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1かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/04(水)22:00:10 ID:sEp [1/4回]
【境界線世界へようこそ!】
オーバーテクノロジーから魔術、超能力や宇宙艦隊、大魔王の領地に獣人の集落
神の軍勢など『なんでもあり』の数多の世界
それらすべてが繋がる舞台
ここであなたは先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります

【越境者について】
それぞれの世界に存在する『ゲート』をくぐる事や、はたまた突然の世界の気紛れで神隠しの様に世界を渡る事
それを体験したものを『越境者』と呼びます
『越境者』は『越境』の際に新たな力に目覚めたり、或いは変化を体験する事もあります
また、現状ではどの組織や個人も、越境現象の完全な制御には至っていません

【狭間のスクラップヤードについて】
世界の合間に存在する越境者達の拠点で、宿泊施設や訓練所など一通りの設備が揃っています
多くの越境者はここを拠り所にしていますが、もちろん例外的なものも存在します

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです
◇オリジナルキャラは勿論、各なりきりスレのご自身のキャラも参加する事が可能です
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、R-18、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう

★避難所★
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/#2

★wiki★
https://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1565011777/
2かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/04(水)23:16:23 ID:sEp [2/4回]
前1000
ギガース「・・・・・・・・・」
眉を片方上げて翻訳機を戻し 骨剣を構える

直に激しい戦闘音が聞こえてくるだろう

~そんな中食堂では~
ロイ「あれはあれでいいのさ」
ミトン型のカワイイな手袋を一組作り上げたロイ 誰か欲しがる者か 適当な子供にでもあげるとしよう

ロイ「結局のところ 誰が負けて誰か勝って 誰が死んで誰が生きようと時間の流れは変わりゃしねぇ
   だが そこに思想が入り込むのが面白いところさ なぁジョージ 拳ってなんだ?」

ジョージ「拳・・・ですか? それは民を闇のものから守るための盾であり剣であるものです」

ロイ「アキレス 銃ってなんだ?」

アキレス「うはははははははは 勝負とは非情なもの・・・なにオッサン? 俺みたいな戦いが苦手なヤツが身を守るための道具っってやつ?
     んでオッサンにとって剣って何さ」

ロイ「鋭い側面を持つ棒状の物体」

誰かの為のジョージと自分の為アキレスに対し 完全に道具としか見てないロイ

ロイ「三人集まってこんだけ考え方が違うんだ それで? アラズにとってディープメイカーってなんだ?」
と質問しつつ 編み棒を毛糸に刺し・・・刺・・・

もふろう「ぶ ぶ ぶ ぶ」

ロイ「お前はいつの間に紛れ込んだんだ?」
編み棒でもふろうをつつくロイであった
3 : アラズ[sage] 投稿日:19/12/04(水)23:26:36 ID:fhZ [1/2回]
//>>1おつです!

>>2
「うるせぇなぁ、もー少し静かにやってくれりゃいいのに…」

さてはてアラズ、窓の外から響く轟音に顔を顰める

「ふ、ぅん…そりゃそりゃ、皆様大層なこって…」
「…あ!クソ、このタイミングかよ…ずりーなぁ…」

また勝ち星を献上しつつ
しかし意外とそれらの言葉にはしっかりと、言葉よりもずっと耳を傾けている
存在意義や理由に関しては人一倍敏感なのだ、その出生が故に

「あ?」
「私ぃ?そりゃお前、異能は異能だろ」
「あとアレだな、くっそ不味い食糧。序でにあのバカ(ニアの事)と似た様なのも気に食わねぇな」

へ、と片頬を吊り上げて
実際彼女に取ってはあるべくしてあるものであり、一部となっている
即ち自然体なのだ、己と言う要素を形成するピースのひとつ

「…向こう行け向こう、こらナマモノ、食うぞ」

もふろうを足先でツンツンプニプニ、追い出そうと試みる
4かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/04(水)23:35:06 ID:sEp [3/4回]
>>2
ギガース「!!!!!!」
怒号と剣と剣がぶつかり合う轟音渦巻くお外 昼寝してたモブも何事かと起き出してしまう 迷惑!

アキレス「lol」
そして楽々勝利のアキレスはうざい笑みを浮かべていた

ロイ「それでいいのさ 正解は一つじゃないまぁなんだ 答え合わせは死ぬ間際に出来りゃそれでいいのさ
   さぁてと・・・おやつでも作ろうかね 何がいい?」

アキレス「肉まん!!」
ジョージ「スコーンをお願いします」
―――ギィ!!

三者三様の答え

ロイ「んでアラズは?」

なおもふろうはツンツンプニプニされてもお構いなし 毛糸玉と毛糸玉の間でぬくぬくしてた
5アラズ[sage] 投稿日:19/12/04(水)23:52:13 ID:fhZ [2/2回]
>>4
「うっぜ、うっぜ」

げしげしとアキレスに蹴りを放つ!
無論おふざけの中での出来事だ、痛くもなんともないそれではあるが

「ふーん…気の長い話だこと」
「…ん?あー…アレがいいな、プリンの表面に砂糖敷いて焼いたやつ」

クレームブリュレ。三者三様過ぎる!
もふろうを足置きにしたまま再度ゲーム開始!少なくとも今はこれでいいと考えている
戦う意味だとか、生きる理由だとか…そう言うのを気にする事は今ではないと
6 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/04(水)23:55:29 ID:sEp [4/4回]
>>5
アキレス「いたいいたーい暴力反対ー」
げしげし蹴られながらも勝ちは拾うアキレス

ロイ「はいはい 全く面倒臭いのをチョイスしやがって」
伸びを一つ 厨房に向かうロイ

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
そしてもふろうは足置きにされてつぶれながらおててプルプルさせていた

今日も狭間のスクラップヤードは平和です

//〆
7イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/07(土)22:39:14 ID:GzP [1/4回]
【とあるファンタジー世界:金属の王国(過去)にて】

 前回までのあらすじ!!!

 越境で何やら何時ぞやの騒動でやってきた金属の王国に到着したイムカ達。
 何やらしょぼくれてサビシイな有様に困惑しつつ酒場に赴いたところ、
 どうやら知ったる時代よりかなり過去、それも暗黒時代と呼ばれる最悪の愚王の治世らしい。

 そして、やっぱり降ってわいたトラブル。
 治安維持云々を謡うシグルイ入った連中を退けて、早くも周囲を騒動の坩堝に叩き落とすのだった!!

 ---------------

【道中にて】

「うーむ、何やら妙なコトに巻き込まれたぞ」

 イムカは一枚の羊皮紙を広げて唸る。
 そこには何やら小難しい理屈と現状打破の意気込み溢れた檄文。
 実は酒場でのトラブルに前後して、レジスタンスを名乗る連中から接触を受けたのだ。

【普段なら他国の政争かつ、歴史に関わりそうなことはご遠慮願いたいところだったのだが――】

「路銀だけくれて、貴方達はあなたたちのゴーイングマイウェイしてくれればOKと来たもんだ。うーむ」

 解説しよう!!レジスタンスの皆さんは今、愚王打倒のために色々と準備をしているのだ。
 だが露見すれば、一族皆縛り首必至のデカい賭け!ゆえに王家の目を逸らすデコイ…もとい兎に角目立つ何かを求めていた。

【そして、彼等はついに見つけたのだ!!とにかくめだつなんか、を!!!】

「シツレイな話だと思わないか皆」

 イムカは〝奥ゆかしい自分を除いて皆、確かに無駄に目立つから〟と同情の視線を欠かさないのだった。

//スタット
8鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/07(土)22:49:07 ID:aXB [1/3回]
>>7
「あぁ、確かに目立つからなぁ貴方は…」

面と向かってイムカに頷きうむうむ、墨音は越境者となってからの経験の浅さ故に無意識なアレを働けるというものなのだ
最もしかし、彼女自身がそうでないかと言われれば別で、この世界では学生服は目立つし松葉杖という点も目を引く事この上ない

「…ともあれ、なんだ…」
「貰ってばかりと言うのも心地が悪いな、何かこう…」

動くべきであろうか、と尻尾を揺らしながら
額の傷痕はまだ消えておらず、包帯をハチマキめいて巻いている
9 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/07(土)22:49:21 ID:t1m [1/3回]
>>7
ジョージ「含むものが無いといえばうそになりますが・・・」
ハハハ・・・と苦笑いを浮かべる紳士 ジョージ・ド・ウィッカム

ジョージ「守るべき者を捨てていの一番に逃げ出すという魂胆が気に食わないので この話お受けしようと思います
     たとえそれが王であっても許されません そんな下賤な血は王室より拭われるべきだと思います」

ということで路銀を受け取ろうとしましょう

ジョージ「それでどうするんです? ただ当てのない旅を続けていても達成できるかどうか・・・」
10イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/07(土)23:05:40 ID:GzP [2/4回]
>>8-9

「どうだな。正直、酷い放置っぷりだ。カネだけ寄越して自由というのもな」

 墨音の言う通り、何とも腰の据わりの悪い話もあったものだ。
 おそらくだが、打てる手を手当たり次第打っているってところだろう。

【仮にイムカ達が捕縛されても問題はない。レジスタンスといってもどこの誰が?なんて細かい情報全く知らないのだから】

「レジスタンスとやらからしたら、我々が捕縛されても拷問のち処刑というだけで、
 実際に吐く情報も糞もないからな。さして悪い話ではないのだろうさ」

 自軍側に組み込んでおいてコレであるが悪辣と言うなかれ。
 国家理性は常に必要を優先する。それは善悪という物差しで測ろうとするだけ不毛であろう。

「まあ、ご立派なジョージ君の顔も立ててそれなりにやるかな。さて、我々のアテについてだが…」

 ここで酒場で収集した情報をまとめた羊皮紙をサーバスカルにプリントさせる。
 ホロディスプレイはこの世界ではイマイチちゃんと動いてくれないのでデジタルもちょっとアナログ化だ。

「この時代、どうもゴブリンが大進撃を起こして暴れまわっているらしい。
 それなのに王族は腐敗の限り。中央軍も動かす気ゼロ。流通網も荒れ放題で無茶苦茶と来た」

 そして、イムカは依頼書を幾つか取り出して、

「商人ギルドから依頼を請けてきた。目的は街道を封鎖するアレコレの討伐とか色々だ。やってみるか?」 
11鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/07(土)23:13:00 ID:aXB [2/3回]
>>10
「…レジスタンスって資金難に追われているイメージだったんだが、意外と違うのな」

フィクションの中で、に尽きるが
何、作品によっては帝国軍に立ち向かうスペースオペラなレジスタンスもいるのだからそういうものなのであろう

「…ゴブリンの侵攻…しかも、正規軍は何もしていないのか?」
「あぁ、…その手の仕事の方が助かるよ」
「正直、小難しく考えるより余程いい」

溜息と共に肯定、是非もない
早速装具を整えようと…路銀を頼りにしようとするであろう
12 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/07(土)23:17:29 ID:t1m [2/3回]
>>10
ジョージ「確かに ひどい処遇であるのは確か これは自分のわがままです 手伝ってくださり ありがとうございます」
そう言って自らの非を謝罪する 非なのかは知らん

ジョージ「このような事態は本来軍の仕事 それがわざわざギルドが自腹を切って対処する・・・」
なんとも沈痛な表情のジョージ君 

ジョージ「やりましょう 民に不自由を強いてはならない」
本当ならば金銭のやり取りすらしたくない ここから出た金は商品の価格を上乗せして賄われるのだから
だがそれは無法であるし 裕福なジョージでないとできないこと 歯がゆさを感じずにはいられなかった
13イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/07(土)23:28:43 ID:GzP [3/4回]
>>11

「これは私の予想だがバックは貴族家だと考えられる。
 民衆が圧制に耐えかねて~とはやや毛色が違うからな」

 根拠は資金力もそうだが殆ど雰囲気からのイムカの勘だ。
 民衆が自由を求めて――のような革命的熱気が感じられなかったといえばいいか。

「辺境が荒らされている最中、王族はさっさと辺境見捨てて保身に走ったとさ」

 誠に酷い話である。正に暗黒時代に相応しい状況ということだ。

>>12

「これはクルトからの受け売りなのだが――」

 なにやら状況に対する金銭のやり取りに抵抗があるジョージの様子にふと考え、

「カネを渡す側もカネを渡したという一事によって安心を得たいものらしい。
 無償の奉仕、見返りの無い行動は却って信に置けないという理屈だ」

 見返りも思惑もない正義の味方――何を考えているか分からない輩。
 そんな扱いづらい難物に頼みを置くほうがはるかにおっかないということだ。

「ま、社会勉強だな。私もこの理屈を飲み込むのはやや時間がかかった」

 --------------
>>11-12

 旅の準備――

 この時代、冒険者ギルドもだいぶ寂れている。
 冒険者を不逞の輩と断じ、かなり無茶な圧力が加えられ、外国出身/亜人種に対する粛清すら行われたらしい。

「水薬に釘、ロープに食料…うーむ、質が悪い」

 流通が滞っている証左だろう。活気も無く、品々の質が著しく劣化している。
 イムカはとりあえずは掘り出し物のブーツを見つけて購入。

【旅の準備をするにも、どれもこれも質はイマイチである】
14鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/07(土)23:35:10 ID:aXB [3/3回]
>>13
「…貴族が?」

政に不満を持つと言う事か
しかし墨音はその辺の常識には無論明るくなく、国家と貴族は車輪の両輪であるものだとしか何となく認識していない

「それはまた…何というか、酷い話だ…」

やれやれと溜息、やれるだけの事をやる決意が着いたとも言える

さてはて?

「…これとか、なぁ…錆びてないか…?」

基本的に目利きはイムカとジョージに任せる形となるであろう
この街の品物の度合いとその他のそれとの見比べの為の知識が乏しいのだ
取り敢えず外套で尻尾を隠しながらのお買物なう、薬や可能ならば爆薬の類があればベスト
15 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/07(土)23:40:17 ID:t1m [3/3回]
>>13
ジョージ「・・・肝に銘じます」
と言葉にはしたものの それを飲み込むまで まだ時間はかかりそうであった

~それからどうした~
ジョージ「ん~・・・」
と唸るのは致し方なし

全てにおいて質が悪い ジョージは貴族とはいえ実家は商家 その辺の目利きも鍛えられている
それが故の不満である

ジョージ「とにかく・・・靴を優先的に探しましょう 最悪道具はルート変更でどうにかなると思いますが・・・
     足の怪我はそのまま命取りになる・・・と聞いたことがあります」

ということで採算度外視 自分の世界より持ってきた金をぶん回して少しでもマシな装備をそろえようとする

金をもらうのは仕方がない だが 自ら進んで赤字になってはいけない とは言われていないのだ
とジョージは結論付けた
16イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/07(土)23:46:37 ID:GzP [4/4回]
>>14

「火炎喰いのスライムの粘液を勧められたぞ。火薬武器は不安定であまり人気がないようだ」

 ニトログリセリンのような性質だろうか。一応爆薬の類だが、何とも危なっかしい。
 しかし、軍事スキルがあれば、特定の土に混ぜれば安定することが分かるだろう。

【墨音の時代の知識から爆薬作成が可能】

>>15

 実際、悪銭蔓延るこの時代にあって、ジョージが出した銀貨に対する反応はすごかったとか。
 あっという間に質のいいブーツがパーティー全員に行き渡ったのは言うまでもない。

【ついでに賄賂目的の警備兵に絡まれたが、ぶっ飛ばしたのも言うまでもないので割愛】

 -----------

>>14-15

「元々、山岳地帯である以上、インフラは良いとは言い難いが、今は暗黒時代。相当な悪路を行くことになりそうだ」

 こうして一行は出発、先ずは近隣の村を目指し、そこに住み着いて住人を恐怖に陥れるグリフォンを退治だ。
 流通麻痺の事象のひとつ。まあ、さほど非道いことににはならないだろう(イムカ談)

「まあ、重要だがそれほど深刻なことにはなるまい」

【ピコーン(フラグ】
17鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/08(日)00:04:13 ID:ngO [1/2回]
>>16
「…ん、これ…」
「なぁ、サーボスカルでこれの性質が読めたりしないか?」

爆薬の精製はなんとか叶うと言ったところであろうか
最もそれはサーボスカルの解析が無ければ、出来も量も微妙なものとなるであろうが
片腕での作業では矢張り、限界は割とすぐに訪れるものなのだ

「…私も良い靴履くべき?」

ブーツに関してはアレな感じではあったが
何せ移動はほぼ松葉杖頼りであるが故に


さてはて?


「グリ…、い、いきなり大物じゃない…?」
「…まぁ、いい…ん、覚悟していくよ…」

そんな墨音は実際経験が浅いが、それでもイムカのおったてるフラグだとか諸々の属性に関しては既に知っている
苦笑と共に元気良く出発だ、旅路に幸多くあらん事を
18 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/08(日)00:08:24 ID:p7T [1/2回]
>>16
ジョージ「いい品が揃って何よりです」
汚れた拳をぬぐいながらにこやかに言うのであった
何故拳が汚れたかって? ナンデデショウネー

ジョージ「グリフォンですか・・・昔ペットにしている貴族を見たことがあります
     戦うのは初めてですね」

グリフォンをペット ブルジョアの考えていることは分かりませんね

ジョージ「悪路を行くのはいい鍛錬になります 行きましょう」
と 意気揚々と出発することでしょう
19イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/08(日)00:09:57 ID:ofb [1/2回]
>>17

「んっ?ちょっと待て」≪0001111010101≫

 サーボスカルが性質を読むことでややグレードは低く、量もイマイチだが火薬調達の目処が立つことだろう。
 あと、踏ん張りとか色々あるのでブーツ購入は墨音にもオススメだ!

>>18

「貴族にとってステータスは重要だからな。気持ちはわからんでもない」

 なお、イムカも案外に同じ穴のむじなめいているのか、
 ある惑星の白獅子っぽいアニマルをペットにしてたことあります。ブルジョア!

>>17-18

【越境者という、とにかくめだつなんか】

 たまたま村に到着した時にたまたまグリフォンの襲撃が絶賛発生中。
 準備とか弱点の下調べとかも糞もない。すぐさま対応せねばなりますまい。

【村の家屋は絶賛炎上中。なお、グリフォンは火を吐かない。ならば何故!?】

「先手必勝は戦いの定石だからな」

 イムカが虎の子のミサイルを初撃でブッパしたからである!爆炎であっさり燃え広がった。
 しかし、雄雌一対の二匹のグリフォンの内、一体をこの先制で倒したのだから幸先よし!

「ぎゃああああ!!」「連中!どういう性格しているんだーーーっ!!」
「ワシの家ががああああああッ!!」

【火に巻かれ、逃げ惑う住人!!なお、二匹のグリフォンがそのまま暴れまわった場合の人命損失は看過しがたいものとなったろう!正義!】

「コラテラルダメージだ。泣き言を言うな一般ピープルども。よし、さっさとミッションを終了させるぞ!!」

 イムカは頼るべき仲間達に号令して、残り一体へのアタックを指示!
 釈然としない何かを感じるなら、それは捨て去ったほうがストレスが溜まらないのでオススメだ!

「GYAAAAAAA!!」

 哀れなグリフォンはトンデモない連中がやってきたと半ばパニックを起こし、
 恐慌状態で飛びながら、酸のブレスを吐きつつ急降下で襲い掛かる!!

【そのまま、落下衝撃と共に鋭いかぎ爪で身体をバラバラに引き裂くつもりだろう!!】

//次で〆予定なのでお好きな攻撃をドゾー
20鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/08(日)00:16:27 ID:ngO [2/2回]
>>19
「…サイズがでかいなぁ…」

尚、靴は墨音の元来の足の小ささと指が欠損している為にサイズが今ひとつ合わなかったようだ
最もそれでも、普段のスニーカーよりは余程頑丈ではあろうし良いものであるが

んでもって?

「」
「」
「…よし!食らえ!!」

絶句、ともあれマルチサイロより早速爆弾発射!
これは炸裂というよりは延焼効果を齎すものであり、即ち当たればグリフォンの羽毛を焼き尽くさん勢いで燃えるであろう!
無論墨音としては、その後の民たちの避難誘導や救助にも尽力したい心情が存在してはいるのだが!
21 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/08(日)00:31:58 ID:p7T [2/2回]
//すみませんおなかいたい
22 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/08(日)00:36:27 ID:ofb [2/2回]
>>20

「GYAAAAAAA!!」

 繁殖のため滋養ある人間の血肉を喰らい滴る血で喉を潤そうという魔物の本能は、
 間が悪すぎる来訪者の登場によって悲劇的悪夢と化す!!

【酸を吐きながら急行下の最中、墨音が放った火炎弾が炸裂!】
 【→あっという間に火だるまとなり。降下攻撃はその勢いを失い混乱の坩堝!!】

「イヤーッ!!」

 火に包まれて落下するグリフォンの眼球にイムカは黒旋棍を捻じ込み、脳を掻きまわして絶命に至らしめた。

「墨音、よくやった。ミッション完了だ。よし、この調子で依頼を続けるとしよう」

 イムカは無表情ながらも、頷くのだった。
 この調子…そう、これからも一事が万事、この調子となるのだ!!


>>21

//ご無理なさらず―では〆まっす

 ---------------

「王が鉱石神によって賜りし国土を荒らしまわっている連中がおる!!」

 実際は流通回復の一助になっているだが、悪目立ちしすぎてこんな風評。思いっきり王族の目を引いたそうな。

 ---------------

「デスーん」

 辺境でゴブリン大進撃を退治しているトンチキはこの噂に空いた口がふさがらず、
 のちに相棒のYAKUZAのご先祖様の地に迫る人間台風の脅威にナムアミダブツするのだったとさ。

 -------------ーー

//めでたしめでたし
23α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)22:22:18 ID:XSW [1/6回]
【泣きっ面に蜂】

 前回までのあらすじ!!

 暗黒時代の金属の王国にて、ただでさえややっこしい状況に
 銀河級大迷惑政治将校もとい、惨劇なのがうろちょろしていると聞いてさあ大変。
 まあ、それはそれとしてハゲミナサイヨッ!!!

 -----------
 --------

【城塞都市モールモースにて――】

 ドガン!と家屋に巨大な岩石がぶち当たる。
 それそのものの質量を衝撃は脅威の一言であり、さらにはばら撒かれる破片もまた脅威だ。
 勢いよく散らばった破片ですら、当たり所が悪ければ人ひとりの生命を断つに十分な威力がある。

「だーーッ!メシステーションが消えちまったデス!」

 こんな状況でもトンチキを欠かさないのはα-12。カノッサ随一の愛されガール(自称)である。
 この叫びもさもありなん。食料ステーションになっていた酒場が今の一撃でペシャンコだ。

【ゴブリンの大進撃:モールモール側もよく戦っていたが、相手方の攻城兵器が到着して以降、防壁を飛び越えてのアタックが増加している】
24かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/10(火)22:26:26 ID:jWB [1/4回]
>>23
ロイ「投石器の投入か いよいよもって厳しくなってきやがった」
飯ステーションということで中で働いていた者も多かっただろう
1人でも生存者を助け 使える物資を確保せんとがれきの撤去をが始まった

ロイ「おめぇも嘆いてねぇでさっさと手伝え 時間は待っちゃくれねぇぞ」
自らも瓦礫の撤去を行いながらトンチキのケツを蹴り上げんとする
25 : アラズ[sage] 投稿日:19/12/10(火)22:29:22 ID:Y9Q [1/2回]
>>23
「…えーっと、どーすんだこれ」
「このまま石の雨を浴びるのを待つってのは、私はゴメンだぜ」

巻き込まれる形でのアラズは、数日前に越境してしたばかりである
無論全ての状況を呑み込むより前だ、この緑の大進撃は

「なんならアレか、投石機だけでもなんとかしに…あぁ、決死隊でも募ってみるとか?」
26α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)22:41:49 ID:XSW [2/6回]
>>24-25

「デスデス」

 言いながらもロイをじーっと見るガスマスク。
 何故ならば、いつ彼が急に「タイムパラドックス!」と叫びながら透明になってドロンするか、
 とても心配心配なα-12的には戦々恐々なのだ!!!

「金男=サンのご先祖様、この時期なにやってたデショーかデス?」

 場合によっては、惨劇に運命宿命今後のアレコレをブン回されかねないのだ!!
 とまあ、それはそれとして、瓦礫を退かしながらの救助活動。

【割烹着な何人かの死体が出てくる。が、その何れもが中に居た非戦闘員を守ろうとした結果であった】
 【家屋が崩れる一瞬で床を貫いてそこに多くを押し込んだのだ。壮絶の一言と言えよう】

(戦力的には非戦闘員を見捨てても生き残るべき人材だったデスけど…こればかりはα-12の物差しで測っちゃダメデスね) 

「事情にびみょいイレギュラーちょっとこっちデス」

 状況を把握しきっていないアラズに耳打ち、

「歴史上だと、この都市、どうあがいても陥落しちゃうデス。どんな形で、ってのは情報残ってネーデス」

 つまるところ、はじめから負けが決まっている状況に流れ着いてしまったワケで、

「だけど、政治的に今最悪な状況でα-12達がウロチョロするのはスパイで縛り首リスク高すぎデスし、
 路銀も無かったので参加中なんデスけど…」

 α-12に関しては一緒に戦っているうちに情が沸いてしまったって奴で、こうして戦っているわけだ。

「歴史は変えられないかもデスけど、正確な伝承残ってない分マシな結果引き寄せられる可能性あるかもって感じデス」
27アラズ[sage] 投稿日:19/12/10(火)22:49:19 ID:Y9Q [2/2回]
>>26
「…ふ、ぅーん…成る程ね」

唸りながらも四肢に細身の触腕を巻き付け、外部強化筋肉として瓦礫の撤去を行うアラズ

「…ま、お二人様の性分もわあってるつもりだ、ご苦労なこったな」

なんなら独り見捨てて逃げ出しても、なスタンスのアラズ
しかしそれをしないのは、彼女もまたニアのクローンであるが為である

「へーいへいへい、負け戦には慣れてっからな」

事実、敗戦という闇の中でか細い光の鉱脈を探し当てる必要があるのだろう
28 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/10(火)22:52:06 ID:jWB [2/4回]
>>26
ロイ「あそこにいたのは父型の祖父で純血のドワーフだ 建国前からこの地に住まう一族で
   平時は掘り師 有事は斧をもって戦う補助戦士として生きていたはずだ」

ロイ「それ以上のことは分かんねぇんだよなぁ 前に聞いたことがあったんだが教えてくれなかったんだ
   その時は不思議に思ったもんだが・・・ひょっとして惨劇に巻き込まれた記憶を思い出したくないのかもしれん」

と渋い顔 んで無事な非戦闘員たちを掘り起こし 安全・・・比較的ましな場所に避難させてやる

ロイ「ほんとなぁ・・・なんで強く聞き出さなかったんだろうなぁ・・・」
29α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)23:07:36 ID:XSW [3/6回]
>>27

「まったく、金男=サンのお人よしには呆れるばかりのα-12デス。
 お付き合いも大変大変なのデス」

 やれやれポーズを取っているトンチキトルーパーであるが、
 どっちかというと、コッチの方が大甘の甘ちゃんだったりする。

【カノッサ機関はやっぱり教育をミスったっぽいのだ】

「あ、ズッコ便利デス」

 触腕をダイレクトにパワーアシストにするアラズをちょっとうらやましく思う瞬間である。
 瞬発力めいたパワーはディープメイカーの亜種であるver.αには搭載されていない。
 精密動作性重視の結果だがそこは無いものねだりといえよう。

>>28

「金男=サンの言う通り思い出したくなかったんじゃねーデスか?」

 なんとなくジト目になって言ったものだ。

 ~~~~~~~~~

【どっか】

「行くぞ!ぬ?何でこんな目にだと?ドワーフなら泣き言無用!」

 トンでもない性格の将校に引きずり回されているハメになったドワーフが一人いたとかいないとか。

 ~~~~~~~~~
30 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)23:07:47 ID:XSW [4/6回]

 -----------

>>27-28

「おーう、ひっでえ事になったな」

 ノシノシと歩いてくるのは一人のドワーフ。
 このモールモースの傭兵頭にして、鋼の壁のフルーフという名で後世に名を遺す男だ。
 α-12の見立てでは、少なくともα-12の1.8人分の戦力であるとのこと。

「石の雨のおかげで、状況もだが士気にガタが出始めてやがる。
 脱出計画も考えなきゃいかん状況だが、まだもうちょっとはもたさなきゃなんねえ」

 今、金属の王国は愚王の治世により国内がガタガタでどうにもならない状況である。
 このモールモースが抜かれた場合、酷いことになるだろうことは明らかだ。

【そしてどっかの惨劇ご一行が大暴れして王権の目を引いている状況で歴史通りのクーデターのイベントが進んでいる】
 【帝国の密使モドキな惨劇さんに、無駄に拡大する被害損害その他モロモロに顔を引きつらせているかもな松葉杖さんと紳士さんな】

「ちぃと、無理しなきゃなんねえ。そこのアンポンタン(α-12)のねーちゃんの言うような、
 決死ってほどじゃあねーが、カチコミが必要だ」
31かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/10(火)23:14:38 ID:jWB [3/4回]
>>29
ロイ「奇遇だな 俺もそんな気がしてきた」
げんなり

~どっか!!~

どわーふ「鉱石神ハルストバルスよ 我に小指を砕きたまえ・・・」
死んだような眼で惨劇に連れまわされるドワーフが1人 いたとかいないとか

~どっか終わり!!~

ロイ「やぁフルーフさん 逝けといわれりゃ逝く所存ですぜこっちは」
と やってきたドワーフに笑みを浮かべる

ここいらで一発景気のいいところを見せなければ どのみちゴブリンがここを抜く前に士気低下で瓦解しかねない状況である
32 : アラズ[sage] 投稿日:19/12/10(火)23:16:27 ID:7y4 [1/2回]
>>29
「え、何、お前のじーちゃんいたの?」
「マジかよ、見てみたかったな、似てんの?」

かつて元猫人のイリーがお世話になった時の話を軽く聞いているらしい
ロイのご家族に興味を示しつつも、外見以上の膂力を持って瓦礫の除去と生存者の救出を行う

「…ま、お人好しは越境者の流行病だな」
「そりゃお前、隣の芝生は…ってやつじゃねぇか?私のは銃撃ったり出来ねぇぞ」

私も感染ったか、と苦笑
ともあれそうしている内に鋼の壁の登場
実際その辺の歴史には完全に無知ではあるが、それにしてもその佇まいや空気から英傑そのものの気配を感じれるくらいは出来た

「あぁ、カチコミね…いいじゃねぇか、そう言う方が性分にあってんだよ」
33α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)23:35:02 ID:XSW [5/6回]
>>31-32

「誰がアンポンタンデスか!ムキーッ!!」

 お怒りポーズしながらも軽くたしなめられてしまうα-12であるが、
 ちょっと考える仕草をすると、彼女は訝しみながらも越境者に耳打ち。

「たぶんデスけど、フルーフのおっちゃん。レジスタンスとどっかで繋がっているポイデス。
 クーデター側の情報を噂って称してα-12や仲間達にお話して、士気維持しているデスけど」

 α-12曰くクーデター状況の把握と、モールモースの守備目標が奇妙に連動しているという。
 どうやら、ここにも表だって歴史では記されなかった事情が見え隠れするところ。

【現地人のロイにとっては、さしずめ歴史学者が心底羨ましがりそうな状況にあるといったところか】

「じゃあ行くが、今回は小細工使うからよ!肝の据わったお前たちなら文句なしだ!」

 離反トクシュブタイ達に護りを任せて、傭兵頭直々にミスリルの斧を掲げ出陣の構え。
 無駄に大仰かつ目立つように振舞っているが、これはある種の演出であろう。希望と言う名の英雄たらねばならぬという。

 ------------

【ゴブリン大進撃】

「……デスゥ。これはかなりクルデスね」

 α-12達は今、歩いていた。場外の…ゴブリンやトロールがひしめく敵陣真っただ中に、だ。
 すぐそばをガラクタのような武器や防具を帯びたゴブリンの群れが濁流のように通り過ぎていく。

 ドンドンドンドン!と、耳をつんざくグリーンジャイアントの戦太鼓。
 時折、腰の袋に満載した捕虜の人間を一つかみしては口に放りこむ。太鼓と断末魔のハーモニーにゴブリン達は下卑た嗤いをあげる。

「あんまり声出すなよ?気付かれるときは気付かれちまうんだからな」

 戦闘を歩くフルーフ。そして後方には越境者達。
 現在、彼等の周囲には多数の輝く刻印…ルーン魔術が舞っている。

【意識逸らし、幻惑、足跡隠し、位相曲解、混乱、結び目――計20を越えるマスタールーンが一行をステルス状態にしていた】
 【ゴブリン達は越境者達を全く認識できていない。目の前に居るのに、目も耳も、鼻もは彼等を捉えども脳には届かず、認識が出来ない】

 クルトや七八のステルス技能をパーティーレベルまで波及させていると言えばいいか。
 敵陣の中ではゴブリンの邪悪な魔術的カウンターもあるにはあったが、まったく機能させていない。
 だから、眼前のゴブリンも、トロールも、ゴラックスも何もかもが彼等を認識できない。

「ま、ドラゴンの卵をいただいたりする時なんぞに重宝するモンだな。あまり離れるなよ?びびったりもナシだ」
34かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/10(火)23:43:25 ID:jWB [4/4回]
>>33
歴史学者がうらやましがるような状況ではあるが
それは果たして壁を超えて岩の礫が飛んでくる状況でもそう言ってられるだろうか?

~それからどうした~
ロイ「全くだ 何が縮み上がりそうだぜ」
ルーンの中 α-12に軽口をたたく

ルーン魔術はこの国ではポピュラーな方だが こんなマスタールーン塗れになることなんてそうはない
実に貴重な体験をしているといえよう そしてこれはどこまで続くやら

ロイ「・・・・・・」
先程は軽口をたたくも この状況はさしものロイも表情が硬い
もしも万が一があれば 絶体絶命なのは確かなのだ 今はただフルーフについていくのみである
35 : アラズ[sage] 投稿日:19/12/10(火)23:45:00 ID:7y4 [2/2回]
>>33
「思ってたカチコミとちげぇなぁ」
「もっとこう、イムカなアレかと思ってたぜ」

既にアラズの中で形容詞と化したイムカ
しかしグリーンスキンの中をずんずか歩くその様子に躊躇いや逡巡、戸惑いも皆無
彼女は実際精神的にタフであり、同時に死への対応にドライだ

「…これとか引っ叩いたらバレる?」
「トロそうだし、擽るくらいならセーフかな」

トロールを指差しながら悪戯めいて
無論実行する積りなどない、ほんのジョークなのだから。多分
36α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/10(火)23:59:46 ID:XSW [6/6回]
>>34-35

「冗談でもオススメできねえな、姉トンチキ。それにコイツぁ、行きはよいよい帰りは怖いって奴よ」
「デスデス、姉トンチキ…プククククク~デス」

 アラズのジョークに歯を剥いて笑うフルーフと、
 姉トンチキ呼ばわりにニヤニヤなα-12。なお、妹トンチキ扱いされていることは無自覚!!

「ロイの旦那。ああいうお馬鹿な嬢ちゃん達はいいなぁ。ああいうのがイイ女になったりするんだからよ」

 バレれば酷いことになるだろう状況。胆力で人選したとはよく言ったものである。

【そうして、ズンズンとカタパルト等の投石器がならぶ攻城兵器陣地に到着】
 【→投石器のドワーフに連なる意匠を見るに、元は金属の王国のモノが奪われてゴブリン達に使用されている】

 投石器に彫り込まれた鉱石神の意匠は潰され血錆びに穢れている。

【国家守護のための兵器が国家を害す者どもに運用されているとは何とも皮肉であった】

「さっさとコイツラ(投石機)はぶっ壊して介錯してやらにゃあよう。見るに忍びねえ。
 俺はあっちのグロックスの群れに混乱仕込んでくる。こっちは任せるぜ」

 投石用の石が積まれている影でフルーフはルーン魔術を解いて離脱。
 プランは正に力業だ。投石器をぶっ壊し、敵を混乱状態にした上で、
 包囲殲滅される前に真っすぐに自陣に向かって突っ込んで離脱だ。稀有なる実力と運無くば犬死に必至といえよう。

「BAAABBBBB!!」「GOOOBBBB!!」

 投石器を任されているゴブリン達は、そろそろ大石だけを撃つのに飽きたのか、
 散々に〝使いつぶした〟残骸をタマに込め始めた。

【それは拷問された捕虜であり、凌辱されつくした婦人の遺骸であり、首を刎ねて楽しんだ幼子のソレである】
37アラズ[sage] 投稿日:19/12/11(水)00:10:52 ID:MqU [1/1回]
>>36
「あ、姉トン…」
「…笑ってんじゃねぇよてめぇ元祖トンチキ…」

己のジョークを上回るセンスに絶句
しかしトゥエルブのお尻をツネろうと手を伸ばす事くらいは出来た

「…ん、じゃあまぁ…」
「こういうのはロイのおっさんの仕事か?」

なんなら私は支援に回るぜ、とアラズ
ゴブリン達の蛮行に対する正義の憤怒を叩きつける事の出来る人物の方が、この制裁には相応しいと確信した故である
最も、効率を重視するのならば己の触腕を叩きつける事に躊躇はないが
38 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/11(水)00:13:38 ID:q4w [1/5回]
>>36
ロイ「まったくだ 女ってやつぁ不思議な生き物ってか?」
そう言ってフルーフを見送るロイ

さぁ目的地周辺 やることは一つ 大暴れしてぶち壊してさっさと逃げる

言葉にすれば簡単 やるはしんどい そんな作戦

ロイ「やるか・・・ッ!!」
なんともトサカにくるタマを見て 目じりを吊り上げながら突撃を慣行
一気呵成に投石器を破壊せんと駆け出した
39 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/11(水)00:17:02 ID:35R [1/5回]
>>37

「みぎゃー―――…デスゥ…」

 おケツを抓られた時、絶叫しそうになるが、
 状況がヤバヤバなので堪えたガマンの子なα-12である。

【ほんっと、このトンチキ達なにやってんだである】

「デスデス。破壊工作で結構広範デス。さ、ぶっ壊しに回るデスよ」

 ----------

>>38

「ぶっ壊しまくって、ラクにするデス。スピーディーにいくデスよ」

 ここは過去。ゆえに助からないものは助からないし仕方ない。
 などという理屈で醒めた目で遺体を見られるほど、ロイもα-12も擦り切れてはいない。

「レッツゴー!デス!」

 不安的爆薬の瓶をたくさん持っていざ、吶喊だ。

//いじょ!
40かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/11(水)22:53:54 ID:q4w [2/5回]
【とある幻想よりの世界】
山間の地方は難儀な者だ インフラが整ってない場所なんてのはもう最悪だ
何をするにも山の一つや二つ越えなければならない

一行はそんな山間の村の一つの世話になっていた
のどかで 惨劇にも合わない静かな村だ そこで力仕事したり狩りしたり小間使いを任されたりしながら過ごしていた

だがそんな折 村長の孫娘が高熱を出した

ロイ「・・・特効薬があるんだが手持ちにないな 特定の薬草が必要なんだが 今持ち合わせがないんだ」
と ロイもお手上げ

と 隣村の医者なら何とかなるかもしれないというのだ

ロイ「というわけでだ これからその医者をこの村までご招待する ちょっと大変な旅路になるが まぁ何とかなるべ」
背負子を括り付けながら一行に話しかける

ロイ「事は一刻を争う 暗い山道を踏破して 山賊が出るって道を突っ切って医者を連れてくる旅路だ 準備はいいか?」
と一行に確認を取った
41ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/12/11(水)22:59:38 ID:35R [2/5回]
>>40

「わうわう(とっとと行くぞ。今回の拙者はヤル気に満ちているのだ)」

 ふわふわしっぽをブンブン。舌をぺろーんと出しながら、
 いつになく行動的なウルリックである!

【何か正義的なのに目覚めた?】

「途中の山にはたくさんのキイチゴが実っておるんじゃ」

 村人A曰く。

【何とも頼りになる柴犬である!】
42かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/11(水)23:10:04 ID:q4w [3/5回]
>>41
ロイ「・・・まぁいいけどよ」
なんとも現金な同行者もいたものだ

【山の中!!】
山賊が出るといううわさからだろうか キイチゴやアケビ ヤマモモなどなど
いたるところに未回収の山の幸が鈴なりになっていた

ロイ「お~い 犬コロ~ さっさと行くぞ~」
そのたびにロイがウルリックを追い立てることとなったのだが
ウルリックは使命感と食欲 どちらを優先するだろうか?
43ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/12/11(水)23:18:48 ID:35R [3/5回]
>>42

「わうーん♪」

 しっぽふりふりしながら、リスのように頬袋を膨らませてもっちゃもっちゃ。
 この偉大なる雷狼の超絶堕落ぶりは、イムカだったら頭を抱えていること請け合いだろう。

「わうわう(アケビもたくさんだ。お主も取れ)」

 ふわふわしっぽの中に沢山収納したらしくご満悦。
 しかして、もともとトンデモなくすばしっこいためか、わりとすぐにロイに追いつく。

「わうん(しかし、山賊とは行きに遭遇できた方が都合が良いがな。護衛対象が加わると中々に難儀である)」

 かなーり食い気に拠ってはいるが、割と目的は忘れていないウルリックである。
 人世の些事にはさして関心が無いふるまいが常ではあるのだが、

【村でのウルリック…要するにふわふわもふもふいきものに対する扱いに何かあるのだろう】

「わうわう」

 デケデケと移動中。
44かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/11(水)23:26:56 ID:q4w [4/5回]
>>43
何と言う堕落 故郷の世界で彼を知る存在がいたのなら一体どんな感想を抱くだろうか?
なお村の中でのウルリック つまり犬コロは 子供たちの恰好の遊び相手兼おもちゃ

撫で繰り回され追いかけまわされ まぁいつものワンコであった

ロイ「全くだ 襲ってくるのならイマノウチに襲ってk知恵欲しいが・・・」
あたりを注意深く探る が 隠れるのがうまいのか襲う気が無いのか
それらしき気配が全くしてこないのだ

そんなこんなで隣村までやってきて ご年配の医者を背負子に括り付けてきた道を戻る1人と一匹

だが案の定と言うかなんというか

山賊「おぉっとここは行き止まりだ 通してほしくばそこの医者の薬を置いてきな」
卑下た笑みを浮かべて通せんぼしてくる小汚い男達

薬を奪って法外な値段で売りつけてくるつもりなのだろう 同じく小汚い武器をちらつかせ 数で囲んですでに勝った気でいるらしい

ロイ「ウルリック ほねっこと犬用ビスケットどっちがいい?」
と 先生やっちまって下せぇムーブ重点なロイであった
45ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/12/11(水)23:35:19 ID:35R [4/5回]
>>44

「わうわう(ものすごーくめーわくなのだぞ。めーわくなのだ)」

 しかして、病気にあえぐガキばら一人助けられぬでは守護等物の名折れ。
 ここで威厳をしっかりと見せて、シツレイなるガキばら共を平伏させんとす。

【行きはよいよい】

 人一人を背負って山道を駆けるというのは、
 ウルリックの本性ならば兎も角、ロイのような人型生物には中々難儀な所業のはず。

「わうん(よほど体幹がしっかりしてねばならぬが、流石は山育ちということか)」

 山岳訓練バッチリならば、なるほど余裕…というわけでもないだろうが、
 出来ないことではないのだろう。

【と、こうしていると帰り道、山賊どもがご登場】

「わうん(誤解しているようだが、拙者はこれでも狼なのだが…ほねっこだ!)」

 なんとも情けない言葉と共に瞳を黄金に輝かせるウルリック。

【山賊どもの小きたない武器のうち、金属製のものが磁石に引っ張られるような状態になるだろう】
 【ウルリックのサイキック→武装解除】
46かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/11(水)23:50:03 ID:q4w [5/5回]
>>45
ロイ「いいじゃないか喜ばれてんだから」
きっと冬毛になってもこもこ度もアップしていることだろう
悪魔的もふもふは子供たちの心をわしづかみにしていた

ロイ「そりゃぁな 緊急時の歩荷なんかも俺らの仕事よ 人よか物の方が運び易いっちゃ運び易いんだがな」
と うたた寝こいてる医者を担ぎなおしながらの言葉

バランスを崩しながらもなんとか転倒せずにここまでこれたのはロイのスキルあってこそである

【帰りは怖い?】
そんで盗賊達の武器を奪うべく異能を解放するウルリック
ナイフやら斧やらがウルリックに吸い寄せられ つんのめってコケたり すっ飛んでいく自らの獲物を茫然と見送るしかない盗賊

ロイ「それで? 何か用か?」
と ロイが無手の盗賊を恫喝すれば 蜘蛛の子を散らすように逃げだす山賊たち
中々に引き際を弁えているといっていいだろう

所で金属はウルリックに張り付いているのだろうか?

~それからどうした~
あれから無事に山を踏破することに成功し 医者は特効薬を用いて熱にうなされる子供を直していきました

ロイ「あのワンコが頑張ったんだぞぅ」
と 子供をけしかけるロイ お子様たちはわんこありがとー と感謝のモフを開始した!!

ロイはその様子をニマニマしながら見守っている
47 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:19/12/11(水)23:58:40 ID:35R [5/5回]
>>46

「わうわう!(安物の金気臭いぞ!!)」

 自分でやっておいて、身体中にペタペタ貼り付いた低品質武器どもを、
 忌々しげに身体を振って剥がすウルリックであった。

「わうん(後はスジ者の恫喝があれば、ご覧の有様をいう寸法よ。ええい、まだくっついておる!)」

【即席の電磁石になったようなサイキックだからね。仕方ないね】
 【→何気にロイをスジ者扱いしているが、コイツもドゴジマ伝説の仕掛け人(バイト)である】

 んでもって?

「わうわう!(拙者の威厳と威容を思い知ったがガキばら共。これを踏まえて今後は崇め奉るが…ってまてい、グワーッ!)」

 あっという間にもみくちゃにされるウルリックは、オモチャにされつつ、
 けしかけたロイを忌々し気に見つめることと相成ったそーな。

//めでたしめでたしでぐっばーいノシ
48ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:26:14 ID:eGd [1/6回]
「釣り行こっか」
自身の拠点の一つである、今はもう利用されていない銃砲店。
一行を呼び集めたソーマタージは、空のカウンターに腰かけたまま唐突に提案した。

【退廃近未来世界 旧ヤラバー近郊の海岸線 現地時刻10:41】

「男一匹!」
バシャリ。盛大な水飛沫を散らし、釣竿にかかった獲物──重汚染により変異した異形の大物──がその姿を露わにする。
大気の悍ましさに震えているかのように、異様にトゲトゲしたヒレをバタつかせ、ビチビチと暴れ回る奇形魚。躊躇いなく尻尾をムンズと掴めば、ソーマタージは空いた手でスマートフォンを投げ渡す。
「写真撮っておくれよ。後で呟くんだ」


寒々とした海風の吹くそこは、絶壁と獣道で通じる小さな砂浜。
そう離れていないのだろう。左手にはフェンスに囲まれた無機質な雰囲気の建物が伺えるが、少なくとも観光施設のようなものではないらしい。付近に越境者一行以外の人影は一切無い。
眼前に広がる海は、過去の爪痕を深々と刻み込まれた、薄めたタールめいて仄暗いもの。人体に直ちに悪影響はない。
どう考えても終わった詰みかけの世界。それでも人は、生命は、最期の時までをへばりつく様にどうにか生きている。

「釣りはいい。生きる為、食らう為、互いに牙を剥くのは獣の性質(サガ)なれど、愉しむ為に殺せるのは人だけに許された特権だ」
黒に染めて後ろに流した髪、帽子、ダウンベスト、サングラス。その姿は恐らく普段の彼を知る者からしても、前情報無しでは気付けないだろう。
釣った魚をバケツに叩き込み、開けたままのビールを口に付け、空を仰ぐ。常に何処か曇り気味の冬の空だ。
49かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:33:01 ID:2xU [1/5回]
>>48
アキレス「ハイチーズ」
―――ギィ!!

と 某リンゴ社製スマホでソーマタージを撮影するのは防寒装備に身を包んだ男アキレス
そして寒い場所でも元気いっぱいのベティ両名

アキレス「そう言えばなんでそんな変装してるんだ? サングラスはともかく髪まで染めちゃって」
と 自らもルアーを手繰り寄せながらの質問である

―――ギィ!!
ちなベティちゃんは謎石遊び用の石を品定めしていた
50 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:39:20 ID:hVB [1/5回]
>>48-49
「…」

タールめいた海を、隻眼を細めながら眺めてやがて視線を砂浜に落とす
シートに腰を落として一息、松葉杖の先でのの字を幾つも描きまた瞳を海の向こうに向けた

「…イメージと違うなぁ…寒いし…」
「なぁ、それ…まさか、食べるの?」

海釣りと聞いてやって来たわけだがまぁ無論この世界に青々しいビーチなどあるはずもない
ある意味予想出来た事だが、どうやら砂浜自体は嫌いではないらしく淀んだ乾風に吐息を混ぜる
51ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:45:23 ID:eGd [2/6回]
>>49-50
「俺は形から入る派なんだ」と臆面なくアキレスに返し、渡していたスマホを回収。よく撮れている。
お返しとばかりに手渡すのは、今飲んでいたものと同じ銘柄のビールの瓶。丁度一人分、
「たまにはイメチェンもするべきだ、違うか?心配するな、こいつは洗えばすぐ落とせる。
 今の俺の事はまあ、普段は会社のそこそこいい位置にいるけど休日には釣りにしばしば出て最近互いにそうだとは知らないまま下の立場の人間と釣り友達になった男だと思えよ」

「泥をよく抜いてムニエルにするとそこそこ美味いゾ」
墨音の問いにもあっけらかんと。この世界では然程珍しくない生き物なのだ!
澱んだ海、腐った空気、キモい魚。大凡バカンスとは程遠い世界だが、ソーマタージは気にした様子はない。この世界の人間だからだ。
「今日は揉め事はナシのつぶてだ。そんなに寒いなら寒中水泳でもしてみるか?目の保養には……やっぱいいや」


「お、こいつは大物だ。人が来ないから丸々と太ってやがるな」
───けれども、楽しい時間というものは長くは続かない。
最初に感じるのは視線。それも無機質な。カメラか何かか。
次に背後から感じるのは、人の気配。殺気と言うほどではないが、それでもどこか剣呑な雰囲気の。
【判定:気配察知→慣れない地と騒音の中でも上記の内容に気付けるかどうか】
52鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:53:19 ID:hVB [2/5回]
>>51
「…こんなになる前は、泳ぎも得意だったんだぞ」

自嘲めいて片頬を釣り上げつつ
しかしてお魚、成る程世界が違えば食材も違う
ならば挑戦すべき…なのであろうがイマヒトツ忌避感が生まれるのを禁じ得ない
多分なんだかんだで食べてひとくち、基本は拒むであろう

「…そうありたいよ、こんな海でくらい平和に…」

ぎゅ、と海色のペンダントを握り締める
体の多くを失っても尚戦に生きる彼女の、数少ないアクセサリーのひとつ

「…、」
「…なんだろう、なぁ…何か、他に来てないか?」

キョロキョロと周囲を見渡しながらにふたりとベティちゃんに尋ねる墨音
軍属で鍛えられた墨音の感覚は、大気の微振動にも鋭敏である
53 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)22:54:15 ID:2xU [2/5回]
>>51
―――ギィ!? ギィギィ!!
アキレス「あぁうん もうちょっと後でね」
気味の悪い魚が旨い と聞いてこのサソリが黙っていなかった
早速アキレスにクレクレ催促 だが調理できるのはまだ後の方であった

アキレス「よく釣れるなぁソーマ」
打って変わってアキレスはボウズ継続である 運が悪いのか ルアーが悪いのかは分からない

が アキレスはその小動物的な危険察知能力で数々の危機から逃げてきた実績がある
多少知らない土地であってもそうは変わらない

アキレス「・・・ッ 誰か来るぞソーマ」
小声で注意喚起重点 まだ敵意殺気の類ではないが いつでも逃げられる心の準備はしておこう
54ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:00:22 ID:eGd [3/6回]
>>52-53
墨音の耳朶を揺さぶる足音。硬いものが砂を踏むもの。
アキレスの直感を擽る気配。恐らく堅気の物ではない、死の臭い。

「自撮りもしちゃお───」
最後にソーマタージ。海を背に撮ろうとスマホ片手に振り向いたところで、ピタリと動きを止めた。


元よりそこしか道はないが、一行が来た道を通ってきたらしい。背後に立つのは数人の男達。皆が一様に清涼感のある黒いスーツに身を包み、サイバーサングラスで目元を隠す。
一人一人の顔は違う。クローンではないが、纏う気配はそれに近い。血肉を浴びて無限に機械的に殺す殺人の気配。プロフェッショナル。
リーダー格らしき男はゆっくりと、微かに首を回す。順繰りに一行を確認したらしく、そのまま口を開いた。

『───大変申し訳ないが、ここは私有地だ。速やかに立ち去っていただきたい』
静かな、けれど威圧的な声音。ジャケットの襟のピンが、反射光に僅かに輝いた。
それはこの世界、この辺りの一大シェアを誇る警備会社の社章。並みの人間なら、普通は関わり合いを恐れて立ち去るサイン。
「───ブラックウィドウだ。PMC紛いの粗忽者共」
仮にこの世界の知識が無くとも、ソーマタージが小さく囁いて教えてくれるが。

「言ったろ、揉め事はナシだ。大人しくしとけよ───」
小さく警告をするソーマタージ。対する男達は、横柄なる態度を崩そうともしない。成果の詰まったバケツを覗き込み、ジロジロとシートに視線を向ける。
『聞こえなかったかね?ここでの騒ぎは困る』
55鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:13:03 ID:hVB [3/5回]
>>54
「…」
「あぁ、すまなかった、知らなかったよ」
「…ステキなビーチだと思った」

勝てるか否かで言えば、正直分からなかった
少なくとも、自身が足を引っ張る事になるなと客観的に見抜く事が出来る程度には、彼女はクレバーである

「すぐに片付ける…申し訳ない、紳士な対応に感謝するよ」

死臭とそれと殺しの空気
それらを隠す事もしない彼等を前に、従って見せる以外に墨音には浮かびはしない

「分かっているさ、今日は平和に行こう」
56 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:14:36 ID:2xU [3/5回]
>>54
背後から浴びせられる声 ゆっくりと振り返れば そこにはこの世界らしからぬかっちりしたスーツの男達

アキレス「あ~・・・これは失礼を 知らなかったとはいえ迷惑をかけた」
下手に刺激せぬようにしつつ 釣り座を片づける ボウズでよかった 撤収が早くていい

アキレス「それじゃ ベティ帰るぞ」
―――ギィ!!
アキレス「泥吐きさせたらね」

ベティは飯か? と確認を取る アキレスはそれに答えながら来た道を帰ろうとする
57ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:22:37 ID:eGd [4/6回]
>>55-56
『ウエストテック社の研究所だ。ガキの見学会は受け付けていない』
墨音の世辞、アキレスの言葉にも表情を一切変えないその立ち振る舞いは、警備員と言うよりは本当の殺し屋じみて。
空のバケツはスルーされたが、ソーマタージの物は違った。ひっくり返され、海に強引に還される魚達。
徹底的にこの地の物を持ち帰らせたくないらしい。有無を言わせぬサイバー光が睨む。
「勿体ない……」

まるで検閲所めいて、二人を刺すような視線でジッと睨みながら通す男達。
何かを持ち帰る事は恐らく不可能に近いだろう。彼らのサイバーグラスに搭載されたX線透視装置は、それを許さない。

「ああ、ああ……分かったよ。ホラ、早く行こうぜ」
そして殿。普段の態度が嘘のように、肩を縮めて男達の側を通り抜けようとするソーマタージ。その肩を猛禽じみた手にがしりと掴まれ───


「グワーッ!」
殴打!リーダー格らしき男の裏拳が頬を張り、衝撃で取り落としたスマートフォンを他の男が空中でキャッチ、躊躇いなく海に投げ棄てる!横暴!
殴られた部位と耳元を押さえ、弱々しく呻いて地面に倒れるソーマタージ。その上に懐から出した数枚の貨幣を投げつけると、リーダー格らしき男は吐き捨てる様に言った。
『ここでの撮影は困る』

一見痛みにもがいているかのような手足のバタつき。しかし、向けられた手の平はハッキリと語る。「手を出すな」と。
……少なくともソーマタージはそう思い込んでいる。事前に説明したわけでもないハンドサインは伝わるか否か。
58 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:28:23 ID:eGd [5/6回]
>>57
//少し訂正な ×何かを持ち帰る事は~ ○この地にある何かしらを持ち帰る事は~
59かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:33:18 ID:2xU [4/5回]
>>57
アキレス「アッ」
―――ギィ!?

ソーマタージが殴られスマホを没収 そして魚も強制リリース
ベティちゃんのハサミは驚愕のまま振り上げられた

おかしい ソーマタージが 『あの』ソーマタージが殴られるままで抵抗らしき抵抗もしない
むしろ何もしなくても殺戮マッシーンに変貌しかねないソーマタージがだ

ここに来る前に平和にいこう と言っていた つまり何か別の意図があったのかもしれない
それならばあの変装も察しが付く ということで

アキレス「大丈夫かよ ほらいこうぜ」
とソーマタージが起き上がるのを手伝い 足早にこの場を去ろうとする

とりあえずソーマタージの名前も出さぬよう気をつけてみた
60 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:36:26 ID:hVB [4/5回]
>>57
「…」
「残念だ、成人したらまたお願いする事にしよう」

折角のソーマの釣果も強制的に返されてしまった
先程までの穏やかな凪の空気の一切がそうされているようで、微かに歯を食い締める
かつこつと松葉杖でこの地を後にしようとした矢先、

「なっ…!?」
「…おい、口で言えば分かる事だろう、我々は従っているんだぞ」

リーダー格の男へ抗議の墨音、実際ソーマの制止もあり手こそ出してはいないが口は出す
最もふたりの様子の決定を覆す程の、裏切りに至るまでの強固な語調では決してないが
61ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:42:48 ID:eGd [6/6回]
>>59-60
離れようとする直前、抗議の声が突き刺さる。立ち止まり振り返ると、リーダー格らしき男は初めて感情を見せた。冷たい侮蔑の冷笑を。
ヒョロい男、木偶の坊、身障者。神経ごと置換されたサイバーグラスは感情を映さないが、多様性の悪しき点を掻き集めたとでも言いたげな気配は何となく感じるだろう。
『ああ、悪い事をした。服を汚してしまったな』

「やめろって……勝てるワケねえよ……」
アキレスに助け起こされ、上体を起こした姿勢でソーマタージは俯き加減にそう言うのみ。嵐が過ぎ去るのを待つプレーリードッグめいて弱々しく。

用は済んだとばかりに、ゾロゾロと連れ立って立ち去る男達。後に残されるソーマタージ達。
誰にとっても散々な一日だろう。肩を貸してくれるよう二人に涙声で頼み、断崖の上に停めた移動用のバンまで向かう事になる。
運転席に付けば、身に降りかかった不幸と理不尽、痛みに啜り泣き、浅く連続して息を吸い込んで───深く息を吐いてサングラスを捨て、エンジンをかける。砂で汚れたから分かりやすいが、涙の跡すら無い。
「……帰るぞ。ここでの用は済んだ」

「その前に、拾う物がある。スペースを空けておけ」
「ここならカメラももう無い。 何だったの?って聞かれる前に言うと、一つデカいヤマを抱えている。お前らには舞台の点検……つまり偵察と調査をする為の、要するに囮になってもらった」
ここで今回のネタバラシ。車を運転しながら、さも当然のようにソーマタージは二人と一匹を利用した事を明かす。
詰まる所、全て演技。嘘。殴られて痛がっていたのも、形から入るというのも。本当の事はあの魚が食べれるという事と“今日は”揉め事はナシという事のみ。


「遠くに見えただろ?ウエストテック社の研究所、あそこに乗り込むんだ。イイだろ」
「中央情報局からの仕事だ、手間はかかるがスリルと儲けはダンチ。誘いたい友達がいるなら早めに言えよ」
大事の前の小事。何の説明も無いまま知らない連中に無駄に威圧された事以外にも問題はあるだろうが、彼は目を向けない事にした。

「お前らを誘ってよかったよ。これが他の連中だったら、賢いからスマートに殺して逃げる算段を整えだして、あそこでオジャンになりかねなかった。流石だ」
62かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:50:57 ID:2xU [5/5回]
>>61
弱弱しい言葉 うん ありえない 2000%ありえない
何をどう考えてもソーマタージからこんな言葉が出るわけがない

つまりは何か別の思惑があるという証左である ということですすり泣くソーマタージを連れてバンまで戻る

そして車まで戻って ここでネタ晴らし

アキレス「dsyn- ソーマがあんな弱弱しい態度取るわけないもんねぇ」
―――ギィ!!

そうだそうだーと言わんばかりにハサミを振り上げるベティ

アキレス「あぁえと やっぱりその・・・鉄火場・・・なんだよね じゃオッサンでも見かけたら声かけとくよ」
63 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:19/12/13(金)23:53:00 ID:hVB [5/5回]
>>61
「…、」
「…ふん、悪趣味なサングラスだ」

せめてもの皮肉もこの程度だ、乾風が冷たく…尾は勝手に砂浜を撫でている

「おい、大丈夫か…?」

杖使うか、と片方の松葉を貸そうと
肩を貸す?多分余計に歩き辛くなりそうだからちょっとアレで応援と心配のみに止まるであろう
最も、余りにも弱々しい彼の態度からもしかしたら、と察し始めてはいる面も多少はあった様子だが

「中央…情報局?」

それはまた、と車内で隅っこに移動して言われるがままにスペースを作りながら墨音
上記の通り何となく予想していたのが、運転席での啜り泣きで確信に変わり次の言葉を待っていたのである

「…まぁ、分かった…問題はない」

これであのサングラスを殴る事が出来るなと鼻息荒く墨音

「…ただ、なんだ…」
「次は、少しは説明してからにしてくれ…心配したんだ、これでも…」
64 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/14(土)00:03:51 ID:Wkz [1/1回]
>>62-63
「あァ、鉄火場だ。バカにするつもりはないがアキレス、お前では荷が勝るだろう。素直に仲介して、紹介料ピンハネしとけ。
 ただもしもあいつが儲けに興味がないインポのコミー野郎なら、むしろ連れてこない方がいいかもな」
その言葉は嘘偽りない本心からの物。曲がりなりにも友人と認識しているからこそ、ソーマタージは向かない物を強要はしない。
おセンチなだけでなく、そもそも足を引っ張られても困るというのもあるが。その辺りも割り切って考えるタイプなのだ。

「そうだ。新オセアニア連邦中央情報局。国内での権威拡大と連邦捜査局との喧嘩に忙しい公僕モドキ。
 この行動が第四次世界大戦の引き金になるのか、世界を救う一歩になるのかは分からない。俺達に必要なのは支払われる数字の桁だけだ」
考えれば彼女は比較的新顔。この世界に来た事も無かったような気がする。
一応簡単に説明を済ませれば、秘密主義への抗議に肩を竦めた。
「演技なら大丈夫だろう、なんて態度に出られても困るからな。真に迫らせる必要があった。 ま、覚えておこう。忘れるまでは」
「それより、お前も来る気か?止めはしないが殺し合い騙し合いにバリアフリーなんてねーゼ。先に言っとくケド」


やがてやや離れた所、研究所に続く道路沿いのガードレールに腰掛けた人物は、近付くバンに気付いて携帯端末を弄る手を止めて頭を上げた。
その人物──強化外骨格の上からポンチョを纏ったエリコ・ベアルザッティは軽く手を掲げ、停車したバンに上がりこむ。
『通信傍受してたが、海辺ではしゃいでたバカ共ってのはお前らの事だったのか。いい囮役だったぞ』

『嫌味を言いたいんじゃないが、朝から働き詰めで腹が減っているんだ。何か軽く摘んでから合流地点に向かいたいんだけどな』
「サブウェイR?寄って帰ろうゼ。今のサブウェイR?にはバイオアボガドもあるんだ。エネルギー満点合成ターキー&有機ベーコンアボガドに培養パン!スーパーサンドイ」
かくしてパンは荒野を行く。永遠に殺し、奪い、戦い続ける事こそが罪でも、それを楽しもうとするかのように。
そのけたたましいエンジン音は、次なる騒乱の前奏曲めいて虚空に散っていく。
「俺達に力を与えるのはサブウェイR?だけだぜ!」

//おちまい
65イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/14(土)22:35:08 ID:rUy [1/4回]
【前回までのあらすじ!!】

 とあるファンタジー世界にて――

 愚王が敷く暗黒の治世。
 ひょんな事からイムカ達、越境者達はクーデター派に間接的に干渉を受ける。

 越境者達(ここ重要)は兎に角めちゃくちゃ目を引くから、
 テキトーに過ごしてくれるだけでこっち好都合と言う投げっぱなしジャーマンな案件。
 どうも、王権打倒の準備が整うまで目を引いておけという意図らしい。

「奥ゆかしい私はともかく、なんともシツレイな話もあったものだ」

 ジョージ君に若干の同情を抱きつつもレッツゴー!

 -----------

【山岳都市クーリフットにて――】

「グリフォン退治…村が半焼」「街道強盗のゴブリン退治…大地からスライムが大量発生で酸の津波が一帯を汚染」
「王族の私兵軍と遭遇戦…流れた血で太古の封印がいくつか解けてエーテルブロウ発生。近隣魔術師の精神的ダメージ深刻」

 ただでさえ治安が荒れ果てている状況の国内で昨今流星の如く惨劇が引っ切りなしに発生中!!
 確かに大元の依頼である流通回復のための根本的な問題は解決しているのだが!だが!

「ふむ…」

 イムカは街の大門を見上げながらひとりごちる。

「まあ、多少の誤差はあれど順調だな。ここで商人ギルドと接触予定だ」

 知っている人ならマジかコイツって目で見たくなるよーな、
 身も蓋も無い言葉を無表情にシレっとのたまいつつ、仲間との会話に勤しむイムカだ。

【イムカは悪意によって惨事を発生させているわけではない。カンチガイしないよーに】
66かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/14(土)22:44:11 ID:yQD [1/3回]
>>65
ジョージ「s・・・そうですね」

ちょっとお疲れな紳士ジョージ・ド・ウィッカム
きっと慣れぬ山岳部の移動の為だろう(ボー

ジョージ「それで・・・商人ギルドと接触してどうするのです? 無心が必要なほど困窮してましたっけ?」

貴族的に見て 商人の世話になることはよくあること 少なくてもジョージはそう認識している
特に力を失った大貴族程そう言ったところに世話になる物である
67イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/14(土)22:55:53 ID:rUy [2/4回]
>>66

「いや、途中経過の報告に加えて徐々に戦地に近くなっていくからな。
 運び手は幾らでも欲しいと荷物運びもついででやらされるそうだ」

 途中の掲示板から取ってきた羊皮紙(本来あった製紙技術もボロボロゆえ)を雑嚢から取り出しつつ、

「ここからは案内人も追加らしい。なんともご親切なことだ」

 ---------

【商人ギルドの会合にて!!】

「つーわけで、雇ってみればシャレにならんレベルだった件についてだ!」

 筋肉隆々のドワーフたちがひしめく一室は何とも肉度がとても高く、
 当然のように並々と注がれているビールのおかげでさらに酒臭くもあった。

「流通路は順調に回復中だ。被害がトンでもないがな!!」「実は帝国の破壊工作ってセンは?」
「…〝らりるれろ(※クーデター派)〟は完全なシロを保証だとよ!」

 髭面一同、頭を抱える。皆、どーしてこうなった!だ。
 ここでちょっとお目付け役付けて手綱引かにゃ、今後、何が起こることやら!だ。

「そんなとこだ。ゴールドマン。あとは任せる」

 肩ポンされるどっかの誰かのご先祖様。なんという運命的な出会い!
68かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/14(土)23:05:24 ID:yQD [2/3回]
>>67
ジョージ「仕事でしたか 分かりました 向かいましょう」

~それからどうした~
ジョージ「ゴッゴッゴッゴッゴッ・・・ふぅ」
出されたビールをしっかりと頂くジョージ

世界最強のメシマズ国家の名をほしいままにする(シツレイ)イギリスであるが
美味いものが無いわけではない 数少ない美味いものの一つがビールである

それゆえビールの味にはかなりうるさいジョージであるが 果たしてここのビールの味や如何に?

肩ポンされるドワーフは憤怒の表情で肩ポンしたドワーフを睨む

ゴールドマン「あの時スペードの5が出てりゃ立場は逆じゃったのに・・・!
       あー ”偉丈夫”ゴールドマンとよばれちょる」

そのドワーフは他のドワーフと比べても頭一つデカかった
と言ってもドワーフの身長であるが

ジョージ「よろしくお願いします ミスター・ゴールドマン・・・ところでr」
ゴールドマン「なんじゃい?」

ロイの名前を出そうとしたが キット誰かに阻止されたのだろう タイムパラドクスだ!と叫ぶ危険はなくなったぞ!!
69イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/14(土)23:22:40 ID:rUy [3/4回]
>>68

「カネの無心など必要は無いからな。必要経費と称して最低限の補給は保証してくれている」

 何を期待しているやらという風情でジョージに目を合わせる。
 実際、旧貨幣(つまり悪銭ではない)での路銀支払いや通行手形、保証書など、
 クーデター派が行く先々でそれとなく接触。半ば押し付けるように渡してくる。

【連中からすれば、ジョージ達(ここ重要)が起こすトンデモ惨劇も必要経費なのだろう】
 【たぶん、ここまでとは…と顔面引きつらせながらだろうが、陽動効果絶大なので是とするしかなし】

「しかしビールは…ふむ、薄い」

 期待していなかったが…であるが、かつてはドワーフがこだわった酒も確実に質が落ちている。、貧困と諦念が蔓延る国内事情ゆえだ。
 それでも中央から離れれれば離れるほど、徐々に改善してきているというのだから、酷い話である。

【ジョージからすれば正直いまいち…というしかないかもだが、それでも最低な環境でどうにかマシにしようという努力も見える味だった】

「ふむ…まあ、それほど珍しい名でもないか」

 イムカはと言えば、そうそうそんな偶然なかろうと考えているようであった。
 背が少し高いドワーフ――巡り巡ってそういう遺伝になるのだろうか。

「ああ、よろしく頼むぞ。それにしてもトクシュブタイが全く機能していないのを改めて思い知る。
 彼(ジョージ)と一緒にここまで来たが、酷い荒れようじゃないか」

 トクシュブタイは保身に走る中央に雁字搦めに縛られて動けない。
 冒険者は弾圧の挙句にギルドが機能不全。とくれば、こうもなろうか。

【今や、村々は出没するゴブリンに対してすらマトモな対応ができない有様。何せ頼るべき冒険者すら殆どいないのだ】
【ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)が機能していない…実際はクーデター計画が進んでいるからそういうわけでもないのだろうが、
 リソースは有限かつ秘匿すべきである以上、近々に援けを求める民衆に対して、それは働いていないに等しい】
70かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/14(土)23:35:32 ID:yQD [3/3回]
>>69
人とドワーフが交わると その後しばらくは低身長の子が生まれる
その中にあってロイは破格の高身長であるのだがそれはまた別の話

ジョージ「ふむ・・・中々の品で」
と ビールをそう評価した

どうにか劣悪な環境で頑張っている と言いたいらしいが 皮肉にも聞こえかねない一言

ゴールドマン「あぁ・・・あぁその通りだともさ プラチナムの輝きは曇り切ってしまった
       全く腹立たしい・・・誰じゃあんなクソッタレにプラチナムの名を与えたのは!!」

怒り心頭 と言わんばかりにテーブルを叩く

ゴールドマン「あんな奴を誰が敬うものか 王なんていなくなっちまえばいいんだ!!
       ああ怒りが収まらん!!」

と 乱暴にビールを注ぎ 一息に飲み干す

ジョージ「我々も手の届く範囲でがんばってはいるのですが・・・」
実際 立ち寄った村々を救助するために戦闘となったことも少なくない

なお結果

ジョージ「それでこれからどうするのです? ミスター・ゴールドマンを連れ添って どこに向かいましょうか?」
71イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/14(土)23:51:49 ID:rUy [4/4回]
>>70

「まあ、国が国である以上、避けられぬことかね」

 暗君の登場は歴史の常とはいえ、こうも短期間で酷い有様となると、
 かなり深刻な問題であり、実際、国家存亡レベルになっている以上は全く笑えない。

【まあ、イムカの銀河帝国に比べれば、これでも遥かにマシなのだからアレだが】

(なるほど、絵にかいたようにドワーフだな)

 これから共をするゴールドマン氏の人となりだが、
 見たところ、頑固かつ無骨、しして忠誠の在り処を知っている…つまりはドワーフらしいドワーフだ。

「ふむ、ドワーフが案内人が加ったところで、今後の予定だが――」

 テーブルに羊皮紙を幾つか広げる。その何れもにギルド印。
 冒険者ギルドは形骸化しているが、きな臭い情報を仕入れるにはまだ有用だ。

「流通の復活を続けることになるが…少しきな臭い情報が入った。
 ここから北の都市…音信不通、伝令も帰ってこない…でよかったか?」

 まさにこの街のギルドが頭を抱えていたところで、やってきたのがイムカ達、ということだ。

【そして、ここから先はドワーフが加わった意義は大きい。ここからますます山道は険しくなる以上――】
 【ドワーフが知悉している幾つかの抜け道、坑道などが使えるというのは殊更に大きいのだ】

 いくらイムカが強化された感覚を持っているとはいえ、
 複雑怪奇なる〝ドワーフの抜け道〟をそのままに使用できるはずもなし、だ。
72かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/15(日)00:03:40 ID:YbG [1/1回]
>>71
ジョージ「・・・かなり危ない状態かと だが完全に殺しつくされてしまったわけではないと思います
     もしも目に見えて壊滅していたのなら伝令が帰って来ない理由が見当たらない
     外部に漏らしてほしく無い何かがある そう考えます」

地図をのぞき込み 意見を口にする

ゴールドマン「そこかい ならここに向かうぞ」
と指したのは ここから南に少し向かった先

ゴールドマン「王国建設以前に ワシらのご先祖が掘った古い坑道がある
       中は入り組んでいて ドワーフ以外が入れば出てこれる保証はない
       都市の中に入れるか・・・少なくてもすぐ近くにはでれるはずじゃ」

といって 両刃の斧を手にする 他のドワーフが持つものよりも一回りでかい

モブドワーフ「ゴールドマンが補助の戦士じゃなかったら名を遺す戦士になっちょっただろうに・・・」
ゴールドマン「阿呆を抜かすでないわ ワシは代々続く金鉱脈の採掘者ぞ」
モブドワーフ「と言っても 同業者に乞われてあちこち堀廻ってるじゃろうに」

ジョージ「では行きますか ランタンの類を持って行った方が?」
そう言ってジョージは準備に取り掛かろうとするだろう
73 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/15(日)00:10:01 ID:tjX [1/1回]
>>72

「そうだな。夜目が利くことは光源をおろそかにしていいということではない」

 とりあえずは今日は燃料から食料、替えの衣類など細々としたものまで、
 しっかりと補給を行うことに費やしたのち、ドワーフ坑道~北の都市へのアタックを開始することになるだろう。

「イムカ・グリムナーだ。こちらはジョージ。ともにただの流れ者だが、よろしくな。ゴールドマン」

 決断的意志がそのまま人のカタチをとったようなイムカがただの流れ者を称しても、
 違和感がパンパない自己紹介であったが、なにはともあれ、クエストは続くのだった。

//いじょ!!
74かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/16(月)22:22:47 ID:wel [1/5回]
【冬の時代】
特に幻想世界において冬と言うのは辛い時期である
それ故に越境者一同 狭間のスクラップヤードを本拠地として物資を大量生産 各拠点に配備することで
このつらい時期を少しでもマシにすべく奔走してきた

結果 ほとんどの宿で想定よりも多い物資を確保できた 少なくても飢えて死ぬことが無い程度には

だが越境者の中に 世界がいくつあるのか把握している者はいない それは宿の数も同じである・・・

ロイ「最近こちらが把握した止まり木同盟の宿からの救援願いが出てる どうやら戦火で焼け出された一団が急ごしらえで創設した宿だそうだ
   秋の間も避難を続けていて碌な備蓄が無いらしい すぐに救援に向かうぞ」

バタバタと慌ただしい狭間のスクラップヤード 先陣を切って出撃する者達が準備に勤しんでいる

ロイ「何をどれだけ と言うのは後発の連中に任せておけ 今は飯 水 医療品 燃料 人が生きるために一番必要なブツだけを持っていく 急げよ!!」
と声をかけたのは・・・?
75ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/12/16(月)22:36:43 ID:aFw [1/2回]
>>74
「は、はいっ!」

とは男装姿のルシオラであった
生憎とこの様な鉄火場に向いた半人や七八、ユノ達は出払っており消去法でこの出番となったらしい

「えーっと、火、水、食料…あと、医療品…!」

とは言えこれはこれで学んだ技術や技能、知識をフルに活用する為教科書通りではあるが動けなくはない
更にその異能は維持時間の問題もあるが、仮の足場などを作るのにも役に立つ
リュックいっぱいに様々な物資を詰めて準備完了!お待たせしましたと小走りでやって来るだろう
76かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/16(月)22:48:52 ID:wel [2/5回]
>>75
ロイ「ルシオラ これも頼む」
と ルシオラの何倍もコンテナを積んだロイが指した先
そこにはルシオラの何倍も担いだロイよりも多い物資の山!!

アキレス「いや担ぐのは冗談だからね 使ってルッシー」
スイーっと音も小さくやってきたのは科学の力でアレをナニしたフロート型の台車である

ロイ「行くぞ!!」

~異世界へGO!!~
主要な街道から外れ 自然の内に消滅した廃村 それをありあわせの道具でどうにか家屋として再生しただけの場所
暖炉には蜘蛛の巣が張り 薄い毛布一枚で複数の者が身を寄せ合い寒さに耐え

どうにか動ける大人たちが雪深いのっぱらを必死になって食べ物を探るが改善には程遠く このままでは飢えて死ぬか凍えて死ぬか

ロイ「越境者だ!!助けに来たぞ!!アキレスは荷ほどきと調理の準備!! ルシオラは暖炉に火をつけ その後けが人病人の募集!! ボロウズは家屋の補修!! 急げ!!」
ゲートから出てきたロイは早速矢継ぎ早に支持を出す
77ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/12/16(月)22:54:25 ID:aFw [2/2回]
>>76
「」

白目を向いて倒れそうになるのを、アキレスの言葉になんとか堪える
その辺の騙され易さは相変わらずなのだ、越境者として慣れて来た頃合いにも関わらず

さてはてそうして?

「…はい!着火剤を…えーっと、こうして薪をくべて…」

薪は星型に組んだ。延焼時間を最優先としたが為である
着火なども慣れたもの、と言うより着火装置を持って来ている為に技術はほとんど不要なのだった

「よし着いた!」
「…おケガをなさっている方、いらっしゃいますか!?」

行動は素早く迅速…かつ慌てぬように冷静に
トリアージタグを取り出し一同に向けて呼び掛ける
78かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:11:46 ID:wel [3/5回]
>>77
ボロウズはモブの人たちの力を借りて屋根にブルーシートをかぶせていく

そしてルシオラが暖炉に火をつけるや 凍えきった避難民たちがその周りに群がる
アキレスは燃料を少しもらって竈にも火を入れた デカイ鍋をかけて湯を沸かす

そしてトリアージタグを取り出したルシオラには あちこちから声が上がった

戦火に巻き込まれたときの外傷や火傷 疲労からくる風邪 重くなった肺炎
低体温症に凍傷 栄養失調 そのた種類を挙げればきりがない
タグも緑から赤まで様々だ

そして部屋の角にもいた・・・が 彼らのタグは 黒 だ

アンジェロ「遅くなりました すぐに治療を開始します タグ赤から来てください」
と 背中に純白の羽根を生やした癒し手 アンジェロがやってくる 医療関係は彼に任せることになる

ロイ「ルシオラ 飯を作るから手を貸してくれ 大分飢えているから消化のいいパンがゆを作る
   持ってきたスープに粉ミルクをまぜ ちぎったパンを加えて煮込むんだ 大量に作るぞ」
79ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:19:07 ID:rwL [1/3回]
>>78
「…」

奥歯を噛みしめながらに黒のタグを付けた
こうした場面との遭遇は少なくはないが、それでも慣れるものではやはりない

「お願いします、火傷とか凍傷とかがやっぱり…」
「…はいっ、やわらかく…かつ、美味しく!」

ケガ人達をアンジェロの天使の奇跡に任せてロイの元へ走る
食事とは生存欲求への権化である
そして食欲の回復は生きる気力の復活でもあるのだ
大量に、素早く…美味しく!丁寧に作り始める
その辺りの不慣れさから来る所謂「一生懸命さ」は他の…半人やニアよりも遥かに勝る
80かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:33:41 ID:wel [4/5回]
>>79
アンジェロ「これは中々ひどいですね・・・後は任せてください それでは最初の方」
眉間にしわを寄せるも 彼は彼の戦場にはせ参じた1人でも多くの仲間を助けるために

ロイ「そういうこった 急ぐぞ」
パンがゆは製造の簡単さが故にすぐに作り終える

固形スープを使用した塩気のある粥とはちみつを溶かした甘い粥の二種類ができた

ロイ「アキレス!! ジョージとセバスチャン!!他にも誰でもいい 持っていけ!!」
それを木皿によそって持って行かせる

未来どころか明日のわが身すら絶望的だった彼らは 暖を取りあたたかな粥をすすって ここでようやく笑みを浮かべた
助かった事を自覚することができた 中には涙を流すものも

だが喜びの表情だけではなかった あと少しくるのが早ければと 家族を 伴侶を 子を失ったものが嗚咽する

ロイ「・・・・・。」
その言葉には何も言い出せなかった 自分たちは神ではない すべてを救うことができないのだ

ロイ「建材が運び込まれている 台車使ってボロウズまで運んでやってくれ」
ロイはルシオラにそう言った 
81ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:39:54 ID:rwL [2/3回]
>>80
「…、」

悲喜交々
それらの感情の波濤に打たれ、込み上げるモノを堪えられる程にルシオラは強くはない
袖で流れるそれを拭ってかぶりを振って、まだやるべき事は残っている

「はいっ…!」
「…今はただ…やるべき事を…!」

己を鼓舞するようにマントラめいて言葉を唱え、そしてまた働き始める
腕を伸ばす失意と絶望から逃れる為に、死者に呑まれるではなく生者を救う為に
建築になれば己の異能も役に立つ、急ぎボロウズの元へと駆けた
82かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:45:43 ID:wel [5/5回]
>>81
ロイ「・・・・・・」
涙をぬぐって働くルシオラに苦笑一つ 少しは成長しているということか

そして異能をフル活用するべくボロウズの元にはせ参じたルシオラが見たもの

それは

あまりの寒さに冬眠仕掛けてるリザードマン加治屋の姿であった
とりあえず温めてあげよう


こうして新たな止まり木同盟の宿が本格始動し始めた
彼等の前途はまだまだ多難である だが

少なくても今を生きることは とりあえずできそうだ

//少し早いですがノシ
83 : ルシオラ・グリヴルム[sage] 投稿日:19/12/16(月)23:50:56 ID:rwL [3/3回]
>>82
「」

さて、現着して見た光景に思わずズッコケそうになるのは自然な流れであろう
実際この寒さである、ボロウズからすれば割と命に関わりそうな案件…急ぎ上着を被せて近くに創作体で簡素なかまどを作り火を焚べる

「起きてー、起きて下さいー!」
「寝たらダメです、帰って来れませんよー!!」

そうして揺り起こしながら耳元で頑張って呼びかける作業に入るのであった
極寒を生きるモノ達の、小さな小さな一歩

//ありがとうでした、お疲れ様です!
84イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/19(木)22:17:06 ID:QIN [1/5回]
【スプロールにおける皆の味方…インペリアルエンジニアリンク】

 アットホームでタノシイな職場。
 身分不逞でなかなかお仕事につけない越境者にも大人気。
 能力次第ですぐに重要なポジションにつけます。

 ---------------

「月・月・火・水・木・金・金の精神だぞ。休みが欲しい?カロウシしたら幾らでも休める」

 ゾンビのような顔つき(前頭葉切除済みの単一技能奉仕者を運用してるからシャレになってない)の皆々様が
 今日も勤労意欲旺盛にガンバルンバである!!

【カネと契約に雁字搦めにされた労働の徒!出入口は全てアサルトライフルを構えた警備員がいて安全確保。
 何?何で目線が出口側ではなくこちらを向いているかって?些細な問題だ!!】

//さあ、今日も元気にタダシイ労働だ!!
85タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/19(木)22:27:36 ID:5je [1/5回]
>>84
「お味噌汁、豚汁、すいとん、お味噌汁、豚汁、すいとん…」

謎の作業にひたすらに没頭している半人、無機的なモードによるその効率は素晴らしい
最も内容自体が何やってんの?レベルなものであるが故にアレなアレではあるわけだが

「…お味噌汁、豚汁、すいとん、…ちゃんこ鍋!…お味噌汁、豚汁、すいとん…」

月、月、月、月、月月月!
86 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/19(木)22:29:04 ID:G94 [1/5回]
>>84
──24時間働けますか───。
巫山戯たフレーズが脳裏を過る。馬鹿馬鹿しい、“働く”のだ。24時間でも、24日でも、24万年でも。
労働こそが人生。勤労こそが人を人たらしめるファクター。ドロップアウトした箸にも棒にもかからぬ落伍者など、誰も求めはしない。
お前も、お前も、お前も。皆一様に働け。それこそが正常にして健全なる人の営みなのだから───」

「───ウェー、ゲッホ……どこまで読んだっけ」
物々しく薄汚れたボロボロのノート。感傷的な字体で『台本』と書かれたそれを数度捲り、ソーマタージは割り当てられたデスクから足を下ろす。
職業差別意識が根強い彼からすれば、越境者で傭兵など古代の奴隷以下の社会的地位に等しい。だからと言って、自分自身がそれに従うかは別なのだけれど。


「ウンチしたいからトイレ行っていいよな。漏らすぞ」
チラチラとライフル構えた警備員を伺い、隣の席、周辺の勤労者諸君にヒソヒソ。
なんでこんな環境になっているのか思い出そうとするが、過剰摂取したカフェイン、糖分、アルコール、メタンフェタミンはあたかも移り気を赦さぬ愛の重い女神めいてそれを許可せず、脳を痛めつける。

「……もしかして俺、また何かやっちゃってた?」
87イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/19(木)22:37:16 ID:QIN [2/5回]
>>85

「ドッソイ!」「ごっつあんです!」

 力仕事に従事するタェンティースの同僚たるスモトリ達が、
 彼女が過剰量産する汁物をガンガン消費していく!!

【スモトリ達は火炎放射の高熱の中、ビークルを洗車するという過酷な労働に従事しているのだ!体力にはメシ!!】

「ごっちゃんです」「ドッソイ!」
「ふむ、心温まる交流だな」

 イムカはうむうむと頷いているが決してなんか変な属性を押し付けようというつもりはないぞ。

>>86

「ふむ、前後の記憶が定かならないソーマタージのためにVTRを用意した。スタート」

 いつの間にか彼の背後に立っていた(気配強すぎだから丸わかりだけど)イムカが、
 おもむろにリモコンをぽちっとな。

【VTRスタート】

 デッカーのお仕事でたくさんのおクスリを回収したイムカ。
 なのにあれあれ?なんか回収したのと量があわないぞ?もしやネコババ!?

「ソーマタージ、ちょっとジャンプしてみろ」

 何たる卑劣と偏見!他を見向きもせずにまっすぐ一直線にソーマタージに疑いの目が向いた!

【オチはご自由に、だ!】
88タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/19(木)22:44:27 ID:5je [2/5回]
>>87
「…嗚呼…いえ、そんなとんでもございません…」

時折そんなスモトリ達を見詰める半人の視線は恍惚そのものであり、ほぅと紅色の吐息すら混ざる
そうして一頻り、鼻血を堪えるのに必死になりながらも堪能した後はまた無機的に汁物を量産するのであった

「…お味噌汁、豚汁、すいとん…」
「ところでイムカさまお味噌汁、デッカーって副業しても豚汁、大丈夫なんでしたっけすいとん」

作業つつも尋ねるのはそう、一応半人はスプロールではデッカーの身分を持っているが故にである
89 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/19(木)22:50:31 ID:G94 [2/5回]
>>87
「VTRゥ?どうせ俺様の素材切り抜いて作ったんじゃねーの。軍人さンは嘘つきだからな」
ハン、と鼻を鳴らし、痛む頭で嫌味を絞り出す。ともあれ見てみよう。
「あの時俺達に何が起きたのかな?起きたのかな…たのかな…のかな……… 回想に入るんだから、ちゃんとエフェクトかけて……そっか、無理か」

-----------こっから回想もといVTR-----------
「殺しは上手に定期的に」
従うのは不本意だが、デッカーの仕事と言うものはそれを差し引いて余りあるほどスリルとサスペンス、違法な薬物とカネに溢れたものだ。
勿論、手を出す事は許されない。薄汚れたマネーとクスリなど唾棄すべき物体、然るべき処分を受けて当然だ。
適性テストの時とまるっきり同じだが、今でもそう思っている。だから、彼女の一言は傷付いた。本当に。

「あァ───ハイハイ。軍人さンは、友人でも家族でも、疑ぐるのが仕事だもんな。一応言っておくけど、俺じゃねーよ」
嫌味ったらしく言って両手を挙げ、ピョンとジャンプ。コートの裾からドバドバドカドカとまろび出る薬物、薬物、注射器、薬物、錠剤。
裾を持ち上げてみると成る程、混戦で少々傷付き、布地の隙間の隠し場所に穴が開いてしまっていたらしい。
「……は?嘘なんかついてないが?」

-----------こっから回想もといVTR終わり-----------

コートの裾を持ち上げて確認。VTRで見たのと寸分変わらぬ穴。念のため叩いて確認するが、薬はもう出てこなかった。
頭をさすってみると痛い。酒や薬というより、こっちが主原因だったらしい。

「……軍人は嘘つきで嫌いだ。いや……人間そのものがと言ってもいいな」
真剣な表情で言うのであった。ナムアミダブツ。
90イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/19(木)23:01:29 ID:QIN [3/5回]
>>88

「デッカーとは公務員ではないからな」

 国家解体戦争以降、欲望が完全開放されている社会。
 この世界で言うところの法は極めて恣意的に運用される題目に過ぎない。

「治安維持権限の委託企業という扱いだ。デッカー活動も一セクション社会活動に過ぎんよ」

 タェンティースの胡乱な様子にうむむと思いつつも割と丁寧に説明するイムカ。
 つまりは半人の炊き出し活動(必要不可欠!)も合法かつ何の問題もないのだ!!

「ドッソイ」「ドッソイ」

【中身のマッスルパワは兎も角、カワイイな半人に汁物をよそってもらえるのは大きいのかスモトリの労働効率アップ!】

「ザッケンナコラー!」

 そして、日給の振り込みと同時にシャッキントリがやってきて半額減るシステム!

「まだ借金減らないのか」

 イムカもこれにはちょっと溜め息。

 -----------

>>89

「虚言癖に加えて健忘症か。実に救いようが無いな君は」

 どっかの雑魚専みたく角でも生やしてみるか?とジト目でソーマタージを見ながら脳天にチョップ!
 パワーアシスト切り忘れていた上、どうも最悪の角度で入ったくさいが、まあソーマタージだしいいや。

 ------------

「というわけで、君はまたも懲罰労働として、24時間1新円で契約しているのだ。わかったな。
 一日につき紙パックのジュースくらいなら買える。2日働けばヤキソバパンだ」

 ナムサン!働けど働けどカネが溜まらぬ!

 -----------
>>88-89

 はてさて、二人ともこのまま社畜として貴重な時間を真っ黒労働に塗る潰される宿命なのか!屈してしまうのか!その時――!

【社内に響く緊急出動要請ブザー。デッカーの時間だ。少なくとも過酷かつ不毛なる単純労働から抜け出すチャンス!】
 【※ドンパチのヨカンより労働脱出のほうが健全かどうかは知らぬ存ぜぬを決め込む所存であります!】
91ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:07:31 ID:G94 [3/5回]
>>90
「はんん」
何か人体が出しちゃいけない音と意識のある人間が出してはいけないような声を出してノックアウト。
脳髄と神経群以外は機械と合成臓器だからダイジョブダッテ!

「帝愛の地下帝国の方がもっと儲かるぞ……」
ゴキゴキと首を戻して呻きながら抗議。というより嘆き。
考えてみれば刑務作業とかそんなレートだったな。なんてボンヤリ思い出す。思い出すが、自分がそれを受けるのを許せるかは別の話。


「なんだ、アンデッドが解放されたのか」
鳴り響くブザー!トリップ明けと危ういチョップを受けた頭がダメージを受ける!
耳を押さえながらも皮肉を飛ばし、痛む頭で考える。このクソみたいな環境から抜け出すが、業を重ね無間地獄に堕ちるか───

「───こういう時は殺しに限るな!」
掛けていた自前の刀とハーネスベルトを引ったくり、文句無いよなと言いたげに一瞥し、さっさと出ようとするのであった。
92 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:12:42 ID:5je [3/5回]
>>90
「豚汁成る程、てっきりわたしすいとん公務員かと…」
「…あ、お疲れ様ですどうぞ」

そもそもの前提として国家亡き世界、国家公務員はないのだ
ちょっぴりガッカリ気味に苦笑、シャッキントリの皆様にも汁物をお裾分けだ

「総額がいくらかも分かりませんからね」

と言うより元本減ってるんでしょうか?まぁそれは置いておくとして

「…ん?」
「…緊急招集ですか…、皆様、ここにまだありますのでどうぞ!」

大量に拵えた味噌汁豚汁すいとんを指差しスモトリ達へ!
即座にデッカー出動だ!
93イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/19(木)23:25:22 ID:QIN [4/5回]
>>91-92

(暢気すぎないか?)

 タェンティースの借金総額は兎も角、緊急案件なのでレッツゴー!
 ソーマタージには必要栄養補給として経費でヤキソバパンとアップルジュースが支給された!

 ---------

【K型戦闘装甲車――】

 カチグミロードウェイを時速555キロで疾走する輸送車の中で、
 恐るべきデッカーブリーフィングが開始されている。

「つい先日、バイオ兵器製造の咎で企業連に囲んで棒で叩かれ壊滅した
 元オガキタ製薬コーポの残党の根城が発見された。連中、根絶されておらず、例によって兵器も製造しつづけていたらしい」

 なんでもバイオ兵器を完成させて株価逆転V字回復を図っているらしい。
 なんでそれでV字回復するのかといえば、そこは株式という名の深淵ゆえなので致し方なし。

「で、ここに来て各メガコーポがお定まりの牽制合戦を始めた。つまるところ動くに動けなくなく…いつものパターンだな。
 そこで、我々デッカーの仕事というわけだ。というのが表向き」

 高速急カーブ。完璧なるサスペンションにより揺れは殆どなし。

「そのバイオ兵器とやらだが…異世界の技術だ。ライフイーターウィルス。
 惑星に投下すれば、有機物全てを崩壊させ、燃焼ガスを発生させる。そして一たび火が付けば惑星全土が燃え上がるという代物だ。
 究極浄化(エクスタル・ミナトゥス)の手段のひとつとして用いられる。もちろん、この世界の技術レベルではそうとうに劣化しているだろうが」

 ここでイムカが妙に事情に詳しいことが察せられるだろう。異世界の技術。ならその異世界とはいったい何処のなのだ、だ。

【終焉の遠未来において、惑星一つを灰燼に帰せしめる兵器はさほど珍しくない】
94タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:31:07 ID:5je [4/5回]
>>93
「成る程、成る程…」
「…あ、イムカさま、ソーマさま、召し上がられます?」

スープジャーに持ち運んでいた豚汁をふたりにオススメしつつブリーフィングに聞き入る
無論大真面目だ、しかし腹が減ってはなんとやら。栄養補給の大切さは知っている

「…そんな兵器が…」
「空恐ろしい話です…どう言った経路で持ち込まれのでしょう…?」

何処から、とは尋ねる事をしなかった半人は無論その辺りの察しをしているが故である

「その兵器の、駆除手段としては…どのようなものがあるのでしょう?」
95 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:34:58 ID:G94 [4/5回]
>>93
「ウイルスか……面倒だな。防護服ぐらいは貸与してもらえるんだろーな」
流石の彼も、目に見えない無数のものを斬り伏せて防ぎきる事は出来ない。
情報に唸り考える。相手が心中覚悟で使ってきた時、散布された時、既にばら撒かれた時。
──どの道、妙に詳しい御仁がいるのだ。何かあったとてどうとでもなるだろう。濁った瞳は感情を泥川の様に覆って隠す。

「な。概ね俺の言った通りだったろ」
「相手の情報は無いのか?何人組とか、どんな武器を持ってるとか。得物の組み合わせによっては面倒さは二割三割五割増しだぞ」
96イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/19(木)23:47:09 ID:QIN [5/5回]
>>94-95

「越境実験のトライ&エラーを繰り返して、技術を再現しようと裏で手を引いた…というあたりかもしれん。
 初手で何もかもオシャカにする最終手段を用意するといった偏狭さがいかにもという感じだ」

 イムカ自身は越境者達に過分なハタ迷惑と決断的惨劇を持ちこむ事しきりだが、
 それでも仲間として幾度も行動でそれを証明してきた。

【が、彼女が属する銀河帝国は全く話が異なる。最悪の官僚機構であり派閥の衝突はそれこそ人死になど日常茶飯事】
 【→過去に越境実験がため、止まり木同盟の支部を虐殺せしめたことすらある】

「何処のどいつか、までは私にもわからん。右手のやっていることを左手は知らぬ存ぜぬなどそれこそ珍しくもないからな。
 最悪は、私と同水準かそれより上のテクノロジーとやりあうことになりかねんぞ」

 ソーマタージの質問には曖昧にしか答えようがないというのが答えだった。
 そして、防護服は意味がない。初期の肉体崩壊を防げてもその後の超高温ガス燃焼には耐えられないとのこと。

「駆除手段か。二人とも念のため対抗ウィルスは渡しておく。
 これを活性前のライフイーターウィルスの培養層に放り込めば食い合って死滅するという寸法だ」

 さて、未知の戦力に劣化しているとはいえ、ひとだび目を覚ませば被害が何処まで拡大するか知れないウィルス。
 なるほど、これはタフな仕事のなりそうである。

「後は…牽制合戦をしていいる企業の何処かが余計な横槍を入れかねないというくらいか。こればかりは読めん」

 何故か脳裏に「デスーん」とか「だってんです」言っているのがよぎったので振り払った。まさかそんなぐーぜんあってたまるか(棒)。
97ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:57:38 ID:G94 [5/5回]
>>96
「ま、予想通りに行く事の方が少ない業界だ。情報が有ろうが無かろうが、そう変わらねーさね」
肩を竦めるが、イムカの曖昧な答えにはそれはそれで納得したらしい。
最悪な経験と言うのは何度もしてきた。その都度生き残れてきた。今回も、概ね似た様なことをやるだけだ。

「核爆弾で焼き尽くすとかの方が趣味なんだけどな」
出来るなら、の話だが。あくまで彼の趣味嗜好なのでそこまで拘りはない。
見せてもらえるならば、対抗ウイルスを一度よく確認してから仕舞うだろう。自分の命を賭ける事になる道具の事は、多少なりとも知っておきたいらしい。


「足を引っ張り合うのが人の良いところだ。勿論、これ皮肉ネ」
後は特に聞きたい事はない。オススメされた豚汁を受け取って座席に踏ん反り返り、その時までを待つ。
───頭の中に浮かんだ変な連中の事は、首を左右に振って追い払う。無理矢理。
「あっフラグ立った。立った」
98 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/19(木)23:58:14 ID:5je [5/5回]
>>96
「…ポイント付近の人払いなどは不可能でしょうか?」

媒体となる有機物を可能な限り退ければあるいは、と思わなくもない
だがそれにはスプロールは余りにも不向きだ、仮に叶ったとしてもそれでもネズミや虫達が優秀な運び屋として活躍してくれる事だろう

「活性化前、ですね」

承知しました、とそれを受け取りなんとなーく触腕の絵図が脳裏に浮かびかぶりを振って否定否定
今は戦闘へと意識を運ぶべきだ、イムカと同格或いは上位の科学兵器を有するその下手人達との
99 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/20(金)00:03:32 ID:OWB [1/1回]
>>97

「ああ、まあ使わないに越したことはないがな」

 緑色した粘着質の液体が入った密封型フラスコという印象の対抗ウィルス。
 これはこれで人工培養されたウィルスという側面がある。

【最悪のウィルスに対抗するためのウィルスという、世代がいくら進んでも変わらぬ人類の悪癖のようないたちごっこである】

「うーむ…〝君は〟妙なフラグを立てがちだからな。不安だ」

 自分のことを盛大に棚に置いて、イムカは言ったものだった。


>>98

「もぐもぐ…スプロールだからな。そこはどうにもならん」

 半人の述懐はもっともであると嫌な肯定しつつ汁物を口に入れる。
 食べなきゃ力がでないから仕方ない。

「よし、行くとしよう。余計なオマケがいないことを願うよ」

 //おちまい!

 
100かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:03:19 ID:JzV [1/5回]
【スプロール】
ロイ「なんだと!?」
アキレス「ジョージが連れ去られた!?」
毒雨降りしきる近未来世界のランナーギルド その日居合わせた越境者たちはギルド内の酒場と言うか食堂というか 
そんな場所で何の仕事を受けるかと相談をしていたところであった

服装の乱れもそのままに 息も絶え絶えに飛び込んできたのは いつもジョージに付き従っていた老執事のセバスチャンだ
そしてセバスチャンは一行に言った

道中で装甲車数台に取り囲まれたこと 相手はこちらが越境者だと知っていたこと ジョージは自分を逃がすために囮になったこと
そして連中の装甲車のエンブレム

アキレス「知ってるぞ 確か越境者保護団体ヘルパーズ だけど実際は企業のひも付きで越境者の人体実験を繰り返してる危険な連中だ
     ヤバいぞジョージがどうなるかわかんないぞ」

ロイ「クソッ すぐに救援に向かおう」

老執事は家の資産から報酬を支払うと約束している 金の心配はないだろう
救出活動に賛同したのは・・・?
101ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:11:36 ID:A9Z [1/5回]
>>100
「…それは、いけませんっすね…」

ルシオラから話を聞いて託され、紫紺の外套をたなびかせながらにやって来るのはユノである
ユノはジョージの格闘技のスキルに強く関心を抱いていたし、いつかは全霊での拳の闘争を望む相手のひとりとして認識していた
ルシオラもルシオラで世話になっており、しかし己の戦闘力を客観的に鑑みてラスボス見習いの少女に託すのが最善手であると歯軋りながらに判断したのだ

「お金は結構っす、組手の約束をお願いしますっす」

握り拳を作れば空気の弾ける乾音、準備は万全である
102 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:13:28 ID:M3f [1/5回]
>>100
「誘拐!?」
ブッと飲んでいたお茶(感傷的な味だ)を噴霧。数度咳込み素顔を晒したマンジュシャゲは鸚鵡返し。
周りを見渡す。酒場のソファーにふんぞり返ったソーマタージは、雑誌を顔に乗せて居眠り中。

『……どれだけいた?』
青い中華服に着替え、白面を被ったマンジュシャゲ。
身支度を整え、いつでも出れる体勢。元々武器を持たぬからだが。
『現地まで送ってくれる者は?』
103かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:29:55 ID:JzV [2/5回]
>>101-102
装甲車は三台 兵隊は10人強ほどだそうだ

ロイ「だが相手は企業だ 残りがどれほどいるか分かったもんじゃない
   他にも仲間を募って・・・」

アキレス「それじゃ時間がかかりすぎるよ でも確か・・・ちょっと待って・・・」
と 某リンゴ社製スマホを使って画面に目を通すことしばし

アキレス「やっぱり 一触即発な関係の企業がいる ちょいと突いてやれば企業間戦争に持ち込める
     あとアシなら俺が何とかするよ」

ロイ「よし 連中が仲良く小競り合いしている混乱を突いて敵企業を強襲 ジョージを救助するぞ!!」

~それからどうした~
アキレスがコネを使ってヘルパーズ有する企業と敵対企業を開戦待ったなしな状況に持ち込んだ
2つの企業は戦闘準備の真っただ中

そんな中ヘルパーズのエンブレムを張り付けた偽装装甲車はハイウェイを時速893kmで現場へと急行中

ロイ「今俺たちはヘルパーズに捕まった哀れな越境者だ これから身柄引き渡しの為に敵企業のお膝元に向かっている」
一応拘束具を装着されているが 自らのタイミングで簡単に解除できる細工が施されている

ロイ「目的地に着いたら拘束を解いてジョージを救助 その後企業間戦争を引き起こして場を混乱させ 隙をついて逃げ出す いいか」

ということでヘルパーズを有する企業 ハウンド・インダストリーに到着

企業戦士「こいつぁ大量だな よくやった」
アキレス「へへっこれで俺の身分は保証してもらえるんですよね?」
企業戦士「ふん・・・つれていけ」
ロイ「糞が・・・」

会社につくや 企業戦士はロイ達を実験施設に連れていくことだろう

~それからどうした~
地下の実験施設 病院を思わせる白い清潔な通路を一行は歩く
時折ガラス越しにみえるのは パワーアーマーやバイオ兵器などなど

そして 手術着を着せられたジョージが横たわっている場所が見えた

ロイ「・・・ッ」

ロイが一行に合図を送る 拘束具を解いて暴れるのなら今だ
104ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:36:32 ID:A9Z [2/5回]
>>103
「…ふ、ぅーむぅ…」

既に牙を剥き出しにした獣めいて臨戦ムードであったユノ
事が運ぶのを待つ合間、その並々ならぬ戦意をどう鎮めたモノかと四苦八苦する事となった
ともあれ実験施設なうに至る

「ほ、へぇ…」
「…あ、…いたっす…!」

様々な兵器の、その闘争の為に磨き上げられたフォルムに目を見張り戦いを夢想する
まるでショーウィンドウに並ぶ宝石を前にした少女めいて瞳を爛々と煌めかせ…しかき見つけた。ジョージの姿
刹那偽装拘束解除、連行役の戦士の顔面を殴打せんと圧壊の拳を唸らせる!
105 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/12/21(土)22:42:21 ID:eci [1/4回]
>>103

(連中も動いているなら共同すべきだったな)

 さてさて連行されてきた越境者達であるが、
 その場にいないはず――というよりステルススキルを絶賛行使中の老兵がひとり。

【クルト・カントール。越境者にしてランナーである】

 ジョージが捕らえられたと聞き、単独行動でここまで潜入を果たしていたのだが、
 まあ、捕まったにしてはメンツがオカシイので多分演技とワカる。

【別ルートからの潜入というわけだ】

(生きているか?運は太いほうだと信じるが)

 ロイ達が演技を解いて大暴れするなら今のうち。
 救出対象であるジョージを確保せんと動くのだ。
106 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:43:33 ID:M3f [2/5回]
>>103
『成る程。騒動を起こすわけだ』
悪くない手だ。潜入というのも、内容も。
今更起きたソーマタージは、状況が分からず数度見渡し、三度寝に取り掛かる。


それからどうした。
「くっ…!」
忌々しげに、しかし隠しきれぬ怯えを覗かせて拘束具を睨むマンジュシャゲ──否、今はか弱い一人の女性。
モノクルの奥から、暗い紫の瞳が周囲を威嚇するかのように睨んだ。

それでも、分たれくっついた人格は、抜け目なく周囲を見渡す。使えるもの、使えないものを探して。
分裂しつつもしていない、曖昧な精神。それは牙を隠したかのようにその時を待ち───

『ミャーオ』
皮肉げで無機質な声。ボイスチェンジャー越しの。側頭部の装置から白面を展開、素顔を覆い隠したマンジュシャゲ。
拘束具を事も無げに解除、バイザーから線香めいた光の軌跡を溢し、ブレる輪郭。手近な相手の鳩尾を突いて倒す算段だ!
107かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)22:54:40 ID:JzV [3/5回]
>>104>>106
ロイ「飯でも食わせとけ どうせラスボスパワーぶん回しだ」
ということでたらふく飯を食わせとくことにした

そして抜け目なく使えそうなものを物色しているマンジュシャゲ
研究中だったのか 銃の様な物や警棒などが鎮座している場所があるのを発見するだろう
パワーアーマーなどは・・・当人の科学スキルによるものとする

とういうことで一同拘束具を頂戴するのもここまで

前後に分かれて一同を連行していた企業戦士

企業戦士2「なん・・・!!」
驚きと共にマンジュシャゲの一撃がボディアーマーを貫き鳩尾を突いて昏倒

前を歩く戦士が振り向いたとき 見えたのはユノの拳だった

顔面を崩壊され壁に叩きつけられる企業戦士

ロイ「さぁ暴れるぞ!!」
そしてロイはわざと大声を上げて辺りを威嚇 越境者の脱走に気付いた研究員が騒然となり
サイレンが鳴り響き 企業戦士たちがやってくるのが見えるだろう

>>105
そんな一行とは離れて潜入したクルト ロイはクルトの存在に気付いたのかもしれない
囮役を買って出たようだ 辺りが騒然となり ヘイトがロイ達に向く

ジョージの方に意識を向ければ 心電図が装着されており規則正しい波を刻んでいるし 何よりジョージの胸が呼吸で上下に動いている
命は尽きてはいないらしい

なお部屋は電子ロックで封鎖されているが ハッキング等で破ることは可能なようだ
108クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/12/21(土)23:01:16 ID:eci [2/4回]
>>107

「力業で大変結構、だな」

 見事な暴れっぷりに嫌味なくそう思うクルトである。
 さて、せっかく派手にやってくれているのだ。こちらはこちらで地味に仕事をこなさなければ。

(無事か。いや、まだわからんが)

 ジョージの様子に僅かに息を吐くクルト。
 彼の成長を楽しんでいる身からすれば、ここで勝手に断たれてはたまったものではない。

≪やってくれ≫

 カネで雇ったサイダイバー(サイバースペースに潜る者=ハッカー)に通信を送る。
 電子ロックされた扉の配線に端子を繋ぎ、鍵を偽装させんとする。
109 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:02:33 ID:A9Z [3/5回]
>>107
さて、お腹いっぱい食べたユノ…ラスボスパワー全開だ
エネルギーを紫紺と新緑の双色オーラめいて螺旋状に滾らせ構える

「ラスボス・打開頂門、瞬歩崩拳ッッッ!!!!」


ラスボスアーツの連打により壁面を穿ち壊し、戦士達諸共打ち砕くべくただ暴力の颶風大嵐めいて暴れる暴れる!
別行動のクルトに気が付いている様子はないが、それでも一同の中で最も目を惹く役割を果たすべきだと認知している様子であった
もしハッキングが困難なようなら、ジョージの拘束されている部屋の壁も砕く可能性も無論有る
110 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:13:41 ID:M3f [3/5回]
>>107
鎮圧やら何やらに使うのだろう、銃はともかく警棒は使えそうだ。
パワーアーマーはむしろ着ない方が動きやすそうだ。ここはスルー。

『返してもらうぞ、奪った物全てッ!』
色の付いた風の如く、室内に怒涛の勢いで突入!
殺しに忌避感があるわけではないが、無理に殺す必要はあるまい。狙うのは迅速にして流麗な無力化。

『倫ッ!』
喉仏を狙った手刀!鳩尾を狙った拳!股間を狙った蹴り足!急所を狙い放たれるその一撃一撃は、人体を破壊せしめずとも十分以上の攻撃力を秘める!
得物を持たぬ以上、速度が鍵だ。一人一人を確実に仕留めるより、量を選んだが果たして。
111かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:20:41 ID:JzV [4/5回]
>>108
≪あぁ~(恍惚) すべすべするぅ~≫
通信から聞こえてくる味わい深いセリフ 腕はいいし信頼はできるのだ うん

実際ロックの表記はそのままに鍵が外れる 

部屋に滑り込むクルト 一見すれば何かをされた形跡はない・・・ように見える
ジョージにも手かせ足かせが装着されていたが これもハッカーに頼めば解除してくれるだろう

≪あ゛ぁ~(悶絶) ざらざらしてるぅ~≫
味わい深いセリフ

昏睡しているのか ジョージが眠り続けている

>>109
企業戦士「誰かヤツをとめろぉぉぉぉぉ!!」
パワー全開 嵐と化したユノを止められるほど企業戦士は強くはないらしい
すっ飛んできた瓦礫に巻き込まれてザクロになる者が多数

対してマンジュシャゲは技術により着実な無力化を心掛ける
悶絶したり 悶絶する暇もなく昏倒させたりしながら部屋になだれ込む

先程見えた武器が鎮座する部屋のようだ
外からは見えなかったが 多種多様な武器が飾られている
その中には間違いなく越境者から奪ったものも鎮座していた

魔法のルーンが掘られた剣や梵字の書かれた札召喚術のサポートツールなど スプロールでは見かけない者もいくつか見られた

企業戦士「相手は無手だ!! 距離を取って無力化しろ!!」
企業戦士「貴重なサンプルだ!! 上は殺すなとのお達しだ!!」

企業戦士は暴れまわる一行を遠距離攻撃にて無力化しようとしているらしい
テイザー銃 電気を纏った針を飛ばす銃を構え 2人とロイに向けて発砲しようとしている


>>全員対象
先ほどとは違うサイレンが鳴り響く 企業戦争勃発 当社が攻撃を受けているとのこと
これにより研究室に増援を呼べなくなったことを知らせるアナウンスが流れた
112クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/12/21(土)23:27:13 ID:eci [3/4回]
>>111

(………)

 クルトは効かなかった事にし、特に感想もない。
 人間、年齢を重ねると考えてもどうしようもない事は考えないようにするスキルが身に付くものだ。

【かつての上官がイムカだったことからもお察し】

 さてそれは兎も角ロックは実際解除されたこともあり部屋に身体を滑り込ませる。
 色々無視して、やってくれと、ジョージの枷の解除を指示。

【念のため、何らかの処置を受けたか否か、サイバネアイのスキャンで簡易的に捜査】
 【詳しくは解らないだろうが、肉体的な改竄があった場合の変調ならば察知できる可能性もある】

「起きろ、ジョージ。助けに来た」

 もし可能ならば室内で目覚まし代わり&気付けの昇圧剤などを探し、投与することだろう。
113 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:30:44 ID:A9Z [4/5回]
>>111
「…、」
「足りないっ…!」

顔面を彩る返り血の化粧を拭い捨てる事もせずにユノはただただ暴虐に身を委ね四肢を振るう
事実、お預けを食い飯を食い滾り迸るエネルギーは彼女の意思でセーブ出来る範囲から逸脱しかけていた

「…もっと、もっとっす…!」

それは、破壊と動乱の昏睡の颶風を纏いやって来る
テイザー銃を拳で払い除け、近接の為に駆ける!まるで噛み付く疾風めいてただ真っ直ぐに!殴り飛ばす為に!
114 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:38:01 ID:M3f [4/5回]
>>111
『成る程、相当溜め込んできたらしい……!』
雪崩れ込むようにして制圧、視界に入った武器群にヒュゥ、と息を漏らす。
相当数がある。つまり、それだけの人数が犠牲になってきたという事。エゴの義憤が四肢に力を込め、握り締められた革手袋がギシ、と軋む。

その時である!鳴り響くブザーにバッと顔を上げる。ずっと長い時間呆けていたような気がするが、存外短かったようだ。
転がって陳列された武器の元へ飛び込み、見もせずにグワシと掴み───


『───セイッ!』
投げる!投げる!刃物も、鈍器も、銃も、サポートツールも。
威嚇する獣じみて、手当たり次第に現れる兵士に投げる!投げる!撃たれる前に当てようと投げる!どうせ使えないのだ、一番の冴えたやり方でやる!
一番性質が悪いのは、刃物は切っ先をしっかり向けており、当たりどころによっては普通にしっかり突き刺さるところが。
115かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:44:37 ID:JzV [5/5回]
>>112
スキャンの結果は・・・不明である
少なくても簡易スキャンで調べた限りでは何もおかしな部分はない様に・・・見える

昇圧剤投与により少し呻いた後目を開けるジョージ
頭を抑えながら起き上がり辺りを見回し クルトを見つけ

そのまま襲い掛かる・・・ようなことはなく

ジョージ「ミスター・カントール・・・ここは・・・そうだ セバスチャン!! セバスチャンは無事ですか!?」
茫然とクルトの名を呼び 記憶が追い付いて 自らの執事の無事を問いただすジョージ

なおセバスチャンはランナーズギルドで主人の帰りを待っている

>>113-114
軽量な針は拳圧を受けて簡単に吹き散らされる
そしてマンジュシャゲの投擲の援護を受けてユノが駆ける

剣が突き立つ 銃が暴発する 鈍器が股間に炸裂する サポートツールが発動しよくわからんガラクタが具現化する
阿鼻叫喚の中ユノが殺し間に到達

ラスボスパワーを暴走させ ヘルメットに覆われた企業戦士の顔を殴るや トマトの如く爆ぜた
その圧倒的暴力に怯んだ企業戦士たちは ただ骸を晒すことしかできなかった

>>全員対象
ロイ「逃げるぞ!!」
クルトがジョージを確保した 地上では企業間戦争の真っただ中 こちらに構っている暇がなくなった今こそ好機
アキレス「急いで!!」

駐車場では装甲車を一台確保したアキレスが一行に向けて叫ぶ
ジョージはふらつくものの 誰かのサポートがあれば歩けるようだ
116 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:50:31 ID:A9Z [5/5回]
>>115
「か、ふぅー……」

全身を真紅に染め上げ、またひとり企業戦士の頭部を圧壊しながら白く煙る吐息を吐き出した
逃走へのシフトする戦略の中に於いて僅かに遅れ、しかし追従出来たのは重畳であろう
まだ人間でいる事が出来たという事だ、辛うじてではあるが

「…、うー、使い過ぎたっす…」

しかしラスボスエネルギーはこの短時間でほぼ枯渇
ふらふらりとよろけながらも、仮にジョージに助けが必要ならば手を貸すくらいはするであろう。血に染まったそれではあるが
117 : クルト・カントール{深紅の篭手}[] 投稿日:19/12/21(土)23:50:45 ID:eci [4/4回]
>>115

「お、目が覚めたな」

 ジョージの覚醒を確認。ひとまず言動を思考は明瞭か。
 真っ先にセバスチャンの心配というのがらしいといえばらしい。

「おちつけ、執事のじいさんについては俺は接触していないが」

 ここで現在進行形で暴れまわっているロイ達に目線をやって、

「アイツらが来ていること事態がそのまま答えだろう。無事ということだ」

 ひとまずはジョージを安心させてやることにする。

【脱出路が開かれれば、ジョージに肩を貸して脱出を図ることだろう】
118 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/21(土)23:58:35 ID:M3f [5/5回]
>>115
『この手に限るな!』
どうやらどうにかなったらしい。こういう時化け物じみた強さの味方がいると助かる。
する事が済んだのなら長居は無用。警棒片手に器具を飛び越え人を踏み越え、いざ脱出。

『アシは!あれか。急げ急げ!』
とは意気込んだものの、やっぱり近接武器だけで戦場に飛び出すのはやっぱり危なかった。
半ば八つ当たりじみた声を張り上げながら、ジョージとそのサポートをするクルトを近くで守れる位置で付いていくだろう。
119 : かぶり◆</b></b>7o2VmDCU/gqh<b>[sage] 投稿日:19/12/22(日)00:02:39 ID:zQp [1/1回]
>>全員対象
ジョージ「そう・・・ですか・・・・・・よかった・・・」
心から安堵の表情をするジョージ

ロイ「無事だったようだな」
ジョージ「ご迷惑をおかけしました」

とにかく目的は達成した クルトが肩を貸して研究所を抜け アキレスが待つ装甲車に乗り込む

アキレス「辺りは企業間戦争の鉄火場だからちょ~っと無茶するからシートベルトはしっかり着用してな!!」
アクセルを踏み込む 銃弾飛び交う鉄火場を時速893kmでかっ飛ばすアキレス

こうしてどうにかジョージを救助することができた一行であった・・・・・

//これにて〆 オツカレサマドスエ
120ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/23(月)22:42:50 ID:HdI [1/5回]
【退廃近未来世界 旧ケアンズノース 現地時刻14:05】
「さぁ、仕事を始めよう」
一行を乗せた商用トラックを運転し、ソーマタージは誰に言うでもなく呟く。
車体に扇情的な女衒業者の社名とエンブレムの描かれたそれは、ソーマタージが市井に紛れるために調達してきたもの。
一行を詰め込んだその荷台の中は、何らかの計器や複数のモニター、連絡用マイク、傍受した通信を垂れ流す数台のスピーカー、それらに編集的なまでに貼られたメモ書きのポストイットが電球に照らされる異常空間。
乱雑に隅に積まれたバッグの中には、人数分の着替え。今はまだ気にする必要はない。

「ハッキングに必要なもの分かるか?腕の良い技術士と、ツールだ。後者は無いので借りに行く」
「CIB……連邦捜査局には、押収したパソコンとかの中身を吸い出すための装置がある。そいつを取ってきてもらう」
トラックが往くのは、治安のあまり良くはない地域。少なくとも、何か用がある時以外では真っ当なら人ならば立ち入りしたがらないような。
一行が乗る荷台には、構造上当然だが窓は無い。却って幸いだったろう、不特定多数から向けられるボンヤリとしたやり場のない悪意を見るのは避けれる。
ストリートギャング、浮浪者、作業員、足早に通り抜ける勤労者。そんな人々を尻目に、風紀の乱れを感じさせる能天気に喧しいテーマ曲を垂れ流し、トラックは通りを法定速度で走る。


「ノスフェラトゥだろーが盗人だろーが、一番楽な侵入方法は変わらない。家主にドアを開けてもらう事だ。 捜査官からセキュリティパスを奪ってこい、それで中に入れる」
いくら人心の荒んだ死にかけの世界と言えど、法やセキュリティはある。見ず知らずの部外者が侵入してあまつさえ極秘装置を漁る事など不可能だ。
だが、見ず知らずの関係者らしき人物なら?つまりはそういう事だ。

「聞きたい事があるなら今の内に言え。ちなみに、俺様は顔が割れているので今回はドライバーとなる。
 不甲斐ないお前らのためにインカムを渡しておく。カメラ付いてるからサボっても分かるぞ」
121タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/23(月)22:56:05 ID:9uF [1/5回]
>>120
「成る程、つまりは潜入工作…」

ですね?と確認するように半人
この件に関しては墨音がどうしても噛みたがってはいたのだが、流石に松葉杖持ちの潜入は困難であろうとの事からの代役なのだ

「…えーっと、取り敢えずは大丈夫です」

インカムを身に付けながら頷いた
その出で立ちは成る程、着替えが必要ではあるがスーツなどを着れば割と様にはなるのだ
最も、中身に目を瞑ればの但し書き付きではあるが
122名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/23(月)22:58:41 ID:Gtn [1/3回]
>>120
ロイ「あぁえと そのインカムは俺にも使えるのか?」

実に頼りなさげに聞くのは嘆息男ロイ・ゴールドマン
テックの壊滅さではみぎにでるものはいない

ロイ「それと…そのカギはどんな形をしているんだ? それがわからんと仕事にならんよ」
アキレスのほうが適任だと思うのなら選手交代も辞さない覚悟で会った
123ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:04:48 ID:HdI [2/5回]
>>121-122
「まぁ、コソ泥を気取った言い方すればそうなるかもな」
「……耳に掛けて、穴に入れるだけだ、頼むから出来ると言ってくれ」
タェンティースの言葉は皮肉混じりに肯定。続くロイには、運転中なので一から十まで教える訳にもいかないので口頭での説明だが。
「セキュリティパスと言っても、そう変なものじゃない。社員証みたいなやつがあったらそれだ」

「見えた。タクシー運転手をテロ等準備罪及び国家反逆罪及び外患誘致罪及び殺人未遂諸々で取り調べようとしてるところだ」
裏路地に続く入り口。そこに車を止めると、ソーマタージは荷台をノック。出動のサイン。
同時に、荷台の外壁に付けられた小型カメラからの映像がモニターに映し出される。今回の第一目標だ。

『バカハドッチダー!!』
ブッダも顔を背けるような悪罵。打擲音。悲鳴。遠くから聞こえる赤子の泣き声、ギャングの喧嘩と合わさり、ありふれた街の音色の一つとなる。
切れた口角から血を垂らし、仕事道具である古びたタクシーに身体をぶつけ、弱々しく呻いて悲鳴を漏らす外国人労働者。
その胸倉をスーツ姿の一人が掴み、もう一人は周囲を時折チラチラと見張りながら、横暴に加わる。二人とも目立った武装と言えば腰の拳銃ぐらいだが、感じる気配は並々ならぬもの。
サイバネ置換だ。カメラに積まれた安物の脅威測定器越しに確認したソーマタージが呟いた。

『我什?也没做! 放?我!』
『ザッケンナコラー!!いい加減吐けッコラー!!』
『兄ちゃんよ、俺達ゃ市民を守るのが仕事だよ?なんで嘘つくの?あんまりそういうのされるとよ、俺達お前の事守ってやれないよ? 英語使えや英語ォ!!』


建物に挟まれた路地、オマケに数十m離れた入口はソーマタージのトラックが塞いでいる。つまり、事を為すには打ってつけの場所。
手段としては二つに分かれる。建物の上か裏を回ってとにかくこっそり近づき静かに仕留めるか、正面切って叩き潰すか。
ただし、時間は豊富にあるとは言い難い。

「やり方は任せる。ただセキュリティパスを傷つけるなよ」
124タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:10:33 ID:9uF [2/5回]
>>122
「いいですか、ここを引っ掛けて…こう、それで聞こえるはずですが…」

ロイのインカム装着を手伝いながらの半人
しかしテック適正の云々で何某かがあれば無論上手くいかない可能性も存分にあるだろう

「…潜入工作、ですね」

コソ泥とは矢張りどうにも自称するのは難しい
苦笑混じりに肩を竦め、さて地獄のアビインフェルノの鉄火場へ

「ふ、ぅむ…?」
「…ではわたしは、正面から…」

それしか脳がない、と自覚はしている
月光の柄を握り締めながらに駆け出し、スーツ男へイアイめいた一閃を見舞わんと抜き放つであろう!
125 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:10:54 ID:9uF [3/5回]
//>>122-123です…!
126名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/23(月)23:17:36 ID:Gtn [2/3回]
>>123
とりあえずタェンティースに教えてもらって

ロイ「なうほど ここにこうして…よし できたぞ!!」
電源が入っていません

意気揚々と第一目標に向かいましょう

ロイ「・・・・・あれをどうにかしてカギを手に入れるのか…どうすっぺか」
とりあえずタェンティースは正面から行くらしいので

ロイ「俺はアンブッシュをしよう」
と 屋根伝いに挟撃できる位置まで移動しようとする
127ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:31:12 ID:HdI [3/5回]
>>124-125
『ザッケンナコ……グワーッ!?』
SLASH!!振るわれる刃はその首を刈り取り───否、吹き飛ぶのは片腕だ!
サイバネ置換された聴覚が足音を捉え、振り向き様に襲い掛かる一閃にどうにか対応したのだ!

『アイエエエエ!?』
困惑と恐怖の悲鳴を挙げ、尻餅を付く労働者の目の前で倒れる捜査官。
しかしてそれは攻撃への繋ぎ。倒れながら引き抜いた拳銃は、その深遠めいた銃口をタェンティースに向ける。


『この……ッ、止まれピッチ!!撃つぞ』
『ザッケンナコラー!?』
寝転がった姿勢で、タェンティースから半歩距離を取って、それぞれ即座に彼女の頭部を狙って拳銃を構える
行政機関にのみ許された改造を施された腕は、高い射撃精度を誇る。この状態から全弾を彼女の顔面に叩き込む事すら可能だ。
そんな人物がもう一人、しかも五体満足。サイバーサングラスの下でリップを塗られた妖しい口が歪む。

『『───もういい、死ね!!』』
かの銀河将校を彷彿とさせる傲岸さ。あちらと違って何ら権威も持ち合わせていないが、その引き金の軽さは彼女以上。
タェンティースが如何な行動を取ろうと、その命と脳漿を飛び散らそうとする事に変わりはないだろう。


───そして、だからこそ隙というものは生じる。どうしようもない程に。
ロイから見れば、五体満足の捜査官───剣呑な雰囲気の女性だ───は背中でも頭頂部でも、刺してくださいと言わんばかりだろう。
128 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:31:52 ID:HdI [4/5回]
>>127
//安価ミス >>124>>126でっす
129タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:39:12 ID:9uF [4/5回]
>>126-127
「…えぇ、それで大丈夫なはずです」

半人も半人でロイの初歩的なミスに気付いていない!やっぱりポンコツなのだ仕方ないね

さてはてともあれ?

「っ、ちっ…!」

速いな、と舌打ち。実際初撃でひとりを無力化出来なかったらのは手痛い事実だ
向けられる銃口、牙覗かせる深淵…精密なそれはだがしかし、それ故に無機的な瞬時の予測は容易であった
更に半人はその仮初に組み上げた通りに機動させられる体がある、弾丸を避け、斬り捨て致命を回避!
同時に倒れながらに発砲を繰り返すエージェントへ、虚空より呼び出した薄透明刃にて貫かんと飛翔させるのだ!
130 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:39:49 ID:9uF [5/5回]
//すみません突然物凄い眠気が…!このレスで落ちになってしまいそうですごめんなさい…!
131 : 名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/23(月)23:42:49 ID:Gtn [3/3回]
>>127
タェンティースはいい塩梅に暴れまわってくれているらしい
というわけで自分は自分の仕事をしましょう

サーベルを抜き放ち 決断的に屋根から飛び降りる
切っ先を下にして 体重をかけた刺突

危険なにおいが充満する女の頭頂部を串刺しにせんと迫るだろう
132 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/23(月)23:57:09 ID:HdI [5/5回]
>>129-131
『避け───』
BLAM BLAM BLAM BLAM BLAM!!!!大袈裟なまでのマズルフラッシュを煌めかせ、弾雨を吐き出す拳銃。
そのどれもが致命には至らぬ様を、捜査官の男はサイバネ置換された片目で捉えていた。
そして、己の命が空より襲いくる刃に散らされる流れも。

『この───』
そして同じ瞬間、もう一人。向けた銃の引き金に触れる指に力が篭り、抜ける。
その答えは、硬いカーボン骨格すら貫く刺突にある。いくら身体を強くしようと、命を、意識を司る脳を破壊されてはどうしようもない。
もう少しタイミングが遅れていれば、半人に襲い掛かる弾は倍以上になっていただろう。だがそうはならなかったのだ、これが殺し合いの現実だ。


『アイエエエ………!』
悲鳴を漏らし、まだ熱い薬莢を蹴り飛ばして路地の向こうへ走る労働者。入れ替わりに現れるのは、白いコートに身を包んだ偉丈夫。降りてきたソーマタージ。
刺し貫かれた亡骸を無感動に一瞥すると、取り出すのは何らかの薬剤の詰まった試験管。親指で線を飛ばしながら、死体を弄り服を漁る。

「あった、これだ。持っとけ、お前らの使うものだ」
投げ渡すのは、成る程社員証じみたプラケースに収まったパス。威圧的な字体で書かれた『CIB』の文字は、仮初の所有者を威光じみて写す。

「トラックの中に着替えがある、とっとと着替えてこい。その間俺は少しでも死体の発覚を遅らせる。
 死姦の趣味は無いが、勿体ねーなとは思うよ。その筋によく売れそうな傷一つない死体……」
シッシッと人払いをして薬剤を垂らせば、その顔はたちどころに腐食しグズグズに崩れていく。歯も、指紋も、ポケットを漁って取り出した身分証明の免許なども。
見ていて気分の良い光景ではあるまい。ソーマタージもそれを分かっている。

「40秒以内に支度を済ませろ。この事が捜査局にバレる前に向こうに出向いて終わらせる」

//今回はここまで
133名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:19/12/25(水)23:04:25 ID:HbA [1/1回]
【ちょろりひま】

 クリスマス!

 しかしスプロールにおいてはひたすらに過剰購買意欲増強イベントにすぎず、
 また、カロウシ寸前の企業戦士達にはそのような浮ついたムードとは全くの無縁!!

 そしてそれはトーゼンながら――

「デスーん」

 こたつに入っているガスマスクは実に訝しんだ目を向けております。
 ここはインペリアル・エンジニアリンク社のコンテナハウス。
 ホログラムで内装自由でいくらでもごゴージャスに出来るのに何故か昭和的雰囲気なおうち。

「ザッケンナコラー!」「ズッゾコラー!」

 ヤクザスラングが飛び交う!コワイ!シャッキントリはクリスマスであろうと乗り込み、
 債務者に対して様々な責め具を行い、精神的奴隷として打ち据えるものなのだ。が?

「デスーん」

 再度、ジト目になっているα-12。シャッキントリ達は室内を忙しなく動いている。

【七面鳥焼いたり、飾りつけしたり、シャンパンやソフトドリンク準備したり、
 果ては室内で簡易カクテルバーの準備!!】

「えーっと、α-12のイメージするアレコレはもっとVシネマ味に満ちているハズデス」

 こたつに入りながらも何この異空間?なα-12である。

【果てさて、この異空間にほかにおわすのは?】
134名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/25(水)23:13:56 ID:9CA [1/3回]
>>133
ジョージ「セバスチャン セバスチャン どうだろう 私の屋敷にもコタツを導入すべきだと思うのだが」

すっかりコタツの魔力に取りつかれ イギリスへの輸入を提案するは 最近拉致られたのもめげない英国紳士ジョージ・ド・ウィッカム
なおセバスチャンに却下されてしまい(´・ω・`)な顔をさらすのであった

ジョージ「そういえばもうクリスマスでしたか…本来ならば教会に出向いたりするはずだったのに
     仕方ありません 帰れないのならここでクリスマスを祝うしかないですね」

と沈痛な表情を浮かべる…が スーツの上から褞袍を羽織り コタツにどっぷり収まっているので何とも情けない姿
セバスチャンにお行儀が悪いと窘められていました
135 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/25(水)23:16:59 ID:8uM [1/3回]
>>133
「はーい皆さん、メリークリスマースっ、シチューが出来ましたよー」

鍋ごとふつふつと沸き立つホワイトシチューは正に聖夜のご馳走に相応しいと言えるであろう
更に隣の鍋にはビーフシチュー、その隣にはミネストローネ、そして豚汁、蟹の味噌汁…カンペキだ!

「…こたつをもう何台か用意しないとでしたね…」

しまったな、と意外とパーティの人数が多くて嬉しい誤算であった
136α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/25(水)23:23:24 ID:yjK [1/4回]
>>134

「それならデジ教会にアクセスしたらどーデス?」

 コタツに堕落せし紳士()に言いながらα-12はサイバーサングラスを示す。
 ナムサン!高度にネットワークが発展した近未来では教会に行くのもデジタルか!!

「入金額に応じて、神様の恩恵ランクがあがる仕組みデス。
 VIP会員になると免罪符特典が――」

【腐りきっておる!!】


>>135

「な、ん、で!所かまわず汁物ばかりデスか!」

 相も変わらぬポンコツのポンコツさに半人の両頬をつまむと、こうむにゅーん、と。

【むにゅーん】

「ザッケンナコラー!」「ワドルナッゲンナコラー!」

 ヤクザスラングと共にタェンティースのシチューが瞬く間に配膳!
 スプロールにしては珍しいほどに健全なメニューが揃っている!

「んで、なんでシャッキントリと共生関係かましているデスか!」

 なにこの空間とブーイングなα-12。普段とんちき100%の癖に相変わらず変なトコでマジメ!
137タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/25(水)23:32:00 ID:8uM [2/3回]
>>136
「いひゃい、いひゃいでしゅふえるぶ…!」

むにゅーん、と実際突き立てのオモチめいてよぉく伸びるほっぺた
伸ばし切って手を離せばばちん!と勢いよく戻るでしょう

「いえ、いつも一緒に生活している訳ではないですよ?」
「ただほら、おめでたい日とかには集まるじゃないですか。その時にいつもお世話になっているんですから、キチンと普段のお礼を…」

尚その汁物の数々は味は悪くない
何せ記憶したモノに対し、無茶のない範囲での有機的なアレンジを適度に加えそれを無機的データとして官能検査したモノなのだから

「…ジョージさま、そういえばこたつですが…」

以前七八が越境貿易の品として数えていたことを、セバスチャンに内緒でこっそり耳打ち!
138α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/25(水)23:39:41 ID:yjK [2/4回]
>>137

「もしゃもしゃデスデス。美味しいのが逆になんか腹立つデス」

 ほかほかのホワイトシチューを食べながらもジト目なα-12。
 何せ、シャッキントリと何かクリスマスパーチーしている理由にまったくなってねーからだ!

「ザッケンナコラー!」

 七面鳥が切り分けられてラズベリーソースが添えられる。
 微妙に手が込んでいるのがまた、α-12の頭痛を誘うのだ!!

「もぐもぐ、あ、これ妹たちからデス」

 キレイにラッピングされた箱をタェンティースに渡すα-12。
 ちなみに中身はオシャレとは程遠い何か変なセンスに満ちている。

【もふろうがたくさんペイントされた座布団というよくわからんチョイスである!】
 【ちなみにカノテクの資財をふんだんに使っている(私用!)なのでオンリーワンかつ生地上質で羽毛!!】
139名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/25(水)23:43:01 ID:9CA [2/3回]
>>136
ジョージ「・・・・・いや 屋敷に帰ってからにします」
なんか腐った空気を感じ取り サイバーサングラスを返却する

ジョージ「それに免罪符はVIPとか関係なく発行されるものでは?」
なお ジョージの生まれる数百年前にはすでに金銭による免罪符の発行は禁止されている

>>137
タェンティースの耳打ちにお目目がきらーんと輝くジョージ
早急にミス・四五六と連絡を取らねば なぁに買ってしまえばこっちのものである

セバスチャンは何やら不穏な空気を感じ取りため息を一つ

何はともあれ食事である

ジョージ「神よ 今日も…」
とキリスト教式の祈りをささげるジョージ 実に新進深いね
140α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/25(水)23:46:48 ID:yjK [3/4回]
>>139

「甘いデスデス。この世界の法律は企業が定めてるデス。
 つまり、カネ払いのいいひとほどあからさまに無罪デスデス」

 ナムサン!何たる拝金主義と格差社会に満ちた世界か!

「で、デス。ワトソン=サンは紳士を名乗るからには、
 たとえポンコツのポンとはいえ、おにゃのこの家に来訪したからにはオミヤゲはないデスか?」

 なんたる図々しさ。客の癖になんかクリスマスオミヤゲを要求である。
141タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/25(水)23:47:10 ID:8uM [3/3回]
>>138
「あ、どーもご丁寧に…」

今度皆にもプレゼントを配りにいかないと、と数日遅れの半人サンタがお邪魔する事になるであろう
そんでもってプレゼントを開封…目を見張り驚愕!

「!?」
「…こ、これは…、危なっ、早速汚す所でした…」

溢れる鼻血をギリギリで抑えてセーフ!
いきなりザブトンの高貴かつ美麗にして芸術性のあふれる素晴らしい模様に下劣なる朱を落としてしまう所であった

「…ありがとうございます、大切にしますね…!」

もふんと抱き締めながら満面の笑み
尚、後に渡される半人からトゥエルブへのクリスマスプレゼントはカピバラの着ぐるみである
142名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/25(水)23:52:27 ID:9CA [3/3回]
>>140
ジョージ「なんと…やはり世界が違うと常識も違うものなんですね」
実に真に受ける体質の英国紳士 金 金 金 紳士として恥ずかしくないな!!

さて クリスマスミヤゲを所望するという図々しいα-12であるが
ここは英国紳士の面目躍如 お土産の一つ持参しないで何が紳士か

ジョージ「もちろん用意しています ミス・α-12もどうぞ」
と セバスチャンが取り出し タェンティースとα-12に差し出したのは…

ジョージ「フランスから取り寄せたものです」

実にアンティーク感漂うフランス人形である

ナムサン カワイイの概念が古い!!
143 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:19/12/25(水)23:57:30 ID:yjK [4/4回]
>>141

 流石は大企業のエリート部隊たるクローントルーパー。
 シスターズたちにとってタェンティースの嗜好を調査することくらい朝飯前だったに違いない!

【驚愕すべきリサーチ能力(あるいはたんにイージー過ぎたという説あり)か!!】

「デスデス。ま、まあこんなにあっさり喜んでくれるなら甲斐があったってもんデス」

 何か目を逸らしながら言うα-12。よくわからんところで出てくるツンデレなムーヴ!

>>142

「デ・・・デスゥ…」

 なんたることか!ジェネレーションギャップならぬ境界線ギャップ。
 悪いものではない。むしろいいもののはずである。
 が、なんか素直にリアクション取れないのはこの何ともアレなアレゆえか!

「えーと、そのデスね。えーっと、ワトソン=サンには一度カワイイを徹底的にレクチャーしなければデス!」

 なんか変な使命感を燃やし始めたα-12。なお、コレのカワイイ概念も大概アレなことをお忘れなくである!!

>>141-142

 こーして何とも胡乱かつのほほんと、クリスマースな団らんをすごす面々であっととさ。
 めでたしめでたし。
144 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:19/12/26(木)00:02:50 ID:AWt [1/1回]
>>142
「…カワイイ!ありがとうございます…!」

半人からは意外と好感触な反応である
そのセンスは微妙にアレなのだ、実際トゥエルブの方がツッコミ役に回る程度には

「わたしからは…すみません、簡単なモノですが…」

ジョージへのプレゼントが人形ですっかり被ってしまったと内心
マッチョガイが見事なサイドチェストを決めている美しいフィギュアだ、半人的に芸術点が高い
セバスチャンへは割と質の良いステッキである。こっちはボケがない

>>143
「大切にしますね、…ありがとう…!」

実際単純明快なアレで大喜び、今夜から寝具が早速ひとつ増えましたとさ

//お疲れ様でしたっ!
145イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)22:11:26 ID:yOt [1/6回]
【前回までのあらすじ!(と言う名のシチュ構築】

 近未来サイバーパンク世界:スプロールにて――

 デッカーの諸君(※住所不定越境者アルバイトの諸君)に緊急案件が入った。
 イムカ曰く、表向きは違法バイオ兵器製造により企業連にフルボッコにされた製薬会社の残党ノバイオテロ阻止。
 裏側事情では、バイオ兵器の出所が彼女の出身世界である〝終焉の遠未来〟であるとのこと。

 人類の銀河帝国――
 最悪の官僚主義であり、かつて越境者支部の虐殺事件すら引き起こしたセクション(派閥)すら存在する。
 そんなものが影で関与していたとすれば危険なビズになりそうだ。

 -----------
 ------

【K型兵員輸送車】

「間も無く現場に到着するが…うむ」

 頼もしい越境者達(殆ど一騎当千の強者と同義語に近い)を乗せた輸送車でイムカはアナウンス。
 彼女にしては珍しく何か考え込んでいる様子。

【お決まりのパターンとしては、この時速500kmを越える鉄の塊で建物に激突しファーストアタックと行くところだが】

「途中で降りて徒歩で向かうとする。いいか」

【そして即断即決、火力isパワな彼女にしてはまたも珍しく慎重論で輸送車を停車させた】
146名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/12/28(土)22:20:20 ID:zIn [1/5回]
ジョージ「バイオ兵器・・・ですか」
いまいち理解ができていないのは近代生まれの英国紳士ジョージ・ド・ウィッカム
先日拉致されたのを救助され とりあえず異常はないということになっていたが・・・?

ジョージ「よくわかりませんが 危険なことは分かりました 微力を尽くします」
拳を握り 決断的に装甲車を降りた
147 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)22:23:11 ID:VoQ [1/4回]
>>145
「今更何死ぬほど似合わない風に悩んでんだよ?コンロの火なら消してきたし、鍵もかけてきた。
 そんな事より、背中のジッパーを上げてくれ。一人だと着れないようにした人間は馬鹿だ」

何かを考え込むイムカに向け、皮肉混じりの軽口を飛ばすソーマタージ。
肉襦袢と対爆スーツの子供めいてモコモコした、耐衝撃ブラストスーツを着込んでいる最中。大体毎回インパクトが一、二番目に大きいダメージになる故。


「マジィ?今更ァ? 今朝の占いでも気にしてんのか?
 背中のジッパーを下ろしてくれ。一人だと脱げないようにした人間はカスだ」

素っ頓狂な声で文句を飛ばしながら、どうにかスーツを脱ごうと四苦八苦。仰向けに転んでしまったら一人では起き上がれない構造だ。
兎にも角にも、現場に着く頃には脱げている事だろう。首を一度コキリと鳴らし、刀を携え決断的に車外へ。
「周囲を見ておけよ。楽に仕留められるかもしれない」
148 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)22:23:41 ID:JCx [1/4回]
>>145
「ああ、問題ない。作戦指揮は任せる」

頷くのは無骨な全身鎧型強化服の上からフード付黒革長コートを羽織った存在。
傍らには棺桶型アイテムボックス『シャハテルトイフェル』
加えて今回は肩やら腰やらに試作の携行武器を幾つか携えての出立である。

「所でそのバイオ兵器の詳細は?」
149イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)22:34:56 ID:yOt [2/6回]
>>146-148

「ライフイーターウィルス。惑星一つを滅ぼす究極浄(エクスタル・ミナトゥス)に使用される。
 人間を溶解させて燃焼ガスに変換、火が着けば惑星全土が燃え上がるという代物だ。
 もっとも、この世界のテクノロジーでは大分劣化してはいるのだろうがな」

 発動すれば先ず助からない&どこまで被害が拡大するかしれたものではないシロモノと認識すればいい。

「各人に対抗ウィルスはもたせておく。活性前ならばコレを培養層に放り込めば死滅させられる」

 皆に持たせた緑色の粘着質が入ったフラスコがその対抗ウィルスである。

【夜の街――】

 企業連に囲んで棒で叩かれて壊滅した企業の残党ラボ。
 イメージとしては人里離れた怪しい施設などを連想しがちであるが、
 実際には超人口密集メガロシティのスプロールらしく、市街地の真っただ中である。

【そこはかつてのオガキタ製薬会社(企業連によって壊滅した製薬会社)のダミー会社の小規模アーコロジー。
 巧妙に隠されていた企業支配地域だ。企業の秘密社員や子息。何も知らない若者や住人なども存在する】

 今回のイクサの舞台になるとは露知らず、夜の街だというのにネオン看板などでギラギラ輝き、
 その煌びやかさは正に不夜城と呼ぶに相応しいのだが――?

「ふむ、変わった様子はない・・・な?」

 イムカはやや訝し気に周囲を見たものだ。

【判定:サイバネティクス及び電子的視界と感覚を有すか?】

 (電子的視界持ち)…
 スプロールの夜に相応しく、奇抜な髪型や恰好のヨタモノが溢れ、耳やかましいサウンドがガンガンかかっている。
 要するに何時ものスプロールである。そう見えているし感じている。※ハッキングを喰らった経験があれば違和感を覚えることだろう。

 (ウェット※生身)…
 ネオン看板のCMなどの声こそあるが…人の気配が全くない。ディスプレイの音声だけが浮いて寒々しいほどに静かだ。
 街が通常通りに存在して、人だけがすっかり消え失せてしまった。突如、異質な空間に投げ込まれた感覚すらあるだろう。
150かぶり#新roy聞goldman紙[sage] 投稿日:19/12/28(土)22:45:47 ID:zIn [2/5回]
>>149
ジョージ「えぇ…」
聞かされた恐るべき詳細にドン引きを隠せないジョージ
何はともあれ死にたくないのでフラスコを受け取る

~それからどうした~
相変わら人口過多な市街地真っただ中である

ジョージ「おかしいな…」
本来ジョージは純粋な人間 つまりウェットである
なのでスプロールの電子的視界の景色は彼には無縁なものである



ジョージ「スプロールってこんな煌びやかな世界でしたっけ?」
目をこする もう一度あたりを見回す

そこには奇抜な髪形のヨタモノ やかましいサウンド
本来ジョージの見えないはずのスプロールが見えていた

【電子的視界持ち判定成功 ハッキング判定失敗】
151 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)22:47:05 ID:JCx [2/4回]
>>149
「そのようだが…ん?」

電子的視覚を有するジョンであったが彼自身は知らずとも感覚器官はデジタルだけに頼るものではない。
それこそハッキングを警戒しての二重三重の備えであるが彼自身はそれを違和感という形でしか察しない。
しかし違和感があれば自身が知る機能で違和感の正体を探るくらいは考えつくもので。

「いやまて、音や熱センサーにヒトの反応はあるか?」

携行武器の一つを構え周囲の越境者に問う。
こういう時にバイオ寄りの同僚が居ないのは不便である等と思いながら。
152 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)22:47:23 ID:VoQ [2/4回]
>>149
「見たところ、そう悪くない建物だ。建物ごと貰えねーカナ」
わざわざアナログな双眼鏡で確認。都市のド真ん中に居を構える不夜城。魍魎跋扈の伏魔殿。
企業連の制裁を受けたにしては、その文明の煌めきは変わらず夜を照らす。まるで闇の帳を恐れる本能を刺激されているかの様に───

「───?」
こめかみの部分を押さえ、バイオ合成眼球操作。最新型の義体、合成臓器である彼の感覚器官は、操作に応じて感度を調整出来る。技術が進んでいれば必ずしも良いとは限らないが故。
世界はたちまち絢爛たる様相を萎めて──いかない。完全なる生身のそれまで落とす事は出来ずとも、何かがおかしい事は分かる。


「感覚共有も出来ないお前らのために言っておくが、何か妙だ。人もいるし喧しいし“いつも通り”の吹き溜まり。気を付けろよ、何が見える?」
カチャリと鯉口を切る音。人の闊歩する往来にも関わらず、既に臨戦態勢。
否、見えているのは自分だけだ。この男も、女も、騒音も、何もかも、“紛い物”のそれ以下の偽造だ。
傭兵・戦士としての直感、微かな違和感、頭上から降り注ぐ黄金の囁き、全てが彼の本能を刺激する。即ち、猛烈な悪い予感だ。

「俺ぐらい映画を見てて、ついでに電子戦も切り抜けていると分かるンだよ。何か妙だってな」
153イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)23:01:35 ID:yOt [3/6回]
>>150-152

(?…状況、想像以上に拙いか?)

 歴戦のサイバネ持ち達が揃って違和感を訴えるならば、
 それは最早、確信に等しい警戒を持って然るべきである。

【生身のはずのジョージの様子に逆に警戒が遅れてしまったが】

「ジョージ、サイバネ機器に興味を持つとは意外だったな」

 そのような誤解をしつつも、イムカもサイバネ感度を変えようとするが――

>>151 音や熱センサーは通常反応。全ての虚像を実像として過不足なく拾っている】
 【>>152 踊り狂っているヨタモノに触れたりすれば…触覚に感。しかし接触されたヨタモノは無反応。リアクションは擬装できていない、が】

「…広域ハッキングを喰らった。こうなると視界と聴覚がどこまで信じられるか分からんぞ。
 ネットワークに接続していたらすぐに遮断しろ。今から電子的無線も全て封鎖。最悪、脳を焼かれる」

 言外に既に遅効ウィルスを仕込まれた後でなければな、と含めつつ、
 虚像が生活を営む街を進み始めるイムカ。製薬会社秘密ラボに進むという当初の計画は変わらない。

【一旦撤退して、再度・・・などという局面ではない。今でなければ全て闇に葬られてしまうだろう
154ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:12:29 ID:VoQ [3/4回]
>>153
刀に油断無く手を添えたまま、もう片方の手をヨタモノへ。
触感も弄られている。人の肌の感触、機械の硬さ、されど反応は一切無い。
「この技術がネットとかみてーに平和利用されるには、あと何億年必要なんだ?」
一度肩を竦めると、虚像の華やかさには目もくれずに歩み出した。

「仕事中にサボってやるソシャゲとネットサーフィンが唯一の趣味なのに」
ブー垂れるが、無論本気ではない。即座に首筋をスワイプ、手動操作で内蔵装置にアクセス。
一瞬、全ての感覚を喪ったかの様な暗転。否、実際喪っているのだ。本当にほんの一瞬だとしても。

「お前さンもサイバネ置換してたとはな。アキレスの野郎に勧められでもしたか?」
彼にも同じようなものが見えていたのは少々意外だったのか、ジョージに軽口を飛ばしながら虚構の繁栄へと足を踏み入れるソーマタージ。
腰の二刀の一つ、戦場刀に手を添え、いつでも居合めいて早抜き出来る格好。どうせ見せかけのギャラリーだ、後ろ指刺されようが通報されようが変わりはすまい。

「不本意だが、チャンスの扉は閉じられつつある。体勢を整えて戻る頃にはその方、7時30分には鼻先を打ち据えるのが低脂肪分の5%の定石だろう」
155 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:12:41 ID:JCx [3/4回]
>>153
「…」

全身義体(と自分では思っている)では電子的な感覚を切ってしまうと五感を絶たれたに近い。
かなり不味い事だが動揺を見せる訳にもいかない。

「少々反応が鈍くなるかもしれん、察してくれ」

結局自前のエコーロケーション機能で周囲を察するしかなくなってしまう。
正直、熱や音センサーの類も惑わされる現状で反響音を正しく拾ってくれるかは賭けだ。
水中での長時間活動は訓練くらいでしか経験がない、今回かなり足手まといになるやもと気が気ではない
156 : かぶり[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:15:40 ID:zIn [3/5回]
>>153
ジョージ「いえ・・・そのサイバネ?というのは持ってないはずなんですが…」
困惑しながら否定する 自分はウェット・・・のはず…なのに…

ジョージ「よくわかりませんがそのネットワーク? っていうのはどうやって切れば」
“音声確認 これよりネットワークをオフラインにします”
ジョージ「誰だ!!」

頭の中に響く聞いたことのない声 あたりを見回すが 虚像と仲間たち以外にいるはずもなく

ジョージ「いったいどうなってるんだ・・・?」
困惑しながらも前進していく
157かぶり[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:17:32 ID:zIn [4/5回]
>>154
ジョージ「ミスター・ソーマタージ 自分はその・・・サイバネ置換というのを行った覚えはないのですが…」
困惑中に飛ばされた軽口に困惑しながら答える

ジョージ「自分でもどうなっているのか・・・分からないのです」
158イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)23:26:36 ID:yOt [4/6回]
>>154-156

「サーボスカルとのアクセスも使えないか…このやり口」

 サイバー世界スプロールにおいて、サイバネアイなど生身からの置換はカジュアルなものだ。
 例えサイバネに抵抗があってもサイバーサングラス/サイバーコンタクトなどのAR機器は、
 もはや生活とは切っても切り離せない必需品。ゆえに工作としては充分。そしてその擬装強度は異常なレベルだった。

【一夜にして何かが起こったと、外部が気付いて狼狽えた頃には既に真相も何もかもが闇の中という寸法だ】

「?」

 (>>156-157)ジョージの胡乱な様子に訝しむイムカであった。

 ----------

【オガキタ製薬会社:秘密ラボ】

 秘密ラボとはいえ、外見はなんら普通のビルと変わらない。
 普通といっても、その外観と広さ・大きさのスケールは大層なモノであったが。

【残党とはいえ、それなりの資産を持ちだして逃避したのだ】
 【そこらへんの傭兵だの後ろ暗い連中だのを防衛として雇うマネーは十分にあったろうが】

 そのビルは街並みとはまるで真逆だった。人の気配がない。
 秘密ラボなのだから当然出入りがないように偽装?NOである。むしろ人の行き来があるほうが擬装として自然だ。

【さらにスプロールのサラリマンには夜だから皆、帰宅してゆっくり。などという概念は存在しない!】

 だが、完璧と思えた広域ハッキングにも瑕疵はあった。嗅覚だ。臭いは誤魔化せない。
 血臭、死臭――それも大量。

【臭いが一際、濃くなっている箇所に手を当てればドロッとした感触を覚えることだろう。
 そして、手には真っ赤な液体が滴っているという状態となる。(※死体は見えないが、そこにあり、振れることは出来る)】
>>155 エコーローケーションの範囲にもよるが、周囲にゴロゴロ死体が転がっているのが分かるだろう。一方的虐殺痕跡】

 見えぬ死体をまさぐることが叶えば、ヨタモノの死体に交じってサラリマン…製薬会社残党の死体があることも察せられるだろう。
 輪郭を、衣服の質感とカタチ、装飾品から生活レベルを…鏖の様相となっているということを。

「どうやら、裏で動いていた連中…総仕上げのタイミングだったようだ。用済みの残党を始末して――」

 ライフイーターウィルスを回収。全ての痕跡を消す――

 ドンドンドンドンドン!!瞬間、突然に横手からの発砲音多数!
 透明な死体に対する調査に意識を向けたタイミングを狙ったアンブッシュだ!!

【越境者達全員に対して銃撃アンブッシュ(視覚・聴覚の偽装はあくまで、静的な隠蔽対象にのみ及ぶ性質らしい)】

 【危険…降りかかる銃弾の威力であるが、そこらの強装弾とは一線を隔する危険な代物である】
159ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:40:22 ID:JCx [4/4回]
>>158
「…これは酷いな」

陸のイルカと化したジョンは音から状況を察し嗅覚が正しく反応している事を確認。
死体の状況を詳しく確認しようと片膝をつきながら周囲に知らせる。

「どうやら辺り一面が血の海だ、足をとられないように…くそっ銃撃か!」

警告の最中に始まる銃撃。
咄嗟に調べようとしていた死体を担ぎ上げ盾とする。

「ええい、何処を狙えばいいか分からん!」

なので銃撃があったと思しき方面にスタングレネードを投げるのだ。
尚、そういった装備を所持し、頻繁に使用することは作戦前に前もって言っていた…と思う。
いや、どうだったかな?と投げてから思うのだった。
160 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:44:14 ID:VoQ [4/4回]
>>157
「妖精さンの仕業だな。今日は寝る前、枕元に牛乳大皿に一杯とセージを添えておけ」
困惑するジョージを揶揄うのも束の間。神妙な表情を浮かべれば、チラと彼の方へ一度だけ視線を向ける。

「───この間、マンジュシャゲのミジンコ野郎共がバタバタしてたのは、オタクが拐われたからだろう。
 何かされた記憶は無いか?アルミホイルを巻いた時に違和感は?六角電波に聞き覚えは?カノトスの蒙昧、イプシロン、モンゴメリ式半陽性荷電反応、その次に来る言葉は?」
あの時、寝ていたとは言えあの依頼の場に自分もいたのだ。うろ覚えだが、心当たりがあるとすればそれか。
もっとも、今はその事について慎重な討議と言い合いを重ねるタイミングでは無い。振り返って真面目な表情を向ければ、また元の捜査に戻るだろう。
「それと……念のため、ケツも確認しておけ。心配するな、エイズは言われるほど怖いものじゃない」


>>158
「敵さんは昭和の悪役じみた完全秘密主義の建物を街中に建てるのが好きな間抜けか、もう全員何らかの事情でここにいられなくなったか。ど~っちだ」
影の如くしめやかに、素早く潜入。腰の二刀、匕首と呼ばれる短刀に油断無く手を添えた構えは、迅速なる室内戦闘に向けた抜刀の構え。
人の気配は無い。年の瀬の、ましてや夜半だから?そんな言い訳が通じるものか。実体験に基づいて断言出来る。

「おっと……どうせなら臭いも誤魔化してくれりゃ良かったんだがね」
ふと飢えた野犬めいて顔を上げ、空気を吸い込む。
嗅覚センサーに感有り。最早取り立てて珍しがるものでもないもの。───死の臭いだ。
見た目はまさに遺棄されたオフィス、しかし臭いからして、相当血腥い事になっているらしい。
惜しむらくは、この程度で躊躇うような生活を送っていない事か。臭いの強くなる方向を機械に依らぬ感覚で辿り、無遠慮にグワシと手を伸ばす。

「パーティーには間に合わなかったらしい」
ベットリと手に付着する、命だったもの。指先に掬って口元に当て、笑みの形に吊り上げる。掌で一度顔を覆い、その表情を隠そうとするかの様に朱に染める。
透明の物を弄り、突っ込む事になるが、触感から考えてこの場に転がるのはヨタモノ、サラリマン、少なくとも人間。そのどれもが死んでいる。


───瞬間!響く銃声!咄嗟に飛び込んだ虚空から血飛沫が上がり、ソーマタージの身体が痺れたように跳ね転がる!
ぶつかった感触からして、死体の溜まりに肩から突っ込んだらしい。白いコートが、シャツが、血に濡れて汚れる。
痛む肩を覗けば、浅くはない傷。並みのものではない。腹の方に首を回せば、赤が滲んで広がるのが見えた。チラリと覗く物は腸か。
それっきり、ソーマタージはガックリと仰向けに転がった。───襲撃を一瞬でも誤魔化すために。

(((舐めた真似、してくれる………)))
その手に握るのは、手探りで引き抜いた死体の臓腑。多分腸とかその辺だと思いたいが、こちらからは確認出来ない。敵はどうだろう。
超古典的な擬装、死んだフリ。ピクリとも動かず、焦燥も殺して、ただ蛇の様に隙を待つ。果たして。
161 : かぶり[sage] 投稿日:19/12/28(土)23:47:44 ID:zIn [5/5回]
>>158
ジョージ「なんだ・・・何が起きている・・・?」
未知なる体験に混乱をきたしながらとにかく進む

~それからどうした~
ジョージ「血の匂い・・・これはひどい」
むせかえるような死臭に顔をしかめる 壁に触れた手にはべっとりと血糊が付着する

ジョージ「急ぎましょう 危険な兵器を野放しにはッ!?」
戦闘による勘が身を助けた

アンブッシュを床に倒れ込んで回避 物陰があればそこに逃げ込もうとするだろう

>>160
ジョージ「わかりません すぐに眠らされてしまい 気が付いたらミスター・カントールに起こされました」
少なくても当事者に何かされた記憶はないらしい

ジョージ「・・・・・なんでケツに気を付けるのです?」
その辺の知識もないらしい
162イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)23:56:53 ID:yOt [5/6回]
>>159-161

「ボルター(噴弾銃)!?」

 瞬間(>>159)死体を盾にしたジョンに割って入る。
 それは死体が何らの意味もなさずに銃弾に貫通されたタイミングで、彼を突き飛ばしたのだ。

 イムカは片腕をかざして全身のリフラクターフィールドをピンポイント集中。
 フィールドを食い破らんとする銃弾の性質を各々が目撃することになるだろう。

【通常の銃弾と異なり、銃弾そのものがミサイルの如く推進している。
 防壁に防がれながらも全く、その勢いを失おうとししない。そして、炸裂!!】

 バン!と連続して破裂音が鳴ると共に、イムカの掌も破裂し、指数本がおびただしい出血と共にはじけ飛ぶ。
 (>>160)ソーマタージにしても運が良かった。体内に潜り込まれて炸裂されればそれでジ・エンドだった。

【噴弾銃…聖別されし大口径弾丸そのものが推進を有する〝終焉の遠未来〟における聖なる祭具にして武器】

「反撃しろ。おそらく偽装は殆ど役に立たん!!」

 ボルト弾の正確な銃撃が次々に襲い掛かる中、ジョンのスタングレネードが炸裂。
 味方側はそれを察し、すぐさま対応したが、躍り出た敵の勢いが殆ど止まってくれない。

【現れたるは2m強の巨人。そう言うしかあるまい。全身を特徴的なパワーアーマーで鎧っている。
 ヘルメットのオートセンスがジョンのスタングレネードの効果をほとんど無意味なものにしてしまった】

 グォォンン!と狂猛な唸りを上げるチェーンソード(鋸刃剣)がそのまま、
 イムカとジョンの肉を引きちぎらんと唸りを上げて迫った!

 ドドドドドドッ!!そして、後方からは再びの銃撃がソーマタージとジョージに見舞われる。
 ジョージの盾となる物陰はあっという間に削り取られ、まもなく無意味化するのは明らかだった。が、

【死体に紛れこんだソーマタージ。死体がまだ温かいのが功を奏した。敵手は彼が既に死んだと思っている!!】
163 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/28(土)23:58:52 ID:yOt [6/6回]
>>162

//×偽装が役に立たん→〇スタンは役に立たん。
164 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)00:00:49 ID:3Hz [1/4回]
>>162

//ソーマタージには銃弾見舞われてませんです。たびたびスマソ
165ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)00:17:17 ID:slC [1/2回]
>>162
(((内輪揉めに首突っ込んじまったか?)))
イムカの言葉が、防御が、決壊が見て取れた。飛び散る肉片と血煙に内心ゲンナリしながらも、彼女の言葉を聞き逃さない。
彼女が詳しいとなると、恐らくこの世界の企業のトップシークレットか、銀河帝国とやら絡みか。判断にはまだ材料が足りないし、今考える事でもないが、何か妙な事に巻き込まれたのは分かる。

(((けど、見えちゃったもんネ)))
ボンヤリと開いた眼は、戦場と化した室内を冷ややかに認識する。マズルフラッシュの位置、銃声の方向、飛来する弾丸。
巨人はあちらの二人に任せ、今すべき事は状況判断だ。死んだと思われている今がチャンス、針の穴の様に狭く、それでも確実な勝機。
接続をオフラインに、感覚器官を省エネにした分、極々些細な物でも残存エネルギーを肉体に回す。四肢に力を、その精神に冷徹を───

「───こんちはーっ!」
意識の逸れた今こそ好機!カッと見開く眼、ウィンドミルめいて振り回される旋風脚!超速で引き抜かれる匕首!
サイボーグの膂力で死体を竜巻じみて巻き上げ、吹き飛ばし、銃撃を散らす!鉢の如く銃撃の元へ素早く向かい刺す!頭の中で描いた算段の通りに身体を操る!

全ては運と迅さが鍵だ。死体が思った以上に少なければ?他の味方の邪魔になれば?位置を見誤れば、或いは間に合わなければ?
───それら全ての迷いと懸念を振り切るかのように、一連の所作は鋭く重く迅速く!一蹴で戦局を引っくり返し、一撃で銃撃を止めるが如き心意気で、ワイルドハントの報せじみた妨害作戦は、地上帆走る箒星めいた牙突は牙を剥く!
166かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)00:17:28 ID:Lil [1/6回]
>>162
物陰に隠れる瞬間見えた ミス・イムカの障壁をたやすく吹き飛ばし指をも食い破るその瞬間を
そして隠れた後もやすやすと障害を食い破る様も

偽装も おそらく防御もほぼ役に立たない相手 やられる前に やるしかない
指が滑らかに動き文字を描き

ジョージ「マキシマム・ストレングs!?」
自らの身体能力を爆発的に向上させる憤怒のルーン・・・が 発動しない

ジョージ「クソ!! どうなってる・・・何故発動s」
“デバイスを具現化します”

また頭の中に流れる言葉 そしてルーンを発動させようとした手に見慣れぬ板
いや 見たことがある ミスター・アキレスがいじっているデバイスによく似ている

知らない いつの間にこんなもの・・・いや 知っている

記憶が覚えてなくても体が覚えている 体に刻み込まれた・・・そう 
自分を拉致したハウンドインダストリーに 物理的に刻み込まれた記憶だ

デバイスを起動し 腰に装着

“認証ワードをどうぞ”

記憶を無視して体が動く

ジョージ「変・・・身ッ!!」
その言葉とともにジョージの体が輝き 光が収まった時には 見知った英国紳士の姿は大分様変わりしていた

赤い目元と 黒く艶やかな甲殻に覆われた全身を覆うパワーアーマー
肩には

“Hound industry”
”     Rider”

の刻印

ジョージ「ッ!!」
決断的に遮蔽物を飛び越え 駆け出す
テックのパワーアシストを得た爆発的脚力をもって 敵に接近を試みる
167 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)00:17:53 ID:Dk0 [1/2回]
>>162
「ぐっ…すまない、助かった!」

床に頭を打ち付けてしまったが、あのままでは粉微塵であっただろう状況に警戒度が上がる。

「…そのまま射撃に徹していたほうが勝算はあったと思うぞ?」

礼を言う間に迫りくる敵。
先ほどまでの銃撃戦が続けば十全に機能を発揮できないジョンの勝算は薄い。
しかしパワーアーマー相手の白兵戦となった今、反響音だけに頼る必要は最早ない。

ジョンの眼光がロボ物の表現法に漏れず一瞬赤く強く光った。
バシュウッ!と装甲の隙間から蒸気が噴き出す。
ガコン、とその顔の半分近くを覆うマスクじみた装甲が牙を剥き出しにした肉食獣のように開く。

「ヲヲヲヲヲッ!!」

ガシャガシャリと音を立てて繰り出す右拳が打撃に最適な形状に変化する。
床をへこまし、体重の乗ったストレートはチェーンソードを迎え撃つ。
比較対象として適切かは定かでないが、ゴーレム相手の真っ向からの殴り合いに耐えた拳である。
今回も問題なく勝負が出来る筈だ、出来なかったら腕が吹っ飛び、最悪胴体も両断されるだけだ!!
168イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)00:40:14 ID:3Hz [2/4回]
>>165-166

 ルーンの発動に失敗するも突然に555(ファイズ)めいて、強化装甲に身を包んだジョージ。
 それでも彼単独の吶喊であれば、強化された脚力があるとはいえ、蛮勇に等しかった。が、

 この時、死体に紛れていたソーマタージが周辺の死体を撒き散らしてデコイ兼シールドとし、
 ジョージに並走して火閃の下に一直線に突っ込む!!

【恐るべき死の銃弾が襲い掛かり、宙を舞う死体を貫通、あるいは突き刺さる度に、血と肉片がばら撒かれる。
 オートセンスによって瞬く間に補正されていく敵の射撃精度。猶予時間は遥かに少ない】

 奔るソーマタージの匕首。銃撃の相手もまた、特徴的なパワーアーマーによって鎧われている。
 装甲は頑健そのものであり、狙うべきは関節部などの隙間であると彼なら即座に判断できるだろう。

「―――!!」

 だがしかし、敵のヘルメットの目が一瞬光った瞬間に、ソーマタージの身体は不自然にその動きを停止!
 視界を通じた光回線でのハッキング!当然、彼の身体はすぐさま再起動を果たそうと動くだろうが。

【戦闘者にとって、その一瞬の硬直がどれほどの好機か。ソーマタージの脳を破壊せんと向けられる巨大な銃口!】
 【ジョージにとっては眼前で起こっている仲間の危機である(※ヘルメットの目は危ういと情報入手)】
 【ソーマタージにとってはハッキングの対抗処理の勝負だ。ジョージの支援が入ると仮定しても、数瞬停止したままなど、どうぞ殺してくださいと同義!】

>>167

「刃ではなく柄を狙え!!」

 高速で繰り出される死の刃に対してイムカの無茶なオーダー。
 それが叶えば、ジョンとパワーアーマーとの肉弾戦に移行だ!

【ガンガンガン!と常人であればその衝撃を浴びただけで皮剥がれ骨砕けるような連撃!】

 百年を優に超える戦闘経験から繰り出される死の刃との衝突だ。
 ゴーレムtとやりあったならばパワー負けこそしないだろうが、純粋に技量の勝負となる!!

「イヤーッ!!」

 そして、ここは尋常なる一対一の勝負の場にあらず!
 イムカはこの死の連撃空間に決断的に飛び込み、黒檀の旋棍をチェーンソードにブチ当て、
 僅かにその剣閃の正確さをブレさせた!

【好機…であるが、極めてか細い好機ともいえよう】
【相手の装甲は遠未来の強靭なる装甲。ともすれば、拳を無意味なものにしてしまうやもしれぬ】
 【→装甲の隙間を狙う…だけでは足りぬ。絶死の一撃である必要がある】

(ホワイトネス情報…イムカの心臓は二つある。ならば眼前の相手も?心臓掴みは決定打にならぬやも、だ)
169かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)00:54:14 ID:Lil [2/6回]
>>168
ソーマタージの横を猛犬めいて突き進むジョージ
恐るべき銃弾が甲殻をかすめていく

直撃でないからこそ弾いているが 直撃を食らえば装甲でもどうなるか分かったものじゃない

そして突如動きを止めるソーマタージ いったい何をされた?

“光通信によるハッキングに注意”
ジョージ「もっとわかるように言ってくれ!! クソ!!もっと速く・・・!!」
“スラスター 噴射します”
ジョージ「んぐ・・・が・・・!!」

その言葉とともに背中と脚部の甲殻が開き 噴射剤をまき散らしながら更なる加速
そしてジョージは空中にて体を反転させ

ジョージ「がああああああ!!!!」
空中飛び蹴りの体制で敵に突撃 ソーマタージの援護をすべく突撃する
170 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)00:58:42 ID:slC [2/2回]
>>166>>168
「俺もどうせ変身するならああいうのになりたかったな!」
視界の端で迸る極光。男の子なので変わるならメカメカしいのの方が好みだったらしい。
それはそれとして殺し合い。いくら強力な牙突と言えど、刃とアーマーでぶつけ合わせるのはあまりにも酷。狙うは関節部が定石。
首筋を狙い、精密機器じみた繊細さで半回転する匕首。鋭い切っ先がその喉仏を狙い、止まる!ワンインチ手前で!


「───ッ!!」
動かない。まるで身体の神経そのものが全て喪われたかのように。視線──あの煌めきを介した光回線のハッキング、敵も相当の搦手を用意しているという事。
体内の防衛機構は、防波堤めいて押し留め、肉体の支配圏を奪い返そうとする。その時間、一秒にも満たないだろう。
それでも、引き金を引き絞って脳漿を散らすのには、お釣りが来る程の時間。万事休すか、噫、無駄に長々と続いたくだらぬ生は、ここで幕を下ろすのか。

「───ふざ、けるな、よ……ッ!!」
否、否、否!その眼(まなこ)を視よ!電子的接触でも、その深淵の極々些細な一端であっても触れたのなら、狂気は既に喉元に喰らい付いていると知れ!
見開いた眼。乱れた白髪。血に濡れた形相。喉元に突き出された濃密に過ぎる死の気配。そして、狂気、狂気、狂気、狂気。

結局のところ、ほんの一瞬であっても打つ手の無くなった彼が出来る行動は、目一杯睨み付ける事だ。とびきりの殺意と憎悪の指向性をほんの僅かズラしてやる事だけだ。
───しかし、彼のそれはあまりにも重く、暗く、澱み爛れ暴れ禍ち───狂っていた。
パワーアーマーに向けるは、狂気の山脈がのし掛かるかの如き爛々とした威圧!眼光!
百年以上に渡る放浪と狂気、憎悪と殺戮、人の感じる悪感情の多くを内包し増幅させた、自己という地獄に向ける極上の“悪意”!

銃撃までの時間を稼ごうとか、戦意を削ごうとか、そんな打算があるわけではない。
それは死に直面した彼の分裂した無数のエゴが、尚も生に執着しようとどこまでも堂々と猛々しく狂い足掻いた結果に過ぎない。
重圧を物ともしない、或いは乗り越えるだけの精神がある──喪われている──ならば、見苦しい足掻きに。そうでないならせめてその自我に深い深い爪痕を刻み込もうと。
171 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)01:08:19 ID:Dk0 [2/2回]
>>168
「リーチの問題がな!」

なるべく刃に触れたくはないが如何せん刃と拳、間合いの差はある。
強度に自信はあるが無傷ではいられないのは道理。
火花を散らす度に表面に傷は増える。
一対一なら何れは此方が摩耗して敗北したろうが…

「好機ッ!」

イムカのアシストを無駄には出来ない。
しかし装甲の隙間を狙いあまつさえ心臓を?それは要求が過ぎる。
白兵戦真っ只中で繊細な動きをとれるほど此の義体は優雅には作られていないのだ。
が、それが打つ手無しと言う事には繋がらない。
相手がパワーアーマー、即ち中にヒトが居ると言うのなら。

「破ァッ!!」

鎧通し、という技がある。
端的に言えば装甲を通り越して衝撃を内部にまで伝える技法だ。
今回相対しているパワーアーマーの構造がどうなっているかは不明だが
ジョンが叩き込めるのは此の原理を利用した一撃ぐらいしかない。
相手の耐衝撃性を上回るほどの一撃を果たして繰り出せたかは分からないが
今できる最高の一撃をジョンは繰り出した。
172 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)01:20:15 ID:3Hz [3/4回]
>>169-170

(!!)

 その戦闘者はソーマタージの狂気と相対した。
 常ならば〝100年程度〟の狂気など一顧だに値しなかっただろう。が、問題はその性質である。

【彼が相対し続けた狂気は常に異端信仰のソレであり、鑑みるに値しない戯言であった。
 しかし、ソーマタージがぶつけてくるのは己が形作った狂気である。超常的存在に拠ったモノではない。
 その気迫、悪意、狂気は確かに戦闘者の引き金をほんの数コンマ数秒止めるほどの圧に満ちていたのだ】

「フォージエンペラー!!(皇帝陛下のために)」

 ゆえに信仰によって己が精神を鎧った。絶対的存在、皇帝陛下に。
 しかし、それが、その僅かな間隙が勝敗を分かつ。

【突如ブースターを吹かして吶喊するジョージ。その急激な速度の上昇はついに敵手の予想を超えた】

 超過速による飛び蹴りが突き刺さる。それを首に激突する。
 強靭なる首の筋肉。常人より遥かに強化された巨人のソレ。
 だが、それでも単純かつ絶対なる加速×質量の法則は裏切らない。

【間隙を完全に狙いすませた飛び蹴りは敵の首を720度回転させて、ヘルメットごと胴体から引きちぎった!
 残るは頭部を失った巨人の体躯と、遠方に転がった中身入りにヘルメット!】

>>171

「武術アーツ!?」

 〝イムカの知る〟戦闘者の肉体はパワーアーマー抜きにしても頑健そのものだ。
 巨大な筋骨、肋骨は隙間を無くして覆われ、心臓は二つ。臓器は全てが強化されている。
 だが、ジョンが用いたのが高等技術からなる鎧遠しならば――

「皇帝陛下のために!」

 同じく叫んだ者とは真逆の結果を穿つべく、ジョージと同時にイムカもまた無事な手をパワーアーマーに重ねる。
 単純な質量でいえば、ジョンとは比べるべくもない威力に過ぎないだろうが、

「イヤーッ!!」

 イムカが同時に放ったのはジョンと同じく浸透勁(鎧遠し)であった。
 そして、二人の放った体内威力伝播はハウリングの如く、中身の肉体を駆け巡り、干渉し合い、その威力係数たるや、

【パン!!と〝鎧の内部〟から破砕音。数瞬後、鎧の隙間という隙間からおびただしい流血が漏れ出て…そして斃れた】

 ----------
173 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)01:20:24 ID:3Hz [4/4回]

>>169-171

「我が帝国の遺伝子強化された主力中の主力だ。くそ、どこの騎士団だ?」

 指を失った手を応急処置を施しながら毒づくイムカ。
 決定的だ、今回の相手は〝人類の銀河帝国〟どこのセクションかまでは不明だが。

「アレで終わりじゃあない。おそらくは別にまだいる。そう多くは無いだろうが」

 この世界にライフイーターウィルスを研究させ、成果という果実をもぎ取ろうとする連中。
 放置すればどこまでいくか知れたものではない。

「抑えるぞ。最悪でも私が処刑されるだけだ」

 決断的に皆に告げ、治療もそこそこにビル内部への突入が開始されるのだった。

//いじょ!
174イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)22:29:44 ID:1G4 [1/5回]
【前回までのあらすじ!!】

 平和な魔法少女世界に突如として起こった、
 虐げられし(?)暗黒ピエロマスク集団による同時多発テロ!!

 もちろん、それとは何らの因果関係も存在しないことは明らかであるが、
 偶然にも居合わせたイムカ・グリムナーは奥ゆかしく過ごしていたところ、テロの真っただ中に出くわす。

 そして首尾よく魔法少女達が犯人を制圧した現場を確認し、
 今こそ、この世界の技術の何たるかを調査するチャンスであると、
 あくまで穏便・隠密・目立たないようにを第一として、イムカの身を案じた協力的パートナーと共に鉄火場に向かうのであった。

【欺瞞は一切ない】

 ----------

【TV局――】

 魔法少女の世界とはいえ、テクノロジーも並行して発展しているのだろう。
 電波かどうかまでは知らないが、テレビジョンの概念はあるらしい。

【すばやい情報発信と娯楽を求めれば、行き着くところはさして変わらぬのかもしれない】

「イヤーッ!!」

 だがしかし!常ならば他愛無い話題とスポンサーの意向を垂れ流すばかりのワイドショーは
 今や血みどろのテロ襲撃の生放送という修羅場をお茶の間に流していた!!

【相次ぐ銃声!削り取られていくセット!そして、ヅラ疑惑で有名だったコメンテーターが射殺死!】
 【→なお、この世界、こんなグランドセフトオートな超犯罪状況はとっても珍しく、普段は平和らしいよ!たぶん、おそらく、めいびー】

「我々は!この絶望的格差社会を是正するために立ち上がった!ゆえにそれを助長する連中にはまず死んでもらった!」

 熱に浮かされたような宣言がTVの前で始まる!カメラマンは身体にバクダンを取り付けられ言うままだ。何たる卑劣!!

「それでは先ず、我々の宣言と要求だが――「イヤーッ!!」」

 ナムサン!今、お茶の間の皆さんは何を目撃したか!
 突然に横から割って入った政治将校が、ピエロの一人にドロップキックをかました瞬間だ!

「な、何者だ貴様―ッ!」

 当然ながら、TVスタジオに居る他のピエロマスク達の銃口が一斉にイムカに向く!
 アナヤ!このままでは彼女がハチの巣になる悲惨光景が全国ネットに流れることに!

「ふむ、ちょっと早く到着しすぎたか。魔法少女の活躍を見たかったんだが。ほら、かよわい私がピンチだぞ」

【さあ、イムカの危機的状況()だ。頼りになる愉快ななかまたちの援護を期待したいところ大である!】
175かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)22:39:15 ID:Lil [3/6回]
>>174
身の丈3mと少し 体に幾重にも刻まれた傷
簡素なズボンのみをまとい 巨大な骨製の剣 そして 右腕が無かった
彼は人間ではない 名は捨てた 今の彼は種族名を指し示す『ギガース』

ギガース「!!!!!!」
画面の外から轟く何者かの声
ウォークライ 心の臓弱ければ衝撃で止まりかねないほどに殺意に満ち溢れた雄叫び

骨剣を構え大きく踏み出す 足の先から始まった力の奔流は 足首膝股関節腰を経て増幅され
肩に到達するや 爆ぜた

腕の輪郭がぶれるほどに放たれる斬撃を 効果範囲内の者すべてを巻き込まんと放たれるは

剣術の最奥にして基本 ストロングスマッシュ

巨大な人外のダイナミックエントリーだ!!
176 : ディ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)22:44:27 ID:PYi [1/4回]
>>174
このカオスに無理矢理連れてこられたのは

「…」

腰の後ろに一振りの剣を括りコートを纏いフードを被り仮面を着け地肌の見えないヒトガタだ。

「……ヤバいな、こりゃ」

現状もさることながら彼には別の懸念があった。
それはイムカがこの世界に来てしまった事から既に始まっているのだが…

「下手に動くと何が起きるかわかんないし
 ……そもそも連中がイムカさんの守りを抜けるのか?
 いや、無理だろうなあ」

世界特性として男よりも女のほうが何かと強いこの世界。
目玉たる魔法の適性も女性の方が遥かに上。
そしてこの特性は越境者にすら適応されるのだ!

だから正直この場面、イムカよりピエロのほうが追い詰められている!!!
177イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)22:58:38 ID:1G4 [2/5回]
>>175

「なんだこの化け物はーッ!!」

 当然ながらピエロマスク達は驚いた。
 三メートル近い巨人など、驚愕以外にどのような反応が出来ようか。

【幾つモノ銃口がイムカからギガースにシフト!銃弾が次々に放たれる】

 しかし次の瞬間に放たれた広範囲斬撃により、
 安普請のセットはついにトドメとばかりに砕け散り、範囲内のピエロマスクはまとめて死!!

【おい、電波止めろ!!】

>>176

「死にくされーッ!!」

 ピエロマスク達の銃弾はイムカにも降り注ぐが、
 それは彼女の偏向フィールドに雨粒の如く弾かれてしまう。が、

「…ふむ?ディ、シールドエネルギーが全く減らないのだがどういう理屈だ?」

 この世界の銃弾は一際弱いのか?と首を傾げるイムカである。
 地味になんかの法則が働いている模様。

【なお、おおあばれしているギガースは男であるが、単純に体格isパワを実践しているのでアレだアレ】

「―――」

 そして、そのような鉄火場の中でディはある真実を目撃する!
 コメンテーターの死体の頭部から髪…否!ヅラがコロりと転がったのだ!

【この真実が全国ネットで放映された瞬間!巨万の富が行き交いしたことは言うまでもない】
178 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)22:58:46 ID:1G4 [3/5回]


>>175-176

「ひぃい・・・助け、助けて…!」

 おそらくはあっという間に筋肉隆々かつ決断的だが向こう見ずなギガースの活躍により(イムカは奥ゆかしいのだ)、
 制圧されたTVスタジオであるが、瞬間、悲鳴があがる。

「…拙いか?」

 すわっ?見よ!罪なきカメラマンにグルグルに取り付けられた爆弾のタイマーが作動し、
 既に残り5秒を切っているという酷い有様を。

「……・…」

 ちなみにイムカは既に損切りを済ませており、このカメラマンを空中高くぶん投げて二次被害を防ぐ腹まで行っている!
 決断的であるがゆえ非情かつ合理的帰結!しかして、ギガースかディのどちらかならば別のルートは開けるであろうか?

【バクダンは錠やらテープで雁字搦めでそんじょそこらで剥がせる状態ではない】
 【→あるいは別の第三者…魔法少女の介入はあるだろうか!?】
179かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:04:03 ID:Lil [4/6回]
>>177-178
放たれた銃弾が巨体に突き刺さり 赤茶けた血液をまき散らしながらも止まらない
たかが豆鉄砲でどうこうなるような生き方はしていない

斬撃は放たれ マスクマンは骸を晒す

血やら臓物やらでぐっちゃぐちゃやでぐっちゃぐちゃ
しばらく肉屋の売り上げが落ちること間違いなしなスプラッターな光景が広がっている

だがまだ危機は終わっていない
カメラマンに括り付けられた爆薬がまだ残っている

なおギガースもまたカメラマンをお空高く高い他界させる気満々なので
カメラマンの命はディのレスにかかっている!!
180 : ディ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:11:23 ID:PYi [2/4回]
>>175-178>>179
「えぇ……」

残念ながら現在のディにはこの状況を打破する術がない。
そもそも矢鱈と頑丈で剣を振るうぐらいしか出来ない子であるからして。

更に今の彼には迂闊に動けない理由がある。
これ以上何かが起きれば間違いなく懸念事項に発展する!

「いや、無理っすよ!?」

なんか二人が別の解決策無い?見たいな視線を送ってきている気がするが、
前述の通り正直彼にはあまり出来る事が多くない!

「だめだ、もうおしまいだぁ…」
181イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)23:20:37 ID:1G4 [4/5回]
>>179-180

 ディに打つ手がない事でカワイソなカメラマンの運命は決まった!

「ギガース!」

 彼がここで炸裂すれば越境者は無事だとしても多くのTVスタッフが犠牲となることは明らか。
 ゆえにCODのプライス大尉の決断の如く、カメラマンは巨人に空高く放り投げられて爆裂!死!!

【めっちゃカジュアルに振りまかれる死!なんたる惨事か!!】

「クリア!!」

 爆弾の解除()を見届けてイムカは宣言。ここはテロの魔の手から救われた。
 なお、ギガースが暴れてヅラが転がる前後で、ナイスなボートの映像に切り替わったのでトラウマ映像配信は阻止されていた。

「ギガース、ご苦労だった。辛い役目をさせたな」

 無表情に言いながら、彼に100コンソメチップスを渡す。
 上官としての感動的光景のようでもあり、とんでもなく胡乱すぎる光景のようでもあり。

【ギガースは抗議してもいいのよ?】

「さて、それはそれとして、だ。上手くいかないものだな」

 魔法少女が来る前に現場を制圧してしまった。何たる本末転倒か。
 と、ここでディの方に怜悧かつ無表情な顔(イムカはいつも表情がほとんどないが)を向けて、

「ディ、何を隠している。何か思う所があるのか?」

 ふと、そのような事を言ったものだ。まあ、監視役っぽいというのは察していたのだろう。
182かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:26:53 ID:Lil [5/6回]
>>181
一切躊躇することなく カメラマンをむんずとつかみ 天高くポーイ!!
両手が揃っていれば狙いを定めたのちにガッツポーズ決めてから なんてタイタンズなフォール的ムーブもできたのだが
片腕しかないからできなかった 仕方ないね

ということで殲滅完了 報酬の100コンソメをいただくわけだが

ギガース「・・・・・?」
辛い役目とはなんだろうか と疑問符を浮かべるギガースであった
元々蛮族であり この辺の死生観というか 人殺しに対する耐性はDNAレベルで高いギガースであった

とりあえず袋を器用に開けてざらざらぼりぼりむーしゃむーしゃごくりとご馳走様 袋はポイ捨てしました
183 : ディ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:37:12 ID:PYi [3/4回]
>>181
「っす、色々と」

隠し立ては事態がややこしくなるだろうとディは素直に頷く。

「異常事態が起こりすぎてるっす。
 このままだと多分…最悪『扉』が開く可能性が」

ぐぬあー!と頭を抱えしゃがみ込むディ。

「どーしたもんかなー…あ、扉の説明必要っすか?」

途中で多分考えるのをやめたのだろう。
もうどーにでもなーれの精神がディを立ち上がらせヤケッパチニさせている。
184イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/29(日)23:44:45 ID:1G4 [5/5回]
>>182-183

「道中で聞く。テロで抑えられる場所といえば、TV局に行政。
 おそらくは政府の重役が狙われるだろうが…」

 しかし、この世界の上層を占めているのは当然ながら女性。
 しかも、中々に魔力を扱う者も含まれているだろう。

「宰相などの一部はあまり心配することはないかもしれんが、誰も彼も自力で乗り切れるというものでもなかろう」

 暴れている間にも政府要人が所在するホテルや避難ルートをサーボスカルに洗わせていたイムカ。

「向かいながらだが、説明してもらうぞ」

 遺体を他の目から隠させるなどと言った一定の指示を行いつつ、
 ギガースとディを伴い次なる現場に行くことにするイムカ。

【入口から出ればイムカとディが乗ってきたバイクがあることだろう。ギガースの移動手段はなんだろうか(体格デカすぎるし)?】

 エンジンを吹かしながら、

「情報は必要だ。扉とはなんだ。貴様の雇い主?か、何を懸念している」
185かぶり[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:50:38 ID:Lil [6/6回]
>>184
どうやら移動するらしい
イムカ達が乗ってきたバイクに横付けされているピックアップトラックが見えるだろう

アキレス「おかえりー 次はどこ行くの?」
―――ギィ!!

運転席でデバイスいじってたアキレスとベティがイムカ達に挨拶する
ギガースはその二台にどっかり座った

大型のピックアップトラックの積載量は1000㎏にも上る ギガースが乗っても大丈夫!!

アキレス「んでどうしたの? さっきから扉がどうのって言ってるけど」
と 情報収集はアキレスが担当 ギガースは瞑想を始めてしまった
186 : ディ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:19/12/29(日)23:59:40 ID:PYi [4/4回]
>>184
「僕もあんまり詳しいことは聞いてないんすけど…
 この世界は裏と表があるそうで、どうもその裏の世界にはヤバいのが封じられてるんだとか」

バイクの後ろにまたがってディは続ける。

「それはコッチに這い出るために常に何かを仕掛けてるんだそうで…
 これ一応世界的な機密だそうで、何かソレだけって訳じゃなさそうっす。
 隠されてる事実は未だありそうですがそれを探るのはチョーっとヤバそうなんで」

何せ彼は以下略

「僕は一応国に雇われてるんっすよ。
 で、イムカさん回りで何か起きたら報告するようにと言われてまして」
187 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:19/12/30(月)00:09:10 ID:Mzf [1/1回]
>>185-186

「なるほどな。まあ、平和に過ぎる世界にしては防衛力が妙に高く、
 バケモノめいた存在も時折現れているという、その手の歪みには何処も抱えているものだな」

 中々に厄介な裏事情はあったようだが、ここは疑ったり惑ったりするのではなく、
 そういうものだと受け入れるしかあるまい。

【だが、ここで一つ考えねばならぬことがある。アキレス達にも目配せしつつ首を傾げ――】

「で?なんで私の周りで何かが起きたらと妙に限定的なのだ?」

 確かに密使としての聖務を帯びているとはいえ、
 イムカ自身は奥ゆかしくもトラブルをさえ、大人しくしているつもりだったのに、である。

【悪いのは当然ながら、何故か偶然にも暴れ始めやがったピエロマスクどもであると確信する!!!】

 と、まあ、びみょい空気の余韻を引きながら、一行は次なるステージに向かうのでありましたとさ。

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 ------

 なお、遅ればせながらもテレビ局に到着した魔法少女達は余りにも手早くかつゴアい現場を残した連中に頭抱えるハメになったかも。
 被害は間違いなく最小限で収拾されているのだが、見切りめっちゃ早かったり、サツバツだったりで、
 激務の疲れもあって顔面を引きつらせるには十分だったそーな。めでたくなしめでたくなし。

//おちまい!
188ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:21:18 ID:DTe [1/5回]
(前回までのあらすじ)
国内有数の軍事企業ウエストテック社。一行はその研究・開発施設に潜入し色々とぶん取る為の準備に取り掛かる。

【退廃近未来 旧ケアンズノース 現地時刻14:47】
「あらすじ終わり。パンツ上げ」
無感動に窓の外へと宣言し、トラックの運転をするソーマタージは後ろの様子をダッシュボードに内蔵されたカメラで伺う。
会話はマイクを通じて行うため、問題なく聞こえるはずだ。

「着替えは終わったか?社会人たるもの、40秒以内には身支度を済ませるものだ」
「パスは首から提げておけ。見える位置にな」
さて、ハッキング用の装置があるCIB──連邦捜査局の施設に潜り込むため、セキュリティパスを手に入れた一行。
無論、それだけで入れるほど警備は甘くはない。見た目もある程度は整える必要がある。
そのためにソーマタージが用意したものは、何の変哲もない背広。ちやんとサイズもぴったり、色も数種類用意されている手の込みよう。
「馬子にも衣装だな」


「首からパスを提げて、何の成果も得られなかったようなツラをして潜り込め。
 どうせ一人一人の顔なんざ覚えちゃいない。堂々として入れば、案外バレないさ」
「あぁただ、武器は置いてけよ。当然だ、デカい刃物だの斧だの持って入ってみろ、二秒もかからず追い出される」

場所は捜査局本部ビルのすぐ下。交差する道路の下側にて、最後の演技指導。
腕時計を確認。出来れば怪しまれない内に、手早く済ませたい。
「持ち込むのは、懐に収まるサイズのものだけにしろ。 チャカぐらいなら貸してやるぞ。使えるなら、の話だが」

「インカムは付けたな。電源も入ってるな。ヨシ。
 そこの階段を上がっていけばもう目の前だ。ああそれと、回収は別の車で行う、間違えるなよ」
189かぶり[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:29:23 ID:zbQ [1/4回]
>>188
さて そんなこんなでパスを手に入れた蛮族・・・

ジョージ「なんか新鮮ですね」
蛮族は越境の神に連れ去られ 代わりにやってきたのは英国紳士兼改造人間ジョージ・ド・ウィッカム
普段のネイビーではない背広を着こみ セバスチャンの用意した鏡で自分の姿を映していた

ジョージ「セバスチャン どうだろう? たまには違う色のスーツも用意してもらうのは」
セバスチャンは仕立て屋と相談しておきますと告げ 鏡をもって越境していった

ジョージ「よし 自分にはこれがあるので大丈夫です 行きましょう」
と右手にデバイス 左手に拳を握り準備万端である ここはテックが優先される世界であった
190 : 西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:37:34 ID:Kts [1/4回]
>>188
「あれ!?自分は此のままでいいのでは!」

腰まである長く煌めく黒髪と縦に横にデカいとしか言いようのないメリハリボデー
サングラスと前を開けても些かパツパツで窮屈そうな黒スーツ姿の女性が手を挙げて言う。
着替えの時の話であったが…とても煩い。

今日は腰に吊り下げた凡そ生身の人間が扱う事など考えられない巨大拳銃は持ち込めないので
少しバランスが悪いなとか思っているホワイトネス期待の新人エージェントである。

「強化プラスチック製のナイフとかですかね!持ち込めそうなのは!
 …でもそんなの持っていませんでしたっ!痛恨っ!!」

たはーっ!と言いながら額に手をやる身振り手振りが一々大きい、あと声も。
191ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:46:12 ID:DTe [2/5回]
>>189-190
「お前は及第点と言ったところだな。電源の付け方を一から説明しなくて良かった」
ロイの代わりに現れたジョージ。特に問題なく済みそうでこれにはソーマタージもご満悦。

さてもう一人だが、
「お前はウィスパーボイス以外出すな。以上」
耳を塞いでいた指をそっと離し、冷たく言い放つのであった。無常!
「セラミックダガーがある。必要なら貸してやるが、あまり頑丈じゃない。いっそ使わないぐらいの心意気でやれよ」

「さあ行ってこい。手早くやれば晩飯までには帰れる」
とりあえず用意が出来ているのなら、後は何も言う事はない。パンパンと手を叩いて囃し立て、追い出そうとするだろう。


階段を上り、陽の光の下に出て最初に迎えるのはモダンな雰囲気の噴水、荘厳なる看板、そして、高層ビル。
近未来の建材故か、公的機関という肩書がそうさせるのか、どこか威圧的な雰囲気すら感じさせるその伏魔殿は、冷たく二人を見下ろすだろう。

『観光に来たんじゃねーんだ、さっさと行け』
そんな気配を知ってか知らずか、ソーマタージからの無線は休みなく続くけど。
『セキュリティゲートを何食わぬ顔で静かに通り抜けて、エレベーターで53階まで上がるだけだ。簡単だろ』
192西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:53:33 ID:Kts [2/4回]
>>191
「徒手空拳ですか!ステゴロ最強は浪漫ですね!いいでしょう!受けて立ちますっ!!」

此れでも『ぼくがかんがえたあくのぐんじゅきぎょう』みてえなトコの期待の新人である。
どうやら物は持ち込まないらしい事しかちゃんと疎通が出来てない気もしないでもないだろうが。

それから、それから

「!!」

ビルを見上げながら『簡単ですねっ!』と直接脳内に語り掛けようと努力するが無駄。
そもそもそんな能力はない。
喋るなと言われたので御口チャックしているのだ、イイ子!
193 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/02(木)22:54:36 ID:zbQ [2/4回]
>>191
ジョージ「わかりました 行ってまいります」
そういって現場へと向かうだろう

~それからどうした~
さてこの男 以前ロイの故郷で起きた一連の事件にて 貴族としての吟味が磨かれたのか
どこぞの政治将校ほどではないが それなりに存在感というのを身にまとうようになってきた

威風堂々肩で風を切って現れるエージェント 堂々と・・・堂々としすぎるぐらいにビルの中に入っていこうとする
んでまぁ 止められなければエレベーターを起動させることだろう

ジョージ「えぇっと・・・」
“そこのボタンをタッチしてください”

まだテックに慣れきってないのか 頭の中の声にナビしてもらいながらであるが
194ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:04:27 ID:DTe [3/5回]
>>192-193
【エントランスフロア】
受付の中年スタッフと、コーヒー片手に談笑に興じる数人の捜査官。厳しい雰囲気で手を前に組んだ警備員。至って普通の公的機関だ。
空港のそれを彷彿とさせるセキュリティゲートを潜る際、ジョージの雰囲気に反応したのか警備員が二人を一瞥するが、何事も無いので素直に通すはずだ。


『作戦がスムーズに進む以上の楽しみは無いな。
 平静を保てよ。お前らは捜査官ほど頑固そうな雰囲気が無い、見られ続ければマズい』
エレベーター内。ソーマタージからの無線と共に、ジョージのデバイスに一件のメッセージ。
【判定:テクノロジー→目標の画像共有が可能か否か】

『さて、そろそろだな。目標は銀色のアタッシュケースだ、その階にあるはずだからしっかり探せよ』
えらくフワフワしたメッセージ。何かを言う間もなくエレベーターの扉は開かれる。
そこはいくつかの捜査官用オフィスや倉庫、トイレ、演算室などがドーナツ状の廊下に面した、広い階。当然、午後の仕事に勤しむ人々もそれなりにいる。
その部屋数、十五以上。一室一室見て回るには人目に着くリスクが高過ぎる。ある程度目星をつける必要があるだろう。

【判定:直感、もしくは運→目標の鎮座する部屋に辿り着けるか】

『いいか、殺したり殴ったりするのはバレた時だけだ。落ち着いていけよ』
195かぶり[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:13:10 ID:zbQ [3/4回]
>>194
“クライアントとの画像共有が提案されました 許可しますか?”
ジョージ「・・・よくわからないがやって大丈夫なのか?」
“問題ありません”
ジョージ「わかった 許可してくれ」

【画像共有可能】

そんでもって目標の場所までやってまいりました
全部の部屋を探している時間はない

ジョージ「さてどうするか・・・・?」
“広域スキャンを提案”

【テクノロジー的な探知能力を発動できるかどうかできなければ以下のレスに続く】

ジョージ「仕方がない 勘でいこう」
と 適当な部屋に入ろうとする

子のレスの最後の時間が50に近いほどいい結果が出る
196 : 西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:17:04 ID:Kts [3/4回]
>>194
「…!?」

一瞥したら二、三個見つかりそうな物がターゲットなので『えっ!』とか大声を出しそうになる。
咄嗟に両手で自分の口を押えた挙動不審。

さてさて、目星をと言っても如何したものか?
行き当たりばったりで行くしかあるまいと運任せ。
迷いなく探索のための第一歩を踏み出す行き当たりばったり上等思考。

まあ、このレスの投稿末尾が奇数だったら良い事あるんじゃねえの多分!
197ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:32:58 ID:DTe [4/5回]
>>195-196
ティロン、と小気味良い音と共に届く一枚の画像ファイル。
ソーマタージはアタッシュケースと言っていたが、それはどう見てもジュラルミンケース。
どちらでもいいとかはともかく、見本がある以上格段に見つけやすくなる事だろう。

ジョージの広域スキャン→成功。捜査官用オフィス五番に感有り。
だが、ここはスプロールほどではないにせよかなり技術の発達した世界。サイバネ置換などを受けた数名の捜査官は、感じた違和感に首を傾げる。
【警戒レベル:軽度上昇】

橘花の運→失敗。演算室に着いてしまった。ウカツ!
薄暗い室内では何らかのコンソールやモニター、サーバーがひっきりなしに稼働する。
侵入者に気付いた職員は、橘花の方を向いて怪訝そうに眉をひそめた。
「部署を間違えてないか?ここはあんたが来るところじゃないと思うぞ」


【ジョージ】
場所が割れたのならばそこに行くのは容易だ。だが、当然そこには人もいる。
部屋の主自体は不在のようだが、何かを借りに来たのだろう。デスクに積まれたファイルを一枚一枚確認している屈強な職員がガラス戸越しに見えるはずだ。
部屋の隅のキャビネットには、送られてきた画像通りのケース。しかし、取りに行くには職員の目の前を通る必要がある。
この場で待ち続ければ他の捜査官などに怪しまれ、下手に突入すれば面倒事となる。選択の時は問答無用に迫り、ジョージの答えを絞り出そうとする!

【橘花】
「新入りか?部署の責任者は。とっととその人の所に戻った方がいい」
追い払おうとするその声に、疑念の色が強まっていく。繊細なるコンピューターの無数に積まれた、犯人捜査の為の神聖なる空間なのだ、当然と言えよう。
その時、ソーマタージからの入電。返事を待つ間も無く、興味深そうな声が耳朶を突く。
『ほう、ここで色々なアルゴリズムとかその他諸々を使って、逃亡中の犯人の捜査をしていると……。
 中々面白いな。ここの機械がダウンすれば、ヘマをした時逃げやすくなるだろう。だが、そこにハッキング装置は無さそうだ。他に行け』

立ち去るか、何か事を起こすか。こちらも同じく選択の時間は少ない。職員は舐め回すように橘花の頭から爪先までを睨み、違和感に片方の眉を上げる。
「……見ない顔だな……。なんか言ったらどうだ」
198西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:42:28 ID:Kts [4/4回]
>>197
「しっつれいしましたっ!」

大声出して回れ右ィッ!!
こいつは不味い、チョッと今後の雲行きが怪しいなーとは思う。
スタコラサッサ、演算室から遠ざかってトイレの個室に駆け込むのだ!

「んふーっ!如何したもんですかねっ!!」

個室に入ってトイレに腰を下ろす。
自前のハッキングツールぐらいなら在るし、
馬鹿だが頭は悪くないので割とハッキングそのものに不安はない。
問題はどこで事を起こすかだ。

「こうなるとビルの施工図とかが欲しいですね!
 あるとしたら管理室的なとこでしょうか!紙媒体でしょうけど!!」
199 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:43:56 ID:zbQ [4/4回]
>>197
“スキャン成功 五番オフィスに向かってください”
網膜投影にて部屋までのルート 目的のブツの画像がジョージの目に映る

ジョージ「便利だなぁ」
誰のともなくつぶやいて 颯爽とオフィスへ

“オフィス内部に人員を感知”
ジョージ「やはり関t何位はいかないか…」

さて 時間は金よりも貴重である
待てば怪しまれ 突入も面倒 ならばどうするか

ジョージ「・・・・・」
短い思考 出た答えは・・・無し

何食わぬ顔でドアに手をかけ 当たり前のように中に入る
威風堂々とオフィスを横切り 目当てのジェラルミンケースをつかみ 一つ頷いてそれを持ちだろうとする

嘘をついてバレたら元も子もない 音もなく制圧は自分のバトルスタイル的にできそうにない
突入は時期尚早

ならばさもケースを取りに来た ということにしてブツを回収さっさと退出するに限る
それで呼び止められたら? あとは押し込み強盗にシフトである
200ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/02(木)23:56:54 ID:DTe [5/5回]
>>198-199
「X-15の………? おい、ちょ、おいおい!どこに持ってくつもりだ!?」
当然のように持っていくとしても、彼の様に堂々と出来ているのなら人は案外そういうものかと受け入れるものだ。
だが、流石に目の前での行動は看過出来ない。当然のようにバレ、ファイルを戻して慌てて呼び止める職員。
騒ぎに気が付いたか、廊下の捜査官、職員も遠巻きに二人の様子を眺める。幾人かは、既に懐に手を入れる。

ジョージを呼び止めたその職員も、ゆっくりと彼に近付こうと。何らかのスキャンが叶うならば、彼の片腕の仕込み武器、サイバネブラックジャックに気付けるだろう。
もっとも、気付こうが気付くまいが行動に変わりはないのだが。 即ち、不審者の迅速なる無力化に向けた攻撃。一瞬の判断が試される。
『クソ、やっちまえ』


そして、時を同じくして橘花。
『英国紳士がバレた、援護に行け!死んでも構わんがケースの中身は無事に届けろよな!』
何やら考え込む彼女の声量に負けないくらいの怒声。家に帰るまでが作戦である以上、まだ作戦失敗諦めて帰れとは言えない!

トイレの外を窺えば、ドヤドヤと一点に向かう職員が見えるだろう。
特に問題無く逃れたのが幸いした。彼女の存在に気付いた者はおらず、アンブッシュ、或いは迅速なる逃亡を狙うのならば容易。
201かぶり[sage] 投稿日:20/01/03(金)00:11:05 ID:fJA [1/2回]
>>200
“敵に発見されました”
ジョージ「言わなくてもわかる」
憮然とつぶやくジョージ

ジョージ「えぇ上司にこれを持ってくるように言われましてネッ!!」
全く動じることなく室内の男に歩いて近づく

そして相手を射程に収めるや前蹴り それもつま先で相手の首を狙う一撃をお見舞いせんとする
スキャンによって敵が仕込み武器を持っていることは把握できた ならばそれを使われる前に迅速に無力化を狙ったのだ

そしてそれがかなえばケースを抱きかかえ ドアをタックルするようにこじ開けて脱出を試みるだろう
202 : 西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/03(金)00:20:07 ID:oMc [1/2回]
>>200
「あっちゃー!私よりも先に紳士さんがバレるとはっ!!」

騒ぎに乗じて適当なオフィスに自前のハッキングツールをセッティングである。
中に誰かいたらヒトを丸ごと握れる位に巨大な、
可視化される程に強力なパワーのヴィジョンである右手の像でべチンとブッ叩いてオネンネして貰おう。

「演算室のコンピューターを物理的にボカンが手っ取り早かったですかねっ!!」

とりま、連中の『目』を潰してくれるよう流し込んだ自作ウィルスちゃんに願掛けしたら、
いよいよジョージを援護しに動かなくてはならない。

「よし、火災報知機ならしちゃおっ!
 スプリンクラーがあるなら天井の散水ヘッドもぎ取って警戒区画水浸し大・作・戦ッ!!」

テクノロジーがどういった水準か定かではないが、建物内であるなら消火装置は確実にあるだろう。
何だったら消火器だってあるに違いない。
どちらも火災時以外に使用すると当該フロアと警備室へ混沌を容易に作り出せる
しかも建物側が設置してくれている素敵なツールである!

ちな演算室とか水が使えない場所にはまず間違いなく二酸化炭素などのガスによる消火装置がつきものだ。
当然、ガス噴出時に室内に居ると危険極まりない。
だからガス噴出前には警報だってなる。
更には電動扉を始めとする電子的なセキュリティは停止、エレベーターも止まる。

「でへへっ!遠慮なくガンガン起動しちゃおーっとっ!!」

さあさあ、この建物がどんな消防設備を有しているかは知らないが、
まともに設置していたら設備があるだけフロアの混沌具合は増すことになる!
203ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/03(金)00:28:25 ID:ykd [1/2回]
>>201-202
「ムン」
ゴギリ。嫌な音を響かせ、引き抜いたブラックジャックを虚しく宙に放り出しながら、職員は真上を向いて昏倒!
事前に間合いを詰められたのがジョージにとっては幸いした。無手で詰め寄ってくるという事への一瞬のたじろぎ、躊躇こそが、戦いでは生死を分けるのだから。

『ああ、勿論。嘘を付けないのは美徳だもんな。間抜け共め!
 三分以内に降りてこい!遅れたらそのインカムの自爆装置を起爆させてやる!耳の穴から脳味噌までをガバガバにされたくなきゃ、死ぬ気で急ぎやがれ!』
ブツリ、と乱雑に通信が途切れる音。それ以降、何かを聞こうとしてもインカムは何も返してくれないだろう。
ともあれ脱出だ。飛び出すジョージ!驚愕と怒りに表情を歪ませる職員、捜査官!
構えるのは一般的な10mm拳銃。弾丸は最早鎮圧よりも射殺を狙ってジョージに襲い掛かる。──ほんの僅かな間だけ。

その答えは鳴り響くサイレンにある。降り注ぐスプリンクラーにある。
橘花のウイルスによる攻撃は、そのフロアに、ビル中に甚大なるダメージを与えていったのだ!水は溢れ、ドアは止まり、消火用ガスは朦々と立ち込める!
いくら治安の悪い世界、死を心掛けているとはいえ、安全な筈のこの場でこんな混沌に見舞われるとは、誰も思っていない。
電撃じみた衝撃は瞬く間にフロアを襲い、そしてやがては晴れる事だろう。チャンスの時は余りにも短く、異常に気付いた何人かの捜査官は拳銃片手に殺到する!ガラス戸ごと、昏倒した捜査官ごと撃ち抜こうと拳銃を突き付ける!


シュパァーーーッ!!弾丸が頭蓋を砕き、中身をブチ撒けさせる特徴的な音!こめかみの辺りからを大きく空けた捜査官が、勢いに吹っ飛ばされ壁に叩きつけられる!
ヒビの中心に空いた丸い穴、ジョージの位置からその方向を見れば、小さな小さな輝きが瞬くのが見えるだろう。
『やれやれ、銃声は電話口で遠くのものを聴くに限る』
インカムに秘匿回線からの入電。遠くのビルからの援護を受け持ったエリコ・ベアルザッディからのもの。

『細かく一人一人狙ってる暇はない。当たりたくなきゃ、死ぬ気で走るんだな』
それっきり、彼からの通信も途絶える。一方的な通信なので、ソーマタージの様に呼び出す事も出来ない。 間を置かずガラスを突き破り飛来する弾丸!弾丸!弾丸!
初撃で存在に気付いた職員達は身を隠す、連絡を飛ばすなどして対応するが、疎らな弾雨は無慈悲に命を刈り取り、急かすかのように一行の近くを掠めていく。勿論狙ってやったわけではない。
捜査局内のエンジニア、復旧プログラムとウイルスによる、互いの尾を食い合うかの様な戦いは、混沌を撒き散らすだけ撒き散らして収束する事だろう。着く頃には、エレベーターも電子ドアも復旧しているはずだ。
【判定:速度・冷静さ→大時化の中の小舟じみた混沌の中でも、迅速なる行動が出来なければ、小~大のダメージ(程度は任意)】
204かぶり[sage] 投稿日:20/01/03(金)00:43:07 ID:fJA [2/2回]
>>203
前蹴りにて相手を無力化 さっきこれをやっておけばと今更ながら思うジョージであった

体当たりでこじ開けたドアの先には拳銃を構える捜査官
ヤバいと思った時には遅く 銃弾が一発 腕を貫通して通り過ぎて行った

ジョージ「チッ・・・!」
なぜか鳴り響くサイレン 降り注ぐスプリンクラー 泡を食った捜査官は銃撃をストップ

そしてエリコの援護 どう動くか!?

ジョージ「鎧を!!」
“認証コードをどうぞ”

デバイスを素早くいじり 腰に装着

ジョージ「変・・・身ッ!!」
光に包まれ 収まった時 そこには艶やかな黒い強化外骨格に身を包んだジョージの姿
ハウンドインダストリー 試作強化外骨格 Rider 装着

堅牢な甲殻はそんじょそこらの拳銃弾など意にも介さない防御力を誇る

ジョージ「どけぇぇぇぇぇ!!!!」
ケースを抱くように抱え パワーアシストの力を得て
猛犬のごとく鉄火場を駆け抜けるエレベーターを目指して

【銃撃によりダメージ小】
205 : 西道橘花◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/03(金)00:49:58 ID:oMc [2/2回]
>>203
さて、消火装置が確りと設置されているならば、避難器具もあって然るべきだろう。
階段は当然だが、そこそこ規模の大きそうなビルだ。
展開式のはしごか滑り台的なやつ、ロープか、その類のビルの外へ脱出する道具がある筈だ。

馬鹿正直にエレベーターや階段を使う必要はない。
最短の逃走経路は建物側が用意してくれている。
あとはその存在を知り使い方さえ知っていれば、地上まで一気に降りることが可能だ。
流石に高すぎる建物の場合、中間層か下層にしかないものだが…
それでも十階建てとかなら普通にある、正直『え?これで降りるの?マジ?』と思える。

「でっへっへ!紳士さん、とんずらですよっーーー!!!」

何はともあれジョージを確保せねば逃走もへったくれもない。
混沌を生み出した張本人は冷静に行動を開始!

しかし致命的な点が一つだけある。

西道橘花。
高身長で上から105-67-93の数値を誇る肉体と腰に吊り下げた得物も相まって何処を見てもデカい女。
同サイズのサイボーグ相手に善戦出来るフィジカルを有するジーンリッチである。
よく食べ、よく働き、よく眠り…何故か物凄く足が遅い!!

そう、圧倒的に速度が足りないのだっ!!!
206 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/03(金)01:02:35 ID:ykd [2/2回]
>>204-205
「クソッ!情報局の連中か!」「ふざけた外骨格なんざ使いやがって!」
BLAM!BLAM!銃声に混じる悪罵!弾丸は甲殻に弾かれ逸らされ火花を散らす!
衝撃自体は襲いかかるだろうが、少なくとも弾丸に貫かれる事はない。エリコの長距離狙撃ライフルによる援護射撃にマトモに当たりさえしなければ、後は銃創とは無縁。
猛犬か重機関車じみた突進になす術なく轢かれるか、何とか避け、効かない拳銃での涙ぐましい抵抗を重ねるのであった。

そして橘花。
弾雨と消火用スプリンクラーとショートした機械の散らす火花の降り注ぐ中、飛び出し暴れる彼女の視界に入るであろう、離れた位置の大きな四角い物体。
緊急時脱出用の巻き上げロープだ。独立した発電、制御システムにより、災害時でも問題無く使える優れ物。
説明はカバー前面に書かれている通り。地上56階から滑り落ちる事に耐えられるのなら、問題は無い───

KABOOOM!!援護射撃が壁を、ガラスを、脱出装置を無慈悲に撃ち抜くのを考慮に入れてなかったらしい。
貫通して顕になった内部装置から黒煙を朦々と上げ、ウンともスンとも言わなくなってしまった。ナムアミダブツ!


『よし、俺の仕事はここまでだ。 運が良かったらまた会おう』
最後に一度、エリコから撤退の挨拶。ありがた迷惑な援護射撃は幕を閉じた。一切の苦情も受け入れないまま。

【エントランスフロア】
蹴倒し積み上げた長椅子、デスク、柱の影に隠れ、一様に拳銃を構える警備員、捜査官、受付。
通報を受けた警官隊、特殊部隊の到着まで、まだ時間がかかる。それまで押し留めなければ───
彼らの思考はそこで途切れる。自動ドアとその周辺の壁を破壊し、ドリフト停止する一台のアーマードハイエースに轢き潰されたからだ。

ちょうど二人が着く頃には、ソーマタージがハイエースのドアを開けて瓦礫と死臭の中待ち構えている。
回収したのを確認すれば、横殴りのGにも負けぬ荒々しいハンドル捌きで、混沌と破壊の中をハイエースは往く。一先ずは成功だ。とりあえずは。メイビー。

「次からはもっと簡単な作戦を考えるよ」
苛立たしげな態度を隠さず、煙草を咥えてソーマタージは嫌味を飛ばした。今はまず、この追手から逃れなければ。
長くハードな運転になりそうだ。運転手にとっても、乗客にとっても。


//おちまい
207α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/03(金)23:09:45 ID:EOq [1/2回]
【ゆるっと】

 前回までのあらすじ!!

 生物兵器のデータを手に入れるために企業連にフルボッコにされた製薬会社の残党がいるっぽい
 秘密ラボに潜入した女子力満点トルーパーなα-12と付き人のタコタコさんデス。

 何せ、通った後にはぺんぺん草一本残らない豊満=サンのカチコミ間近。
 速やかにビズを終えてさっさととんずら決め込むつもりデス。

 ぶっちゃけα-12はこの時点では相当認識甘かったと言わざるを得なかったデス。

 --------
 ------
 ----

【秘密ラボ】

「おじゃましまーすデス」

 キレイにカットした防弾ガラスを慎重に床に置きつつ、にゅるんと侵入を果たすα-12。
 彼女が片目で覆っている布状ゴーグルには赤外線センサーやネギトログラインダーなどの反応は一切なし。順調順調。

「タコタコ=サン、速やかにINデス。もうすぐここ焼け野原になる気がするデス」

 潜入まではカノッサ・テクノロジー社所有の地下道を通ってきた。
 ゆえにこの時、α-12は秘密ラボ周囲の人工がゼロかつデジタル偽装されているという異常事態に気付けていない。
 実は事態は彼女が思っているよりも遥かに危険な状況なのだ。

【ニアの方はこのラボ内限定でも気付けるだろうか?気配が無さすぎるということ。
 α-12のよいに堂々と任務にあたるという正規兵めいた感覚とは別種の
 独特の経験値とセンスが必要な…異界に放り込まれためいた違和感に】
208ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/03(金)23:17:33 ID:prk [1/2回]
>>207
「…ん、お邪魔しますってんですよー…」

順風満帆、そんな訳でエントリーだってんです

「…え、えぇっ、分かりましたってんですよっ」
「……」

謎の予兆に同意しながらともあれ、潜入任務に必須とも言える多くの感覚器官を鋭利に尖らせる
しかしどうにも奇妙な事に一切の気配が皆無…助かる反面矢張りどうにも

「…ねぇっ、なんだか…おかしくないってんでしょうか…?」

ラボ内…更に周囲全域
妖術めいた沈黙…倦むような、潔く音へ戻りたくなるような単独感
それらのカケラを察知し、先行するトゥエルブに問い掛ける

「なんかっ…静か過ぎませんっ…?この辺りも…全部…」
209α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/03(金)23:41:21 ID:EOq [2/2回]
>>208

「デスデス…んーラクでいいんデスけど」

 言われてみればと?マークが頭上に点灯。
 残党職員の数は限られているとはいえ、不夜城たるスプロールにおいて、
 全く静かすぎるというのはどうにもおかしい。警備システムに引っ掛からぬよう進んでいるつもりだったが――

「何かセンサーの感がゼロすぎデス?これ、警備システム働いていないっぽいデス」

 イムカがカチコミ間際でハッキングでもかましたのかな?とか思ったりもしたが、
 職員気配ゼロというのはやっぱり妙である。

「…もしかして、別の企業のエージェントに先回りされたとかデショーか?」

 ニアに警告されれば流石に状況がちょっと妙であるとは察知できたようで、
 サブマシンガンをホルスターから抜いて警戒態勢。

【ひとまずは目標物に向かって、そのまま進んでいく…が――】

「…まぢデス?」

 ラボの研究区画に来たところで職員の無数の死体とご対面。
 もっとも、それだけならば別段、α-12も顔面を引きつらせるには至らなかっただろう。

「タコタコ=サン、ちょっとコレ見てデス」

 言うとα-12は片目を覆っていた布状ゴーグルを外してニアに向ける。
 これはカノッサ・テクノロジー社が異世界技術を導入した装備で、
 サイバーウェアとしての多機能性と軽量さを両立させた傑作なのだが、

【ニアがこれを見れば、全ての反応が異常なし+そもそも死体も血痕も映像に映らぬという状況を見ることになる】
 【※ニアが視界に電子的サイバネ技術(拡張現実)を導入している場合は彼女の視界にも何も映らなかったことだろう】

「スプロールでは、実際、視界に拡張現実を導入していない方が珍しいデス。めっちゃ不便デスから」

 カジュアルに眼球をサイバネアイに交換、あるいはそれに抵抗があってもコンタクトレンズやサイバーサングラスなど
 外部機器を用いて、視界に映像やサービスを投影させる拡張現実を生きるというのがスプロールのスタンダードだ。
 もちろん、この手の偽装には二重三重のプロテクトが施されているのが常であるが、

「α-12の、カノッサの装備の防壁が事もなげに突破されちまったデス。
 α-12みたく片目だけってやってなきゃ気付きも出来んかったデス」

 こんなこと残党に出来るか?NO、そして企業の仕業としては皆殺しして偽装というのはらしくない。
 カノッサを越えるテクノロジーに反して極端に武断的に過ぎるし。

【さらに残された死体の状態。無慈悲なる殺害はもちろんだが…人間が人間を殺した時に残る残響が皆無というべきか、
 羽虫をただ払ったのみという極端なまでの無感情がそこにある。そんなのが、ヤバイ生物兵器の確保に動いている?】
210ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/03(金)23:48:32 ID:prk [2/2回]
>>209
「…でしょうっ…?」

月光に縋るように、腰に帯びた剣の柄をなぞりやがて引き抜いて慎重に進む
ニアの片方の瞳はマウト・フトゥーロと呼ばれるナノマシンの集合体だ
多くの情報を蒐集するがネットワーク系統の力はない、故にトゥエルブのゴーグルを覗かせて貰うまではその亡骸の不在には気付く事はない

「と、言う事はぁ…」
「相当な技術力の、しかもこーんな惨殺を一方的に出来る何かが」

スマートデバイスのカメラを起動、修羅の庭たる現場を撮影保存しておく
カンタンな検死も行うが、証拠映像保存と…それと個人端末へのハッキングの有無の確認もあった

「ヤバイ兵器を確保しようとしている…って、事ってんですかね…?」

ならば何としても機先を制さねばなるまい、相手が何であれ…まだもし間に合うのであれば
211α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/04(土)00:09:07 ID:0xJ [1/2回]
>>210

「デスデス」

 ニアがスマートデバイスを起動させた時であるが、
 ナムサン、スマートデバイスには奇妙な事に何も表示されていない死体も血痕も。

「コレ、マヂでハッキングデスかね?プロテクトというプロテクトが意味なしていない上に
 一定範囲完全部差別デス。しゃれにならんテクノロジーの産物か、あるいは――」

 科学とは別方面の力…魔術サイドの仕業か、だ。

「いくデスよ。ちょっとガチでヤバげデス」

 言いながらα-12は、コンバットドラッグを自身に打ち込む。
 体温を低下させ心臓の鼓動を弱めながらも活動可能という、有効かつ危険なドラッグだ。
 ゆえにあまり使いたくなかったのだろうが、そうもいっていられないと感じたらしい。

「タコタコ=サンもいるデス?」

【七八やクルトのようなステルス技能の持ち合わせがない以上、それなりに無茶をする必要があった】

 ------------
 ---------

「………」

 最奥区画まで進んでみれば(センサーが働いていないゆえに容易だった)、そこで見た光景は――

「パワーアーマー兵。身長2メートル以上。特徴的意匠すぎてα-12の知る限りの該当皆無」

 そこには特徴的な衣装のパワーアーマーを装備した兵が少なくとも5名以上。
 全てが生物兵器の持ち出し準備が整うまで待機している状態だった。

【スプロールのような機能性重視とは違う。装甲は原色カラーで塗装され、さらに形状は視覚的効果を狙ったのか威圧的。
 さらに双頭鷲のエンブレムやスカルマークや、あるいは蝋で止められた護符などが装甲に刻まれており――】

(何か妙な連中デス。科学がしたいのかゴシックしたいのか…スプロールにはありえんデス)

 問題はそのパワーアーマー兵の一人一人の立ち振る舞いである。
 全身から強さと重ねた経験がにじみ出てくるようである。全員が少なく見積もっても数十年の戦歴を持っているかのような。

≪000011111010101≫

 そして、機械に接続され、生物兵器の持ち出し行程を進めているであろう、
 頭蓋骨に機械と反重力ジャイロを取り付けた奇妙なドローン…サーボスカルが独特の電子音を漏らしていた。
212ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/04(土)00:17:43 ID:UGk [1/4回]
>>211
「ニアはっ、大丈夫ってんですっ」

体内のナノマシンの操作により、それと似た効果を発揮させる事が叶う
首筋より青白い触腕の一本を生成…先端に目玉を有する特殊型
スマートデバイスの撮影は諦めて成る程、先に進むとしよう

「…成る程っ…」

アレに勝つには数が足りないな、とは客観的に見ての判断
威圧的かつ象徴的な風貌のパワーアーマー…間違いなくその道の熟達の気配

「…あれっ、…あの浮遊骸骨…あれってもしかして、イムカのトコ(世界)の軍隊だってんですよねっ…?」

アーマーの形状、そしてエンブレムや意匠の数々
多くの情報を記憶に留めるべく、触腕と己が瞳に焼き付ける
或いは叶えば生物兵器の奪取を阻止すべく工作を行うが…無論無理はしない

//すみません、眠気がちと…!この辺りで落ちます、もし続きがアレでしたら明日にはお返し致します故!一旦お疲れ様なのでしたですよっ
213 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/04(土)00:26:36 ID:0xJ [2/2回]
>>212

「豊満=サンのトコのデス?」

 ニアの言葉にα-12は可能な限り気配を消しつつ観察。
 ならばコレはイムカの仕業?否、

(感触が違うデスね。惨劇フィーバーと何もかもドカーンだったり、
 割と雑に人が死ぬ系なアレとは別種の温度が連中にはあるデス)

 これは理屈ではない。もっとファジーなモノがα-12に否と告げていた。

「機会、伺うデス。どうも、力圧しでどうにかするにはリスク高すぎでやべえデス」

 ドラッグ、あるいはナノマシンによって、戦闘者達のオートセンスを掻い潜り、
 二人は好機…おそらくはイムカの到着の前後か?と待つことにするのだった。

【つづく】

//これでいったん〆のつまりだたのでお気になさらずである!おやすもい!ノシ
214かぶり[sage] 投稿日:20/01/04(土)22:48:30 ID:6tL [1/4回]
【冬の季節】
まだ伊吹の時は遠く 厳しい寒さが支配する冬

冬の到来前 各止まり木同盟の宿は可能な限り物資の備蓄を行った
狭間のスクラップヤードはそれを手助けし 結果として見える範囲の宿には十分な物資がいきわたった

ロイ「とはいうが 物事がすべて計算通りにいったらせわねぇわけさ」

正月気分も大分抜けた狭間のスクラップヤードでは慌ただしく物資運搬が続いていた

ロイ「とある止まり木同盟の宿に越境者の団体さんが流れてきたらしい おかげで物資がカツカツなんだそうだ
   今回の任務は追加物資の運搬と格納 この間(>>74~)みたいに切羽詰まってるわけじゃないが 不安はさっさと取り除いてやろう
   準備はいいか?」

と声をかけた同行者は・・・?
215イリー[sage] 投稿日:20/01/04(土)22:53:20 ID:UGk [2/4回]
>>214
「あぁ…そう言う事なら喜んで」

頷き応じるのは若草色の拳法着に身を包んだイリーである
スクラップヤードの墓守として過ごす事が多い彼女だが、他のモブの僧侶もそれをこなしてくれるのだ
当番制でしばらくは非番故に、遠慮なく他の事にも手を出せるというもの

「えーっと…運び込むのは、食糧…衣服…防寒具辺りは必要かな?」
216 : マキナ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/04(土)22:53:22 ID:hc6 [1/4回]
>>214
「成程成程つまりは布教の時間と言う訳ですね!」

相変わらず思考回路が布教で汚染されているのが一名。
うんうん大丈夫全部分かってますよエエ、と何度も頷いている。
仕事はするだろう、しかし余計なこともするだろう。

「さあ善は急げ時間は待ってはくれません!」

やる気だけはあるのだ、やる気だけは。
217かぶり[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:03:05 ID:6tL [2/4回]
>>215
ロイ「衣服は大丈夫らしいがベッドが足りてないらしい
   エアーマットレスと毛布を持っていく それと食料だな」

そういって丸めて圧縮されたビニール生地のマットレスを用意する

ロイ「後は・・・嗜好品を少し持って行ってやるか 選定は任せる」

>>216
ロイ「じゃ働け」
マキナに背負子を装着し どっかりと毛布を積んでいく
ちりも積もればナントヤラ どんどん重量が増えていくぞ

ロイ「お前も嗜好品を選んで持っていけ もしかしたら布教がはかどるかもしれんぞ」

>>全員対象
さて 川辺の近くの集落にやってきた一行を 宿の住人はもろ手を挙げて歓迎した

早速膨らませたマットレスにダイブする子供 かたい床で寝ることを強いられていた大人たちもにっこりである

さて 住人達のためにどんな嗜好品をもってきただろうか
218イリー[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:09:04 ID:UGk [3/4回]
>>217-218
「成る程」
「嗜好品。…嗜好品、えっ?わ、私が選ぶの…!?」
「待て、えーっと、マキナさん、貴方も手伝ってくれ、何を持っていけばいい?」

マットレスは持てるだけ
そして問題はアレだ、嗜好品のチョイスを任された事だ
何せその手の物事に非常に疎い、何を持ってして喜ばれるかなど全く分からない!
故に、

「わ、私はこれを…」

お得意のコーヒーをたんまり。勿論保存性ミルクとお砂糖もバッチリ完備
思い付いたのがこれしかないのだ
219 : マキナ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:13:45 ID:hc6 [2/4回]
>>217
「ふぎぎぎ…」

結局自分の背よりも高く積まれた物資をプルプルしながら運んだそうな。
見た目とは裏腹なパワー系アンドロイドだからね、大丈夫だね。

そうして物資を運び終えた先で…

「宇宙は主神によって創造された。これは主神が麦ジュースを飲んだ後のことである。
 年齢・人種・経歴・宗教すら問わず誰もが仲間になれる
 『わけへだてのない受容』の体現こそが我々の成すべき事。
 お金は教団にお布施をする代わりに『貧困をなくす』『病気を治す』
 『平和に生きて燃えるように愛して電話の通話料を下げる』のに使いましょう。
 『30日間お試しください。もしお気に召さなければ、必ず元の神様にお返しします』
 という返神保証(クーリングオフ制度)もついています!」

とまあ、お決まりの耳タコな、そして入信率おして知るべしな説教を展開していた。
嗜好品?
レトルトパスタと毛糸玉に目玉を2つ付けた様な珍妙な人形と経典しか持ってきてえねえよコイツ!
220マキナ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:16:40 ID:hc6 [3/4回]
>>218
「信仰と溢れ出る愛を持って、え?そういうのはいい?……、…じゃあ草とか?」

幻覚作用のある草を薦めるあたりFMM教の闇が垣間見える。
勿論ジョークである…ジョークだってば!
221かぶり[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:27:38 ID:6tL [3/4回]
>>218
ロイ「ちゃんと選べよ~」
にんまりと意地の悪い笑み

ロイはお得意の密造酒である 酒は人類最古の友であるが故だ
そうでなくても寒いお外で作業してきた大人どもには体を内から焼く火の酒が必要なのだ

そしてイリーのコーヒーであるが ことのほか喜ばれた
実のところ嗜好品である薫り高いコーヒーは心の清涼剤としても大いに役に立つだろうし
酒がダメな大人にとってもありがたい存在であった

>>219
ロイ「なんだ 意外と力持ちなのな」
まさか運べるとは思ってなかったロイは驚いたように言う

そしてまったくもってブレないマキナの経典やら人形やらであるが
なんと意外なことに好評だった

ここはテックがあまり発達していない世界 スイッチ一つで動画見たりゲームしたりができないため
アレな経典でも娯楽にはなるらしく 人形は子供たちの下僕となりて 今はおままごとの子供役に準じていた

内容がアレであるために入信希望者は絶望的であるが なんかいつもより手ごたえだけは感じられたのであった

>>全員対象
ロイ「俺はちょっと屋根の補修に入る 適当に手伝いだったり 子供の世話でもやっててくれ
   マキナは布教活動以外な んで今日はここの世話になって明日狭間のスクラップヤードに帰るぞ」

とのことである 外で男たちに混ざって力仕事してもいい 女たちの裁縫とかを手伝ってもいいし 子供たちをあやしてもいい
さて 何をしようか?
222マキナ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:32:18 ID:hc6 [4/4回]
>>221
「なん…ですと……!?」

布教をするなと言うのはニアイコールくたばれなのだ!
まあしごとしにきたんだからロイの言い分は全くもって正しいのであるが。

「………お世話でもしますか」

身長148cm、お子様と同じ目線で割かし向いてはいるのだ。
思考回路は全くもって不向きであろうけども。

「HEY、ボーイアンドガール!100万回死んだ猫の話をしてあげようじゃないか!!」

チョイスは趣味である。
223 : イリー[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:37:48 ID:UGk [4/4回]
>>220-221
「ほっ…」

コーヒーで大丈夫だった様子を見て安堵
魔法の草?却下だ却下(ヒドイ!)

さて、ともあれ一晩の宿を借りることになった
アクティブなお子様方はマキナが構ってくれる事であろう
ならば自身はその輪に入れぬ側のお子様方の相手をと、序でにお料理お裁縫などでご一緒してみようと乗り出す
実際こう見えて家事関係に関しては万能である
224 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/04(土)23:50:14 ID:6tL [4/4回]
>>222-223
ということで2人してお子様の相手をすることにしたらしい
アクティブな子はマキナに任せ イリーは物静かの子を相手にする

子供の世話から一時的とはいえ解放された母君にはありがたいこととなっただろう

その後は飯炊き登板とイリーとその他子供たちが作った飯を ロイと男衆はうまそうに食べ
ロイの酒でいい塩梅になった後は気持ちよく寝床につくことになるだろう

冬は厳しい世界だ それでも頑張って生きていかねばならない

//〆
225名無しさん@おーぷん[] 投稿日:20/01/09(木)22:40:55 ID:3Op [1/4回]
【狭間のスクラップヤード】
久しぶりに何も問題がない日

ナレーター「さぁやってまいりました 情熱の国スペインが生んだパルクールランナー
      アキレス・イニゴ・ブランチ・セペダ 古の豪傑の名を冠する男が今 S○S○K○に挑みます・・・!」

年末年始に撮り貯めたテレビ番組 そこには満面の笑みで観客に手を振るアキレスの姿

ロイ「しかしお前いつの間にこんなの出てたんだ?」

コタツにINしながらそれを鑑賞するのは 褞袍き込んで熱燗で晩酌中のロイと

アキレス「いやまぁ ちょっとやってみたくてさ」
と 同じくコタツでビール飲んでるアキレス

ベティちゃんはつまみを失敬しているし もふろうは鼻だけ出してコタツに埋まってた
そして他にコタツにINしてたり しようとしている者は?
226鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/09(木)22:49:20 ID:IiK [1/1回]
>>225
「あ、私これ知ってるぞ」
「…いいな、出たのかアキレス…呼んでくれよ応援に行ったのに」

とは意外とミーハーな知識を有する鬼久墨音
一応現代日本世界に生まれたが故にその辺も既視感があるらしい

「あとはなんと言ってもアレだな、笑うと叩かれるヤツ…」
「私の所属していた隊では、あれのビンタに合わせてみんなでビンタをし合うって言うのが決まりで…」

とは言えやはり何となく胡乱な感じなのは否定出来ない
コタツに足を滑り込ませ、持参したルイボスのお茶をひとくち
227名無しさん@おーぷん[] 投稿日:20/01/09(木)22:57:48 ID:3Op [2/4回]
>>226
鬼久が足を滑り込ませた 何かを蹴った もふろうが押し出された
もふろうはおててプルプルさせている

アキレス「ごめーんね 醜態さらしたら恥ずかしかったから」
ロイ「んでどこまで行けたんだ?」

テレビの中では立ちはだかる障害を涼しい顔で踏破している図 異能を使っている様子もない

アキレス「いやなんて言うかさ・・・銃持ったランナーがいないからイージーモードだったっていうか・・・」
窓の外を見る ルシオラ鍛錬用のアスレチックスが見えた

アキレス「ぶっちゃけアレの方がなんぼか鬼畜だからね?」
【朗報?】ルシオラ S○S○K○より過酷な練習してた?【悲報?】


ロイ「あぁ あの芸人がしばかれるアレだろ? この間あの棒を買ってさ 今度ルシオラに使ってみようと思うんだ」
と意地の悪い笑み ルシオラのおケツ絶体絶命のピンチである

ちなもふろうはコタツへの再突入を開始した
228鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/09(木)23:05:53 ID:miL [1/3回]
>>227
「…ん?なんだ今の…」
「あ、悪い悪い、ここに入るといい」

もふろうを蹴っ飛ばした事に気が付き、腕を広げてウェルカムの合図
体よくクッション代わりにしようという魂胆が見え見えであった

「次は是非声を掛けて…」
「…って、おぉ…なんだ、凄いな…」

楽々突破して行くアキレス、成る程そりゃあ越境者からすれば文字通りお遊び感覚とすら言えよう
外でぜーはーしながらメニュー通りに走るルシオラだって実際、出場すればいい線行くかれない

「はは、いいな」
「…キックは辞めた方がいいな、洒落にならない人が沢山いる…」

越境者の誰かしらに頼むとしても、蹴りの威力がアレすぎると苦笑
229名無しさん@おーぷん[] 投稿日:20/01/09(木)23:20:48 ID:3Op [3/4回]
>>228
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
ウェルカム状態の鬼久 疑うことを知らないもふろうは無事クッションへと変貌を遂げた

アキレス「まぁねぇ 最後まで行くかどうかはわかんないけどね」
自分以外がわちゃわちゃしている部分はまるっと早送り

結局 すべてのステージを制覇してしまった
ナレーターは黒船襲来だのなんだのと アキレスをヒール扱いして日本人選手の奮起を促しているらしい

アキレス「なんか俺の言葉はスペイン語になってたけどさ…普通に理解してたからね あの実況」
天板に顎を乗っけるアキレスはジト目であった

アキレス「今度おっさんやジョージとかさ ユノや四五六タン誘ってさ みんなで出場してみんなでゴールしちまおうぜ
     よかったら墨ちーもどう? 松葉づえでゴールとか前代未聞だぜ」

と意地の悪い笑みを浮かべるが

ロイ「俺は短足が目立ちすぎるからパスで んでキックだっけ? 大丈夫 ちゃんとした奴に任せているから」

と笑みを浮かべ

ロイ「ギガースとか」
鬼久の脳裏には ムエタイ選手が試合前にやる踊りを踊る巨人の姿が浮かぶことだろう
230鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/09(木)23:26:00 ID:miL [2/3回]
>>229
「ふふふ、温かい…」

んぎゅーっとヒートクッション代わりである。気持ちいい

「ははは…なんだ、楽勝じゃないか」
「…やめてやれ、それに合わせたモノが作られたら誰もクリア出来なくなるぞ…」

実際来年の難易度は上がっているだろう
完全に越境者に合わせたモノとなればそれは最早バケモノである

「…」
「多分、放送出来ない事態になるんじゃないか…?」

イメージして苦笑、そりゃそうだ
231かぶり[sage] 投稿日:20/01/09(木)23:45:34 ID:3Op [4/4回]
>>230
もふろう「ぶ・・・ぶ…」
むぎゅーされてもふろうはおててプルプルさせていた

アキレス「考えてみろよ 俺はそこに道があるかどうかすら怪しい場所を逃げ回ってんだぜ
     きちんと手すりやらなにやらがあるだけ楽勝だぜ」

なお勝利者インタビューのアキレスはナレーターに合わせてか
ものっそい挑発的なことを抜かす嫌な奴な翻訳を充てられていた

アキレス「俺もっと当たり障りないこと言ったはずなのになぁ・・・」
マスゴミに踊らされた男 アキレスであった

ロイ「そうか? じゃあギガースの代わりにジョージにしよう」
彼ならきっと手加減も自在だろう

ロイ「まぁなんだ 来年はルシオラも出しに行こう んでみんなで応援だ」
そんなこんなでのんびりと時間は過ぎていくのであった

//ちょっと早いけどノシ
232 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/09(木)23:49:48 ID:miL [3/3回]
>>231
「…まぁ、壁走ったりするもんなフツーに…」
「くっ、な、何あれ、あんな事言ったの…!?」

スプロールでの活躍を想起すればそりゃそうだ
翻訳を聞いて堪えきれずに噴き出しながら

「ユノもやりたがりそうだ、ふたりでやって貰えばいい」
「…生で観れるなんて今から楽しみだ、来年も頑張れよアキレス」

隻眼で見つめながらサムズアップ!
そんなこんなで迎春のひと時は過ぎて行く
233イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/11(土)22:20:26 ID:rwN [1/5回]
【前回までのあらすじ!!】

 新型バイオ兵器の不許可開発により企業連に囲んで棒で叩かれて壊滅した某企業。
 その残党が件の兵器の開発を継続している事を突き止めたイムカ・グリムナーは越境者と共に出撃。

 そのバイオ兵器は実のところ越境したテクノロジーの産物――イムカの世界の全滅兵器であったためだ。
 首尾よく確保と行きたかった面々であったが、銀河帝国の戦闘者達が立ちはだかる。

 高度なハッキング魔術と異世界のパワーアーマーの堅牢さに苦戦を強いられる越境者達であった。

 --------
 -----
 ---


【オガキタ製薬会社秘密ラボ…屋内】

 ダガガガガガガガッツ!!!!

 激烈な重低音と共に重噴弾銃(ヘヴィボルター)より拳大のミサイル弾が次々に吐き出される。
 それは凡その遮蔽物を瞬時に無力化し、越境者達の肉体を喰い破らんと間断なく放たれる。

「火力支援ユニットだな。高度なオートセンス(解析モジュール)を搭載しているからステルスも殆ど役に立たん。
 重機を扱うためにパワーアシストの俊敏さには欠けるが――」

 駆けながらも敵の特性に関して情報共有を行うイムカ。
 彼女の片手は所詮にて指を数本失い殆どモノの役にたたなくなってしまっている。

【ならば即座に接近し格闘戦…と行きたいが、それをさせないのが、パワーソード/チェーンソード+ピストルを持ち、
 俊敏な動きで接近阻害を図る近接支援ユニットだ。軽装甲かつオートセンスは簡易的だが、素早く厄介なハラスを仕掛けてくる】

「状況はよろしくないな。手をこまねいて件の生物兵器を持ちだされれば最早追跡は出来まい。その時点で我々の敗北だ」

 さらに、だ。越境者側でサイバネ機構やそれに類する能力は現在、過酷な機能制限状況にある。
 拡張現実、サードビュー、スマートリンクなどが広域ハッキングによって封じられており、
 視界に映るモノの実存さえ疑わねばならない有様。オマケにハッキングによる一時的肉体麻痺まで相手は切り札めいて持っている。

【状況はよくない。非常によくない。駄目押しに――】

『デースデスデス』

【判定(サイバネ視界)…さっきから視界のすみっこにVAULTボーイめいてガスマスクの変なのがアニメ―ションしている!ウィンドウズのイルカのように!】
234ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)22:28:31 ID:I6K [1/3回]
>>233
「…視覚情報を切っている筈なんだが?」

何故だかその光景を見てしまった全身義体。
お前を消す方法、を検索しようにも打ち込み用の窓が開いている様子はない。
なんなのだこれは、どうしろというのだ!

「どうしたものか、こうも反響音が多いと解析もままならん」

音がする個所に適当に弾幕ばら撒いたところで気休め程度だろう。
何もしないよりはマシと時折遮蔽物から身を晒しては銃を撃つ。
235 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)22:30:38 ID:4tM [1/3回]
>>233
「ご教授ありがとうよオリコーさん。けど生徒の気持ちにもっと寄り添うべきだな。D+です」
コートの裾を靡かせ、大股に死地を駆け抜けるソーマタージ。負傷自体はそれほどでもないが、光回線によるハッキングの影響がまだ残っているような気がしないでもない。
否、実際に影響を及ぼされているのだ。拡張現実、強化聴覚、スマートリンクシステム、敵を殺すのにうってつけの装備のどれもが無力化されている。
舌打ちを漏らし、使えない機能を最小限の消費量に。暗礁の中を手探りで泳ぐに等しいが、背に腹は変えられない。

「次からはもっと簡単な仕事を回してくれ。労働者の権利だ」
今まで銀河帝国に関係がなかったわけではないが、これはそれまでの全てを上回っている。
状況は最悪の極み。光明たる打破の手段は未だ見えず、時間は刻一刻と終わりに近付く。

「ついでにこいつを消す方法も考えてくれ」
視界の端でなんか蠢くガスマスクにもゲンナリした顔を浮かべるのであった。
「こいつらも一枚噛んでるとか言わねーだろーな?」
236 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/11(土)22:33:38 ID:AWJ [1/3回]
>>233
ジョージ「厄介ですね…」
そこにいたのは先程までの強化外骨格に身を包んだ男ではない
仕立てのいいスーツ姿の英国紳士 ジョージ・ド・ウィッカム

強化外骨格は敵のハッキングにて封印され 頭の中で聞こえてきた声も鳴りを潜めていた
だがそのおかげか 今の彼はウェットに極めて近い状態にある

そもそも先ほどまでのサイバネ視界も 機械副脳が勝手に起動していたからであり それを切ればサイバネ視界もなくなることが今判明した
イルカチャンに惑わされないのはいいことだろう

とにかく今は先の銃兵をどうにかするべく まずは近接兵へと向かうことにしよう
237イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/11(土)22:52:13 ID:rwN [2/5回]
>>234

「何を言っているのだ君は?」

 ジョンの様子にやや訝しげなイムカ。彼と共に粒子短銃を撃って牽制中。
 どうやら彼女の目は厳密にはサイバネではないためか胡乱なガスマスクは見えていない様子。

【通常弾やブラスターモードのレーザーでは堅牢なるパワーアーマーの装甲には歯が立たず弾かれるのみ。
 精々がうっとおしいと思わせるのが関の山であり、それだけでも無意味ではないと考えるしかない状況だった】

>>235

『デスデス。叉=サンの塩対応デス。これはツンデレ以外の何者でもないデス』

 超絶的にウザいことこの上ない事をほざくガスマスク。
 爆裂する重ボルタ―を回避しながら駆けている時にコレというのはあまりにもアレであろう。
 ソーマタージの業の深さを如実に示す事象である。(謎)

>>236

「どうやらナニカサレタヨウダ状態だったようだがルーンは使えるのか?
 魔力エッセンスが全損して使いものにならないとなっては厳しいぞ」

 流石に生身かつ魔力も抜きでパワーアーマーと相対するのは無謀以外の何物でもないだろう。

 ---------!!】
238 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/11(土)22:52:17 ID:rwN [3/5回]


【全員対象】

『デスデス、α-12は今回カノッサとは無関係のオタスケキャラデス。何の因果かオタスケするデス』

 どー考えてもカノッサが介入しているの間違いなしのアホな言い訳であるがソレはソレ。何やら腹案があるようで、

『ぶっちゃけ色々省略して説明するとデス。皆さんのご不調原因のハッキングかましている機械司祭をぶっころころしたデス。
 でも、機械な魔術が一人歩きしているデスのでハッキング止まってないデス。解決にならんデス』

 曲りなりにも通信が出来ているのはその機械司祭の遺体に逆ハッキングしている成果らしい。

『いっしょーけんめいワクチンつくっているデス。しばしお待ちデス」

 何故か白衣に着替えてケムリもくもくさせているフラスコを持っているというトンチキアニメーションと共に説明。

【だが、この頭痛を誘発させそうなアレなムーヴであるとは裏腹にリアルの方は!!!】

 --------------

 重ボルタ―の弾丸は直撃せずとも爆発共に衝撃波と破片をばら撒き、確実に越境者達を追い詰めていく。さらに――

「―――」

 飛び出そうとしたジョージの機先を制する形で物陰から一気に飛び出した近接支援ユニットA。
 ボルトピストルをジョージに二発放ち、そのまま駆け抜けてソーマタージに接近!!

 ヴヴヴヴンッ!!と狂猛な唸りを上げるチェーンソード(チェンソーの刀身を持った駆動機関付きの剣)を彼に撃ち放つ!!

「―――」

 ジョンの側もノーマークにあらず。弾幕支援を受けて近接支援ユニットBが重音の足音を立てつつ接近。
 イムカの粒子短銃のレーザーをこともなげに弾きながら、彼等に向けて――フラググレネードを投擲!!

【赤い軌跡を描きながら範囲攻撃投擲物が、ジョンとイムカに襲い掛かる
239ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:03:39 ID:I6K [2/3回]
>>237>>238
「気にするな視界の片隅に…くそ、何を投げた!」

反響音だけでは正確なことは判断がし辛い状況下、
まあ戦闘中に投げつけられるものなんてロクなもんじゃないのは確定事項。

イムカを引っ掴んで超人めいた跳躍でその場を離れるジョン。
紙一重の繊細な動きなど出来ようもない今、過剰なくらいな回避行動で丁度良い!

「ええい面倒な!」
240 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:05:22 ID:AWJ [2/3回]
>>237
ジョージ「わかりません 先ほどは発動しなかったし…」
今一度指先に魔力を集中

ジョージ「いつもより集まりが悪い・・・でも使えないわけじゃない・・・!」
越境の修正力が発動したか 幻想全盛期の世界には劣るが この状況ではありがたい

ジョージ「マキシマム・アーマー!!」
皮膚を硬化させ防御力を挙げるルーンを発動させ 飛び出す
近接支援ユニットが放つボルトピストルを

ジョージ「ぬぅん・・・!!」
スーツを食い破り 腕の肉をわずかにえぐりながらも 回し受けにて受け流す

そしてこちらに構わず横を通り抜ける支援ユニットに対し

ジョージ「ッ!!」
ならばとこちらは奥で弾幕支援を行う銃兵に向けて突撃を慣行する
241ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:07:51 ID:4tM [2/3回]
>>237-238
「あっ言った言ったミーの一番ムカつく言葉言った」
この手のアレはなんか何言っても暖簾に腕押しなので殺すしかないのが、経験から得た彼の持論。
飛び散る破片とブレインファックに等しい責め苦は、彼のフラストレーションを高めていく!

「魔術ごと斬ってこい」
あっけらかんと無茶振りを飛ばし、サイバネアイと通信システムの強制停止すら視野に入れる始末。
対抗手段が出来るまで凌げと言われても、果たしてそれはいつまで続ければいいのか。ハードな仕事に溜め息も出ない。


「───このイラつきは、殺しで晴らすに限るなッ!」
剃刀めいて鋭い息を吐き捨て、飛び散る破片の中殺気の方向を睥睨!赤い光が線香めいた軌跡を残す!
放たれるチェーンソード。以前使っていたので分かる、下手に喰らうのは大惨事にしかならぬと。
ならば、上手に喰らえばいいのだ。

「───イヤーッ!」
振るわれる刃、その腹の部分を両側から挟んで押し留めようと、猫騙しめいて差し込まれる両手!
感覚器官は使えずとも、肉体はまだ動く。ならば、やるべき事、打てる手はまだあるのだ。
刃が向かう位置の金属細胞を硬質化させるが、これでは保険にもなるまい。一刻も早く、敵の攻撃を削ぐ必要がある。成功したならば、チェーンソードをもぎ取るべく破城槌めいた前蹴りが繰り出されるだろう。
242イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/11(土)23:26:39 ID:rwN [4/5回]
>>239

「ッー!!」

 ジョンに掴まれながらメクラ撃ちで牽制を続けるイムカ。
 スマートリンクが健在ならば投擲物を射抜くことも不可能ではなかったかもしれないが。

【当然ながらそのような曲芸を素でやれるほどの射撃技量は持ち合わせておらず――】

 グレネードが弾けると共に爆炎と破片が広範囲に吹き荒れる。爆発中心点に居たままであったならば生命はなかったろう。

【焔と破片はイムカの偏向フィールドと衝突し、軽減される。が、放電と共にフィールドエネルギーがゼロになった事が示された】

「フォー・ジ・エンペラー!!」

 そして、である。敵はパワーアーマーに鎧われている利点を最大に活かし、炎と粉塵を貫いて一気に接近を果たした。
 破壊的エネルギーを纏わせたパワーソードを構え、神なりし皇帝を讃える言葉と共に一気に振り下ろす!!

「皇帝陛下の護りあれかし!〝隕鉄の祝福〟」

 隕鉄の鏃を握りつぶしながら、その瞬間、イムカは信仰の奇跡を発動。
 多くの機械的機能制限がかけられたジョンに祝福を行う。

【ジョン…反射速度向上+攻撃全てに流星属性を付与】

>>240-241

「――!!」

 押しとどめようと無謀なる白羽取りを敢行したソーマタージはその賭けに勝つ。
 狂気的な意思が無さしめたのか振り抜かれる刃を受け止めたのだ。が、

「!!」

 ここからがパワーアーマーとの出力の大きな差。
 破城槌めいた前蹴りはさらに強固なる城門の如きアーマーに防がれ、姿勢が崩れない。
 そして無慈悲にも、うなりをあげる刃は徐々にソーマタージに向かって迫り、

【ガリガリがりと金蔵細胞を削りながらその身のさらに奥深く!致命的な基幹部を削らんと押し込もうとしてくる!!】

 そして、あえてソーマタージのサポートではなく支援火器ユニットを屠らんと決断したジョージには――

【重ボルタ―の迎撃!厚い弾幕の出迎えだ。これを潜り抜けるのは容易ではないだろう】

 さらに相手はアサルトよりもさらに堅牢なる装甲に鎧われている。
 先程のソーマタージの蹴りが不発に終わった鎧の更に上。どれほどの力を要さねばならぬのか。

【決め手に欠けば当然ながら、この蛮勇なる突撃はただの愚行として終わってしまうだろう】
243 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/11(土)23:26:44 ID:rwN [5/5回]


>>241-243

『デスデス…出来たデス!ワクチン!』

 ジョンとソーマタージの視界のすみっこのガスマスクがファンファーレを鳴らすと、
 屋内の数か所に存在するターミナルの電源が一斉に入る。無線通信ではワクチン投与は出来ないとの説明。

【ワクチン投与:ボティとの直接有線接続、あるいはUNIX機器からの直接接続が必要】
 【緊急ワクチン…サイバネ機能の全回復効果】

 だがしかし、この切迫した状況でターミナルとの有線接続というのは非常に難易度が高いことは言うまでも無し!
244ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:40:58 ID:4tM [3/3回]
>>242--243
「クローム製のアソコしてんのか?」
ビリビリとくる衝撃に眉をひそめ、軽口を叩く。最後の余裕はこれで使い果たした。

「クアアアアアアァァァァッッッ!!!」
みしりみしりと身体をへし折り畳まんばかりにかかる力!パワーアーマーとの力比べは、この状態では蛮勇にも程がある。
次第に押し切られ、仰け反っていく身体。黄泉比良坂の巨岩を支えているが如き重圧に躰が震え、ギシリと歯軋りが漏れる。
───その頬に、チラリと覗く体表に、血管網めいた黒い紋様が走るのは、一瞬の事だった。


「───GGGGAAAAAAAAAAAAAARRRRGGGGHHHHHッッッッ!!!」
地獄の底から吼えるが如き咆哮!戦慄く総身!空気中の水分を蒸発せしめんばかりに滾り、撒き散らかされる高熱!極光!
全身の金属細胞を戦闘形態に移行させた、虎の子の超変身!隠し球とて、今切らなければ意味は無い!

ガリガリと削り飛ばされる金属細胞、まるで岩盤に当たったかの様な硬さが感じられるだろう。
より強固、より強靭、より悪辣に変化を遂げた細胞を操作し、先程以上の障壁とする。例えほんの数秒程度の抵抗でも、それで十分とばかりに。

「───それくれよッ!!」
一歩踏み込む。身体を捻じ込む。片腕に生え揃ったブレードが宙を走る。
チェーンソードを強固なる肩の表面で受け止め、踏み込んだ腕の刃でパワーアーマーの肘関節を中身ごと断ち切る。ほぼ無意識化で選んだ捨身の一撃が放たれる!算段を現実のものとするべく!
肉を切らせて骨を断つ逸話に等しい、狂的戦略!それでも狂気と狂人とを一緒くたに押し込める器は、人格は、尚も生きようと足掻くのだ!

何か通信が入ったが、確認する余裕も、その通りに動く暇も無い。一刻も早い制圧と殺害を終えねば、何も出来ないのだ。
245 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:42:24 ID:AWJ [3/3回]
>>242
ジョージ「ッ!!」
ここでジョージは己の失策を痛感する

何とか弾幕を受け流しつつ後退に成功 だが代償は腕の肉を大分こそぎ落とされる結果となった

ジョージ「ヒーリング・ナウ・・・!!」
脂汗を流しながら癒しのルーンを起動 僅かずつ肉が再生される中
先ほど自分を捨て置いた近接支援ユニットがソーマタージに刃を埋め込もうとしているのが見えた

援護しなければ 駆けるジョージは近接支援ユニット手前でスライディング

超低空ドロップキック 相手の脚部に対して両足での飛び蹴りを仕掛け
相手のバランスを崩して援護とする
246ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/11(土)23:47:39 ID:I6K [3/3回]
>>242>>243
現状において、防衛側が取るべき最適解はパワーアーマーに重火器持たせて只管に撃つ事だったのだ。
勝負を急ぎすぎる理由があったのなら、それは勝ち目を自ら失うミスに他ならない。

繰り出される攻撃に対し受ける、流すの選択肢はない。
不可能ではなかろうが何せ今の状況では何もかもが大雑把になり過ぎる。

だからこそ、であった。

「全く貴様らは堪え性がないなッ!」

軽くしゃがみ、強く一歩踏み出す。
床をへこませ大きな音を響き渡らせる即ち震脚。
突っ込んできた相手から逃れる為に引くではなく押し通る動き。
反応速度の上昇に加え、超人めいた身体能力を発揮する義体が突進するのだ。
繰り出すは背中からぶつかる体当たり靠撃(こうげき)。

その名は

「鉄 山 靠 !」
247イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/12(日)00:00:08 ID:626 [1/3回]
>>244-245

「!!」

 近接支援ユニットたる戦闘者にとってソーマタージの突然の変身は――
 驚愕はあれど、動揺は微塵もなし!百年を越えておぞましい戦場を渡り歩いた精神は堅固であった。

【チェーンソードに伝わる装甲の強度と厚みが増したとて、対応するのみであった】

 ソーマタージの裂帛の気合と共に放たれた刃。
 それとタイミングを同期させたジョージの超低空ドロップキック。おそらくはこの状況で為し得る最善手であった!
 が、しかし――

【ジョージの蹴りはまるで巨木を蹴ったが如し。生じた抵抗はすさまじく一瞬の意は突けられど、決定的に姿勢を崩すには至らず】

 その僅かな間隙に叩き込まれたソーマタージの刃。戦闘者はボルトピストルを持つ片腕を振り――

【ドゥン!と重い音が響き、ソーマタージの腕は大きく横に弾かれた!
 最高のタイミングで放った一撃は、最高のタイミングで振るわれたパリィによって防がれた】

 ならばどうなる?パリィの後に待っているのは『致命の一撃』。姿勢を低くしたジョージの眼前で数瞬後に訪れる惨状は――

【パリィで振るわれたピストルを持った腕はそのままの勢いで眼下のジョージにその銃口が向けられる!!引き金が絞られる】

「UNIX外部操作!接続端子を射出!!」

 イムカの力ある声。ソーマタージの片腕の自爆機能付きUNIXから端子が射出。ターミナルの一つに接続。
 有線接続、物理的距離も施設内。圧倒的な速度で致死の状況にあるソーマタージにデジタルワクチンは流し込まれる。

【同じく絶体絶命にあるジョージに課せられた使命は、この状況かで僅か数瞬を稼ぎ出すというとてつもない難度のミッションである】
248イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/12(日)00:08:35 ID:626 [2/3回]
>>246

「!!」

 ドン!と暗黒カラテ奥義たるボティチェック(鉄山靠)がパワーアーマーと衝突。
 通常ならばダンプカーに生身で激突するかの如き無謀そのものであったが、

【祝福強化により、多くの壁を突破して放たれたそれ】

 しかして、ドン!と相手側も同時に合わせて踏み込んでいた!震脚。ショルダータックル。
 激突する力と力が小規模爆発めいてぶつかり、本来ならばどちらかが弾き飛ばされるところが、

【衝突激突は…互いの威力と威力を完全に消し去りあった!生まれたのは凪の如き一瞬の静寂】 

「!!」

 背中と肩がぶつかったまま互いの勢いが切れた。ならば次は抜き打ちに如く、
 一秒、一瞬、一刹那であろうと早く動いた方が先を取る。

【近接支援ユニットたる戦闘者は指を一本立てると、最小の動きでそれを薙ぐ。
 パワーアシストが加わったパワーアーマーの指はそれだけでも凶器。首の肉をこそぎ落とすなど容易い】
 【→さらに次手として背中に当てがった拳で、ワンインチパンチを狙う。全てがミニマムな動きだが、浸透勁めいたソレをマトモに喰らえば爆散死のみ!】
249かぶり[sage] 投稿日:20/01/12(日)00:22:37 ID:wp1 [1/1回]
>>247
ジョージ「マキシマム・ストレングス!!」
腕の肉は十分ではないが ある程度は癒えた あとは膂力を上げるルーンでしのぐ
全身の筋力を上昇させ 体のばねを使って足で 体で支援ユニットの腕に絡みつく

下からの とびつき腕ひしぎ十字固めだ

そしてジョージの脳裏にあったのは あの日 自分がもっとも愚かであったときの光景
変な恰好のゴリラたちだ

相手の指一本が自分のブーストした全膂力に及ばなかったあの光景
そして今はその時とほぼ同じ状況と言っていい

ワンチャン膂力が勝れば折ることも視野に入れつつ
今の最重要目標は時間を稼ぐこと

相手の腕に巻き付いて銃口からわが身をそらして時を待つ それが今やらねばならぬことを全力でなそうとする
250 : ジョン◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/12(日)00:31:49 ID:4Um [1/1回]
>>248
ジョンは完全義体である。
ヒトのカタチをしているのは義体化前の肉体との齟齬を緩和する配慮からだ。
そしてそのカタチであるからこそ武術に重きを置いて戦う術とした。

しかし完全義体だからこそヒトならざる動きも可能だ。

ゴリリ、と音がしただろう。
パワーアーマーの表面に感度の高いセンサーでも張り巡らされていれば、
何かが表面を滑り動いたと察することもできるだろう。

腰を起点にジョンの上半身がグルリと回る。
体の向きが180度変わる。
当然その過程で相手に肘が、とはならぬ。
腕もまた本来曲がらぬ方向に曲がる。
掌が物理的に返る、何度も何度も高速で。
手は所謂貫き手の形に。

即ち繰り出されるのは凄まじい腰のひねりが加わったドリルフックだ。
その回転速度と形状は上から見ればベイブレードだぞベイブレード!!

パワーアーマーとの早打ち勝負の軍配やいかに!?
251 : ソーマタージ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/12(日)00:40:09 ID:0By [1/1回]
>>247
削られる肉体。飛び散る血煙。頬が、騒めく髪が、血に濡れていくのを感じる。
惨憺たる有様において尚、剥き出しの口腔と無数の牙は嗤っているが如し。戦場を支配する狂熱と混沌に飲まれたかの様。

───それでも、死力を尽くしたその一手は尚も遠く、彼の刃は届かなかった。
弾かれる腕。全身が痺れたかの様な衝撃。脳裏をよぎる死の気配。
噴出する自罰願望、禍つタナトスの呻き。ようやっと終われるのか?万華鏡じみて分かれて出鱈目な色を放つ自我が今、一つの色へと収束する。
連中ならもう上手くやれる、だからもう、眠ってもいいはずだ。誰もそんな事を望んでいない。囁く声は自分のものなのに、自分のものではないかのよう。
最早人の物ではなくなった貌の奥、ソーマタージが取った行動は、静かに目を閉じる事のみ。


「───ッ!」
片腕を突き刺す刺激。否、内側から飛び出たのだ。左腕の装置のケーブルが。
鞘と一体化し、ブレーサーめいて変形した表皮を突き破って飛び出すケーブル端子。蛇の様にのたうち、ターミナルに接続、ワクチンが機械造りの五臓六腑に染み渡る。
やめろ、と誰かが嘆くのが聴こえた。どうして死なせてくれないんだと。
───くだらない感傷に別れを告げ、赤く大きな複眼が、猛烈な光を放つ。

「───ッツアアアアアアッ!!!」
弾かれた様に跳ねる身体!腕が砕かれんばかりに退かされたから何だ、身体は動く。動かさねばならぬ。
無理をさせた内蔵フレームが軋む音。耳障りなそれに叫びを漏らしながら、鉛色の悪鬼は更に深く、パワーアーマーに取り付こうと広げた腕で飛びかかる。その身体に、触手群を騒めかせながら。

幾ら遠未来の装備と言えど、人が着込む以上必ず隙間はあるはず。中に限らず、外殻にも。
外からのアクションが効かないならば、内からだ。相手の持つもの何もかも全てをいただいて、仕留めるまで。
極細の機械触手は、その隙間を探して狙ってアーマーの表面を縦横無尽に這いずり回る!内側に潜り込んでエネルギーを吸い取る為に!敵の血肉も、エネルギーも、己が力に変えて殺す為に!
ジョージの作った隙が終わるまでの刹那に特定を済ませ、終わらせねばならない。チャンスはもう無いのだから。
252 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/12(日)00:48:31 ID:626 [3/3回]
>>249

 大口径弾の無慈悲なる射出。吐き出された弾体はジョージの背後で炸裂。
 ボルト弾の爆裂は彼に直撃ならずともダメージを強いたことであろう。だが、

【腕に絡みつくジョージ。アーマーフレームの堅牢さからへし折ることは不可能。
 それどころか身体を持ち上げられる始末。後はそのまま床に叩きつけられてミンチとなるのみか?!】

 だが、課せられたミッションは時を稼ぐこと。ソーマタージへのトドメを数瞬とて遅らせることだった。
 そして、ジョージは見事のその困難なる試練を乗り越えていた。

「GAAAAAAA!!」

 そして戦闘者とはいえ、次の瞬間に訪れた有様には咆哮をあげた。
 装甲の隙間、セラマイト装甲より劣らざるを得ない繊維金属を貫く幾多もの金属触手!!
 浸食を許したが最後、肉体のあらゆる部分を貫かれ、浸食され、喰らわれる!!

【表面上は装甲はカタチを保っていた。だが、その内部は食いつくされ血だまりのみという有様と成り果てたのだ!】

>>250

 あらゆる意味でミニマムな。先程の重爆の如き格闘攻防とはまるで真逆の、
 それでいて互いに最小最速に全てを注いだ抜き打ちであった。

【ベイブレードめいて高速回転するドリルフックと死神の鎌の如く振るわれた指。その決着――】

 死神の鎌たる指がこそぎ落したのはジョンの頭部/首にあらず。大きく狙いをそらしてボティの一部をこそぎ取るのが精々となった。
 回転と義体ゆえの常ならぬ動きが回避と攻撃を同時に可能としたのだ。

【そしてドリルフックは。本来は戦闘者側が狙っていただろう〝装甲の隙間の首の肉を丸ごとこそぎ落した〟のだ】
 【戦闘者の強化された肉体とて、己の血に溺れる状況となれば末路はひとつ。パワーアーマーにより直立したまま斃れた】

 ------------
【全員対象】

 敵の前衛ユニットは倒した。が、同時に越境者側も負傷していない者などいないという有様である。
 そして彼等は見る。

「………」

 火力支援ユニットが支援火力をなおも継続するなか、その背後には奥から出てきた、
 一際巨大なパワーアーマーユニット。その手にはバイオ兵器が確保されている。

「――」「――」

 互いに頷き合い、バイオ兵器保持のパワーアーマーは弾幕の向こう側で別出口に向かって進まんとする。
 今なお、一息つく間もなく状況は切迫したままであった。

//つづく!
253かぶり[sage] 投稿日:20/01/13(月)22:45:26 ID:UTG [1/4回]
【スプロール】
欲望渦巻くスプロールにおいて ランナーの皆様には休む暇なんてものはない
今日も今日とて出動だ!!

テロリスト「我々はここに宣言する!! 三時のおやつは塩昆布におせんべ そして緑茶こそ至高であると
      よって我々は甘いおやつを撲滅し!! しょっぱいおやつのみを可とするために蜂起したのだ!!」

とある企業連に押し込み メディアを乗っ取って主張をまき散らす 黒覆面のテロリストたち その奥には重役たちが救助の時をただひたすらに待ち望んでいた

ロイ「というわけで あれの制圧を仰せつかったわけだが・・・大して大ごとじゃないし好きにさせとけばいいんじゃね?」
と まったくもってやる気のないロイが 同行者に提案するが・・・?
254α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/13(月)22:55:37 ID:QDQ [1/3回]
>>253

「ええ、ハイそーデス。はいデス。ええ、だからデス」

 そんな阿呆な状況下で何かα-12がどこぞにお電話中である。
 その内容は――

「だから気化爆弾投下して一切喝采チリにして早期決着をデス。え、ダメ?けちんぼデス!!」

 なんかお目目グルグル状態になりながら激烈に強硬手段しようとしてたトンチキ。
 甘党にとっては甘いオヤツが無くなることは核の冬の如しなのだ!!

「金男=サン、プランAは断たれたデス。だけどα-12は諦めないデス」

 人質救出からテロリスト殲滅(人質ごと)に置き換わっている頭痛を誘発させそうなアレであるアレ。

「プランBデス。豊満=サンにいいともコールデス。そーすりゃ木っ端みじんこ確実デス」

【相方が安定して暴走(矛盾!)してるぞ。がんばれロイ。胃薬いる?】
255かぶり[sage] 投稿日:20/01/13(月)23:03:24 ID:UTG [2/4回]
>>254
モニターの中 テロリストはあまーいなケーキをぐちゃりと握り潰し
豚の餌だとごみ箱に投棄する映像を流していた 食べ物を粗末に扱ってはいけません

ロイ「・・・・・。」
そんなゴーイングマイウェイしているα-12
燃料気化爆弾って意外と硬いターゲットの破壊には向かないんだってさ

実に頭痛がしてくる絵であるが・・・?

ロイ「・・・一度ブレーキを踏まないでやらせてみることも大事か?」
ナムサン 今日のロイもトンチキであった

いいともコールするためにα-12に電話をかけてもらって

ロイ「あー…イムカ? なんかテロリストがヌカコーラも禁止するとかって言ってるが いいのか?」

コーラ=甘いもの

と曲解させ イムカのやる気スイッチを押そうとたくらむロイ 果たしてブレーキを壊したらどうなるのか!!?
256α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/13(月)23:13:10 ID:QDQ [2/3回]
>>255

「テロには屈さぬし、そのための君達だ。さっさと行け」

 いいともコールは超絶塩対応である!ナムサン、いつも至る所に惨劇巻き起こしといて今日に限ってコレである!

(テロ事件に果敢に踏む込むヤクザだぞ?どう考えてもオイシイシチュエーション。邪魔するのは無粋だな)

 電話の向こうで理解ある上官面をしているイムカであった。内容は実にひっどいが。

 -----------

「デスデス。金男=サン。CEOから伝言デス。
 このテロ成ったら、スクラップヤードにお砂糖と抗生物質卸すの難しくなるだそーデス」

 そして悪辣なる企業連の絡め手はロイの行動に理由をつくらんと手を伸ばす。
 これぞ暗黒メガコーポの闇なのだ!!

【実際はテンション保ってα-12上手く制御して解決してねというCEOの心暖かいサポートである。ありがた迷惑ともいふ】
257かぶり[sage] 投稿日:20/01/13(月)23:26:33 ID:UTG [3/4回]
>>256
ロイ「チッ…」
舌打ちとともにコムリンクを返す 切り方? 握りつぶせばいいのか?

そしてα-12からもたらされた情報 砂糖と抗生物質 どちらもとっても必要なものである
特に砂糖はお菓子作りに使うのもあるが 密造酒づくりにも欠かせない材料なのだ

ロイ「火炎袋にボムスライムのコアだろ・・・爆裂の魔石にエクスプロードのスクロール えぇいバゼルギウスのうろこも用意しよう」
俄然やる気を出すロイ もうどうにでもなーれ

【ということで拉致現場】

テロリスト「さぁ 今すぐ法律を改正するんだ 甘いものを追放すると!!」
重役「わ・・・わk」

テロリストの卑劣な脅しに屈しかけた その時である

爆裂音 建物を大きく揺るがすほどの衝撃が襲い掛かる

ロイ「何事も初手で相手の虚を突くことはいいことだ」
本気を出したロイが本気で爆裂した結果 とんでもない被害が建物を襲った
慌てふためくテロリスト諸君 碌な対応もできないでいる!!

ロイ「何かあったらイムカのせいにすればいいや それα-12 お仕事の時間だぞ」
あとは突入してなで斬りのお時間です
258α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/13(月)23:38:10 ID:QDQ [3/3回]
>>257

「ちょっとお待ちをデス。副業のアレコレとか準備とか乙女的なアレデス」

 コムリンクをいぢりながら、どこぞのヤクザ・レポートを送信中。
 これを推敲して面白おかしくした伝説がネットの海に放流されるのだ!!

「ってか、過激すぎデス。α-12はぶっちゃけドン引きデス」

 じとーんとロイを見るα-12.。さっきまで燃料気化爆弾だのイムカだのほざいていたくせにコレである。
 何たる自分に都合のいい記憶力とメンタルか!女子力!!

【何気に気化爆弾と同列扱いの政治将校!】

「ではでは突撃デス。ばびょーん!デス!!」

 特殊戦装備のアンカー飛ばして一気に突入のα-12。
 焔の中に突っ込むや否や、企業連の皆さんの傍に居たテロリストにドロップキックかましてまずは人質確保だ!!
 彼等が火に巻かれてどうこうなったら話にならないゆえ。

「デスデス。C.T.S.S.が救助に来たデス。まずはコレデス。皆さんに御配りデス」

 そして、マル秘ポーチからドサドサと大量のガスマスクが出てくる。
 なんか被るとアホになりそうなアレであるが、呼吸困難でアバるよりはマシじゃろである!

【しかし、ここで悪辣なるメガコーポの闇!被ったら環境音楽とケーキや飴玉のサブリミナルが企業連の方々の深層心理をアレする】
 【新作のケーキやら甘い物フェアの開催を企図した、とてつもなく性質の悪いワガママムーヴだ!】

「俄然テンション上がってきたデス!意地でも解決しちゃるデス。あちょー!」

 荒ぶる鷹のポーズをキメつつ、テロリストにサブマシンガン斉射の牽制!
 後はここで人質確保で耐えている間に蛮人が蛮族としての蛮勇を振るってヤクザな挟み撃ちかますこと期待!
259かぶり[sage] 投稿日:20/01/13(月)23:48:47 ID:UTG [4/4回]
>>258
重役の近くにいたテロリストはドロップキックの餌食となり 炎に包まれアバる羽目になった

重役「k…カノッサの 助かった!!」
CTSSの活躍はスプロールに広く伝わっているらしい 安心したようにガスマスクをかぶっていく
それが罠だとも知らずに

んでもって牽制しつつヤクザがヤクザな挟み撃ちを仕掛けんとすることを期待するα-12
そして待望のヤクザが来・・・k…

テロリスト「糞が・・・単身突入とはナメた真似を・・・!」
来ない なぜ来ない?

~場面転換~
ロイ「きゅ~@@;」
なんと 火薬の量を間違えたヤクザは 突入場所の外で衝撃波にやられて伸びていた

まぁテロリストの実力は大したことがないのでα-12 1人でも制圧できるだろう 頑張ってねほしみ
260α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/14(火)00:02:40 ID:Mz7 [1/1回]
>>259

「……あのヤクザ、糞の役にもたたねーデス!」

 ノビている事を察したα-12は頭から蒸気ポッポー状態となる!
 全方位技能レンジャーつくるって方針やっぱ無理あるな金属の王国!

【ロイの爆薬技能スキルには疑問符が呈された瞬間である!!】

「どーりで出世しねーわけデス。仕方ない、α-12にオマカセデス!」

 高周波ブレードを引き抜き、周囲に巻かれている炎(ファンタジー由来)を確認。
 なお、ロイが出世できないのは様々な説があるが、某政治将校が考えるには――

 -----

「確かに適性の云々もあるが、それ以上に、だ。出世させてどうする?
 最前線に貼りつかせたり、別動させたり、あれほど使い勝手のいい木綿生地みたいな人材はそうそういない。
 地位を与えるよりも、使い勝手のいい駒として使い倒したい。私ならそーする。誰だってそーする」

 わりかし酷い事言いやがりますね。この士官殿。

 ----

「ちょいやっさーデス!!」

 刀身に炎を纏わせてそのまま広範囲火炎放射の如く相手もあちちち真っ黒ごげこげにせんと
 炎に指向性を持たせてテロリストどもにぶちまけんとする!魔力じゃなくて剣技と本人談だがやっているとことがトンデモの域だ。

【相変わらず才能だけは大鉱脈めいている】

「責任をもって皆を無事に帰す(んで甘い物フェア開催)デスよ!ご安心!」

 エッヘン☆彡
261 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/14(火)00:13:43 ID:vzS [1/1回]
>>260
本国だって完全な全方位技能はムリポなので部隊を三つに分割して得意不得意で割り振ったのだ
人間だれしも得手不得手があるものであると抗議の声が上がっております

重役「甘いもの・・・甘いもの・・・甘いもの・・・」

それはともかくとして重役の皆様が程よく洗脳されていく中 α-12は刀身に炎をまとわせ広域放射

テロリスト「ギャー」
哀れ テロリストはしめやかにウェルダンである南無阿弥陀仏



こうして悪は去った 重役は無事に救助され CTSSの名声はさらに上がった
そして重役の皆様はというと・・・

ロイ「重役ども スイーツフェスのやりすぎで大赤字出したもんだから上が一掃されてしばらくはスイーツフェスをやらないとか言ってるぞ」
ナムサン 過ぎたるは猶及ばざるが如しとはよく言ったものである

//sime
262????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)21:30:31 ID:kfe [1/9回]
越境者は気が付けば古めかしい感じのバーにいた。
それぞれが木製の丸テーブルを囲むようにして並べられた椅子の一つに座っている。

「ご苦労さん」

訳知りなのだろう、カウンターの向かいから店主らしき男が此方に声をかけてきた。
はてさて此処は何処なのか…?
263鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)21:37:40 ID:NBC [1/9回]
>>262
「…どーも、何をしている訳ではないが…」

ただ、と区切って隻眼で周囲を見遣る
失った足の指変わりの松葉杖は…ある。果たして機械的な機能は健在だろうか?それとなくチェック開始

「さて…何処だろうなここは…?」

雰囲気、空気…それとスマートフォンの使用可能性の有無
一応越境者として少しは慣れて来た、その位は自然と出来る
264????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)21:50:27 ID:kfe [2/9回]
>>263
機能は十全。
どうやらこれといって制約はないらしい。

知らない顔の越境者「あれ?マナないんじゃね?」
見たことのない越境者「デジマ!?うは、ウケる、自前の魔力しか使えないとかオワタw」

寧ろ魔法よりの存在に制約がかかっているのだろうか?
どうも術の行使自体は問題ないようだが…

デキる感じの越境者「ふむ…牧歌的な光景だな、城も見える……剣と魔法の世界と言っていいだろう」
粗暴な感じの越境者「マジか?魔王とかいる感じの世界か?」

見回し、耳を澄ませば情報はチラホラと。
しかし全てを鵜呑みにするにはちと手元の情報がイレギュラー。
スマフォは起動したがアンテナが立っていない。
修正力によってこの世界のネットに繋がっているのだろうが…
しかし時折フリーWi-Fiが繋がる、これはおかしい。
何に繋がるか確認しようにも直ぐに接続が切れる状態なのがもどかしい。
あまり使用を続けると充電の問題が出てきそうだ。
因みに店にコンセントらしきものはない。
電気は通っていないように見える。
265鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:02:42 ID:NBC [2/9回]
>>264
「…ん、なんだ…?」

時折ぷつぷつと途切れる電波、果たして何かを探ろうとして止める
充電器は携帯用のバッテリーを持ち歩いているが無限ではない

「マナ…魔力がない?」
「だのにファンタジーか…」

そも、2組の越境者達の会話の矛盾が気になりはてと小首を傾げた
とは言え墨音は魔法を使えない、試す手段がない

「マスター、ここはその…」
「…止まり木の施設なのか?」
266????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:14:04 ID:kfe [3/9回]
>>265
店主らしき男
「止まり木の施設、ではないがそういうものだと思ってもらっていい。
 ただ此処を利用するのは君らだけではない。
 いや、寧ろ此処を一番利用するのは―

少年「マスター 人を 雇いたい」

店主「いらっしゃいませ勇者殿。話は王より聞き及んでおります」

周囲の有象無象越境者「「「は?」」」

墨音の質問に店主らしき男が回答を始めた矢先。
店の扉が開かれ一人の少年と言って差し支えない男が店へと。
そして上記の流れである。

酒場に勇者がやってきた。
267鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:20:06 ID:NBC [3/9回]
>>266
「…ふぅむ?」

イマイチまだ事を把握出来ていない様子の墨音
しかし来客者を見遣り、やり取りを聞き、成る程と苦笑

「そう言う事か…」

多くを察して一人納得
彼女は現代世界からの越境者である。即ち、この手の類のシチュエーションをよく知っている

「よぉ、勇者さま。ご苦労様だな」

とは言え実際見た感じで己に声が掛かる可能性は皆無であろう
故に安心しながら手を振るのであった
268????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:27:21 ID:kfe [4/9回]
>>267
勇者「いいえ 皆の為ですから」

墨音の労いに如何にもといった感じの返答をする少年。
その瞳は使命感に燃え煌めく金目銀目だった。

店主「さて、仲間のクラスはどうされますか」
勇者「戦士と 盗賊で」
店主「ふむ?」

墨音が何のクラスで登録されているかは墨音自身が何となく自由にできそうだ。
何だったら『クラス:超銀河遊び人』ぐらいでも許される位の自由度はある。
269鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:37:35 ID:NBC [4/9回]
>>268
「…ふむ」

使命に煌めく眼差しを前に二度頷き応じる
成る程これは元とは言え平和の為の軍人として見習うべき心構えだ

「ん?クラス…?」

はてと小首を傾げてクラス確認
『クラス:松葉杖使い』

「…なんだこのニッチなクラス…」

そのまんまな肩書き、しかもこれでは戦士系なのかすら分からない!
270????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:42:13 ID:kfe [5/9回]
>>269
ニッチなクラスに墨音が驚きだか呆れだかを感じている間に
戦士らしき越境者と盗賊らしい越境者が呼ばれ勇者と共に店を出て行った。

店主「またのお越しを」

こうしてまた店は越境者らと店主だけとなった。
周囲では自分のクラスを確認する面々ばかりである。
なんとなく頭の中に浮かぶのでこれは修正力によるものなのだろう。

しかしなんだ、兎にも角にもやることがない!
271鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:51:30 ID:NBC [5/9回]
>>270
「気を付けてな、ご武運を」

勇者一行を見送り、さて一息

「なんか…皆んな、不思議なクラスの人は?」

私は松葉杖使いだよ、と自嘲しながら周囲に問い掛ける
そしてなんとなーく察した世界の理、何気なく扉を捻り外の様子を確認してみようと試みる
272????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)22:57:14 ID:kfe [6/9回]
>>271
「弓士」
「剣士」
「……口先三寸野郎」
「「ぷっ」」
「ああん?テメエらやるってのか!?」

不思議クラスはチラホラいるようだ。

さて、扉を開けて外に出ようと…出れねえ!?
なんか見えない壁でもあるかのように先に進めない。
歩く度に脳内でドゥクシ、ドゥクシと音が響く!!

「何やってんの?」
「はっはっは、松葉杖使いじゃなくてパントマイマー名乗ったら?」

この異常事態に未だ他の奴らは気が付いていない!
273鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:06:28 ID:NBC [6/9回]
>>272
「口先…くくっ、なんだそれ」

流石にそれ以上弄るのはやめだ、何も喧嘩したい訳じゃない

「痛、痛い!」
「…あー、やっぱりか…」
「いや、それがだな…出れないんだ、多分…声が掛かるまで」

マスター、と店主に向き直り続ける

「ここは宿があったりするか?」
「あとはそうだな、食事や…シャワーの有無も聞いておきたい」

事と場合によっては長期戦を覚悟しなければならない
牧歌的な雰囲気とは裏腹、割とハードな世界であるとの認識。何せ松葉杖使いだし
274????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:16:50 ID:kfe [7/9回]
>>273
「マジか!?」
「うお、まじだ!?出れねえ!!」
「ええ、どうすんだよ…あ、なんか急に腹減ってきたぞ!?」

店主
「店の二階が居住区になっている。
 必要なものは個々の部屋にあるだろうさ」

「あー…そういう感じなのか此処」
「まじかー、察するに勇者が魔王を倒すまで監禁?」
「げぇ、じゃあ無理にでも付いてった方が良かったんじゃねえのか?」
「確かに酒場兼宿屋っつーかホテルに缶詰はそのうち飽きるぜ?」

妙案なり動くなりしないと長期戦待ったなしやもしれぬ
275鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:23:00 ID:NBC [7/9回]
>>274
「さて、弱ったな…」

越境の女神の気紛れとはいえ、いつ脱出出来るかも知れぬこの場所で動けないと言うのはうまくない
しかし飢え死にの可能性は失せたのは少しは幸運であるか

「あー…」
「…」

思い付いてふと思いっ切り自己暗示をかけてみる
その辺の精神操作術は軍属の頃の技能として学んでいる為、内容がやや滑稽ではあるが本人的には割と信じ込めるタチなのだ

「…どう、かな…?」

もう一度クラスを確認
>>268を考慮したその自己暗示の内容とは、『己は勇者』である
即ち、クラスが勇者になれば外への脱出が叶うのではないかと思い立ったらしい
276????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:29:53 ID:kfe [8/9回]
>>275
『クラス:厨二病若しくは嘘吐き』
何だか酷いクラスにジョブチェンジしたようだ…

「さて此れから如何するか…」
「いやー、やっぱ勇者待つしかねえんじゃねえの?」
「いやでも既に勇者旅だったじゃん…」
「てか今更だけど戦士と盗賊だけってバランス悪くね?」
「あー、それ思った、回復役いねえじゃん?」
「つっても魔法もバカバカ撃てなさそうだしな…」
「…でも俺クラス魔法使いなんすよ」
「マジで?ドンマイ」

周囲の連中も考えてはいるようだが…
277鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:42:06 ID:NBC [8/9回]
>>276
「…」
「おぉい!おかしいだろう!」

どん!とテーブルを叩きながら!そりゃそうだ!

「後はなんだ、勇者が何人もいる世界である事を祈るか…?」

それくらいしか出来んな、と唸り

「…あぁ、もしくは…」

仮にもし次に誰かが越境して来たら有無を言わせず勇者と認識させてみるとか
案こそあれど今一つどうにも、頼りない事柄であるのには違いはない
278????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:49:43 ID:kfe [9/9回]
>>277
墨音が急に怒鳴るので周囲の越境者が吃驚した後は何が起きることもなく。
一人、また一人と二階の個室へと消えていく。
店主は一人、カウンターの中で食器を拭いていた。

成果はなく日は暮れていく、日が落ちると街の人間らしき連中が入ってきた。
まあ、酒場だからな、当然だろう。
279鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/15(水)23:54:41 ID:NBC [9/9回]
>>278
「全く…」
「…ん、フツーに酒場なのか…」

考えれば当然か
冒険者の斡旋だけでは生計など建てられまい
混み合って来ればジャマにならぬようにカウンターの隅っこに移動、取り敢えず様子を確認

「お客様の中に勇者の方はおりませんか?ってところだな」
「…あー、すまない…この辺りはなんだろう…どういう場所なんだ?」

取り敢えず話し易そうな相手を探して声を掛けてみる
280????世界◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/16(木)00:02:20 ID:rGE [1/1回]
>>279
「ん?見ない顔だな、旅人か?」
「どっから逃げてきた?おれは西の大陸からだぜー」
「西ぃ!?魔王の土地じゃねえか!よく無事だったな…」
「ええと、話を戻そうぜ?此処が何処かっていえばそりゃ東の大陸の中心地さ」
「位置的にも規模的にもな」
「西の大陸はある日突然現れた魔王に制圧されちまったからなあ」
「南と北の連中とも以前よりは国交が無くなったよな、西が最大の船場だったからだが」

如何やら城が見えるといっていた事からも察せられようが此処が東の中心地らしい。
ざっくりと東西南北に宛がわれた大地が存在するらしいことも確認できた。
そして如何見たって勇者は周囲にはいそうにないことも。
281 : 鬼久墨音[sage] 投稿日:20/01/16(木)00:09:15 ID:FiD [1/1回]
>>280
「…なるほどな、ありがとう」
「私は…まぁ、そうな…元々は遠くに居て…」

要所要所をはぐらかしつつも会話を続ける
成る程幾つか分かったことがあり、そしてそのひとつにこれは長丁場になりそうだとの確信もあった
適当な所で一礼と共に切り上げ、マスターに確認をとり部屋に向かう事だろう

「…やれやれ、窓から出る事も叶わないだろうなぁ…」

廊下で溜息、肩を落として松葉杖を鳴らすのでありましたとさ

//この辺ですみません…!ありがとうございましたっ!また宜しくお願いします!
282『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/18(土)21:51:17 ID:fpF [1/5回]
(前回までのあらすじ)
国内有数の軍事企業ウエストテック社。その研究所に忍び込むために色々と準備してる段階。


【退廃近未来世界 ウォーリー 現地時刻10:14】

「今回は人と会う約束がある。無礼の無いようにな」
ビルに切り取られた空に漂う排ガス、都市の排煙、雑多な気配。
その中を走る旧型のオープンカーは、慣れていなければ照りつける太陽と外気にむせてしまう事だろう。生憎運転手であるソーマタージにそんな事を気にするつもりは無い。
カーラジオから流れるのは、この世界を“こう”した戦争前の古い曲。文明が完全に崩壊したわけではない、しっかりと新作も作られてはいる。それでも流すのはただ彼の趣味なだけだ。


「研究室へのゲートを開くのに必要なキーカードがある、そいつを貰いに行く。ぶっ壊してもいいが手間がかかるんでな、省ける手間は省きたい。
 やんごとなきお方……ではないにせよ、なかなか太い家のヤツだ。言葉と態度には気を付けろよ」

ストライプスーツの袖を捲り、シャツの襟を立てたソーマタージの言葉。
無論、そんな簡単に終わらない事はトランクに収めた各々の得物が物語る。懐に隠した強化セラミック製の拳銃が嘲る。
護衛として連れてきた越境者をチラリと見て、人選に問題無いか改めて確認。場合によっては簀巻きにして必要な時にトランクから解放するに留める必要すらあるだろう、と考えている。
283かぶり[sage] 投稿日:20/01/18(土)21:55:07 ID:Wau [1/5回]
>>282
ジョージ「ケホッケホッ…えぇ 任せてください」
排ガスにせき込むのは仕立てのいいスーツを着込んだ英国紳士ジョージ・ド・ウィッカム
礼儀作法については何も問題ないだろう もちろん荒事についても

ジョージ「その・・・この空気どうにかならないのですか?」
と 排ガスに閉口している様子
284タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:03:49 ID:Rl6 [1/4回]
>>282
「お任せ下さい」

キリッと何やらキメ顔な半人
成る程スーツに身を包んだその出で立ちはまぁまぁ実際悪くはない
最も中身を知ればマゴニモイショウそのものであるのだが
墨音の代役として今回のエントリー、ニアやユノら辺ではこの手のミッションは困難と言えた

「大丈夫ですかジョージさま」

お使いになられますか、と懐からガスマスクを取り出す胡乱さは誤魔化し切れるものではない
285 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/18(土)22:07:22 ID:5an [1/4回]
>>282

「デースデスデス!それなら問題ナッシングの無問題デス!」

 オープンカーにロープで繋いだ反重力ボードの上でカッコイイポーズかましているのはα-12。
 皆さんおなじみの愛されトンチキガールである。

「これでも秘書業もしているデス。エラい人との会話もパーヘクツコミニュケーション間違いなし。
 又=サンは泥舟に乗った心地でドーンと構えてくださいデス!」

 ぶっちゃけここでロープを切り離したくなるようなアレでしかないアレである。
 なお、コイツいつもオヤツ抜きとか減俸とかされているので大体お察しだ!!

【ちょいやっさー☆彡】
286 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:10:33 ID:Wau [2/5回]
>>284
ジョージ「いえ それh・・・けほっ」
断ろうとしたが どうにも喉に突き刺さるガス

ジョージ「・・・お借りします」
ということでα-12に続いてガスマスクが増えることとなった
287『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:12:29 ID:fpF [2/5回]
>>283
「我慢しろ。商業ラインに乗っけて問題なしと認可されたエンジンから漏れるガスと、その他諸々だ、産業革命のイギリスよりはマシだ。多分」
ジョージには無慈悲な宣告。とはいえ、粗相を働くような人間でない事は分かっている、ダッシュボードから取り出すのは、一般的なマスクだった。
「内側にメンタムを塗り込んである。気持ちは楽になるだろう」

>>284
「正直言うと、お前らがそういう真面目な服を着ているのはある種の感慨深さを感じさせる。まるで自分の子供の晴れ姿を見ているようだ。
 勿論、俺に子供はいない。代わりに作った人工知能は、生後五ヶ月でロシア語を使いこなし世界と俺に呪詛を吐いてきた」
こちらもまあ態度に問題はあるまい。腕にもだ。
ゴチャゴチャしたドリンクホルダーから引っ張り出したのは、ペロペロキャンディー。小さめの。
「ただ黙って突っ立って、何かあったら殺すだけだ。簡単な仕事だろ?落ち着いていけよ」

>>285
「ラーイザーウィーン、駆け抜けーろー……」
ラジオから流れるアップテンポな曲をなぞる、調子と音程の外れた無駄に大きな下手糞な歌声。わざとだ。
一番の問題がこれだ。置いていったら何があるか分からないので連れてきたが、正直後悔している。

「……くーれないー、に染ーまーったー!!!こーのおーれーを!!!!」
迷いを振り切るかの様に声を荒げ、運転も荒くなっていく。
適当なテーマパークに置いて『ここで待機ね』と言って帰るべきだったかもしれない。
「ふざけンのは勝手だがよ、せめて邪魔だけはすんなよな!!」
288 : 『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:12:57 ID:fpF [3/5回]
>>全員対象
『向こうから指定された』とソーマタージの語り。やがて到着したのはそこそこ広めのありふれた駐車場だった。月極。
三方をビルに囲まれ、正面には建築中の工事現場。狙撃の可能性は事前にソーマタージと先方のエージェントが調査して潰したらしい。
ど真ん中のスペースに車を止めて降りれば、腕時計を確認。ゆるりと煙草を取り出して、箱を向けて他の人も吸うかを無言で確かめた。

「もう少しかかるらしい。今の内に使えそうなところは見ておけ。
 地上、壁、地面……。意外と見落としてるものだ」
三階建て程度の屋上に上がる非常階段、何らかの業者の社用車だろう大型のバン、避難用梯子……。言葉通り、周囲を探せば様々なものはある。
身を隠して非常時に備えるか、ボディーガードらしくソーマタージの近くに立つか。選択の時間は多少は残されていた。
289 : タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:18:41 ID:Rl6 [2/4回]
>>287
「…おかしいですね、わたし生まれた時から真面目でユーモアに欠けるで通っておりますのに…」

とは割とマジなトーンである
マジなトーンである(2度目)

「お任せ下さい、真面目な仕事は大得意です」

マジなトーンである(3度目)

さてはてそして?

「…ふ、ぅむ…?」

現着を果たせば一転、周囲のぐるうりを注意深く探る
己の戦闘に於いては遮蔽物は大切だ、成る程ここは不利ではないと言えよう
パンツスーツの腰に帯びた二刀のブレードを軽く撫で、ソーマタージの付近に彼の死角をカバーするように立番
時折合わせた腕時計を確認、愛用のGショック
290 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:19:20 ID:Wau [3/5回]
>>287-288
ジョージ「いえ ミス・タェンティースにお借りしました」
コーホーとガスマスクからくぐもった声を出すジョージ 胡乱な輩が増えました

ジョージ「あの・・・Mr.ソーマタージ もうちょっと安全運転で・・・」
乱暴な運転のソーマタージに何か言ってるガスマスク紳士 もうすぐ目的地だがんばれ

~それからどうした~
ジョージ「タバコは結構」
そういってこの男はソーマタージのそばに控えていることにした
ボディーガードよろしく立っているスーツ姿 なおガスマスク
291 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/18(土)22:23:03 ID:5an [2/4回]
>>287

「オマカセアレデス!って、ちょ!?運転荒すぎデス!ああ、右に左に右左…うぷ、オロロロロロ――」

 おおよそマトモに見てらんない最悪極まる光景を現出させながら、
 僅か2レス目で早くもゲロインかましたのを連れてソーマタージは今日も行く。

【ハゲミナサイヨ!!】

 -------
 -----
 ---

「うー、視界がぐーらぐらで胸やけ重点デス@@」

 現場に到着したα-12と言えば、ボディガードらしくソーマタージの近くに…と言えば聞こえはいいが、
 実際のトコ、嘔吐してきぼちわるい状態でフラフラしているだけだった。

【状況把握の貴重な猶予を酔い止め飲んだり復活のポーズキメたりしてスッキリすることに費やす!!!!】

>>289

「………」

 酔いながらもタェンティースの台詞を聞いた時にはまるで宇宙猫のような表情になったことは言うまでもない!!
292『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:35:27 ID:fpF [4/5回]
>>全員対象
「俺ちゃんとスパスパしたいのこの指止~まれ。フン」
自分の分だけの煙草に火を点け、α-12にはハッカ飴を投げるのであった。
奇襲への対応はタェンティースに任せる。仮にそれが本命でも、彼女ならまあ何とかなるだろう。
正面から来ても、ジョージとα-12がいる。今はともかく、戦力としては十二分。
「あっちの隅で吐けよな、最後のエチケットだ」

数分が経ち、ソーマタージが新しい煙草に火を点ける頃、しめやかなる駆動音が近付いてくる。
車の波を抜け、姿を表すのは一台の高級アーマードハイエース。高嶺の花と言うほどではないが、この地では割と高めの存在。
運転席から現れたのは、仕立てのいいスーツに身を包んだ一人の男。サングラスに隠された表情は判別しかねる。
握手を求めて一歩踏み出すソーマタージに近付き───通り過ぎただけだった。テキパキと後部ハッチを開いて何らかの操作。


「───貴方方が、連絡のあった方達ですの?」
男に押されて車の影から現れたのは、一人の少女だった。
ケープとブラウス越しでも分かる華奢な腕、陶器の様に白い指。サラサラとしたパーマボブは、この荒寥とした世界には似つかわしくない。
抱けば折れてしまいそうな彼女が乗るのは、最新型の車椅子。スカートに隠れたその足は見えない。
似つかわしくない手錠で固定し、胸に抱えているのは黒いアタッシュケース。これが、ソーマタージの言う今回の回収目標なのだろう。
「紹介しよう。ウエストテック社の大元の一大財閥、ダベンポート・エンタープライズの子女。アイリス・ダベンポートさんだ」

「今アルフ───執事が確認を取るので、それまでお待ちを」
静かに微笑む様子は、まるで自分が何をしているかも分かっていないかのように可憐でたおやか。
しかしその認識は間違いである事は、すぐに分かるだろう。

「───CIB様のところに入られたのは、貴方方かしら」
伏せがちな目は、非難が三割ほどのもの。やがて意を結したのか、人形の様に輝く瞳は一行を見据える。
「……あまり、感心出来るやり方とは思えませんわ。私はそう思いますの」
「誤解なさらないで?責めてるんじゃありませんわ。貴方方は、大局を見れば正しい事の白の中にいらっしゃるもの。
 ……確認が済んだようですわね。鍵が確かここに……」

【判定:直感 遠くからのサイレン、不穏なる気配。騒動の予感。素早い対応が出来るかがここで決まる】
293タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:48:17 ID:Rl6 [3/4回]
>>292
宇宙猫なトゥエルブにエチケット袋とお水を差し出し、己はキャンディを舐める
最もその中身は胡乱そのものだが、しかし所作や或いは有事の際の反応としては決して悪いものではないのだ

「…ん、」

来ましたか、と反応
月光を撫でる指指に力が籠り、鋭く音の原初の方面を見遣る
そして少女を前に微かに面食らい、それでも無言に粛々とただ整然と
周辺への警戒の糸を張り巡らせたままにいて、そうしてそれに気が付いた

「…」
「…何か来ます」

敢えてアイリスにも聞こえるように
そしてその反応次第…疑問符が浮かべば取り敢えずの敵対としてではなく
仮に否であり、むしろ驚愕があれば敵対としての反応を示す事であろう
294 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/18(土)22:49:01 ID:Wau [4/5回]
>>292
やってきたのは一台の装甲車 降りてきたのは1人の男
そして儚げな少女であった

ジョージ「お初にお目にかかりますミス・ダベンポート 私はジョージ・ド・ウィッカム お見知りおきを」
と 礼儀作法にのっとった 優雅な一礼

ジョージ「いえ あれはわが未熟の致すところ 次はもっとうまくことを・・・」
と 遠くに聞こえるサイレンと 感じる不穏な空気

ジョージ「失礼」
一行に背を向け マスクを脱ぎ捨てるやデバイスを取り出し操作 腰に装着

“認証ワードをどうぞ”
ジョージ「変身!!」
光がジョージの姿を包み そこにいたのは黒き強化外骨格に身を包んだ男の姿

ジョージ「ミス・ダベンポートを車内に ここは私が」
あの時押し込み強盗をした姿をさらせば自分が標的となるだろう
駐車場を出て囮となるべく走り出そうとする
295 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/18(土)22:52:35 ID:5an [3/4回]
>>292

「ハッカ飴はあまり好きぢゃないデス。α-12は甘いモノを要求するデス」

 なんたるワガママ!タェンティースからのお水を飲んで暢気に一息。
 と、まあそれはそれとしてお相手さんがやってきた時には――

「デスデス」

 余計な事は云わずに成り行きに任せる。
 ちゃんと、ソーマタージの傍らに直立し、ボディガードとしての本分を全う。

【なお、七色に輝くモヒカンかつらにガスマスク、しかもトゲ付き肩パットという、
 ちかくのレイダーが迷い込んだかな?な恰好であるが、それはそれ!】

(デスデス、咎めつつも協力の姿勢は見せる、と。中々に如才ない人が出てきたもんデス)

 と、このように美馬凝っていたところ、何やらびみょい気配が漂ってきた感。

【この時点ではハメられたのか、はたまた別サイドからのソレか判別は困難】
 【】

「デスデス、横からシツレイデス。何かややこしい状況やってきそうデス。速やかな行動重点デス」

 わざとらしくサブマシンガンを二丁引き抜くα-12。
 危急の事態の到来をリアルに知らせるため大仰な所作でもあり、
 謀略のだった場合はそのまま示威行動となるアクションでもある。

【どう転んでもソーマタージが非を被る事のないように全方位警戒した上での動き】
 【→ジョージが飛び出したこともあり、α-12自身は現状、ここで待機・警戒となる】
296『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/18(土)23:15:50 ID:fpF [5/5回]
>>全員対象
「───アルフレート」
タェンティースとα-12の言葉。背後の男に問いかけるのは策謀の匂いはなく、むしろ不安げな気配すら孕んだもの。
トルーパーとしての確かな見地に基づき、頷きを返して少女を車に戻そうとする様子も同様。この二人は、シロだ。

「───CIBだ!どこから嗅ぎつけやがった!」
猛烈な速度で近付くサイレン、アスファルトを切り付け急停止する覆面車両の群れ!
悲鳴にも似た怒号を飛ばし、ソーマタージが拳銃を抜く!ジョージが飛び出す!弾雨が飛び出す!
「クソッ!」


ジョージを数台の車両が追いかけるのを見送り、車体の影に隠れたソーマタージは牽制の射撃を放って現状を俯瞰する。
中々拙い状況だ。少女は住んでのところで車の助手席に押し込まれ無事だが、付き人は撃たれて地面に転がる。
ざっと見ても十数人以上、捜査官が乗り付けてきた車の影から一行に発砲する様は、最早ある種の抗争と変わらぬ苛烈さ!


>>293
死角に隠れたタェンティースからは見えるだろう。駐車場と通りを結ぶ、ビルとビルの隙間の路地が。
───拳銃を構えて殺到する、複数人の捜査官が。

表の攻撃で引きつけ、奇襲を掛ける。ありふれた、だがそれ故に効果的な一手!
サイバネ置換を受けた捜査官は、生身とは比べ物にならない精度での射撃を可能とする。銃口から致命の弾丸が放たれるまで時間はない!

>>294
「公僕と追いかけっこするのは楽しいよな?お前を追いかけているんだぞ!」
外骨格の通信システムに割り込む、ソーマタージの声。それとノイズ混じりの銃声。彼のものだ。
オートマッピング機能、或いは画像受信機能があるのなら、この辺り一帯の地図情報が送られるだろう。無いならソーマタージが声を張り上げるだけだ。

「土地勘も無いのに飛び出してどうするつもりだった?
 合流地点を送る、殺すか撒くかして追手が消えてからそこに来い!拾ってやる!」
直後、通話を強制的に止めるかの如く現れる車両!車両!追跡モーターサイクル!
助手席から身を乗り出した捜査官が、無慈悲なる弾丸を放つ!地獄の唸りめいたエンジン音を響かせ、モーターサイクルが轢き潰そうと前輪を持ち上げて迫る!

>>295
「お前は援護だ!遠くに一番火力出せるのはお前だ!
 こんなの犯罪者の仕事じゃねえぞ!」
通信端末から顔を離し、α-12に怒鳴るのは援護要請。
見れば、運が良いのか悪いのか、弾丸に貫かれたのだろうケースが転がっているではないか。蓋を開いて。

「カードを拾って、ここから逃げる!とにかく暴れてこい!」
この混戦だ、いきなり拾いに行くのは自殺行為。
故に、彼は彼女に正面からの敵を託す事にした。押し付けたのではない、彼女の戦闘力を信じたのだ。
敵の数、十数名!皆一様に車両に隠れ、正面からの撃ち合いは不利!如何に攻めようとも、誰も咎めまい!
297タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/18(土)23:24:01 ID:Rl6 [4/4回]
>>296
「…ん…N字方向より敵確認」

確認していなかったが、果たしてインカムなどの装備があるだろうか?
そうでなければなるべく味方側にのみ聞こえる声量で告げ、己が身を盾とすべくヘルメスの靴を機動!

「迎撃に向かいます!」

現場を任せられるだけの、否それ以上の戦力が今ここにはある!
ならば信頼を寄せて、半人は別働隊を叩くべく駆ける!
虚空より透明の刃を呼び起こし、六振りのそれを殺到させ躍らせるべく指を手繰った!
298 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/18(土)23:28:46 ID:Wau [5/5回]
>>296
“周辺の地形情報を取得”
ジョージ「助かります」

通信でソーマタージに感謝しなおも走る
敵車両が近づいてくる 逃げるのをやめて振り返る

銃弾を腕の装甲で弾き跳躍 ひき潰そうとしてくるモーターサイクルを踏みつけなお高く跳躍

相手が車であるならば方向転換は難しいだろう 相手がもたついている間に路地へと入り込み相手を撒こうとする
これで相手がこちらを見失ってくれればよし そうでないなら追撃あるのみだ
299 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/18(土)23:32:25 ID:5an [4/4回]
>>296

「がってんデス!」

 α-12はディープメイカーを伸ばすなり、自分たちの乗ってきたオープンカーのトランクを探る。
 何せ、大量の火器を映画のワンシーンみたく詰め込んできた取って置きだ。活用しない手はない。

「ではでは、又=サンがチョイスしたベイビーたちのお披露目デス!」

 ディープメイカー2本にそれぞれ一丁ずつ構えさせたソレは、
 コイルむき出しのレトロフューチャー感溢れた、一見してオンボロにすら見えるシロモノ。
 だが、その実は電磁気を利用して弾体を射出する、貫通破壊力重点の非人道兵器〝ガウスガン〟に他ならぬ!

「ミカサのアレはレールガンぢゃねぇ!コイルガンデス!!」

 何やら意味不明かつ色んなトコを敵に回しそうなセリフをぶち上げて、
 小賢しくも車両をカバーとする連中に対して構わずに発砲開始!!

【よりにもよって、やたら弾代が嵩みそうな武器をチョイスし大盤振る舞いで発砲!経費は全てソーマタージに!!】

 電磁気により超高速射出されたその威力は推して知るべし!!
300『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:08:02 ID:X25 [1/4回]
>>297
迎撃に踊り出すタェンティース。インカムか或いは通信システム越しにその宣言は届くだろう。
最早視線を向ける事なく、ソーマタージは牽制を続ける。

虚空より出でし刃。サイバネアイが脅威測定でその姿を朧げに捉える。
幾ら精密射撃が可能であれど、複数対象を同時に穿つ事は出来ない!己と道連れの死か、迎撃の末の交戦か───

「「「「グワーッ!!」」」」
鮮血!血糊が狭い道を濡らす!刃に斃れる捜査官の後ろ、通りの路肩に寄せた覆面車両。彼らが乗ってきたものか。逃走にはうってつけ。
───だが、法の猟犬が素直に通す筈もなし。見よ、血と骸に塗れて尚揺るがぬ戦意を。飛び出す三発の銃弾を。
ただ一人、弾丸で飛来する刃を撃ち逸らした事により、命を散らす事を免れたのだ!仲間の骸に隠れ、確実に仕留める事を選んだのだ!

>>299
「十発しか用意出来なかったんだ、大事に使え!」
ナムアミダブツ!本体だけでなく弾代もバカにならない!何事もなければ売って路銀の足しにしようと思っていたのでつらい。

『畜生!』『何だあのガキ!』
爆発!轟音!エンジン部、ガソリンタンクを撃ち抜かれた車両は爆発四散!
散り散りに避難するが、その数は先程よりも大幅に減るだろう。生き残った幾人かは、血を垂らしながら体勢を整える。

───爆発の黒煙の中より飛来する二つの物体有り。尤も、よほど目を凝らさねば見えぬだろうし“感じ”もしないだろうが。
その正体はスリケンめいた形状の自律飛行ステルスドローンだ!虎の子の暗殺兵器を、敵は今ここで切ってきた!
残骸に身を隠して銃撃を試みるその様子は、まさに身体全体を使ったポーカーフェイスのよう。ドローンが対象の後方より接近、両の頸動脈を掻き切るまでその素振りも見せないだろう。『出来ている』。

【判定:戦の空気 少女の避難した車両より、何か暴力的な気配。その向かう方向は、正面───】


>>298
『グゥッ……!?』
硬い脚が前輪を踏みつける衝撃!ホイールが乱れ───否、転けぬ!
その答えはドライバーの纏うライダースーツにある。最新技術で作られたそれは、人以上の力と反応速度をもたらし、手足の様にモーターサイクルを駆る事を可能とするのだ!

『グワーッ!』『クソ……ッ!』
ドリフト痕を残し、歯噛みする捜査官達。だがモーターサイクルは違う。ギャリギャリと目覚しく動かし、猛加速。
ジョージを追う者は最早いない。長大なセダンでは狭い路地に潜り込めない。
───だが、違う乗り物ならば?

路地を駆けるジョージの前に、ふとポツンと現れる光点。やがてそれは大きくなり……
……なり過ぎだ!加速度的に光は増し、その姿を見せる!ゴミ箱や浮浪者を薙ぎ倒して真正面から突っ込む、追跡用モーターサイクルの姿を!


《Ready》
モーターサイクルよりの電子音。ドライバーはそれを受けて軽やかに飛び上がり、車体の上に着地。自動操縦システムが“足場”としての役目を存分に果たす。
姿勢を低くし───跳ぶ!突っ込む!加速に従って!

蹴り脚を受ければモーターサイクルはその質量で轢き潰すだろうし、逆を選べばその鋭い飛び蹴りは重篤なダメージを肉体に与えるだろう。
すれ違い様の一撃!インパクトの時は近く、相手も全てを出し切る事を選んだ!
301 : 『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:11:30 ID:X25 [2/4回]
>>300
//十行目書き忘れな

衝撃にエラーを吐き出す死の弾丸は、最早まともに狙う事も叶わず。それでも命を奪うべくタェンティースの胸元へと向かい───
302タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:17:28 ID:5pY [1/1回]
>>300
「…!!」

出来る、とその捨身の射撃に肩と側頭部を抉られながらに直感する!
これが捜査官というのだ、この水準が満たされた者達で構成された機関だというのだ
恐るべきはそれに尽きる、死をも恐れぬ心に尽きる!

「こ、のっ…!!」

踏み込みながらに刺突一閃!
仲間の亡骸に縫い付けん勢いでの加速力を付随した一撃である!
仮にこれで仕留められたとすれば車を手に入れ仲間達の方面へと向かうし、そうでなければ更なる剣戟を重ねるのみだ!
303 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/19(日)00:28:11 ID:3xU [1/1回]
>>300

「デースデスデス、ディープメイカーの本領は銃器とのマン・アンド・マシン機構デス!オマカセデス!」

 ガウスガンより射出される貴重極まる2mmEC(ElectronicCartridge)は
 最適な投射先を選定したα-12の狙いを一切違わずに撃ち込まれてゆく。

【ハリウッドアクションムービーめいて爆発炎上する数多の車両!!】

「デースデスデスデス…デス?」

 何やら違和感。そう違和感である。
 ステルスドローンそのものを感知したわけではない。己の内奥より湧きでた朧な感覚だ。

【そして、この類においてα-12は潤沢極まる才の鉱脈を有する】

「又=サン!デバイスに確度リンク!一機任せるデス!」

 確証だのまだるっこしい理屈は一切抜きだ。それを経ねば動けぬようではα-12は生きてはいない。
 ディープメイカーで感じる微細な空気の振動。舌で感じる空気の味。センスを総動員した予測ポイントを推測!

「憑依継承――零閃!」

 α-12の姿が通常時間軸を越え、瞬間移動めいて疾駆。
 凄まじいバーンアウト痕を残して高周波ブレードを振り抜く。ステルスドローンの内、一体を狙った斬撃。
 ヒットしたか否かはα-12の才能次第。もう一体を処理できたかはソーマタージ次第だ。
304かぶり[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:33:41 ID:jsy [1/1回]
>>300
うまくいったらしい このまま合流地点へ

ジョージ「・・ッ!?」
前方上空に光 それは大きくなり 周囲の有象無象をなぎ倒して現れる モーターサイクル
そしてその上に着地するドライバー

姿勢を低くしてこちらに突っ込む気満々のドライバー
それに対しスラスターを展開しアイドリング 迎え撃つ気満々と言わんばかりに

突っ込んでくる その蹴り足を迎え撃つようにこちらも突撃し・・・

ジョージ「ッ!!」
ドライバーの蹴り足を捕まえんと両手を伸ばす 狙うはドライバーの蹴り足を用いた背負い投げ

何も相手の勢いに付き合う必要はない 相手の勢いをそのまま威力に変え 地面ないしモーターサイクルにたたきつけんとする
305 : 『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:54:58 ID:X25 [3/4回]
>>302>>303
『ガ、ブゥッ───!』
巨大な杭打ち機で縫いとめられたかのような衝撃!血を吹き出さんばかりに剥いた目は、命を奪った者を見る事も能わず!
鮮血を活火山めいて散らし、今度こそ猟犬は息絶えるだろう。悪は恐れ、善は頼る───とは限らないが、苛烈な守り手は生命活動を終えた。

車両自体は、至って普通のセダンだ。無線機やGPSマップなど、様々な機能がついているが操縦におかしなところはない。
運転が出来るのならば、問題無いだろう。


「無茶言うなよッ!」
いつの間にやら回収していたらしい。隣に隠れて苦痛に喘ぎながらスーツの男が渡してくるのは、最後の弾倉だ。
リロードを終えたソーマタージか怒鳴る。混沌すらも置き去りに、α-12が動く───

斬!正中線を真っ二つに刻まれ、慣性に従って力無く通り抜けるドローン!
彼女の首を裂いて戻るはずの、最新技術からの申し子は、極めてローテクで古典的な、それでも確かな技術に敗れたのだ!

同時に起きる小爆発。ソーマタージのスマートリンクによるやたらめったらな援護射撃がうまくいったらしい。
「出来た」


「ハハァー、ガッチャ───」
爆発の頃合いを見計らい、人工アドレナリンの狂想曲に躍り、ハイエースの影に飛び込みながらカードを奪取するソーマタージ。
脳汁ドバドバだ。寝れなさそうだ。無理矢理発破した興奮は当分覚めないだろう。
───なら、この妙な嫌な予感は?

車両を操り回収しに来たら目の前にて、或いはまだならば背中にて、タェンティースは感じるだろう!暴の気配を!
爆発と轟音の中、アーマードハイエースから火の手が上がるのがα-12には見えるだろう!力の化身が!ついでに嫌な体勢で吹っ飛ぶ事になったソーマタージも。

『したくもない事、しなくても済むような事をするのって───バチグソ腹立ちますわね!!』
ALAS!見る者の正気を削り落とすかのような、黒き死の入道が吼える!ハイエースを内側から突き破り現れる!
無数の触手が寄り集まり形成された、3mは優に超える人型の獣じみた姿。くぐもって乱れた声は、しかし先程の少女のものと分かるだろう。
むんずとスーツの男を片手で摘まむと、怪物は飛び上がる!アスファルトにヒビを残して着地する!

爪はナイフ!筋肉はゴリラ!怖気撒き散らす咆哮は冥府からの呼び声!
暴力の権化は、残骸のフレームを片手で引っ掴み増援へと勇猛に飛びかかる!神話じみたバイオレンス!


「……今のうちに帰るか」
何はともあれ、目標達成だ。タェンティースの奪取した車に乗って逃げるよう、α-12の肩を叩いて合図するのであった。
「ああいうのは付き合いきれん。俺だったらもっとスマートに立ち回る。
 運転出来るよな?俺は、背中ぶつけたから寝る事にする。サツの目から隠れろよ、それと英国紳士を拾うのを忘れるな。位置は今から言う───」
306 : 『鉄のララバイ』 ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)00:55:56 ID:X25 [4/4回]
>>304
『セイヤァァァアアアアアアアッッッ!!』
凛として響く掛け声!破城槌を思わせるその一撃は、命を奪うかそれに足るだけの負傷を負わせるには十分!
蹴り足がジョージの心臓部を貫くまで十cm、五cm───

『───っ!?』
流転する世界!横殴りのG!血流が乱れ、意識が刈り取られそうになる!
達人同士の決着は一瞬で終わる。彼がその事を理解したのは、真下を通過するモーターサイクルに背中から叩きつけられ、救援に回収されて病院で意識を取り戻してからだった。
『グワーーーーーッッッ!!!』


「おい、こっちは済んだぞ。お前はどうだ。
 その位置なら……2ブロック先のケバブ屋、その裏手のマンホールを使え。臭い道のりだが、合流地点まで安全に、見つからずに行けるだろう」
タイミングを見計らってたかのようにかかる通信。全くの偶然だ。
ともあれ、座標とルートは示された。逃げるのに支障はあるまい。

「これもつらい仕事だぜ。痛む身体を使って、リアルタイムで警察の動向とお前らの位置情報、信号の把握と虚偽の通報とハッキングによるアタック、それと種火周回を同時にやらなきゃいけないんだ」


>>全員対象
やがて辿り着くのは、工場地帯の一角、シャッターの締め切られた地区の中、小さなガレージだ。
埃の被った室内を、脚をわざとらしく引きずって歩き、カードを置く。
ミッションクリア。どうしようもなくてんやわんやで大騒ぎだったが、確実に一歩一歩踏み出しているのだ。

「……まあ、楽しかったよな?よな?イェーイ、脳汁ドバドバだゼ。この仕事最高。 だよな?」


//おちまい
307かぶり[sage] 投稿日:20/01/21(火)22:26:51 ID:vhG [1/5回]
【狭間のスクラップヤード】
赤い夕陽が落ちていき 暗闇があたりを支配しだす頃
どこのご家庭でも夕餉の準備にいそしんでいることだろうそんな時刻

―――ギィ!!
ハサミを振り上げ熱演しているのはアキレスの相棒ベティちゃんである

敵は強大であろう こちらの戦力は脆弱であろう そして人々に理解されない戦いであろう
だがやらねばならん 栄光をこの手につかむために

そして一行の視線の先にいたのは

ロイ「♪~」
鼻息交じりでお料理中の割烹着マスターロイ・ゴールドマン
彼の前にはカラコロと楽し気な音を立てている・・・唐揚げ!!

もも肉胸肉醤油風味に塩風味カレー風味 様々な唐揚げが湯気を立て 食べられるその時を待っていた

―――ギィ!!
今一度ハサミを振り上げるベティ 早い話がつまみ食いしたいということである
そんなベティちゃんと相対するのは 報われぬ戦いを諫めにきたのか 共に戦いに来たのか…?
308タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/21(火)22:39:36 ID:epM [1/5回]
>>307
「あら、あらあら、ダメですよベティちゃん」

さてはて、そんなベティちゃんのスニーキングミッションに立ちはだかるのは半人である
屈み込みそれでも尚目線を下げて、人差し指を立ててお説教モード!

「ロイさまがみんなのために仕込んでいるのですから」
「…もう少しガマンすれば、食べられますからー…」

尚、もふろうを与えればこの障害物は容易に退かせるものとする
309かぶり[sage] 投稿日:20/01/21(火)22:46:29 ID:vhG [2/5回]
>>308
―――ギィ!!
わかっていない まったくもってわかっていない
相手の裏をかきだましあいに勝利してこそ手に入れた唐揚げに価値があるのだ

だが正論を解いても(欺瞞 この女は新年を曲げないだろう
ということで対半人特攻兵器を投入する

もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
半人の視界の端 頭にモヒカンをセットされ ちまい腕にはトゲ付き肩パッド型ぬいぐるみ そして目にはサングラス

そこにいたのは世紀末もかくやなモヒカンもふろうがヒャッハーとでも言いたげに歩いていた
なお本人はサングラスのせいで前がよく見えてないらしい

―――ギィ!!
これでよし と言わんばかりにハサミを振り上げ厨房へと侵入を開始しようとするベティちゃんであった
310タェンティース・イルム[sage] 投稿日:20/01/21(火)22:55:36 ID:epM [2/5回]
>>309
「ほら、いい匂いがして来ましたね楽しみでもふろう!?」

屈んだままの格好で視界の端に映るひゃはろうに、即座に飛び掛かるように一足飛び!
残像を置き去りにスライディング抱きしめ!もふい!

「もー、なんですかこの格好はまたトゥエルブ?アキレスさま?」

頬擦り頬擦り、見事無力化!


『…お、何してんのさベティー』
『ん?あー、成る程ねー』

さて、次にやって来たのは忍者ガール七八
今度はお邪魔キャラではなさそうだ、なんなら一緒にくすねるべく後をついてくるではないか

「…私カレー味好きなんだよねー」

にししと抜き足差し足、美味しそうな唐揚げ目指し冒険開始!
311かぶり[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:03:31 ID:vhG [3/5回]
>>310
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
前がよく見えてないもふろう 突然の拉致に訳が分からずおててプルプルさせていた

そして次に出会ったのは共に戦う心強い相棒四五六である

―――ギィ!!
ともに行かん 同志よ と言わんばかりにハサミを振り上げ キッチンまで目と鼻の先

―――ギィ♪
喜び勇んでキッチンに侵入しようとするベティ であるが

【判定 観察眼:極細のワイヤーが出入り口に張り巡らされており ワイヤーの先には鳴子がつながっている】

そしてワイヤーはベティちゃんでも引っかかるほどに厳重に張り巡らされているぞ このままでは侵入が察知されてしまう!!
312四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:07:31 ID:epM [3/5回]
>>311
「ぬっふっふ、甘い甘い!」
「賽印の技を舐めないでよねぇ…よしっ!」

その辺りはさすが忍者、手先の器用さと罠の知識によってワイヤトラップを無力化せんと試みる!
実際その技術力は大したものではあるが、それでも仕組みや数によってはベティちゃんを抱えて回り道をする事も考慮すべきであろう
苦無にナイフ、ハサミにヘアピンなどなど様々な隠しアイテムを使い解除作業開始!
313かぶり[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:11:22 ID:vhG [4/5回]
>>312
さすがは忍びの者 ということだろう
いつくかのアイテムを用いてワイヤーを無力化 これで鳴子を反応させずにキッチンに潜入を果たす

そして最後の関門である キッチンではロイが忙しそうに調理を行っている
もしもつまみ食いの瞬間を見られればいったいどんな責め苦が待っているかわからない

タイミングを計る 小細工をこなす 責め苦覚悟で突撃する

いったいどれが正解だろうか?
314四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:20:25 ID:epM [4/5回]
>>313
「さて…と、っ…」

厨房特有の熱気、湿度…だと言うのにも関わらず七八の頬には冷たい汗が一筋流れていた
これから成すべき所業の重さの自覚がある故にである、しかしだからこそ遂げねばならない
突撃など愚の骨頂、ならば何か別の手を練るべきだ
味見してあげようか?と切り出す…いや、これは七八の食い意地が知られている以上無謀であろう
ならば更なる手を、何か

「…えいっ」

向こうのシンクの蛇口に向けて、苦無のワイヤーだけを投擲!
軽く当ててコツンと捻る程度、即座にワイヤーを引き戻す!
ポタポタっと垂れてシンクに跳ねる水音、これは気になるはず!
もし注意を惹きつけられれば即座、からあげ目掛けてふたりでダッシュなのだ!
315かぶり[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:25:50 ID:vhG [5/5回]
>>314
ロイ「♪~・・・お?」
上機嫌に鼻歌なんぞ奏でつつ揚げ油の前に鎮座していたロイ
聞こえてきた水音に意識を向ける

ロイ「・・・っかしーなー 閉じてたと思ったんだがなぁ・・・」
と持ち場を離れて蛇口に向かい キュッと水を止める

その間に風のごとく通り過ぎて行った1人と一匹に気付くことなく持ち場に戻ったのだ

―――ギィ♪
塩味なモモから揚げを手に入れ実に上機嫌なベティちゃん 
四五六にありがとー と言わんばかりにハサミを振り上げるのであった

ロイ「・・・これもしかしたらやられたくさいかな」
そしてすべてが終わった後 ロイはぽつりと敗北宣言をするのであった・・・・・

//〆
316 : 四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:20/01/21(火)23:33:51 ID:epM [5/5回]
>>315
「にっしっしー、いえいっ!」

振り上げたハサミに小さくハイタッチ!
無論カレー味のから揚げを咥えたままである

「んー!おいしー!今夜のご飯も楽しみ楽しみっ」

その味に破顔、今宵の夕餉に想いを馳せて忍者ガールはお部屋に戻る
尚その途中で越境現象に拐われ、無人島でのサバイバル生活を送る羽目になるのだがそれまた別のお話…

//ありがとうでした!
317α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/22(水)22:46:24 ID:tKT [1/4回]
【ゆるり】

 前回までのあらすじ!

 カノッサ・テクノロジー社の任務により製薬会社が秘匿するバイオ兵器のサンプル奪取に向かった
 カワイイなα-12と黄門さまで言うところのうっかり八兵衛ポジなたこたこ=サンデス。

 ところがどーにも予想よりも遥かにヤベェ連中…豊満=サンの世界からやってきたっぽい
 宗教狂いのパワーアーマーが大集合。戦力的に正面からやりあったら勝ち目ゼロデス。

 だからα-12達は生体機能を薬利的(あるいはナノマシン)で制限して発見可能性を減らしつつ機を伺うことにしたデス。

 -----------
318 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/22(水)22:46:29 ID:tKT [2/4回]


「―――」

 薬品開発ラボでパワーアーマー連中が動いている中、
 機材の影に隠れて好機を伺っているのはα-12。C.T.S.S.の誇る愛されとんちきトルーパーである。
 が、常の存在自体が冗談みたいなムーヴをする余裕は今はない。

「―――」

 薬利的に殆ど仮死状態のような状態となりながらも、
 訓練により自意識を保っており(そも常人ならアッサリ混濁、ヘタすりゃそのまま永眠だ)、
 殆ど役に立たなくなっている聴覚の代理にディープメイカーを床に貼り付けて音を拾っていた。

【断片的に知れた情報は酷いモノだ】
 【周囲一帯は現在、サイバー的な擬装にて常と変わらぬ暮らしのように見せているが】
 【実際は掃討作戦は完了しており、誰一人として生存していない…あきらかに大量虐殺だ】

 サイバー的な魔術で付近住人は全員が一瞬で脳を焼かれた。
 この街の本当の姿は大量の死体が転がる悲惨な状況。それすら見えなくさせられている。

(気に入らないデス)

【それほどの悪逆をやった理由が、やらないより手っ取り早いという只の一語】
 【殺戮に酔っているわけでももない。宗教的な陶酔もない。ただただ無慈悲なだけという】

(こんな連中に大量虐殺バイオ兵器を確保される。ぜってー厄ネタにしかなんねーデス)

 しかし、である。内なる怒りを燃やそうが、質実的な戦力差はどうにもならない。
 パワーアーマーで鎧われた戦闘者一人一人は立ち居振る舞いからも漲る力を余すところなく示しており、
 α-12の見立てでは全員を相手どっての勝ち目など皆無だ。なにも出来ないまま終わるだろう。

(不安材料だった豊満=サンたちのカチコミがここに来て待ちわびるハメになるとはデスね。
 たこたこ=サン。もちっと辛抱デスよ)

 霞む目で目配せ。どちらかといえば、ニアに慎重を訴えるというよりは、
 そうすることで、帝国騎士たちの傲慢に激発しかねない自分を律していたという方が近い。
 
【どうにももう一人の姉的存在であるタェンティースの美点であり欠点である部分の影響も受けてしまっているようだ】
319ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/22(水)22:58:30 ID:0KP [1/2回]
>>317-318
ニアとて無論、それらの状況を知り得て心に凪を与える事に容易と言うあろうはずも皆無であった
兵器としての欠陥点、激情の奔流が怒涛…押し寄せて波打つのを感じて久しい
だけれども、その波頭が白き飛沫を撒き散らし崩れるのを堪える。抑える。御する
体に満ちるナノマシン…マウトフトゥーロによって多くの機能を極めて低レベルまで制限し、鼓動すら朧げな朝焼けの夢めいた旋律

「…、」

こくり、とゆっくりゆっくりと目配せに頷いて応じる
今こうして、無謀を起こさずに居られるのは目の前の鏡写しの存在のお陰なのだ
良き姉でいなければならない、模範を示さねばならない…己の無策に巻き込む訳にはいかない
320α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/22(水)23:16:13 ID:tKT [3/4回]
>>319

 しばしのところ、耐える事それ自体が戦いであった。
 何かの発見されれば、即ゲームオーバー。そのような状況で感情面の制御すら必要とされる。
 ただただ、訪れるであろう機をひたすらに待った。

≪00011111010101≫

 そして、遂に動きがあった。サーボスカルの通信と共に俄かに戦闘者達の気配の色が変わる。
 ディープメイカーより伝わる振動音から会話をどうにか読み取ろうと試みる。
 おそらくはニアも同じような事をしていると考えながら。

(接近、侵入者、ライブラリ、該当)

 戦闘者達の言語…ハイゴシック語は越境者の世界修正力により読み取り可能な言語に変換される。

【普段は当たり前すぎて忘れがちなこの越境者の世界修正力…言語自動翻訳能力が如何に凄まじい代物なのかを示している】

(異端、失陥の元凶、かなーりディスい単語並んでいるデス。イムカ・ラヴィニス…。よっし、来やがったデス)

 パワーアーマー兵が次々に退出。警戒だったり、運び出し可能状態なったらすぐに持ち出せるよう別室に移動したり、だ。

【この時点で、α-12は蘇生薬を自身に撃ち込む。発見の可能性は出てくるが身体が動かせるようになるまでのタイムラグを鑑みたため】

 そして、現在、部屋に残っているのは真っ赤なローブに身を纏った全身を機械に置換した機械司祭(マシン・プリースト)
 恐らくは広域ハッキングの元凶であり、機械的魔術に通じた存在だろう。

【腕は3本、脚は多脚、流れる血は生体プラズマ、さらに脳まで機械と置換しているという人間とカテゴライズすべきか極めて困難な存在】

「………」

 手を開いて閉じる。握力も戻ってきた。一度、確認のためにニアにアイコンタクト。
 高周波ブレードを抜く。この時点では高周波振動はさせない。センサーに読まれる可能性が極めて高いだろうからだ。

(アンブッシュで一撃がベストデス)
321ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/22(水)23:28:16 ID:0KP [2/2回]
>>320
この場合、ニアの耳となり目となるそれは矢張り彼女の持つ異能の力であった
後天的に付随されたナノマシンで満たされた青白き触腕がか細く鋭く隠密的に
周囲一帯の視覚的、聴覚的、そして異能的状況としてダイレクトに主人に伝えるのだ
やがて訪れる好機に対する知識的反射はトゥエルブよりやや遅れる
しかして、直感的な感覚としての掌握はそれとほぼ同時と言えよう
ニアの越境者としての弛まなき経験値は、独特かつ研ぎ澄まされた嗅覚として宿っているのだ

「…!」

頷き応じる、いつでも行ける
細身のタイドメイカーを外部筋肉めいて足に纏わせ、一足飛びにて月光の一撃を叩き込める手筈だ
多くの事柄に懸念はあるが、今成すべき事とはそれに尽きる…即ち、プリーストの機械脳の破壊!
322α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/22(水)23:50:00 ID:tKT [4/4回]
>>321

(よっしゃデス!レッツ―)

 今まさに躍り出て、機械のボティに刃を叩きつけんとした二人であった。が、

≪000111101010101≫

 背を向け続けている機械司祭。しかして、その手元が先程までターミナルを操作していたそれと違う。
 手の操作の代わりにサーボスカルが接続されていた。これは作業を続行させるためだろう。
 つまり、機械司祭には別のタスクが生じていたことになる。それは何か?

(やっべ!!デス!!)

 考えるまでもない、気取られたということだ。どのタイミングで?
 最初からというのはあり得ない。さほど間はなかったろう。リスク覚悟で蘇生した辺りか。

【これはヘマというには酷だろう。動くタイミングが今だったのは間違いなく、避けられない事態だったと考えるしかない】

≪侵入者、2体。生身、機械神とその化身たる皇帝の護りあれかし≫

 彼等特有の複雑怪奇極まる宗教世界の祝詞を言葉しつつ、
 機械司祭は振り向きざまにシャーレを一つ掴んでおもむろに二人に向かってそれを放る。

【薄いガラス板であるシャーレは極めて脆そうだ。それが封じているのは何か…嫌な予感しかしない】

(豊満=サンも向かってきている。敵は数も多いそっちを警戒しないといけない。
 さっきまでの会話からすると、この機械司祭、機械的装備全部ダメにしてる元凶っぽいデス)

 α-12は預かりしらぬことだが、間の悪いことに表の襲撃メンバーの殆どはソーマタージなど、 
 サイバネティクス重点である。この機械司祭の生存は今後の展開において大きな禍となるだろう。

「たこたこ=サン!コイツはここで、α-12達がぶっ倒すデス!」

 ボーチよりチャフグレネードを引き抜く。それは通信阻害のための一手に他ならない。

【α-12は防御よりも、援軍阻止のために行動猶予を使用。投げつけられたシャーレは未だに二人の元に向かっている】
 【→サンプルにもならないほどの極少量であるが…件の生体兵器の可能性が大】

 ※ライフイーターウィルス…
 有機体を崩壊させかつ核熱燃焼ガスを発生させる。その威力は究極浄化に使用されるほど。
 ただしこの世界で生成されたのはその劣化版となる。
323ニア・シューペリオリティ[sage] 投稿日:20/01/23(木)00:00:49 ID:lPE [1/1回]
>>322
「…応ッッッ!!!」

決断的に一言、無論多くの阿鼻叫喚の主君たるこの相手を見逃すつもりはなかった
宙を舞うシャーレ、それを包み込むように慈愛めいてタイドメイカー・マウトフトゥーロを展開しキャッチ!
即座にパージ、生卵も割れぬクッション性を用いて地に落ちる事であろう
だがニアの機動としてはそれよりも速く!ただ脳穿ちのみを目的とした月の煌めきが一閃!
通信妨害はトゥエルブが行なってくれている、ならばニア自身は矛となりただ貫きのみを欲していた!
324 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/23(木)00:14:37 ID:sfU [1/1回]
>>323

『予測可能、迎撃』

 ニアの一閃を第二、三の腕により構えられた錫杖が受け止める。
 その瞬間、原子分解のフィールドがバチバチを弾け、本来であればそのまま刃を分解。ニアを消失せしめていたであろう。

『不壊なりし武器。この世界における実存を確認。だが、無意味』

 このタイミングで、シャーレを包んだタイドメイカーが地面に落ちた。

【ここで起こったことは劇的だった。タイドメイカーが地面に落ちるや否や、即座に融解/気化する。
 そのクッション性を以っても、ウィルスの影響を阻止できなかったことを意味する】

「デスッ!!」

 α-12が飛び出す。嫌な予感だ。機械的スキャニングが出来ない状態であったが、
 タイドメイカーが分解する〝程度〟で終わらないと第六感が叫びをあげた結果だった。

//つづく!
325かぶり[sage] 投稿日:20/01/24(金)22:28:28 ID:Ug3 [1/5回]
【狭間のスクラップヤード】
さて あと一週間もすれば一月も終わり そうなればやってくるのが節分である
というわけでその準備に追われキッチンは慌ただしい

節分にはその年に合わせた方角に向けて太巻きをかじるというちょっと変わった風習があるのだが
様々な人種が集まる狭間のスクラップヤード 米食文化のない奴らもいることだろうし 海苔も食べなれてなければ黒い紙

ということで用意しているのは・・・ロールケーキだ

食用の炭パウダーを混ぜたスポンジケーキに純白のホイップクリーム 具は賽の目に切られたフルーツたち
なおどこぞの食欲魔人たちのつまみ食い被害を抑制するために スポンジケーキの切れ端をクリームの近くに配置し 最大限の配慮を見せてはいるが・・・

―――ギィ!!
熱弁をふるうのはベティちゃんである

与えられた栄光でまんぞくしていいものか 否

フルーツを得てこそ真の栄光が待っているのである

いざ行かん 栄光の完品つまみ食いの戦いへと!!

と意気込んでいるが それに賛同するものがいるか いないかは別の話である
326四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:20/01/24(金)22:35:48 ID:AKD [1/1回]
>>325
「えー、いいじゃーん私与えられた待遇に最大限甘えたいタイプだしー」

もっちゃもっちゃと切れっ端を遠慮なく頂いている、先の戦いでの同志七八
彼女は敵の罠に容易に籠絡され、今やコーヒー片手に切れ端に舌鼓である
いってらっしゃーい、と実に他人事めいて手を振り見送る姿。嘆かわしい!

//1レスだけお邪魔しますすみません!
327 : ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:20/01/24(金)22:38:09 ID:L2V [1/4回]
>>325

「ふむ…」

 なんか目立って熱弁振るうベティちゃんをじーっと見ている捕食者…もといイムカ。
 シュンシュンと湯気を立てるせいろを横にやっぱりベティをじーっと見ている。

【ベティちゃんの日常はなにげに過酷であった!!!】

「わうわうわう(その気概、拙者感服したぞ。狩りこそが本能よ。餌ではなく獲物こそ喰らうのだ)」

 一方、隣の柴犬は大賛同であり、戦士の道を説く。道の先がつまみ食いなのだから何ともアレである。
 コレでも世界によっては神様として奉られているのだから事実は小説より奇なりのいい見本であった。

【スクラップヤードの割烹着シェフである金男=サンの天敵(つまみ食い的な)が参戦表明だー】
328かぶり[sage] 投稿日:20/01/24(金)22:46:42 ID:Ug3 [2/5回]
>>326-327
―――ギィ!!ギィ!!
ということで決断的にウルリックの背に上り イムカの魔の手から逃れんとするベティちゃん
人間だってせいろは簡便なのだ サソリが嫌って何が悪い

裏切り者の四五六は捨て置いて いざ進めやキッチン 目指すはジャガイm…ならぬ賽の目フルーツである

~それからどうした~
さて キッチン近郊までやってきたわけだが 最近つまみ食いが激しさを増すためか キッチンの防備は強化される一方である

【判定 赤外線:目に見えぬ光のワイヤーがキッチンをすっぽり覆い隠すように張り巡らされている】

これに引っかかれば侵入がばれてしまうこと請け合いである
唯一の欠点 それは電子的な欺瞞はロイにはわからないということである
329ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:20/01/24(金)23:00:17 ID:L2V [2/4回]
>>328

「存分に肥え太ってくるといい」

 平坦な声でつまみ食いに征くベティにエールなイムカ。
 なんかすっげー台詞が不穏に聞こえているのなら、それは気のせいであろう。きっと、たぶん、めいびー。

 ---------
 -------
 -----

【いざ進めやキッチン☆彡】

「わうわうわう(なんとせせこましくも涙ぐましい努力の跡か。拙者、思わず目端から涙が)」

 ハンカチでそっと目端を拭うウルリック。こりゃ心の底から馬鹿にしてますぜ旦那。
 とまあ、アカデミー賞受賞しそうなウルリックの一人芝居はさておいて、

「わうん」

 尻尾をフリフリすると、幾つかの巾着がポトポトと落ちる。
 すると、ふわんと薄く粉が舞って、何と赤外線が可視化されたではないか。不思議!

「わうわう(シールドではあるまいし完全に隙間ゼロの赤外線センサーなどなかろうて。では行くぞ)」

 ここからはちょっと難易度の高いルパンルパーンめいた柔軟な動き重点だ。
 ウルリックは光のワイヤーの隙間から隙間へと足を延ばし、首を曲げて尻尾を畳んでうねうねと光のワイヤー突破を図る!

【さあ、生態的にはかなーり不思議生物ではあるがいちおうサソリさんなベティちゃんはこの難易度のたかそーな運動をクリアできるであろーか!】
330かぶり[sage] 投稿日:20/01/24(金)23:10:25 ID:Ug3 [3/5回]
>>329
そもそも昆虫は肥え太るのだろうか? 真相は闇の中

それはともかくとしてセンサーをうねうね回避で進んでいくウルリック
光に当たることなく進んでいき・・・

Beep! Beep! Beep!

突如鳴り響く警報音 だがウルリックは光に当たってないはずである ならばなぜ?

―――ギィ!!ギィ!!
ナムサン さそりちゃんにウルリックのようなうねうね回避行動はレベルが高すぎたのだ
外骨格の悲しいsagaである

欺瞞に気付くことはなくとも警報音が鳴ればさしものロイでも気づく

ロイ「ッ!!」
警戒モードに移行 だがここでロイが捕まえに前へと出れば相手の思う壺 回避されつまみ食いが成就されてしまう

ロイ「手筈通りに!!」
ジョージ「心得ました!! 変身!!」

と クアンタムで買収されたジョージが飛び出してきて強化外骨格を纏い ウルリックを捕獲せんと迫る
そしてロイは出来上がったロールケーキに金属製の蓋をして・・・その身を挺して蓋に力を籠める

漢ロイ・ゴールドマン ギャグを捨てたガチ対応でお相手いたす
331ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:20/01/24(金)23:18:57 ID:L2V [3/4回]
>>330

「わうわうわう(ええい、致し方なし)」

 流石にベティちゃんにはちょーっとハードなお題であった!
 しかーし!この程度の逆境、数多の戦場を潜り抜けた戦士にとってはどうという事は無し!!

「わうーん!(未熟なる若造よ!今こそ人の欲が底なしであることを自覚するのだ!)」

 己を捉えんとガチな変身までしてこっちに向かってくるジョージ。
 マトモに相手にしては、神聖なるつまみ食いの機を逸するであろう。ゆえにここは戦士の知恵の出番だ。

【ウルリックが尻尾をさらにフリフリすると、何かコロンと瓶が一つ転がる】

 その瓶は、クリアな白色光を放っている謎の液体であった。
 その名はヌカコーラ・クリア!!ある意味ではクァンタム以上のレアものではないかと噂され逸品!

【そのまま、ヌカコーラ・クリアはコロコロとお外に向かって転がり進んでいき――】

 ダダダダダダダダダッ!!

【美しき光に引き寄せられたのか。なんかイムカが全力でダッシュしてヌカコーラ・クリアを確保せんと迫っている】

「わうわうわう(どーする若造よ。益も無き守備なんぞで栄光(ヌカコーラ)を棒に振る気か?)」

 悪魔のささやき!!
332 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/24(金)23:29:05 ID:Ug3 [4/5回]
>>331
ジョージ「ッ!?」
思わず視界が瓶に向く そして悪魔のささやきと迫るリミット
人とは欲の深い生き物である であるが故

ジョージ「ッ…英国紳士たるもの 欲に目をくらませ無体を晒すべからず・・・!!」
己の誇りをフル活用し 欲望を抑え込むガチ対応ジョージ

なんか目の部分から血涙が流れてでいるように見えるがきっと装飾の見間違いである

なおロイは依然金属の蓋をつかんだまま梃子でも動かない

―――ギィ!!
これにはベティちゃんも困った困ったである
つまみ食いは押し込み強盗ではない 誰かを傷つけてまで行ってはいけないものなのだ
なおウルリックにその吟味があるかどうかは別である

そしてウルリックには強化外骨格ジョージが捕獲に乗り出したぞ

ガチVSギャグ 果たして軍配が上がるのは
333ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:20/01/24(金)23:39:25 ID:L2V [4/4回]
>>322

「わうわうわう(敵ながらアッパレな自制心である。が、現実は非情よな)」

 捕獲に乗り出そうが血涙かましてのソレである。100%の挙動など出来るはずもなし。あれを見よ!!!!

「ふーむ」

 何か無表情なのに目をキラキラさせてヌカコーラ・クリアを手に掲げるイムカ。
 そして、ヌカ愛好家にとって癒しミュージックそのものであるシュポンと小気味よい音。
 ああ、しゅわわーっと炭酸が弾ける音が!!

「んっ、ごっごっごっご」

 喉を通るヌカコーラ・クリア。なんたる精神攻撃めいたイムカの挙動か!

「わうわうわう」

 それを尻目にウルリックはテクテクと歩む事であろう!
 もしジョージが集中力を欠いていれば、あとはひょいひょいムーヴで翻弄するのみとなるだろう。

【さて、突破がなればついにはラスボスである(ある意味で漢気溢れある意味でなさけねー恰好な)ロイの攻略に勤しむだろーし、
 ジョージが気もそぞろな感じにならなければ別の手段を講じねばなるまいて】

「ばう!(ちなみに拙者もこの狩り(つまみぐい)の流儀は心得ているぞ。このイクサは血を流してならぬイクサである)」
334かぶり[sage] 投稿日:20/01/24(金)23:50:45 ID:Ug3 [5/5回]
>>333
強化外骨格により強化された聴覚はイムカが蓋を開けた瞬間の小気味よい音も
炭酸のはじける音も 喉を通り抜ける音もつぶさに拾い上げる

ジョージ「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
外骨格の外からでもわかるほどに歯ぎしりしながらウルリックを捕獲しようとするジョージ

だがジョージの悪い癖 頭に血が上るほどスペックが落ちる仕様により その動きは精彩を欠き
まるで捕まえられる気配もなし 逆にキッチンにぶつかりかねないほどに雑なムーブになってしまっていた

ロイ「つまみ食いできるものならやってみやがれ 俺はここを動かねぇぞ…!」
と横目でウルリックをにらみながらの物言いである ロールケーキだけは死守せねばなるまい

と ここでジョージがウルリックを捕まえんと突撃してきたぞ!! 前門のロイ 後門のジョージ
これはウルリック絶体絶命と言っていいだろう(ピコーン
335ウルリック{牙狼}&gt;&gt;582[] 投稿日:20/01/25(土)00:05:40 ID:TF4 [1/5回]
>>334

「わうわう(拙者を相手取るには、あまりにも未熟!)」

 やっていることのアレ具合は兎も角として、とりあえずジョージをひょいひょいひょいと。
 気もそぞろな若造に捕まるには、この柴犬はあまりにもルパンルパーンな動きであった!!

【ひょいひょいひょいひょいっと突破!突破である!!】

 そして、現れたるは巌の如く蓋に力を籠めるロイである。さて、状況たるや。

「わうわう(ふーむ、小僧(ジョージ)の雑なムーヴ。下手に手をこまねき接触事故などされてはせっかくの美味を損なうであろう)」

 さてさてどうするか。ここで、先ほどからぐぬぬしていたベティちゃんを見る。
 ここでベティにも手柄の機会を与えてやるのも戦士の道であろう。

「わうーん!(タイミングを合わせるのだ。ゆくぞ!)」

 言うなりウルリックは念動を発動!すわ直接武力行使か!?否!

【ウルリックが収斂させた電磁力にて、金属製のフタがロイの剛力に逆らって僅かに浮こうとする!
 抵抗は激しく、そこで出来る隙間はごくごく僅かであろう。ウルリックではとてもその隙間からひょいっとお宝を引き抜くことは出来ますまい。
 精密な動きもOKな長い尻尾のベティちゃんならば?】

「わうわう(小僧は少しおちつくのだ)」

 尻尾から一本、冷えたヌカコーラを取り出すと、ジョージに向かってポーンと放る。
 これは買収ではない。焦ったり何だったりで喉乾いたでしょ?ここでちょっとぐいーっとしても罰あたらんよ?
 ほら、クールタイムって大事でしょ(悪魔のささやき2)

【なんたる孔明めいた柴犬の深慮遠謀の数々か!(ただしつまみぐい】
336 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/25(土)00:20:43 ID:44w [1/5回]
>>335
ルパンザサードな動きでジョージの捕獲の手をかいくぐるウルリック

そしてロイが使っていた蓋が金属製であったことが災いした
ロイの力をもってしても浮いてしまう蓋 そして

―――ギィ!!
ベティのしっぽが完品ロールケーキを奪取 すたこらと逃走を開始

ジョージ「ま・・・まtうわっ!!」
追撃に移行しようとしたジョージは 目の前に投擲された物質を思わずキャッチしてしまう

その隙にベティちゃんは戦線を離脱 ウルリックも安全に離脱できたことだろう

ロイ「クソッ…!」
またしても敗北してしまったロイは悔しそうに歯噛みする

【宿から離れた場所】
―――ギィ♪
成果は少ない だが勝利したことを喜ぼう

ロールケーキを半分こして嬉しそうにハサミを振り上げるベティ

~なお その日のおやつタイム~
―――ギィ!!
アキレス「つまみ食いしたからおやつ抜き」

是非もないね!!

//sime
337α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/25(土)22:25:35 ID:TF4 [2/5回]
【前回までのあらすじデス】

 金男=サンの故郷の過去時間軸に越境しちまったぷりちーで女子力まんてんのα-12と、
 伝説のヤクザな金男=サンは糞ったれ暗君が支配する暗黒時代にあって、
 ゴブリン大将の大進撃の最前線である城塞都市モールモースで傭兵稼業していたデス。

 日に日にヤバくなる情勢デス。敵方の攻城兵器が到着してさらにヤバくなったデス。
 折り悪く虎の子のトクシュブタイが数人犠牲となり(一般市民護り抜いたデス)、
 放置するわけにもいかなくなったα-12達は決死隊で攻城兵器陣地のブッこみかけたデス。

 -----------

【ゴブリン投石器陣地】

 狙いを定めて撃つ。というスキルにおいて、ゴブリンはオークよりマシであった。
 殆どのゴブリンは戦士としての技量はションボリ極まりないがそのヒョロヒョロとした指は細かい作業には向いている。
 むろん、その卑しき眼に相応しく、その技量は悪意に満ちた所業に存分に活用されることになる。

「GAUUUBBBB!!」「GOOOBBBB!!」

 ただ大岩を飛ばすことに飽きた連中が次の弾に選んだのは血の滴るゴアパックだ。
 散々に遊びつくした人間やドワーフの残骸であり、老若男女一緒くたにされた巨大な肉塊だ。

「GABBBBBB!!」

 それを見てけたたましく哄笑するゴブリン達。最期まで鉱石神の加護を願い腸を引き裂かれた者もいれば、
 子の命を乞うた果てに残酷な最期を遂げた父母の残骸もある。ただのミンチ肉ではなくその痕跡が垣間見えるゴアパックは、
 ゴブリン達にとっては〝芸術点〟が高い。ようするに笑えるということだ。

【正に悪鬼の如き所業である。そして、その様子は攻城兵器破壊のために浸透した越境者達の眼にしかと映っている】
338かぶり[sage] 投稿日:20/01/25(土)22:41:11 ID:44w [2/5回]
>>337
道中ロイは投石器を見るや それが自国の主力兵器であることを見抜く
そして無言で 手元を見ることなくその投石器のスケッチを素早く書き記した

今回行幸であったのは ゴブリンたちが自分たちの兵器をそのまま使っていることである

投石器は強力な兵器である反面 敵に奪取されれると非常に危険な代物である

ゆえに最良の投石器とは 強力かつ壊しやすいものが求められる

ロイ「・・・・・・」
出来上がったスケッチをα-12に見せる 重要な腕木の部分 その一点に小ぶりな金属製の棒が記されている
その部分を引きぬけば腕木が簡単に分解できるようになっていた

本来は運搬用や腕木の長さを調節するためのものであるし 簡単には外れぬよう鍵状になっているが 引きぬき方を知っていれば話は別
むしろ鍵が作用してそこいらの釘で代用できぬようにしてある

この金具を奪って回る そうすれば投石器は使えない

覚えたな と確認は取らず タイミングを見計らう そして擬態を脱ぎ捨て 一心不乱に投石器へと食らいつかんと走り出した
339α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/25(土)22:51:22 ID:TF4 [3/5回]
>>338

(デスデス)

 ロイのスケッチを確認して頷く。鹵獲兵器たる投石器の弱点が知れたのは行幸だ。
 彼が知るより何世代も前の投石器だろうが、そこはトクシュブタイの面目躍如なのだろう。
 ファンタジー世界においては、遥か数世代前の鹵獲兵器を混沌の勢力が隠し持つ事例は珍しくなく、
 ゆえにこの手の知識を持っている事は必須事項ですらあるのだろう。

「デスデス、いー加減、α-12の堪忍袋も暖まりまくりデス!れっつらご!!」

 ブレードを引き抜くと、アンカーを飛ばして立体起動に入る。
 投石器はここで限界まで破壊しつくすのみであった。

「GOBBBBB!!」

 ゴアパックを今まさにモールモースに向けて投射せんとしたゴブリンは
 突然の足音に振り向き、その目を大きく見開いた!

「GOBBBB!」「GABBBB!」

 ゴアパック品評会の取り巻き達も慌てふためく。
 そう、慌てふためく。ここで即応し迎撃態勢を取れるほど、ゴブリンとは思考素早い生き物ではない。

【隙だらけにも程がある。後方で油断しきり、蹂躙をただ楽しんでいたそれである】
340かぶり[sage] 投稿日:20/01/25(土)22:58:48 ID:44w [3/5回]
>>339
ロイ「烈破掌!!」
油断しきっているゴブリンどもに闘志の炎を浴びせかける
炎とは原始の破壊 炎を浴びせられて慌てふためかない生物などそうはいない

炎よりなお紅蓮の炎をまき散らし 混乱を助長させながら投石器に取りつけば
肝心かなめのバーを鮮やかに抜き放つ

そうすれば腕木は自重で落下する 専門知識がなければ一生がらくたのままである

時間は金より貴重なり ゴブリンを嬲るのは最小限 今は投石器の破壊を優先に行動する
341α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/25(土)23:15:58 ID:TF4 [4/5回]
>>340

「「「GABBBBBB!!」」」

 ゴブリンの悲鳴と恐慌は烈破掌を浴びせかけられて一層その混乱の具合を増した。
 パニックがパニックを誘発させて、マトモな対応など取れるはずもなし。

「いやっほーデス!」

 中空を跳ねまわるα-12もロイに倣って鍵棒を次々に引き抜いて投石器を瓦解させてゆく。
 が、当然ながらイージーな時間とは長く続かないものだ。

「「「グアアアアアアッグ!!」」」

 野太い怒号と共に現れゆくはフレッシュな緑肌のオーク共。
 しかして今回の大進撃の主役はゴブリンでありオークではない。オーガ並の体躯を手に入れたゴブリン大将が、
 敵対する近隣のグリーンスキンをシメて回り、地元オークは皆殺しの憂目を見ている。

【しかし、イクサ在るところにオークあり。オークたるもの格下(グロット)野郎の配下になることはあり得ないが、
 傭兵稼業のオークが多量の牙でゴブリンに雇われるというケースは存外に珍しくはない】

「ぬおおおおおおっ!!」

 しかし、である。大多数のオークは投石器陣地までたどり着けていない。
 鋼の壁のフルーフが立ちはだかり、その手に握るミスリルの斧と鎚が炸裂するたびに緑の肉片が大量にバラまかれていた。
 今なお、ロイ達が破壊工作を続けられるのも、後世に伝説として伝わる彼の戦働きによるところが大きい。

「「「グアアアアアッツッグ!!」」」

 それでも元々敵陣のど真ん中だ。全方位が敵という状況。
 フルーフが一方面を完全に抑え込んでいるとしても、別方向からやってくるオークがゼロというわけではない。
 パニックを起こすゴブリンを踏み潰し、引っ掴んでその頭を齧って鮮血で喉を潤しながら吶喊するオークの一団もまた存在した。

【筋骨隆々の腕を振りかぶり、小癪なる破壊活動を行うロイに向けて重く大雑把な形状の斧が次々に投擲!】
342かぶり[sage] 投稿日:20/01/25(土)23:29:13 ID:44w [4/5回]
>>341
破壊工作を続けるロイ 違和感に気付くのは早かった
オークがちっとも来ないのだ

怒号は聞こえる ゴブリンが雇っていることは分かっている なのに来ない
来ないわけがない ならなぜか 来れないのだ

ロイ「まじかよ…!」
また一本鍵棒を抜きながらも その心は驚愕にあふれていた

フルーフが豪傑であることは理解していたつもりだった だが甘かった
これほどまでの実力があるとは思ってなかったのだ なぜこんな化け物が今の今まで無名だったのか理解ができなかった

だがそんなフルーフの奮戦にもオークが尽きることはなく こちらに到達したオークが投げ斧でこちらを迎撃してくる

とっさに近場のゴブリンをひっつかみ斧を防ぐ だが次から次へと飛んでくる斧にミートシールドがもたない

ならば自分がとるのはフルーフと同じ 時間稼ぎである

立体起動を取るα-12に機動力で勝てるわけもない ならばα-12の援護をして あいつがのびのび仕事することに全力を注ごう
ハルバート片手にオークへと向かう フルーフと同じとはいかないまでも 真似事ぐらいならできる そう自負し オークを相手にしようとする
343α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/25(土)23:43:48 ID:TF4 [5/5回]
>>342

 傭兵…すなわち無頼団となったオークは総じて装備の質がいい。
 それは群れの庇護を離れたオークは才覚振るわねば生きては行けぬし、
 雇われた際には多量の牙と上等なスクラップの回収優先権を主張するものだからだ。

「グウアアアアアッグ!!」

 ゆえにロイに群がるオークもまた、金属の王国における辺境警備隊が身に着けた装備のスクラップを装甲とし、
 その鍛えられた武器を髑髏や人間の皮でゴテゴテにデコレーションしたチョッパを振るっている。

【敵特性:上質の武具】

「金男=サン!!」

 空中を跳ねまわるα-12の声。このトンチキ、存外に徹底できる性格ではない。
 ゴブリンのミートシールドが剥がされつつあるロイの方に意識を向けてしまう甘さがある。

「ガアアアアアっ!!!」

 ズンズンと突進するオークの迫力は如何ともしがたい。
 平均的なオークは一見背丈は人間とさして変わらないがそれは彼等が常に猫背だからそう見えるのであり、
 さらに筋肉量に至っては一般的な人間と比較するのは馬鹿らしくなるほどに筋骨隆々である。

【それが金属を帯びて突進してくるのだから、ただの兵士であれば何もできずにバラバラにされることだろう】
 【ロイに迫るや、いくつものチョッパが振り上げれる】
344かぶり[sage] 投稿日:20/01/25(土)23:59:37 ID:44w [5/5回]
>>343
ロイ「情けねぇ声出すなエース・オブ・エース!! 任せたぞ!!」
跳ね回るα-12に叫び返す まさか己の責務を投げ出すほどカノテクの実働部隊は甘くはないだろう

さて 目下の課題は迫りくるオークどもをどうにかするということだ

傭兵オークの装備がいいのは知っている
だがやらねばならん 町を投石から守るために

振り下ろされるチョッパーに対し ロイは頭からオークの足元に倒れ込む
そのままゴロゴロと地面を転がりながらチョッパーを回避しつつ 相手の足にハルバートの鉤爪を時に振り下ろし 時に引っ掛ける

何も屠ることはない ちょっとけがをさせて機動力を奪えばいいという考えの元の行動である
345α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/26(日)00:16:38 ID:9MD [1/6回]
>>344

「…デス!!」

 任されたからにはやらねばならない。それはα-12も心得ている。
 ゆえにフルーフとロイが全力でオークを引き付けている間に速やかに投石器破壊を完遂せんと動くのだ。
 α-12の作戦完了が早ければ早いほど、仲間の生存確率が上がると信じて。

「グアアアッ!!」

 チョッパを避けられ、先頭のオークは太い脚の肉を深々と抉られる。次のオークは引っかけられて転倒する。
 が、それも長続きせず、動きに適応した後背のオークは大地をしかと踏みしめ、
 ハルバートのかぎ爪に装甲面を合わせて弾き、あるいは引っかけに耐えた。

「グウアッ!!」

 そして、人間のより遥かに長い腕でロイを殴りつけんと腕を振り落し、
 あるいはおもむろに薙いでその身体を破砕せんとする。

【が、ロイはオーク共の動きの奇妙さにも気付くことが出来るだろうか。
 適応してなお、動きがやや鈍い。いや、脚狙いを察してから動きが鈍くなった。力みすぎているのだ。
 それは来るであろう予測された苦痛に耐えようと構えるそれであり、その対象は果たしてロイの脚部攻撃への備えのみだったろうか】

「ガアアアアアッ!!」

 オークの群れの後方!異彩放つオークが一体。
 そのメイスはバチバチと放電し、獣の魔風たる琥珀色の風と天空の魔風たる蒼き色の風が収斂。

【オーク・シャーマン!】

「チェーン・ライトニング!!」

 力ある言葉と共に生じた現象は劇的だった。
 放たれた雷撃は手近なオークに激突し、それは正に鎖でつながれたようにオークから別のオークへと雷撃が連鎖してゆく。
 それは連鎖をつなげていくたびにその威力を増してゆき、ロイの直前のオークに至るや耐えきれずに一瞬で炭化した。

【その威力を極大化させた雷撃が最後に襲い掛かるのは誰か?考えるまでもない!!】
346かぶり[sage] 投稿日:20/01/26(日)00:32:10 ID:6Bb [1/5回]
>>345
さて 敵もさるもの引っ?くもの いつまでも小手先の技術でどうにかなるものでもなし
腹をくくって正面からの殴り合いか とその時である

違和感が脳裏をくすぐる どうにも動きが鈍い こちらに対応するため? それにしてもだ
頭の中の百科事典を開き 知識を手繰る その視界がとらえたのは オークシャーマン!!

ロイ「まずっ・・・!」
とっさにサーベルを地面に突き立て 素早く立ち上がるや跳躍して雷から逃れんとする・・・が 紙一重で遅かった

ロイ「ガ・・・ああああああああ!!!!」
サーベルに到達し放電する電の一端が鎧を撫でる その衝撃に悲鳴が上がる

ロイ「う…ギギギギギギイイイイイイ・・・!!」
決して動けないほどではない が 目の奥には星が瞬いている ダメージが抜けきるにはいくばくかの時間が必要となる

その時間をしのぐことが命運を分けることになりそうだ
347 : α-12{ディープメイカー ver.α}[] 投稿日:20/01/26(日)00:38:31 ID:9MD [2/6回]
>>346

「「「グアアアッ!!」」」

 凄まじい雷撃を浴びるサーベル。しかし離脱が一瞬早かったことがロイの生死を分けた。
 しかし、危機は去ってはいない。より状況が悪くなったままに抗わねばならない。

【オーク達の苦痛に対する回復力は当然ながら人間であるロイより遥かに上だ】
 【こればかりは戦闘力の多寡ではなく、純然たる種族適性ゆえのもの】

 痺れやダメージからいち早く回復したオーク達が未だダメージ抜けきらぬロイに殺到する。
 厳しい戦いになるという予想まったくその通り、過酷なる試練が訪れることとなった。

//では今日はここまーでである!!
348かぶり[sage] 投稿日:20/01/26(日)22:27:02 ID:6Bb [2/5回]
【狭間のスクラップヤード】
今日も今日とて万事の争いから逃れ続けている狭間のスクラップヤード
であるが 今この場では少々空気が違う というのも

アキレス「やばい スクラップヤード内で風邪がパンデミックだ」
マスク姿のアキレスが病院替わりの医療テントの中でてんやわんやになっていた
広くて狭いスクラップヤード 誰かが病気になれば瞬く間に感染が広がってしまいかねない状況
以前世話になった翼人のヒーラー アンジェロも忙しそうに働いている

アキレス「何がやばいって・・・」
チラと見た先 テント内のベッドの上に寝ているのは

ロイ「げほっ・・・ゴホッ・・・」
アキレス「おっさんもダウンしてるんだ 割とダメージがでかい」
ということで看病に駆り出されたり 知ったことかしてたりしているほかの人はどんなことをしているやら?
349イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/26(日)22:40:36 ID:9MD [3/6回]
>>348

「何とも大変なものだな」

 専用の椅子に日傘を立てて、場違いなほどに完璧な所作で紅茶を口にするのはイムカ・グリムナー。
 色々と遺伝子を魔改造されている肉体ゆえか、パンデミックとは無縁のようだが。

【とまあ表面上は明らかに我関せずムーヴのそれであり、無用の反感買いそうな所作であるのだが】

≪00001111010101≫

 サーボスカルはグルングルンしながら、ロイにお注射(やたら太い針でプリケツにぶっ刺そうとするのはアレだが)したり、
 政治将校様がいつの間に手配したのか、清潔なシーツやら医薬品やらが届いたり。

「こうなると医療スキルを持った越境者は貴重だな。彼等が十全に働けるように整えねばならん」

 モブな越境者の中には、医者(モグリ/闇医者混じりだが)も少数だが居たりいなかったりだとか。

「まあ、越境などやっているのだ。よく分からん病原体がどんな拍子で流れてきても不思議ではないが。
 ふむ、やはりここの設備では埒があかんかもしれんな。所詮はニワカだ」
350かぶり[sage] 投稿日:20/01/26(日)22:51:21 ID:6Bb [3/5回]
>>349
アンジェロ「本当はもっと設備の整った病院に移すべきなのでしょうが・・・」

一息入れに来たアンジェロがこの惨状に沈痛な表情を浮かべる
以前彼の世界で起きた事件(幻想 襲来)で行動を共にした間柄故 お互い顔も知っていることだろう

ロイ「やめ・・・やめ・・・アッー」
風邪で力がないらないロイはサーボスカルのお注射を食らう羽目になりました

ジョージ「助かりましたミス・グリムナー 私も自分のいた世界から薬を持ってこようとしたのですが 止められてしまいまして」
と 改造人間になったためか 風邪をひく気配がないジョージが医療品をもって病棟に向かっている

アンジェロ「さすがに飲み薬に水銀が混じっている薬を薬と呼んでいいのか・・・」
ナムサン 産業革命時代の薬は独と同義だ

アキレス「ていうかさ イムカタンの世界の薬ならどんな病気でも一発なんじゃない?」
とアキレスが質問するが 実際どうなんでしょ?
351四五六 七八{賽印流忍術}[sage] 投稿日:20/01/26(日)22:52:39 ID:KcM [1/1回]
>>348
「ポカリー、ポカリいかがっすかー」

そんな中、マスクにクーラーボックス装備の忍者ガール七八
実に他人事めいて、しかし掻き入れ時だとポカリなり桃缶なり梅干、長葱なんかを売り捌くのであった
尚、風邪を感染されて後日寝込むことになるのだがそれはまた別のお話

//1レスだけすみませんっ!
352 : イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/26(日)23:06:02 ID:9MD [4/6回]
>>350

「ジョージ、君の努力と好意は評価するがそれはそれとして止めておけ」

 イムカも水銀毒によるアレしてコレしてなど見たくはない。
 ここら辺はアンジェロと意見を一致させるところだ。

「アキレス、私の世界では臣民に疫病が蔓延った場合は多くの場合、殺処分が妥当とされる」

 ナムサン!一部の遺伝子技術やら延命技術は飛びぬけているが、
 人の生命を一顧だにしない体制では医療分野の発展などお察しだ。

【戦争における外傷に対してはサイバネ/再生医療があるが、病気に対しては一部の特権階級以外の扱いは悲惨なものだ】

「スクラップヤードが所詮は集落的な小世界であるがゆえの脆弱さだ。
 早急にどうこう出来得るものでもないし、そういった環境だとして共生するほかあるまい。
 むろん、出来得る限りの対応はすべきだがな」

 ここで七八がポカリだのネギ、梅干しだのを配っているのを見て、

「ある程度は薬品や点滴は使うが、集落ゆえに自然治癒力に頼るところも大だ。
 通常なら滋養のある食事なども選択肢に入るのだが…」

 ここで寝込んでいる伍長殿に目線。こういう時に肝心のメシ係がぶっ倒れている。うーむ、ダメージ。
353かぶり[sage] 投稿日:20/01/26(日)23:17:44 ID:6Bb [4/5回]
>>351-352
ジョージ「ミス・四五六 箱の中身をすべて売っていただけないでしょうか?」

商魂たくましくy売り子をしている四五六にブルジョアジョージの買い占めが発動
輝く金貨を数枚握らせる そうして得た物資は病人たちに無償で引き渡されることとなった

アキレス「・・・・それ イムカタンみたいな将校様も含むってこと?」
なんともな返答に言葉を失うアキレス サツバツ!!

アキレス「そうだ スプロールの薬・・・ごめん何でもない」

ギガースが薪束を担いでやってくる こいつも半裸なのに風邪をひく気配がなかった 種族が違うから?
テントの中は薪ストーブがガンガン炊かれ ヤカンがひっきりなしに湯気を放出していた

ヤカンの水の交換はアキレスの仕事である

ロイ「飯・・・飯作らn・・・」
アンジェロ「いいから寝ててください あなたのような頑丈な人ほどこじらせると危ないんですから!!」

イムカの言葉にロイがふらふら起きかけて アンジェロに寝かされる 労働が髄までしみついていやがるぜ

アンジェロ「最悪エネルギーグリスも選択肢に入れかねないですね その他もろもろは危険ですが栄養価も消化もいい」
ジョージ「えと・・・私が作りましょうか?」

なおイギリス飯
354イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/26(日)23:29:06 ID:9MD [5/6回]
>>353

「ジョージ、君の食事は栄養価的に疑問点が多い。やめておけ」

 イムカはイギリス飯もマズさに対する理解は皆無であるが、
 産業革命期の貴族様のおつくりになりそうなメシなどお察しなのでアレだアレ。

「ふむ、任務に対する姿勢は見事だが、今回は休んだほうがいいな」

 イムカがロイを見る目は、こりゃ出世させるよりやっぱ使いやすいままに限界まで働かせたい駒だわと、
 結構、ひっどいことを考えてそうなシロモノであったそうな。

「仕方あるまい」

 イムカは少し考えてから、席を立つ。
 長い金糸の髪を束ねて、その辺にあったひよこエプロンを装備。

「私がやろう」

 ここでおそらくは最も被害にあったであろうアキレス君の反応が注目される。
 一時、イムカ飯によってアキレスとついでにベティ(アキレスの食への意識消失によりごはんのグレードがアレになった)は
 効率のみ重視のとっても悲しい食文化消失を味わったのだ!!
355かぶり[sage] 投稿日:20/01/26(日)23:42:11 ID:6Bb [5/5回]
>>354
なお ジョージに付き従う家臣団には ロイ顔負けのシェフもいるわけだが
こんなパンデミック地域に連れてくるわけにはいかないと セバスチャン以下 全員元居た世界でお留守番である

アキレス「とりあえずこれでも食べて落ち着いて」
とモモ缶をロイの口に押し込んで拘束していると イムカの口から出てきた飛んでも発言

アキレス「」
ごく自然な動作で立ち上がると 何事もなかったかのように それが当然と言わんばかりの挙動で医療テントを出ようとする
怪しまれてはいけない 常に堂々と 悠然とイムカの料理から逃げようとする

ちなみにベティちゃんは風邪をうつされてはいけないと宿のアキレスの自室の中で1人謎石遊びをしていた

ベティちゃんの食文化は アキレスが逃げられるかどうかにかかっている
アキレスは逃亡を開始 その結果は・・・?

あ ジョージはグロ缶詰で自らの食事の準備をし始めました
356イムカ・グリムナー{最善への希求[] 投稿日:20/01/26(日)23:58:06 ID:9MD [6/6回]
>>355

「さて、手伝いが欲しいところだな。というわけで助手となれ」

 無表情かつモンドムヨーにアキレスの肩がガシっと掴まれる。
 ナムサン!被害者であるのみならず、これから起こるであろうアレの片棒を担げというのか!!

「一番の味見役にもなれるぞ。よかったな」

【無情!】

 ------------
【いむかのお料理教室】

「主旨は速やかに滋養を摂取させることだ。それ以外にはない」

 寸胴鍋の前で半眼無表情なイムカがそんなことを淡々と言っているのだから、
 もはやギャグの領域に足を突っ込んでいる。なお、被害には目をつぶる。

「内臓の働きも弱っていることだろう。うどんにする。アキレス、麺を伸ばせ。つなぎは玉子を使え」

 をを、意外と人間的だぞ。もしかするとイムカも色々なアレコレで多少は料理に感心をば?

「煮アワビ、雉肉、キノコ、干し魚、キノコを煮込んで汁を取る。
 胃が弱ってることだから、具にはせずに全て汁に煮溶かす。伍長が色々仕入れてたおかげだな。不自由がない」

 いろんな。ほんとーにいろんな人達がこの政治将校殿に食事のなんたるかを教えようと無駄な努力をしたものです。ついにむくわれたのk

「最後にエネルギーグリス大量投入。これで完成だ」

 どぼどぼどぼと無慈悲に投入されるエネルギーグリス。これで全て台無しだ☆彡

【食べた人、全ての表情が死ぬという味への関心がボッロボロになる栄養価満点かつ医食同源メシの誕生だ!】 
【さっそく配布+味見としてアキレスの口に(強制)投入DA!】
357 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/27(月)00:08:52 ID:iOg [1/1回]
>>356
アキレス「ギャー」
ナムサン 当然のごとく肩を捕まれ連衡されるアキレス ブッダは寝ているのだろう

~それからどうした~
アキレス「たまご入れたらそれもう中華麺じゃ・・・ハイヨロコンデー」
生地にビニールかぶせてあんよで踏み踏み うどんはコシだ大事

アキレス「あれ おかしいなイムカタンがまともに料理を・・・」
ぐっつぐつに煮込み 何もかも溶かす勢いで深い味わいの出汁ができました

アキレス「さぁ完s」
どぼどぼどぼどとぶち込まれるエネルギーグリス そうだね イムカ飯だね

そして口の中にぶち込まれるイムカ飯 滋養に満ち溢れた味だというのに なぜだろう 食への関心がなくなっていく

~そんでもって?~
患者「もぐ・・・モグ・・・」
患者「食べたら寝る・・・食べたら寝る・・・」
患者「月月火水木金金・・・」

皆様の目からハイライトが消える まるで機械のようにおとなしくベッドで休む患者の皆様

ロイ「いや・・・さっきのモモ缶で腹いっぱいだからそこに置いといてくれ」
唯一その前にモモ缶食ってたロイだけがその惨状を免れる結果となった

こうしてイムカの飯のおかげか パンデミックは終息に向かっていくことだろう
どういった結果であれ

そしてどんな二次被害が出るか それはまた別のお話・・・

//〆
358かぶり[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:21:23 ID:aFI [1/5回]
【狭間のスクラップヤード】
節分である

いや リアルではあと数日の猶予があるが 
こういうのはたいていタイムリーなタイミングでロールできないので今節分である

ロイ「というわけで俺たちは鬼役である」
先日のパンデミックも無事終息し 元気になったロイが同じく鬼役に言う

ロイ「相手は子供だ ぶつけられる豆が痛かろうと寛大な心で対応してやってくれ
   抵抗はウレタンで作った金棒でのみ許可する 以上 諸君の健闘を祈る」

鬼役に抜擢された皆様は鬼っぽい衣装
(肌を覆うタイプの原色カラータイツにトラ柄パンツ 原色アフロかつらに鬼の角カチューシャ)
を装着しているわけだが 果たしてどんな輩が揃ったのだろう?
359ユノ・ダルク[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:29:57 ID:Tlb [1/4回]
>>358
「私は、鬼ってよりラスボス…」
「むぅ、まぁ…いいっすけどー…」

渋々しかしご飯を頂いているロイの言葉に逆らう事など出来はしない
更に言えばトレーニングなども終わった後だ、特にする事がないのも事実

「…えーっと、これを着るんっすね」

よいしょと袖を通したのは紫ボディスーツ、白虎柄のタオルめいた衣服
ウィッグは無しで直接小鬼カチューシャを着ける

「…武器は持った方がいいんっすかね、無い方がやり易いんっすけど」

尚ウレタン棍棒は持たせた方がいいだろう、暴力的な意味で
360 : セニャーレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:32:22 ID:bP0 [1/4回]
>>358
「とりっくおあとりーとぉ!」

狼の耳と尾と眼を有するソフトドレッドの長身亜人が何か勘違いを抱えたままエントリーである。
元々、獣の皮を剥いで作った原始的な服を着用する人種であった為、然程格好に違和感はない。
んで動き難いとタイツ部分が既に無残な事となり蛮族感マシマシになっておるようだ。

「わるいこはいねーがぁっ!」

解釈がイベントのごった煮になっているが仕事はしてくれるだろう。多分。
361 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:32:58 ID:Kef [1/4回]
>>358
「今回俺ちゃんは見学だ。若い命を散らしてもいいんなら話は別だが」
あったかい炬燵にずっぽり入り、顎を乗せたソーマタージは宣言。
流石に自分がどんな人間かは分かっている。ここで袋叩きに遭うのは避けたいらしい。

「なので適任者に任せた。人材派遣のセンスもグンバツだな」
片手で指すのは、青い中華服に白い面、その上から更に鬼のお面を被ったマンジュシャゲ。

『……まあ、やれるだけはやるさ』
ノイズ混じりの中性的な声。ウレタン製の金棒は、鍛錬を欠かさぬ彼女からすれば玩具にも等しい手触りである。 実際オモチャみたいなもんだし。
数度素振りをして具合を確認。炬燵で船を漕ぐ死人の少女とソーマタージを一瞥し、バッチコイと身構えた。

『こういう行事は初めてなんだが、何をすればいい。発破か?』
362かぶり[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:39:49 ID:aFI [2/5回]
>>359
ロイ「お前はラスボスパワーで子供をぶん殴るのか?」
ジト目

ロイ「ただの遊びのようなもんだ 全力を出す必要がないんだからやりづらくても問題ないだろう?」

>>360
人選間違ったかな? とため息一つ まぁ多分大丈夫だろう

>>361
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
なおコタツには先客がいた まんまるウリ坊のもふろうが鼻だけ外に出してコタツに埋まっていた

ロイ「適当に相手してやればいい そのおもちゃで軽くどついてやればいいさ やりすぎて泣かさない程度にな」

>>全員対象
さて 今頃アキレスが子供たちをけしかけてくる頃でしょう 適当に待機しているようにと告げてロイは離れていった
恵方巻ロールケーキの準備である

さて しばし後 数人の子供たちが一行を発見 かわいらしい声でおにわーそとと掛け声高らかに豆を投げつけ
キャーキャー言いながら鬼から逃げようとするだろう
363ユノ・ダルク[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:46:06 ID:Tlb [2/4回]
>>362
「むむっ、ど、努力しますっす…!」

ある意味でそういう手心が、全力よりもニガテなのだ
そういう面ではいい修練となるであろう、ラスボスパワーを小出しにする為の

さてはてそうして?

「…雲手抱月!!!!」

目指し飛び交う豆の弾丸、片っ端からぺちぺちぺちぺち叩き落とす紫鬼!
なんたる防御率か!しかも徐々にジリジリと子供たちへ距離を縮めているぞ!コワイ!
尚、当然背後はガラ空きである
364 : セニャーレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:47:53 ID:bP0 [2/4回]
>>362
「オレサマ オマエラ マルカジリィィィィイッ!」

セニャーレは子供らを見つけるや否や四つん這いになったかと思うと、
そのままガサガサと音が立ちそうなキモイ這いずりで蠢きだす。

「ゲヒャハハハッ!」

最早、鬼よか牛鬼めいている。
狩りの時の癖が出ているらしく、子供らを囲むようにして大きくその周囲を這いずり回る!
365 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)22:53:58 ID:Kef [2/4回]
>>362
「殺すなよ。お得意のコッポドーで。性癖も歪めるなよ」
枕になるかな?ともふろうを少女の頭の下に敷こうとしながらの野次であったとさ。


『……?』
はてさて本番。ボンヤリと金棒と子供たちを交互に見つめる。そしてすっこんでしまったロイの言葉。
要するに鍛錬だな。と、単純な頭は彼女のいつも通りの答えを導き出す。
感心感心と一人で小さく頷く。棒術、ましてや片手剣じみた物は扱い慣れていないが、素人でもない───

『───ちょ、ちょっと待て!飛び道具は反則だろ!』
ペチペチビシビシと当たる豆!痛くはないが面食らう!遊びとは言え逃げられて若干傷付く!
なんとなく趣旨が分かってきた。抵抗し続ければいいという事だろう。ならばやる事は分かる。

『性根を治してやる!』
凛とした宣言!逃げ惑う子供たちの中でも一番足が遅い者を狙い、金棒を振り回して追いかける!
大人と子供だ、すぐに追い付くと思うだろうがそうは問屋が下さない。子供が疲れてペースが落ちるまで追いかける気だ!大人気なく!
366かぶり[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:03:07 ID:aFI [3/5回]
>>363-365
卑怯も何も節分というのはこういうものである
投げつけられた豆は当たったり当たらなかったり叩き落されたりであまり効果はなく

三者三様に子供たちを追いかけまわしにかかる鬼たち

子供たちとの距離が着々と狭まっていく

???「つり出しに成功」
???「引き離しすぎるなよ」
???「殲滅領域まで3 2 1 」

ガバッ と周りのスクラップ山の頂上が開く 否 かぶせてあったベニヤが開いたに過ぎない
そして10人ほどのお子様たちが出てきて一行を取り囲む

???「ターゲットが殺し間に入った やれ」

子供たち「おにわーそと!! おにわーそと!!」
先ほどとは違う 360度 全方位から浴びせられるおまめさん
一行は十字砲火を受けることになってしまったわけだが 別にダメージは微々たるものであるので念のため

ちなもふろうは少女の枕にされておててプルプルさせていた
367ユノ・ダルク[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:08:45 ID:Tlb [3/4回]
>>366
「よぉし、もうちょっと…!」
「…!?な、き、奇襲っ…!?」

両手をまるでハイドラの無数の鎌首めいて可動させ、鞭打の結界を形成しつつ突き進むユノ
もう一息で子供達を間合いに捉えいざ反撃をとしたその矢先!
四方八方より降り頻るお豆の雨嵐!裂帛の颶風!

「きゃー!?痛い痛い、まって服の中に入ったっす気持ち悪い痛たた!!」

割と本気でやっていたにも拘らず無論数と策を前には勝てるはずもなく
縮こまって蹲り防御体勢!首筋からピッチリボディスーツの中に幾つかの豆が侵入し表皮を撫でる、こそばゆい!
368セニャーレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:11:08 ID:bP0 [3/4回]
>>366
「をーなんと…あ、じゃなかった……グワァァァァアー!」

狩人的観点から中々の優秀な作戦に感心してしまうセニャーレ。
将来が楽しみだねえと思いながら13歳はひっくり返って手足を痙攣させる。

「コ、コレデカッタト オモウナヨォォォ…がくっ」

びたーん、と手足を地面になげうって微動だにしなくなった。
369 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:13:54 ID:Kef [3/4回]
>>368
『誰も逃げ場は無いぞ!』
悪役じみた台詞を吐いて追いかける!追いかける!死の猟犬の如く!鬼だけど。
間合いは十分。後は子供がバテるまで待つだけ。───果たしてそれは油断と言えたのだろうか。

「寝るんなら部屋まで……オイオイオイ、誰だガキにあんなの教えたの」
もふろうには目も向けないソーマタージ。ナムアミダブツ!
それはそれとして、視界の端で起こる面白そうな事には若干意識が向き、ますますもふろうを鑑みる事は無くなった。まあ平気そうだしね。

『十字砲火(クロスファイア)……!』
ペチペチペチペチペチペチペチペチと身体に叩きつけられる豆、豆、豆!
おおよそ子供らしからぬ戦法だ。自然に覚える遊びでもあるまい。けれども、

『ヤ!ラ!レ!ターッ!』
他の二人を見て空気を読むぐらいは出来た。過剰なまでに悲鳴を上げ、倒れ込むのであった。
『しかし……誰に教わった?いいやり方じゃないか』
370かぶり[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:24:37 ID:aFI [4/5回]
>>367-369
???「殲滅を確認」
???「撤収 本部で玉を補給 ポイント3-6-0に移動 指示を待て」
???「了解」

子供たちが引いていく 整然と 音もなく まるで何事もなかったかのように静寂が戻った

そして遠くに聞こえる悲鳴 共に鬼役を仰せつかった大人たちが殲滅されていく
ほどなくして鬼たちは殲滅され 戦いは終わった

~それからどうした~
ロイ「ロールケーキを配っている間に聞いてみたんだが どこぞの政治将校が絡んでいるらしい
   戦術のイロハをたたき込んで効率よく敵を倒セル用にしてくれたんだと 災難だったな」
といってロイはソーマタージのコタツにロールケーキを置いていく

食用の炭パウダーを練り込んだ真っ黒スポンジケーキにホイップクリームとフルーツを仕込んだ恵方巻風味だ コーヒーも一緒にどうぞ

ロイ「何はともあれお疲れさん 恵方巻食おうぜ」
371 : ユノ・ダルク[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:29:38 ID:Tlb [4/4回]
>>370
「むぅ…先に言って欲かったっすそういうの…」

うつ伏せにぶべーんと倒れ顔だけで向き直りながら
落ちた豆をぽりっと食べる。美味しい

「あーもー、酷い目にあったっす」

豆だらけ、とスーツを脱ぎ捨てお着替えだ。そこら辺の情緒の一切が皆無である
そうして炬燵にエントリー、お楽しみのおやつタイム!

「わーい、お腹空いたっす」
「いっただっきまーす!」

実際豆を投げる側でもよかったのではないかと思わなくもない
ともあれロールケーキを手に取り、がぶりと大口でいこうとあんぐり開く
372 : セニャーレ◆</b></b>AaNrqSY5ys<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:31:39 ID:bP0 [4/4回]
>>370
「なにそれこわい」

もっしゃもっしゃと口いっぱいにケーキを頬張りつつ狩人。

「あ、豆食べなきゃ、数え年ぶんだっけ?」

ひの、ふの、みーとブチ当てられた際に密かに回収していた豆をカツラから取り出し数える。

「今年の恵方の方角って誰か知ってるー?」

ちょいと食べるものを間違っているが概ね節分を理解している、いるか?
373 : マンジュシャゲ ◆</b></b>P2bEA4mHeU<b>[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:34:14 ID:Kef [4/4回]
>>370
「アー……あの将校さん」
納得。とひとりごちてロールケーキを口に運ぶマンジュシャゲ。晒した素顔はどうにもバツの悪そうな。
「まあ、子供が勝手にあんな戦略取る訳ないよね。いくら越境者でも」
「あの将校さん、正直ちょっと怖いからニガテで……。内緒でお願いね?少しケーキ分けてあげるから」

「今年の方角はどっちだ」
少女を部屋に戻してきたソーマタージ。わざとらしく肩を抱きながら炬燵に潜り込み、コーヒーだけ貰うのであった。
「いくら俺様でも、性的な冗談を言っていい時と言っちゃダメな時は分かる。つまり、今は言わなきゃいけないって時だ」
374 : かぶり[sage] 投稿日:20/01/28(火)23:43:01 ID:aFI [5/5回]
>>全員対象
ロイ「すまんな 俺もさっき知ったんだ」
と肩をすくめコーヒーを配っていく

ロイ「今年は西南西らしい あと豆は一度に口に放り込まなきゃ意味がないらしいぞ」
こうして寒空の中 コタツに入ってコーヒーいただきつつ恵方巻にかじりつく一行であった

ロイ「んでお前はお口チャックマンだ」
ソーマタージの口の中にも恵方巻を突っ込みながらね★

//sime


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