように見上げると、スペースを作っていざ鍛錬。
「先生と呼ばれると俺が気持ちいいから、そう呼んでくれ」


「気迫は十分ッ!」
向かってくる忍び。その一打が当たるか否かという瞬間、残像を残して消えるソーマタージ。高速でしゃがみ、その二本の脛を打ち据え転がす!
「だが、仕留める時は静かにやれ!正面から喧嘩すんのが嫌でニンジャやってンだろーが! そうだよね?俺もそうだし…」

成る程腕前は確か。熱心な人なら教え甲斐があると喜んだだろうか?
木剣を肩に担ぐとグルリと周囲を見渡し、ソーマタージは手招きをした。赤い瞳は威圧的に光を放つ。
「次。観たい映画があるんだ、さっさと終わらせよう」
572四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:25:58 ID:rVv [4/5回]
>>571
「……いちお、忍者の溜まり場かな?」

苦笑ながら肩を竦める
事実鍛錬用の代物もズラリ取り揃えており、実戦用のそれはその比ではない事を付け加えておこう
忍びとしての汚れ仕事は数を減らしてはいるが、なくなったわけでは決してないのだ
尚紅葉、ソーマの諸々の発言には一切、貼り付けた笑みそのままで応じていた

【ぬぐぅっ!?】
【……、っぐむぅっ、あ、ありがとう、ございました……】

足を刈り取られ転び悶絶
しかして忍者の意地でへろへろと立ち上がり頭を下げて、よろよろと退散
周囲の忍び達から喝采、センセイセンセイの合唱だ!
その後も同じようにやり取りを数人分繰り返して、

「……うひぃ、次……やれって……」

手ェ抜いてよね、と相対するのは七八である
紅葉からの指示だ、修行をサボっていないかのチェックとも言える
半泣きで駆け、両手の小刀型の木刀を振るう!隙こそ少ないが振りが弱い!
573ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:39:43 ID:nnW [3/4回]
>>572
「根性あるな。なりたいものリストからニンジャは除外だ」
他人を馬鹿にし我が道を往く事に関しては全霊を注ぐ男だが、同時に褒めるべき点は褒める主義。
切った張ったの大立ち回り(鍛錬)を繰り広げ、いい加減疲れも見えてきた頃。


「木刀君、手を抜けってサ」『オイラそんな事するワケねーじゃんゴートゥーヘル地獄に堕ちやがれ』
わざとらしく作った声での一人芝居を済ませ、身構える。修行のチェックと言えど、彼女もそれなり以上には“やる”相手だ。
むしろそちらが手を抜け。と目線で訴え、いざ尋常に勝負。

矢張り、先ほどの忍び達とは練度が違う。越境者として死地を踏破しているのだ、当然と言えよう。
生半可な攻撃では差し込む隙すら無い。ならば、と鷹の様に鋭い眼が七八の手を睨んだ。

「───イヤーッ!」
巻き上げとはまた違う軌道にて、勢いよく振り上げられる木剣!狙いは彼女本体への攻撃ではなく、握る木刀!
どのような敵であれ、攻撃を阻害するものから潰すのがベターだ。少なくとも彼は百年以上に渡る狂気と殺戮の放蕩の中をそれで切り抜けてきた。
小太刀を打ち上げ、隙を作る。頭の中で描いた絵図通りにいくだろうか。
574四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:48:01 ID:rVv [5/5回]
>>573
「優しくないね木刀くん!」

ぐぬぬと歯軋り、実際七八は尋常な勝負は不得手としている
確かにそう、越境で磨いた術技は他の忍び達と比べれば文字通り次元が異なるものではあった
しかしそれだけに、基礎の木が揺らいでいたり微妙なクセが混ざっていたり……読み辛さとも捉えられようが、不純物が多い

「……ウソっ!?」
「あ、あのさー……少しこう、見せ場作ったりする場面じゃないの、これぇ……?」

おぉ、と周囲の忍び達の驚愕と感嘆の声
小太刀を弾かれそのままの体勢、おおよそ動く事も叶わず苦笑ながらに半泣きのまま
ややあって、くるくるくるりと落ちる小太刀を、紅葉が綺麗にキャッチした
575ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/14(月)23:57:47 ID:nnW [4/4回]
>>574
「覚えときな、運と隙ってのは自分の手で引っ張り寄せるもんサ」
弾いた状態から素早く姿勢を立て直し、喉元へ向けてビッと突きつける切っ先。
残心を済ませれば、乱れた前髪を軽く掻き上げ、木刀を返すだろう。

「お前はムラっ気があるな。セオリー通りにいかないトリックスターか、ただのアホかは知らないが。
 いつでも破壊工作や裏方作業が出来るわけじゃない。真正面からカチ合う事もあるだろう、その時吉兆になるかはお前次第だ」
切り結んで感じた事はそれだ。直前の忍び達の技術をそのまま昇華させたのとは違う、微かなクセ。
無論今のままでも十分戦力とはなるだろうが、その僅かなズレが勝算になるとは限らない。教える技量も資格も無いが、そこを指摘。

「精進しろよ。そうすれば悪い事をしても死にはしない。じゃ、俺ちゃんハイロー観てっから。ハーイチャイチャイ」
576 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/15(火)00:05:28 ID:VLY [1/1回]
>>575
「うぅ、ぼーりょくはんたーい……私平和主義者なのさー」

無論言い訳やら何やらである事に疑いはない
あとで紅葉にこってり絞られる事は間違いないであろう

『……ありがとうございました、皆も喜んでいます』
『湯浴みの準備も出来ております、宜しければ……』

紅葉が深々と頭を下げ、四五六家自慢の露天風呂まで案内してくれる事であろう
実際広く、竹林のざわめきと抜ける風が心地良い天然温泉である

「くそー、次は負けないからねー」

七八のムキー声を背に受けながらの、ともあれそんなこんなで一日は過ぎて行く

//ではこの辺で!ありがとうでしたっ、お疲れ様でした!
577α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/16(水)21:56:07 ID:t9R [1/7回]
【うらないうらない】

「見えるデス。見えるデスよー」

 何か怪しげなピンクの光を放つ水晶玉をこねこねしながら、
 やたらケバい紫のローブを身に着けたガスマスクが何か言っている。

【何か水晶玉パクってきたので占いやるデス。一回10新円】

 木の板に描かれたクソにも程があるカンバンを立ててトンチキ始めたというわけだ。

「見えたデス。アナタは飛びっきりの女難の相で今後も頭がアレな女性のアレコレに巻き込まれてツッコミするだけの人生デス。ナムサンポ」

 大変デスねーと太平楽に言ったもんだ。

【クソの如きシチュからスタット】
578ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)22:01:59 ID:tV1 [1/7回]
>>577
「俺は運命と戦う。そして勝ってみせる」
勇ましい台詞と共に拳銃を抜き、水晶玉に突きつけるソーマタージ。本気かどうかはグルグルした瞳を見れば分かる。

「占い玉とか、どこで盗んできたんだ?」
向かい合う席に座り、ケバいローブをめくろうと手を伸ばしながら。
そもそもただのトンチキトルーパーのはず。占いの心得なんかあるのか?ソーマタージは訝しんだ。

「とんだ時間の無駄だったらしい、代わりに俺様が占ってやるからそれ貸せ」
579イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)22:10:18 ID:t9R [2/7回]
>>578

「デスデス。越境した先のヨクワカンネー宝物庫からパクってきたデス。ピカピカ光って綺麗デス」

 モノスゲー向こう見ずなアレであるが、おこちゃまの辞書に慎重とか何とかな二文字はない。
 好奇心を滾らせてつっばしるオトシゴロなのだ!!

【もちろん占いの心得など無し!ただのコスプレにすぎぬ】
 【→んじゃ女難うんぬんは?誰にでもわかることなので割愛である(断言】

「叉=サンに占ってもらってもデスデス」

 と、このよーにギリギリなんとか平和な会話をしていたところ、

【ドドドドドドドドドと物凄いエキゾーストが遠方から聞こえてきて――】

「ソーマタージ、緊急案件だ!ついてこい!―――」

 突然、時速666キロで爆走するバイクが横ぎり、ソーマタージの首根っこを引っ掴んで去っていかんとする!
 こんなパワフルな登場(精一杯のやわらか表現)をする御仁はそう、銀河帝国上級政治将校イムカ・グリムナーだ。

「デスー…運命スタートデス」

【ぽつねんとα-12はハンカチを振って彼の旅立ちを讃えるのだった】
580ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)22:18:10 ID:tV1 [2/7回]
>>579
「いつか祟られるゾ。 それとも、もう祟られてるからそんな頭なのか?」
ホーンなるほどと水晶玉を眺めつつの嫌味。格好はまだしも、こちらは何か価値があるかも。
女難の相はおじさん呼びと同じくらい、分かってはいるが認めたくない事実。華麗にスルーを決め込んだ。

「そう言うな。ジョーカー観てからなんか生活に張り合い感じなくて暇なんだよ、コミュニュケーション取ろうよ」
そんな平和な時間は、瞬く間に過ぎ去った。 文字通り瞬きしてる間に。


「首脱臼しちゃう………」
「今度は何だよ、ヌカルーククイーンが瓶詰め工場を吹き飛ばしたか?」
己の運命を呪う嘆き。猫チャンめいて首根っこを掴まれたまま、超高速の風圧とGに揺れる。
どうにか目だけを向けて皮肉を投げかけるが、そもそも聞こえているのだろうか。
581イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)22:27:44 ID:t9R [3/7回]
>>580

「少し違うな!」

 片手でハンドルを切りながら、首根っこのソーマタージを巧みに動かして脇に抱えるイムカ。
 なお、時速は既に893キロを超えた。こんなクッソバランスの悪い状態で転倒したらネギトロ必至である!!!

「私の聖務のひとつは銀河帝国より様々な世界に散逸したレリックの収集にあるのだが」

 ドン!と一回バイクが跳ねて空中ジャンプ。そのまま中空に発生していたゲートに飛び込む!

【ゲート内では01の嵐が吹き荒れ、身体の輪郭がチリチリと01分解されていく嫌な感触もあるがそれも刹那の時間】

 越えれば灼熱の太陽を熱を帯びた罅割れた大地という世界に出現する。眼前にはピラミッドめいた遺跡。

「あの遺跡にレリックがあってな。穏便に回収できるタイミングを伺っていたのだが、そうも言っていられなくなったのだ」

 バイクを24回スピンさせて急停止!見事なバイクテクニックである!!なお盛大にぶん回されるソーマタージに幸あれ。

「何故か知らんが、あの遺跡を正常に保つ宝珠が忽然と消えたらしくてな。間も無くあの遺跡が爆発四散するらしい。その前に盗りにいくぞ」

 一応、遺跡がBOMBる運命と相成った宝珠とやらを電脳共有。ピンクのひかりを放つ水晶玉であった。
582ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)22:33:52 ID:tV1 [3/7回]
>>581
(((少し?)))
グワングワンブンブンと振り回されながらの会話。というかほぼ一方的な通達。
分解されかけたような感覚を確かめる間も無く、世界は猛烈に24回転!脳髄を攪拌されたが如き衝撃!

「オゴーッ!」
回転が止まると同時、地面に崩れ落ちて胃の中の物を吐き出すのであった。


「盗人ごと殺すための仕掛けかい。そんなのもうほっとけよ……」
振り回されては堪らないと、ちゃっかり座れそうな場所に座ってしがみつきながら。
どうせ嫌だと言ってももう遅いのだ。精々早く終わる事を祈り、こめかみに指を当てて提示されたデータを確認───

「ちょっと待て、これどう考えても無駄足───」
583イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)22:43:58 ID:t9R [4/7回]
>>582

「GOだ」

 ソーマタージの快い理解と協力意思も得られたところで前進あるのみである。
 そのまま彼を伴ってズンタカターと歩を進めていく!!

【なお、制御宝珠はどっかの誰かがパクったが、肝心のレりックは今だ遺跡の中なのでご安心だ】

 ----------
 -------

「しかし何だ。遺跡探索とはアレだな。前にスクラップヤードで上映していた「いんでぃじょーんず?」みたいな心境だな」

 遺跡の中は暗い。一応、松明を掲げているイムカであるが、
 実は彼女自身、強化された目で結構暗がりもよく見えたりする。それでも光源無しである理由など皆無なので松明だが。

【途中、何やら奥の通路にピカピカと光るお宝っぽいのが見えた。すわっ銭稼ぎのチャンスか!?】
 【しかし、何か奥まったところにあるのがちょっと怪しく、さらに直前の床に奥ゆかしい蝋文字で「フロムの罠」と描かれていた】

 どーするソーマタージ!コンプ癖に身を任せるか否かも問われる!
584ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)22:52:01 ID:tV1 [4/7回]
>>583
「せめて装備整えてから行くとか出来なかったのか?」
コートの裾を引き裂き、中から取り出したのは数本のマッチ。光源としては心許ないにも程があるが、サイバネアイならばこれで十分。

「インディジョーンズは無辜の市民の首根っこ掴んで遺跡に連れていきませんー」
ブツブツとブー垂れていると、何か光が目に入る。よーく目を凝らして見れば、アイテムがあるときのあの光!そしてサイン!
あからさま、あまりにも分かりやすい仕掛け。おそらく行っていい事は起こるまい。しかし何か行かねばならぬ気がする。
主神との禅問答にも等しい難題。ソーマタージが導き出した答えは、奥ゆかしくイムカを呼ぶ事だった。

「……あっちに何かあるぞ。一番詳しいのはお前だろ、目当ての物かどうか見てきてくれよ。ここで見張ってるから」
ナムアミダブツ!
585イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)23:00:07 ID:t9R [5/7回]
>>584

「ふろむの罠?よくわからんな。何かの暗号か?」

 ナムサン!げぇむのアレコレに疎いイムカにはこの切実なるメッセージが理解できなかったのだ。
 そんなもんだから、割と素直にソーマタージの言葉のままにピカピカなブツのところに。

「ふむ、どれどれ」

【 ご み く ず を手に入れた 】

「なんという紛らわしい」

 イムカの嘆息と共にガゴン…!と何か嫌な音が鳴り、
 次の瞬間!ソーマタージとイムカが居る通路に目掛けて正面から、
 ゴロゴロと大岩…否!巨大なダルマが転がってくるではないか!!

【大質量のダルマが一直線に転がってくる。途上のソーマタージを、そして奥のイムカをペチャンコにするために、だ!!】
586ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)23:08:42 ID:tV1 [5/7回]
>>585
「さァー?古語か何かだろ」
明後日の方向を向いてすっとぼけ。知らないのなら重畳である。
目論見は上手くいった。得てしてこういうところの罠は大体強いモブが上から降ってくるとか、壁から矢が出てくるとかそんなの。
ザマァ見ー。心の中で呟いて、一応見張っているという体のため後ろを向いた。目が合った。


「……たーっけてー!ギャー!ポッパーイ」
イムカの方へと脱兎の如く駆ける、駆ける!自分から罠を踏ませておいて!
こういう時には隠れてやり過ごすための横道があるのがセオリーだが、こんな遺跡だ。果たしてあるかどうか。
忙しなく左右を確認しながら、ソーマタージは両手を挙げたお手上げ状態でひたすら逃げた。

「センの古城に帰れ!」
587イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)23:21:14 ID:t9R [6/7回]
>>586

 ゴロゴロゴロゴロと猛烈な勢いで迫って来るダルマ!!
 すわっ!?横道などあるのか!?あった!!

【しかし数か所あった横道の全てに「フロムの罠」という奥ゆかしい蝋文字が描かれており、その傍には多数の白骨!!】
 【→全ての横道の天井にはネバネバのアメーバめいたスライム生物が出待ち待機という古式ゆかしきトラップなのだ!!】

「誰がポパイだ誰が。私はあそこまで脳筋ではない。一応は淑女なのだぞ?――― イヤーッ!!」

 ソーマタージが奥に飛び込むと同時にイムカは拳を横に振り切る。
 ドゥーンと、何か独特の効果音がしてダルマが急速に縦回転から横回転となり停止した!

【トラップにパリィ!重篤なシステム無視だ!!】

「………」

 そうしてから、何か自分に飛び込んだっぽいソーマタージを見て、

「こういうのは逆じゃないか?か弱いヒロインな役を私がやって、君がパワフルに罠を打ち破るべきだったのでは?」

 なんか、自分の役柄的なアレに首を傾げるイムカだ!

【どうせなら王子様ではなくお姫様がやりたいのだ。未だ女子力に未練がましき224歳!!!!】
588ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)23:28:11 ID:tV1 [6/7回]
>>587
「クソ設計め!」
目に入る横道どれもが罠、罠、罠!怒りに打ち震えそうになりながら、尚も走る!
切断力を重視した装備はスライムと相性が悪い。そもそも日常生活を送っていたので持っていない。
畳三枚分手前、高く跳び上がりイムカの背後へ!着地の衝撃と勢いを前転で殺すウルトラC!

「ダルマはどこだ、あの音はもう聞きたくねえ」
嵐が過ぎるのを待つプレーリードッグめいて彼女の背後に立ち──というか思いっきり盾にして、どうにかトラップを切り抜けるのであった。


「……最近は、こういうのも人気なんだよ」
最早慣れっこなので、返す言葉は普段の彼からすれば簡素にも程があるもの。
服の埃をパンパンと払い落とすと、新しいマッチに火を点けた。
「俺だってもっとエンジョイアンドエキサイティングな事してえけど、状況が悪ィよ状況が」
「とっとと次行こうぜ」
589イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/16(水)23:41:57 ID:t9R [7/7回]
>>588

「全く、普段は過剰なまでにアナーキーでバイオレンスなのに時々、ものすごくションボリだな君は」

 やれやれと手をフリフリするイムカであったが、大体そうなる諸条件に己が絡んでいるという自覚は皆無である。

【強制的にソーマタージの電脳に過るα-12のトンチキ占いッッッ!!!】

 ----------
 --------

「あのいんでぃのテーマは好きだぞ。何というか心が躍った」

 まだ微妙な探検シネマのアレなら抜けていないのか、そんな事を言いながら歩を進めるイムカ。

【床を踏んだら矢が出てくるトラップでは指二本で挟んでそのまま撃ち返したり】
 【回転スケルトンの群れが現れた時には「たまにか甲斐性発揮しろ」と棍棒をソーマタージに持たせてけしかけたり】

 そんなこんなをしている内に目的の宝物庫に到着。
 まず、目を引くのは球状のくぼみ(本来、水晶玉が嵌っていたのだろう)と、そこからバチバチと漏れる火花だ。
 火花が散るのと同期して、遺跡そのものが鳴動する。間も無くこの遺跡は消滅する!と如実に示しているといえよう。

【そしてそこからちょっぴり離れた台座に、一枚の大きな布束が置かれている。それがイムカの目的のブツだ】

「あの戦旗が私の今回の目的のブツだ。…が」

 周囲に何もない台座に鎮座するおたから。イムカも映画で学習済みだ。これは古典的なトラップである!!!
 おそらくは台座から動かせば、何か破滅的なアレが生じる可能性が大であろう!!

「ソーマタージ。貴様は数々のげぇむで経験豊富と聞く。この難題をクリアするのだ」

【ナムサン!イムカが頼ったのはゲーム歴だった!!】
590ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/16(水)23:54:53 ID:tV1 [7/7回]
>>589
「お前らと話してる時はそうしてないと、本当に頭がどうにかなりそうなンだよ」
思い出したくないヒビ割れた記憶。女難の相。思えば昔っから変な女の知り合いがいた気がする。
フルフルと首を左右に振ってスキットルを口に付ける。フラッシュバックをどうにか振り解こうとしたが、酒は助けにならなかった。


「踊るような心があったとは意外だな」
イムカの背後を追従するマンチルート。恥も何も無い。
途中回転する骸骨に強靭度を削られながらも、どうにか返り討ちにしたのだが、これはまた別の話。

それからどうした。
「ムショーーーに嫌な予感がするゾ」
目に見て分かる異常事態。成る程これなら遺跡ごと吹き飛んでも不思議ではない。
奥に見える布束。正体は見ただけでは分かりかねるが、まあ何かロクでもないものなのだろう。

「動かした途端、トラップが作動するな。分かりやすい」
Hmm.と考える。同じ重さのもので誤魔化すか?そんな余裕も時間もあるか分からない。何か仕掛けを解くのか?解けるか?そもそもあるのか?
しばしの逡巡。指をパチリと鳴らすと、イムカを指差した。

「……あのバイク、ここまで呼べるか?呼べないんなら、走る準備しとけ」
返答も待たずにツカツカと台座へ向かうソーマタージ。お宝の後ろに立ち、深く息を吸って吐く。
目を閉じてほんの僅かな沈黙。直後、カッと目を見開き───

「───急いで逃げるんだよッッ!!!」
リレーのバトンをひったくるかの如く、手で引っ掴んで走り出す!サイボーグの脚力で!
罠があるなら、作動する前に走り抜ける!崩落するのなら、その前に脱出する!ゲーマーとしての勘と黄金の立方体の導き出した答えに彼は従う!
「どーせ制限時間ある系のヤツだよ!黙って走れ走れ!」
591 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/17(木)00:06:59 ID:wdH [1/1回]
>>590

「帝国ではAIは禁止されていて、私のバイクの機械精霊は奥ゆかしい…ってちょっとまて」

 ナムアミダブツ!ゲーマーの勘をフル稼働させて出た結論がとんだ力業という糞仕様!!

【トーゼン、台座から戦旗を盗ったら、台座が地面に沈み込んで何か変なスイッチ起動した】

 しかし!!トラップ製作者が企図していなかったのは、
 いわゆる、「何が起こったんだ!?」なお約束リアクション一切無視で、
 パクった瞬間に盗掘者が速やかに脱出ムーヴに移行したことだ!!

「おい、物凄く揺れているというか、天井が崩れ始めたぞ。たわけ者め」

 実際、これはこれで正解っぽいのだが、あまりに典雅さと華麗さに欠けた解法に、
 イムカはソーマタージを褒めるどころかディスる始末。世の中ってうまくいかないもんだNE☆彡

【二人がどうにか脱出!した瞬間に遺跡はしめやかに爆発四散!!】

「………」

 瓦礫の欠片を頭にコンと浴びながら、土埃だらけのイムカはソーマタージをジト目で見続けるのだったとさ。

//めでたしめでたし☆彡
592かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/17(木)22:33:57 ID:zOa [1/5回]
【狭間のスクラップヤード】
秋深まる狭間のスクラップヤード
やれ読書だとかスポーツだとか芸術だとか そう言ったものに現を抜かせられるのはひとえにその世界が豊かである証拠
本来秋とは 来る厳しい冬を前に物資をため込めるだけため込む準備期間なのだ

特に止まり木同盟の宿の中には冬山近辺に居を構えている場所も多く そうなると物資は秋にため込んだ分
そして他の宿からの救援物資に頼り切りになる場所だってある

そして安定してゲートが開き また上記のうつつを抜かせられる程度に裕福な狭間のスクラップヤードは
別世界への救援物資の支給元として期待されているのだ

アキレス「豚は出荷よー(´・ω・`)」
―――ギィ!!(´・ω・`)

丸々と肥えた豚をお肉にするために連れていくアキレスや

ロイ「・・・よし こんなもんか」
普段の密造酒の増産体制に入っているロイもいる

鈴虫「ぐがーごー」
もちろん全く手伝わずに居眠りこいているのもいる

さて 他のものは仕事をしているのか いないのか
593アラズ[sage] 投稿日:19/10/17(木)22:44:18 ID:rhC [1/3回]
>>592
「くっそー、こんな時期に限ってなっかなか帰れねーんだよなぁ……」

冬支度の頃合い、マウスィム研究所跡地に住うアラズ達にとってもそれは同じ意味を持っている
故に多忙、それだと言うのに越境からなかなか許可を貰えずにスクラップヤードにそこそこ滞在している彼女は取り敢えず此方の手伝いをしている様子

「……あーもー、メソメソしてんじゃねーよおねーさま、さっさと薪でも斬って来い」
「てめーはてめーでゴロゴロしてんな、魚取って来い」

ドナドナされる豚さんを前にさめざめと泣く半人を蹴飛ばし、惰眠を貪るニアのおけつを叩く
因みに本人も言うだけではなく、割としっかり保存食を作ったりしているらしい

「……ふふふ、そろそろ生ハムがいい感じになったんじゃねーかな……?」
594かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/17(木)22:55:14 ID:zOa [2/5回]
>>593
ロイ「まさかお前がケツ叩き役とは思わなかったな」
声をかけてきたのはロイだった

なおメソるタェンティースにはもふろうをあてがっておきました

ロイ「あぁ いい塩梅に熟成していい風味になってることだろうさ
   二つ三つ持っていけば お前さんたちなら冬の間肉には困らんだろう」

この場合の二つ三つとはもちろんモモを丸ごとのアレである

ロイ「魚ならスクラップヤードを出て魚市場にいくのもいい 他の地域に配る干し魚を作りたいからな
   勝ってきてくれるなら基金を崩してもいいぞ 何十キロと買ってきてもらうことになるが」

出荷された豚さんたちは誰かのPCなりなんなりがきっと痛みすら感じさせずにお肉へと変換してくれていることでしょう

ロイ「ダメな姉を持つお末っ子がしっかりするってやつなのかねぇ?」
595アラズ[sage] 投稿日:19/10/17(木)23:03:27 ID:rhC [2/3回]
>>594
「私も思わなかったな、実際よ」

もふろうを愛でる半人、まぁテキトーに回復する事でしょう

「……湿度が低くて、だけど川沿いの湿った風がある」
「ふふふ、絶好のポイントじゃねぇか」
「ん、あぁ、悪いな、今度また研究所からテキトーに持って来る」

美味いのが出来るぜ、と舌舐めずりひとつ
事実その気候は名産地のそれと酷似しており、質の良い生ハムが出来上がる事だろう

「ならユノでも連れてけばいいな」
「それはニアの方のねーさまに頼んどく」

お魚の買い出しはニアとユノに託された
若干不安なメンツではあるが、七八辺りを加えるとネコババされる危険性もある故に

「……それな、それそれ」
「ったく……つーかクローンの大元なのになんでこんな違うもんかねぇ」
596かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/17(木)23:14:18 ID:zOa [3/5回]
>>595
ロイ「多めにできたら分けてくれ 酒場のつまみで出すから」
メロンに乗せて高値で販売しましょうねー(ゲス顔

ロイ「まぁ・・・買い物上手とは言えないが 大量に買い込めば足元を見られることはないだろう」
実際四五六とアキレスがタッグを組めば 結構な割引を実現することも可能であった

なお 浮いた金はおやつ代になる模様

ロイ「邪魔になるかもしれんがルッシーも連れて行ってくれ
   あいつもそろそろ生の魚に慣れさせねば」

宇宙時代の人間は生の魚をさばく経験もそうないだろう
ついでに三枚おろしのやり方も伝授せねばなるまい

ロイ「そも肌の色からして違うんだから中身だって違うだろ」
確かニアが褐色でタェンが色白だったはず

そういえばアラズはどっちに似たのだろう?

ロイ「研究所が望めば密造酒を卸してやるが お前らって酒呑むのか?」
と質問してみるテスト
597アラズ[sage] 投稿日:19/10/17(木)23:32:03 ID:rhC [3/3回]
>>596
「ん?あぁ、とーぜん置いてくよ」

流石に全部は食わねぇさ、と笑う
実際お酒によく合うだろう、時期は違うが桃と食べてもいい

「……もーちょっとなぁ、ニアの方のねーさまもしっかりしてくれりゃいいんだけどなー」

ルシオラと3人で仲良く出掛けて行く事でしょう
セリフ?今回は無い、モブ役である
序でにルシオラ、ロイの見込み通り故郷の世界では魚は切り身でしか見た事がない部類の人間であった

「……肌色の違いは後天的なもんだ、私達の場合」
「有機型が黒肌赤目、機械混じりが白肌青目……中身は一緒だな」

マウスィムのそれはどうにも人種などではなく、外見からの製品の区分けに使われていたものらしい
尚、ニアのパーフェクトクローンであるアラズは無論彼女に似ているはず……と言うか同じはずだが結構違う

「あー……飲むのもいるな、喜ぶよ」

飲酒率は半々程度だと言う事だ
598 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/17(木)23:43:43 ID:zOa [4/5回]
>>597
ロイ「じゃあ俺のシュナップスと交換といこう あの辺は一度着たことがあったが寒かったからな
   五臓六腑を焼く酒があれば寒さ対策にもなろう」

極寒の地に酒はつきものである

ロイ「アイツは魚が切り身で泳いでるって思ってそうだしな まぁさばき方を覚えれば少しはサバイバル能力も向上すんだろ」
要:グロ耐性

ロイ「肌の色でどういった体の構造か判別していたのか・・・なるほどねぇ
   っと あんまり休憩してると仕事が進まねぇや ホレ!!タェンティースもそろそろ復活しろ!!」

休憩終了のお知らせ また忙しく動き出す狭間のスクラップヤード 冬を快適に過ごすための準備に明け暮れている・・・
599 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/17(木)23:43:55 ID:zOa [5/5回]
//あ 〆で
600かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:00:25 ID:bOv [1/7回]
【狭間のスクラップヤード】
ロイ「というわけでユノ達に買ってきてもらった魚を干し魚にしようのコーナー」
パチパチパチパチパチパチ っと拍手をするのは割烹着姿のロイ・ゴールドマン

秋深まる世界に置いて保存食を用意することは 来る冬を快適に過ごすための絶対条件
誰もおなかすかせて雪を齧って凍死するような事態は避けたいのだ

事前にユノ達によって狭間のスクラップヤードがある世界の魚市場へと足を運んでもらい 様々なおさかなを生で仕入れたので
これを干物にして冬の間おいしくいただきましょうということになったのだ

ロイ「というわけでお手伝いさんカモン あ ルッシーは強制な」
というわけでお魚をさばく愉快な仲間たちがこちらになります
601四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:09:45 ID:tZR [1/6回]
>>600
「いえーい、ぱちぱちぱちー」

口での拍手はイマイチヤル気が不足しているように思える
とは言え割によく食べる方であり、その手伝いは即ちこれからの時期の食卓の豊富さを左右するもの
故にやらなきゃいけないの精神が働いているのだ、尚ルシオラは包丁を持って隅っこで震えている

「……干物かー、頭取っちゃう?」

くるくるくるりんと包丁を弄び、余裕綽綽な様子
602かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:19:41 ID:bOv [2/7回]
>>601
止まり木同盟の宿の中には 冬になると完全に外界から取り残され補給もままならぬ場所も出てくる
そう言った場所に物資を届けることもまた 狭間のスクラップヤードの大事なお仕事の一つということである

ロイ「そうだねー 頭は取っちまって あら汁でもつくるかぁ」
ということで干物づくりの始まりである

おなかに切り込み入れて―
内臓掻きだしてー
頭落としてー
身を開いてー

ロイ「ほい一個完了」
実にいい手際で開きの完了 後は干していきましょう

ロイ「ということでルッシー」
お魚をさばきたくなくて震えるルシオラを引きずり起こして生のお魚手渡して

ロイ「教えてあげるから早速やってみよう★ミ」
603四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:26:46 ID:tZR [2/6回]
>>602
「はーいな、いいねあったまるー」

あら汁には大賛成、早速すぱすぱーんと一匹二匹
元よりこの手の刃物の扱いはお手の物、更には干物作りも慣れたものであるが故に即戦力であった
さてルシオラはというと?

『め、目が……目が、開いてます……!ギラギラ光ってるしヌメヌメするし……!』

軍手越しだというのに忌避感マックス、包丁どころの騒ぎじゃないぞ!
604かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:38:14 ID:bOv [3/7回]
>>603
ロイ「あたりまえだろぅ? 魚に瞼はないんだから」
というわけでルッシーのドキドキクッキングタイムの始まりである

ロイ「ほーらおなかに切っ先を突き刺してー
   内臓取り出して―」

生臭くて赤黒い内臓を手で掻きだす作業

ロイ「はい力を込めて―頭を一息に落として―」
ゴリっとおめめガン開きの頭が体と泣き別れ

~それからどうした~
ロイ「まぁ初めてにしちゃ上手い方だろ」
こうして初体験は終わった そこには不格好ながらも開きが完成した

ロイ「じゃ あとは1人で頑張ってね 俺は向こうでさばいているから」
ナムサン ルシオラの受難は終わらない
605四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:44:49 ID:tZR [3/6回]
>>604
『』

包丁を持ったまま脱力、口からのほほんなルシオラ顔の魂が抜けかけている
一匹の時点でこれなのだ、続けてしまえば精神に異常をきたしてしまったとしてもおかしナムサン無慈悲に続いた

「……しゃーないなー、ほら、こーして……」

先に頭落とせば少し違うでしょ、とどんどんだんだん頭を落としてルシオラのまな板に乗せて行く
七八はルシオラやユノ達と行動を共にする事が多く、その中では面倒見のいい立ち位置にいるのだ
実際多少の効果はあったようで、ノロノロペースながらに作業は続いた

『……ひぃ、ふぅ、ひぃ……お、終わりましたぁ……』
606かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)22:59:40 ID:bOv [4/7回]
>>605
ロイ「はいおつかれー それじゃこれを塩水につけてから天日で干します」
大量の水に塩をドバーっといれて先ほど捌いた魚を鎮める
美味しい干物は薄めの塩水に長時間つけるのがいいらしいが

保存性を高めるために塩は多めで長時間漬けます
そして天日に晒すことしばし

そして日を改めて

ロイ「出来たぞ」
そこには水分が抜けきってからっからのミイラ状態な干物の姿が

ロイ「昔ながらの保存性重視な干物だ 試食もかねて昼飯にすんべ」
ということで自ら作った干物定職がお昼ご飯となりました

塩気が強い 白飯を掻き込みたくなるような味だった
607四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:06:35 ID:tZR [4/6回]
>>606
「うひゃー、良い出来だねっ」

『……あ、なんとなーく、こういうのなら見た事あるような……?』

干物に対する反応は七八は無論、ルシオラも悪くはなかった
実際そのものを見た事など当然ないが、切り身に近かったりある程度加工されているが故に嫌悪感は皆無

「いいねいいねー、大根おろしつけたーい」

『……い、頂きます……』

ふたりしておててを合わせて元気良く頂きます
ぱくりと一口、七八は濃い目で美味しいと絶賛!
ルシオラはというと?

『……しょっ……ぱ、くないですかこれ……!?』

口を抑えて全身を震わせ、目を白黒させて尋ねるのだ
和食そのものが塩っけ強いし仕方ない
608かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:17:52 ID:bOv [5/7回]
>>607
ロイ「塩気を抑えればもっと旨みも前面に出てくるんだが
   今回は冷蔵庫もないような幻想地域での保存食だからな 必然的に塩気を強くした」

白飯をわっしわっし掻き込むロイ おかずとしては申し分なし

ロイ「こうやってそのまま食べるのもよし スープにするもよし スクランブルエッグと合わせてもおいしいんだぞ
   ベーコンみたいな使い方もできるのがいいところさ」

ロイ「ほれ 大根おろしと一緒なら塩味も薄れるだろ」
とルシオラの干物に山のように盛られる大根おろし

ロイ「これで冬の間の飯も彩りが増えることだろう それはルシオラのおかげだぞ
   あぁそうだ これは少ないがバイト代だ」

といってお駄賃を少額包んで渡した もちろん四五六にもね

ロイ「もう魚のさばき方も覚えたろ これで未開のジャングルに行っても魚をさばいて食えるようになるぞ」
609四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:26:58 ID:tZR [5/6回]
>>608
「パンにも合うよ、意外と」

『な、成る程……保存食ですものね……』

納得した様子で白米をモグモグなルシオラ
七八は既にお茶碗山盛り2杯目であった

『い、いえ、そんな……ありがとう、ございます……』

「いいの?嬉しいなー、ありがとー」

韜晦して気恥ずかしそうに、そしてお駄賃を受け取る
対してその点、全く無遠慮な忍ガールは文字通り現金な性格であった

『……出来れば、未開のジャングルに行きたくはないですけど……』

苦笑、大根おろしたんまりな干物をひとくち。からい、が美味しい

「……言うておっちゃん、まだほら、そもそも多分魚取れないルッシー」
610かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:38:11 ID:bOv [6/7回]
>>609
ロイ「魚の塩漬けはなにも倭国の専売特許というわけじゃないからな
   世界中にレシピはある そういうことだ 世界的に見ればタラの干物が多いらしいが」

もっしゃもっしゃと干物定食を食べ終えた

が 四五六の言葉にそういえばそうだったと平手を拳で打つ

ロイ「よし それじゃ魚の取り方も一緒に教えるか 色々やり方はあるが まずは釣りからだな」

~というわけで~

ロイ「いかルッシー 通し刺しっていってな こうやって・・・じゃやってみよう!!」
場面転換 狭間のスクラップヤードがある世界の海

次の日朝早くから朝練を注視してまで海にやってきたロイが 針にエサをかけるやり方を伝授

ルシオラの前にはやたら元気なイソメちゃんがダンスィンしている図

さぁ!! お魚さばくのに慣れたんだから 今度はイソメちゃんを針にぶっ刺してみよう!!
611四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:45:26 ID:tZR [6/6回]
>>610
「タラ。へぇー……異国風の干物なんて、食べてみたいものだねぇ」

その辺に関しては七八、未知の食に対する欲求は強めなのだ
未だ見ぬ新鮮な干物に対しての夢想は続く

さてさてそして?

『』

ルシオラは針を持って隅っこで震えている

「……賽印流、川蝉!ってね」

七八は七八で、ワイヤー苦無を鋭く投擲
引き寄せれば見事なお魚がヒットしており、早速漁に成功していた

『絶対、絶対無理ですって動いてる!ウネウネしてる!なんかネバネバしてるし!』
612 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/18(金)23:54:27 ID:bOv [7/7回]
>>611
ロイ「そりゃあそうさ だって生きてるんだもん 生きてるってなーんーだーろー?
   生きてるってなーあーにー?」

ルシオラにむりやりイソメちゃんを握らせるロイ 
嗚呼ルシオラの受難は続く

/〆
613α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/19(土)22:47:13 ID:eht [1/5回]
【びみょいヒマ】

「デースデス」

 スプロールの文化に社立墓地というものがある。
 それはかつて国家という枠組みが存在したころの国立墓地と同様の概念であり、
 社のために大きな功績を打ち立てた社員が戦死あるいはカロウシした際にここに埋葬される。

【シノギを削るスプロールの暗黒メガコーポ群れにあって、より奥ゆかしくも洗練とした墓地を所有することはステータスだ】

 なお、効率化の名の下に電子化墓地を企図したコーポも存在したが、
 奥ゆかしさゼロの所業であると、暗黒メガコーポ群に睨まれた挙句、社員一人残らず徹底殲滅されたのは記憶に新しい。

「とまあ、ここまでがスプロールの文化デス。カルチャーギャップにおののいている暇はねーデスよ」

 ここまではOK?と珍しくスーツ(耐刃・耐弾処理済-スプロールでは一般的)姿にガスマスクという、
 正装なのかアナーキーなのかイマイチ判別がアレなα-12が言ったもんだ。
614タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/19(土)22:56:02 ID:uhf [1/3回]
>>613
「……えぇ、カルチャーギャップは一々気にしていたらキリがありませんしね」

特にこの世界の場合、と同じくして黒のパンツスーツに身を包む半人
テーラー仕立ての逸品は事実一張羅であり、スプロールに於いて割と着る機会は多々あったりする
墓地関係という事で正装な訳だが、相変わらず腰に帯びている二刀のブレードは物騒この上ない
615α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/19(土)23:05:57 ID:eht [2/5回]
>>614

「モチのロンでカノッサ・テクノロジー社にも社立墓地があるデス。
 アーコロジーの郊外で静かに平和にすやすやぐーぐーデス」

 と、ここまで言ったところでα-12は突然にぐぬぬと拳を握りしめて、

「と、こ、ろ、が、デス。糞ったれブードゥー・ニンジャ・サークルが犯行予告出しやがったデス。
 黒魔術に使うので優秀な遺体を公共的・平等的によこしやがれって内容デス。ふぁっきん」

 頭ポッポーと湯気を出してお怒りのα-12である。
 そして、その後方ではC.T.S.S.クローントルーパー達が希薄な自我を湛えた瞳を前に向け、
 全員がα-12同様のスーツとサプレッサー一体型サブマシンガンを構えている。

【なお、件のニンジャサークルであるが、賽印流ニンジャサークルとは実際無関係】

「もともと、警備は厳重デスけど、ナメた真似されたのでオシオキ重点デス。見せしめフィーバーデス」

 実際かなーりぷんすこモードなα-12である。
616タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/19(土)23:14:50 ID:uhf [2/3回]
>>615
「……それは、なんとも……」

冒涜的な、と半人
事実その瞳には怜悧なる怒りが満ちている
死者の安らかな眠りを妨げる物事に、おおよそ正義があるとは決して思えなかった

「あー、」
「……魔法的に死者が操られてしまえば、流石に警備のしようもありません」

対魔法障壁に関してはどうだろうか、と尋ねている
黒魔法がその名の通りであるとすれば、半人はやや相手として相性が良くないと言える故に
墓地は室内か、或いは室外か……それらによっても強襲箇所の変化があるであろう
617アズィルのオルジン◆</b></b>xkuCyb6fiI<b>[] 投稿日:19/10/19(土)23:23:39 ID:eht [3/5回]
>>616

「ご心配なく。ぽんねえさま」

 なんかエキサイトしてポッポーしているα-12を尻目に、
 クローントルーパーの一人(あるいは一体と表現すべきかもしれないが)がタェンティースの傍で声掛けした。

【α-09…能力平均化されているはずのクローンにあって非凡なビークル操縦適性が認められた】
 【ぽんねえさま…奇妙な呼び名。だいたいα-12が悪い】

「キレちらかしている愚妹に代わって説明を。
 スプロールも魔術の覚醒が起こっている以上、魔術への防備には当然予算を割かれています。
 墓地周囲、棺に至るまでCEO自ら、魔術に対しての様々な対抗処置を取っています」

 もっとも、遺体を持ちだされてしまえばその限りではない。

「よって姉妹達の亡骸が無暗に冒涜されることはそうそうありません」

 α-12とは裏腹に淡々と告げるα-09であったが、言葉の中にそのままα-12が怒っているのか理由があった。

「ギタギタのけちょんけちょんにしてやるデスー!」
618 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/19(土)23:24:00 ID:eht [4/5回]
>>617

//お名前激ミスwwwwww
619タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/19(土)23:37:24 ID:uhf [3/3回]
>>617
「そう……ですね、それなら……」

CEO、成る程彼の仕事かと無意識のうちに柔指が赤刃の柄を撫でている
魔術に対する防備も万全、ならばそう……後は物理的な警備の仕事だ

「ありがとう、ナイン」
「……なら、何としても護り切らないと……ですね」

雲に覆われた、しかしそこに確固として存在する孤月
それを思わせる笑みで返すのは、半人なりのケツイの表明とも言えよう
トゥエルブの様子も実際頷ける、許されるのならば己も感情のままに怒りをぶつけるべくして行動を起こすであろう
620α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/19(土)23:52:53 ID:eht [5/5回]
>>619

 C.T.S.S.クローントルーパーの発足と幾つもの戦いの中、損耗とは無関係ではない。
 十分な育成・訓練期間を経て戦場を駆ける姉妹達は、エリート部隊として内紛絶えぬカノッサ機関で知られているとしても、だ。
 既に幾度かの創設期を行い兵数の回復を行っているカタチだ。

「愚昧を愚昧と呼べるのも私だけになってしまいましたから」

 と、α-09は無表情に淡々と言ったものだった。

 ------

【ニンジャの時間】

 色付きの影と呼ぶべき素早さでカノテク社立墓地を駆ける者どもあり。
 それらはニンジャという。ニンジャとなれば常人より遥かに速く駆けるなど造作もない。

「我らがジツにより良質死体をより武器を大量産よ!」

 彼等には教義があり、ジツがある。
 内臓はバクダンに、背骨は槍に、アバラはスリケンに。死体を武器とする特別にジツだ。
 そして究極の武器を追求錬成せよというのが彼等のニンジャサークルの神聖なる教義である!!!

「「「イヤーッ!」」」

 端的に言ってしまえばニンジャ化によるニンジャ全能感とサイコ教義が結びついた蛮行である。
 それらはニンジャ能力のままに、防衛圏へと無造作に侵入!!!
621タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/20(日)00:01:00 ID:XuL [1/3回]
>>620
「ん……必ず」

彼女等の眠りに平穏を、その魂に尊厳を
誰にともなく、しかしそれでも確固たる存在に対してこうべを垂れて黙祷

そんでもって?

「……あらく、」

半人はニンジャの接近を、視界ではないその他の感覚で察知していた
それは明記する事が叶わぬ第六感とも言えて、半人が多くの戦さ場で養った鋭敏さと言えるであろう
赤刃を構え、内部ジェネレイターを起動、破壊的エネルギーの奔流を纏いし刃

「レェェェェーーームッッッ!!!」

ニンジャの第一陣を薙ぎ払わんと決断的に振るう!迸るパワ!超火力によるアンブッシュ!
622α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/20(日)00:13:50 ID:oXG [1/2回]
>>621

「アバー―――――ッ!!」

 突然の大火力アンブッシュに第一陣ニンジャは即座にジュッ!っと黒焦げ!
 先駆けを早々に潰したタェンティースの戦功大である。
 すぐさま、C.T.S.S.クローントルーパー達が先鋒出現箇所から敵侵攻予測地点を割り出して立体起動により飛んでいく。

「ぶっころモードデス!!」

 α-12は速攻で敵の奥の奥まで切り込んでいった。エースオブエースのいつものお仕事である。

「流石、ぽんねえさま。見事な益荒男ぶりです」
 
 α-09は、無表情ながらも少しお目目をキラキラさせて、片手で小さな旗をパタパタ揺らした。

【と、ここで何かタェンティースに着信!どっかの政治将校からだ!!がちゃり】

『じゃあくなニンジャが居ると聞いたのだが?』

 ここでYESと言って惨劇に介入させると、たぶん件のニンジャサークルの運命が7割増しでひどくなりそうである。
 さて、半人は寛大なる心で慈悲を示すか、あるいはその機械的部位めいて無慈悲を示すか。
623タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/20(日)00:29:46 ID:XuL [2/3回]
>>622
「……褒められている、気がしませんね……?」

はて、と首を傾げて疑問符が浮かぶ
まぁともあれ、半人もトゥエルブを追っていざ吶喊……と思いきやの着信アリ
がちゃりって固定電話な音が気がしたけれど気のせいでしょう

「ん……イムカさま」
「えぇ、大いなる邪悪たる禍々しきニンジャと現在交戦中です」

所で、半人に取っては戦力を有する敵に向ける情けというモノは多分ほとんど存在してはいない
そしてこの場面に於いてはその大半の中に含まれるケースであり、故に容易に惨劇の参戦を賛成するのだ
仮に万一存在する、シスターズ達に被害が及ぶ可能性を限りなくゼロに近付けると言う目的も無論あるわけだが

「可能でしたら、支援を願います」

取り敢えず慈悲はない
624α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/10/20(日)00:36:43 ID:oXG [2/2回]
>>623

「うむ、了承した」

 がちゃり、とやっぱり固定電話めいた音と共に通話が切れた。
 まー後はだいたいお察しの通りなことになる。

【遠方で大バクハツが起こって、「サヨナラ!」爆発四散!「デスーーーーー!?」と何か悲壮で愉快な叫びが起こったとか何とか】

 ---------
 -------

「ポンコツ=サンは何処ですか!?」

 もじゃもじゃアフロヘアで真っ黒こげになったα-12が戻ってそうそう
 アレな剣幕でプンスコしたがまあそれはそれで今日も皆救われたので解決!!

//サヨナラ!!
625 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/10/20(日)00:41:34 ID:XuL [3/3回]
>>624
「……ふふ、これでみんなの眠りを邪魔する人達はいない……」

安心して、と語り掛けるはトゥエルブから逃げて物陰に隠れる半人
尚、やっぱりアフロになってる上に一張羅のスーツもボロッボロなのでしたとさ

//ありがとうでした、お疲れ様ですっ!
626かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)21:50:47 ID:jvy [1/7回]
【ウェイストランドのポストマン】
さて 偶然にも引き合った巨人を連れて居留地を目指す一行
だがいつでも順調な道程であるというのは夢物語というものだ

確かにギガースは一定の抑止力をもってレイダーの接近を阻む
だがそれも絶対ではないのだ・・・

ギガース「・・・・・」
アキレス「ハァ・・・来たっぽいな」

遠くに聞こえる爆音 ギガースはそちらに顔を向け アキレスは嫌そうに溜息をつく

レイダー「あれが例の運び屋だぜぇ!!」
レイダー「カバンの中にたんまりヤクを詰め込んでるって話だ!!」
レイダー「つまり俺たちのものってわけですね 分かります」

アキレス「なんかものすごい誤解を受けている そして相手はバイク 後は分かりたくありません」
逃げられる相手ではないということだ それは同行人も分かっていることだとは思う
627鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)21:57:07 ID:gF6 [1/8回]
>>626
「……薬物はダメだぞ、薬物は」

ふぅむと目を細め一団を睥睨するのは鬼久墨音
最近までまた越境に魅入られ奇妙な世界に飛ばされた帰りだ

『ごめーん、荷物は任せといてー……』

七八も控えてはいるのだが今一つ体調が芳しくない
珍しい事だが悪食に当たったのだと言う彼女はぐったりとしかし荷物を死守

「丁度いい、動くバイクが手に入れば次の集落までもラクに行けるな」

松葉杖を確かめるように握り直し、早速のアンブッシュはマルチサイロから射出されたフラッシュグレネード!
628かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:10:05 ID:jvy [2/7回]
>>627
アキレス「ヤバかったら先逃げてていいからね」
さぁこういう時に前線を維持するのは男の仕事 と言わんばかりに前に出るアキレス
つっても最前線はギガースと鬼久の出番になってしまうわけだが

クロスレンジ 突撃してきたところにカウンターのフラッシュグレネード 光に目がくらみ バランスを崩すものもでた

だが運動エネルギーはそう簡単に消えるもんじゃない 転倒したレイダーが乗っていたバイクが地面をひっかき鬼久へと突っ込んでくる
直撃を受ければ痛いでは済まないだろう

ギガースは骨剣で突っ込んできたレイダーをバイクごと両断 辺りに残骸と血しぶきが舞う
アキレスは慌てふためくフリをしてレイダーたちの注意をひきつけていた
629鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:15:57 ID:gF6 [2/8回]
>>628
「頼りにしてるぞ、ふたりとも」

同じように七八に軽く声を掛けてから、アキレスとギガースに向けて
たった数名のパーティーだ、恐らくはレイダー達からすれば単なる獲物に過ぎないだろう
しかし、それでも

「……っと!」
「っ、全く……巻き込まれ事故はカンベンだな」

フォルティス・ウルヴズのワイヤー射出!
横軸に滑るように機動し、バイクによるデビルダイブを回避!
その合間にも放つシュリダガー!鋭利なる刃が数本飛翔!
七八も逃げ回るくらいならば問題がないようだ、ひょいひょーいっと身軽さを発揮している
630かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:25:36 ID:jvy [3/7回]
>>629
レイダー「チッ!!」
飛翔するダガーを腕で受ける 鮮血が滴るもダガーを抜いて捨てる

レイダー「チョーシ乗ってんじゃねぇぞ!!」
バイクを空ぶかし 爆音と共に鬼久に突撃 すれ違いざまに鉄パイプの一撃を放たんとするだろう

ギガースに対してはさしものレイダーも警戒をしているのか 遠巻きに旋回しながら隙を伺い
アキレスは完全にエサと思われているのか 積極的な攻撃を仕掛けている
631鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:29:19 ID:gF6 [3/8回]
>>630
「お互いにだろう、それは」
「……ふっ!!」

パイプの殴打撃を松葉で防ぐ
表面に施されたシャークスキンが獰猛に喰らいつき、鉄パイプを削り摩耗させそして決断的にトリガーを絞る!
スタンパネル起動!高圧電流が駆け抜けパイプを通りレイダーの体を感電させんと!

『うひー、がんばれぇー……』

七八はいつもより余裕なく、割とマジなテンションで応援しか出来ない
632かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:36:57 ID:jvy [4/7回]
>>631
鬼久はレイダーの一撃を防ぎ ガジェットを用いて反撃に出ようとしたのだろう
だが待っていたのは鬼久の想像を超える衝撃であった

相手は大質量のバイクによる速度をもって鬼久を打ち据えたのだ
これを受け止めるには 腕力以上に質量が必要になる

シャークスキンは鉄パイプを摩耗させただろうが 鬼久の体は宙に浮き 地面に強かに叩きつけられるだろう
電撃を見舞う暇などどこにもなかった

【鬼久に強制ダメージ 程度は任意】

アキレス「墨ちー!!」
鬼久を強烈に打ち据えたレイダーはドリフトで今一度鬼久の方にバイクを向け

レイダー「ヒャアアアアアッハアアアアアア!!!!」
決断的に突撃を慣行 鬼久を引きつぶそうと迫る
633ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:42:42 ID:12v [1/4回]
「男は殺せ!女は犯せ!絶滅タイムだ!」
レイダー達によるバイクのエンジン音に混ざり、よく聞いた声が聞こえてくる事だろう。
ヒジョーにウキウキとした、水を得た魚のような声。デザート迷彩のポンチョを風になびかせ、改造モーターサイクルの後部に乗った人物。
フルフェイスヘルメットの奥、サングラスに隠れた鋭い視線が、今回の犠牲者を捉え───

「イヤーッ!」
SMACK!!ドライバーの首を捻り350°回転!諸共地面に転がって衝撃を殺す。
ゴロゴロと砂埃にまみれ、一行の前でその人物は立ち上がった。ヘルメットを外せば、老人じみて艶のない白髪。

「……奇遇だな、何してるんだ?」
たまたま現れた風を装い、ソーマタージは腰の雑多なベルトから粗製な拳銃を抜いた。
「ヒーローは遅れて現れる。悪党どもを皆殺しにしようゼ」
634 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:43:04 ID:gF6 [4/8回]
>>632
「……ん、ギッッ!?!?」

失策を悟り刹那、身を引くべきとの判断はそれでも余りにスローに過ぎた
衝撃、浮遊感……転がり、途中片松葉を落とす、致命的

「あ、……あー……、くそっ……!」

かぶりを振って意識を、平衡感覚を取り戻すべく
それでもそれよりも早くに、再度ほぼ感覚に近しい判断にてワイヤーの射出を行えていたのは重畳だ

「……!?!?」
「こ、んのっっ……!!」

片足の膝から下をタイヤに轢かれ潰され、それでもシュリダガーを放てたのだから!
635鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:44:24 ID:gF6 [5/8回]
>>633
『おそーい!早くー、早く助けてー!』

と叫ぶは七八、どうにも具合悪そうに顔色は青い
戦闘に参加出来ていない所を見るとかなりの不調らしい、その割によく叫ぶのだが
636かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:53:21 ID:jvy [5/7回]
>>633
アキレス「ッああもう・・・!!」
またレイダーが増えた 鬼久もピンチだというのに

だが後部座席のレイダーがなんか奇妙な行動に出て運転手を殺すと 転倒しゴロゴロ転がり起き上がって

アキレス「あぁ・・・うん ちょっと襲われちゃって・・・」
実にありがたい援軍 なれど相変わらずの突飛な行動に言い含むアキレスであった

レイダー「あぁんテメェも死にに来たのか!?」
バイクにまたがるレイダーはソーマタージにも狙いを定める
大型のパイプレンチを持ったレイダーがすれ違いざまにソーマタージのドタマを勝ち割ろうと 爆音とどろかせ突撃してきた

>>634
アキレス「やっべぇ・・・!!」
ギガースが銃弾に撃たれながらまた一体のレイダーを両断するが レイダーたちも連携をもってギガースを封殺にかかっている

アキレスも援護に行きたいが 執拗なレイダーの攻撃にかわすのが精いっぱい

そして鬼久の片足を引き潰し通り過ぎようとするレイダーにダガーの投擲
それはバイクのタイヤを捕らえバーストレイダーが放り出される

レイダー「クソ・・・がぁぁぁああああ・・・!!」
投げ出された衝撃で前後不覚になりながらも 気合で起き上がるレイダーは 摩耗した鉄パイプ片手に鬼久を殴打しようと接近してくるだろう
637鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)22:59:08 ID:gF6 [6/8回]
>>636
「……、」
「全く……、これ以上、体を失うのは御免だと言うのに……!」

歯軋りと浮かぶ脂汗、痛みは鋸にて鋼の弦を弾くように響く響く響く
それら全てを強引に押さえ込み、歯軋りと共に片松葉で迎撃の態勢

「ん、ぐっ……!?」
「……お、オオォォォっっっ!!」

頭部を殴打するパイプ!
しかし不破!その頭骨及び頸椎は強固なるアドバンスドカーボン製に置換されている!
皮膚と肉を抉られながらも強引に、咆哮と共に松葉杖殴打撃一閃!
獰猛に蠢く尾が、刃の風車を用いて続いた!
638 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:12:34 ID:12v [2/4回]
>>635-636
「私が来た。 言いたかっただけ」
「盆と葬式と胃炎が同時に来たみたいな顔してるな。ウケるぜ」
七八、墨音、アキレス達の様子を確認。中々難儀な状況らしい。
レイダーに加わるのはそこそこ楽しかったが、それも今日までだ。サングラスを放り捨て、拳銃を構える。

「殺しに来た。対象が変わったが、それもまァよくある事だ。堪忍な」
BANG!BANG!BANG!BANG!乾いた銃声が響き、小口径の弾丸が吐き出される。
粗末なハンドメイド品だ。狙いは逸れるだろうが、牽制程度にはなるだろうか。
弾が切れたのを確認し、銃も捨てる。最早彼に得物は無く、自然体で立つカカシじみて。

「───イヤーッ!」
否、否!この男の我流戦闘術は、無手でもその戦力に衰えを見せない!
レイダーが振りかぶると同時、ヴァッ!と広がるポンチョ。彼とソーマタージの間を覆う。
敵の動作を阻害すると同時、こちらの動きを隠すのが狙い。一瞬でも振るうのが遅れたならば、頭をカチ割るのはレイダーの顔面を狙うソーマタージの鋭い延髄蹴りの方だ。
639かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:19:30 ID:jvy [6/7回]
>>637
レイダー「硬・・・ッ!!」
人を殴った完食とは明らかに違う 硬質なものを叩いた感触
焦りと共に今一度殴打を加えようと鉄パイプを振り上げた

そこに松葉杖の横一線に薙ぎ払う一撃がレイダーの膝を強かに打ち 膝関節が本来曲がらない方向に拉げる
思わず倒れ込むレイダーの顔面 その両目を風車が鋭く切り裂いた

レイダー「うぎゃああああああ!!!!」
顔面を抑えてのたうち回るレイダー 膝が砕け 両目の光を失った すでに勝負あり と言えるだろう

レイダーB「よくもやりやがったなクソアマ!!」
だがそれを見ていた他のレイダーが拳銃の銃口を向ける・・・

>>638
ハンドメイドの拳銃は数発バイクを叩き フレームをわずかに変形させるが突撃に支障なし
パイプレンチを叩き込もうとして ポンチョがソーマタージの姿を覆い隠す

タイミングがつかめず 対応が遅れ 待っていたのはクローズラインめいたソーマタージの重厚な脚だ
バイクの速度と重さを利用したハズの一撃は 皮肉にもソーマタージの一撃の威力を高めることとなり
頭蓋骨を陥没させ近場の岩にバイクごと突っ込んで大破炎上した

そしてソーマタージの目には鬼久に拳銃を剥けるレイダーの姿が映るだろう

アキレス「ソーマ!! 墨ちーを!!」
そしてレイダーに集られて援護に迎えないアキレスは腰の水平二連ソウドオフショットガンをソーマタージに放り投げた
すでに散弾は装填済みだ
640鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:25:27 ID:gF6 [7/8回]
>>639
「ふ、ははっ……」
「それは、此方の、台詞だろう……か弱い、乙女だぞ、私は……!」

銃口を前に機動……否、転倒!片松葉のみの上に更に足のダメージが大きい!
それでも倒れながらもワイヤー射出、手離したもう片割れの松葉を回収している!
片足のみで強引かつ不格好に跳んで、ただひたすらに全身の機動を維持していた!銃弾の精密な射撃から逃れるにはそれしかない!

『……っ、のっ……!』

ここで七八、逃げ回りながらも腕を振り抜く!
放たれた苦無は普段より遥かに鋭さを失いつつ、しかしレイダーへと目掛け空を裂いた!
641ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:29:14 ID:12v [3/4回]
>>639
「ガッチャ……!」
血糊に塗れた脚が大地を濡らす。薄汚れたシャツにズボン、それと防護用の粗末なプレートアーマーを晒し、しなやかに着地。
振り返るまでもない、頭蓋骨を叩き潰した感触。背後で爆音が響く。

「ガッチャ!」
言われるまでもないとばかりに、クラウチングスタートめいて跳び上がるソーマタージ。放られたショットガンを空中でキャッチ!銃口が残像を残して睨みつける!
BLAM!!!吐き出される一発目の散弾は、レイダーの上腕を狙って空を駆ける!腕を吹き飛ばし、誤射の可能性を無くすため!
BLAM!!!駄目押しとばかりに、二発目が顎から上を食い破らんと放たれる!
642かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:40:27 ID:jvy [7/7回]
>>640-641
足に大ダメージを受けながらもなんとか逃げ回る鬼久
その隙に四五六のクナイがレイダーに飛翔・・・するも

レイダー「しゃらくせぇ!!」
そのクナイをレイダーは腕で払いのけた 切っ先が腕に浅く傷をつけるもレイダーは健在
改めて鬼久に狙いを定めた・・・腕が突如爆ぜた

それはソーマタージのショットガンが腕をフッ飛ばしたのだ
痛みよりも驚きで硬直するレイダーがまたも爆ぜた

それは頭に狙いを定めたショットガンをぶち込まれたから

ギガース「ッ!!」
そしてギガースもまた 舞う羽虫が如きレイダーのバイクをぶち壊す

レイダー「こいつらヤベェ!!」
レイダー「話がちげぇじゃねぇか!! 逃げるぞ!!」

ここでやっと相手も不利を悟ったのだろう 一目散に逃げていく

レイダー「おぉーい待ってくれよぉー!!」
ギガースにバイクを壊されたレイダーを残して

アキレス「誰かが俺たちのことを吹聴している・・・? ソーマちょっと聞いてきてくんない?」
と ソーマタージをけしかけるとしよう

討ち終わったショットガンに弾を込めて今一度ソーマタージに手渡す 
一発は散弾を もう一発はこけおどし用のクラッカー弾だ

そしてアキレスは鬼久の治療に入ろうとするだろう
643鬼久墨音[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:46:05 ID:gF6 [8/8回]
>>641-642
「助かったよナイスガイ、よく見ればいい男だな」

脂汗を浮かべたまま無理矢理に笑んでソーマに告げ、序でに七八も、と付け足した
遁走を選択したレイダー達を追う余裕は少なくとも、墨音には存在していない

「……、っ……くそ、情けない……すまないな」

アキレスの治療を受けながら
足は肉までを抉られしかし、骨に至っていないのが重畳と言えようか
元より松葉杖もある事だし、止血さえ行えれば壊死や切断とは無縁として何とかなりそうな具合と言えよう
644 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/10/21(月)23:53:13 ID:12v [4/4回]
>>642
「ヒュゥ…ッ」
受け取り撃った姿勢のまま、地面に腰から落下。衝撃は襲いかかるが、耐えられぬほどでは断じて無い。
地面に広がるポンチョを拾って羽織り直し、アキレスからショットガンを再度受け取る。弾を込めるのを任せたかのようだが気にしない事にした。
「一発が本物か……。俺目閉じてるから、シャッフルしてくんない?左右を入れ替えても入れ替えなくてもいい」

「楽しい楽しい拷問タイムだヨーン。 笑えや!ブチ殺すぞこのド低脳がッ!」
「あらかじめ言っておくが、答えなくてもいいぞウジ虫!貴様を解体して捨てた後、貴様の知人友人隣人各員、一族郎党に至るまで全員を痛めつけて吐かせるからな!」

小躍りして近づいたかと思えば、その顔を蹴り飛ばそうと唸りを上げる血に濡れた片脚。気晴らしの理不尽な殴打は、レイダーをしばらく襲う事だろう。
そしてこれは、彼から抵抗の意思を無くすための布石でもある。『知ってる事を話す』以外の言葉は通じず、待ち受けるのは苛烈なる死のみと刻み込むのが目的なのだ。多分。

「時間切れだ、間抜け!この銃はどちらかが空砲だが、そうじゃない方は実包だ。
 精々実弾に当たる方を祈るんだな。苦しまずに死ねる」
645 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/22(火)00:04:34 ID:SJb [1/2回]
>>643
アキレス「そういうのは言いこなしってことで」
メディカルキットを取り出して治療を開始
消毒して 止血帯でもって患部を圧迫 出血を抑える

アキレス「次の居留地ではすこし長居してケガを直さなきゃだね」

>>644
そしてアキレスが鬼久の治療に当たっている間 こちらでは凄惨な光景が広がっていた
憂さ晴らしをするかのように顔面を蹴り上げ鷹と思えば手を変え品を変えレイダーを痛めつける光景

レイダー「仲間が飲み仲間から聞いたって・・・郵便局のカバンにヤクを満載して売りさばいているトレーダーがいるって・・・
     その仲間ならそっちに転がってる・・・もうそれしか知らないんだ・・・」

鼻血で呼吸が苦しいのか とぎれとぎれに知っていることを答えるレイダー
転がっているレイダーとはギガースにバイクごと両断されたヤツだった だがソーマタージの時間切れの言葉

レイダー「知ってるのはそれだけだ!! 本当に何も知らないんだ!! 殺さないで!! やめて!! お願い!! お願いだk」

パァン!!

乾いた音が響き 紙吹雪が舞い散る クラッカー弾だったらしい

元も レイダーは体中の穴と言う穴から出せるすべての体液をまき散らしながら気絶してしまったが

アキレス「きな臭いなぁ 一体何が目的なんだろう」
と アキレスはひとりごちる

何はともあれいくつか動くバイクも手に入った 墨音が負傷しているし これを使って移動することにしよう

//と言うkとで〆 オツカレサマドスエ
646イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/22(火)22:45:18 ID:47Y [1/5回]
【スプロール:賽印流茶屋(イムカの趣味)】

 抹茶パフェからカルフォルニアロールまで何でもござれという、
 プロの忍者(ニンジャではない)のプロデュースにも関わらず、
 イムカの脳内変換のおかげで順調に明後日の方向にすっとんでいる純和風茶屋。

【店員はことごとくがTシャツを顔に巻いたティピカルニンジャ(狂人)揃い!!】

 で、今は巨大かつレトロ(ホロディスプレイでも液晶でもない!縦横奥行き全部デカい)なTVがニュースを垂れ流している。

『――により、死体フリークカルトニンジャサークルは謎の爆発事故により』
「ふーむ」

 そのニュースを無表情にお茶(なんとオーガニック玉露!無駄にハイソ!)を飲みながら、
 なんとも言えない表情で見ているイムカ。

【なお、爆発オチにより約二名ほど巻き込まれアフロになったが、イムカは実際無関係】
647ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/22(火)22:50:02 ID:GVK [1/3回]
>>646
「ふーむ、じゃないってんですよちょっと」

ぺしーん!と古き良きツッコミを入れんと裏平手をすぱっと
実際ニアはその場に居合わせた訳ではないのだが、半人から(ともしかしたらトゥエルブからも)諸々を聞いているのだ
まぁ半人の方は自業自得と言えなくもないが、それはそれこれはこれ

「……ま、結果としてはぁ、ありがとうって事になるってんですけどねぇ」

みんなを守ってくれて、と今一度頭を下げる
鳩型のサブレーを取り出してお茶請けにと差し出すのだ
648かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/10/22(火)23:00:51 ID:SJb [2/2回]
ギガース「・・・・・(ズボボボボボボボボ)」
店の片隅で妙にでっかい隻腕の男がズボボボーっとタピオカ抹茶ラテをすすっていますが
気にしないであげてください

―――ギィ♪
カリフォルニアロールに舌鼓を打っている非常食もいますが気にしないであげてください
なお飼い主はクライアントとの打ち合わせでお留守番中とのことである

//1レススマソ
649イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/22(火)23:04:31 ID:47Y [2/5回]
>>647

「なにをする」

 ぺちんをツッコミを受けて抗議するイムカである。即断即決で火力叩きつけるのは実際合理的。
 真っ黒こげ×2はコラテラル・ダメージなので実際無問題。

【ニアにぎゃーすかぷりぷりなα-12が愚痴のち一緒にご飯で機嫌なおすところまで容易に想像つく】

「仕方あるまい。さっさと決着をつけるべき状況だ。冒涜的ジツを一度たりとも許すことは許されん局面だ」

 無表情にサブレ―をばりばり食べるイムカ。
 合理による帰結だとさも当然の事のように言うが、冷徹なだけならそもこのような事は口にしない。

【実際、一度や二度許して、死体から武器を生成されたところで人的被害は皆無であったろう。
 そして、それは断固阻止されるべきだったという事を知っている】

「キミが礼を言う事でもあるまい。優しいものだな」

 皮肉でもなく率直にニアにそう言ったものだ。
650 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/22(火)23:06:21 ID:47Y [3/5回]
>>648

(あの巨体がまんまるくなって転がりはじめなければいいが…)

 珍妙体質で食った分だけ丸くなる連中を知っているだけに不安である。
 非常食のカルフォルニアロールを巻いているのはなんとサーボスカル。マニュピレイターすごいね。
651ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:19/10/22(火)23:15:06 ID:GVK [2/3回]
>>649-650
「ツッコミだってんです、一応担当ですからねこれでもっ」

実際半人に比べればツッコミな部類ではある
それでも比較対象がアレなだけで、しっかり者なアラズなどと比べれば全くなアレではあるのだが

「まぁ、えぇ……それはそうだってんですっ」

それらは直接的な被害ではない、数字で管理出来る被害ではない
もっと根本たる魂の部類のものなのだ、生物としてのコアの部分

「えぇっ?……優しくはないってんですよっ、だってそもそもっ……」

己が発端で生まれてしまった、散ってしまったいのちの数々
それらに対してニアはただ、何が出来るはずもない
サブレーをふたつに割って、尾羽の方から食べ始める
652イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/10/22(火)23:25:29 ID:47Y [4/5回]
>>651

「……む?」

 トンチキ…基本大ボケの癖にツッコミも多いがやっぱりボケ。
 半人…言うまでもない。
 ニア…ツッコミ担当?それはひょっとしてギャグd(ry
 アラズ…巡り巡って苦労人ポジ
 シスターズ…自我希薄ボケボケボケー

「偏ってないだろうか?」

 まぢめな自分には何とも愉快な世界観だとやれやれポーズなイムカ。
 なお、本人評価によれば、自分は堅物で面白みのない人間だと断定済みなので無問題。

「ふむ」

 ニアの様子を見ながら目分量で抹茶にミルクとハチミツをぶち込んで差し出すイムカ。
 なお、舌はあれだが、それ以外はちゃんとしているので味は悪くないという不条理。

「既に世代を重ねおり、君の手からも離れているから気にするな。などというのは欺瞞なのだろうな」

 言葉が上手く思いつかんと、僅かに嘆息をつく。
 己に置き換えれば明らかだからだ。同じ顔、同じ遺伝子の系譜。
 自分は無関係だと切って捨てられるほど、ヒトの精神とはデジタルな代物ではない。
653ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日