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1 : ◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/18(土)07:26:17 ID:Vlb [1/2回]
舞台はガラル地方。
ポケモンと人間が力を合わせて、共に暮らす。
この地方では今日も人々がポケモンを戦わせたり、一緒に仕事したり、余暇を過ごしたり…
自然豊かなワイルドエリアではポケモンが巨大化するスポットも。
一方街では音楽やファッション、グルメからスタジアム戦まで娯楽に富んでいる。
この土地で何をするかは、君の自由だ。

※こちらはロールスレとなります。

全体マップ一覧↓
https://game8.jp/pokemon-sword-shield/299777


キャラ一覧
https://w.atwiki.jp/openpokemon/?page=%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7%28%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%AB%29

本スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1579141653

【スレ規約※必読】
・オリポケ禁止。
・ガラル未登場ポケは可。
・既存版権キャラ禁止。
・ポケモンなりきりはバトルが非常に長期化しやすいです。バトル形式は要相談。
・基本的には3on3、一本先取、タイマンの内のいずれかから選ぶ。
・ダイマックス等の使えるスタジアム戦は専用のスタジアムでのみ行う事。
・禁伝、幻、準伝UB、メガシンカ、Z技、マックスレイドバトル等はイベントでのみ扱う事。
・各種18禁描写は事前に許可を取ること。
2ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/18(土)21:08:38 ID:Vlb [2/2回]
ガラルの冬はどんよりと曇り、いまいち締まりの悪い肌寒さが堪える。
湖畔でポケモンを抱きかかえた少年が、枯れ木を集めて焚き火の容易をしていた。

「メラルバ、ひのこ」

「モスモス」
 
焚き火に乗せたアルミ鍋はすぐに沸騰し、沸かした湯にきのみを幾つか入れる。
マゴの実をメインに、フィラの実とイアの実を少し。甘くも辛酸っぱいスープに仕立て上がるだろう。
湖畔に、風味豊かな煙が漂い始める。

「……クレェ……」

「…ん?メラルバ何か言った?」

「モスン?」

「ええ…何の鳴き声だろう」

「クレェーーーッ!!」

「うひゃああ!?」

冬の牧歌的なキャンプの雰囲気は一瞬にしてぶち壊しにされる事となる。
異常な鳴き声のヨクバリスがスープ目掛けて突進してきたのだ。
慌てて鍋を持って逃げる少年。しかしヨクバリスはホーミングミサイルのようにしつこく追跡してくる。
3カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)14:37:19 ID:3xL [1/7回]
>>2

ワイルドエリアでのキャンプは宿無しのトレーナーや別の街へと行く途中での野宿としてもよく活用されている。
そして今日エンジンシティへと向かう目的の為にワイルドエリアを闊歩中にそんな現場を目撃するのだった。

「あれは……」

鍋を持って逃げる少年にそれを追うヨクバリス。まぁワイルドエリアでは度々見かける光景ではある……だがここ最近ガラル地方に来たばかりであるカレナにとっては初めての光景だった。

「…………出てきて、アーマーガア」

『――――クロォクッ!!』

刹那、ジュリアンとヨクバリスの間に黒い巨大な影が割って入ることだろう。
そしてそれはヨクバリスを威嚇するかのように大きく翼を広げて。

「君、大丈夫?あのヨクバリスは……そのスープ目当て?」
4ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)15:32:37 ID:5NG [1/6回]
>>3

「はぁはぁ……そ、そうみたい…ありがとうお姉ちゃん……」

ヨクバリスの涎は白く泡を吹いていて、目は血走り焦点が合っていない。
青筋を浮かせ欲望で我を忘れているのがありありと伺える。

「クレッ……クレクレッ……ヒヒッ、キキキッ、ヨコセッ……ヒ…ヒ…」

「ヒヒーーーーッ!!!!」

奇声を上げながらボコボコと自分の腹を太鼓のように殴り出し、自らボルテージを上げている。
しかし尻尾からオボンを取り出して、体力自体は回復。
野生にしては妙に知性を感じさせるコンボがまた不気味である。

「な、何か喋ってない?あのヨクバリス……気味悪いなあ……」

震えるメラルバを抱きかかえ、取り敢えず戦闘はアーマーガアに任せる事にした。

「クレェェッ!!!!」

そのままヨクバリスは砂塵を上げて空中へ飛び上がった。
これは……アーマーガア目掛けてボディプレスを叩きこもうとしている!
5カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)16:07:13 ID:3xL [2/7回]
>>4

「あそこまで荒ぶってるヨクバリスを見るのは初めてかも……油断しないで、アーマーガア」

『クロォッ!』

アーマーガアに続きカレナもジュリアンの前へと立てばアーマーガアに指示を出しやすい、いわゆるポケモンバトルの立ち位置へと移動して。
ヨクバリスははらだいこで攻撃を高めようとしている、だがわざわざそれに手をこまねいて見ているこちらでもない。

『そっちがそれなら…アーマーガア、てっぺき!』

全身の羽毛を硬質化させ防御力を高めて相手の攻撃へと備える。日に反射して艶々と輝くその毛並みはその防御力の高さをありありと体現していると言えるだろう。

『クロォォッ!!』

バサリと翼をはためかせ空へと羽ばたき、後方へと飛んだのならヨクバリスのボディプレスを見事に回避して。

「アーマーガア、今…ボディプレス」

そうして繰り出すのは上空からの勢いをつけたボディプレス。事前にてっぺきを積んでいたこともあり、その威力は通常よりも上昇していることだろう。
6ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)16:46:23 ID:5NG [2/6回]
>>5
上空から妖艶なポーズで叩き付けたヨクバリスの豊満ボデー。
しかしアーマーガアには見事にスルーされ、ブヨブヨの脂肪は地面へと叩き付けられる。
それでも地面に亀裂が走るあたり、はらだいこの危険な威力を物語っている。

「ギ…ギギギ…」

脂汗を浮かせて憤るヨクバリスに、硬くもしなやかなアーマーガアの、弾丸のようなボディプレスが直撃する!

「グエーーーッ!!!」

ポケモンの鳴き声とは、というかこの世の物とは思えない鳴き声を出すヨクバリス。
しかし…その手が苦し紛れにアーマーガアの脚を掴んだ。

「っ!お姉ちゃん!気をつけて!しっぺ返しだ!」

ふと声を上げた少年の予想は、見事に的中していた。
落ちた瞬間の接触を見逃さず、デスロールに巻き込んでもみくちゃになろうとしている。

「キイイイーーーッ!!!」

飛び散る脂汗と奇声があまりにも見苦しく、あまりの往生際の悪さに人間臭さすら覚える。
7カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)17:45:33 ID:3xL [3/7回]
>>6

「決まった…!」

おうむ返しとばかりにボディプレスは見事に命中、効果は抜群なはずでダメージはそこそこ入ったはずだ。だがそこにヨクバリスの反撃が入る。

「なっ…アーマーガアっ!」

『クロッ!?クロァァっ!!』

脚を掴まれ、不意のことにアーマーガアも反応が一歩遅れる。だがそれでも狼狽えることはないのがさすがアーマーガアといったところだろうか。
ヨクバリスのしっぺ返し、まるで身体を巻き込むようにして回転するそれにアーマーガア自身もその回転に合わせて身体を動かしてそのダメージを抑えようとする。

『クロォォァァッッ!!』

そして隙をついて身体を大きく暴れさせてヨクバリスのそれから逃れたのならば空中へと一旦避難。
てっぺきでの防御上昇があるとはいえはらだいこ後でのそのしっぺ返しは響いている、だがまだ戦えないわけではない。アーマーガアの自慢の防御力あってのその耐久だろう。

「向こうもボディプレスで相当削れてるはず…ここで終わらせるよ、はがねのつばさっ!!」

硬質化した翼を大きく広げてヨクバリスへと吶喊。その翼は確実にヨクバリスを捉えてその一撃を加えようと迫り来る。

//返信遅れて申し訳ありません…!
8ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)18:59:52 ID:5NG [3/6回]
>>7

『へ……へへ……ネーチャン中々やるやんけ……ゴバーッ!』

散々狼藉を働いたヨクバリスであったが、しっぺ返しに続く技を出せる程の体力は残っていなかったようだ。
鋼の翼をあっさりみぞおちに食らい、そのままダウンとなった。

「……やっぱり喋った!?お姉ちゃん、このヨクバリス喋ったよ!」

死期を悟るような目で曇天を見上げるヨクバリス。
例に漏れず彼の周りにはきのみが幾つか転がっていたが、どれも貧相で、美味しくなさそうなきのみばかりである。

『モッモッ、モスス』

『終いや……ワイらはもう終いや……トレーナーが根こそぎ取ってってもうて、野生のワイらはロクなきのみ食ってへんのや……目の前であんな美味そうな料理されて耐えられるかいボケ……』

エスパータイプのポケモンがサイコパワーで会話する事は珍しくないが、喋るヨクバリスというのは実に珍しいものであった。
彼は生気を失った表情で、世知辛い内情をふつふつと打ち明けていた。

「……お姉ちゃん、なんかこのヨクバリス可哀相になってきた……やっぱりスープあげてもいい?」

//此方も遅れ気味ですので、お気遣いなく……
9カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)19:44:32 ID:3xL [4/7回]
>>8

「ひっ…」

『クロォ?』

間違いない、今度は明確に人語を話した。隣に戻ってきたアーマーガアの後ろに隠れて頭だけを出して様子を伺う。
喋るニャースの噂を一時期少しだけ耳にしたことがあるが、喋るヨクバリスというのは初めてでその不気味さはなかなかのもの。

「……だとしても、人のものを取ったら泥棒。どんな事情があったとしてもそれはだめ」

とりあえずこのヨクバリスにも事情があるということがわかった。だがそれでも今回のこれを見逃せる、というわけにはいかない。
だが人間がその原因になったことも事実、少し罪悪感も湧くが……

「そのスープを作ったのは私じゃないし、それは君の勝手」

//そう言っていただけると助かります…ありがとうございます…!
10ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)20:10:38 ID:5NG [4/6回]
>>9

暫くして…再び焚き火で温めたその甘辛いスープ。
増えた人数分の量を用意し、戦いで傷ついた両者にも振る舞う。

「このマゴの実、ターフタウンの畑で作ってるやつだから、野生の木の実とはちょっと違うかもしれないけど…」

『レロレロレロレロ!!!ジュボズル!!ジュボズルズル!!ジュボジュボ!!ジュルルルルルルルルル!!!!!!!!』

ヨクバリスは皿のスープはまたたく間に食べ尽くし、鍋に頭を突っ込んで底までスープを舐め回していた。

「…まあ、気に入ったみたいだね」

『モスモ』

「お姉ちゃんさっきはありがとう、たぶんメラルバにはちょっと…いろいろと手強い相手だったと思うから…」

『モス』

とはいえヨクバリスとは和解できたようであるし、栄養満点のスープが両者の体力も回復していくだろう。

「それにさ、みんなで食べた方が美味しいよね……お姉ちゃん、トレーナーでしょ?この辺のポケモンだとそのアーマーガアじゃ楽勝すぎない?」
11カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[sage] 投稿日:20/01/19(日)20:28:01 ID:3xL [5/7回]
>>10

「ん…わざわざ悪いね、私たちの分まで…」

『クルォクっ!』

そのまま流れる形で自分たちもスープを貰えばアーマーガアも喜んでいるらしく美味しそうにスープを頂いている。
一方問題のヨクバリスは……

「すごい食べっぷり…」

相当空腹だったのかものすごい勢いで食べている。ジュリアンの説明も聞いていないらしく夢中で底の底まで食べ尽くして。
あの量をあっさりと食べ尽くすのは流石というべきか。

「ん、別に…困ったときはお互い様って言うし…バトルの肩慣らしにもなったから」
「うん、トレーナー。エンジンシティに向かう途中だったの、ジムチャレンジの開会式があるって聞いたから見に行こうと思ってて」

ジムチャレンジに挑戦…はまだ早いだろう。まずはこのガラルの地を回ってみるのも良い。ただガラル地方のジムリーダーやチャンピオンをこの目で見れるとなれば行かないわけにはいかないと。
12ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)20:54:11 ID:5NG [5/6回]
>>11

『もう無いんか!?』

「それで全部だよ」

『ゲプッ、まあええわ、今回は許したるわ!』

鍋はスープの雫一滴も残らず空っぽになり、代わりにヨクバリスの唾液だけがぬらぬらと輝いていた。
……少年はこれを洗わねばならないのだろうか。

「ジムチャレンジか、僕もいつか挑戦したいな…メラルバも育てたいし…」

『モースー』

「確か、ジムリーダーとかも全員集まるんだよね。開会式」

『ワイは前の開会式見たことあるで、強そうなトレーナーよくばりセットって感じやったな』

ジムリーダーが一挙に見れる機会というのは、そうそうあるものでは無い。
各地のスタジアムでこそジム挑戦者との戦いは見れるものの、難易度の高い地方になると数ヶ月ぶりのジム突破者なども珍しくはないからだ。

「……決めた!僕もエンジンシティ行く」

少年は、すくっと立ち上がり、キャンプの荷物をまとめ始めた。
13 : カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[] 投稿日:20/01/19(日)21:17:54 ID:3xL [6/7回]
>>12

「私も、いつかはチャレンジしようと思ってる。そしていずれは……」

チャンピオンを目指すなんてまだ自分には烏滸がましい。だからまずはジムリーダーとなって実力をつけて――――
ここガラルのジムリーダーは特に実力者の中の実力者。そんな強者を生で見るのはいい経験になるはずだ。

「そう、メジャーリーグのジムリーダーが一堂に集う。こんな機会そうそうない」

生でしか分からない感覚というものもある。そしてポケモンバトルでは時にそういう感覚が勝負を分けることもあるのだ。
そういう感覚を養う意味でも強者のポケモンバトルというのは非常に見応えがあるものと言える。

「君も?……それなら道は一緒だね、私はカレナ。実はホウエン地方から最近ここガラルに来たんだ」
14ジュリアン◆</b></b>YSSnxel3mw<b>[] 投稿日:20/01/19(日)21:44:36 ID:5NG [6/6回]
「よろしくカレナさん。僕はジュリアン。地元出身だよ」

あのキャンプ道具がどこに入ったのかと思うほど小さなリュックに、荷物をまとめ上げる。
上は着込んでいるが下はこの寒さにも関わらずたんぱんで、膝小僧の砂を落として旅路に付く。
少年曰く、たんぱんはガラルの男の子の正装らしい。

『。。。(この育ち良さそうなボウズに付いてけば食うには困らんかもしれへんな)』

『……ヨッシャ!ワイも人間の街で仕事探すで!ビール売りのバイト位あるやろ!』

かくして、エンジンシティに向かう二人にしれっと付いていくヨクバリスが居たのであった。

//このあたりで〆とします、お疲れ様でした
15 : カレナ◆</b></b>zSCxg96N3Q<b>[] 投稿日:20/01/19(日)21:59:08 ID:3xL [7/7回]
>>14
//綺麗に〆て頂いたのでこちらも〆で…!ロールありがとうございました!!


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